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議会運営委員会 令和2年11月10日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月23日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(島田君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(13:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、本日の委員会に、内山副委員長が欠席、本間委員が遅刻する旨の通告がございましたので、報告いたします。
初めに、1協議事項、(1)議会ICT化に係るタブレット端末導入に関する検討結果についてを議題といたします。
本件については、令和元年11月21日に開催された当委員会で、座長及び各会派の代表で構成する江別市議会ICT化検討ワーキンググループを設置し、タブレット端末の導入に当たり、市長部局から示された課題への対応等について検討いただくこととしておりました。
このたび、江別市議会ICT化検討ワーキンググループにおいて、検討結果が取りまとめられた旨、座長の内山副委員長から報告を受けております。
本日は、内山副委員長が欠席されておりますことから、かわりに、事務局から資料に基づいて説明をしていただいた後、初めに、検討結果の内容について確認を行い、次に、令和3年度予算要求を行うかどうかについての協議を行いたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、江別市議会ICT化検討ワーキンググループの開催結果については、都度、当委員会で報告を受けておりましたが、第5回と第6回の江別市議会ICT化検討ワーキンググループの開催結果につきましては、検討結果の中に盛り込まれていることから、あわせて説明を受けることとしたいと思います。
それでは、江別市議会ICT化検討ワーキンググループでの検討結果について、事務局より説明願います。

事務局次長:議会ICT化に係るタブレット端末導入に関する検討結果について御説明いたします。
お手元の資料1ページをごらんください。
令和元年11月21日に開催された議会運営委員会において、江別市議会ICT化検討ワーキンググループの設置と、タブレット端末導入に係る七つの項目を検討することが確認されております。
内山座長と各会派の代表6名の計7名により、これまで6回にわたる会議を開催し、おおむね検討項目の協議を終えましたことから、検討結果について、事務局から報告するものであります。
会議においては、七つの項目の検討のほか、検討の前提となるタブレット端末の使用基準を協議し、検討結果として費用の試算を行いましたので、この結果もあわせて報告いたします。
なお、第5回の江別市議会ICT化検討ワーキンググループの協議において、令和3年度当初予算として要求することについて、構成員からさまざまな意見がありましたので、資料に付記しております。
初めに、1タブレット端末導入に係る七つの項目及び検討結果でありますが、議会運営委員会から示されたタブレット端末導入に係る七つの項目とその検討結果であります。
まず、(1)タブレット端末の種類(OS、画面サイズ、価格等)でありますが、画面サイズは12.9インチ、タブレット端末はiPadProとすることが確認されており、この理由は、資料の閲覧に当たり、A4判サイズが必要と判断されたものであります。
次に、(2)通信事業者及び通信方法でありますが、通信事業者は、災害時における利用を考慮して、通信状況が安定した事業者を選択することが確認されております。
また、通信方法は、議会内だけではなく、議会外でも使用するため、Wi―Fiプラスセルラー方式とすることが確認されております。
資料2ページをごらん願います。
次に、(3)会議システム(資料閲覧等ソフト)でありますが、前任期に設置されていた江別市議会ICT化検討協議会での協議結果及び研修会での使用感を重視し、東京インタープレイ株式会社のSideBooksとすることが確認されております。
次に、(4)タブレット端末の契約方法(レンタルまたは買い取り、料金プランなど)でありますが、契約方法は、紛失及び故障時の保障内容が買い取りよりも手厚いため、レンタル方式とすることが確認されております。
また、月々の通信量は、議会内では主にWi―Fiを使用するため、20ギガバイトもの大容量は必要ないと判断し、5ギガバイトとすることが確認されています。
次に、(5)通信費の議員負担(タブレット端末使用のあり方の検討を含む。)でありますが、タブレット端末の使用を議会内と議会外に分けて考え、通信費の2分の1を議員個人で負担することが確認されております。
次に、(6)市長部局との連動・連携でありますが、議会事務局において、市長部局の担当部署となる総務部情報推進課(ICT活用推進担当)と情報交換を行い、議会がタブレット端末を先行して導入することによる影響について確認しております。
議会において設置しているWi―Fiは、議会のみが使用しているネットワーク回線であることから、議会でタブレット端末を導入しても庁内ネットワーク及びセキュリティーには影響がないことを確認しております。
また、市長部局における庁内でのタブレット端末の導入と、全庁的なWi―Fi環境の整備については、具体的な協議が進んでいないため、本庁舎3階のWi―Fi環境整備を議会費で行うこととしたものであります。
今後、引き続き、議会側の情報を提供し、市長部局の対応に関して協議を進めることとしております。
次に、(7)その他必要な事項でありますが、タブレット端末の導入を検討するに当たり、その使用基準を定める必要があることから、江別市議会タブレット端末機器使用基準(案)及びタブレット端末機の使用に関する諸事項(案)の協議を行ったものであります。
また、タブレット端末導入に必要な経費についても協議を行っております。
続きまして、2使用基準及び費用でありますが、議会運営委員会から検討を行うよう指示された項目の検討にあわせまして、取りまとめたものであります。
初めに、(1)江別市議会タブレット端末機器使用基準(案)及びタブレット端末機の使用に関する諸事項(案)でありますが、資料4ページから8ページまでは、議員がタブレット端末を使用するに当たっての使用基準の案でございまして、目的、使用者、禁止事項、遵守事項などを規定するものであります。
当基準等につきましては、今後、タブレット端末を導入することとなった場合に、議会運営委員会において御協議いただくこととなるものであります。
次に、(2)タブレット端末導入に係る費用でありますが、資料9ページをごらんいただきたいと存じます。
タブレット端末導入に係る費用を試算したものでありまして、歳入では、通信費の議員負担として21万円を見込んでおります。
一方、歳出では、導入1年目は、Wi―Fi環境の整備、タブレット端末レンタル料などで合計493万885円を見込み、2年目以降は311万3,000円と試算しております。
当費用につきましては、議会運営委員会において、令和3年度議会費予算として要求することについて、御協議くださいますようお願いいたします。
なお、資料10ページには、詳細の費用積算資料を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
資料3ページにお戻りいただきたいと存じます。
最後に、3意見についてであります。
当ワーキンググループにおいては、タブレット端末の導入に向け、議会運営委員会から示された検討項目に沿って協議を行ってきましたが、協議を進める中で、タブレット端末導入に係る経費を、令和3年度当初予算として要求することに関する意見があり、これに対して構成員からさまざまな意見があったことから、参考として報告するものであります。
内容は記載のとおりでありまして、コロナ禍だからこそICT化を進め、タブレット端末を使用した委員会開催も視野に入れるべきである。費用対効果を検証し、効果が高い使い方、働き方を議員が示すことが必要と考える。江別市議会ICT化検討ワーキンググループの設置目的は、ICT化に向けた協議を行うことであるため、予算要求の是非を協議するのではなく、本来の目的を遂行するべきと考える。ICT化によるタブレット端末の導入に反対するものではないが、コロナ禍等による現在の江別市の財政状況を考えると、令和3年度予算に計上すべきなのか。タブレット端末導入の検討は必要だが、委員会をウエブ上で開催することについては、議会運営委員会で議論する必要があり、相当な期間を要すると考える。また、議会費が増加することは避けたいといった意見があったものであります。
江別市議会ICT化検討ワーキンググループにおける検討結果につきましては、以上でありますが、第1回から第6回までの会議の検討結果を資料11ページ以降に参考に添付しておりますので、御参照くださいますようお願い申し上げます。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、確認等はございませんか。

諏訪部君:資料の記載内容について、確認させていただきたいと思います。
資料10ページの下段に、更新の見通しが4年(レンタル契約期間が4年のため)と記載されております。そして、資料9ページの下段には、1年目に約490万円、2年目に約310万円の費用がかかると記載されておりますが、それは3年目と4年目も約310万円の費用がかかるということでしょうか。また、4年のレンタル契約期間が終了し、5年目以降には、どのくらい費用がかかるのか、確認させてください。

庶務係長:1年目には、493万885円の費用がかかりまして、2年目、3年目、4年目につきましては、311万3,000円の費用が毎年かかります。
事業者からは、4年のレンタル契約期間で提案を受けておりますので、4年が経過した後、再度、見積もりをとりまして、同じようにレンタルとすることになった場合には、今回の1年目と同程度の費用か、それよりも少し高くなるのではないかと思っております。
ただ、今回の1年目には、Wi―Fiの増設費用やモバイルバッテリーの購入に係る費用がかかっておりますが、これらについては、4年のレンタル契約が終わった以降もそのまま使用できるため、これらの費用が再度かかるわけではございませんので、約493万円がそのまま同じくかかるわけではないと考えております。

委員長(島田君):ほかに確認等はございませんか。(なし)
それでは、これから江別市議会ICT化検討ワーキンググループでの検討結果について確認した後、令和3年度予算要求を行うかどうかについて協議したいと思います。
事務局から説明を受けた資料1ページの1タブレット端末導入に係る七つの項目及び検討結果の(1)から資料2ページの(7)までの検討結果については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
江別市議会ICT化検討ワーキンググループの構成員の皆様におかれましては、御多忙の折、複数回にわたり御協議いただきましたことに感謝申し上げます。大変お疲れ様でした。
次に、検討結果に基づいて算出したタブレット端末導入の経費を令和3年度議会費予算として要求することについて、各委員から御意見等はございませんか。

宮本君:令和3年度予算要求を行うかどうかについての結論を出すのは、議会運営委員会でよろしいですか。

委員長(島田君):議会運営委員会です。
来年度に向けて予算要求をするとなれば、スケジュール的にかなりぎりぎりのところまで来ているので、11月20日に開催が予定されている議会運営委員会で結論を出さなければ、間に合いません。短い期間ですけれども、各会派で御協議いただき、11月20日に開催が予定されている議会運営委員会で、各会派の協議結果について御発言いただきたいと考えておりますけれども、いかがでしょうか。

諏訪部君:会派で検討したいので、持ち帰らせていただきたいと思います。

委員長(島田君):それでは、令和3年度予算要求を行うことについては、各会派に持ち帰り、再度協議することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、次回の当委員会で、各会派の協議結果をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
なお、江別市議会ICT化検討ワーキンググループにおける検討の中で取りまとめた、江別市議会タブレット端末機器使用基準(案)及びタブレット端末機の使用に関する諸事項(案)については、次回の当委員会で予算要求することが確認された場合に、改めて協議を行うこととしたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
最後に、2その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
次回の議会運営委員会は、11月20日金曜日の午前10時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(13:48)