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生活福祉常任委員会 令和元年12月2日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年1月29日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 一括議題の確認

(開 会)

委員長(諏訪部君):ただいまより、生活福祉常任委員会を開会いたします。(13:29)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1付託案件の審査、(1)議案第77号 指定管理者の指定について(大麻東地区センター)を議題といたします。
これより、議案第77号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第77号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第77号を挙手により採決いたします。
議案第77号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第77号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(2)議案第78号ないし(5)議案第81号の指定管理者の指定についてを一括議題といたします。
これより、議案第78号ないし議案第81号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第78号ないし議案第81号に対する一括討論に入ります。
討論ありませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第78号ないし議案第81号を挙手により一括採決いたします。
議案第78号ないし議案第81号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第78号ないし議案第81号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(6)議案第84号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
これより、議案第84号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第84号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

吉本君:議案第84号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場から討論を行います。
本議案は、個人番号カード発行関連経費として282万8,000円を追加し、財源は全額国庫補助金を充当することとしています。その内容は、マイナンバーカードの発行枚数増及びマイキーID設定支援に伴う臨時職員5名の賃金、統合端末機4台の賃貸借料、通知用封筒の作成及び郵送に係る経費の追加というものです。
2013年に成立した、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、通称マイナンバー法に基づき、2015年10月に付番が行われ、マイナンバーと氏名、住所、生年月日、性別が記載された通知カードが全国民に送付されました。
2016年1月からは、希望者に対し、顔写真やICチップの入ったマイナンバーカードの交付が始まりましたが交付率は上がらず、ことし8月現在、全国で約14%、当市の交付率は委員会資料によれば、平成30年度末時点で交付累計1万1,445枚、交付率9.6%となっています。
マイナンバーカードに他分野の情報をひもづけして利用できるようにすることについて、この間、政府は、マイナンバーカードの情報は一元管理されるのではなく、分散管理であることから、芋づる式に他機関の個人情報が漏れることはないとしています。
しかし、生涯同じ番号を使う限り、漏れた情報が蓄積されていけば膨大なデータベースがつくられる可能性があり、しかも、一つの番号で名寄せできる情報が多いほど、詐欺や成り済ましなどの犯罪に利用されるおそれが高まることも指摘され、既に海外では被害が広がっているとの報道もあります。
それにもかかわらず、政府は、マイナンバーカードの利用拡大に躍起になり、令和4年度末までにほとんどの国民がマイナンバーカードを取得することを想定し、マイナンバーカードの交付や活用に係る体制の整備のほか、マイナンバーカードを健康保険証として活用することや、キャッシュレス決済時におけるマイナポイントの付与など、さらなる用途の拡大を検討しています。
当市のカード交付円滑化計画では、令和4年度末で交付累計11万8,985枚、交付率100%としています。国の要請を受け、全自治体が人口をマイナンバーカード取得枚数としているとのことですが、そもそもマイナンバーカードの取得は、個人の選択であり、本人の申請によって交付されるものです。その基本的な立場から、国によるマイナンバーカードの取得を強制しかねない手法について認めることはできないことを申し上げ、議案第84号について、反対の立場での討論といたします。

委員長(諏訪部君):ほかに討論ありませんか。

奥野君:議案第84号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場で討論いたします。
今回の補正予算は、個人番号カード発行関連経費として282万8,000円を追加するものであります。
個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードは、身分証明書としての活用や、さまざまな行政手続、民間取引などのオンライン申請で利用可能であり、住民票や印鑑登録証明書などのコンビニ交付、e-TAXの署名等、利便性が高いカードとして、2016年1月に発行、交付が開始されました。しかしながら、現在のマイナンバーカードの交付率は全国で15%以下となっており、マイナンバーカードをつくる国民が少ないのが現状です。
そこで、国はマイナンバーカードの普及と利活用の促進に向け、従来の活用のほか、健康保険証としての活用や、キャッシュレス決済の利用に対するマイナポイントの付与、デジタル手続法に基づく行政手続書類の簡素化など用途を追加、拡大しました。令和4年度末までに、ほとんどの国民が個人番号カードを取得することを想定し、先行して国家・地方公務員のマイナンバーカード取得や、マイナポイントの付与に必要となるマイキーID設定の推進を主な取り組みとして、新たな施策を展開することとしました。
江別市におきましては、国から示された交付率をもとに各年度末計画値を設定し、マイナンバーカードの発行に係る経費として282万8,000円が計上されました。これは、マイナンバーカードの円滑な交付のため、各自治体の交付枚数達成に向けた窓口数、人員体制、端末台数等を算出し、また、マイキーID設定促進のため、カード交付予定枚数に応じて窓口に支援員を配置するなどの計画をもとに計上した金額であり、財源は個人番号カード交付事務費補助金及び個人番号カード利用環境整備補助金として、全額国庫補助金で賄われます。
また、セキュリティー対策の一環として、窓口でのマイナンバーカード交付時には、カードの紛失や大切な個人情報であるマイナンバーをむやみに提供しないよう、取り扱いには十分に注意する旨を丁寧に説明すること、窓口業務は正職員の管理のもとで安全に行われることが当委員会で説明されました。市民にとって、マイナンバー制度のメリットをより実感していただけるよう、円滑かつ安全・安心な交付手続が進むことを望むものであります。
以上を述べまして、議案第84号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場での討論といたします。

委員長(諏訪部君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、議案第84号を挙手により採決いたします。
議案第84号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。(吉本委員以外挙手)
よって、議案第84号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(7)議案第85号 令和元年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより、議案第85号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第85号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

吉本君:議案第85号 令和元年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、反対の立場から討論を行います。
本議案は、医療保険の被保険者番号を個人単位化するため、従来の番号に2桁追加することに係るデータベースやレイアウトの変更などのシステム改修に要する経費336万円の追加を行うものです。この結果、マイナンバー制度のインフラを活用し、保険者間で被保険者の資格情報を一元管理することができ、診療時にオンラインで資格等を確認できるというものです。
委員会資料によれば、この被保険者証によるオンライン資格確認は令和3年5月からとなっていますが、それよりも早い令和3年3月からマイナンバーカードによるオンライン資格確認が開始となっています。
既に成立した改正健康保険法でも、マイナンバーカードと被保険者証を一体化できるようになり、利便性が向上するなどとしています。その内容は、医療機関の窓口で資格確認が迅速にでき、タイムラグもなく、本人が同意すればマイナンバーカードを使って健康状態などの情報にもアクセスでき、健康増進に効果を発揮し、ひいては医療費の節減にもつながるなど、メリットを並べ立てています。
政府は、令和4年度末までにほとんどの国民がマイナンバーカードを取得することを想定し、全自治体に人口をカード取得枚数とするマイナンバーカード交付円滑化計画を策定させ、当市も令和4年度の交付累計枚数を人口とした計画を策定しています。
国からの要請として、国はこれほどまでにマイナンバーカードの取得・普及に固執していますが、そもそもマイナンバー法では、マイナンバーカードの取得は個人の選択であり、本人の申請によって交付されるものです。オンライン資格確認についてはマイナンバーカードと深くかかわり、国によるマイナンバーカードの取得強制とも言える手法について認めることはできないことを申し上げ、議案第85号について、反対の立場からの討論といたします。

委員長(諏訪部君):ほかに討論ありませんか。

佐々木君:議案第85号 令和元年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論します。
この補正予算は医療事務の効率化や患者の利便性向上を図るため、医療保険の被保険者番号を個人単位化し、マイナンバー制度のインフラを活用して、保険者間で被保険者の資格情報を一元管理するため、現行の被保険者番号に2桁追加するためのデータベースやレイアウトを変更するシステム改修に要する補正予算です。オンライン資格確認が可能になることにより、失効保険証の使用による過誤請求や保険者の未収金が減少すること、高額療養費の限度額適用認定証の発行を求める必要がなくなることが期待されます。
現在、マイナンバーカードの全国的な普及率は14%程度と低く、その理由として、国民の半数以上がマイナンバーカードは不要だと思うという調査結果もあり、また、個人情報の漏えいに関する不安も大きいため、マイナンバーカードによる被保険者の資格情報の一元管理には賛成できるものではありません。
しかしながら、審査における質疑の中で、被保険者証でも同様のオンライン資格確認が可能であるとのことであり、マイナンバーカードの取得を強制するものではないことが確認されました。今回のシステム改修の効果として、初めにも申し上げたとおり、保険者においては、失効保険証の利用による過誤請求や未収金が減少すること、また、被保険者においては、制度が複雑でわかりにくい高額療養費の限度額適用認定証の発行を求める必要がなくなり、利便性が向上することから、本補正予算について、賛成の立場での討論とします。

委員長(諏訪部君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、議案第85号を挙手により採決いたします。
議案第85号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。(吉本委員以外挙手)
よって、議案第85号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
本日結審を行った議案に係る付議事件審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえ、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
市立病院入室のため、暫時休憩いたします。(13:45)

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(13:46)
2市立病院所管事項、(1)報告事項、アの脳神経外科専門外来の開始についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

医事課長:私から、脳神経外科専門外来の開始について御報告申し上げます。
初めに、市立病院では、このたび、他の医療機関から専門医の出張派遣を受け、脳神経外科専門外来を開始することとなりましたので、その内容について御報告いたします。
1開始予定日でありますが、令和元年12月3日火曜日より開始予定であります。
次に、2診療内容でありますが、(1)外来診療は、毎週火曜日午後に実施いたします。また、外来診療の開始に合わせて始める(2)脳ドック検診は、毎週火曜日を除く平日の午後に実施し、そのほか他の診療科からのコンサルテーションを行う予定であります。
次に、3脳ドックの検査項目及び利用料金でありますが、検査項目は頭部MRI・MRA、頸動脈エコー等、こちらに記載のとおりであり、料金は税込みで3万6,256円となります。
最後に、4その他でありますが、診察、検査結果により、入院治療等が必要となる場合には、他の医療機関を紹介させていただくことを予定しております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

佐々木君:当委員会への報告が開始の直前になった経緯や理由があればお伺いします。

医事課長:今回の出張医の派遣によります脳神経外科専門外来の開始に当たりましては、脳神経外科の専門外来についても脳ドックについても、これまで当院では行った経験がございませんでした。そのため、スタッフの配置や業務フローの整備など病院内のさまざまな調整に時間を要したことから、公表するのが開始直前のこの時期になってしまったということでございます。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

奥野君:専門医が来られるということですけれども、病院経営が大変な中で、医師が来てくれることは喜ばしいことだと思っています。経営自体にプラスになることや、総合内科など他の診療科との連携のメリットがあれば教えていただけますでしょうか。

医事課長:市立病院におきましては、以前から民間医療機関に対して、内科の固定医を中心に医師派遣による診療支援の要請を行ってきました。今回、脳神経外科の専門外来を開始するに当たっては、新たな設備投資や検査装置の購入の必要がなく、現状の機器等で検査を行えるということがございます。現在は、患者数が減少傾向にありまして、こういったMRI等を利用した検査件数が減少しているという現状がございましたので、脳ドックなどを実施することで、検査件数の増加にもつながっていくのではないかと期待しているところです。
また、他の診療科での診察の中で脳疾患が疑われる患者がいる場合には、脳神経外科外来の医師にコンサルテーションして、総合病院として幅広い診療につながることも期待しているところです。

奥野君:資料の4その他について、外来や検診の結果によって、入院治療等が必要になる場合には、他の医療機関を紹介するとありますが、もう少し具体的に教えていただけますでしょうか。

医事課長:今回は、週1回の外来診療であり、常勤医の派遣ではないため、当院に入院して診ることはできません。当院で行うよりもより詳細な検査や診療が必要な場合には、市内にあります脳神経外科をお持ちの医療機関を紹介させていただくことを考えております。
こうした診療協力については、他の医療機関に協力依頼をしております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

芳賀君:脳ドックについてですが、恐らく脳ドックはランダムに受け付けて、検査をして、結果を説明することになると思いますけれども、外来診療の時間を使って脳ドックの結果をお伝えするということでしょうか。

医事課長:現在、派遣される医師と協議している中では、検査は外来診療以外の日に受けていただき、結果の判定は外来を行う火曜日の午後に行う予定です。検査結果については、医師が判定した結果、特に異常がなければそのままお送りします。もし何らかの異常があり、医師から伝える必要がある場合には、別途御連絡し、診療予約をしていただいて、医師から説明するという流れを想定しています。

芳賀君:もし診療数が多くなると、外来患者と脳ドックの検査結果を聞きに来る患者で混雑してしまい、どちらかが後手に回らないかという懸念がありますが、いかがでしょうか。

医事課長:現在想定している件数は1日1件程度で、診療と判定をあわせて行うことになりますので、1カ月4件程度でスタートできればいいと考えております。余り最初から欲張って多くしないよう心がけているところです。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

宮本君:外来はあくまで検査や検診のみで、治療は行わないということでよろしいでしょうか。

医事課長:治療を全く行わないということではなく、定期的な薬の処方など当院の設備や体制でできる範囲については対応させていただきますが、それ以上のことになると、他の医療機関を紹介することになろうかと思います。
いずれにいたしましても、初めて行うことであるため、開始後も医師と相談の上、体制を確立させていきたいと考えております。

宮本君:1カ月に4件程度を想定しているということですが、診療収益はどの程度を見込んでいますか。

医事課長:外来診療は1日当たり予約枠を10件設けています。予約が最大に入ったと仮定すると年間500万円程度です。脳ドックは1日1件で年間700万円程度となり、外来診療と脳ドックを合わせまして、最大で年間1,200万円程度の診療収益になるものと見込んでおります。

宮本君:診療収益はわかりましたが、費用については幾らぐらいになりますでしょうか。

管理課長:出張医の報酬は、毎週来ていただいたとすると年間300万円から400万円程度と想定しております。実際の経費については、基本的に出張医の報酬のみと考えております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

吉本君:市立病院が新たに脳神経外科専門外来を行うことになれば、市内の医療にも影響があるのではないかと思うのですが、外来をふやすことについて、江別医師会や市内医療機関と調整をされているのでしょうか。

事務局次長:脳神経外科専門外来を開始するに当たりまして、市内で入院病床を持っている医療機関や江別医師会に報告しております。また、先ほど医事課長から申し上げたとおり、当院では脳神経外科の入院は受けられませんので、入院が必要な患者等の対応や連携についても市内医療機関に協力を依頼しております。

吉本君:市内の入院病床がある医療機関に入院し、手術などの治療を受けて退院した後、また市立病院の脳神経外科の外来に通院することができれば、患者も助かると思いますが、その辺の連携についても協議されているのでしょうか。

事務局次長:入院時の対応や退院後の対応については大まかに話しておりますが、まだどれくらいの受診件数があるかといった見込みがつかめておりませんので、実施をしながら協議させていただきたい旨をお伝えしております。

吉本君:今回は外来のみですが、地域包括ケア病棟に入院された患者は、脳神経外科に係るリハビリメニューを行うことができるのでしょうか。まだ詳細は決まっていないとのことでしたので、難しいかもしれませんが、現時点でお考えがあればお伺いします。

事務局次長:現時点では、脳神経外科の外来のみになりますので、先ほど御答弁申し上げましたとおり、入院患者の受け入れは難しいと思っております。
対応の範囲を広げることについては、今後の動向を見るとともに、派遣先の医療機関の協力をどれくらい得られるかということもありますので、先方と協議をしながら検討していきたいと考えております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

宮本君:脳神経外科専門外来ができたので、何かあった場合には市立病院に行こうという方がいると思いますが、入院できないため、また他の医療機関に搬送されてしまいます。そのあたりの市民周知についてはどのように考えていますか。

医事課長:急を要するような脳疾患の患者については、これまでと同様に他の医療機関へ搬送されることを想定しております。急を要さないものであれば、当院の外来を受診していただいて、検査等の結果、当院で対応できる範囲を超えている場合には、他の医療機関を紹介させていただくことになろうかと思います。

宮本君:脳疾患の疑いがある場合、救急車は市立病院に来ないという体制になっているのですか。

医事課長:脳疾患が疑われる場合には、消防本部でも当院以外の医療機関に搬送することとしています。今回、新たに脳神経外科専門外来を開始するに当たって、特段、消防本部に対して、脳疾患が疑われる患者を市立病院で受け入れできるということは伝えておりませんので、これまでと同様、他の医療機関に搬送されるものと想定しております。

宮本君:想定しているではなく、そうなっていると断言していただかないと困ります。間違って搬送されることがあるのではないでしょうか。

事務局次長:救急車での搬送については、消防本部と情報を共有した上で受け入れを行っております。こういった患者がいて、これから搬送できるかどうかという連絡調整をした上で、当院で受け入れている状況です。
脳神経外科専門外来を設置いたしましたが、救急体制としては変わっておりませんし、残念ながら脳神経外科の救急患者を受け入れる態勢になっておりません。こういったことは改めて消防本部に伝えておりますので、間違って救急の脳疾患の患者が当院に搬送されることはありません。

宮本君:それを聞いて安心しました。間違って搬送されて、無駄な時間が経過しないような体制をとっていただきたいと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
市立病院退室のため、暫時休憩いたします。(14:07)

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(14:08)
次に、3閉会中の所管事務調査(案)についてでありますが、記載の4項目について、議長に申し出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、4その他について、現在、JR野幌駅南口駅前広場隣接地に建設中の市民交流施設ぷらっと及びホテルリボーン野幌につきまして、今月中のオープンに向けて準備を進めているところであります。
そこで、当委員会で、市民交流施設ぷらっと及びホテルリボーン野幌の現地調査を行いたいと考えますが、委員の皆様いかがでしょうか。
それでは、市民交流施設ぷらっと及びホテルリボーン野幌について、現地調査を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
日程につきましては、事務局を通して所管する部局と事前に調整をいたしました結果、12月13日金曜日の午後1時30分から実施いたしたいと思いますが、委員の皆様よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
そのほか、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:11)