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議会運営委員会 令和元年11月21日(木)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年8月3日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 議長より、議会運営等について挨拶

(開 会)

委員長(島田君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(10:00)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)令和元年第4回定例会の議事運営についてを議題といたします。
アの提出案件及び議決形態(案)についての説明を求めます。

事務局長:それでは、アの提出案件及び議決形態(案)について御説明いたします。
今期定例会の提出案件は、市長提出が17件、議会提出が4件、審査報告が5件の計26件であります。
資料NO.1の市長提出案件から順次御説明いたします。
諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦については、早瀬美知子氏の任期満了に伴い、委員候補者を法務大臣に推薦するに当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦については、伝住修一氏の任期満了に伴い、委員候補者を法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。
諮問第6号 人権擁護委員候補者の推薦については、戸来調美氏の任期満了に伴い、委員候補者を法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。
諮問第7号 人権擁護委員候補者の推薦については、柏木留美子氏の退任に伴い、委員候補者を法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。
議案第75号 江別市公平委員会委員の選任については、佐藤允氏の任期満了に伴う選任に当たり、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
以上の5件につきましては、即決でお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
諮問第4号ないし諮問第7号及び議案第75号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:議案第76号 指定管理者の指定についてないし議案第81号 指定管理者の指定についての6件は、いずれも令和2年4月1日から各施設の管理を指定管理者に行わせるに当たり、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
初めに、議案第76号は、江別市旧町村農場の指定管理者として江別河川防災環境事業協同組合を指定するもので、本件につきましては、総務文教常任委員会に付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
次に、議案第77号は、大麻東地区センターの指定管理者として大麻第二住区自治連合会を、議案第78号は、江別市野幌老人憩の家の指定管理者として特定非営利活動法人えべつ協働ねっとわーくを、議案第79号は、江別市緑町老人憩の家の指定管理者として公益社団法人江別市シルバー人材センターを、議案第80号は、江別市大麻老人憩の家の指定管理者として公益社団法人江別市シルバー人材センターを、議案第81号は、江別市東野幌青少年会館の指定管理者として野幌鉄南自治会連合会を指定するもので、これら5件につきましては、生活福祉常任委員会に付託し、それぞれ会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
議案第76号ないし議案第81号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:続きまして、資料NO.2をごらんください。
議案第82号 江別市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、人事院勧告に準拠した給与改定で、一つには、給料表を月額平均0.1%の引き上げ、二つには、勤勉手当を年間0.05月分の引き上げ、三つには、住居手当につき、支給対象となる家賃額の下限の引き上げ及び手当額の上限の引き上げ、四つには、特別職等の期末手当の支給割合を一般職と同様の水準へ引き上げるものであり、本件につきましては、総務文教常任委員会に付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
議案第82号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:議案第83号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定については、札幌圏都市計画地区計画の決定等に伴い、建築物の用途、敷地面積、高さなどの制限の条例適用区域に、新たに、大麻元町地区地区整備計画区域を加えるほか、建築基準法の改正等による字句等の整備を行おうとするものであり、本件につきましては、経済建設常任委員会に付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
議案第83号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:議案第84号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第3号)は、国等の予算動向による変更等の措置及びその他緊急を要するものへの措置を編成方針とするものであります。
主なものといたしましては、過年度還付金及び還付加算金の追加、個人番号カード発行関連経費の追加、介護サービス提供基盤等整備事業に係る北海道の交付基準単価増に伴う追加、生活保護業務関係システムの改修経費の追加、オンライン資格確認準備等のシステム改修に伴う国民健康保険特別会計への繰出金の追加など、全6事業で、補正の規模は記載のとおりであります。
本件につきましては、総務文教常任委員会及び生活福祉常任委員会にかかわるものでありますが、生活福祉常任委員会から付託審査の意向が示されております。
このため、2常任委員会に分割して付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものでありますが、委員会での実質審査は生活福祉常任委員会で行うことになり、総務文教常任委員会では、実質審査を行わずに結審のみを行っていただくものであります。
次に、議案第85号 令和元年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、オンライン資格確認等の準備に係るシステム改修経費の追加で、補正の規模は記載のとおりであり、本件につきましては、生活福祉常任委員会に付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
次に、議案第86号 令和元年度江別市水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第87号 令和元年度江別市下水道事業会計補正予算(第1号)は、水道メーターの地上化費用について、下水道事業会計から水道事業会計への出資を取りやめるもので、補正の規模は記載のとおりであり、これら2件につきましては、それぞれ即決でお願いいたそうとするものであります。
以上が、市長提出案件の内容でございます。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
議案第84号ないし議案第87号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:続きまして、資料NO.3をごらんください。
議会提出案件でありますが、選挙第6号 江別市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙については、委員4名及び補充員4名の任期満了に伴い、地方自治法第182条第1項及び第2項の規定に基づき、議会において選挙を執行するもので、本件につきましては、即決でお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
選挙第6号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:請願第2号 日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の提出を求めることについての受理年月日、請願者及び紹介議員は、記載のとおりであり、本件につきましては、総務文教常任委員会に付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
請願第2号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:報告第31号 例月出納検査結果報告について(8月分)及び報告第32号 例月出納検査結果報告について(9月分)の2件につきましては、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、議会に報告がなされるものであります。
なお、初日には間に合いませんが、報告第33号として、例月出納検査結果報告について(10月分)の追加提出が予定されております。
これにつきましては、後ほど会期についてお諮りいたしますが、第10日目の12月6日の一般質問1日目に間に合うよう配付したいと考えておりますので、御了承願います。
次に、議会運営委員の選任については、吉本委員の辞任に伴い、江別市議会委員会条例第6条第1項の規定に基づき、議長が指名するものであります。
次に、議会広報広聴委員の委嘱については、委員定数の増に伴い、江別市議会広報広聴委員会設置規程第3条第2項の規定に基づき議長が委嘱するものであります。
次に、各常任委員会所管事務調査報告については、閉会中の所管事務調査報告といたしまして、総務文教常任委員長、生活福祉常任委員長及び経済建設常任委員長より、それぞれ報告を受けるものであります。
以上が、議会提出案件の内容であります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
報告第31号及び報告第32号並びに議会運営委員の選任、議会広報広聴委員の委嘱及び各常任委員会所管事務調査報告については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:続きまして、資料NO.4をごらんください。
審査報告でありますが、認定第4号 平成30年度江別市一般会計歳入歳出決算を認定に付することについてないし認定第8号 平成30年度江別市基本財産基金運用特別会計歳入歳出決算を認定に付することについての5件は、閉会中継続審査となっていたものであります。
10月31日に結審し、決算特別委員長より、認定第4号ないし認定第7号については、それぞれ多数をもって、認定第8号については、全員一致をもって認定すべきものと決した旨の審査報告がなされるものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
認定第4号ないし認定第8号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、イの会期の決定(案)についての説明を求めます。

事務局長:イの会期の決定(案)について御説明いたします。
資料NO.5をごらんください。
令和元年第4回定例会の会期は、11月27日から12月12日までの16日間とするもので、11月28日から12月5日まで、7日及び8日並びに11日は、それぞれ委員会審査等のため、休会といたそうとするものであります。
会期中の議事の概要でありますが、初日の11月27日は、諸報告、議会運営委員選任、議会広報広聴委員委嘱、審査報告、付託議案、補正予算及び人事案件の議事を行うものとし、一般質問の通告締め切りは、本会議散会後1時間を予定しております。
また、一般質問は、12月6日から休会を挟みまして、9日及び10日までの3日間を予定しております。
最終日となる12日は、諸報告、審査報告の議事を予定しております。
なお、会期中の委員会の開催は、11月28日木曜日の午前10時から生活福祉常任委員会、同日午後1時30分から経済建設常任委員会、11月29日金曜日の午前10時から総務文教常任委員会、12月4日水曜日の午後1時30分から議会広報広聴委員会の開催を予定しております。
以上です。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
会期の決定(案)については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、ウの議事日程(案)についての説明を求めます。

事務局長:ウの議事日程(案)について御説明いたします。
見開きのページとなりますが、資料NO.6をごらんください。
第4回定例会議事日程(第1号)でありますが、11月27日水曜日、第1日目は、午前10時に開会しようとするものであります。
日程第1ないし日程第3については、記載のとおりであり、説明を省略いたします。
日程第4の議会運営委員の選任については、上程の後、議長が委員を指名するもので、議会広報広聴委員の委嘱については、議長が委員を委嘱するものであります。
日程第5は、市長から行政報告を受けるものであります。
日程第6の各常任委員会所管事務調査報告は、総務文教常任委員長、生活福祉常任委員長及び経済建設常任委員長より、それぞれ所管事務調査報告を受けるものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第1ないし日程第6については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第7の認定第4号ないし日程第11の認定第8号の5件は、一括上程、一括報告、一括質疑の後、認定第4号ないし認定第7号については、それぞれ討論の後、起立採決を、認定第8号については、討論の後、簡易採決をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第7ないし日程第11については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第12の議案第76号ないし、次のページ、資料NO.7になりますが、日程第17の議案第81号の6件は、一括上程、一括説明、一括質疑の後、日程第12の議案第76号は、総務文教常任委員会に、日程第13の議案第77号ないし日程第17の議案第81号の5件は、生活福祉常任委員会に付託し、それぞれ会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第12ないし日程第17については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第18の議案第82号は、上程、説明、質疑の後、総務文教常任委員会に付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第18については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第19の議案第83号は、上程、説明、質疑の後、経済建設常任委員会に付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第19については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第20の議案第84号ないし日程第23の議案第87号の4件は、一括上程、一括説明、一括質疑の後、日程第20の議案第84号は、総務文教常任委員会及び生活福祉常任委員会に分割して付託し、日程第21の議案第85号は、生活福祉常任委員会に付託し、それぞれ会期内審査を、日程第22の議案第86号及び日程第23の議案第87号は、一括委員会付託を省略し、一括討論の後、一括簡易採決を、それぞれお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第20ないし日程第23については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第24の諮問第4号ないし、次のページ、資料NO.8になりますが、日程第28の議案第75号の5件は、それぞれ上程、説明の後、質疑、委員会付託、討論を省略し、簡易採決をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第24ないし日程第28については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第29の選挙第6号は、上程の後、議長より選挙の方法を指名推選とすることを諮り、引き続き、議長より委員及び補充員を指名し、同時に補充員の順位もあわせて議長から諮ろうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第29については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第30の請願第2号は、上程の後、総務文教常任委員会に付託し、会期内審査をお願いいたそうとするものであります。
以上です。
御確認をお願いいたします。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第30については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)議会運営に関する検討課題についてを議題といたします。
前回の委員会では、前期委員会から申し送られた三つの検討課題について協議を行いましたが、本日は、前回に引き続き、それぞれの検討課題について、協議を進めてまいりたいと思います。
初めに、2議会モニター制度についてでありますが、前回の委員会において、民主・市民の会から提出された案を各会派に持ち帰り、実施の可否について御意見をいただくことが確認されましたが、その後、民主・市民の会から新たな資料の提出がございました。
本日は、初めに、民主・市民の会から提出されました新たな資料について御説明をいただき、各会派から御意見をいただきたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、民主・市民の会から御説明をお願いいたします。

諏訪部君:それでは、配付させていただきました案について御説明させていただきます。
以前に提出した資料に関しては、箇条書きで割と簡潔でしたので、理解されにくい部分が多々あったかと思いまして、もう少し詳しく記載させていただきました。
設置目的につきましては、特に江別市議会基本条例の趣旨に基づきということで、江別市議会基本条例の一部を抜粋させていただいております。
議会の活動原則として、市民等の多様な意見や知見等を的確に把握するよう努め、政策調査、政策提案及び政策提言の充実を図り、市政に反映させるための議会運営に努めることや、市民の傍聴及び参加意欲を高める議会運営に努めることとされております。
そして、市民参加及び市民との連携について、第5条において、議会は、市民に対し、積極的にその有している情報を公開し、説明責任を十分に果たさなければならない、また、議会は、議員と市民が市政全般にわたり、情報及び意見を交換する場を多様に設けるとともに、政策提案の拡大に努めるものとするとあります。
こうした議会基本条例制定の趣旨に基づいて、議会の運営や議会改革についての意見を広く定期的に市民の皆様からお聞きしたり、以前にもお話をさせていただいたかと思いますが、議会の活動や、議会はどういう場なのかということを市民の皆様に御理解いただけるような活動をしていきたいということで、これらを議会モニター制度の設置目的としております。
人数・対象につきまして、まず、人数は、絶対にこれでなくてはいけないということではなく、議論の一つの手がかりとして当会派は10名程度がよろしいのではないかと考えております。もちろん、各委員の御意見で、もっと多いほうがいいとか、少ないほうがいいということに関して反対するものではありません。議論の端緒として10名程度という人数を提案させていただきました。
対象としましては、江別市自治基本条例における市民としましたが、市民の定義をかなり広い意味でとっておりますので、そこら辺もまた各委員と議論させていただきたいと思っております。
募集方法は、以前の資料には公募、推薦としか記載していなかったのですが、まずは公募して意欲のある方に参加していただきたいと思っています。ただ、年齢や性別、職業は偏りがないほうがよろしいと思いまして、こういう方にお願いしますという推薦のようなこともある程度可能にしてはいかがかということで、公募及び推薦とさせていただいております。
次のページの任期・報酬等は、他議会の議会モニター制度を参考にさせていただきました。とりあえず1年、もちろん、1回やったらもうだめということではなくて、再任していただいても構わないと考えております。ただ、再任回数の制限につきましては、各委員と議論をさせていただきたいと思っております。
報酬は、他議会では、原則無償というところや、市内、町内で使える商品券をお渡しするところも見られます。この辺は、各委員と協議の上だと思いますが、交通費相当額を支給してもいいのではないかという考えです。
主な活動内容につきましては、他議会の議会モニター制度では多岐にわたる役割があります。これも、もちろん全てを活動内容とするのではなくて、せめて会議や議会を傍聴していただいて意見をお聞きしたり、こちらから情報発信をしている議会だより、ホームページ、フェイスブック等に関する意見を提出していただきます。ただ、資料には文書によると書いてありますが、文書にこだわっているわけではなく、御意見を聴取したいという意味であります。
また、議長が依頼した市議会の運営に関する調査事項に回答するというのは、アンケート調査のようなものだとお考えいただければと思います。
毎年、市民と議会の集いでは意見交換を行っており、議会の活動に非常に知見のある方がたくさんいらっしゃることはよく理解しておりますが、さらに、会議を傍聴された方や、議会の活動に興味を持っていただいている方とさまざまな形で御意見を交換できたらと思っております。
繰り返しになりますけれども、役割につきましては、これを全て持たなくてはいけないということではないと思っておりますので、各委員と協議させていただきたいと考えております。
意見反映の仕方は、これは前回提出した資料にはありませんが、まず、口頭だけでは受け取り方が変わる場合もありますので、文書で提出していただいたほうがよろしいと思います。そうすると、多くの方と共有することが可能ですし、特定の委員会について提出された意見はその委員会の中で協議してはいかがかと考えました。さらに、検討した結果は、やはり御意見をいただいた方に回答するとともに、広く一般の方に見ていただけるように公表するのがよろしいのではないかと考えております。
制度の導入時期につきましては、令和2年からでは各委員の御意見をすぐにまとめるのは難しいと思いますし、令和3年6月に全ての委員会で折り返しにより委員が交代するかと思いますので、そのタイミングで実施してはいかがかと思います。これも、提案ですので、絶対こうでなくてはいけないとは思っておりません。
説明につきましては以上ですけれども、新たに提出させていただいた資料をたたき台にして御検討いただければと思います。
以上です。

委員長(島田君):ただいま説明をいただきましたが、確認等はございませんか。

齊藤君:意見反映の仕方のところで、検討結果は、原則として、当該意見提出者に対して通知するとなっていますが、意見をいただいた個人にそれぞれ通知するということでよろしいですか。

諏訪部君:議会モニター制度につきましては、どのような方が参加してくださっているかをこちらで把握しておりますし、どなたかわからないということがないので、せっかくこの議会モニター制度に御応募いただいて、本会議や委員会を傍聴されて議会に対して意見を言ってくださると想定しておりますので、その方の御意見に対して、議会の考えを回答させていただきたいと考えております。
そして、市民には、その方を特定できるような書き方ではなく、例えば、議会モニターからこういう御意見をいただいて、議会としてはこのように考えています、このように行動しましたというような回答がないと、せっかく御意見をいただいた方にも申しわけないと思います。
市民と議会の集いの場合は、どなたかというのはわからないのですけれども、議会モニター制度はどこのどなたということが明確ですので、その方にお答えするべきではないかと考えております。

齊藤君:具体的な想定がなかなか難しいのですが、要するに、議会モニターとして参加してくださった個人に対して通知する、通知したものを全体として情報共有するということですか。

諏訪部君:繰り返しになりますけれども、議会モニターに応募してくださって、こちらとしてAさん、Bさん、Cさん、Dさんというふうに、どこのどなたということをはっきり把握しておりますので、やはり御意見をいただいた方には通知するべきではないかと考えております。

委員長(島田君):ほかに確認等はございませんか。

裏君:議会の中で、どの委員会が所管すると考えているのでしょうか。

諏訪部君:趣旨から考えると、議会広報広聴委員会と思っております。この件に関しましては、そこにこだわっているわけではありませんので、実際にどういう方法で実施するかについては、各委員と御協議させていただきたいと思っております。

内山君:補足します。
市民から広く意見を聞くという意味では議会広報広聴委員会という部分もあるのですけれども、こちらは議会改革や議会の進め方、委員会等についての意見も入ってくることになります。現在、議会広報広聴委員会でも議場でアンケート調査を行っているのですが、そこまで踏み込まないようにしている部分があります。ですから、各委員と協議させていただいて、これは議会広報広聴委員会の所管であると議会運営委員会で決まれば、議会広報広聴委員会の所管事項として新たに加えないといけないと考えております。議会改革や議会の運営に関することにも踏み込むので、議会広報広聴委員会というより、各委員との議論が必要かと思っています。

裏君:議会改革や議会の運営に関することにも踏み込むというのはどういうことですか。

内山君:議会運営や議会運営の仕方をどうしたらいいかという意見を聞くので、それは議会広報広聴委員会の所管からは外れているという議論が議会広報広聴委員会の中でありました。
当会派としては、今のところ、どこの委員会等というのはまだ決めていないので、その辺は各委員と協議しながら、決めていただければと思います。

委員長(島田君):ほかに確認等はございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(10:36)

※ 休憩中に、今後の進め方について協議

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(10:54)
各会派から、実施の可否について御意見をいただきたいと思います。
初めに、自民クラブからお願いいたします。

宮本君:議会モニター制度については、前回の議会運営委員会で、各会派に持ち帰り、本日の議会運営委員会で実施の可否を確認することになっていました。自民クラブとしては、会派会議を行いまして、否という結論が出ております。

委員長(島田君):次に、公明党からお願いいたします。

齊藤君:これまでの議会運営委員会での協議経過としては、調査研究をしながら議論を進めてきたと受けとめておりました。
当会派としては、否と決めているわけではないのですが、各委員と議論することを考えております。

委員長(島田君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

鈴木君:以前に出された議論と今回出された資料で、極端に具体的な内容になっています。それであれば、どうして前回ここまで言ってくれなかったのか、そうすればもっと理解が進んでいたと思っています。
議会モニター制度を実施することはいいと思いますが、先ほど宮本委員の発言をお聞きしたら、議会広報広聴委員会の業務内容との整理は非常に課題があると思いました。議会広報広聴委員会において実施する場合、業務は相当な量になります。そういう意味では、今、議会広報広聴委員会の委員を1人ふやして、よりスムーズな活動をするという中で、その動向を見きわめることも方法の一つかと思っております。
基本的に可としておりますので、さらに議論していくというのであれば、それで一向に構わないと思います。

委員長(島田君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:今回提出いただいた資料は、具体的な内容になっておりますが、大事なのは、議会モニター制度を導入することで何を得られるのかということかと考えていまして、その議論が重要だと思っております。さまざまな先行事例がありますので、当市に合ったやり方を検討していくことが必要だと思います。
市民と議会の関係をより強め、距離を縮めるには意義があることなので、検討していくことはよいと思います。ただ、それにしても、目的やどんな効果を期待しているのかという前段階での議論を詰めていく必要があると考えています。
いずれにしても、議会運営委員会の協議の結果によるものと考えております。

委員長(島田君):実施するという意見がある一方、自民クラブから実施しないという意見が出ていますので、議会モニター制度につきましては、一致しないということで確認いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、3議会の情報化についての研究・検討に移ります。
議会の情報化についての研究・検討は、前回の委員会において、正副委員長案をもとに協議いたしましたが、各委員から出された意見を踏まえ、正副委員長案を改めて作成することが確認されましたので、初めに、正副委員長案について、私から説明いたします。
それでは、議会の情報化についての研究・検討(正副委員長案)ということで、1検討事項、(1)先行して進めることとしたタブレット端末の導入に当たり、市長部局から示された課題への対応等についてです。1はタブレット端末の種類(OS、画面サイズ、価格等)です。
2は通信事業者及び通信方法です。
3は会議システム(資料閲覧等ソフト)です。
4はタブレット端末の契約方式(レンタルまたは買い取り、必要台数、料金プランなど)です。
5は通信費の議員負担(タブレット端末使用のあり方の検討を含む)です。
6は市長部局との連動・連携です。
7はその他必要な事項です。
次に、(2)江別市議会ICT推進基本計画策定に係る素案の見直し・再検討ということで、1年次計画の見直しのほか、各項目についての確認です。
2は社会情勢や他市の状況を踏まえた見直しです。
3は庁舎改築に伴う議場のあり方の検討(ICT関連)です。
4は市長部局との調整です。
5はその他必要な事項です。
次に、2協議の進め方として、検討事項(1)についてです。
1協議を行う上で必要となる資料の収集や各項目の案を作成するワーキンググループを設置する。
2協議を行う上で必要となる資料の中には特定の民間企業の情報など、公開に適さない内容が含まれることが想定されることから、案の作成時には留意する。
3各項目の協議状況については、適宜、書面等により議会運営委員会に報告する。
4各項目の案については、議会運営委員会の正副委員長と調整の上、適宜、議会運営委員会で協議・検討を行う。ワーキンググループは、議員の傍聴を認めるとともに、座長の許可を得た場合は発言できるものとする。
検討事項(2)についてです。議会運営委員会で協議を行うこととする。
次に、3ワーキンググループの構成等につきまして、(1)構成員数は、若干名で構成する。
(2)構成は、議会運営委員会副委員長を座長とし、各会派から推薦する者または希望する者をもって構成する(議会運営委員会委員に限らない)。
(3)は任期、検討事項(1)の協議を終え、議会運営委員会で確認されるまでとします。
次に、4タブレット端末の導入に当たり想定される予算要求までのスケジュール(令和3年度予算要求とする場合)ですが、これは案の段階です。令和2年8月下旬にタブレット端末及び契約に係る金額等の確定としています。同じく、10月上旬に議会運営委員会に協議結果報告書を提出し、協議します。11月中旬に幹事長会議において新年度予算議会費を協議します。同じく、11月中旬に総務部財務室財政課に予算要求を提出するとなっております。
ただいま、私から説明しましたが、確認等はございませんか。

高橋君:資料の4ページ目の4タブレット端末の導入に当たり想定される予算要求までのスケジュール(令和3年度予算要求とする場合)ですけれども、10月上旬に議会運営委員会に協議結果報告書を提出し、協議というのは、それまでの間に検討経過にあわせて、随時、報告が行われた上での最終的な報告書なのでしょうか。

委員長(島田君):ワーキンググループの決定につきましては、各項目一つずつ整理するので、議会運営委員会に報告します。また、10月上旬というのは最終的な結果報告になります。

高橋君:11月中旬に行われる幹事長会議において新年度予算議会費を協議していますが、このタイミングですと、ぎりぎりになると思います。各会派に持ち帰り検討する余裕がない時期となってしまうので、もし令和3年度に向けた予算要求ということを考えると、もう少し前倒しで全体を検討する必要があると思いますことから、きょうの資料を固定的なものにはしないほうがいいと思います。もし協議が長引いた場合、スケジュールに拘束されると、それもまた本末転倒になると思いますので、このスケジュールについては、固定的ではないという確認が必要であると思いますが、いかがでしょうか。

委員長(島田君):先ほど、私は、スケジュールにつきまして案と言いましたので、固定するものではありません。
ただ、逆算していくと、やはり日程として厳しいと思います。
暫時休憩いたします。(11:06)

※ 休憩中に、今後の進め方について確認

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(11:08)
休憩中に事務局に確認いたしましたが、予算要求の最終的な締め切りは11月21日ということですので、10月中旬は日程として厳しいと思います。これはあくまでも案ですので、早目に整理できるものはしていかなければ前回のようになりますことから、もう少し柔軟に考えるということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
ほかに確認等はございませんか。(なし)
それでは、3議会の情報化についての研究・検討は、正副委員長案のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、4江別市議会における業務継続計画(BCP)についてに移ります。
提出資料について、事務局より説明をお願いいたします。

事務局次長:議会業務継続計画(BCP)について御説明申し上げます。
資料の5ページから7ページをごらん願います。
本市を除く、道内34市議会の議会業務継続計画(BCP)の策定状況を一覧でお示ししものでありますが、現時点で、当該計画を策定している市議会はございませんでした。
進捗状況等につきましては、今年度中に策定を予定しているのが登別市議会だけで、検討中としているのが小樽市、室蘭市、千歳市、恵庭市の4市議会であり、いずれも時期は未定となっております。
また、当該計画を策定していないものの、規程、要綱、要領、指針、申し合わせ等の議会内の内規で、大規模災害が発生した際の議会または議員としての行動マニュアル等を定めているのは、札幌市、釧路市、帯広市、留萌市、名寄市、三笠市、根室市、深川市、富良野市、北広島市の10市議会となっております。
なお、帯広市議会を除く、9市議会については、別冊資料としてそれぞれの内規を配付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
なければ、今後の進め方について協議したいと思いますが、御意見ございませんか。

宮本君:いただいた資料を当会派の各議員に配付させていただいて、少し勉強させていただき、じっくり協議したいと思います。まずは、少し時間をいただくということで、各委員にお願いしたいと思います。

委員長(島田君):ほかの委員から御意見はございませんか。

諏訪部君:今の御意見に賛同して、当会派の中でも少し勉強させていただきたいと思います。

委員長(島田君):次に、公明党からお願いいたします。

齊藤君:当会派も同様です。

委員長(島田君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

鈴木君:当会派もよろしいです。

委員長(島田君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:当会派も結構です。

委員長(島田君):それでは、4江別市議会における業務継続計画(BCP)については、事務局から提出された資料を持ち帰り、次回、今後の進め方について、御発言いただくこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、5陳情審査における陳述機会についてに移ります。
陳情審査における陳述機会については、前回、事務局から提出された資料の説明を受け、実施の可否及び実施する場合は開始時期について、各会派に持ち帰り協議していただくこととしておりましたので、協議結果を自民クラブからお願いいたします。

宮本君:当会派としては、可でございます。ぜひ実施してください。

委員長(島田君):次に、公明党からお願いいたします。

齊藤君:当会派としては、現行のままでよいという結果です。

委員長(島田君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

諏訪部君:提案会派なので、可です。ぜひ陳述機会を設けていただきたいと思います。

委員長(島田君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

鈴木君:当会派も可でよろしいです。

委員長(島田君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:請願での陳述機会を導入したときの経過から考えても、可ということでよろしいです。

齊藤君:一応、会派の結論としては、ルールにのっとってという形ですが、各委員が可ということであれば、それは可でもよろしいです。
ただ、そこにはきちんとしたルールが必要になると思います。

委員長(島田君):それぞれの会派から御意見をお聞きしました結果、全会派一致したことから、陳情審査における陳述機会を設けることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、開始時期につきまして、御意見ございませんか。

諏訪部君:公明党がルールが必要になるとおっしゃっていたのですけれども、ルールが確定されれば可能ではないかと思っております。

委員長(島田君):ほかに御意見ございませんか。

宮本君:江別市議会基本条例の関係もありますが、いつから開始できるのでしょうか。

委員長(島田君):暫時休憩いたします。(11:17)

※ 休憩中に、開始時期について協議

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(11:17)
それでは、5陳情審査における陳述機会については、開始時期などについて協議するため、事務局において、改正が必要な条例等について整理し、資料ができ次第、提出することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、6請願及び陳情の表決についてに移ります。
請願及び陳情の表決については、前回、事務局から提出された資料の説明を受け、実施の可否及び実施する場合は開始時期について、各会派に持ち帰り協議していただくこととしておりましたので、協議結果を自民クラブからお願いいたします。

宮本君:当会派は、否です。
つけ加えますと、現状の当市議会の表決の仕方は、請願及び陳情をいろいろな項目別に分けて出されたり、趣旨、願意の内容が分かれているということで、判断がなかなか難しい内容がかなりあります。どうしても、趣旨採択や一部採択と結論づけるしかない場面が多いものですから、否です。
もう一つ言いますと、ホームページに掲載されている議案等に係る賛否の結果がバーマークで示されることについて、下に説明文があり、その部分を読むと我々はわかるのですけれども、市民から見るとさっぱりわからないという課題もありますので、何かいい方法があれば、話し合っていければという思いでおりますが、今回は否ということで判断しております。

委員長(島田君):次に、公明党からお願いいたします。

齊藤君:当会派も、否です。
今ほど宮本委員からのお話にもあったのですけれども、やはり内容で全く否定できない部分がありながらも、市民の思いにある程度応えていきたいという部分もあったり、賛成、反対だけでは市民の思いに応えられない部分があります。議会のあり方としてどうかという議論もありましたが、そこら辺はなかなか難しいという意味で否です。
ただ、表示の仕方については、もう少し工夫して市民に態度を示すことができないのかと思っております。

委員長(島田君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

諏訪部君:自民クラブ、公明党と同じ結論です。
先日の議会と市民の集いのときに、市民から、趣旨採択にかなり肯定的な御意見をいただいて、そのように受けとめてくださる方もいらっしゃるのだと思い、少し安心しました。
当会派も市民の陳情や請願に対してはっきり不採択とすることは難しいと感じております。

委員長(島田君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

鈴木君:当会派も、否です。
やはり、マル・バツを完璧に使い分けることができない、願意を少しでも酌み取って対応することが市民に対する責任だと思っています。

委員長(島田君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:自民クラブから説明された内容については、私どもとしても理解するところです。
ただ、心配なのは、今ほどもありましたように、可か否だけではなくというところで、余計に市民の誤解を招かないかという懸念です。趣旨採択については、願意は妥当でありますが、実現性の面で確信が持てないといった場合、実質的には不採択ということがあります。その辺は、議会として責任を持って明らかにしていただきたいという市民の声もあるものですから、そういう点では、私たちとしては、採択、不採択以外の態度をとるときには十分な吟味が必要だと改めて思いました。先日の市民と議会の集いで出された御意見もそうだったのですが、私たちとしては、決してグレーではないということを理解いただく努力をしていかなければならないと思った次第です。
それから、特に重要だと思うのは、例えば、不採択と趣旨採択の二つに分かれた場合はいいですけれども、三つに分かれた場合に、いずれも議決に至らないことが過去の委員会の中でありました。そうしたことを、してはいけないというルール化はできないものの、やはり、議会で共通認識を持って対応を調整していただきたいと思います。この間、経済建設常任委員会では、本当に対応に苦慮した経過もあります。
先ほど自民クラブから御発言がありましたが、議案等に係る賛否の結果がバーマークで示されることについては、今後どういったことが可能か、議会広報広聴委員会で対応が可能なのかどうか、場合によっては改めて議会運営委員会にお諮りする場面が出てくると思いますので、それは、別途、検討する課題ということで了解いたします。

委員長(島田君):6請願及び陳情の表決については、実施すべきとの会派が1会派、実施すべきではないとの会派が4会派ということで意見が分かれましたので、これは否と確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それから、先ほどの3議会の情報化についての研究・検討のワーキンググループのメンバーについて、次回、各会派から御発言いただきたいと思います。
以上で、議会運営に関する検討課題についてを終結いたします。
次に、(3)江別市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

事務局次長:江別市議会委員会条例の一部改正について御説明申し上げます。
資料の8ページをごらん願います。
先般、開催された会長会議において、第4回定例会で条例改正の議案を提出する意向が確認されたところでありますが、先例に倣い、本議案は、議会運営委員会が提出するものとなります。
改正内容につきましては、記載のとおり、第2条第2項に新たに第4号として予算決算常任委員会12人とする規定を追加するほか、所管としてア予算及びこれに関連する事項、イ決算及びこれに関連する事項とそれぞれ規定するものであります。
予算及びこれに関連する事項とは、当初予算、補正予算の議案のほか、使用料・手数料の見直しに伴う条例の制定、改正に係る議案や、消費税率を改定する際の条例改正に係る議案など、予算と密接な関連があるものを想定したものであります。
また、決算及びこれに関連する事項とは、前年度の決算認定のほか、企業会計の資金不足比率の報告、一般会計の健全化判断比率の報告など、前年度決算に関連する報告などを想定したものであります。
なお、資料に記載はございませんが、改正条例の附則において、施行日を公布の日とするほか、予算決算常任委員会の委員の任期を議員任期の折り返しとなる後期の議会人事に合わせ、議会運営委員会及び3常任委員会の任期に合わせる特例規定を設けるものであります。
最後に、スケジュールについてですが、第4回定例会の一般質問の初日に議案を提出する運びで調整作業を進めてまいりたいと存じますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

高橋君:もしも検討されていれば、お伺いします。
先進地調査について、常任委員会というくくりで規定されていたかと思いますが、予算決算常任委員会の場合はどのような扱いになるのでしょうか。

事務局次長:会長会議では、そのような協議はございませんでしたが、先進地調査につきましては、幹事長会議申合せで決めることになっておりますので、必要に応じて幹事長会議の中で協議をしていくものと考えております。

委員長(島田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
本件については、事務局の説明のとおり、第4回定例会の一般質問初日に議会運営委員会として議案を提出することと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(4)議会運営に関する申合せの一部改正についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

事務局次長:議会運営に関する申合せの一部改正について御説明申し上げます。
資料の9ページをごらん願います。
初めに、22特別委員会の設置についてですが、予算及び決算の審査を常任委員会方式に変更するため、それ以外の特別委員会が設置される場合の規定を残すほか、必要な規定の整備をするものであります。
次に、23当初予算等の審査についてですが、委員会の名称を予算特別委員会から予算決算常任委員会に改めるものであります。
次に、25決算審査ですが、こちらも同様に、委員会の名称を改めるほか、必要な規定の整備をするものであります。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
それでは、本件については、会長会議での協議結果を踏まえまして、事務局からの説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、ただいま御確認いただきました改正箇所につきましては、後日、準備ができ次第、議会運営に関する申合せの差しかえ書類を全議員に配付していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2報告事項、(1)議会のてびきの一部改正についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

事務局次長:議会のてびきの一部改正について御報告申し上げます。
資料の10ページをごらん願います。
初めに、アの江別市議会会派及び諸会議規程の一部改正についてでありますが、予算及び決算の審査を常任委員会方式に変更することに伴い、記載のとおり、第4条第2号の会長会議に関する規定及び同条第3号の幹事長会議に関する規定から、予算特別委員会及び決算特別委員会に係る規定を削るなど必要な整備を行うものであります。
次に、資料の11ページをごらん願います。
イの会長会議申合せの一部改正についてであります。
3議会の構成及び人事に関する協議事項(2)候補者の人選要領でありますが、3のアの次に新たなイとして、議員は、総務文教、生活福祉、経済建設の各常任委員会のいずれかに属するものとするという規定を設けたものであります。
資料の8ページにお戻りいただきまして、江別市議会委員会条例第2条第1項をごらん願います。
ここでは、議員は、少なくとも一の常任委員となるものとすると規定されているため、解釈上は、予算決算常任委員会に所属すれば、他の3常任委員会のいずれにも所属しなくてよいことになります。
そうしたことを防ぐため、当該申し合わせにおいて、総務文教、生活福祉、経済建設の各常任委員会のいずれかに必ず所属することをルール化したものでございます。
再び、資料の11ページにお戻り願います。
次に、新たなウとして、予算決算常任委員会には、総務文教、生活福祉、経済建設の各常任委員会からバランスよく配分されるよう努める旨の努力規定を設けたものであります。
次に、新たなエとして、議長、副議長及び監査委員は、予算決算常任委員会の委員に選任しない旨を規定したものであります。
以上、会長会議で協議の上、確認された2本の内規の改正箇所を一括して御報告申し上げましたので、よろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

諏訪部君:単純な質疑で恐縮ですけれども、イのいずれかに属するものとするという内容を江別市議会委員会条例に盛り込むことは技術的に難しいということでしょうか。

事務局次長:この江別市議会委員会条例第2条第1項の規定につきましては、全国市議会議長会で示しております標準市議会委員会条例と同一のものになっておりまして、既に予算決算常任委員会を設置している市議会においても、この規定に関しては改正しておりません。
詳細につきましては、各議会における申し合わせで調整しておりますので、当市議会におきましても、江別市議会委員会条例では規定せず、会長会議申合せで規定したところでございます。

諏訪部君:それにつきましては、一応理解いたしました。江別市議会委員会条例にうまく盛り込めればいいというのは個人的な意見です。
それから、会長会議申合せについては、当会派の会長から聞いており、いろいろな条件があるのは理解するのですが、議長、副議長及び監査委員は、予算決算常任委員会に選任しないものとするということに関して、議員総数の25人から3人を除いた22人で、その中から12人を選出するのは、ほかの委員会もありますので、すごく厳しいと思います。
今後、この辺は見直す可能性があるとは聞いておりますが、どのような状況なのでしょうか。

事務局次長:今後、予算決算常任委員会を運営していく上で、今申し上げられたような不都合が生じるならば、そのときに応じまして、会長会議の中で、いずれかの会派の会長から御提案をいただき、改正が必要であれば、御協議いただきたいと考えております。

委員長(島田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
それでは、ただいま御確認いただきました改正箇所につきましては、後日、準備ができ次第、議会のてびきの差しかえ書類を全議員に配付していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)陳情書の職権整理についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

事務局次長:陳情書の職権整理についてですが、別紙のとおり、陳情書が提出されております。
「国による妊産婦医療費助成制度創設」並びに、「福祉医療制度の実施に伴う国保国庫負担金の削減措置廃止」を求める自治体意見書採択についての陳情書ですが、11月11日付で郵送受理したもので、議会運営に関する申合せ37(5)ア(オ)及びイ(ウ)に基づき、議長の職権整理により各会派へ配付したものであります。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
本件については、事務局の報告のとおり御周知願います。
以上で、本件を終結いたします。
次に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に、次回委員会開催予定でありますが、一般質問の第1日目を予定しております12月6日金曜日の午前9時30分より開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:40)