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総務文教常任委員会 令和元年7月10日(水)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年10月18日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 議会事務局長より人事異動に伴う職員紹介

(開 会)

委員長(裏君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(9:09)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、本日の調査に、角田議長が同行いたしますので、御承知おき願います。
それでは、これより教育活動等の調査を実施いたしますので、各委員は、教育部から提出されております資料を御持参の上、市役所正面入り口に待機している公用バスに移動願います。
暫時休憩いたします。(9:09)

※ 休憩中に、所管施設等調査を実施
※ 休憩中に、教育部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(13:59)
次に、(2)報告事項、アのラグビーワールドカップに向けた取り組みについてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

合宿誘致・スポーツ交流事業担当参事:報告事項、アのラグビーワールドカップに向けた取り組みについて御報告いたします。
資料1ページをごらんください。
ことしの9月21日に開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会において、江別市は公認チームキャンプ地としてオーストラリア代表チームを迎えることから、このことに関連して行っている取り組みについて御報告いたします。
1ラグビー交流事業の実施につきまして、(1)では、市がこれまで実施してきたラグビーに関連した交流事業を掲載しています。
初めに、昨年6月に、1オーストラリア7人制ラグビーチームによる市内高校生ラグビー部員を対象としたラグビークリニックを実施しました。
次に、2として、昨年9月と11月に、大麻西小学校でタグラグビー出前授業を実施しました。
次に、3として、オーストラリア代表チームヘッドコーチが昨年10月に江別市を訪れ、このときに開催されていた小・中学生のラグビー大会を視察しています。
次に、4として、ことし2月に、オーストラリアのロナルド・グリーン領事を招いた江別市とオーストラリアの経済・文化交流会を開催しています。
次の5から今年度の事業となりますが、今月、オーストラリアの大学女子7人制ラグビーチームが江別第一小学校を訪問し、児童との交流を行いました。
次の6は、同じく今月、東野幌小学校でタグラグビー出前授業を実施いたしました。
今年度は、このほか、野幌小学校、江別太小学校、大麻西小学校においても実施予定であり、大麻西小学校については、本日、ごらんいただいたところです。
次に、(2)今後実施予定の事業でありますが、1タグラグビー体験会は、7月27日土曜日に、江別市都市と農村の交流センターえみくるを会場とし、北海道のラグビーチームである北海道バーバリアンズのオーストラリア出身コーチが参加して市内小学校の児童を対象に開催するもので、タグラグビーの体験と参加者全員での交流会を実施する予定です。
2オーストラリアの大学・高校と市内の大学・高校とのラグビー交流について、大学はニューイングランド大学のラグビーチームと酪農学園大学などの学生とのラグビー交流を、高校はクランブルックスクールと立命館慶祥高校などの学生とのラグビー交流をそれぞれ行う予定です。
次に、2大会の啓発・機運の醸成等としまして、資料に記載のとおり、江別市役所の本庁舎1階、案内窓口横にラグビーワールドカップのPRコーナーを設置しております。
また、本庁舎の前庭にはPR看板を設置し、あわせて市内公民館やJRの各駅にPRののぼりを設置しております。
また、現在、調整中ではありますが、オーストラリア対フィジー共和国の試合について、市内でパブリックビューイングを実施し、多くの市民が観戦、応援できるようにしたいと考えております。
次に、3その他ですが、公認チームキャンプ地の会場整備につきましては、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会と調整しながら準備を進めているところです。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの指定管理施設の更新についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

生涯学習課長:私から、イの指定管理施設の更新について御報告申し上げます。
資料2ページをごらんください。
生涯学習課が所管しております江別市旧町村農場は、社会教育施設として、江別市いずみ野25番地に設置されております。
当該施設は、令和元年度で指定管理期間が満了することとなっております。令和2年度からの指定管理者の指定管理期間は4年間を予定しており、公募により選定を行う予定となっております。
なお、現在の指定管理者は、江別河川防災環境事業協同組合であり、平成28年度から令和元年度までの指定管理料は3,001万円となっております。
昨年度までの利用者数は、1万9,487人、自主事業参加者数は、7,149人という結果になっております。
今後のスケジュールについては、記載のとおりであります。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、教育部所管事項を終結いたします。
選挙管理委員会事務局入室のため、暫時休憩いたします。(14:06)

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(14:07)
次に、2選挙管理委員会事務局所管事項、(1)報告事項、アの大学における期日前投票所及び不在者投票所の設置についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

選挙管理委員会事務局長:大学における期日前投票所及び不在者投票所の設置について御報告申し上げます。
本件につきましては、過日、委員各位へ事前に情報提供させていただいたところであります。
資料をごらん願います。
1目的でありますが、平成28年6月に公職選挙法が改正され、選挙権の年齢が満18歳まで引き下げられたところでありますが、若年層の投票率は依然低い傾向にあります。
第25回参議院議員通常選挙の執行に際しまして、若年層の選挙における投票率の向上と選挙啓発のために、市内大学の校内に期日前投票所及び不在者投票所を設置することとし、あわせて地域住民に対する投票の利便性の向上に寄与しようと取り組むものであります。
2設置場所及び期日等でありますが、(1)といたしまして、場所は、市内文京台11番地にあります札幌学院大学G館5階特別会議室であります。期日は、令和元年7月17日水曜日で、時間は午前10時から午後4時30分までであります。
(2)といたしまして、場所は、市内文京台緑町582番地にあります酪農学園大学中央館10階会議室であります。期日は、令和元年7月18日木曜日で、時間は午前10時から午後4時30分までであります。
(3)といたしまして、場所は、市内西野幌59番地の2にあります北海道情報大学eDCタワー10階展望ラウンジであります。期日は、令和元年7月19日金曜日で、時間は午前10時から午後4時30分までであります。
3対象者につきましては、当該選挙において、江別市の選挙人名簿に登載されている市民及び既に投票用紙の交付を受けている他市町村選挙人名簿に登載されている方であります。
4常設の期日前投票所及び不在者投票所につきましては、従来どおり市民会館小ホールにおいて、記載の期間及び時間に設置するものであります。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、選挙管理委員会事務局所管事項を終結いたします。
企画政策部入室のため、暫時休憩いたします。(14:10)

※ 企画政策部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(14:12)
次に、3企画政策部所管事項、(1)報告事項、アの生涯活躍のまち整備事業についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

政策推進課長:生涯活躍のまち整備事業について御報告申し上げます。
資料の1ページをごらんください。
1主な経過(令和元年5月以降)でありますが、5月10日に事業者と土地等売買に係る仮契約を締結、6月9日には市民会館、6月16日には大麻公民館で、事業者による事業概要及びサービスつき高齢者向け住宅説明会を開催しております。
6月19日には、高齢者クラブに事業計画概要説明の出前講座、6月25日には、第1回江別市生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会を開催いたしました。
6月25日には、事業者への土地等の売却について、市議会で議決をいただき、6月26日に事業者と土地等売買に係る本契約を締結したところでございます。
2今後のスケジュール等(予定)でありますが、7月以降、事業者、市による説明会を適宜開催し、8月以降、広報誌に事業概要等を掲載し、事業内容についてお知らせする予定であります。
なお、直近では、広報えべつ8月号に記事を掲載する予定であります。
また、8月から9月にかけて第2回江別市生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会を開催する予定であります。
3生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会についてでありますが、(1)構成員につきましては、資料の2ページに記載の15名でございます。
資料の1ページにお戻りいただきまして、(2)協議会の位置づけでありますが、地域再生法に基づく生涯活躍のまち形成に関する事項の具現化を図るため、具体的な事業内容等の詳細を定める生涯活躍のまち形成事業計画を策定するための協議機関でございます。
(3)第1回協議会の主な議事につきましては、先ほど御説明しましたが、6月25日に第1回江別市生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会を開催しまして、主な議事については、資料に記載の3点でございます。
次に、各項目の概要について御説明させていただきます。
資料の3ページをお開き願います。
まず、生涯活躍のまち形成事業計画の策定についてでありますが、1生涯活躍のまち形成事業計画の目的は、地域再生法に基づく生涯活躍のまち形成に関する事項の具現化を図り、具体的な事業内容等の詳細を定めることを目的に計画を策定するものでございます。
2生涯活躍のまち形成事業計画の記載事項は、地域再生法において規定されている事項として、(1)中高年齢者の就業、生涯にわたる学習活動への参加その他の社会的活動への参加推進のための施策、(2)高年齢者に適した住宅の整備のための施策、(3)介護サービスの提供体制の確保のための施策、(4)移住希望者の来訪・滞在の促進のための施策、(5)サービスつき高齢者向け住宅の入居者要件等について盛り込むこととなっております。
3生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会の議事内容(予定)は、6月25日に開催した第1回江別市生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会では、生涯活躍のまち形成事業計画の策定・アンケートの実施について、8月から9月に開催予定の第2回江別市生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会では、アンケート結果報告・生涯活躍のまち形成事業計画骨子案について、以降、第3回、第4回では、生涯活躍のまち形成事業計画素案について協議を行い、第5回で成案を取りまとめ、今年度中の策定を予定しております。
次に、3-2ページをお開き願います。
この平面図は、本年1月に市に提出され、2月に当委員会で資料として提出した平面図の一部に修正がございまして、今回の江別市生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会の開催に合わせて提出され、受理したものであります。
なお、今後におきましても、江別市生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会における議論が進む中で、建物のレイアウトの修正などが想定されるところでございます。最終的な生涯活躍のまち形成事業計画につきましては、新年度早々に報告させていただく予定であります。
次に、アンケート(案)についてでありますが、資料の4ページから7ページに記載しております。
こちらのアンケートは、市民の皆様から就労や社会活動などに関する御意見をお聞きし、それを踏まえて生涯活躍のまち形成事業計画を策定するために実施するもので、今後の江別市生涯活躍のまち整備事業地域再生協議会での協議に活用いただく予定であります。
対象者は、市内にお住まいの50歳代から70歳代の方で、無作為に2,000人を抽出し、回答をお願いするもので、7月中の送付を予定しております。
アンケートの項目につきましては、記載のとおりでありますが、特に、資料6ページの生きがい就労については、生涯活躍のまちのコンセプトである市民が生涯にわたって生き生きと生活できるまちづくりの観点から、千葉県柏市の先進事例を紹介しながら、就労についての御意見を伺います。
生きがい就労とは、現役時代のように生計のための就労ではなく、1日1時間から2時間程度、自分の生きがいのために、賃金を受けながら無理なく楽しく働いて、それが地域の課題解決にも貢献するといった形の就労スタイルでございます。
こういったことへの関心があるか、そして、どのような分野の生きがい就労に関心があるかをお伺いし、生涯活躍のまち形成事業計画策定の参考にさせていただきたいと考えております。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

佐藤君:事業者からサービスつき高齢者向け住宅説明会があったとお聞きしたのですけれども、参加された方の意見について、事業者から聞いていますか。

政策推進課長:6月9日と6月16日のいずれも日曜日にサービスつき高齢者向け住宅説明会が開催されております。
6月9日の市民会館を会場にした説明会には104名、6月16日の大麻公民館を会場にした説明会には80名の参加をいただいたと聞いております。
説明会には、私を含め、市の担当者も同席をさせていただきました。
説明会の内容につきましては、江別市生涯活躍のまち整備事業の概要、サービスつき高齢者向け住宅とはどういった住宅なのか、既に事業者が札幌市内に開設しているサービスつき高齢者向け住宅の例も交えて説明されたところでございます。
その中で、参加をいただいた方からの意見としては、それぞれの家族形態に応じた間取りについて対応してくれるのか、また、入居後、施設を自由に出入りできるのかなど、各部屋についてのお話もありましたが、主に、共有部分の考え方についての御意見や質問が出ていたところでございます。

佐藤君:参加された方から、入居費用が高いという声をお聞きしたのですが、入居費用に関して市のかかわりがもしあればお聞きします。

政策推進課長:説明会の中では、決まった価格帯ではなく、今、札幌市内に設置しているサービスつき高齢者向け住宅を参考にしたシミュレーションを幾つか示されておりました。その中で、アンケートも行っておりまして、その結果については、市ではまだ把握しておりませんけれども、入居費用が高い、安いといったさまざまな御意見があったと聞いております。
その価格設定につきましては、説明会の中でもお話がありましたが、共有部分をどれだけ確保するかで変わることになり、共有部分を広くすれば価格に高くはね返って、共有部分が狭ければ、安く抑えることができるといったこともあるようですので、そこはさらに事業者が中心となってニーズを把握していくことになろうかと思います。
かかる家賃等について、市で対応するということはなかなか難しいと思いますが、常に情報を共有しながら進めてまいりたいと考えております。

佐藤君:移住希望者の来訪・滞在の促進のための施策とありますけれども、これは、江別市に住んでいる人が対象になると思っていたので、その関係性でお考えがあればお尋ねします。

政策推進課長:生涯活躍のまち形成事業計画の記載事項の中の移住希望者の来訪・滞在の促進のための施策についての質疑かと思います。
江別版生涯活躍のまち構想では、市外への転出者を抑制するという部分が一つ大きな柱といいましょうか、ポイントになっております。そうした意味合いでは、市内の住みかえ等も(4)の移住希望者の来訪の中に入ってくると考えております。
当然、市外から転入したいという御希望を持たれる方へも対応させていただくことになろうかと思いますが、この生涯活躍のまち形成事業計画で事業者から提案をいただいている中では、例えば、拠点エリアに常駐のコーディネーターを配置しまして、そういった声に耳を傾ける対応を行っていくといったようなことが盛り込まれると想定しているところでございます。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

鈴木君:資料3-2ページに図面がありますけれども、これは、恐らく現在の第7期江別市介護保険事業計画の中で最終的な仕上げを行うことになると思います。サービスつき高齢者向け住宅などは別として、介護老人福祉施設、その下の看護小規模多機能型居宅介護と老人保健施設の三つは、第7期江別市介護保険事業計画の中で、平成30年度、令和元年度、令和2年度のうち、いつできるのか、その年次をそれぞれ教えてください。つまり、第7期江別市介護保険事業計画の計画期間は平成30年度、令和元年度、令和2年度の3年間です。そうすると、令和2年度の何月にできるのでしょうか。その計画はでき上がっていると思いますので、そのあたりの具体的な計画を教えてください。

政策推進課長:江別市高齢者総合計画に基づく施設ということで、令和2年度までが計画期間ですから、令和3年3月までに完成して入所を開始していただくという計画で提出されております。

鈴木君:この議論はどちらかというと福祉部門の話になりますが、この事業の主体は企画政策部ですから、ここでお聞きしています。
今までは、3年間の計画の中で、それぞれ年次を変えて整備しています。そして、一日も早く整備することによって、市内の在宅で待機している人に早く入所していただくという目的で計画的に行ってきました。全部が、最終年次の令和3年3月に完成するということは、その間、ずっと待っている人がいるわけです。そのあたりは、福祉部門とどのように調整しながら進めてきたのか、お聞きします。

企画政策部長:企画政策部といたしましては、このCCRC構想は、昨年5月からの公募に当たって、これにふさわしい施設として事業者から提案いただくという形になっております。その中で、第7期江別市介護保険事業計画の施設については、ここと同調させるということで公募を行った経緯がございます。そういった部分では、令和3年3月をリミットとして、入所を待っている方に対して早く施設を整備することは必要なことであるといった考えがありながらも、事業者の可能な範囲で提案をいただきまして、健康福祉部や有識者も入った中で、スケジュールを含めて、その提案を採択させていただいたということでございます。
令和3年3月以前にできればよかったという部分はあろうかと思いますが、公募の中の提案、採択という流れで我々は理解しているところであります。

鈴木君:納得できません。
従来、江別市介護保険事業計画では、3年間のスパンの中で、それまでの需要と供給のバランスを見ながら、何年度には何が必要になると見込んで年次別にきちんと計画をつくってきました。例えば、最初は看護小規模多機能型居宅介護の整備から始めて、次にグループホームを整備して、最終年度には介護老人福祉施設を整備するというように、過去の3年間におけるサイクルでは一定程度のバランスをとりながら行ってきました。しかし、これでは第6期江別市介護保険事業計画の最後から丸々3年があいてしまいます。私は、それはやはり市民にとって極めて不親切な対応ではないかと思います。ですから、事業提案を求めるのであれば、初年度でこれができるかどうかということを問うべきであったと申し上げておきたいと思います。
そして、不思議だったのはサービスつき高齢者向け住宅です。これは、この間、事業者は職員募集を行っていました。事業所で職員募集の説明会を行っているはずです。これは、江別市介護保険事業計画とは別次元の話で、市の制限がかかりません。そして、簡単に言うと、一定程度の収益を稼げる部分です。ですから、要は、稼げるから先行して行うのですかということで、順番が反対ではないかと思いますが、その辺はいかがですか。

企画政策部長:サービスつき高齢者向け住宅の完成予定は、福祉系の施設整備後の令和3年4月以降となっております。
事業者においては、許可が必要な3施設について、第7期江別市介護保険事業計画に合わせて最大限先行して行うということですが、期限は令和3年3月末です。我々は、サービスつき高齢者向け住宅については、その後の整備という提案を受けておりますし、そのように認識しております。

鈴木君:それでは、この間、事業は職員募集の説明会を行っているのですが、それは何のための職員募集ですか。その辺を聞いていませんか。
職員募集を行うということは、先行してそこを整備するのかと普通は誰でもそう思います。この事業者が介護老人福祉施設などの介護職員を全体的に募集するならいいけれども、サービスつき高齢者向け住宅ということで特定の施設の職員募集を行っていたので、不思議に思っていました。
もしわからないのであれば、結構です。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

齊藤君:今ほど、鈴木委員からも言われていたのですが、これだけの施設がそれぞれ目的を持って建設される予定ですけれども、令和3年3月までに全て建設されるという認識でよろしいのですか。それぞれ機能や目的があって建物が建っていくことになると思うのですが、今のところ、それぞれいつごろ建つかということはわからない、計画的なものは伺っていないということでよろしいのですか。あくまでも、令和3年3月までに全てがきちんと完成すると受けとめているということでよろしいですか。

政策推進課長:江別市高齢者総合計画の計画期間という部分では、介護老人福祉施設、介護老人保健施設及び看護小規模多機能型居宅介護については、一つの基準ではありませんが、計画期間内の令和3年3月までに入所いただけると聞いております。
それ以外の施設も、できるだけ早く整備するということは聞いておりますが、そこは、順次オープンになるのかなど、詳細については把握していないところです。

齊藤君:それでは、今、市のCCRC構想の中で予定されているそれぞれの建物のうち、今言った部分だけは令和3年3月までに完成するけれども、あとの企業内保育所兼子育てサロン、地域交流拠点施設などは、今のところ、この期間の中での完成のめどは立っていないということですか。

企画政策部長:あくまで、公募要件に沿った提案ということになります。我々としては、介護関係施設については、令和3年3月の期限内に確実にオープンしてください、それ以外については、同時オープンが望ましいのですが、できるだけ速やか整備するという条件で公募したつもりでございます。
現時点で、サービスつき高齢者向け住宅等については、令和3年4月以降、速やかに整備すると聞いております。ただ、今、設計中でございますので、建設計画上、何月にオープンするという確実なことは聞いておりませんが、令和3年4月または5月中だと我々は認識しております。
サービスつき高齢者向け住宅については、説明会を開いて住民の皆さんの需要を聞き取りながら、どのような形がいいのかということを踏まえての設計となりますので、令和3年3月には間に合わないと最初から提案を受けております。ただ、早い段階でできるものと我々は確認しておりますし、そう認識しております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの地方創生関係交付金事業の実施結果及び第2期総合戦略の策定についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

総合計画・総合戦略担当参事:地方創生関係交付金事業の実施結果及び第2期総合戦略の策定について御報告申し上げます。
資料8ページをごらん願います。
こちらの交付金の実績報告を国に提出するに当たっては、外部有識者会議と議会へ報告した上で行うことになっているものであり、このたび、当委員会に報告するものであります。
なお、内容について、外部有識者会議である江別市まち・ひと・しごと創生有識者会議には6月21日に報告しております。
初めに、1平成30年度江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略事業(地方創生推進交付金)実績についてです。
表の上段、「食=江別の魅力!!」地域資源を活かした江別産品販売促進プロジェクトについてでありますが、この事業は、江別市の観光振興体制を強化し、江別市観光振興計画を進め、観光物販を拡大し、消費拡大につなげるもので、平成30年度の主な事業内容といたしまして、日帰り周遊観光モニターツアー、市内留学生バスツアー、観光人材セミナーを実施したほか、市外でのプロモーションイベントを実施しております。
交付決定額831万6,000円に対し、実績額が672万9,355円となっております。
表の中ほどにある事業KPIですが、一つ目の主要観光施設入り込み客数について、町村農場を初めとする計5施設の観光入り込み客数は、平成30年度は18万6,318人となっており、平成29年度実施値と比較いたしますと1万人程度増加しています。
また、グリーンツーリズム関連施設利用者数につきまして、野菜の駅ふれあいファームしのつを初めとする市内野菜直売所等の利用者が増加したことで、平成30年度は全体で61万4,959人となり、平成29年度と比べて増加しております。
三つ目の事業KPI産学官・産業間連携のプロジェクトによる新アイテム開発取り組み数につきましては、平成30年度においては、商品開発につながる取り組みは、残念ながらございませんでした。
今年度におきましては、昨年度の取り組みを踏まえまして、目標値を達成できるよう、現在、事業を展開しているところでございます。
次に、表の中段にあります有給インターンシップ等地域就職支援事業ですが、こちらの事業は、市内の学生に市内企業を知ってもらう機会をふやし、就職意識を高めてもらうことを目的としており、平成30年度の主な取り組みといたしましては、参加する学生の選択肢をより広げるため、市内企業や江別商工会議所などに対しての協力依頼に取り組んだ結果、参加企業数が増加しております。
交付決定額607万6,000円に対し、実績額が606万9,970円となっております。
事業KPIにつきましては、インターンシップ登録学生数及び有給インターンシップ参加学生数の二つの指標は順調に推移しており、有給インターンシップ参加学生数については、平成30年度は66人で、既に目標値を超えているため、この数値を維持またはさらに増加できるよう、今年度においても事業を継続していきたいと考えております。
次は、【ジモ×ガク(地元×学生)】~学生地域定着自治体連携プロジェクトでありますが、こちらの事業は、江別市を中心とした8自治体で構成され、市内大学に通う学生の活動を支援する事業です。
事業KPIである地域活動プログラムに参加した学生で、連携自治体に就職や定住した人数については、ことし3月に卒業した参加学生のうち3人が対象地域で就職したところであります。
二つ目の事業KPIである地域プログラムに参加した延べ学生数は、昨年度と比べて減少しておりますが、より学生のニーズや地域定着の目的に沿ったプログラムを充実させ、今後も事業展開を図ってまいりたいと思います。
続きまして、資料9ページをお開きください。
2平成30年度まち・ひと・しごと創生総合戦略事業(地方創生拠点整備交付金)実績一覧ですが、こちらの2事業につきましては、平成29年度に限り交付されたハード事業に対する交付金でございますが、交付金の事業計画が5年間でありますことから、各年度の事業KPIにつきまして報告させていただきます。
上段のeverydayEBRI~物販等施設整備事業でありますが、こちらの事業では、駐車場の整備や備品収納庫の整備等を実施し、集客効果を高めるための環境整備を行いました。
事業KPIにつきましては、EBRI観光消費額、EBRI入り込み客数、主要観光入り込み客数(EBRI入り込み客数除く)で、昨年度の実績値は記載のとおりでありますが、昨年度と比較すると、オープン効果の低下やテナントの入れかわりなどにより、低下している指標がありますので、今年度は、施設でのイベントの開催等、目標値の達成に向け、関連事業等を実施してまいりたいと考えております。
続きまして、下段の江別市都市と農村の交流センター多目的ホール整備事業です。
この施設は、農業者や中小企業が試作品製造を行うテストキッチン、調理実習室、多目的広場、季節保育所が併設されております。地方創生拠点整備交付金を活用して、施設に隣接している旧体育館を多目的ホールとして整備することで、テストキッチンでつくったものの試食会、食育セミナー、物販イベントが開催できるよう施設の改修を行ったものであります。
事業KPIにつきましては、6次産業化による新商品開発数の平成30年度実績は2点、江別市都市と農村の交流センター利用者数の平成30年度実績は2万3,595人となっております。
続きまして、第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について御報告いたします。
別冊資料まち・ひと・しごと創生基本方針2019についてをごらんください。
こちらの資料は、地方創生に関する都道府県・指定都市担当課長説明会において示された国の資料になります。
別冊資料1ページをお開きください。
下段のまち・ひと・しごと創生基本方針2019をごらんください。
国の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略は12月に閣議決定を経て策定される予定で、それに基づき、地方自治体は、今年度中に地方版の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定することが求められています。
別冊資料2ページをごらんください。
第2期の方向性についてですが、右上の第1期まち・ひと・しごと創生総合戦略で掲げた四つの基本目標については、継続を力にするという考え方のもと、基本目標については、現行のものと変更はございません。
次に、別冊資料3ページをお開きください。
第2期における新たな視点としましては、(1)地方への人・資金の流れを強化するなど、計六つの視点が掲げられております。
詳細につきましては、別冊資料5ページ以降に書かれておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
続いて、別冊資料4ページお開きください。
こちらには、国の2020年度における各分野の主要な取り組みが書かれており、目新しい点といたしましては、右下の4番目の目標、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域と地域を連携するの部分で、スポーツ・健康まちづくりの推進として、スポーツを通じて健康増進を図ることや、プロスポーツ等の有効利用による地域経済活性化が挙げられております。
引き続き、本編資料にお戻りいただいて、資料10ページをごらんください。
第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に向けた想定スケジュールですが、市の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定については、12月の国のまち・ひと・しごと創生総合戦略の策定を待って作業を行うということでは年度内の策定に間に合わないことから、表の中段、8月から12月の欄のとおり、9月に行われる国の説明会などで国の動向を見ながら、江別市まち・ひと・しごと創生外部有識者会議や江別市まち・ひと・しごと創生推進本部会議を適宜開催し、策定作業を進めていきたいと考えております。
また、先月示されました、まち・ひと・しごと創生基本方針によりますと、住民の意見を聞く場を確保することが求められておりますので、市民ワークショップまたは意見交換会などを実施し、市民意見を吸い上げてまいりたいと考えております。
そして、12月には国の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略が閣議決定される予定でありますことから、これに基づき、市でもパブリックコメント案を策定し、江別市まち・ひと・しごと創生外部有識者会議、江別市まち・ひと・しごと創生推進本部会議で確認し、1月にパブリックコメントを行いたいと考えております。
その間の進捗につきましては、適宜、当委員会に報告させていただきたいと考えております。
2月には、江別市まち・ひと・しごと創生外部有識者会議で最終案を御確認いただいた後、当委員会に御報告させていただき、3月には江別市まち・ひと・しごと創生推進本部会議で第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略を決定したいと考えております。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:まず、資料8ページの有給インターンシップ等地域就職支援事業の有給インターンシップ参加学生数についてです。
たまたま学生と話をすることがあったのですが、この事業に参加したのだけれども、セミナーだけ受けて実際にインターンシップには行かなかったというお話を聞きました。この有給インターンシップ参加学生数は、実際に企業にインターンシップに行った人数と認識してよろしいでしょうか。

総合計画・総合戦略担当参事:有給インターンシップ参加学生数についてでございますが、有給インターンシップを行う上で、事前にビジネスマナーなどの簡単な研修、説明会を受けた上で参加するという一連のものでございます。ですから、こちらの数値につきましては、実際に企業でインターンシップを行った学生についてのみ、実績の数値として上げているものでございます。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:もう一つですが、【ジモ×ガク(地域×学生)】~学生地域定着自治体連携プロジェクトについて伺います。
ホームページを見ますと、この活動拠点は江別市民活動センター・あいと江別市と記載されているのですが、現在、この両者は、本事業に対してどのような役割を担っているのか、お聞かせください。

総合計画・総合戦略担当参事:こちらの【ジモ×ガク(地域×学生)】~学生地域定着自治体連携プロジェクトにつきましては、NPO法人えべつ協働ねっとわーくが連携する自治体の協議会の事務局として委託を受けて取り組みを進めております。ですから、学生の登録や派遣などという事業の事務的な業務につきましては、NPO法人えべつ協働ねっとわーくで行っております。

内山君:NPO法人えべつ協働ねっとわーくが事務局の役割を担っているということですけれども、ことし12月から、新設される市民交流施設に移転することに伴って、江別市民活動センター・あい、NPO法人えべつ協働ねっとわーくについても、これまでの仕事プラスアルファでいろいろな業務がふえることが、補正予算の審査で明らかになりました。12月以降も同じような役割を担っていけるのかどうか、そのあたりの話し合いはなされていますか。

総合計画・総合戦略担当参事:こちらの【ジモ×ガク(地域×学生)】~学生地域定着自治体連携プロジェクトにつきましては、国から、一応、3年間ということで事業が認められて交付金を受けております。今年度につきましては、最終年度の3年目ということで、この事業をどのような形で行っていくのか、来年度に向けて検討が必要な年度となっております。そういった検討の中で、当然、NPO法人えべつ協働ねっとわーくとも、今後どうしていくのかということを協議しなければならない場面があると思います。
今のところ、NPO法人えべつ協働ねっとわーくから、来年度以降は受託できないという話を聞いておりませんが、来年度以降の事業の進め方を話し合う中で、意向等も確認していくことになろうかと思います。

内山君:とりあえずは今年度までということですけれども、12月から来年3月までの間も、しっかり担っていただけるということでよろしいでしょうか。

総合計画・総合戦略担当参事:当然、今年度につきましては、NPO法人えべつ協働ねっとわーくで事業を行うということで、話を進めておりますので、12月になって、突然、残り3カ月は事業ができないということはないと考えております。
また、市としても、NPO法人えべつ協働ねっとわーくを支援しながら、来年3月まで事業をきちんと進めてまいりたいと考えております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの地域公共交通活性化協議会についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

公共交通担当参事:私から、去る6月26日に開催いたしました令和元年度第1回江別市地域公共交通活性化協議会の開催結果につきまして、その概要を御報告いたします。
江別市地域公共交通活性化協議会当日に使用した資料一式につきましては、当委員会委員の皆様へ、先日、机上配付させていただいております。本日は、今回の江別市地域公共交通活性化協議会の主要部分について、抜粋して委員会資料にまとめておりますので、よろしくお願い申し上げます。
資料の11ページをごらんください。
開催概要でありますが、記載のとおりの日程で開催し、1報告事項といたしまして、市内タクシー事業者のユニバーサルデザイン車両導入に対する支援等について報告したほか、2協議事項といたしましては、(1)夕張鉄道株式会社の江別線廃止に係る申し出について、(2)地域内フィーダー系統確保維持計画(案)についての2件につきまして協議を行いました。
続きまして、今回の江別市地域公共交通活性化協議会の主要部分だった、2協議事項の(1)の概要を御報告いたします。
資料は、12ページからとなります。
本件に関しましては、5月28日の当委員会で御報告しておりましたが、今回は、夕張鉄道株式会社の申し出に対し、江別市地域公共交通活性化協議会として了承するかどうかの協議を行ったものでございます。
まず、夕張鉄道株式会社の申し出は、バス乗務員が不足する中、江別市と新札幌あるいは南幌町、栗山町などを結ぶ主要路線の運行規模の維持を優先したい考えであり、このため、便数、利用者ともに極めて少ない江別線を本年10月1日付で廃止したいとの趣旨であります。
本年3月に開催した江別市地域公共交通活性化協議会では、土曜日、日曜日、祝日に往路のみ1便が運行されている当該路線の経路、ダイヤ、運行の変遷、利用状況などを資料により説明いたしましたが、この際に、当該路線を実際に利用した人の意見を聞いてはどうかという意見があったことから、夕張鉄道株式会社では、この開催結果を踏まえ、4月13日土曜日から5月12日日曜日までの1カ月間に運行した全16便において、実際の利用者を対象とした意見募集と、バス停乗降調査を実施しており、今回の江別市地域公共交通活性化協議会では、これらの結果なども追加資料として提出したところであります。
まず、乗降調査の結果でありますが、資料17ページのA3判資料をごらん願います。
運行した全16日16便のうち、10便は利用がなく、JR江別駅以降の経路で少々の乗降があったものの、利用者は大変少ない状況であることが改めて確認される結果となりました。
この期間に運行した全16便の利用者は、延べ12人でした。
次に、実際の利用者を対象とした意見募集の結果でありますが、資料18ページにまとめておりますので、ごらん願います。
実施したのは夕張鉄道株式会社、対象者は4月13日土曜日から5月12日日曜日までの当該江別線の利用者、募集方法としましては、利用者宛て封筒に意見等募集依頼文、江別線概要資料、意見等記入用紙、返信用封筒を入れ、利用者が降車する際に当該封筒をバス乗務員から手渡しにより配付し、利用者に意見等の返送をお願いしたものです。
先ほどのとおり、利用者は延べ12人でしたが、このうち、当該封筒を受け取ったのは延べ6人、意見等を送付したのは4人でした。
提出された意見等は、資料19ページにまとめているところでございます。
江別市地域公共交通活性化協議会当日は、以上のような資料等に基づき協議を行ったものですが、専門委員会委員長である副会長から、専門委員会の意見としては、利用実態などに照らし、当該路線の廃止はやむを得ないとの発言があったほかには、各委員からの特段の意見、異論などはなく、江別市地域公共交通活性化協議会としては、本年10月1日付で江別線を廃止したいという夕張鉄道株式会社からの申し出を了承することで、協議が調ったものでございます。
以上が、今回の江別市地域公共交通活性化協議会の主要部分だった、協議事項(1)の概要であります。
このほかの事項を簡単に御報告いたしますので、資料11ページへお戻り願います。
まず、前段の1報告事項では、市内タクシー事業者が国のユニバーサルデザイン型タクシーの導入補助金を申請する際に必要となる事業計画について、これまで、江別市内に事業所を置くタクシー事業者4社で構成していた江別ハイタク交通安全対策協議会がこれを作成しておりましたが、当該協議会がこの3月末日をもって解散したことから、今後は、江別市地域公共交通活性化協議会が事業計画作成の支援をしていくことについて報告したものでございます。
また、2協議事項の(2)では、北海道中央バス株式会社が昨年10月に新設した野幌見晴台線に関し、国から運行費の支援を受けるための補助申請に必要となる地域内フィーダー系統確保維持計画につきまして、昨年作成して国から認定を受けた既存の計画を、時点修正して更新することを協議し、この結果、事務局案にて、国へ、今年度の認定申請をすることが承認されたものでございます。
続きまして、資料下段の2今後のスケジュールでございますが、今回の江別市地域公共交通活性化協議会の開催結果に基づき、引き続き、検討、調整等を行い、9月ごろに次回の江別市地域公共交通活性化協議会を開催して、状況の報告、協議等を行うよう進めてまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、企画政策部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(15:03)

※ 総務部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(15:05)
次に、4総務部所管事項、(1)報告事項、アの人事異動についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

総務部長:令和元年7月1日付人事異動について御報告いたします。
今回の人事異動は、市長改選後、初の人事異動として、将来都市像みんなでつくる未来のまちえべつの実現を目指し、えべつ未来戦略に掲げる施策の達成に向けた組織体制を構築するとともに、意欲と能力のある職員を積極的に登用し、組織機構と職員配置の適正化を図ることを目的として実施したものでございます。
以下、提出しております資料につきましては、職員課長から御説明いたします。

職員課長:私から、今回の人事異動に係る主な組織整備及び体制強化、異動規模等について御説明いたします。
資料の1ページをお開き願います。
初めに、主な組織整備及び体制強化について御説明いたします。
総務部調整監及び参事(庁舎耐震化担当)の新設でありますが、これまでの大雨災害や平成30年北海道胆振東部地震の教訓を踏まえ、効果的な防災訓練の実施や、庁舎などの耐震化を進めていくため、危機対策室を改編し、束ね役として全庁的な調整を行う部長相当職の調整監を総務部に新たに配置いたします。
また、庁舎耐震化担当参事を新設し、総務課長及び危機対策・防災担当参事が兼務した上で、庁舎耐震化担当主査を1名配置し、庁舎などの耐震化の具体的な検討を行おうとするものであります。
次に、定住促進を図るための体制強化であります。
定住促進を図るため、住環境活性化担当とシティプロモート担当を統合し、シティプロモート・住環境活性化担当参事とします。
さらに、企画課が所管する移住促進業務を移管し、参事を1名、主幹を1名、主査を1名配置することで、空き地・空き家情報の発信など、人口の社会増に向けた全市的な取り組みを進めていこうとするものであります。
資料の2ページをお開きください。
次に、観光振興課の新設でありますが、観光による交流人口の拡大と地域経済の活性化を図るため、商工労働課を改編し、観光振興課を新設します。課長1名、係長1名、係員2名を配置することで、地域資源や立地環境を生かした江別ならではの観光振興策の具体的な展開を進めていこうとするものであります。
次に、健康なまちづくり推進のための体制強化でありますが、生活習慣病の予防や心の健康づくりなどの健康意識向上のための取り組みを一体的に推進し、市民の健康寿命の延伸を進めていくため、保健センターを健康推進室に移管します。
さらに、健康福祉部次長の健康推進室長兼務を解消し、室長を実配置することで、健康なまちづくり推進のための体制強化を図ろうとするものであります。
次に、子育て世代包括支援センター設置に向けた体制整備でありますが、妊娠期から子育て期まで、切れ目のない支援を実施できる体制を整備するため、健康推進室に子育て世代包括支援担当参事を新たに1名配置し、子育て支援センター等を所管する部署と連携し、産後ケア事業や巡回型相談など子育て世代包括支援事業を進めていこうとするものであります。
資料3ページをごらんください。
次に、市立病院事務局管理課参事(経営改善担当)の新設であります。
市立病院が担うべき医療のあり方や経営について、市民、専門家、市内団体等、多角的な視点から検討を進めるため、経営改善担当参事を新たに1名配置し、安定した病院経営の確立を図ろうとするものであります。
資料4ページをごらんください。
次に、今回の異動規模についてでありますが、今回の医療職を除く異動は、表の区分欄、上から7行目の計(医療職を除く)の右端にあるとおり、全体で115名、組織改正等を除き、昇任を含めた実異動は62名となっております。
参考までに、今年度当初の異動規模は、表の中段(平成31年4月1日付)の行にあるとおり、全体で225名となっております。
また、前回の改選期であります平成27年度の異動規模は、表の中段(平成27年7月1日付)の行にあるとおり、全体で59名となっております。
次に、表の左から2列目の昇任者でありますが、部長職が1名、部次長職が3名、課長職が7名、係長職が9名で、昇任者の合計は20名となっております。
そのうち、女性職員の昇任者は、課長職2名、係長職3名となっております。
資料5ページから6ページは、昇任者一覧表を職位順に掲載しております。
資料7ページから17ページには、係長職以上の職員配置図を、資料18ページ及び19ページには、組織機構図を掲載しております。
次に、資料20ページをお開き願います。
資料20ページから35ページまでは、組織機構改編図となっており、左側が平成31年4月1日現在、右側が令和元年7月1日現在の組織図であり、太枠、ゴシック体で表記したところが今回変更となった部分でございます。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(15:12)

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(15:13)
最後に、5その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(15:13)