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経済建設常任委員会 令和元年7月24日(水)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年11月6日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 議会事務局長より人事異動に伴う職員紹介
※ 経済部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

(開 会)

委員長(岡君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:02)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
また、本日の調査に、角田議長が同行いたしますので、御承知おき願います。
それでは、これより農作物生育状況調査及び所管施設等の現地調査を実施いたしますので、各委員は、経済部及び建設部より提出されております資料を御持参の上、市役所正面玄関前に待機している公用バスへ移動願います。
暫時休憩いたします。(9:02)

※ 休憩中に、農作物生育状況調査及び所管施設等の現地調査を実施
※ 休憩中に、水道部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(12:18)
2建設部所管事項、(1)報告事項、アの指定管理施設の更新についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

都市建設課長:それでは、私から、指定管理施設の更新について御報告いたします。
資料の1ページをごらんください。
建設部都市建設課が所管しております江別市都市公園は、良好な都市環境の向上を図るため、市内に230の施設が設置されております。
このうち、他の指定管理者が行っている二つの運動公園を除いた228施設に、今年度に新設予定となっている2施設を合わせ、230施設の都市公園の指定管理者を公募にて選定を行う予定で、指定期間は令和2年度から4年間を予定しております。
なお、現在の指定管理者は、草野作工株式会社で、平成28年度から令和元年度までの指定管理料は5億4,672万3,000円となっております。
昨年度までの3年間で、団体での利用があった公園使用受け付け件数は682件、講習会などの自主事業参加者数は369人という結果になっております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石田君:確認のために教えていただきたいのですが、新設の2カ所はどちらになりますか。

都市建設課長:新設の2カ所でありますけれども、一つ目は、現在、元江別地区で開発行為が行われているところに造成される公園であります。
もう一つは、JR野幌駅東側の鉄道高架に隣接した都市緑地であります。

石田君:元江別地区に新設される公園の住所はわかりますか。

都市建設課長:住所はわかりませんが、場所は4丁目通りと5丁目通りに挟まれた区間と、4番通りから北側の部分です。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:今回の募集に当たっての仕様書的なところになるかと思いますが、確認のためお伺いしたいと思います。
公園ですから草刈りなどの手入れをしていると思いますが、江別市は、雑草を取り除く工程で除草剤を使用しているのか、いないのか、もし使用していれば、それはどういったものを使用しているのか、お伺いしたいと思います。

都市建設課長:公園の草にまく除草剤についての御質疑かと思いますけれども、公園では犬の散歩などがありますので、基本的に除草剤は使っておりません。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの特定空家等解体補助金についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

建築指導課長:それでは、2特定空家等解体補助金について御報告いたします。
当事業につきましては、さきの定例会に一般会計補正予算として計上し、議決をいただきましたことから、今年度より新たに実施する事業でございます。
資料の2ページをお開き願います。
1令和元年度の実施概要のうち、(1)事業の目的ですが、周辺環境に悪影響を及ぼしている空き家で、倒壊等著しく保安上危険となるおそれがある空き家(特定空き家等)の解体費用の一部を助成し、市内の生活環境の保全を図ることとしております。
(2)補助額・募集件数等ですが、1補助金額は、工事費用の3分の1で、限度額は30万円、2募集件数は5件で先着順としており、3受け付け期間は7月1日から9月30日までの3カ月間としております。
続きまして、(3)対象建築物の主な要件ですが、個人が所有していること、市が認定する特定空き家等のうち、倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態であること、また、おおむね年間を通じて使用していないこととしております。
次に、(4)施工業者の主な要件ですが、江別市内に事業所、支店または営業所を置く建設業者としております。
(5)の補助金の手続の流れですが、まず、1の申請者から事前調査申請をしていただき、2の事前調査において、空き家が倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態の特定空き家等に該当する可能性がある場合のみ、3の交付仮決定通知を行い、4の交付申請をすることができます。
交付申請後、5の江別市空家等対策協議会による協議を経て、特定空き家等に認定後、6の交付決定通知を行います。
7の工事の請負契約及び着手は、交付決定通知を受けてから行っていただきます。
工事の完了後、来年2月28日までに、8の実績報告をしていただき、9の補助金の請求後、申請者に交付されるという流れになります。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

相馬君:現在、市が特定空き家等として認定している件数についてお伺いいたします。

建築指導課長:現在、特定空き家等に2棟を認定しております。

相馬君:この2棟の事前調査申請等はどのようになっているのか、お伺いいたします。

建築指導課長:特定空家等解体補助金につきましては、特定空き家等が補助要件となっております。既に特定空き家等に認定されている所有者の方から事前調査の申請をいただいたときには、特定空き家等に認定したときの状態と変わっていないかどうか、現地を確認させていただきます。

相馬君:そうすると、この2棟については、既に事前申請がされていると理解いたしました。
今回、募集件数は、このほかに3件あるとのことですが、この3件については、今後どのような取り組みをされるのか、お伺いいたします。

建築指導課長:募集件数5件ということで設定させていただいておりますけれども、まず、特定空き家等につきましては、現状として2棟を認定しています。
ただ、我々も全ての建物の現地調査をしているわけではございませんので、潜在的に倒壊等をする可能性のある空き家があることも推察されます。そういった建物の申請が上がったときには、まず、写真等で判断し、現地の調査を行い、特定空き家等の判断基準にのっとってチェックさせていただくという流れで考えております。

相馬君:ことし3月に江別市空家等対策協議会が開かれて、特定空き家等の認定の協議をされたと伺っていますが、今年度の予定についてはどのようになっているのか、最後にお伺いいたします。

建築指導課長:江別市空家等対策協議会は、今おっしゃられたように、ことし3月に開催しまして、特定空き家等の認定の協議をさせていただいております。
その後、ことし5月には、委員の改選のために開催しており、その際に現状の空き家対策の取り組み状況等について報告させていただいております。
今後につきましては、今回、募集期間が9月30日までですので、9月、10月あたりに、江別市空家等対策協議会を開催させていただきたいと考えております。

相馬君:特定空き家等の2棟は、既に申請されているとのことですが、今後の江別市の状況としては、これが極端にふえることにはならないと思いますけれども、毎年度何件か出てくるような傾向なのか、あるいは、5年ぐらい様子を見ていると大体片づくような件数なのか、担当としてはどういう想定をされているのか、お伺いいたします。

建築指導課長:特定空き家等につきましては、定期パトロールを毎年度実施しておりまして、その中の感覚としましては、特定空き家等の数はそこまで多くないと認識しております。
ただ、どうしても管理不全の状態が長く続けば、一冬越すと劣化が進んだりしますので、特定空き家等になってしまう可能性を秘めているという状況がございます。そういったところにつきましては、江別市空家等対策協議会の協議を踏まえながら事業を実施しまして、検討していきたいと思います。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:(3)の要件に、おおむね年間を通じて使用しないことと記載されていますが、おおむねの中身をもう少し詳しく教えていただきたいと思います。

建築指導課長:対象建築物の主な要件のおおむね年間を通じて使用していないことについてですが、今回、対象とする特定空き家等につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく特定空き家等になります。空家等対策の推進に関する特別措置法のガイドラインでは、空き家の定義として、おおむね年間を通じて使用されていないというふうに国の見解が示されておりますので、それに準じた形で設定させていただいております。

干場君:もう1点、(2)の補助金額についてですが、工事費用の3分の1で、限度額が30万円ということです。
その空き家の大きさといいますか、どういうものかによってもかかる費用は変わってくると思いますが、解体する側にとっては、補助金額がどれくらいかということも大変重要なポイントになると思います。
解体するときの平均価格は出せないと思いますが、一般的に老朽化した空き家を解体するのに幾らぐらいかかるのか、参考にお伺いしたいと思います。

建築指導課長:一般的な住宅の解体費用につきましては、解体事業者の方にヒアリングさせていただくと、おおむね1平方メートル当たり1万円と伺っております。ですので、120平方メートルですと120万円になりますが、そのほか、解体に当たって、門や塀、樹木があれば、その分が加算されていくという状況で、目安としてはそのように伺っております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(12:33)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(12:33)
3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(12:34)