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総務文教常任委員会 令和2年2月28日(金)(1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年10月20日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(裏君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
教育部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(10:00)
1教育部所管事項、(1)付託案件の審査、アの議案第20号 江別市青少年健全育成協議会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

教育支援課長:江別市青少年健全育成協議会条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
まず、定例会初日に御説明いたしました提案理由につきましては、資料1ページのとおりですので、御参照ください。
次に、資料2ページをごらんください。
1改正理由でありますが、江別市青少年健全育成協議会委員の任期満了に伴う新たな委員の選任を本年6月に実施するに当たり、江別市市民参加条例第7条第1項の規定に基づき、公募による委員の選任を可能とするため、必要な改正を行うものです。
次に、2改正内容ですが、第3条第2項に規定する委員の区分のうち、同項第4号の前3号に掲げる者のほか、教育委員会が必要と認める者を、公募による者に改めるものです。
次に、3施行期日につきましては、次期委員の任期開始日である令和2年6月29日とするほか、委員の委嘱に関する準備行為の規定を設けるものです。
なお、資料3ページに、新旧対照表を添付しておりますので、あわせて御参照ください。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

内山君:まず、この条例は、第3条第2項第4号が改正されていますが、これまで教育委員会が必要と認める者はどのような方だったのでしょうか。

教育支援課長:第3条第2項第4号に規定されている、前3号に掲げる者のほか、教育委員会が必要と認める者は、江別市青少年健全育成協議会の議題の中で、各委員が必要と認める者で、教育委員会も必要と認めて任命するものです。

内山君:この改正によって、従来の規定にある教育委員会が必要と認める方は任命できなくなるのですか。

委員長(裏君):暫時休憩いたします。(10:03)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(10:06)

教育支援課長:現在、第3条第2項第4号に該当する委員はおりません。

内山君:現在は、委員定数16人以内のうち、12人の委員がいますが、条例改正後は12人プラス公募の方ということでよろしいでしょうか。

教育支援課長:現在の委員は12人おりまして、それに足して市民公募委員を2人程度任命したいと思います。

内山君:2人程度ということですが、複数人が応募された場合、男女比率、子育て世代の方を選定するなど、選定基準の考え方がありましたらお伺いいたします。

教育支援課長:今後、公募委員の選考を行いたいと考えておりますが、委員の構成については、バランスを考慮して選考したいと考えております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)報告事項、アの市立小・中学校関係者の新型コロナウイルス感染についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

給食センター長:私から、市立小・中学校関係者の新型コロナウイルス感染についてのうち、給食配膳員について御報告いたします。
追加で提出しております1枚物の資料の1ページをごらん願います。
1の(1)感染職員ですが、年齢は50歳代、性別は女性で、勤務場所は市立小学校であります。
次に、(2)勤務状況ですが、2月13日木曜日に咽頭痛を発症、2月14日金曜日が最終勤務日となっております。
次に、(3)業務内容ですが、衛生管理に配慮し、マスク、白衣、手袋を着用して学校給食の配膳を行っております。具体的には、学校内の配膳室で受け取った食缶や食器かごなどの学校給食をクラスごとに移動配膳台に載せ、各教室の入り口付近に置いていく業務内容です。
北海道江別保健所からは、感染防止策をとった中で業務を行っていることから、児童と教職員の中には濃厚接触者はいないとの意見をいただいております。
次に、(4)市教委での対応ですが、学校内を消毒するために必要な物品を調達するとともに、北海道江別保健所と連携し、学校内の消毒範囲や消毒方法について学校へ伝え、適切に対処できるよう配慮しております。
また、当該罹患者と一緒に勤務していた給食配膳員2名の勤務については、2月28日金曜日まで見合わせることとしたところであります。
次に、(5)学校での対応ですが、大人数の集会等が自粛されている状況にあることから、保護者を一斉に集めた説明会は開催せず、電子メールによる緊急連絡網で、詳細な情報を保護者全員に連絡したところです。
また、北海道江別保健所及び北海道教育委員会からの助言を受け、2月23日日曜日から24日月曜日の2日間で学校内の消毒を済ませています。
なお、当該小学校については、臨時休校とはせず、2月25日火曜日から通常どおり授業を開始したところです。
以上です。

学校教育課長:引き続き、市立中学校教職員について御報告いたします。
資料の2ページをごらんください。
2市立中学校教職員の感染についてでありますが、感染職員の年齢は50歳代、性別は男性、勤務場所は市立中学校です。
次に、(2)勤務状況ですが、2月17日月曜日にせき症状が見られ、2月20日木曜日が最終勤務日となります。
次に、(3)業務内容ですが、1・2年生の美術の教科指導及び特別支援学級の教科指導をしております。また、部活動は、美術部の指導をしております。
次に、(4)市教委での対応ですが、濃厚接触とされた教職員については、北海道教育委員会からの通知に基づき、健康観察のため最終接触日から14日後まで自宅待機を指示しました。生徒についても同様の扱いとしております。
次に、学校内の消毒については、北海道江別保健所と連携し、当該中学校の消毒を最優先に行います。
当該中学校以外の市内小・中学校についても全校での消毒実施を検討中であります。
次に、市民向けにパンフレットを作成し、自治会回覧等で周知するなど、相談体制の充実に努めます。相談窓口としては、学校関連の内容については江別市教育委員会が、健康相談については本市の保健センターが対応いたします。
次に、臨時校長会を開催し、江別市教育委員会から対応について徹底します。
次に、当該校における公立高校入試の対応については、受験機会を確保することで北海道教育委員会と調整中であります。
次に、(5)学校での対応でありますが、北海道教育委員会からの助言を受け、当該校は2月25日火曜日から3月6日金曜日までの期間を臨時休校としました。その間に、学校内の消毒を完了させます。
次に、保護者への説明については、多くの人が集まる集会等が自粛されている状況にあることから、保護者を一斉に集めた説明会は開催せず、電子メールによる緊急連絡網により、詳細な情報を保護者全員に連絡済みであります。
次に、北海道教育委員会が2月24日に発出した通知に基づき、全小・中学校の児童生徒については、毎日朝晩の検温等の健康チェックを行うこととされており、全教職員についても同様の対応を徹底します。
なお、資料には記載しておりませんが、2月26日に北海道教育委員会から小・中学校の臨時休業の要請を受け、昨日、2月27日木曜日から3月6日金曜日までの9日間を臨時休校としております。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

齊藤君:新型コロナウイルス感染症に関連してですが、今説明をいただいたとおり、江別市教育委員会としても、現場では本当に大変な思いでさまざまな対応をしていただいていることを承知しております。
ただ、一つ、情報の出し方ですが、これまでいただいた情報の中で、なかなか難しい部分もあると思うのですけれども、罹患された方の医療機関の公表や、通勤で使用した公共交通機関など、その行動経路などについて、どこまで確認して情報を出すことができるのでしょうか。どこまでできるかということもありますし、個人の人権やプライバシー等の配慮も当然必要ですが、市民の皆さんは、江別市教育委員会から公に出された情報によって、今、このような状況だと信じて対応されていると思います。しかし、その発表自体も、A医療機関、B医療機関、C医療機関などと出るのですが、北海道としては、当然、御本人の意思の確認をした上で、また、プライバシー最優先のもとに公表していると思いますので、やはり、見えない部分での混乱というか、公表に対していろいろな憶測が生まれ、逆にそれが不安につながっていることもありますから、そうした公表の仕方というのはなかなか難しいと思います。
先ほども言ったように、北海道としては意思確認のもとに対応するようなことも聞いているのですが、ある意味で安心感を広げるための市民への情報の出し方についてはどうなのか、お聞きしたいと思います。

学校教育課長:今、委員から質疑がございました情報の出し方でございますけれども、まず、今回の感染を受けて、江別市で報道発表を行っておりますが、お知らせした内容は、当市の患者と学校、児童生徒に関する事項についての対応になります。また、中学校の場合で言いますと、教職員の学校外での行動に関する対応は北海道の調査対応となります。学校内での濃厚接触者につきましても、北海道江別保健所で調査する形になり、北海道での対応となります。
委員から通勤手段や医療機関のお話がありましたが、そちらにつきましては、やはり北海道の発表対応となり、北海道の発表を超えて答えることはできませんので、御了承願いたいと思います。

齊藤君:あくまでも、北海道での確認で、それを受けた形で江別市として市民の皆さんに公表するということでよろしいでしょうか。

教育部長:今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡散防止については、日々、新たな対応方針が出される中で、市として、それを受けた対応についてしっかりと判断し、感染症予防対策本部会議で協議された内容をもとに江別市教育委員会も動いているところでございます。
特に、感染症については、法制度上もそうでありますが、国、それから、広域自治体である北海道の方針のもとに市町村というエリアで江別市教育委員会がしっかりと責任を持って対応するところでございます。
委員がおっしゃられておりました情報の出し方につきましても、北海道の対応の範囲と、市が責任を持つべき範囲をしっかり区分し、北海道あるいは北海道江別保健所の対応に係る部分については、ルールの中で対応しているところでございます。先ほど学校教育課長が答弁を申し上げましたとおり、御了承いただければと思います。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:既に報道もなされていますが、改めて最新の情報を確認したいと思います。
感染された2人の現在の病状はいかがでしょうか。

学校教育課長:先ほど答弁させていただきましたが、病状等につきましても、北海道、北海道江別保健所の対応となりますので、江別市教育委員会からお答えすることにはなりませんので、御了承願いたいと思います。
また、こちらでも把握していないところでございます。

内山君:次に、中学校教職員の方で、学校内での濃厚接触者の数について、わかりましたら生徒と教職員別に教えていただければと思います。

学校教育課長:学校内での濃厚接触者につきましても、北海道江別保健所で調査して特定していくことになっております。したがって、これに関する情報は承知しておりませんので、御了承いただきたいと思います。

内山君:濃厚接触者の数も把握していないということですが、その後の経過等も市としては把握していないということでよろしいでしょうか。

学校教育課長:今、委員がおっしゃられた濃厚接触者については、江別市教育委員会では把握していません。

内山君:中学校の教職員の方ですけれども、この方が感染されたことはしようがないことで、責めることはできませんが、気になるのは、2月17日にせきの症状が出てから3日間勤務されています。どうして勤務しなければならなかったのか、また、その間のマスクの着用等についてはいかがでしょうか。

学校教育課長:北海道の報道発表によりますと、2月17日にせき症状が見られたということです。その後、2月20日に体調不良となり、発熱し、5時間目の授業を終えて午後2時30分ごろに早退しております。
マスクの着用につきましては、体調不良になった20日は1日着用しております。

内山君:2月20日に発熱してからマスクを着用し、2月17日はせきの症状があったけれども、マスクはしていなかったということです。
江別市では、新型コロナウイルス感染症が発生して、1月24日からホームページで注意喚起等を行っていたのですが、江別市教育委員会から各学校に対して、新型コロナウイルス感染症への注意喚起だったり、せきの症状があった場合にはマスクを着用してください、ぐあいが悪かったら休んでくださいという連絡、通知等は行っていたのでしょうか。

学校教育課長:今、委員がおっしゃられたようなものにつきましては、江別市教育委員会から各学校に通知していたところであります。

内山君:その通知は何日に行ったのですか。

委員長(裏君):暫時休憩いたします。(10:27)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(10:27)

学校教育課長:1月24日に情報発信しております。

内山君:1月24日に通知を発したということで、対応については了承しました。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

鈴木君:何点か、お伺いしたいと思います。
一つは、給食配膳員の関係で、給食センターで調理して運送業者が各学校まで運んでいきますが、その運送業者と給食配膳員の接触はあったのか、なかったのか、いかがですか。

給食センター長:運送業者は、配膳室の入り口まで学校給食を載せたコンテナを運んできますので、コンテナの受け渡しはありました。ただ、お互いにマスク、帽子、白衣を着用していましたので、そこでの接触は軽微なものであったと聞いております。

鈴木君:軽微なものであっても、黙って置いて帰るわけではないので、その場でおはようございます、御苦労様といった会話はあったと思います。そのような面で、その後の運送業者の従業員の方の健康状態がどうか、確認されていますでしょうか。

給食センター長:北海道江別保健所の調査では、濃厚接触者には当たらないと聞いております。

鈴木君:そのような問題ではなくて、運送業者には江別市が業務委託しているわけです。市の関連業務としてお願いしている以上、北海道江別保健所がどうこうではなくて、市として能動的に運送業者に対して健康管理に気を遣わないのでしょうか。また、運送業者は2人で来るわけですから、ほかの運転手や随行してくる方もいます。そこが不思議です。
先ほど言ったように、全てが北海道、北海道教育委員会の所管と言われたら質疑のしようがありません。これは地元で起こった案件です。北海道のよそのまちで起こった案件ではありません。教育部長、違いますか。

教育部長:先ほど申し上げたとおり、濃厚接触者の範囲の調査については、北海道江別保健所において所管しております。北海道江別保健所から濃厚接触はないという助言をいただいておりますので、それ以上のお答えはできません。

鈴木君:この間、私も、市長の記者会見などをテレビで見ましたが、事案に対して極めて隠蔽体質にあります。ここはやはり当委員会の中で調査するのに、全てが北海道教育委員会の発表、北海道、北海道江別保健所の発表、それがないと一切話せませんという状態では調査できません。それでは、何のために報告したのですか。いかがですか、教育部長。

教育部長:市としての対応について報告させていただいております。北海道や北海道江別保健所において責任を持つ部分については、先ほどもお答えしました新型コロナウイルス感染症全体の仕組みの中で考えておりますので、今回は市の対応についてのみ、御報告させていただいております。

鈴木君:私どもの会派には、議会事務局長から各会派の会長のところに第一報が電話で入りました。そのとき、私どもの会派では、たまたま令和2年第1回定例会に向けた勉強会をやっておりまして、学校名をなぜ公表しないのかと申し入れしました。結果的には一切公表されていませんが、現実的にテレビで学校が映っていました。子供たちに対するインタビューも映っているわけです。結局、そのようなことが変な憶測を呼んで、保護者も余計な負担を感じます。ということで、そういったことはきちんと開示すべきだと思います。中富良野町は学校名をきちんと公表しました。そのようなことも含めて、私は、江別市の危機管理はいかがなものかと疑問に思っています。
これ以上、質疑しても北海道の権限と言われてしまうと、一切議論がかみ合わないので、質疑はやめます。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

齊藤君:先ほど、市内の学校に対して1月24日に情報発信していることと、感染職員は2月17日からせきが出ていたという説明がありましたが、それでよろしいのですか。

学校教育課長:北海道が行ったこの患者に対する記者発表では、2月17日にせき症状が出ていたと発表しております。

齊藤君:なぜこのようなことを聞くかと言うと、私どもに対する報告は2月15日にせき、咽頭痛、熱が37度台だという情報でした。これは、2月17日からのせき症状とは日にちにずれがあると思いました。

教育部長:ただいまの質疑は、給食配膳員の内容だと思いますが、2月13日に咽頭痛を発症し、2月14日金曜日が最終勤務日というのが正しい情報でございます。
この話とは別に、2月15日に発症したという情報もありましたが、北海道が発表した2月13日木曜日の咽頭痛発症が初発の日にちで、これが正しい情報でございます。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、教育部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(10:36)

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(10:38)
2総務部所管事項、(1)付託案件の審査、アの議案第9号 江別市議会の議員その他非常勤の職員等の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

職員課長:議案第9号 江別市議会の議員その他非常勤の職員等の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
資料の1ページにつきましては、提案理由説明書の写しでありますので、御参照いただきたいと存じます。
資料の2ページをお開き願います。
初めに、1改正内容でありますが、給料を支給するフルタイムの会計年度任用職員が公務中または通勤中に災害を受けた場合の休業補償等について、その算定基礎となる補償基礎額を常勤職員の平均給与額の例により、実施機関が市長と協議して定める額とする規定を追加するほか、字句等の整備を行おうとするものであります。
次に、2施行期日でありますが、令和2年4月1日とするものであります。
資料の3ページから4ページは、条例改正の新旧対照表となっておりますので、御参照願います。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

内山君:まず、条文の確認ですけれども、第2条に臨時的任用職員等の規定があります。ことし4月から会計年度任用職員になりますが、このあたりの規定を改める必要はないのでしょうか。

職員課長:会計年度任用職員に関しましても、広い意味では地方公務員法上の非常勤職員の一つとなります。また、臨時的任用職員についても、制度としては残りますので、今回はこちらについての改正は行わないものでございます。

内山君:今回の改正で非常勤職員を追加するということですが、これまで公務災害補償の対象だったのでしょうか。

職員課長:これまでの非常勤職員に関しましては、報酬を支給しておりましたので、その報酬に関する規定については条例で定めておりました。4月から会計年度任用職員制度が始まりまして、その中でフルタイムの会計年度任用職員には給料を支給することとなります。その場合、給料に対する補償基礎額の算定について、条例の定めがないため、今回、条例改正をするものでございます。

内山君:伺いたいのは、これまで公務災害補償の対象であったのか、なかったのかです。

職員課長:労働基準法の別表第1に掲げる事業、いわゆる給食センターや保育園に勤務するような非常勤職員には、民間と同じような労務災害が適用されますけれども、事務系の非常勤職員には労務災害が適用されませんので、そういった方が公務災害や通勤災害に遭った場合については、本条例を使って補償する仕組みとなっております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの議案第21号 江別市防災会議条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

危機対策・防災担当参事:議案第21号 江別市防災会議条例の一部を改正する条例の制定につきまして御説明いたします。
まず、定例会初日に御説明いたしました提案理由につきましては、資料の5ページのとおりですので、御参照願います。
次に、資料の6ページをごらん願います。
初めに、1改正内容でありますが、(1)委員の追加につきましては、現在、指定行政機関、指定公共機関、学識経験者、市長が必要と認める者など30名の委員が選任されておりますが、この委員の区分に公募による者を追加するものであります。
次に、(2)委員の任期につきましては、公募による者の任期を2年とするものであります。
最後に、2施行期日につきましては、令和2年7月1日とするほか、選任に関する準備行為について規定するものであります。
なお、資料の7ページは、新旧対照表でございますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

内山君:今回の条例改正によって、公募委員を選任できるようになるということですが、人数と構成のバランスについてはどのようにお考えでしょうか。

危機対策・防災担当参事:まず、人数につきましては2名以内と考えております。
構成のバランスは、ほかの委員とのバランスをとるということで、ほかの委員は防災関係機関から1名ずつ任命されているような状況ですが、この市民公募につきましては、まず、市民の方から意見をいただきたいということで、1名ではなく、2名以内として募集したいと考えております。

内山君:市民から御意見をいただきたいということですけれども、担当部局で市民の方に期待している役割、どのような立場で発言してもらいたいという考えがあると思います。それは応募するときのレポートのテーマにもかかわると思いますが、市民の方にはどのような役割を期待しているのか、改めてお伺いします。

危機対策・防災担当参事:まず、防災の場合、よく自助・共助・公助と言われておりますが、やはりその中の自助・共助の観点で意見をいただきたいと考えております。想定している要件は、地域の中で日常の防災活動とかかわっていた方、あるいは、かかわってきた方、例えば、自主防災組織の役員や自治会の防災関係の役員をされていた方のほか、地域防災マスター、防災士に応募していただければと考えているところでございます。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)報告事項、アの職員の不祥事に係るてん末についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

職員課長:職員の不祥事に係るてんまつにつきまして御報告申し上げます。
資料8ページをごらん願います。
昨年8月26日開催された総務文教常任委員会に御報告申し上げておりますが、当事者は健康福祉部国保年金課の主任の職員であります。
不祥事に係るてんまつでありますが、当該職員は、昨年8月10日に札幌市北区の雑居ビル内で、面識がない飲食店勤務の女性の頬を複数回平手打ちし、通報を受けて駆けつけた警察官に、暴行容疑で現行犯逮捕されたものであります。
その後、札幌方面北警察署にて取り調べを受け、翌11日に釈放されております。
事件については、札幌区検察庁に送致され、10月17日及び12月17日に事情聴取が行われた後、当該職員から令和2年1月28日に市へ不起訴処分告知書の提出があったものであります。
市としましては、当該行為は、刑事罰の対象にはなっておりませんが、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行であることから、江別市職員賞罰審査委員会での審議結果を受け、当該職員を2月25日付で文書による訓告としたものであります。
これまでも、職員に対しましては、綱紀保持と服務規律の確保を促してまいりましたが、今後も職員が一丸となって職務に精励するとともに、全体の奉仕者という公務員の基本に立ち返って倫理の高揚に努め、市民の信頼回復を図ってまいります。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの新型コロナウイルス感染症に係る市の対応についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:新型コロナウイルス感染症に係る市の対応について御報告いたします。
総務部から追加で配付しました資料をごらんいただきたいと存じます。
当市における新型コロナウイルス感染症の拡大予防対策につきましては、市長を本部長とする感染症予防対策本部会議を開催し、対応を行ってきております。
このうち、総務部が講ずる対策につきまして御説明申し上げます。
まず、1市主催のイベント等についてでありますが、多くの人が集まる市が主催するイベント等については、原則として今後3週間程度中止または延期することといたしました。
ただし、日程の変更が難しい行事などにつきましては、消毒液の設置などの感染症予防対策をとった上で開催することとしております。
次に、2市の庁舎等における対応についてでありますが、職員が感染源とならないよう、窓口を担当する職員は、原則としてマスクを着用いたします。
また、窓口への来客者数などを勘案し、適宜、職員が窓口カウンターや記載台などの消毒を行うこととしております。
さらに、市の各施設の入り口には、アルコール消毒液を設置いたします。
次に、3その他(内部的な対応)でありますが、職員の健康管理のため、毎朝、出勤前に全職員が各自体温チェックを行い記録するとともに、発熱の有無等を所属長に報告することとしております。
また、職員の発症で欠勤があっても業務を継続できるよう、各課等において、新型コロナウイルス感染症対策としての業務継続計画(BCP)を策定いたします。
なお、資料にはございませんが、職員が集まって行う庁内会議等につきましても、原則として中止することとし、庁内グループウエアの電子会議機能などを活用するよう周知したところであり、この期間を3月6日金曜日までとしております。
市内小・中学校の臨時休校を受け、できるだけ人が集まる機会を減らし、少しでも感染リスクを小さくしたいと考え、対応したものでございます。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:確認ですけれども、今の市庁舎における対応ということで、窓口対応の職員はマスク着用、また、入り口にはアルコール消毒液を設置するということですが、今、市中ではマスクや消毒液が不足しておりますけれども、市の備蓄状況はいかがでしょうか。

契約管財課長:現在、危機対策・防災担当と保健センターで持っておりまして、契約管財課で管理している在庫量ですけれども、まず、アルコール消毒液につきましては、約230リットルございます。
それから、マスクは、危機対策・防災担当分、保健センター分の備蓄を合わせまして約1万枚持っている状況です。

内山君:安心しました。
もう1点、ここには書いていませんが、今回、新型コロナウイルス感染症が発生して、感染したときに全国的にも差別や偏見、いじめという人権にかかわる書き込みがあるような状況です。市として、そのようなことについて、注意喚起の考えはありますでしょうか。

総務部長:新型コロナウイルス感染症の発生に関する誹謗中傷の関係の御質疑だと思います。
こちらにつきましては、私どもが直接行っていることはありませんが、学校でそういったことがないように周知していると確認しております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(10:54)

※ 休憩中に、議案第9号、議案第20号及び議案第21号の今後の審査方法等について
協議

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(10:57)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第9号、議案第20号及び議案第21号につきましては、次回結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、結審単位については、1件ずつ行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、2月28日金曜日の午前11時5分から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:58)