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経済建設常任委員会 令和元年11月28日(木)(1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年1月22日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(岡君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(13:29)
本日の日程は、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(13:29)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(13:30)
1付託案件の審査、(1)議案第83号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

建築指導課長:議案第83号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
資料の1ページをごらんください。
さきの本会議において御説明いたしました提案理由説明書であります。
本条例は、都市計画法に基づき、地区整備計画で定められた建築物の用途、敷地面積、高さなどの制限に関する事項を建築確認等に適用させるため、建築基準法の規定に基づき制定したものであります。
今回の改正につきましては、本年10月31日に札幌圏都市計画大麻元町地区地区計画の都市計画決定、札幌圏都市計画江別太地区地区計画及び札幌圏都市計画上江別高台地区地区計画の都市計画変更の決定がなされたことから、その決定内容に基づき、所要の改正を行うものであります。
次に、改正内容ですが、新旧対照表で御説明いたします。
資料の2ページをごらんください。
表の右側の欄が改正後となりますが、壁面後退の制限である第5条と、既存建築物に対する制限の緩和規定の第9条におきまして、地区計画区域界までの距離を加えております。
続きまして、別表第1についてでありますが、本条例の適用を受ける区域を定めております本表に大麻元町地区地区整備計画区域を追加しております。
次に、その下段の別表第2についてでありますが、こちらは、計画地区ごとに建築物等の制限を定めております。
資料の3ページをお開き願います。
江別太地区地区整備計画区域におきましては、集会所の定義を括弧書きで明記し、下段の上江別高台地区地区整備計画区域におきましては、建築基準法の改正に伴い、身体障害者福祉ホームから福祉ホームに変更するものであります。
資料の4ページをお開き願います。
表の右側に、今回の都市計画決定により新たに追加する大麻元町地区地区整備計画区域の建築物等の制限を記載しております。左から2列目の計画地区の名称を福祉コミュニティ地区としており、3列目の建築してはならない建築物として、(1)から(9)に記載以外の建築物としております。
具体的に建築が可能となる建物は、(1)から記載しておりまして、共同住宅・寄宿舎等の居住施設、集会所、老人ホーム・保育所等の福祉施設、病院・診療所、公衆浴場のほか、資料の5ページに移りまして、(7)店舗や飲食店のうち、床面積が500平方メートル以内のもの、(8)農産物、林産物または水産物の生産、集荷、処理、貯蔵、加工を行う施設と、(9)これらの建築物に附属するものとしております。
次に、資料の4ページに戻りまして、表の右側の左から4列目は、建築物の敷地面積の最低限度を記載しておりまして、ミニ開発を防止するため、1,000平方メートルと定めております。
次に、5列目と6列目は、建築物の外壁等の面から道路境界線、用途地域界または地区計画区域界までの距離の最低限度を記載しておりまして、周辺の農業及び居住環境との調和を図るため、(1)市道4番通りの道路境界線、(2)市道12丁目通りの道路境界線、(3)地区計画区域の境界までの距離の最低限度を、それぞれ3メートルと定めております。一番右の欄は、建築物の高さの最高限度を記載しておりまして、周辺環境に配慮して12メートルとするものであります。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

石田君:過去に少し説明を受けたかもしれませんが、再度、お聞きいたします。
本年10月31日に都市計画決定等がなされたとのことですが、このいきさつを教えていただけますか。

建築指導課長:都市計画決定等までの流れでございますけれども、まず、地区計画の原案を所管部局で作成し、住民への説明会が5月26日、原案の縦覧が6月3日から6月17日、江別市都市計画審議会への事前説明が7月12日、原案の縦覧が8月15日から8月29日、江別市都市計画審議会への諮問が10月18日、決定告示が10月31日となっております。

石田君:所管部局で原案を作成するときには、事前に、札幌圏都市計画を策定している北海道と話し合いをするのでしょうか。

建設部次長:都市計画の手続は、企画政策部が所管していますが、北海道との協議は必要ですので、当然しているはずです。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:資料の4ページの表の右側に、建築が可能となる建物が書いてあります。これは、あくまでも建築が可能であるという記載であって、これらの建物が全て建築されることが前提ではないということでしょうか。ここに記載されているので、全て網羅されるべきということでしょうか。
また、資料の5ページの(9)前各号の建築物に附属するものは、主にどういったものが想定されているのか、お伺いします。

建築指導課長:建築が可能となる建物についてですが、委員がおっしゃられたように、(1)から(9)の建物が建築可能という記載となっております。こちらについては、記載されている建物以外は建築できないため、建てられるものを記載している状況でございます。
次に、資料の5ページの(9)前各号の建築物に附属するものについてですが、それぞれの建物の主要用途に附属するものということで、例えば、寄宿舎に附属する物置など、附属するものであれば、建築可能であるということです。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

相馬君:資料4ページの表の右側に記載のある福祉コミュニティ地区については、江別市の中で、ほかに存在するものなのか、新たにつくったものなのか、お伺いします。

建築指導課長:現在、12地区の地区計画がございますけれども、福祉コミュニティ地区のような福祉に特化した地区はございません。
札幌圏都市計画大麻元町地区地区整備計画は、江別版生涯活躍のまち構想に基づくもので、市民が生涯にわたって活躍し、介護や福祉などの利用を図ることを目的とした地区整備計画となっております。
いずれにしても、都市計画において決定された地区整備計画に基づいて、条例を制定しております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

島田君:少し細かいことですけれども、共同住宅など、建てられるものが明記されていますが、この共同住宅の中にアパートは入りますか。

建築指導課長:アパートも共同住宅という位置づけになります。

島田君:アパートも高さや敷地面積などの制限を守れば建てられるということですか。

建築指導課長:市街化調整区域でありますが、当然、建蔽率62%、容積率100%の建築制限は守っていただくことになります。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:建築基準法の一部改正に伴う条例改正ということですが、そもそも建築基準法の一部改正の意図といいますか、どんな事情があって一部改正されたのか、教えてください。

建築指導課長:建築基準法の一部改正についてですが、障害者自立支援法の施行によって、今まで障がいの種類ごとに定められていた福祉サービスの施設名称が一本化されました。これにあわせて、平成27年に建築基準法が改正され、身体障害者福祉ホームから福祉ホームに用語が変更されたことから、上江別高台地区地区整備計画区域につきまして、所要の改正を行うものです。

高橋君:実質的には、内容が変わるわけではないということですか。

建築指導課長:委員のおっしゃるとおりでございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、2建設部所管事項、(1)報告事項、アの8丁目通(道道部分)の整備状況についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

街路整備課長:それでは、8丁目通(道道部分)の整備状況について御報告いたします。
資料の6ページをお開き願います。
8丁目通りにつきましては、北は国道12号との交差点から、南は鉄西線との交差点、資料では、点線までのおよそ300メートルの区間が道道となっておりまして、北海道が主体となり、事業を進めているところであります。
これまでのところ、資料の黒色に塗り潰した部分の整備が完了しておりまして、北海道としては、引き続き、斜線の部分の整備を進める予定でありましたが、ことし4月から2度の入札を行うも、応札者がいなかったと伺っております。
こうしたことから、北海道からは、8丁目通りの道道部分について、今年度中に全てを完成させるのは難しい状況となっており、今後については、完成の予定時期も含めて、11月の再入札の結果を見てから判断したいと聞いていたところであります。
11月の入札につきましては、先日、実施されたものと聞いておりますが、結果としては、応札者がいなかったとの報告を受けたところであります。
北海道からは、今年度、G20サミットにおきまして、観光大臣による会合が倶知安町で開催されるに当たり、電線類の無電柱化工事が集中したことにより、8丁目通りの施工業者を確保することが難しかったのがその理由ではないかと伺っているところであります。
今後の対応について、北海道からは、来春に入札を行う予定であると聞いておりますが、資料の斜線部分、残り半分程度の区間につきましては、今年度、整備を終えることができない旨の報告を正式に受けたところであります。
市といたしましては、今後も引き続き、道道の工事の進捗状況について、北海道に確認しながら、来年度の早期完成を要望してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

島田君:江別の顔づくり事業における令和元年6月の工事予定の地図を見ているのですけれども、この資料では、8丁目通りの街路事業は来年の3月下旬までとなっていますが、その予定でよろしいでしょうか。

街路整備課長:現在、北海道では、工事スケジュールの検証を行っており、完成時期の明確な回答はいただいていないところです。
市といたしましては、来年度の少しでも早い時期に8丁目通りの整備を完成していただくよう、北海道に要望してまいりたいと考えております。

島田君:鉄西線は土地区画整理事業、8丁目通りは街路事業になると思います。この資料では、鉄西線と8丁目通りの交差点までが道道になっていますが、そのような認識でよろしいでしょうか。

街路整備課長:道道と市道の境界についてですが、この資料のとおり、鉄西線と8丁目通りの交差点までが道道となっております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

稲守君:現在、8丁目通りは砂利道になっている部分があります。それはどの辺まで復旧というか、舗装されるのでしょうか。

委員長(岡君):暫時休憩いたします。(13:48)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(13:49)

街路整備課長:8丁目通りに併設している交差点の舗装についての御質疑かと思いますが、土地区画整理事業により、ことしの12月中旬に舗装する予定でございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(13:50)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(13:51)
次に、3経済部所管事項、(1)報告事項、アの旧江別市農村環境改善センターのサウンディング型市場調査についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

農業振興課長:旧江別市農村環境改善センターのサウンディング型市場調査について御報告いたします。
資料の1ページをごらんください。
まず、これまでの経過ですが、旧江別市農村環境改善センターは、農業経営の改善、農村生活の向上及び農業者の健康の増進を図るため、昭和54年に設置され、長年にわたり農業者等の福利厚生に寄与してきたところですけれども、施設の老朽化等に伴い、平成29年3月末で廃止され、その後の利用が決まっていない施設となっております。
なお、同年4月1日からは、近隣の旧江北中学校跡地に新設された江別市都市と農村の交流センターえみくるに、その機能が集約されております。
次に、今後の対応についてですが、旧江別市農村環境改善センターが、引き続き、農業振興や農村地域の活性化等につながる施設として再利用が可能かどうかについて、民間事業者との対話を通じて市場性等を把握することを目的に、サウンディング型市場調査を実施する予定です。
(1)調査対象は、旧江別市農村環境改善センターで、所在地は、江別市美原1441番地13です。
(2)参加対象としましては、土地・建物の活用主体となり得る法人または法人のグループに参加いただく予定でございます。
(3)調査スケジュールですが、令和元年12月上旬に、市のホームページ等で実施要領等の公表を行うとともに、参加受け付けを開始し、12月中旬には、希望者に現地説明会を実施します。
その後、令和2年1月中旬に、サウンディング型市場調査を実施し、参加事業者から施設の活用方法について聞き取りを行い、3月上旬に、調査の結果を公表する予定です。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

三角君:平成29年3月末で廃止され、この間、いろいろな議論がされてきたと思います。なぜ、今、サウンディング型市場調査を行うのか、その大きな理由についてお聞かせいただきたいと思います。

農業振興課長:この施設につきましては、平成29年3月末で廃止となっておりまして、旧江別市農村環境改善センターの機能は、先ほど御説明しましたけれども、江別市都市と農村の交流センターえみくるに集約されたところでございます。
その後、施設のあり方等を検討する中で、施設に関心を持つ複数の事業者から問い合わせがあったことから、改めて、この施設をどのように再利用していくか検討するため、施設の市場性等について調査することとしたところでございます。

三角君:複数の事業者から問い合わせがあったとのことですが、もっと前からそのような話があったと思います。サウンディング型市場調査を実施する時期が、ここまで延びた理由についてお聞かせください。

農業振興課長:旧江別市農村環境改善センターは、長年にわたり農業者等の福利厚生に寄与してきたところですが、その機能は、現在、江別市都市と農村の交流センターえみくるに集約されておりますので、すぐに旧江別市農村環境改善センターを地域で再利用するという状況ではありませんでした。ですから、旧江別市農村環境改善センターの再利用については、時間をかけて検討していく必要があることから、情報収集などを進めてきたところでございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

稲守君:今、三角委員から質疑のあった関心を持つ事業者についてですが、旧江別市農村環境改善センターで何をしたいと言われているのでしょうか。

農業振興課長:これまで、お話があった内容は、農産物の栽培、加工、保管、農福連携での活用です。例えば、農産物の加工等については、農産物の冷凍工場、LEDを使った植物工場に使いたいというお話が数件来ているところでございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:先ほど御説明がありましたとおり、旧江別市農村環境改善センターの機能は、江別市都市と農村の交流センターえみくるに集約されていると思っていました。
そもそも、行政として、旧江別市農村環境改善センターをこのように再利用していくという基本的な考え方はあったのか、改めてお聞きします。

農業振興課長:旧江別市農村環境改善センターの再利用については、市として特に構想を持っていたわけではございません。

干場君:そのような中で、旧江別市農村環境改善センターの再利用について問い合わせがあったとのことですが、それは、平成29年度からあったのか、それとも、つい最近のことなのか、問い合わせがあった時期を教えてください。

農業振興課長:平成29年度から今年度にかけまして、毎年度、数件の問い合わせがありました。

干場君:平成29年度から今年度までに、毎年度、数件程度の問い合わせがあったとのことですが、今回、そういったことを踏まえてサウンディング型市場調査を行うに至ったのだと思います。
ただ、サウンディング型市場調査を行うにしても、そもそも行政がどう考えているかが重要です。こういった問い合わせがきっかけになったということも理解しないわけではありませんが、あくまでも、行政に考えがあって、そこに民間事業者のノウハウを生かしていくことで、江別市にとって意義のあるものになると思います。
今の御説明では、その辺について、若干の懸念があるものですから、行政として、サウンディング型市場調査を行って、旧江別市農村環境改善センターをどのように生かしていくのか、改めてお聞きします。

農業振興課長:サウンディング型市場調査をする第1の目的は、どのような可能性があるか調べることです。市としては、やはり地域的な面もありますので、農業振興、農村地域の活性化に寄与できる事業がふさわしいと考えているところです。まず、民間事業者から、どういったことができるかのお話をお聞きする中で、ある程度の方向性を見出していきたいと考えているところでございます。

干場君:あくまでも、今の状況でどう活用できるかということなのか、必要に応じて、旧江別市農村環境改善センターに何か手を加えることも視野に入れて考えているのか、そのあたりについて伺いたいと思います。

農業振興課長:前提条件はなくして、例えば、建物をなくしたらこういうことに使える、既存の建物を使いながらこういうことができるなど、そういった意見を聞きたいと考えているところでございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:今の答弁で、前提条件をなくすとありましたが、その範囲を確認したいと思います。都市計画上の一定の制限があると思いますけれども、それは前提としているのでしょうか。要するに、大事なのは市のスタンスだと思いますが、そのあたりの考え方はいかがでしょうか。

農業振興課長:市街化調整区域ということで制限がかかっていまして、土地の用途が限られております。例えば、農業振興に関するものということで、農業用の加工施設、グリーンツーリズムの関連施設を想定しております。
また、ハードルが高いかもしれませんが、北海道開発審査会の許可を得た上で社会福祉施設等を建設する可能性もあります。
まずは、市街化調整区域及び都市計画法の範囲内で建てられるものを前提として考えているところでございます。

高橋君:近年、地区計画の提案制度を利用したさまざまな開発があるので、市がどういうスタンスで江別のまちづくりを行っていくかが重要な問題になってくると思います。先ほど、都市計画法の範囲内で建てられるものを前提として考えているとの答弁をいただきましたけれども、そのあたりは先ほどの答弁を前提に考えていくと認識してよろしいでしょうか。

農業振興課長:そのように考えていただいて結構でございます。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
経済部退室のため、暫時休憩いたします。(14:05)

※ 休憩中に、議案第83号の今後の審査方法等について協議

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(14:07)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第83号については、次回結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、本日の午後2時20分より開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、4その他について各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:08)