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経済建設常任委員会 令和2年7月17日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月1日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(岡君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:58)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(9:58)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(9:59)
1経済部所管事項、(1)報告事項、アの指定管理者の募集についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

農業振興課長:報告事項、アの指定管理者の募集につきまして御報告いたします。
資料をごらん願います。
農業振興課が所管しております江別市都市と農村の交流センターえみくるは、地域資源を活用して都市と農村との交流を促進するとともに、地域農業の振興及び農業者の健康と福祉の増進を図るための施設として、美原1445番地に設置されております。
令和3年度からの指定管理者の指定期間は4年を予定しており、公募にて選定を行う予定となっております。
なお、現在の指定管理者は、特定非営利活動法人えべつ江北まちづくり会であり、平成29年度から令和2年度までの指定管理料の合計は8,765万4,000円を見込んでおります。
また、昨年度までの利用者数は8万2,153人、自主事業参加者数は4,970人となっております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

相馬君:御説明いただいた中で、いろいろな交流を通じて、農業者の健康と福祉の増進を図るとのお話がありましたが、利用者数、自主事業参加者数の中で、地元の農業者とそうではない方たちが利用する割合について教えてください。

農業振興課長:2割程度が美原や篠津などの地元の方の利用となっております。そのほかは、江別の市街地や江別市外からの利用者になっております。

相馬君:地元の方の利用もそうですけれども、江別市都市と農村の交流センターえみくるの利用に当たって、交通の便について、いつもアンケートや催事を計画するときに大きな課題になっていると思います。このことについて、これから事業を展開するときに加味されるような提案を市として要求するのか、教えてください。

農業振興課長:江別市都市と農村の交流センターえみくるにつきましては、当初から基本的にマイカー利用を想定して設置された施設でございます。これまでにつきましても、イベント等に関しては、指定管理者に送迎バスの運行を検討していただいたり、近隣の施設に駐車場を確保していただくという流れで対応していただいているところでございます。
今後につきましても、現地まで来る交通手段がない方への取り組みについては、研究していかなければならないと考えているところでございますけれども、指定管理者を指定する条件として、そこまで踏み込んで言えるかというところもございます。応募者からその辺の提案があれば実現できるかどうかについては、今後の研究課題の一つであると考えているところです。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

石田君:たしか、江別市都市と農村の交流センターえみくるは、グリーンツーリズムの関係施設として認定されるまではいかないまでも、活用すべき場所であるということで、過去の一般質問等でも話題になっていたと思います。その関係で、市から何か注文をつけるというか、要請していることはあるのでしょうか。

農業振興課長:先ほど御説明しましたとおり、地域資源を活用して都市と農村との交流を推進することがこの施設の設置目的ですから、食と農に関する事業や自主事業の実施に当たっては、この施設の有効利用を促進して交流人口の増加に寄与する取り組みを行ってくださいという内容を、今回の募集要項に盛り込む予定でございます。

石田君:せっかくお金をかけてこの施設をつくりましたので、従来と同じ食と農という切り口ではなく、もっと具体的な提言について、募集要項に記載しないのでしょうか。

農業振興課長:具体的な内容につきましては、こちらがお示しする大きな枠の中で応募者に考えていただいて、それを採用するかどうか検討していく流れになると思います。応募いただいた団体からの提案を幅広く受けたいと考えておりますので、具体的な細かいところまで決める予定はございません。

石田君:そうしますと、応募いただいた団体が提案してこなければ、そのままになるのではないかと危惧しています。例えば、グリーンツーリズムの関係について、過去の答弁などを見ますと、いろいろな場所を回って、その中継地点としてこの施設に立ち寄ることも書かれていました。そういう連携が一切提案されないまま指定管理者を選定してしまうと、請け負った指定管理者が、その部分について十分考慮されるかどうか非常に疑問を感じますが、いかがでしょうか。

農業振興課長:江別市都市と農村の交流センターえみくるが設置されるに当たって、江別市が策定しました都市と農村の交流拠点施設建設基本構想において、グリーンツーリズム関係の事業を実施することとしております。あらゆる手段を使い、グリーンツーリズムを推進するための取り組みを実施することとしておりますので、いろいろな御意見をいただく中での選定になると考えております。

石田君:それでは、市として、できるだけグリーンツーリズムに配慮した計画を出していただきますようお願いいたします。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:資料の中に、令和4年度より野球場に変更予定という記載がありますけれども、はやぶさ運動広場にある野球場をこの施設に移転することについての表記だと思います。主な施設内容として記載されているわけですが、今回、指定管理者を募集するに当たって、指定管理者のかかわり方といいますか、どのような位置づけになっていくのでしょうか。受け付け業務などはどのようになっているか、今回募集するときにその点も含めて記載されると思いますけれども、概要を教えてください。

農業振興課長:令和4年度に、はやぶさ運動広場にある野球場を江別市都市と農村の交流センターえみくるに移転する予定になっておりまして、ここの管理についても、指定管理者に全て行っていただくことになります。受け付けも指定管理者の業務になる予定ですから、野球場の管理も入ることについて、募集の段階でお知らせしたいと考えております。

干場君:次に、石田委員からもグリーンツーリズムの話がありましたが、基本的には、マイカーを利用していただくとのことでありますけれども、せっかくつくった施設を盛り上げていく上で、今回、はやぶさ運動広場にある野球場がこの施設に移転することによって、市内だけではなくて、本当にいろいろなところから子供たちや家族が来る場所になると思います。指定管理者が工夫するのは当然だと思いますが、はやぶさ運動広場も市の所管施設ですから、そのあたりは行政と指定管理者がしっかりと連携しながら、いい起爆剤になっていくような行政なりの提案や下支えが必要だと思います。そのあたりについて、行政として何か考えがあれば、伺います。

農業振興課長:はやぶさ運動広場にある野球場が移転されるということで、いろいろな大会が江別市都市と農村の交流センターえみくるで開催されることになると思います。そうなったときには、少年、お父さん、お母さんが集まってくることがあると思いますので、大会と一緒に、江別市都市と農村の交流センターえみくるでも何かのイベントができれば、地域が盛り上がっていくと思いますので、そういった関係も指定管理者と一緒に進めていきたいと考えております。

干場君:ぜひ、そのように進めていただきたいと思います。
そして、当初から、江別市都市と農村の交流センターえみくるには、多目的広場があったと思いますが、今後、野球場として利用される頻度が高くなると思います。ただ、ここには保育施設もあるということで、季節によっては、園児も外を歩き回る機会があると思いますので、その辺の配慮がこれまで以上に求められると思います。市としても指定管理者にきちんと対策を求めるべきだと思いますが、その点について伺います。

農業振興課長:野球場は今もありますが、保育園が併設されている施設ということで、フェンス等を設置して遊具がある場所には球が入らないようにしております。ただ、やはり野球場を使っているときに園児が散歩するのは危険だと考えております。ですから、利用ぐあいや予約状況等を保育園と情報共有する中で、その辺の調整はしっかりするように、指定管理者と話をしていきたいと考えております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

三角君:江別市都市と農村の交流センターえみくるに旧校長・教頭住宅が残されていますが、あの辺の活用について、今後、新たに野球場ができる関係で、何かお考えがあればお聞かせ願います。

農業振興課長:旧校長・教頭住宅が2棟あるのですけれども、野球場に近い側の住宅は、野球場に関連した物を入れるか、大会用に使うか、今はまだ検討中でありますが、使用する方向で協議しているところでございます。

三角君:2棟ある旧校長・教頭住宅の管理についても、指定管理者が全部されるということでしょうか。

農業振興課長:江別市都市と農村の交流センターえみくるの指定管理者が管理することになると考えていますが、管理の仕方や使い道については、正式に決まっておりません。

三角君:旧校長・教頭住宅は、結構老朽化していると思います。ですから、今回のような新たな事業が展開される中で、あの建物も有効活用していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:細かいことで恐縮ですが、はやぶさ運動広場にある野球場がこの施設に移転することを考えたときに、これまでのはやぶさ運動広場の利用の仕方を見ていると、週末に交流試合が開催されることが多いのですけれども、江別市都市と農村の交流センターえみくるでもイベントが行われると思います。どの団体が指定管理者になるかわかりませんが、駐車場の確保は大丈夫なのでしょうか。十分な準備が必要だと思いますけれども、いかがでしょうか。

農業振興課長:これまでも、北光小学校や近くにあるJA道央の集荷施設の駐車場などを使わせていただいております。集客見込みによって、そういったところを借りられるよう、協議させていただく形になると考えております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(10:18)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:19)
2建設部所管事項、(1)報告事項、アの指定管理者の募集についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

都市建設課長:それでは、私から、指定管理者の募集について御報告いたします。
資料をごらんください。
都市建設課が所管しております江別市都市公園は、良好な都市環境の向上を図るため、市内に232施設が設置されております。
このうち、ほかの指定管理者が行っている二つの運動公園を除いた230施設の都市公園の指定管理者を公募にて選定を行う予定で、指定期間は、令和3年度から4年間を予定しております。
なお、募集に当たりましては、令和2年第1回定例会において御答弁申し上げましたとおり、江別市指定管理者選定委員会への相談をことし5月に行い、来年度も指定管理を続けていく方向がよいとの御意見をいただいたことから、今回、募集を行うものであります。
今年度につきましては、暫定的な処置として市の直営による公園管理を行っておりますが、参考に、令和元年度までの指定管理者の実績を記載しております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

三角君:この間、指定管理者による管理を続けてきて、今年度は市の直営により管理されていますから、指定管理料などは資料に記載されていませんが、江別市都市公園の管理に係る経費について、今年度はどのようになっているのでしょうか。230公園を五つに分けて管理していくとの話を予算決算常任委員会で聞いておりますが、その状況の中で、今年度は、どれだけの予算をもって市の直営で管理されているのでしょうか。

都市建設課長:今年度の江別市都市公園の管理に係る経費でございますけれども、巡視委託のほか、草刈りや清掃業務につきましては、市内を5工区に分けて発注済みでございます。巡視を合わせますと約8,200万円の委託料となっております。そのほかの公園の維持管理に係る光熱水費のほか、遊具等の修繕や点検、樹木などの剪定費に係る経費につきましては、年度途中でございますので、まだ確定しておりません。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:前回は、指定管理者が不選定になったことから、今年度は、市の直営により管理されていると思いますが、改めて指定管理者を募集するとのことです。不選定になったことについて行政なりに検証した上で、募集要項等を修正したのでしょうか。多少の金額の違いはあるかもしれませんが、従来の募集要項等と同じ形で募集されるのでしょうか。その前提として、前回、不選定になったことについての検証が必要だと思いますが、今回、募集に至るまでに、行政内部での議論といいますか、何か経過があれば、お聞かせ願います。

都市建設課長:これまでの経過についてですけれども、まず、昨年の募集内容については、以前と変わらず同じ内容だったのですが、応募団体からの提示内容が倍近い金額でございました。その辺に関しては、江別市指定管理者選定委員会から、応募者の説明が曖昧で、質疑に対する明確な回答もないとのお話があったものですから、それが不選定の理由の一つであったと認識しております。
それに対して、今年度は、市の直営により管理をしているのですけれども、本年4月からの約3カ月間において、検証ではありませんが、公園の草刈りに係る面積を精査しておりまして、それにかかわる費用の変更について精査中でございます。

干場君:今は5工区に分けて市の直営により管理されている中で、今回は草刈りに係る経費が若干見直される可能性があるとのことです。
募集をかけてみないとわからないと思いますが、応募がなかった場合、もう1年市の直営により管理し、次回は指定管理で行うか、改めて検討することになるのでしょうか。
江別市指定管理者選定委員会から、来年度も指定管理を続けていく方向がよいとの御意見をいただいたとのことですが、そもそも指定管理の導入についての議論は、総務部が全体的に考える話だと思います。もし、今回募集がなかった場合、江別市都市公園の管理をやめるわけにはいきませんから、市の直営による管理になるのでしょうけれども、その時点で、改めてこの施設の管理自体をどうしていくかについて、議論すると理解してよろしいか、行政としての現段階での認識を伺います。

都市建設課長:当課といたしましては、江別市指定管理者選定委員会から意見を頂戴しておりますが、前回の募集では、1団体からの応募がありましたけれども、これが不選定になったという事実がございます。今後、もしかしたら応募者がいない可能性もありますが、その場合については、今後の管理方法を見直さなければいけないという意見もございます。ただ、今の段階では、江別市指定管理者選定委員会から、指定管理者制度を維持するべきではないかという御意見がありましたので、当課としては、その御意見を真摯に受けとめたいと考えております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

島田君:予算説明書に公園管理事業が載っておりまして、この事業の予算には指定管理料が入っていますし、維持管理経費も含まれていると思います。令和元年度の江別市都市公園に係る指定管理料は1億3,700万円以上です。令和元年度の公園管理事業の予算は1億9,258万9,000円となっていますが、これは指定管理料と維持経費を合算したものでしょうか。そもそも、維持管理経費はどういったものが含まれていて、どのぐらいの予算なのか、お聞きします。

委員長(岡君):暫時休憩いたします。(10:30)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:31)

都市建設課長:公園管理事業についてですが、公園管理に係る経費のほか、施設等に係る修繕費や一般財団法人江別市スポーツ振興財団に指定管理をお願いしている屋外体育施設の指定管理料、遊具の維持補修費に係る経費でございます。

島田君:令和元年度の維持管理経費についても答弁をお願いします。

委員長(岡君):暫時休憩いたします。(10:32)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:34)

都市建設課長:島田委員がおっしゃられた1億9,258万9,000円のうち、約1億3,700万円が江別市都市公園に係る指定管理料となっているほか、一般財団法人江別市スポーツ振興財団に指定管理をお願いしている屋外体育施設の指定管理料が1,779万4,000円となっています。そのほかは、先ほど申し上げた施設の修繕費や維持補修に係る経費でございます。

島田君:令和2年度の予算説明書に記載されているとおり、二つの屋外体育施設が加わって232の公園がありますが、指定管理者が管理する公園が二つふえるということですか。

都市建設課長:230公園から232公園にふえて、その分を指定管理料に含めます。

島田君:指定管理者による管理に移すということですか。

都市建設課長:今回募集する指定管理者に管理していただく施設数は230公園でございます。もともとは228公園だったのが230公園になります。
先ほども御説明いたしましたが、一般財団法人江別市スポーツ振興財団が管理している飛烏山公園と石狩川河川敷緑地を抜いて、230公園でございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:第三者への再委託の考え方について、改めて確認しておきたいと思います。
この管理委託のあり方は、前回の指定管理者の選定のときに大きな問題になっていたと思いますけれども、これについては、過去の募集要項と同様の形になると理解してよろしいでしょうか。
また、過去の募集要項には、あわせて共同事業体を組む例についても併記されていましたが、どのような募集要項になる予定なのか、確認させてください。
次に、再委託については、一部の業務について認められていますけれども、その一部の業務はどういう範囲を指しているのか、例示できるようなことがあれば、江別市都市公園の場合はどういうことが一部の業務に当たるのか、確認させてください。

都市建設課長:今、高橋委員がおっしゃった件ですけれども、まず、過去の募集要項と同様の形でいいかについてですが、引き続き、前回同様、同じ仕様で募集していきたいと考えております。
二つ目の御質疑に関しても、同じような募集要項で募集を行いたいと考えております。
第三者委託については、工事でもそうですが、下請の事業者に全部を丸投げすることは認めていないものですから、例えば、公園の管理委託ですと、草刈りや修繕などに係る業務の一部を下請の事業者に再委託することについて、市で認めるかということになるのですけれども、そういった観点で進めていくということで、これも前回と変更しないものと認識しております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(10:41)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:41)
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:42)