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経済建設常任委員会 令和3年3月1日(月)(1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年7月7日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(岡君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:00)
1付託案件の審査、(1)議案第7号 江別市花き・野菜栽培技術指導センター条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

農業振興課長:第1回定例会に上程されました議案第7号 江別市花き・野菜栽培技術指導センター条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
資料1ページを御覧願います。
初めに、改正の理由でありますが、江別市花き・野菜栽培技術指導センターは、特色ある花卉及び野菜の栽培技術に関する江別市の拠点として研究・指導等を行い、花卉及び野菜に係る園芸の普及推進及び農業の振興を図ることを目的に設置され、市が出資する団体である株式会社フラワーテクニカえべつが運営しております。
当施設の栽培棟は、地域の農業者に花卉苗、野菜苗を安定的に供給するための育苗施設として活用されてきましたが、今般、株式会社フラワーテクニカえべつから、野菜苗等のさらなる安定生産を図るため、今後の施設整備等を主体的に行う必要があることから、栽培棟の移管に関する要望がありました。
当施設から供給される苗は、市内の主要な品目の約7割を占めるまでになっており、近年、収穫量が全道一になっているブロッコリーやレタスの産地化に貢献するなど、苗の安定供給は当市の野菜類の生産に欠かせないものになっております。
今後、効果的な施設整備や生産体制の強化を図ることにより、安定的に花卉苗、野菜苗の供給を行うことは、当市の農業振興に大きく寄与することから、栽培棟を株式会社フラワーテクニカえべつに移管するため、所要の改正を行おうとするものであります。
次に、資料2ページを御覧願います。
改正の内容でありますが、別表中の栽培棟の項を削除するものであります。
なお、附則において、施行期日を令和3年4月1日とするものであります。
次に、資料3ページを御覧願います。
今回、株式会社フラワーテクニカえべつへ移管する予定の栽培棟につきましては、網かけをしております江別市所有の1号棟ハウスから4号棟ハウスとなります。
不動産鑑定士に査定を依頼したところ、評価額として記載のとおり資産価値があったことから、株式会社フラワーテクニカえべつへの随意契約による売却を予定しております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

島田君:教えていただきたいと思いますけれども、栽培棟を株式会社フラワーテクニカえべつに移管することによって指定管理料は減額になりますか。

農業振興課長:当施設においては、指定管理者制度を導入しておりまして、この1号棟ハウスから4号棟ハウスについても、指定管理の対象施設となっております。ですので、株式会社フラワーテクニカえべつに栽培棟を移管することによって、指定管理料も減額になる予定でございます。

島田君:資料3ページに載っている査定評価額は、それと何か関係がありますか。

農業振興課長:指定管理料は、施設の管理に関する料金ですので、また別の話で、今回、株式会社フラワーテクニカえべつに栽培棟を移管することで、どのくらいの価値があるか査定していただいたところ、約250万円でした。資産価値があったため、売却するということで、株式会社フラワーテクニカえべつと協議しているところでございます。

島田君:本当に細かいことですけれども、査定評価額については、敷地面積と何か関係しているのでしょうか。

農業振興課長:今回、土地は関係なくて、建物だけの売却になります。ですので、建物の大きさや構造等によって査定されております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

石田君:株式会社フラワーテクニカえべつにとって、今回、栽培棟を移管することによる最大のメリットは何なのでしょうか。

農業振興課長:市が栽培棟を所有している場合、例えば、一度、栽培棟を整備してしまうと、耐用年数が来るまでは、使用方法をなかなか変えられません。株式会社フラワーテクニカえべつとしては、今後、規模を拡大し、野菜ごとにハウスの対応を変えていきたいとのことです。また、耐用年数が来る前に新しい種が入った場合、優先的に大きいハウスに入れるなど、臨機応変に自分の裁量で運営できることから、今回要望が上がってきたところです。

石田君:従前、この栽培棟では、何を栽培するか、あらかじめ市に申告して、それ以外のものを栽培棟で栽培することは禁止されていたのでしょうか。

農業振興課長:栽培品目をどうするかなどの栽培計画については、市で指定しておりませんが、やはり、市の施設となると、施設整備をする際には、一定の期間が必要になりますし、大規模な工事になると、計画的に何年か先を見据えながら進めていかなければなりませんから、なかなか自由度がないところがありました。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:先ほど、栽培棟4棟を売却するということで、資料3ページにも査定評価額が記載されておりますが、土地は関係ないという御説明でした。
私も、この分野はよく分からなくて、改めてお聞きしたいのですが、江別市の財産ということで考えると、栽培棟を有償で譲渡したという理解でよろしいのか、お伺いいたします。

農業振興課長:そのとおりでございます。

干場君:江別市花き・野菜栽培技術指導センターは、減反政策の中で、それに代わる江別の農業振興を図るという意味で、平成5年辺りに設置されたものだと思います。今回、管理棟のみが残るということで、本条例の一部改正については、栽培棟に関してですが、有償で譲渡されたとしても、市としての基本的な考え方をしっかりと維持しながら関わっていくという理解でよろしいのか、伺います。

農業振興課長:今回、栽培棟につきましては、株式会社フラワーテクニカえべつに売り渡しますけれども、この施設については、単に苗を販売するだけではなくて、野菜農家・花卉農家への研修に使っていただいたり、ゴールデンウイークの時期になりますが、ガーデニングフェアを開催して、市民の皆さんに野菜や花卉の栽培に親しんでいただくなどの機能もありますことから、管理棟は、継続して市が管理していきます。
また、野菜の栽培方法につきましても、一般家庭からの様々な問合せに対応しております。また、一般の方にガーデニングに触れていただく機会を継続して確保するという意味でも、市で関与していきたいと考えているところでございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:もう少ししっかりと理解したくてお伺いしますけれども、今回、野菜苗等のさらなる安定生産を図るためという提案理由を述べられておりますが、野菜苗等の等は花卉という意味なのでしょうか。また、さらなる安定生産というのは、そういった育苗についての計画をどのようにして、要するに、さらに増やす必要性があってのことでしょうけれども、それは主にJA道央からの委託によるものなのか、その辺の計画の立て方をお聞かせください。

農業振興課長:現在、株式会社フラワーテクニカえべつで栽培している苗の供給については、JA道央からの発注があってのことですけれども、JA道央管内である千歳市、恵庭市、北広島市、江別市の5割程度は、株式会社フラワーテクニカえべつで栽培された苗が供給されています。それから、市内の苗については、7割程度が株式会社フラワーテクニカえべつから供給されております。そうした中で、やはり、この苗が高く評価されていることもありますし、年々、発注量が増えてきております。今、手元に、品種ごとにどれぐらい増やしてほしいという資料はありませんが、年間の本数でいきますと、野菜苗で約100万本が増えている状況でございます。この傾向が今後も続くと見込まれますので、安定的に供給していきたいと考えております。

高橋君:先ほど、指定管理についての質疑がありましたが、そうしますと、指定管理者として管理運営するのは、この管理棟と駐車場も含む土地なのか、教えてください。

農業振興課長:今後、指定管理者が管理するのは、管理棟、建物以外の駐車場、ハウスに行くまでの通路、共有スペースの予定でございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
経済部退室のため、暫時休憩いたします。(10:14)

※ 休憩中に、議案第7号の今後の審査方法等について協議

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:16)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第7号については、次回結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、3月1日月曜日午前10時25分より開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、2その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:16)