ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

予算決算常任委員会 令和2年3月3日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年9月23日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(三角君):ただいまより、予算決算常任委員会を開会いたします。(13:29)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1付託案件の審査、(1)議案第22号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
これより、議案第22号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第22号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

岡君:議案第22号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第4号)について、反対の立場で討論いたします。
反対の理由は、一般会計から病院事業会計へ13億円を貸し付けることに問題があると考えるためです。
まず、今後の事業計画や収支計画がない状況で13億円の貸し付けは適切ではないこと、次に、年度末での13億円の貸し付けにより、資金不足比率が地方公共団体の財政の健全化に関する法律の経営健全化の基準を下回ることになり、市民に対して正確な財政情報をお知らせするという法の趣旨に反すること、さらには、13億円の償還予定が8年間据え置きで令和10年度からの返済となっていることは問題の先送りであり、無責任な対応であると考えます。
市の貯金である財政調整基金は、市立病院への貸し付けにより減少の一途をたどっており、来年度または再来年度での枯渇も想定されています。財政調整基金の減少は、既に令和2年度予算の編成に影響を与えており、財政調整基金だけに頼らない手法を模索すべきです。以上の理由により、議案第22号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第4号)について、反対の立場での討論といたします。

委員長(三角君):ほかに討論ありませんか。

徳田君:議案第22号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論に参加します。
今回提案された補正予算は、国等の予算動向による変更、歳入歳出の決算見込み、その他緊急を要するものへの措置であり、予算規模としては22億4,649万3,000円の追加、補正後の歳入歳出予算総額は486億3,620万9,000円となるものであります。
初めに、校内LAN整備事業についてでありますが、国のGIGAスクール構想に基づく公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金を活用した事業であり、補助率は2分の1、残り2分の1は全額起債で、元利償還金のうち60%が普通交付税措置される事業となります。
今回の補助金の要件として、江別市内の公立小・中学校25校全てにおいて、来年度中に事業を完了させなければならないとのことであります。予算決算常任委員会では、工事完了に対する懸念についての質疑がなされましたが、これについては入札を校内LANと電源工事に分けることや近隣の小・中学校をまとめ、市内を四つのエリアに分けて発注を行うなどの配慮がなされていることが確認されたところであります。
また、予定として現在のパソコン教室のみならず、普通教室やその他の特別教室、職員室、保健室、体育館までWi-Fi環境を整備するとのことであり、この事業によって、江別市における児童生徒のICT教育環境が飛躍的に向上することが期待されます。
次に、ラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地受入事業に関する補正でありますが、契約段階では仮設を必要としていた設備があったものの、江別市として北海道と連携し、ラグビーワールドカップ2019組織委員会との交渉を重ねた結果、多くを既存の施設で対応することとなり、今次補正では、特に仮設設備等設置費及び施設警備費について、1,779万5,000円の減額となったことについては評価するものであります。
今回のラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地受け入れによって、市内の児童へタグラグビーの普及啓発、オーストラリアの大学生やオーストラリア出身のラグビー選手との交流が図られたことも大きな成果であったと考えます。今後は今回の経験を生かし、さらなる合宿誘致につながる取り組みがなされることを期待するものであります。
そのほか、病院事業会計繰出金は、市立病院の資金不足への対応のため、長期貸付金として13億円を追加しようとするものであります。
市立病院の経営状況については、医師不足等による診療収益の悪化から運転資金の不足を一時借入金で対応している状況にあり、今年度末には一時借入金の残高が27億円に達する見込みとなっています。この一時借入金については、年度末に一度借りかえを行った後、新年度当初に返済しなければならないもので、現状では、その支払いの原資を一般会計からの繰入金によらなければならない厳しい経営状況となっております。このため、新年度予算として提案される予定の病院事業会計繰出金の約14億円との差額である13億円を令和元年度の資金不足への対応として年度内に措置する必要があるため、今次補正により対応しようとするものであり、財源は、繰越金が2億5,000万円、財政調整基金からの繰入金が7億5,000万円、基本財産基金からの繰入金が3億円となっております。
市立病院は厳しい経営状況にあり、年度末における運転資金の貸し付けが続いている状況にあります。先般、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会から答申がなされ、来年度からの3年間を集中改革期間と位置づけ、令和5年度における収支均衡を図るべくさまざまな取り組みがスタートするわけですが、基金の取り崩しにも限界があることから、3年間ということではなく、今この時が勝負との思いで、常に緊張感を持って、経営健全化に当たっていただくことを望むものであります。
以上、主なものについて述べましたが、今回提案された補正予算について、今ほど述べましたもの以外についても適切であると判断されますことから、議案第22号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場での討論といたします。

委員長(三角君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、議案第22号を挙手により採決いたします。
議案第22号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。(猪股委員、岡委員以外挙手)
よって、議案第22号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(2)議案第24号 令和元年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより、議案第24号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第24号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

猪股君:議案第24号 令和元年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)について、反対の立場で討論いたします。
反対の理由は、本補正予算による繰出金の3億円が一般会計から病院事業会計への長期貸付金である13億円の原資となっているからです。
江別市基金条例における基本財産基金の目的は、財産を活用し、これから生じる利益によって本市財政に寄与することとされています。
また、本補正予算により、基本財産基金の現在高は2億3,075万6,000円まで減少する見込みとなります。
これまで江別市の財政調整に重要な役割を果たしてきた本基金の機能を著しく低下させ、今後の市政運営全体に重大な影響を生じさせることとなります。
以上の理由により、議案第24号 令和元年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)について、反対の立場での討論といたします。

委員長(三角君):ほかに討論ありませんか。

諏訪部君:議案第24号 令和元年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論いたします。
この補正予算は、令和元年度中に一時借入金が27億円となった市立病院に対し、その一時借入金を年度内に返済するために貸与するものです。一時借入金27億円のうち、約14億円は年度内に借りかえの後、令和2年度の一般会計からの繰入金をもって返済し、残り13億円の内訳として一般会計の繰越金から2億5,000万円を、財政調整基金から7億5,000万円を、そして基本財産基金から3億円を貸与して返済し、市立病院から江別市へは、8年間の返済猶予の後、5年間にわたり約2億6,000万円ずつ返済される計画とのことです。
病院事業会計に対しては、平成27年度に7億5,000万円を貸し付けており、平成30年度にも6億円の貸し付けを行っていますが、平成27年度の貸付金は返済中であり、平成30年度の貸付金に関しては、その返済が始まっていないにもかかわらず、再度の貸し付けになります。本来であれば、全ての返済が終了してからの貸与であるべきと考えます。
また、江別市の一般会計の財政も決して豊かなものではなく、基金残高は年々減少している一方、道路や橋梁を初め、公共施設は軒並み老朽化し、本庁舎や市民会館の建てかえが検討されるなど、基金の需要はますます大きくなっていくことが予想されますが、このままでは基金が枯渇し、ない袖は振れない状態になるのではないかと危惧するところです。
しかしながら、もし病院事業会計に対する貸し付けの補正予算案が否決されたとすると、資金不足比率が30%を上回って経営健全化団体となり、先日、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会の答申をもとに作成された市立病院の再建計画とも言うべき市立病院の経営再建に向けたロードマップ(案)よりも、かなり厳しい再建策が国から示されることも考えられ、その場合、救急、精神科、小児科、産婦人科という不採算医療を担い、地域医療を守るという市立病院の使命を毀損しかねないおそれがあるということが、補正予算全体の質疑の中で明らかとなりました。
江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会の答申では、令和2年度から令和4年度までの3年間を集中改革期間とされていますが、江別市の財政や基金残高などを考えると、各年度における収支の改善状況が芳しくない場合、経営健全化団体となることも辞さないという不退転の決意を持って再建計画を実行することを期待し、議案第24号 令和元年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)について、賛成の立場での討論といたします。

委員長(三角君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、議案第24号を挙手により採決いたします。
議案第24号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。(猪股委員、岡委員以外挙手)
よって、議案第24号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(3)議案第27号 令和元年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより、議案第27号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第27号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

岡君:議案第27号 令和元年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)について、反対の立場で討論いたします。
本補正予算は、令和元年度江別市病院事業会計の純損失が約12億5,410万円と2年連続で10億円を超える巨額の赤字の見込みとなり、資金繰りのために借り入れている一時借入金27億円の年度末の返済の原資として13億円を一般会計から長期で借り入れるなどとするものです。
昨年度は、年度末に急遽6億円を借り入れましたが、今年度も同様の形で借り入れを行うことは、以下の理由により適切ではないと考えます。
まず、現時点で、今後の事業計画も、収支計画も、返済までの資金繰りの見通しも、計画どおりにいかない場合の対応方法も示されておらず、長期貸し付けを受ける基本的な条件を満たしておりません。委員会資料として提出された市立病院の経営再建に向けたロードマップ(案)は、事業計画や収支計画と言えるレベルのものではなく、貸し付けを判断する材料にはなりません。
昨年度末の6億円の借り入れ時は、あくまで昨年度のみの対応であるとのことで令和元年度からの経営再建を約束いただきましたが、残念ながら経営状態は昨年度以上に悪化しており、同じ失敗を繰り返すことはできません。
次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率は、平成29年度は4.3%、平成30年度は10.0%、令和元年度は本補正予算による借り入れを行った場合は3.0%となる見込みですが、平成30年度末に6億円を借り入れなかった場合は21.6%、本補正予算により13億円を借り入れない場合は30.9%となることが示されました。
実態としての資金不足比率は、既に2年連続して経営健全化基準である20%を超えており、13億円を借り入れることで年度末の資金不足を少なく見せることは不正とも受け取られかねない行為であり、市民にわかりやすく正確な財政情報を開示するという法の趣旨に反しており認められません。
財政破綻した夕張市の教訓の一つは、首長の暴走に対して議会がチェック機能を十分に果たせなかったことです。今こそ、この教訓を思い起こすべきであり、首長の不適切な行為には議会がストップをかけなければいけません。
さらに、資金不足比率が経営健全化基準を超えている現状は、本来、市は経営健全化団体となり、国や北海道の指導のもと経営健全化計画を策定しなければいけない状況になっています。
平成18年の経営危機以降、専門家である外部委員からの意見を伺いながら自主再建の道を進んできましたが、残念ながら危機をより深刻化させる結果となりました。過去の市立病院の歴史をひもとくと、経営危機を克服できたのは昭和56年に準用財政再建団体となり国や北海道の指導を受けたときのみです。これまでの経緯を振り返ってみると、自主再建という手法がいかに甘いものであるかを物語っているものであり、過去の知見が受け継がれている議会として、今こそ、より経営再建の可能性が高い経営健全化団体への移行の道を選ぶという厳しい対応を行うことが求められているのではないでしょうか。
最後に、今回の13億円の借り入れは8年間の据え置きで令和10年度から返済を行う予定となっておりますが、時々で情勢が変化し、法律も変わる時代に、借入金を8年間も据え置くことは余りに無責任な対応と言わざるを得ません。返済までの資金繰りの見通しも全く示されておらず、また、これまでの病院経営を振り返ると、これから10年でどのような危機が新たに発生するかなど全く予想できず、令和10年度以降の話など余りに不透明過ぎます。
自分たちが責任を持てる任期の中で道筋を示すべきであり、将来世代に負担を先送りすることは厳に慎まなければなりません。
以上の理由により、議案第27号 令和元年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)について、反対の立場での討論といたします。

委員長(三角君):ほかに討論ありませんか。

高間君:議案第27号 令和元年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論いたします。
本議案は、市立病院の決算見込み等による業務の予定量並びに収益的収入及び支出、資本的収入及び支出の増減調整を行うものであり、令和元年度の純損失が約12億5,410万円となり、損失による資金不足である13億円を一般会計から借り入れ、8年を据え置き13年間で償還しようとするものであります。
しかし、これまでも、平成27年度には7億5,000万円、平成30年度には6億円を一般会計から借り入れ、平成29年には、江別市立病院新公立病院改革プランを策定し、経営改革に取り組んできたところでありますが、医師の退職等も重なり、極めて厳しい経営状態が続いています。
議会では、平成29年6月に市立病院・地域医療検討特別委員会を設置して1年数カ月にわたり調査と取り組む課題をまとめてきました。その結果、市立病院の再建に向けた経営改革を進めることを提言し、それを受け、昨年8月に江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会が設置されました。ことし2月5日の答申書を受けて、来年度以降の経営再建に向け、組織体制の見直しと経営の改善策が示され、それをもとに市立病院の経営再建に向けたロードマップ(案)と、集中改革期間として3年間が示され、来年度から改革案に沿った取り組みが始まろうとしています。まずは、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの提言に速やかに取り組み、達成することが自主再建の最後の道と考えます。
よって、単月や単年度ごとの進捗状況をしっかり分析し、議会としても今後の対応を年度単位で考えることが必要と考えるものであります。
また、答申が出てすぐに経営健全化団体になることは、答申に沿った再建計画の進捗に影響が出るものと考え、今回の資金不足に対する13億円の借り入れに賛成するものです。
病院事業会計の起債償還につきましては、先延ばしであるとの意見もありますが、現状に鑑みると最善の策と考えますし、これについても市立病院の経営改善がなされれば早期の返還もかなうものと考えます。
また、資金不足比率の問題については、理事者質疑の中で述べられていましたけれども、資金収支比率を偽るものではないが、数字をつくっているように見えることについて、市民の皆様にしっかりとわかりやすく、丁寧に情報発信することと市民の皆様に理解してもらう機会をつくることを強く要望いたします。
江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの答申を受け実行できなければ、次の段階へ進むことができないことを申し上げ、議案第27号 令和元年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)について、賛成の立場での討論といたします。

委員長(三角君):ほかに討論ありませんか。

吉本君:議案第27号 令和元年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)について、賛成の立場から討論いたします。
病院事業会計は、この間、医師不足などによる収益悪化が続き、運転資金の不足を一時借入金で対応する事態となっています。今年度末には、一時借入金の残高が27億円に達する見込みで、新年度当初には返済が求められます。しかし、現状では、その返済の原資を一般会計からの繰入金によらなければならない厳しい状況にあります。
本議案は、一時借入金の残高である27億円の返済について、新年度予算で提案予定の病院事業会計繰出金として約14億円を充当し、さらに不足する資金13億円を令和元年度の補正予算で対応しようとするものです。また、その財源を繰越金の2億5,000万円、財政調整基金の7億5,000万円、基本財産基金の3億円で措置するということです。
江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの答申は、経営再建に向けた中期戦略の一つに、一般会計による公費負担の適正化を示しています。その中で、一般会計から市立病院への公費負担は、明確な基準に基づいて定めた一定額を上限とし、これに合わせて、過去に生じた病院事業会計の資金不足については、市立病院の経営再建を条件として、一般会計が適切に支援を行うべきとしています。さらに、病院事業会計の収支悪化は深刻な水準にあり、市全体の財政運営に与える影響が懸念されるため、市立病院の経営再建は市政運営にとって喫緊の課題とも述べられています。この現状を踏まえれば、経営再建の前提として、13億円の補正予算は、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの答申に沿った、必要な支援と考えます。
さらに、市立病院の経営再建の実効性を確保するための方策では、令和2年度から令和4年度までの3年間を集中改革期間とし、令和5年度での収支均衡を実現すべきとしており、このために、一般会計からも適切な支援が必要であると述べられています。そのことを受け、一般会計からの借入金の償還が集中改革期間における資金不足に影響することがないよう考慮するとともに、他の企業債も含め、例えば、令和元年度の一般会計からの借入金13億円の償還は、令和10年度から令和14年度とするなど、既存の一般会計からの借入金の元金償還時期の延伸と新規の一般会計からの借入金の元金償還時期を設定しています。また、令和5年度以降の病院事業会計の起債償還額は8億円を上限とし、令和10年度の病院改築起債の償還終了後は6億円強から5億円台、そして2億円台へと推移するという実行性の高い償還計画と考えます。
市立病院の経営健全化団体への移行や一般会計からの繰入金の償還について、理事者質疑を含めて審査が行われましたが、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの答申の終わりにでは、市立病院という医療資源を失う事態に至ることは、市民が地域で安心して暮らし続けていくことにとって非常に大きな損失であるとされており、こうした事態にならないよう、病院事業会計への適切な支援による自主再建が必要です。
以上を申し上げ、議案第27号 令和元年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)について、賛成の立場からの討論といたします。

委員長(三角君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、議案第27号を挙手により採決いたします。
議案第27号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。(猪股委員、岡委員以外挙手)
よって、議案第27号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
本日結審を行いました議案に係る付議事件審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、2協議事項、(1)質疑項目(資料要求)の取りまとめについてを議題といたします。
事務局より資料の説明をお願いいたします。

議事係主査:本日の朝に会派控室机上に配付しております資料について御説明申し上げます。
この資料は、2月27日の午後3時までに提出のありました質疑通告書に基づいて、130件の質疑項目を審査日ごとに整理したものでございます。
あわせまして、要求資料についても記載しておりますので、内容等の御確認をお願い申し上げます。
以上であります。

委員長(三角君):ただいま事務局から説明を受けましたが、質疑項目及び要求資料の内容について、休憩の中で協議したいと思います。
暫時休憩いたします。(13:58)

※ 休憩中に、質疑項目及び要求資料の内容について協議

委員長(三角君):委員会を再開いたします。(15:06)
質疑項目及び資料要求については、休憩中に協議いたしました内容で取りまとめることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、日程の振り分けは、資料に記載のとおり進めたいと思います。
以上で、本件を終結いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。

議事係主査:質疑項目の内容を協議していただきましたが、それ以外に取り下げる項目があれば、御協議をお願いいたします。

委員長(三角君):取り下げる項目について、各委員からございませんか。

徳田君:資料の12ページにあります、健康づくり推進事業についての質疑及び要求資料を取り下げいたします。

委員長(三角君):ただいま、徳田委員から御発言のありましたとおり、資料12ページの健康づくり推進事業の質疑及び要求資料を取り下げることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
そのほかにございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(15:08)