ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 江別市議会会議録 > 本 会 議 会 議 録 の 閲 覧 > 平成15年分の目次 > 平成15年第2回江別市議会臨時会会議録(第2号)平成15年11月28日

平成15年第2回江別市議会臨時会会議録(第2号)平成15年11月28日

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

1 出席議員

 29名

議長宮澤 義明 君副議長宮野 一雄 君
議員伊藤 豪 君議員矢澤 睦子 君
議員赤坂 伸一 君議員森好 勇 君
議員吉本 和子 君議員高橋 典子 君
議員清水 直幸 君議員島田 泰美 君
議員尾田 善靖 君議員岡村 繁美 君
議員堀内 城 君議員五十嵐 忠男 君
議員立石 静夫 君議員川村 恒宏 君
議員小玉 豊治 君議員春日 基 君
議員鈴木 真由美 君議員丸岡 久信 君
議員山本 由美子 君議員植松 直 君
議員齊藤 佐知子 君議員宮川 正子 君
議員坂下 博幸 君議員高間 専造 君
議員星 秀雄 君議員坂本 和雄 君
議員塚本 紀男 君

2 欠席議員

 0名

3 説明のため出席した者の職氏名

市長 小川公人君、助役 中川正志君、収入役 小玉隆君、水道事業管理者 鎌田米一君、総務部長 林仁博君、企画部長 武田信一君、市民部長 本間勝利君、経済部長 久保泰雄君、保健福祉部長 宮内清君、建設部長 斉藤勝幸君、病院事務長 池田和司君、消防長 渡辺一男君、水道部長 雉子谷清松君、政策審議室長 藤田政典君、総務部次長 佐々木光男君、秘書課長 斉藤慶一君、総務課長 富川核君、職員課長 斎藤嘉孝君、財政課長 久田康由喜君、企画課長 伊藤武君、市民生活課長 齋藤一雄君、商業振興課長 竹村克君、福祉課長 高川一伸君、(建)管理課長 藤岡重君、(病)管理課長 多田孝雄君、(消)庶務課長 佐々木修三君、(水)総務課長 飯塚正美君、教育委員会委員長 安孫子建雄君、教育長 高橋侃君、教育部長 星忠雄君、(教)総務課長 北口彰君

4 事務に従事した事務局員

事務局長 浦島忠勝君、次長 佐賀井章君、庶務係長 前田優二君、議事係長 小西祐哉君、主査 原子直基君、書記 野口貴行君、書記 本多俊介君、書記 近藤澄人君、事務補助員 森田美樹君

5 議事日程

日程第1会議録署名議員の指名
日程第2議案第47号 江別市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第3議案第48号 江別市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第4議案第49号 江別市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について

6 議事次第

開議宣告

議長(宮澤義明君)

 これより平成15年第2回江別市議会臨時会第3日目の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は29名で定足数に達しております。

議事日程

議長(宮澤義明君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長(宮澤義明君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、高橋議員、堀内議員を指名いたします。

議案第47号ないし議案第49号

議長(宮澤義明君)

 日程第2ないし第4 議案第47号 江別市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第48号 江別市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第49号 江別市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上3件を一括議題といたします。
 総務文教常任委員長の報告を求めます。

総務文教常任委員長(星秀雄君)

 ただいま上程されました、議案第47号 江別市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてほか2件に関する審査報告を申し上げます。
 審査日及び審査結果はお手元の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
 初めに、主な質疑の状況を申し上げますと、給与改定に当たっての民間企業や他市町村との比較に関する質疑があり、江別市は人事委員会を持っておらず、給与決定の大きな要因は人事院勧告である。人事院では、全国8,100の民間事業所を調査し、その比較の中で勧告しているもので、これに準拠することで対応している。また、他市町村との比較は難しいが、国の給与水準を100としたラスパイレス指数では、14年度においては、江別市は99.6であり、道内34市では11番目に位置するとの答弁でありました。
 また、昨年の給与改定における調整措置において、不利益不そきゅうの原則に関連する議論があったが、今回の改定における考え方はどうかとの質疑があり、答弁では、あくまで年間における官民給与の均衡を図るための情勢適用の原則にのっとったものである。昨年は4月からの個人別の調整措置であったが、今年は制度的調整方式に変更することで全国レベルの組合組織との合意も得ているものと述べられております。
 次に、討論の状況でありますが、反対の立場からは、今回の改定に当たっては、民間給与の状況、他の自治体の給与改定状況などを勘案しながら総合的に検討した結果、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて改正するとされているが、地方公務員の給与を決める際には、生計費、その他の事情も考慮して定められなければならない。その点においては、年間給与で民間との均衡を図るとの考え方に基づくとはいえ、4月にさかのぼって給与を引き下げることは、職員の生活条件の悪化を招き、地域経済や民間給与への影響も懸念され、悪循環を繰り返すことにもなりかねず、市税収入にも少なからず影響を与えることとなるため反対する。
 一方、賛成の立場からは、人事委員会を持たない江別市としては、人事院勧告による道内企業を含めた全国の民間企業の給与調査に基づき、公務員給与と民間給与との格差是正を図るという人事院勧告に準拠し、給料表等の引下げなどを行おうとするものである。民間企業は、厳しい経営状況の中、コストとしての給与は引締め傾向にあり、官民格差を是正するための人事院勧告に準拠する今回の給与引下げ改定はやむを得ない。市においては、行政改革大綱に基づく改革を着実に推進し、職員においても、公務員として、市民のための業務執行にまい進されることを期待して賛成すると述べられております。
 採決の結果、議案第47号 職員の給与に関する条例の一部改正、議案第48号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正及び議案第49号 教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正は、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものとの審査結果となったものであります。
 以上、委員会における審査の概要をご報告申し上げましたので、よろしくご審議、ご決定くださるようお願い申し上げます。以上。

議長(宮澤義明君)

 これより総務文教常任委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上で、総務文教常任委員長報告を終結いたします。
 これより議案第47号 江別市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第48号江別市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第49号 江別市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する一括討論に入ります。
 討論ありませんか。

森好勇君

 議案第47号 江別市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてほか2件に対し、反対の立場で討論に参加いたします。
 1点目は、地方分権が叫ばれ、自主・自立を強調しながら、今回の改定も、昨年に引き続き、人事院勧告に従い給与等の引下げをする内容です。
 企業会計職員を含め、給料、手当で約2億円、1人平均16万3,719円もの収入減となります。
 改定理由は、民間給与との均衡、他自治体の給与改定等を勘案し総合的に検討した結果、人事院勧告と符合したとのことです。給与改定については、地公法に示されているように、生計費、民間給与、他公務員給与等を考慮するとしていますが、国に準ずる規定ではありません。市は独自に調査して、職員の待遇、労働条件の向上にこそ前向きに取り組むべきで、さきに人事院勧告ありきの姿勢を感じます。
 2点目に、公務員給与の引下げは職員の家族のみならず、市と深くかかわりを持つ団体や民間企業にも波及し、景気を冷え込ませる悪循環になりかねません。
 3点目は、江別市は他自治体と比較しても職員数が少なく、類似団体と比べても人件費比率が相当低くなっています。賃金、給与は労働力の対価として支払われるわけですが、市民の多様なニーズを住民と協働して進めていく上で、今まで以上に職員が住民とのコミュニケーションが必要となり、行政手法が広範囲になります。
 そのような状況の下、給与も職員も減らすでは、労働強化・過密・長時間労働になります。市として、年休の完全消化できる職場環境、超過勤務しなくても住民サービスできる職員数を確保することは、理事者の責務です。
 働く者の労働条件の向上という観点から見て、今改正は逆行する内容であることを指摘し、反対討論といたします。
 以上です。

議長(宮澤義明君)

 ほかに討論ありませんか。

清水直幸君

 議案第47号 江別市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてほか2件に対し、賛成の立場で討論いたします。
 民間企業の経営状況は大変厳しい中にあって、コストとしての人件費は引締め傾向にあることから、官民格差を是正するために、人事院勧告に準拠する今回の給与引下げ改定はやむを得ないものと思われます。
 人事委員会を持たない江別市としては、人事院勧告に準拠し、公務員給与と民間給与の格差是正を図るという給料表等の引下げですが、近い将来には、新たな江別市独自の手法を用いる、又は人事委員会を設け、江別市内の民間給与と当市職員給与の格差是正を図ることを望むものであります。
 今後とも、行政改革大綱に基づく改革を着実に推進し、現在の厳しい行財政状況に対応していくとともに、また、職員の皆さんにおいては、今後とも市民のための仕事にまい進されることを期待し、賛成の討論といたします。

議長(宮澤義明君)

 ほかに討論ありませんか。

赤坂伸一君

 議案第47号ないし議案第49号について、委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。
 議案第47号については職員の給与関係に関する条例でありますが、職員の給与については、従来より人事院勧告に沿い、かつ、国・他の地方公共団体及び民間との均衡を図ることを目的に、その基本として制定されてきた経緯があります。
 今回、残念ながら減額という経過になりましたけれども、過去の経緯を尊重する、そういう立場からやむを得ないものと、こういうふうに判断するものであります。
 また、議案第48号及び議案第49号につきましては、平成8年に特別職の報酬改定をしたときに、全会一致で報酬改定を引上げ改定をした経緯がございます。これは、当然市長が当該審議会に諮問をし、答申を得て議会にかかり、全会一致でなった経過がございます。
 しかしながら、今回も同様に、審議会に諮問をし答申を得た結果に基づき、諸般の情勢を考慮して提案されたものであり、やむを得ない妥当なものと、こういうふうに判断をし、以上で賛成討論といたします。

議長(宮澤義明君)

 ほかに討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 これをもって討論を終結いたします。
 これより、議案第47号ないし議案第49号を起立により一括採決いたします。
 議案第47号ないし議案第49号は委員長報告のとおり、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 (賛成者起立)
 起立多数であります。
 よって、原案のとおり決しました。

閉会宣告

議長(宮澤義明君)

 今期臨時会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
 平成15年第2回江別市議会臨時会はこれをもって閉会いたします。
 午後1時45分 閉会

このページの先頭に戻る