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予算決算常任委員会 令和2年6月23日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年11月5日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(三角君):ただいまより、予算決算常任委員会を開会いたします。(14:51)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(14:51)

委員長(三角君):委員会を再開いたします。(14:52)
1経済部所管事項、(1)第2回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

商工労働課長:それでは、経済部所管の補正予算について御説明いたします。
資料1ページをごらんください。
1件目の6款農林水産業費、1項農業費、学生アルバイト雇用農業者給付金(新型コロナウイルス感染症対策)についてでありますが、市内大学に通う学生等のアルバイト先の確保と農業の労働力確保を目的とした農業者に対する給付金として、補正額は402万5,000円でございます。
次に、2件目の7款商工費、1項商工費、江別商工会議所補助金(新型コロナウイルス感染症対策)についてでありますが、江別商工会議所が実施する新型コロナウイルス総合対策事業に対する補助としまして、補正額は600万円でございます。
資料2ページをごらんください。
補正予算における事業概要を記載しております。
学生アルバイト雇用農業者給付金(新型コロナウイルス感染症対策)についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている学生のアルバイト先の確保と農業の労働力確保のため、学生を雇用した農業者に対して給付金を支給するもので、学生1人の雇用につき1日当たり2,000円を支給します。1日当たり5時間以上の雇用が対象となるものです。
次に、江別商工会議所補助金(新型コロナウイルス感染症対策)についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響による市内業況の悪化に対応するため、江別商工会議所が従来の事業とは別に新型コロナウイルス総合対策事業を行い、売り上げが減少している各事業者を支援するとともに、市内大学生や子育て世帯の支援なども行うため、当該事業に係る経費に対する補助を行うもので、総事業費800万円につき、補助率4分の3として600万円を補助するものです。
以上です。

委員長(三角君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

佐藤君:学生のアルバイトと農業を結びつけるということですが、この事業の実施に至った経緯をお尋ねします。

農業振興課長:この事業につきましては、農業者の労働力確保と学生のアルバイト先の確保を目的としております。
まず、今回の事業の設定に当たって、道央農業協同組合とお話をさせていただきました。JA道央は、毎年、パートを募集しているのですが、現時点では例年よりも多少人が多く集まっている状況だけれども、今回の新型コロナウイルス感染症の影響を受けた他業種で営業が再開されて、人がそちらに流れた場合に足りなくなることが予想されること、また、寮にいる学生からは、今、大学が休校中なのでアルバイトをしたいが、アルバイト先がないというお話を伺いました。そのため、農業者と学生アルバイトを結びつける事業を実施する運びとなったところです。
また、江別市内には大学が四つありまして、中でも農業系の大学として酪農学園大学がございます。そのような学生に地域の農業を知っていただいて、将来的に新規就農や地域農業への就農にも結びつけばいいと思うところが、この事業を始めるに至った経緯でございます。

佐藤君:学生への周知はどのようにされていくのか、お尋ねします。

農業振興課長:学生への周知については、今、学校が休校中ということもございますので、北海道で開設しております北海道短期おしごと情報サイトという新型コロナウイルス感染症に関連して短期でお仕事をしたい方のための求人情報を載せているウエブサイトがありまして、まずはそちらをごらんいただき、学生と農業者のマッチングの場として使っていただきたいと考えているところでございます。

委員長(三角君):ほかに質疑ございませんか。

諏訪部君:給付額は2,000円ということですけれども、最終的に学生は幾らぐらい手にすることができるのでしょうか。

農業振興課長:農業者から学生へ幾ら払ってくださいという設定はありませんが、JA道央の基準でいきますと、1時間当たり930円程度とお聞きしております。

諏訪部君:農業のお手伝いということで、江別市でいえば江北地区や豊幌地区、西野幌、東野幌もありますけれども、学生は学校の近くに住んでいる方が多いと思います。ですから、そこまで行けるのかという心配もあるのですが、交通機関等はどうなっているのでしょうか。

農業振興課長:現時点では、今、学生がアルバイトで農家に行く場合は、朝、農業者の方が迎えに行ったり、学生は体力がありますので、自分で自転車で行く場合もあると伺っております。
ただ、やはり距離が結構あるということで、そこが雇いにくい部分であると伺っています。まずは、農業者の負担になると思いますが、迎えに行っていただくことから始めて、今後、大学と話をしていく中で、何かいい方法がないのかについても情報交換をしていきたいと考えております。

委員長(三角君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
健康福祉部入室のため、暫時休憩いたします。(15:00)

委員長(三角君):委員会を再開いたします。(15:01)
2健康福祉部所管事項、(1)第2回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

管理課長:健康福祉部の一般会計補正予算(第4号)の概要につきまして、一括して御説明いたします。
資料をごらん願います。
表の上から1行目、3款民生費、2項児童福祉費のひとり親世帯への臨時特別給付金は、国の補正予算に伴い、新型コロナウイルス感染症の影響により、負担が増加しているひとり親世帯の支援のための給付金を追加するものです。
なお、財源につきましては、全額が母子家庭等対策総合支援事業費(ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費分)となります。
次の段、ひとり親世帯への臨時特別給付金事務費は、ひとり親世帯への臨時特別給付金の支給に係る事務費を追加するものです。
なお、財源につきましては、全額が母子家庭等対策総合支援事業費(ひとり親世帯臨時特別給付金給付事務費分)となります。
次の段、保育施設等環境整備事業(新型コロナウイルス感染症対策)は、新型コロナウイルス感染症対策のため、保育施設等が実施する感染症対策のための環境整備に対する補助等を追加するものであります。
なお、財源につきましては、子ども・子育て支援交付金及び保育対策総合支援事業費補助金となります。
次の段、放課後児童クラブ等環境整備事業(新型コロナウイルス感染症対策)は、新型コロナウイルス感染症対策のため、放課後児童クラブが実施する感染症対策のための環境整備に対する補助等を追加するものです。
なお、財源につきましては、全額が子ども・子育て支援交付金となります。
以上です。

委員長(三角君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

稲守君:放課後児童クラブ等環境整備事業(新型コロナウイルス感染症対策)についてですが、補助対象はどのぐらい自由度がきくのですか。例えば、現在、網戸がないので、換気をするために網戸をつけたいという場合も対象になるのか、教えてください。

子育て支援課長:放課後児童クラブの関係につきましては、補助対象経費がある程度決まっておりまして、マスクや消毒、衛生用品のほか、空気清浄機、基本的にエアコンは対象外で、空気清浄機つきの冷風関係物品は認められることとなっております。
施設の軽微な修繕について、衛生管理上、換気するものや、密を防ぐための水道の蛇口増設も認められます。あくまでも補助金の限度内ということで、網戸についても、当然ながら換気となりますので認められます。

委員長(三角君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、健康福祉部所管事項を終結いたします。
企画政策部入室のため、暫時休憩いたします。(15:06)

委員長(三角君):委員会を再開いたします。(15:06)
3企画政策部所管事項、(1)第2回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

企画課長:企画政策部所管の一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。
資料の1ページをお開き願います。
補正予算の概要でありますが、企画政策部では、学生への臨時特別給付金事業(新型コロナウイルス感染症対策)として、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、経済的に困窮する学生に対し、修学継続ための給付金を支給する事業を実施するため、給付金6,500万円、事務費319万8,000円、総額6,819万8,000円の補正予算を計上するものでございます。
資料の2ページをごらん願います。
事業の概要について御説明いたします。
まず、目的についてでありますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、経済的に困窮する大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校に在学する学生に対し、修学継続を支援するため、申請に基づき、給付金を支給するものであります。
2給付対象者及び給付額についてでありますが、給付対象者につきましては、国で支給する学生支援緊急給付金を受給する学生のうち、江別市内に居住する学生、市内4大学に在籍し、市外に居住する学生を対象としており、対象学生数として1,300人程度を見込んでおります。
給付額につきましては、対象者1人につき5万円としております。
3給付金の申請及び給付の方法についてでありますが、申請は、原則、郵送により受け付けるものとし、本人名義の銀行口座に給付金を振り込む予定でおります。
4スケジュール(予定)についてであります。
7月上旬から学生への周知を開始し、7月中旬から申請の受け付け開始、下旬から学生に対して随時給付を開始と予定しておりますが、国の学生支援緊急給付金事業の進みぐあいによって、このスケジュールが前後する可能性もあります。
最後に、財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたします。
以上です。

委員長(三角君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

岡君:大変江別市らしい市独自の対策だと思っておりますが、対象学生数見込みの約1,300人はどのような計算で出てきたか、お伺いします。

企画課長:推計約1,300人の内訳でございますが、まず、江別市の4大学の学生数はおおむね1万人と見込んでおります。次に、現在、江別市内に居住する学生については、8,000人程度と見込んでおります。市内4大学に在籍する学生の内訳は、市内と市外で大体50%ずつと押さえております。そのため、大学にかかわらず、江別市内に居住する学生で市内の大学に通う学生は、3,000人程度と見込んでおります。これを全部足すと1万3,000人ぐらいとなり、今回、国の学生支援緊急給付金事業の設計が全学生の1割程度と見込んでいるので、約1万3,000人の1割ということで、1,300人程度を見込んでおります。

岡君:それはわかるのですけれども、私も改めて考えてみましたら、学生支援緊急給付金事業は、基本的に、ひとり暮らしをしていれば広く適用されます。酪農学園大学は非常に特殊な大学でして、うろ覚えで申しわけありませんが、学生数は2,000人強で、7割から9割は道外からの学生だと思います。ですから、そこから考えると、ほとんどの学生が対象になるのではないか、加えて、札幌学院大学も地方からの学生がかなり多いので、この計算でいけるのか不安を感じているのですが、その辺はいかがでしょうか。

企画課長:先ほどの50%という割合につきましては、それぞれ4大学でばらつきはあったのですが、それをトータルして50%ずつぐらいと伺っておりますので、それに基づいて数字を出しました。

岡君:1人当たり5万円と金額が高いので、仮に、申請者が想定よりもかなり多かった場合はどう対応されますか。

企画課長:今回、国の想定が全学生の1割程度でしたので、それに基づいて数字を見込んでおります。各大学に、ある程度上限額が決められており、その中で行うことになっていると聞いておりますので、大幅に超えるということはないのではないかと考えております。

委員長(三角君):ほかに質疑ございませんか。

諏訪部君:留学生の扱いは、日本の学生と同様になっているのか、確認します。

企画課長:恐らく、当初、留学生につきましては、国の基準で成績の要件がついていたことに関する御質疑かと思います。
国のQアンドAや会見で、一応、成績の基準が出ているのですけれども、学ぶ意欲があり、生活が困窮していて、支援することでさらなる学びが進むのであれば、一番身近で学生を見ている学校側において、対象者が要件を満たすと総合的に判断した場合には、その判断を尊重したいという見解が示されており、大学側でそういった判断をすると考えております。

諏訪部君:そうしますと、先ほどの岡委員の質疑の中にもあったように、学生への臨時特別給付金は江別市が支給しますが、大学が給付を決定することになるのでしょうか。

企画課長:委員のおっしゃるとおりでございます。

委員長(三角君):ほかに質疑ございませんか。

吉本君:上限額があるとおっしゃっていましたけれども、もともと、国の制度は、大学を通じて支給する制度でした。国の制度の対象になっている方たちは、当然、追加給付の対象にもなると理解していたのですが、それでよろしいでしょうか。

企画課長:委員のおっしゃるとおりでございます。

委員長(三角君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、企画政策部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(15:16)

委員長(三角君):委員会を再開いたします。(15:17)
4総務部所管事項、(1)第2回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第4号)の概要についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

財務室長:それでは、総務部提出資料をごらんいただきたいと思います。
定例会最終日に追加提案を予定しております一般会計補正予算(第4号)の概要について御説明いたします。
1編成方針でありますが、新型コロナウイルス感染症緊急対策等の措置を行うものであり、市の新型コロナウイルス感染症対策の第3弾として、国の第1次補正予算及び6月12日に成立いたしました第2次補正予算のうち、給付金の支給など、急を要する事項について措置するものでございます。
2予算規模でありますが、補正額は2億5,963万7,000円の追加となり、既定額の579億9,686万2,000円に加えますと、補正後の額は582億5,649万9,000円となるものであります。
3一般会計款別事業概要でありますが、事業内容等は各部から御説明いたしましたとおりであり、総務費で6,819万8,000円の追加のほか、資料に記載のとおり、合計で7事業、2億5,963万7,000円の追加となるものであります。
財源は、国庫支出金及び繰越金であり、国の第1次補正予算で措置された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、今次補正で限度額相当を全て予算化することとなります。
以上です。

委員長(三角君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(15:19)

委員長(三角君):委員会を再開いたします。(15:21)
次に、5閉会中の所管事務調査(案)についてでありますが、財政運営についてを議長に申し出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、6その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(15:21)