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議会運営委員会 令和元年11月11日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年5月22日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 議会事務局長より職員紹介

(開 会)

委員長(島田君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(13:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)議会運営に関する検討課題についてを議題といたします。
前回の委員会では、前期委員会から申し送られた三つの検討課題について、1予算・決算の審査方法に関しまして、議会運営委員会と会長会議で並行して協議を進め、会長会議で決定した事項は、適宜、議会運営委員会に報告することが確認されました。
次に、2議会モニター制度については、前期の議会運営委員会で民主・市民の会から提出された案をたたき台として、他市の事例を参考にしながら、項目ごとに協議することが確認されました。
また、3議会の情報化についての研究・検討は、今後の協議の進め方について、正副委員長案を作成することが確認されました。
さらに、今後、新たに協議することで一致した、4江別市議会における業務継続計画(BCP)について、5陳情審査における陳述機会について、6請願及び陳情の表決については、それぞれ事務局に資料の提出を求めることが確認されました。
本日は、前回に引き続き、それぞれの検討課題について、協議を進めてまいりたいと思います。
初めに、2議会モニター制度についてでありますが、前回の委員会において、民主・市民の会から提出された案をたたき台として、他市の事例を参考にしながら、項目ごとに協議することが確認されております。
本日は、民主・市民の会から提出された案に記載されている項目についての御意見のほかに、協議が必要と思われる項目がありましたら、御発言いただきたいと思います。
各項目について御意見はございませんか。

宮本君:民主・市民の会から議会モニター制度についての資料をいただいておりまして、設置目的等については賛同できますが、資料が提出していただいたものしかありません。
それで、事務局から提出されたA3判の資料を見ますと、例えば、市民からの要望、提言等を広く意見聴取するという項目と、市議会の運営に反映するため、市議会の改革、活性化と政策提案機能を推進するという二面があります。
各自治体の事例が書かれていますが、いろいろな内容があります。ですから、提案会派である民主・市民の会で、具体的な活動内容について、整理されているようであれば教えていただきたいと思います。
当会派は、活動内容の項目について否定するものではありません。ただ、今、当市議会として、議会モニター制度を実施する時期なのかという思いがあります。さらには、新しい議員も多いわけですから、まずは当市議会の基本的な役割をしっかり理解した中で、新しく議会モニター制度に取り組むという考え方も必要ではないかという意見もありますので、その辺をお話しいただければと思います。

諏訪部君:提案した活動内容については、今お話がありましたように、各自治体の議会モニター制度の内容を参考にさせていただいております。当会派も全てをできるとは思っておりませんが、ほかの会派の皆さんから、この中で特に当市議会としてこのようなことを中心にやったほうがいいのではないか、このようなことをぜひ取り入れたい、今おっしゃったように、まだ時期尚早ではないかという御意見を頂戴したほうが話が進むのではないかと思います。
当会派としても、提案した活動内容を全てやらなければならないということではありません。

宮本君:現段階ではそういうことだろうと思いますけれども、この部分はぜひやりたいということで、具体的に議会モニター制度の案を提出されたわけではないということでしょうか。その辺は会派としてどこまで詰めていますか。ぜひ取り組みましょうという御発言をいただければ、当会派は、それについて、具体的に話を進めていくと思います。

諏訪部君:当会派としても、全ての議員の意見が一致しているわけではないので、いろいろな意見を総合した形になっています。
ただ、議会モニター制度の趣旨としては、まずは議会を知っていただくことが重要だと思いますし、議会について理解していただいた上で、意見をいただくのがよろしいのではないかと思っています。

委員長(島田君):ほかに確認等はございませんか。

高橋君:いろいろと資料を出していただいているのですけれども、漠然としているといいますか、イメージが湧いてこないところがあります。それは、恐らく、当市議会において、議会モニター制度がどうして必要なのか、議会モニター制度にどんな役割を期待するのかが定まっていないからではないかと思います。それについては、協議しながら検討していくしかないと思っています。

委員長(島田君):ほかに確認等はございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(13:40)

※ 休憩中に、議会モニター制度について協議

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(14:17)
2議会モニター制度については、休憩中に協議いたしましたとおり、民主・市民の会から提出された案をもとに、会派に再度持ち帰っていただいて、次回は、可否について、各会派から御意見をいただきます。その前に、民主・市民の会から、項目を追加するようなことがあれば、各会派に新たに資料を配付していただくということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、3議会の情報化についての研究・検討に移ります。
議会の情報化についての研究・検討は、前回の委員会において、今後の進め方について正副委員長案を作成することが確認されましたので、初めに、正副委員長案について、私から説明いたします。
1検討事項、(1)先行して進めることとしたタブレット端末の導入に当たり、市長部局から示された課題への対応等についてです。1タブレット端末の種類(OS、画面サイズ、価格等)も含まれます。2通信事業者及び通信方法についてです。3会議システム(資料閲覧等ソフト)等です。4タブレット端末の契約方式(レンタルまたは買い取り、料金プランなど)です。5通信費の議員負担(タブレット端末使用のあり方の検討を含む。)です。6市長部局との連動・連携です。それから、7その他必要な事項です。
(2)江別市議会ICT推進基本計画策定に係る素案の見直し・再検討ということで、1年次計画の見直しのほか、各項目についての確認です。2社会情勢や他市の状況を踏まえた見直しです。3庁舎改築に伴う議場のあり方の検討(ICT関連)です。4市長部局との調整です。5その他必要な事項です。
次に、2検討の場の設置です。前任期と同様、議会運営委員会の下に江別市議会ICT化検討協議会を設置し、より専門性を持って議会のICT化に関する研究・検討を行うです。
3検討組織の体制です。(1)構成員数、7名をもって構成し、正副議長はオブザーバーとして参加する。(2)構成、議会運営委員会副委員長を座長とし、各会派から1名ずつ選出する。(3)任期、江別市議会ICT推進基本計画の策定までということです。
ただいま、私から説明しましたが、確認等はございませんか。

諏訪部君:たしか市長事務部局から示された課題の中にタブレット端末の台数も入っていたと思いますが、それはタブレット端末の契約方式に含まれるのでしょうか。それとも、別の項目に含まれるのでしょうか。

委員長(島田君):タブレット端末の契約方式に台数も含まれます。
ほかに確認等はございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(14:22)

※ 休憩中に、議会の情報化についての研究・検討について協議

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(15:05)
3議会の情報化についての研究・検討は、休憩中に協議いたしましたとおり、タブレット端末については、来年度の予算要求には間に合わないということです。また、検討組織の体制についても、再度、見直すということで、正副委員長案をもう一度検討するということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、5陳情審査における陳述機会についてに移ります。
提出資料について、事務局より説明をお願いいたします。

事務局次長:陳情審査における陳述機会について御説明申し上げます。
資料の3ページをごらん願います。
陳情審査において、陳述機会を設けておりますのは、北海道内35市議会中、小樽市、旭川市、釧路市、苫小牧市、赤平市、紋別市、北広島市、石狩市の計8市議会となっております。
陳述時間については、制限なしが4市議会、10分以内が2市議会、5分程度と5分以内が2市議会となっておりますが、旭川市議会では、所管委員会において、全会一致で陳述機会を設けない旨の決定をしたときは陳述を認めないとのことであります。
実施時期については、委員会の開会中が4市議会、休憩中が4市議会となっております。
陳述者への質疑等については、可としているのが5市議会、不可としているのが3市議会となっております。
費用弁償については、8市議会とも支給しておりませんでした。
なお、補足といたしまして、北広島市議会では、国への意見書提出を求める陳情については、委員会に付託せず、別途、協議し、全会派一致したもののみ、本会議に意見書案として上程しているため、提出者が委員会での審査を希望する場合は、請願書として提出していただけるよう求めているとのことであります。
最後に、参考として、ページ下段に、当市議会における現行の陳情の取り扱いを記したほか、その右欄の陳述時間、実施時期、陳述者への質疑等、費用弁償について、現行の当市議会における請願の取り扱いを記しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

高橋君:実施時期についてですけれども、休憩中としている市議会が幾つかありますが、これらの市議会は、請願と陳情は同じ取り扱いなのでしょうか。あるいは、請願は開会中だけれども、陳情は休憩中ということなのでしょうか。

事務局次長:請願及び陳情について、同じ取り扱いをしているということでございます。

委員長(島田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
次に、今後の進め方等について協議したいと思いますが、御意見ございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(15:10)

※ 休憩中に、今後の進め方について協議

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(15:12)
5陳情審査における陳述機会について、休憩中に協議しましたとおり、事務局から提出された資料をもとに、各会派に持ち帰って、次回の議会運営委員会で可否も含めて、御意見をいただくこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、6請願及び陳情の表決についてに移ります。
提出資料について、事務局より説明をお願いいたします。

事務局次長:請願及び陳情の表決について御説明申し上げます。
資料の4ページをごらん願います。
初めに、1一部採択及び趣旨採択の定義につきましては、地方議会運営事典から引用したものを転記しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
次に、2石狩管内市議会の状況でありますが、会議規則にのっとり、表決方法を採択と不採択に限定した取り扱いとしているのは、札幌市、千歳市の2市議会で、会議規則に定めのない一部採択や趣旨採択を取り入れているのは、恵庭市、北広島市、石狩市の3市議会となっております。
なお、参考として、一部採択や趣旨採択を取り入れている3市議会における平成25年以降の実績を記しておりますが、一部採択、趣旨採択とも実績数が少ないことから、慎重な取り扱いをしているものと推測されます。
次に、3江別市議会における請願及び陳情の表決についてですが、平成21年から平成30年までの過去10年分を一覧にしたものでございます。
記載のとおり、この10年間で表決に用いられた件数は、一部採択が12件、趣旨採択が21件となっており、同じく、議決結果の件数は、一部採択が10件、趣旨採択が15件となっておりますので、御確認いただきたいと存じます。
次の資料の5ページ及び6ページには、平成21年から平成30年までの表決において、一部採択及び趣旨採択が用いられた請願及び陳情の一覧を掲載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

宮本君:表決も議決もそうですが、一部採択が平成28年から3年連続でゼロ件となっています。これは、請願、陳情の内容について、例えば、1番目、2番目などと項目として分けられた内容になっていて、このような判断になっていると受けとめてよろしいでしょうか。請願の内容と陳情の内容について、分けて判断したということでよろしいですか。

委員長(島田君):暫時休憩いたします。(15:16)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(15:18)

事務局次長:ただいま、過去に提出された請願、陳情が手元にございませんので、正確に申し上げることはできない状況ですが、これまでの取り扱い状況から申し上げますと、願意が複数に分かれているものが多くございます。そのうち、議会側で判断いたしまして、一つでも採択すべきとするものがあれば一部採択として取り扱われていると認識しております。

委員長(島田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
次に、今後の進め方等について協議したいと思いますが、御意見ございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(15:19)

※ 休憩中に、今後の進め方について協議

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(15:19)
休憩中に協議いたしましたとおり、事務局から提出された資料をもとに、会派に持ち帰って、次回の議会運営委員会で、可否も含めて、御意見をいただくこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、議会運営に関する検討課題についてを終結いたします。
次に、(2)議会運営に関する申合せの一部改正についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

事務局次長:議会運営に関する申合せの一部改正について御説明申し上げます。
後ほど御報告いたします議会のてびきの一部改正とも関連いたしますが、本日開催された会長会議におきまして、交渉会派の構成員数を3人以上から2人以上に変更することが正式に確認されましたことから、それに伴い必要となる議会運営に関する申合せの改正箇所について御説明いたします。
資料の7ページをごらん願います。
現行の議会運営に関する申合せの4によりますと、議会運営委員の選任に当たっては、所属議員が3人以上4人以内の会派は1人、5人以上7人以内の会派は2人、8人以上の会派は3人となっております。
江別市議会委員会条例では、議会運営委員会の委員定数は10人と定められておりますことから、実数で10人に満たない場合は、係数案分によりまして10人となるように調整してきたところであります。
このたび、構成員数が2人の会派が交渉会派になりますと、この前提が崩れてしまいますことから、人数配分を全体的に見直したものでありますが、現行の人数配分は、議員定数が32人のときから適用されているものであるため、現行の25人に合わせる形で見直したものでございます。
その結果、2人以上3人以内の会派は1人、4人以上6人以内の会派は2人、7人以上の会派は3人となりますので、六つの会派で10人の定数を満たすことができます。
以上、改正の概要について御報告申し上げましたので、御協議、御確認のほどよろしくお願い申し上げます。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
それでは、本件については、会長会議での協議結果を踏まえまして、事務局からの説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、ただいま御確認いただきました改正箇所につきましては、後日、準備ができ次第、議会運営に関する申合せの差しかえ書類を全議員に配付していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2報告事項、(1)議会のてびきの一部改正についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

事務局次長:議会のてびきの一部改正について御報告申し上げます。
資料の8ページをごらん願います。
初めに、アの会長会議申合せの一部改正についてでありますが、令和元年第4回定例会に議会提出案件として提出予定の選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について、この間、会長会議において人選協議を進めてまいりました。
人選基準については、昭和58年に選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙要領が定められ、その後、平成23年、平成27年と、2度の改正を経て現在に至っております。
本要領は、4年に1度の選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙に係る人選協議にしか使われないため、議会のてびきに掲載されなかったものと思われますが、各会派の会長だけでなく、他の議員も人選基準を知ることができるよう、先般の会長会議において、議会のてびきに掲載することが確認されたものであります。
資料の9ページをごらん願います。
次に、江別市議会会派及び諸会議規程の一部改正についてですが、本日開催された会長会議において、交渉会派の構成員数を3名から2名に改めることが正式に確認されましたことから、記載のとおり、第2条第2項中、3名を2名に改めるものであります。
また、施行日については、令和元年第4回定例会からとすることがあわせて確認されましたので、定例会初日を予定している令和元年11月27日からとするものであります。
資料の10ページをごらん願います。
次に、江別市議会広報広聴委員会設置規程の一部改正についてですが、こちらも本日の会長会議において、交渉会派の構成員数の変更に伴い、委員定数を1人ふやし、8人から9人に改めることが確認されましたことから、記載のとおり、第3条第1項中、8人を9人に改めるものであります。
また、施行日についても、先ほど御説明いたしました江別市議会会派及び諸会議規程の一部改正と同様に、令和元年11月27日とするものであります。
以上、議会のてびきにおいて、改正を要する3本の内規について、御報告申し上げましたので、御確認のほどよろしくお願い申し上げます。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
それでは、ただいま御確認いただきました改正箇所につきましては、後日、準備ができ次第、議会のてびきの差しかえ書類を全議員に配付していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)要望書等の配付についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

事務局次長:要望書等の配付についてですが、別紙のとおり、3件の要望書等を受理しております。
1件目は、令和2年度理科教育設備整備費等補助金予算計上についてのお願いで、8月30日付で郵送受理したもので、2件目は、シルバー人材センターへの支援についての要望書で、9月26日に直接受理したもので、3件目は、学校教材の計画的な整備推進についてのお願いで、10月15日付で郵送受理したもので、それぞれ各会派へ参考配付しております。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
本件については、事務局の報告のとおり御周知願います。
次に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に、次回委員会開催予定でありますが、第4回定例会の議事運営について御協議いただくため、11月21日木曜日の午前10時から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(15:28)