令和元年第3回江別市議会定例会会議録(第1号)令和元年9月3日
1 出席議員
25名
議長 | 角田 一 君 | 副議長 | 相馬 芳佳 君 |
議員 | 高橋 典子 君 | 議員 | 佐藤 美佐子 君 |
議員 | 吉本 和子 君 | 議員 | 島田 泰美 君 |
議員 | 芳賀 理己 君 | 議員 | 石田 武史 君 |
議員 | 本間 憲一 君 | 議員 | 鈴木 誠 君 |
議員 | 猪股 美香 君 | 議員 | 岡 英彦 君 |
議員 | 三角 芳明 君 | 議員 | 宮本 忠明 君 |
議員 | 高間 専逸 君 | 議員 | 清水 直幸 君 |
議員 | 佐々木 聖子 君 | 議員 | 稲守 耕司 君 |
議員 | 内山 祥弘 君 | 議員 | 諏訪部 容子 君 |
議員 | 干場 芳子 君 | 議員 | 齊藤 佐知子 君 |
議員 | 奥野 妙子 君 | 議員 | 徳田 哲 君 |
議員 | 裏 君子 君 |
2 欠席議員
0名
3 説明のため出席した者の職氏名
市長 | 三好 昇 君 | 副市長 | 佐々木 雄二 君 |
水道事業管理者 | 佐藤 哲司 君 | 総務部長 | 後藤 好人 君 |
総務部調整監 | 高橋 孝也 君 | 企画政策部長 | 北川 裕治 君 |
生活環境部長 | 川上 誠一 君 | 経済部長兼 総合特区推進監 |
渡部 丈司 君 |
健康福祉部長 | 佐藤 貴史 君 | 建設部長 | 中田 正士 君 |
病院長 | 富山 光広 君 | 病院事務長 | 白石 陽一郎 君 |
消防長 | 西原 信一 君 | 水道部長 | 菊谷 英俊 君 |
会計管理者 | 永嶋 満 君 | 総務部次長 | 福島 和幸 君 |
財務室長 | 野口 貴行 君 | 教育委員会教育長 | 月田 健二 君 |
教育部長 | 萬 直樹 君 | 監査委員 | 中村 秀春 君 |
監査委員事務局長 | 湯藤 維之 君 | 農業委員会会長 | 萩原 俊裕 君 |
農業委員会事務局長 | 斉藤 幸治 君 | 選挙管理委員会 委員長 |
中井 悦子 君 |
選挙管理委員会 事務局長 |
金内 隆浩 君 |
4 事務に従事した事務局員
事務局長 | 土屋 健 君 | 次長 | 錦戸 康成 君 |
庶務係長 | 土谷 晶子 君 | 議事係長 | 水口 武 君 |
主査 | 坪松 隆 君 | 主任 | 岡村 英治 君 |
主任 | 海谷 祐二朗 君 | 書記 | 渡辺 輝 君 |
事務補助員 | 堀川 久乃 君 |
5 議事日程
日程第 1 | 会議録署名議員の指名 |
日程第 2 | 会期の決定 |
日程第 3 | 諸般の報告 |
日程第 4 | 行政報告 |
日程第 5 | 経済建設常任委員会所管事務調査報告 |
日程第 6 | 議案第61号 財産の取得について |
日程第 7 | 議案第62号 江別市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 8 | 議案第64号 江別市職員の給与に関する条例及び江別市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 9 | 議案第65号 江別市消防団条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第10 | 議案第66号 江別市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定について |
日程第11 | 議案第67号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について |
日程第12 | 議案第63号 江別市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第13 | 議案第69号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び江別市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第14 | 議案第70号 江別市子どものための教育・保育に関する利用者負担額等を定める条例及び江別市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第15 | 議案第68号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第16 | 議案第71号 江別市道路占用料条例等の一部を改正する条例の制定について |
日程第17 | 議案第72号 江別市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第18 | 議案第73号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第2号) |
日程第19 | 議案第74号 令和元年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号) |
日程第20 | 認定第1号 平成30年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて |
日程第21 | 認定第2号 平成30年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて |
日程第22 | 認定第3号 平成30年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて |
日程第23 | 議案第60号 江別市固定資産評価審査委員会委員の選任について |
日程第24 | 請願第1号 江別市で精神障害者の交通費助成を実施することについて |
日程第25 | 陳情第1号 幼児教育・保育の無償化に伴い必要な措置を求める意見書の提出を求めることについて |
日程第26 | 報告第23号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について |
日程第27 | 報告第24号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について |
日程第28 | 報告第25号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について |
6 議事次第
◎ 開会宣告・開議宣告
議長(角田 一君)
これより令和元年第3回江別市議会定例会を開会いたします。
ただいまの出席議員は25名で定足数に達しております。
直ちに本日の会議を開きます。
◎ 議事日程
議長(角田 一君)
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
◎ 会議録署名議員の指名
議長(角田 一君)
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第111条の規定により、
裏 議員
鈴木 議員
を指名いたします。
◎ 会期の決定
議長(角田 一君)
日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日から25日までの23日間とし、4日から10日まで、及び14日から24日までは委員会審査等のため、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
◎ 諸般の報告
議長(角田 一君)
日程第3 諸般の報告を事務局長に報告させます。
事務局長(土屋 健君)
御報告申し上げます。
今議会におきます地方自治法第121条の規定によります説明員は、別紙印刷物のとおりでございます。
また、今議会に提出されました案件の数並びに閉会中の議長事務報告につきましても、印刷物に掲載のとおりでございます。
さらに、監査委員から報告のありました令和元年度定期監査前期の報告、及び例月出納検査結果報告5月分ないし7月分につきましても、お手元に配付のとおりでございます。
以上でございます。
◎ 行政報告
議長(角田 一君)
日程第4 行政報告を議題といたします。
行政報告を求めます。
市長(三好 昇君)
私から行政報告を申し上げます。
初めに、7月12日に札幌市で開催されました令和元年第2回札幌広域圏組合議会定例会について御報告申し上げます。
付議されましたのは、資料1ページに記載の監査委員の選任について外8件でございます。
初めに、1の監査委員の選任についてですが、当別町議会議長の後藤正洋氏が選任されました。
次に、2の専決処分の承認を求める件については、同組合が加盟する北海道市町村総合事務組合及び北海道町村議会議員公務災害補償等組合において、各組合の加盟団体等の脱退に伴う各規約の一部変更により行った専決処分について、全会一致で承認されました。
次に、3の令和元年度札幌広域圏組合一般会計補正予算(第1号)並びに4の令和元年度札幌ふるさと市町村圏基金事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、別紙1及び別紙2のとおり、一般会計では、歳入歳出ともに200万円の増額補正を行い、総額を歳入歳出それぞれ1,600万円とし、特別会計では、歳入歳出ともに900万円の増額補正を行い、総額を歳入歳出それぞれ6,700万円とすることで可決されました。
次に、5の北海道市町村総合事務組合からの脱退について、6の北海道町村議会議員公務災害補償等組合からの脱退について及び7の札幌広域圏組合と札幌市との間の公平委員会の事務の委任に関する規約廃止に関する協議についてにつきましては、同組合の解散に伴い、同組合が加盟する各組合からの脱退及び当該規約の廃止について、原案のとおり可決されております。
次に、8の平成30年度札幌広域圏組合一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、資料4ページの別紙3のとおり、歳入は、当組合を構成する市町村からの負担金、繰越金及び諸収入であり、収入済み額は4,586万6,368円でありました。また、歳出は、議会費、総務費で、支出済み額は3,072万9,561円となりました。その結果、歳入歳出差し引き残額は1,513万6,807円となり、決算報告のとおり認定されたところでございます。
次に、9の平成30年度札幌ふるさと市町村圏基金事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、資料5ページの別紙4のとおり、歳入は、財産運用収入、道補助金など、収入済み額は2,897万5,506円でありました。また、歳出は、研修事業や圏域交流促進事業など、ふるさと市町村圏事業費で、支出済み額は2,328万5,668円となりました。その結果、歳入歳出差し引き残額は568万9,838円となり、一般会計と同様に決算報告のとおり認定されたところでございます。
なお、札幌広域圏組合は本年7月31日をもって解散し、それに伴い構成市町村に対して、財産処分に関する協議書に基づき、剰余金の配分がなされたところであります。
続きまして、国費予算要望について御報告申し上げます。
去る7月31日、石狩管内市町村で構成しております石狩地方開発促進期成会及び関係8市町で構成しております道央圏連絡道路整備促進期成会が連携いたしまして、それぞれ事業予算の確保等につきまして、国土交通省など関係省庁、関係国会議員等に対し、要望を行ってきたところでございます。なお、石狩地方開発促進期成会の令和2年度開発関係予算に関する要望項目につきましては、資料6ページの別紙5に記載の12項目でございます。
次に、令和元年度工事契約状況についてでありますが、資料7ページの別紙6のとおり、8月14日現在におきまして、総務部契約関連では、土木工事、建築工事合わせて、契約件数61件、契約率92.9%、水道部契約関連では、水道工事、下水道工事合わせて、契約件数44件、契約率54.8%となっております。
詳細につきましては、資料8ページ以降のとおりでございます。
以上をもちまして、行政報告を終わります。
議長(角田 一君)
これより行政報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、行政報告を終結いたします。
◎ 経済建設常任委員会所管事務調査報告
議長(角田 一君)
日程第5 経済建設常任委員会所管事務調査報告を議題といたします。
経済建設常任委員長の報告を求めます。
経済建設常任委員長(岡 英彦君)
それでは、当委員会の閉会中の所管事務調査のうち、農作物生育状況調査について、及び下水道事業会計の資金確保策について御報告申し上げます。
初めに、農作物生育状況調査についてですが、去る7月24日に石狩農業改良普及センターの御協力をいただき、東野幌地区において春まき小麦及びブロッコリーの調査を実施いたしました。
まず、調査時点における市内の秋まき小麦及び初冬まきのハルユタカを含む春まき小麦の生育状況を申し上げますと、本年は融雪が早く、作業をスムーズに進められたことで、平年より4日早く生育しているとのことでありました。
以下、現地調査を行った農作物の概要を順次申し上げます。
春まき小麦の春よ恋については、融雪に合わせて、4月中旬から播種が行われ、適正な播種床づくりが行われたことから、出芽後の生育量は平年並みに推移し、収穫は平年より10日から2週間ほど早くなる見込みとのことでありました。
また、うどんこ病が平年より多く発生したとのことでありますが、重要病害である赤かび病は、少雨の影響により、発生は少ない状況であるとの説明を受けました。
次に、ブロッコリーについては、平年並みの日程で定植が始まり、定植後は天候に恵まれて良好に生育しておりましたが、5月は降雨量が少なく、高温の日が続いたことから、本葉のしおれが見られたとのことであります。しかしながら、6月の初出荷以降、7月時点の出荷量は非常に順調であるとのことでありました。
また、少雨と高温の影響により、コナガやヨトウガなどの病害虫の発生時期が平年より早かったとのことでありますが、適期防除したことによって、被害は少ない状況であったとのお話を伺っております。
調査の概要は、以上のとおりであります。
これから実りの秋を迎えるに当たり、生産農家の日々の努力と苦労が実を結ぶことを祈念しながら、当委員会といたしましても今後の推移を注視してまいりたいと思います。
次に、下水道事業会計の資金確保策について申し上げます。
市では、市民サービスの向上と検針の効率化を図ることを目的に、平成27年度からの8年間で、水道メータの地上化を進めております。これにより、冬期間でも検針ができるほか、平成27年度からは、検針期間を4カ月から2カ月に短縮したことで水道料金を精算する際の誤差が小さくなり、市民サービスの向上が図られるようになったとのことであります。
しかしながら、水道メータの地上化には高額な費用負担を伴い、水道事業会計では必要な資金を確保できないため、下水道事業会計からの出資により、資金を確保しているところであり、平成30年度末の水道メータの地上化率は63.3%に達したとのことであります。
下水道事業会計では、この4年間で、国の交付金の削減や下水道使用料の減収などにより、資金残高が計画比で約3億3,000万円マイナスの大幅減になった一方、水道事業会計では、資金残高が計画比で約6億5,000万円のプラスとなったことから、おおむね計画を達成しているとのことであります。
こうした状況を踏まえ、下水道事業会計では、今年度から水道事業会計への水道メータの地上化に係る費用の出資を取りやめることで、最低限必要な運転資金である5億円を確保できるようになるとされております。
また、今年度からスタートした江別市上下水道ビジョンにおける計画期間の後半には、料金体系の見直しを含めた料金改定の検討も必要とのことでありますことから、当委員会といたしましても、今後の動向を注視してまいりたいと考えております。
以上申し上げまして、当委員会の閉会中における所管事務調査報告といたします。
議長(角田 一君)
これより経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、経済建設常任委員会所管事務調査報告を終結いたします。
◎ 議案第61号
議長(角田 一君)
日程第6 議案第61号 財産の取得についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
教育部長(萬 直樹君)
ただいま上程になりました議案第61号 財産の取得について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、小学校の情報教育の環境整備を図るため、平成24年度及び平成25年度に取得し、江別第一小学校、江別第二小学校、江別太小学校、大麻小学校、対雁小学校、大麻東小学校、大麻西小学校、中央小学校、大麻泉小学校、野幌若葉小学校、北光小学校及び文京台小学校の計12校に配置されている教育用コンピュータ機器を更新しようとするものであり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
取得しようとするコンピュータ機器は446台で、取得予定価格は1億3,143万467円であります。購入に当たりましては、北海道市町村備荒資金組合の資金を活用し、令和5年度までの債務負担行為により取得するもので、去る7月12日、同組合が落札業者と仮契約を取り交わし、同日付で同組合から当市に譲渡決定通知があったところであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第61号 財産の取得についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第61号を採決いたします。
議案第61号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第62号
議長(角田 一君)
日程第7 議案第62号 江別市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部調整監(高橋孝也君)
ただいま上程になりました議案第62号 江別市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、災害弔慰金の支給等に関する法律及び政令の一部改正により、本年8月1日から災害援護資金の貸し付けに関して、償還免除の対象範囲が拡大されたほか、償還免除及び支払猶予の要否を判断するに当たり、資産状況の報告を求めることができる旨の規定が追加されたことから、これらに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、江別市災害弔慰金の支給等に関する条例第15条第3項で引用する法及び政令の規定に移動が生じたことから、引用条項の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第62号 江別市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第62号を採決いたします。
議案第62号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第64号及び議案第65号
議長(角田 一君)
日程第8及び第9 議案第64号 江別市職員の給与に関する条例及び江別市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第65号 江別市消防団条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第64号 江別市職員の給与に関する条例及び江別市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第65号 江別市消防団条例の一部を改正する条例の制定について、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、成年被後見人等の人権が尊重され、不当に差別されることのないよう、本年6月に、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、地方公務員法や国家公務員法などにおいて定められている成年被後見人等に係る欠格条項が削除されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、各条例の改正の内容でありますが、まず、議案第64号第1条の江別市職員の給与に関する条例の一部改正は、職員が成年被後見人等に該当し、失職した場合における給与に関する規定を削るなど、字句の整備を行うものであります。
次に、第2条の江別市職員等の旅費に関する条例の一部改正は、地方公務員法において成年被後見人等の欠格条項が削除されたことによる条項の繰り上げに伴い、引用条項の整備を行うほか、字句の整備を行うものであります。
続きまして、議案第65号の江別市消防団条例の一部改正でありますが、地方公務員を初め、成年被後見人等に該当した場合の公務員の欠格条項を削除した改正法の趣旨を踏まえ、条例で定めている消防団員の成年被後見人等に係る欠格条項を削除するほか、字句等の整備を行うものであります。
なお、それぞれの附則において、施行期日を令和元年12月14日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより議案第64号及び議案第65号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第64号は、総務文教常任委員会に、議案第65号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第66号及び議案第67号
議長(角田 一君)
日程第10及び第11 議案第66号 江別市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定について及び議案第67号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第66号 江別市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定について及び議案第67号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、これらの条例の制定理由でありますが、非常勤職員等の適正な任用の確保等を目的とした地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により、会計年度任用職員制度が創設されることに伴い、会計年度任用職員の勤務条件等を定めるための条例を制定するとともに、関連する条例について所要の改正を行おうとするものであります。
次に、各条例の概要について、順に申し上げます。
まず、議案第66号は、全19条と附則から成るものであり、第1条では、趣旨を、第2条から第4条までは、給与の種類、基本給の計算、支給方法等を、第5条から第14条までは、通勤手当、時間外勤務手当等の支給対象及び計算方法並びに給与の減額を、第15条では、期末手当を、第16条では、特に必要と認める会計年度任用職員の給与を、第17条では、給与からの控除を、第18条では、旅費及び費用弁償を、第19条では、規則への委任に関することをそれぞれ定めるものであります。
続きまして、議案第67号は、全8条と附則から成るものであり、それぞれの条におきまして、関連する条例を一括して改正しようとするものであります。
第1条の人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正は、会計年度任用職員のうち、フルタイムの者を公表の対象に加えるものであります。
次に、第2条の職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正は、減給の対象にパートタイムの会計年度任用職員の報酬を追加するほか、字句の整備を行うものであります。
次に、第3条の職員の分限に関する条例の一部改正は、会計年度任用職員が休職処分される場合に、休職期間をその任期までの範囲内とするものであります。
次に、第4条の職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正は、会計年度任用職員の勤務時間、休暇等について規則で定めることとするほか、字句の整備を行うものであります。
次に、第5条の職員の育児休業等に関する条例の一部改正は、育児休業をしている会計年度任用職員の給与の取り扱いに関する規定を整備するものであります。
次に、第6条の職員の給与に関する条例の一部改正は、会計年度任用職員の給与等に関しては別に条例で定めることとするものであります。
次に、第7条の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正及び第8条の企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正は、地方公営企業法第38条の規定の適用を受ける会計年度任用職員の給与の種類について定めるものであります。
なお、それぞれの附則において、施行期日を令和2年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより議案第66号及び議案第67号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第66号外1件は、総務文教常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第63号
議長(角田 一君)
日程第12 議案第63号 江別市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
生活環境部長(川上誠一君)
ただいま上程になりました議案第63号 江別市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、女性活躍推進の観点から、本年4月に住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が公布され、住民票や個人番号カードなどへの旧氏の記載が可能となったことに伴い、印鑑登録証明事務における旧氏の取り扱いについて、所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、住民票に記載されている旧氏による印鑑登録を可能とするほか、印鑑登録証の返還事由及び印鑑登録票の消除事由に旧氏の変更を追加するものであります。
なお、附則において、施行期日を政令の施行日である令和元年11月5日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第63号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第69号
議長(角田 一君)
日程第13 議案第69号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び江別市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長(佐藤貴史君)
ただいま上程になりました議案第69号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び江別市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、厚生労働省令で定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が本年3月に、内閣府令で定める特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準が本年5月にそれぞれ一部改正され、連携施設の確保に関する基準が緩和されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、改正条例は、全2条と附則から成っており、それぞれの条におきまして、関連する条例を一括して改正しようとするものであります。
第1条の江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正及び第2条の江別市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正は、いずれも、保育所、幼稚園または認定こども園との連携が必要となる卒園後の受け皿について、一定の要件のもと、これらの施設以外の保育を提供する事業者との連携を可能とするとともに、満3歳以上の児童を受け入れている保育所型事業所内保育事業所のうち、市長が適当と認めるものについて、連携施設の確保を不要とするものであります。
また、連携施設の確保に係る現行の経過措置を5年間延長するほか、これらの改正に伴う規定の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第69号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第70号
議長(角田 一君)
日程第14 議案第70号 江別市子どものための教育・保育に関する利用者負担額等を定める条例及び江別市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長(佐藤貴史君)
ただいま上程になりました議案第70号 江別市子どものための教育・保育に関する利用者負担額等を定める条例及び江別市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、本年10月1日からの幼児教育・保育の無償化の実施に向け、子ども・子育て支援法及び政令並びに内閣府令が一部改正され、子供のための教育・保育給付の対象外である認可外保育施設、預かり保育事業等で市町村の確認を受けたものを対象とする子育てのための施設等利用給付が創設されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、改正条例は、全2条と附則から成っており、それぞれの条におきまして、関連する条例を一括して改正しようとするものであります。
まず、第1条の江別市子どものための教育・保育に関する利用者負担額等を定める条例の一部改正は、施設等利用給付の創設に伴い、不正請求などに係る虚偽報告等に対する過料の規定を整備するものであります。
次に、第2条の江別市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正は、教育・保育の提供に当たり保護者から受領することができる3歳児以上の食事の提供に要する費用について、副食費の受領を可能とするほか、施設等利用給付の創設により、法において支給認定を教育・保育給付認定に改めるなどの用語の整理が行われたことに伴い、条例の規定全体にわたる字句及び引用条項等の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を令和元年10月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第70号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第68号
議長(角田 一君)
日程第15 議案第68号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
建設部長(中田正士君)
ただいま上程になりました議案第68号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、昨年6月に建築基準法が一部改正され、本年6月に全面施行となり、建物の用途規制の適用除外手続の合理化が図られたほか、建物の用途変更に係る計画認定及び使用許可の規定が追加されたことなどから、これらに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、日常生活に必要な一定基準に適合する建物の用途規制に係る許可について、建築審査会の同意を要しない場合の申請手数料を追加するとともに、建物の用途変更における工事の全体計画の認定及び一時的に他の用途として使用する場合の使用許可に係る申請手数料を追加するものであります。
また、建物の建蔽率規制に係る許可申請手数料に道路からの壁面後退制限を受ける場合を追加するほか、字句及び引用条項の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第68号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第71号
議長(角田 一君)
日程第16 議案第71号 江別市道路占用料条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
建設部長(中田正士君)
ただいま上程になりました議案第71号 江別市道路占用料条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、消費税及び地方消費税に係る関係法律の一部改正により、本年10月1日から、消費税及び地方消費税の税率が引き上げられることから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、改正条例は、全4条と附則から成っており、それぞれの条におきまして、関連する条例を一括して改正しようとするものであります。
まず、第1条の江別市道路占用料条例の一部改正でありますが、課税の対象となる1カ月未満の道路占用料の税率を100分の108から100分の110に改めるものであります。
次に、第2条の江別市普通河川管理条例の一部改正でありますが、課税の対象となる流水占用料、1カ月未満の土地の占用料及び土石採取料について、税率を100分の108から100分の110に改めるほか、税込みで単価が設定されている流水占用料等について、10%の税率による単価に改正するものであります。
次に、第3条の江別市準用河川流水占用料等徴収条例の一部改正でありますが、普通河川と同様、課税の対象となる流水占用料、1カ月未満の土地の占用料及び土石採取料について、税率を100分の108から100分の110に改めるほか、税込みで単価が設定されている流水占用料等について、10%の税率による単価に改正するものであります。
次に、第4条の江別市都市公園条例の一部改正でありますが、課税対象となる1カ月未満の施設設置及び公園の占用について、税率を100分の108から100分の110に改めるほか、税込みで単価が設定されている行為について、10%の税率による単価に改正するものであります。
最後に、附則でありますが、この条例の施行期日を令和元年10月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第71号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第72号
議長(角田 一君)
日程第17 議案第72号 江別市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
水道部長(菊谷英俊君)
ただいま上程になりました議案第72号 江別市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、昨年12月に水道法が一部改正され、本年10月1日から、指定給水装置工事事業者制度について、5年ごとの指定の更新制が導入されることから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、条例で定める手数料に指定給水装置工事事業者の指定の更新に係る手数料を追加するほか、引用条項の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を令和元年10月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第72号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第73号及び議案第74号
議長(角田 一君)
日程第18及び第19 議案第73号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第2号)及び議案第74号 令和元年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第73号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第2号)及び議案第74号 令和元年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、一般会計でありますが、今次補正は、第1に、国等の予算動向による変更等の措置、第2に、国、道補助負担金の確定に伴う措置、第3に、その他緊急を要するものへの措置を行うものであります。
以下、その概要につきまして、御説明申し上げます。
予算書の6ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
まず、2款総務費でありますが、2項4目環境対策費は、ヒグマ出没対応に伴う猟友会江別支部の出動に要する経費として50万2,000円を追加するものであります。
次に、3款民生費でありますが、1項2目老人福祉費は、小規模多機能型居宅介護事業所のスプリンクラー整備に対する補助として134万9,000円を措置するものであり、3目障害福祉費は、平成30年度分の障害者自立支援給付費等国・道負担金の精算返還金として2,370万円を追加するものであります。
2項1目児童福祉総務費は、平成30年度分の障害児入所給付費等国庫負担金の精算返還金として2,504万3,000円を追加するものであり、4目保育所費は、平成30年度分の子どものための教育・保育給付交付金等の精算返還金として8,543万3,000円を追加するものであります。
3項1目生活保護総務費は、平成30年度分の生活保護費国庫負担金等の精算返還金として1,430万5,000円を追加するものであります。
次に、9款消防費でありますが、1項2目非常備消防費は、消防団員用特定小電力トランシーバーの整備費として99万3,000円を追加するものであります。
以上が、歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、5ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
15款国庫支出金及び21款諸収入は、歳出の事務事業に対応する特定財源として、また、20款繰越金等は、今次補正の一般財源として所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は1億5,132万5,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額462億2,151万円に加えますと、その総額は463億7,283万5,000円となるものであります。
次に、議案第74号 令和元年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、御説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
4款1項1目償還金及び還付加算金は、平成30年度決算に基づく国庫負担金等の精算返還金として1億4,461万9,000円を追加するものであり、5款1項1目基金積立金は、平成30年度の決算剰余金を基金に積み立てるため2億6,085万3,000円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入につきましては、上段の2の歳入にありますように、4款支払基金交付金及び6款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は4億547万2,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額99億1,835万2,000円に加えますと、その総額は103億2,382万4,000円となるものであります。
以上、一般会計及び介護保険特別会計の補正予算につきまして、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより議案第73号及び議案第74号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議案第73号及び議案第74号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第73号 令和元年度江別市一般会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第73号を採決いたします。
議案第73号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第74号 令和元年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第74号を採決いたします。
議案第74号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 認定第1号ないし認定第3号
議長(角田 一君)
日程第20ないし第22 認定第1号 平成30年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて、認定第2号 平成30年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第3号 平成30年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、以上3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
水道部長(菊谷英俊君)
ただいま上程になりました認定第1号 平成30年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成30年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、水道事業会計決算について御説明申し上げます。
平成30年度水道事業の事業概況につきましては、決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
平成30年度の水道事業は、江別市水道事業中期経営計画(第11次水道事業財政計画)の最終年度として、災害に強く安定した給水を行うため、基幹管路の耐震化や老朽化した配水管の布設がえ等による管網整備を引き続き実施したほか、江北ポンプ場の動力盤や上江別浄水場の沈殿池バキュームブレーカの更新工事等を実施いたしました。
決算につきましては、収益的収支では、収入が予算額を上回るとともに、管理経費の節減に努めた結果、25億9,185万1,368円の収入に対し、支出は21億4,974万1,895円の執行で、収支差し引きは4億4,210万9,473円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は3億5,998万9,014円となったものであります。また、資本的収支では、収入の4億9,264万2,680円に対し、支出は13億6,022万7,009円の執行となり、収支差し引き不足額8億6,758万4,329円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補塡いたしたものであります。
次に、下水道事業会計決算について御説明申し上げます。
平成30年度下水道事業の事業概況につきましては、決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
平成30年度の下水道事業は、江別市下水道事業中期経営計画(第10次下水道事業財政計画)の最終年度として、安全で快適な生活環境を確保するため、管路整備や老朽施設の更新を実施するとともに、昨年度に引き続き、処理場施設耐震診断調査を実施いたしました。
決算につきましては、収益的収支では、収入は予算額を下回りましたが、管理経費の節減に努めた結果、35億2,938万6,847円の収入に対し、支出は33億2,518万9,411円の執行で、収支差し引きは2億419万7,436円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は1億5,491万6,200円となったものであります。また、資本的収支では、収入の10億2,517万1,947円に対し、支出は22億7,147万8,510円の執行となり、収支差し引き不足額12億4,630万6,563円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補塡いたしたものであります。
以上、水道事業会計決算及び下水道事業会計決算の概要を申し上げましたが、今後ともより一層安全な水道水の安定供給、快適な生活環境整備を進めるため、効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。
なお、両事業会計に係る決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。
病院事務長(白石陽一郎君)
ただいま上程になりました認定第3号 平成30年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、提案理由を御説明申し上げます。
決算の概況につきましては、決算書の18ページから23ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
平成30年度は、国の診療報酬改定により、病院事業収益の柱である入院基本料の体系的な見直しを含む制度改正が行われたことにより、7対1入院基本料から急性期一般入院基本料1への移行を初めとする制度改正への対応や、抗菌薬適正使用支援加算などの新たな加算の算定に取り組み、収益の確保・改善を図りました。
また、患者支援室を組織して、入院患者支援体制の強化を図るとともに、施設改修を行い、患者相談や入退院支援の相談等を一体的に行う患者支援センターを設置したほか、在宅医療の提供体制を強化するため、訪問看護室の看護師を増員しました。
しかしながら、喫緊の課題である診療体制の整備については、内科系診療科の医師が、前年度に比べて4名少ない体制でスタートしたことに加え、8月以降、総合内科の医師がさらに3名退職したことから、内科系診療科の入院応需に支障が生じる状況となったところであります。
このような状況に対応するため、民間病院からの医師派遣や人材派遣会社の活用などにより、医師招聘をさらに積極的に推し進めたほか、10月からは、1病棟50床の休床を含む病棟再編を行い、適正な人員配置による効率的な病床運営を図るとともに、材料費等のさらなる縮減を推進することで、収益の確保と経営資源の最適化による収支改善を図りました。
しかしながら、患者数、診療収益ともに計画を大きく下回り、経費削減の効果は減収分を補うには至らず、営業運転資金として、一般会計から6億円を借り入れることで、年度内の一時借入金返済の一部に充てたところであります。
経営面においては、入院及び外来の診療単価は前年度を上回ったものの、患者数が前年度を大幅に下回ったことなどから、診療収益は前年度より12.8%、約6億9,634万円減少し、病院事業収益全体でも、前年度より10.9%、約7億1,118万円の減少となり、この結果、平成30年度は約11億4,134万円の純損失を計上する結果となったものであります。
次に、市立病院の利用状況でありますが、入院患者は6万6,584人、外来患者は14万9,033人、合計21万5,617人で、1日当たりでは約793人となっております。
次に、収益的収支でありますが、まず、収益では、前年度に比べ入院及び外来収益ともに大幅に減少し、決算額は58億751万8,332円となり、予算額を4億6,071万2,668円下回り、92.7%の執行率となったものであります。
一方、費用では、主に医師を初めとする職員数の減少により、給与費が減少しました。
また、重油価格の上昇に伴う燃料費や建物設備及び医療器械等の経年劣化による修繕費が増加したものの、前年度から継続して後発医薬品への切りかえ、診療材料の切りかえや価格交渉に取り組んできたことで、材料費が減少したことから、決算額は69億4,663万9,092円で、98.7%の執行率となったものであります。
次に、資本的収支でありますが、収入では、医療器械器具等整備のための企業債、出資金などを合わせまして、決算額は6億5,022万円、また、支出では、企業債の償還、医療器械器具の購入などにより、決算額は11億470万3,520円となり、収支差し引き不足額4億5,448万3,520円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額45万2,560円で補塡し、なお不足する額4億5,403万960円は、一時借入金で措置したものであります。
平成30年度は、国の診療報酬改定による入院基本料の大幅な制度改正に対応しつつ、抗菌薬適正使用支援加算などの新たな加算の算定に取り組み、経営改善を進めてきたところでありますが、内科系医師数が大幅に減少したことにより、患者数及び診療収益がともに大きく減少したため、不良債務残高がさらに増加する結果となったところであります。
以上、病院事業会計決算の概要を申し上げましたが、現在、市立病院におきましては、収益の根幹をなす医師の確保、特に内科系医師の招聘に引き続き取り組むとともに、より効率的な病院運営とさらなる経費削減など経営改善に向け、職員一丸となって取り組んでいるところであります。
なお、決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより認定第1号ないし認定第3号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま上程中の認定第1号外2件については、8名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
ただいま設置されました決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、裏君子議員、岡英彦議員、佐々木聖子議員、諏訪部容子議員、徳田哲議員、三角芳明議員、宮本忠明議員、吉本和子議員、以上8名を指名いたします。
ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。
───────────────────
午前11時08分 休憩
午前11時50分 再開
───────────────────
議長(角田 一君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、報告いたします。
先ほど設置されました決算特別委員会の委員長に徳田哲議員、副委員長に諏訪部容子議員が互選された旨の報告がありました。
◎ 議案第60号
議長(角田 一君)
日程第23 議案第60号 江別市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好 昇君)
ただいま上程になりました議案第60号 江別市固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を御説明申し上げます。
現在、固定資産評価審査委員会の委員であります長内香さんは、本年12月2日をもって任期満了となりますが、引き続き、長内香さんを選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
長内香さんは、昭和41年生まれの52歳で東野幌本町にお住まいであります。
平成19年12月から固定資産評価審査委員会の委員として御活躍され、固定資産の実態を熟知し、評価等に関して幅広い知識と経験を有する方でありますことから、引き続き選任いたしたくお願い申し上げる次第であります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
引き続き、議案第60号を採決いたします。
議案第60号は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、議案第60号は、同意することに決しました。
◎ 請願第1号及び陳情第1号
議長(角田 一君)
日程第24及び第25 請願第1号 江別市で精神障害者の交通費助成を実施することについて及び陳情第1号 幼児教育・保育の無償化に伴い必要な措置を求める意見書の提出を求めることについて、以上2件を一括議題といたします。
上程中の請願第1号外1件は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
◎ 報告第23号ないし報告第25号
議長(角田 一君)
日程第26ないし第28 報告第23号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について、報告第24号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第25号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について、以上3件を一括議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
水道部長(菊谷英俊君)
ただいま上程になりました報告第23号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第24号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について、一括して御報告申し上げます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付し御報告するものであります。
初めに、水道事業会計の資金不足比率につきましては、平成30年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率については、なしとなるものであります。
次に、下水道事業会計の資金不足比率につきましても、平成30年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率については、なしとなるものであります。
以上、一括して御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
病院事務長(白石陽一郎君)
ただいま上程になりました報告第25号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について御報告申し上げます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付し御報告するものであります。
平成30年度決算に基づく病院事業会計の資金不足比率は10.0%でありまして、政令で定められた経営健全化基準の20%を下回っております。
なお、平成30年度は、患者数及び診療収益が前年度を大きく下回り、純損失が大幅に増加したことにより、前年度の資金不足比率4.3%より増加しているものであります。
今後は資金不足の解消に向け、収益の根幹をなす医師、特に内科系医師の招聘とさらなる経費削減に取り組んでまいりたいと考えております。
以上、御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
議長(角田 一君)
これより報告第23号ないし報告第25号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第23号ないし報告第25号を終結いたします。
◎ 散会宣告
議長(角田 一君)
本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午前11時56分 散会