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平成31年第1回江別市議会定例会会議録(第1号)平成31年2月25日

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月6日更新

1 出席議員

26名

議長 高間 専逸 君 副議長 宮川 正子 君 
議員 吉本 和子 君 議員 高橋 典子 君
議員 三角 芳明 君 議員 星 克明 君
議員 島田 泰美 君 議員 干場 芳子 君
議員 内山 祥弘 君 議員 堀 直人 君
議員 本間 憲一 君 議員 石田 武史 君
議員 清水 直幸 君 議員 宮本 忠明 君
議員 角田 一 君 議員 山本 由美子 君
議員 野村 尚志 君 議員 岡村 繁美 君
議員 鈴木 真由美 君 議員 赤坂 伸一 君
議員 諏訪部 容子 君 議員 尾田 善靖 君
議員 齊藤 佐知子 君 議員 徳田 哲 君
議員 相馬 芳佳 君 議員 裏 君子 君

2 欠席議員

0名

3 説明のため出席した者の職氏名

市長 三好 昇 君 副市長 佐々木 雄二 君
水道事業管理者 佐藤 哲司 君 総務部長 後藤 好人 君
企画政策部長 北川 裕治 君 生活環境部長 高橋 孝也 君
経済部長兼
総合特区推進監
渡部 丈司 君 健康福祉部長 佐藤 貴史 君
建設部長 中田 正士 君 病院長 富山 光広 君
病院事務長 吉岡 和彦 君 消防長 西原 信一 君
水道部長 菊谷 英俊 君 会計管理者 永嶋 満 君
総務部次長 福島 和幸 君 財務室長 野口 貴行 君
教育委員会教育長 月田 健二 君 教育部長 萬 直樹 君
監査委員 中村 秀春 君 監査委員事務局長 近藤 政彦 君
農業委員会会長 萩原 俊裕 君 農業委員会事務局長 川上 誠一 君
選挙管理委員会
委員長
中井 悦子 君 選挙管理委員会
事務局長
金内 隆浩 君

4 事務に従事した事務局員

事務局長 土屋 健 君 次長 錦戸 康成 君
庶務係長 土谷 晶子 君 議事係長 阿部 昌史 君
主査 水口 武 君 主任 伊藤 みゆき 君
書記 海谷 祐二朗 君 書記 渡辺 輝 君
事務補助員 中島 奈津子 君    

5 議事日程

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 行政報告
日程第 5 市立病院・地域医療検討特別委員会所管事務調査報告
日程第 6 総務文教常任委員会所管事務調査報告
日程第 7 議案第1号 町の区域の変更について
日程第 8 議案第2号 財産の取得について
日程第 9 議案第3号 市道路線の認定、変更及び廃止について
日程第10 議案第7号 江別市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第11 議案第8号 江別市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第12 議案第9号 江別市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
日程第13 議案第10号 土地改良法に基づく市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第14 報告第1号 専決処分につき承認を求めることについて
日程第15 議案第24号 平成30年度江別市一般会計補正予算(第5号)
日程第16 議案第25号 平成30年度江別市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第17 議案第26号 平成30年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第18 議案第27号 平成30年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)
日程第19 議案第28号 平成30年度江別市水道事業会計補正予算(第2号)
日程第20 議案第29号 平成30年度江別市下水道事業会計補正予算(第2号)
日程第21 議案第30号 平成30年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)
日程第22 議案第31号 平成31年度江別市一般会計予算
日程第23 議案第32号 平成31年度江別市国民健康保険特別会計予算
日程第24 議案第33号 平成31年度江別市後期高齢者医療特別会計予算
日程第25 議案第34号 平成31年度江別市介護保険特別会計予算
日程第26 議案第35号 平成31年度江別市基本財産基金運用特別会計予算
日程第27 議案第36号 平成31年度江別市水道事業会計予算
日程第28 議案第37号 平成31年度江別市下水道事業会計予算
日程第29 議案第38号 平成31年度江別市病院事業会計予算
日程第30 議案第11号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
日程第31 議案第12号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
日程第32 議案第20号 江別市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について
日程第33 議案第21号 江別市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
日程第34 議案第22号 江別市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について
日程第35 議案第4号 札幌市及び江別市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結について
日程第36 議案第5号 札幌広域圏組合の解散及び解散に伴う財産処分について
日程第37 議案第6号 札幌広域圏組合規約の一部変更について
日程第38 議案第14号 江別市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第39 議案第19号 江別市立小学校及び中学校通学区域審議会条例の一部を改正する条例の制定について
日程第40 議案第13号 江別市子ども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について
日程第41 議案第15号 江別市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
日程第42 議案第16号 江別市廃棄物の処理及び資源化・再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第43 議案第17号 江別市経済審議会条例の一部を改正する条例の制定について
日程第44 議案第18号 江別市野幌駅周辺土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例の制定について
日程第45 議案第23号 江別市水道事業に係る布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第46 報告第2号 専決処分について

 6 議事次第

◎ 開会宣告・開議宣告

議長(高間専逸君)

これより平成31年第1回江別市議会定例会を開会いたします。
ただいまの出席議員は26名で定足数に達しております。
直ちに本日の会議を開きます。

◎ 議事日程

議長(高間専逸君)

本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

◎ 会議録署名議員の指名

議長(高間専逸君)

日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第111条の規定により、
石田 議員
角田 議員
を指名いたします。

◎ 会期の決定

議長(高間専逸君)

日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日から3月22日までの26日間とし、2月26日から3月4日まで、及び8日から21日までは委員会審査等のため、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。

◎ 諸般の報告

議長(高間専逸君)

日程第3 諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(土屋 健君)

御報告申し上げます。
今議会におきます地方自治法第121条の規定によります説明員は、別紙印刷物のとおりでございます。
また、今議会に提出されました案件の数並びに閉会中の議長事務報告につきましても、印刷物に掲載のとおりでございます。
さらに、監査委員から報告のありました平成30年度定期監査後期の報告、及び例月出納検査結果報告11月分及び12月分につきましても、お手元に配付のとおりでございます。
以上でございます。

◎ 行政報告

議長(高間専逸君)

日程第4 行政報告を議題といたします。
行政報告を求めます。

市長(三好 昇君)

私から行政報告を申し上げます。
初めに、去る2月7日に札幌市で開催されました平成31年第1回札幌広域圏組合議会定例会について御報告申し上げます。
まず、議案審議に先立ち行われた、秋元札幌市長が務める組合管理者行政報告では、札幌広域圏組合のあり方に係る協議について説明があり、近年の低金利下の状況では、基金運用益を活用した広域圏事業の展開が難しい状況となっていること、また、現在札幌市を中心とした連携中枢都市圏の形成を進めており、構成市町村に対し、解散のための協議について理解を求める旨の報告がありました。
引き続き、今定例会に付議された、資料1ページに記載の北海道市町村総合事務組合規約の制定並びに廃止について外2件についての審議に入り、初めに、当組合が加入する北海道市町村総合事務組合において、構成団体となることができないと判明した団体の非常勤職員に対する公務災害補償等の事務を委託処理できるよう定める規約の制定及び廃止について、全会一致で承認されました。
次に、2の平成31年度札幌広域圏組合一般会計予算についてでありますが、資料2ページの別紙1のとおり、組合解散を前提とした予算編成となっており、総額は、歳入歳出それぞれ1,400万円となっております。
主なものとしては、歳入では、前年度からの繰越金1,399万8,000円、歳出では、議会開催に係る経費である議会費が44万円、組合解散の財産処分により出資する構成市町村への償還金など総務費が1,356万円となっております。
次に、3の平成31年度札幌ふるさと市町村圏基金事業特別会計予算についてでありますが、資料3ページの別紙2のとおり、予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,800万円となっており、主なものとしては、歳入では、基金利息及び債券売却益などの財産運用収入が5,241万円、歳出では、一般会計同様、組合解散による構成8市町村への償還金など、ふるさと市町村圏事業費が5,800万円となっております。
これら2件の予算案につきましては、いずれも全会一致で可決されたところでございます。
次に、2月12日に恵庭市で開催されました石狩東部広域水道企業団構成団体長会議について御報告いたします。
この会議は、2月26日に開催される平成31年第1回企業団議会定例会に先立ち、予定議案等について協議を行ったものであります。
今会議では、資料1ページ中段に記載の5件について協議され、まず、1の平成30年度石狩東部広域水道企業団水道用水供給事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、今次の補正の内容は、主に施設改良費等の決算見込みによる補正を行うものであります。
資料4ページの別紙3のとおり、補正後の額を収益的収入では31億1,459万6,000円に増額し、収益的支出では30億1,645万1,000円に減額、また、資本的収入では補正後の額を2億6,100万円に、資本的支出では15億5,393万8,000円にそれぞれ減額するものであります。
次に、2の地方公務員災害補償法第69条第1項の規定による非常勤職員の公務災害及び通勤災害の補償に関する事務の委託について北海道市町村総合事務組合と協議する件についてでありますが、非常勤職員の公務災害等補償に関する事務処理を同組合に委託するための規約を締結しようとするものでございます。
次に、3の石狩東部広域水道企業団監査委員の選任につき同意を求める件についてでありますが、恵庭市在住の山口洋一委員を再任しようとするものであります。
次に、4の平成31年度石狩東部広域水道企業団水道用水供給事業会計予算についてでありますが、資料5ページの別紙4のとおり、予算の総額は、収益的収入では30億7,961万2,000円、収益的支出では30億431万8,000円となっております。
一方、資本的支出は13億6,640万8,000円となっており、その内訳は、資料6ページのとおりでございます。
なお、資本的収支の不足額は、過年度分損益勘定留保資金などをもって補塡するものであります。
次に、5の水道事業ビジョンの策定についてでありますが、このビジョンは、石狩東部広域水道企業団の今後目指すべき方向性と方策を示すもので、計画期間は2019年度から2033年度までの15年間となっております。
石狩東部広域水道企業団関係は以上であります。
次に、2月20日に北広島市で開催されました平成31年石狩教育研修センター組合議会第1回定例会について御報告申し上げます。
付議されました案件は、資料1ページ下段に記載の専決処分の承認を求めることについて外1件でございます。
初めに、1の専決処分の承認を求めることについてですが、札幌広域圏組合と同様、当組合が加入する北海道市町村総合事務組合の規約の制定及び廃止について、1月30日に専決処分を行ったもので、原案のとおり全会一致で承認されました。
次に、2の平成31年度石狩教育研修センター組合一般会計予算についてでありますが、資料7ページの別紙5のとおり、予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,110万4,000円となっております。
主なものとしては、歳入では、構成する市町村からの分担金が2,960万2,000円、歳出では、総務費のうち総務管理費が1,546万8,000円、教育費のうち研修センター費が1,488万2,000円となっており、一般会計予算案につきましては、議案のとおり全会一致で可決されたところでございます。
以上をもちまして、私からの行政報告を終わります。

議長(高間専逸君)

これより行政報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、行政報告を終結いたします。

◎ 市立病院・地域医療検討特別委員会所管事務調査報告

議長(高間専逸君)

日程第5 市立病院・地域医療検討特別委員会所管事務調査報告を議題といたします。
市立病院・地域医療検討特別委員長の報告を求めます。

市立病院・地域医療検討特別委員長(清水直幸君)

当委員会における閉会中の所管事務調査として、市立病院の経営状況について、及び江別市立病院シンポジウムの開催結果について御報告申し上げます。
初めに、市立病院の経営状況についてですが、平成30年4月から12月までの9カ月の経営状況は、外来患者数の実績は延べ11万4,036人、1日平均にいたしますと613人となり、計画の685人に対し72人少なくなっております。
また、入院患者数は、実績が延べ5万598人、1日平均184人で、同じく計画を63人下回っているほか、病床利用率は、一般病棟が62.5%、地域包括ケア病棟が53%、精神病棟が42.2%で、全体では57.4%となっております。
診療収益は、入院、外来合わせて36億1,218万7,000円で、計画を10億1,675万1,000円下回っており、医業費用では、計画より2億5,650万7,000円少ない45億4,621万7,000円となっております。
その結果、一般会計繰入金などのその他医業収益を含めた医業収支差し引きでは、当初2億6,367万1,000円の収入超過を見込んでいたところ、計画より7億8,706万円少ないマイナス5億2,338万9,000円となったとのことであります。
次に、江別市立病院シンポジウムの開催結果についてですが、去る1月21日に開催されたシンポジウムには129人の来場があり、市立病院の医師数や診療収益の状況のほか、病院事業収益・費用の推移などの現状報告が行われたのに続き、市長や病院長などから、2025年以降の江別市の地域医療の状況、医師の働き方改革、市立病院の医療提供体制について発言された後、来場者と市長との意見交換を行った旨の報告がありました。
意見交換では、来場者から市立病院の経営に対する厳しい意見や、市民の多様な意見を聞く場をもっと設けるべきなどの意見もあったことから、市として、これらを踏まえ、今後の市立病院の経営改善に向け、なお一層取り組んでいきたいとの報告を受けたところであります。
市立病院は、整形外科や眼科などの診療科目における手術件数の増により、診療収益が上がっている一方で、内科を含めた診療収益全体を見ると、当初の計画を大幅に下回っており、非常に深刻な経営状況が続いていると言えます。
当委員会といたしましては、このような現状を踏まえつつ、これまで行ってきた調査を通して明らかになった課題の解決に向けた協議を進めるとともに、経営健全化のために緊急的かつ優先的に取り組むべき事項などを示すための詰めの作業を続けてまいる所存です。
以上申し上げまして、閉会中における当委員会の所管事務調査報告とさせていただきます。

議長(高間専逸君)

これより市立病院・地域医療検討特別委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、市立病院・地域医療検討特別委員会所管事務調査報告を終結いたします。

◎ 総務文教常任委員会所管事務調査報告

議長(高間専逸君)

日程第6 総務文教常任委員会所管事務調査報告を議題といたします。
総務文教常任委員長の報告を求めます。

総務文教常任委員長(島田泰美君)

当委員会の閉会中の所管事務調査のうち、本庁舎等の建てかえに係る庁内検討について、及び平成30年北海道胆振東部地震の災害対応に係る検証について御報告申し上げます。
初めに、本庁舎等の建てかえに係る庁内検討についてですが、市では、本庁舎及び市民会館の建てかえに向けた準備を進めるため、平成29年5月から、政策会議、政策調整会議及び主要課長等によるワーキンググループにおいて庁内検討を進めてきた結果、八つの基礎項目の論点整理を行い、報告書を取りまとめたとのことであります。
内容について申し上げますと、初めに現状について、本庁舎、市民会館ともに老朽化し、耐震強度が不足しているほか、本庁舎に関しては分散化、狭隘化といった課題があることから、耐震改修と建てかえに関する過去の検討結果を踏まえ、本庁舎及び市民会館を建てかえるとともに、市民の利便性向上と業務効率化のために、分散している執務庁舎を統合すべきと判断したとのことであります。
次に、国土交通省等の面積基準や先進自治体の事例を参考に、職員数と人口に基づき建設規模を試算したところ、延べ床面積は1万6,300平方メートルから1万8,300平方メートルと想定されるとのことであり、本庁舎と市民会館は、機械室などを共用化することで、建設面積を抑え、経費を縮減できることに加えて、スペースの有効活用が図られることから、合築すべきと判断したとのことであります。
次に、建設場所について、現在の駐車場の規模を維持しつつ、本庁舎及び市民会館を建設する場合、2万1,000平方メートル以上の敷地面積が必要であるとされており、用地取得に伴う財政負担を考慮すると、市が所有する現在地と江別高校跡地が実現性の高い建設候補地であるとされております。とりわけ、現在地に関しては、狭いスペースでの施工による工事の長期化が予想され、来庁者への影響や安全性の確保に懸念があることから、用途地域の変更手続が必要となるものの、空き地である江別高校跡地が優位と判断したとのことであります。
次に、事業手法について、現時点では、地方債の活用を前提としていることから、市が資金調達し、設計や工事などを発注する従来方式で事業を進めることを基本としておりますが、民間活用方式を導入するかどうかについても基本構想策定の段階で検討する必要があるとされております。
次に、事業費について、想定される延べ床面積と、先進自治体の入札実績による建設単価をもとに試算したところ、本庁舎と市民会館を合築する場合、121億7,000万円から130億7,000万円が必要であるとの結果が示されております。
最後に、今後の進め方について、想定される事業スケジュールでは、基本構想策定から竣工まで7年から8年を要するとされており、市民、議会、専門家の意見を聞き、市民合意を形成する中で事業を進める必要があるとされております。
今回取りまとめられた報告書については、今後、基本構想策定の際に、検討に当たってのたたき台として活用していきたいとのことであります。
次に、平成30年北海道胆振東部地震の災害対応に係る検証について申し上げます。
市では、災害対応について、職員アンケートや各部局からの意見のほか、自治会から寄せられた意見をもとに、現状における課題を整理したとのことであります。
庁内では、各班員まで情報が行き渡らなかった点や、避難所、給水所の運営において、一律の対応ができなかった点など、情報共有の課題に加え、電話対応や避難所、給水所の人員が不足していた点など、人員配置について課題が挙げられております。
また、停電時の災害対応を想定した物品の準備や対応マニュアルが整備されていなかった点など、停電時の対応についても課題として挙げられております。
とりわけ、各施設における非常用自家発電設備について、本庁舎では、非常用自家発電設備が設置されていないことから、外部電源を取り込むためには、電気設備の改修が必要となるほか、浄水場及び浄化センターでは、停電対策として2回線受電方式を採用していたものの、道内全域が停電となったことから2回線とも使用不能に陥ったとの課題が挙げられております。
一方、自治会からは、停電により情報を受け取ることができなかった点や公民館等に災害掲示板等がなかった点など、市からの情報発信の方法や内容についての課題が寄せられたほか、自治会に対する協力要請がなかったため、待機状態のままで動きようがなかった点や、発災時における市からの協力依頼方法などが具体的に決まっていなかった点など、自治会への協力依頼の方法や内容についての課題が寄せられたとのことであります。
また、給水所開設地区の自治会との協力体制の必要性など、給水所での対応に関する課題のほか、避難所の開設状況がわからず協力できなかったなど、避難所での対応に関する課題も寄せられたとのことであります。
さらに、停電に関しては、復旧見込みに関する情報不足、厳冬期の避難所運営訓練に関する課題などが寄せられたとのことであります。
これらの課題に対し、市では、対応案を含めた検証を行っており、今後、庁内での議論と並行して、江別市防災会議条例に基づく専門委員会を設置し、第三者による検証を行った上で、その内容を報告書として取りまとめる予定とのことであります。
2月21日には、江別市でも震度4を記録した地震が発生しておりますので、しっかりと検証を行っていただくとともに、結果について市民との情報共有に努めていただくことを期待するところであります。
以上、2件について御報告申し上げ、当委員会の閉会中における所管事務調査報告といたします。

議長(高間専逸君)

これより総務文教常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、総務文教常任委員会所管事務調査報告を終結いたします。

◎ 議案第1号

議長(高間専逸君)

日程第7 議案第1号 町の区域の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

建設部長(中田正士君)

ただいま上程になりました議案第1号 町の区域の変更について、提案理由を御説明申し上げます。
この町の区域の変更は、野幌駅周辺土地区画整理事業に伴い、現在の町の区域の境界をまたぐ区画が生じるため、区域の境界を整理し、わかりやすい町並みとすべく、実施するものであります。
今回の対象区域は、野幌駅南側に近接する野幌東町、野幌町及び東野幌本町にまたがる面積約0.1ヘクタールで、新たな境界に基づき、それぞれの町に変更しようとするものであります。
なお、この変更は、野幌駅周辺土地区画整理事業の換地処分と同時に施行するもので、地番の変更も同時に実施する予定であります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第1号 町の区域の変更についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第1号を採決いたします。
議案第1号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第2号

議長(高間専逸君)

日程第8 議案第2号 財産の取得についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

企画政策部長(北川裕治君)

ただいま上程になりました議案第2号 財産の取得について、提案理由を御説明申し上げます。
今回取得しようとする財産は、平成29年3月に策定した江別版生涯活躍のまち構想に基づく、生涯活躍のまち整備事業を実施するための事業用地であり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
当該取得予定物件は、大麻元町154番12、面積3万1,588.41平方メートルの学校用地であり、土地のほか、建物の種類及び面積並びに立木竹及び工作物の種類及び数量は、別紙に記載のとおりであります。
また、当該取得予定物件につきましては、去る1月31日に、1億896万5,432円で北海道と売買に関する仮契約を締結したところであります。
なお、詳細につきましては、添付の参考資料を御参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
上程中の議案第2号については、あらかじめ議会運営委員会と諮りました結果、討論及び採決の議事を延期いたします。

◎ 議案第3号

議長(高間専逸君)

日程第9 議案第3号 市道路線の認定、変更及び廃止についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

建設部長(中田正士君)

ただいま上程になりました議案第3号 市道路線の認定、変更及び廃止について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、路線の認定につきましては、開発行為及び江別の顔づくり事業などの道路整備事業によるものが、21路線、延長3,925メートルの増加となるものであります。
次に、変更する路線につきましては、道路整備事業による路線再編が2路線、延長874メートルの減少となるものであります。
次に、廃止する路線につきましては、新栄団地建替事業による路線再編であり、5路線、延長628メートルが廃止となるものであります。
以上のことから、市道路線の総数は2,414路線、総延長は83万5,034メートルとなるものであります。
なお、各路線の延長、位置など詳細につきましては、議案及び図面を御参照くださいますようお願い申し上げます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第3号 市道路線の認定、変更及び廃止についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第3号を採決いたします。
議案第3号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第7号

議長(高間専逸君)

日程第10 議案第7号 江別市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

総務部長(後藤好人君)

ただいま上程になりました議案第7号 江別市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成29年5月に学校教育法が一部改正され、すぐれた専門技能等を持つ専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として、専門職大学及び専門職短期大学の制度が創設されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、改正法の規定の追加に伴う条項の繰り下げにより、条例第3条第1号及び第4条第2号で引用する第104条第4項第2号を第104条第7項第2号に改めるものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第7号 江別市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第7号を採決いたします。
議案第7号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第8号

議長(高間専逸君)

日程第11 議案第8号 江別市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

総務部長(後藤好人君)

ただいま上程になりました議案第8号 江別市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成29年12月に旅館業法が一部改正され、ホテル営業及び旅館営業の営業種別が旅館・ホテル営業へ統合されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、旅館業法における用語の改正に伴い、字句の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第8号 江別市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第8号を採決いたします。
議案第8号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第9号

議長(高間専逸君)

日程第12 議案第9号 江別市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

健康福祉部長(佐藤貴史君)

ただいま上程になりました議案第9号 江別市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成30年3月に介護保険法施行令が一部改正され、介護保険の自己負担割合等を算定するに当たり、所得税に係る譲渡所得の特別控除額を勘案する見直しが行われたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、政令の一部改正に伴う条項の移動により、条例第4条第1項第6号アで引用する第38条第4項を第22条の2第2項に改めるものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第9号 江別市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第9号を採決いたします。
議案第9号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第10号

議長(高間専逸君)

日程第13 議案第10号 土地改良法に基づく市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

経済部長(渡部丈司君)

ただいま上程になりました議案第10号 土地改良法に基づく市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、近年の農業・農村をめぐる情勢の変化に対応するとともに、土地改良区の業務運営の適正化を図るため、平成30年6月に土地改良法が一部改正され、土地改良区の組合員資格の拡大、総代会制度に係る設置要件等の緩和の措置を講ずるなど、土地改良区の制度の見直しが行われたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、改正法の規定の追加に伴う条項の繰り下げにより、条例第1条で引用する第36条の2第1項を第36条の3第1項に改めるものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第10号 土地改良法に基づく市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第10号を採決いたします。
議案第10号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 報告第1号

議長(高間専逸君)

日程第14 報告第1号 専決処分につき承認を求めることについてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

消防長(西原信一君)

ただいま上程になりました報告第1号 専決処分につき承認を求めることについて、地方自治法第179条第1項の規定により、市長において専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会の承認をいただきたく、御報告申し上げます。
本件につきましては、専決処分書にありますとおり、平成31年2月18日付で、北海道市町村総合事務組合規約の変更に係る専決処分を行ったものであります。
北海道市町村総合事務組合は、共同処理を行う事務の構成団体が事務ごとに異なる複合的一部事務組合であり、本市におきましては、組合の共同処理事務のうち、非常勤消防団員に係る損害補償等に関する事務を処理するため加入しております。
初めに、変更の理由でありますが、総務省から組合に対しまして、北海道を構成員とする団体は、地方自治法第285条の規定により複合的一部事務組合に加入することができないことから、早急に現行の規約を廃止し、新たに規約を制定するよう指導があり、全構成団体において、平成31年2月18日までに手続を行うよう組合から要請があったものであります。
次に、変更の内容でありますが、地方自治法第285条の規定により、加入することができない北海道を構成員とする石狩東部広域水道企業団、石狩西部広域水道企業団及び北海道市町村職員退職手当組合を削るとともに、これら3団体の非常勤職員に係る公務災害補償等の事務処理を受託するため、事務の受託の規定を追加するほか、構成団体の名称変更等について、あわせて変更を行うものであります。
また、附則において、施行期日を地方自治法第286条第1項の規定による北海道知事の許可のあった日とするほか、旧規約を廃止するものであります。
なお、これらの変更につきましては、北海道を構成員とする団体が組合から脱退することにより、規約の変更に係る許可権限が総務大臣から都道府県知事に変わるため、規約の一部変更ではなく、現行の規約を廃止し、新たに規約を制定するよう、総務省から指導があったものであります。
以上、専決処分について御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより報告第1号 専決処分につき承認を求めることについてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、報告第1号を採決いたします。
報告第1号は、承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、承認することに決しました。

◎ 議案第24号ないし議案第30号

議長(高間専逸君)

日程第15ないし第21 議案第24号 平成30年度江別市一般会計補正予算(第5号)、議案第25号 平成30年度江別市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第26号 平成30年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第27号 平成30年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)、議案第28号 平成30年度江別市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第29号 平成30年度江別市下水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第30号 平成30年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)、以上7件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

副市長(佐々木雄二君)

ただいま上程になりました議案第24号 平成30年度江別市一般会計補正予算(第5号)ほか3特別会計の補正予算につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、一般会計でありますが、今次補正は、第1に、国等の予算動向による変更等の措置、第2に、歳入・歳出の決算見込みに伴う措置、第3に、その他緊急を要するものへの措置を行うものであります。
以下、その概要につきまして、御説明申し上げます。
予算書の14ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
まず、1款議会費でありますが、1項1目議会費は、議員の報酬及び期末手当の決算見込みにより438万2,000円を減額するものであります。
次に、2款総務費でありますが、1項5目財産管理費は、前年度決算剰余金や基金の利子収入、土地売払収入等を基金に積み立てるため3億6,970万円を追加するものであり、6目企画費の公共交通利用促進対策事業は、江別市地域公共交通網形成計画に係る調査費などの決算見込みにより367万6,000円を減額するものであり、生涯活躍のまち整備事業は、事業用地の取得費として1億896万6,000円を措置するものであります。
2項1目市民活動費は、水と緑の基金の寄附及び運用利息の決算見込みにより13万4,000円を追加するものであります。
次に、3款民生費でありますが、1項1目社会福祉総務費は、低所得者や子育て世帯を対象としたプレミアムつき商品券の発行に要する事務費として1,024万9,000円を措置するものであります。
15ページに移りまして、2目老人福祉費の老人ホーム施設入所委託費は、施設入所者数の減により770万2,000円を減額するものであり、後期高齢者医療費は、平成29年度の医療費精算など、北海道後期高齢者医療広域連合への納付額の確定により9,894万1,000円を減額するものであります。
3目障害福祉費の自立支援医療給付費は505万4,000円を、障害者自立支援給付費は2億1,828万3,000円を、障害者自立支援給付費(児童)は1,210万円を、障害者日中一時支援事業(児童)は2,269万3,000円を、重度心身障害者医療事務経費は635万円を、重度心身障害者医療費は2,373万3,000円を、いずれも利用件数の減などにより減額するものであります。
2項1目児童福祉総務費の児童扶養手当は、支給単価の減により721万1,000円を、児童手当は、対象者数の減などにより940万4,000円を、放課後児童クラブ運営費補助金は、補助対象事業費の決算見込みにより590万8,000円をそれぞれ減額するものであります。
2目母子福祉費のひとり親家庭等医療費は、入院件数の減により750万9,000円を、ひとり親家庭等医療事務経費は、レセプトの併用化に伴う請求事務手数料の廃止により225万2,000円をそれぞれ減額するものであります。
16ページに移りまして、4目保育所費の一時預かり事業は、公立及び民間保育園の一時預かり利用数の減少等により207万8,000円を、民間保育所等運営費補助金は、補助対象事業費の決算見込みにより797万3,000円を、待機児童解消対策事業は、施設型給付費の決算見込みにより930万7,000円をそれぞれ減額する一方、病児・病後児保育事業は、利用者数の増により、国の補助基準に基づき225万9,000円を追加するものであります。
7目乳幼児医療費の乳幼児等医療一般管理経費は655万1,000円を、乳幼児・ひとり親・重度医療電算運用経費は111万4,000円を、いずれもレセプトの併用化に伴う請求事務手数料の廃止等により減額するものであります。
4項1目災害救助費は、北海道胆振東部地震の被災者に対する災害援護資金貸付金として170万円を追加するものであります。
次に、4款衛生費でありますが、2項1目清掃総務費は、廃棄物処理施設整備基金の運用利息の決算見込みにより3,000円を追加するものであります。
次に、6款農林水産業費でありますが、1項3目農業振興費は、農業次世代人材投資資金受給者の経営形態の変更により150万円を追加するものであります。
次に、8款土木費でありますが、2項3目道路橋梁新設改良費の橋梁長寿命化事業は290万円を、道路橋梁再整備事業は1,651万2,000円を、百間境道路整備事業は618万4,000円を、兵村4番通り道路整備事業は2,820万2,000円を、いずれも国の補助決定により、当初予定の事業量を確保できなかったため減額するものであります。
17ページに移りまして、3項2目河川維持費は、昨年7月の大雨に係る対応経費などの決算見込みにより、市が管理する排水機場の運転経費及び他団体が管理する排水機場の維持管理経費負担金として622万9,000円を追加するものであり、4項1目都市計画総務費は、国の補助決定により、当初予定の事業量を確保できなかったため6,696万円を減額するものであります。
5項2目住宅営繕費は、契約差金など事業費の決算見込みにより5,482万6,000円を減額するものであります。
次に、10款教育費でありますが、1項3目教育指導振興費は、幼稚園就園奨励費の補助単価の減など、決算見込みにより674万1,000円を減額するものであります。
18ページに移りまして、2項小学校費の1目学校管理費は、燃料費の単価増等に伴う決算見込みにより2,047万3,000円を追加するものであり、2目教育振興費は、新入学児童生徒学用品費の国の支給単価の確定等により718万4,000円を減額するものであります。3目学校営繕費は、台風21号により破損した対雁小学校のプール上屋シートの補修のほか、国庫負担金の内定のあった学校施設の補修経費を追加する一方で、倒木処理経費を決算見込みにより減額し、合計で1,604万7,000円を減額するものであります。
3項中学校費の1目学校管理費は、燃料費の単価増等に伴う決算見込みにより957万6,000円を追加するものであり、3目学校営繕費の台風21号災害復旧事業(中学校)は、中央中学校の外周フェンスの補修のほか、国庫負担金の内定のあった学校施設の補修経費を追加する一方で、既に実施した施設の補修経費を決算見込みにより減額し、合計で515万7,000円を追加するものであり、北海道胆振東部地震災害復旧事業(中学校)は、国庫負担金の内定のあった江別第一中学校体育館のサッシの補修経費として982万8,000円を追加するものであります。
5項3目学校給食センター費は、燃料費の単価増に伴う決算見込みにより535万円を追加するものであります。
次に、19ページに移りまして、11款公債費でありますが、1項1目元金は、既発債の利率見直しにより407万7,000円を追加するものであり、2目利子は、平成29年度債の借り入れ額、利率の確定及び既発債の利率見直しにより3,896万5,000円を減額するものであります。
次に、12款諸支出金でありますが、1項3目水道事業会計は、北海道胆振東部地震の際の給水対応に係る北海道からの災害救助費負担金の追加及び繰り出し対象経費の決算見込みにより2,765万1,000円を追加するものであります。
4目病院事業会計は、市立病院の運転資金の不足に対応するための繰り出しであり、一般会計から病院事業会計への長期貸付金として6億円を追加するものであり、5目下水道事業会計は1,081万2,000円を、7目後期高齢者医療会計は1,825万1,000円を、いずれも繰り出し対象経費の決算見込みにより減額するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の10ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
1款市税、2款地方譲与税、7款自動車取得税交付金、11款地方交付税及び12ページの20款繰越金並びに13ページの22款市債のうち、1項9目の臨時財政対策債については、今次補正に係る一般財源相当額として、決算見込み等を踏まえ、措置するものであり、10ページの13款分担金及び負担金から、13ページの22款市債までのその他の歳入は、歳出の事務事業に対応する特定財源として、それぞれの事業費の見込み等を勘案した中で、所要の増減調整を行うものであります。
次に、諸表について御説明申し上げます。
6ページにお戻りいただきたいと存じます。
第2表の継続費補正は、契約差金など事業費の見込みに基づき、総額及び年割額を変更するものであります。
次に、第3表の繰越明許費補正は、各事業の進捗状況や実施期間の関係から、年度内に完了しない見込みであることなどを踏まえ、それぞれ翌年度に繰り越すものであります。
次に、第4表の債務負担行為補正でありますが、道路橋梁管理経費(臨時)は、昨年度同様、いわゆるゼロ市債として早期の工事発注を可能とするもので、市単独事業であります路面凍上改修工事の8路線を前倒しして、期間を平成31年度、限度額を2億8,800万円とし、債務負担行為の追加をするものであります。
次に、7ページに移りまして、第5表の地方債補正でありますが、事業費の確定等に伴う調整及び臨時財政対策債発行可能額の確定により、それぞれ限度額を変更するほか、北海道胆振東部地震の被災者に対する生活資金等の貸し付けに伴う地方債として、記載のとおり追加するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は4億4,704万7,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額443億2,569万円に加えますと、その総額は447億7,273万7,000円となるものであります。
次に、議案第25号 平成30年度江別市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
2款1項1目後期高齢者広域連合納付金は、保険基盤安定負担金の確定や、北海道後期高齢者医療広域連合へ納付する事務費の見込みなどにより1,324万7,000円を減額するものであります。これに対応いたします歳入につきましては、2の歳入にありますように、2款繰入金及び3款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は1,324万7,000円の減額となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額16億9,100万円から減額しますと、その総額は16億7,775万3,000円となるものであります。
次に、議案第26号 平成30年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、御説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
5款1項1目基金積立金は、介護予防・生活支援サービス事業費の特定財源として、国から保険者機能強化推進交付金が交付されることにより生じる、介護保険料の余剰を基金に積み立てるため2,123万9,000円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入につきましては、2の歳入にありますように、2款国庫支出金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は2,123万9,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額103億4,470万7,000円に加えますと、その総額は103億6,594万6,000円となるものであります。
次に、議案第27号 平成30年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
1款1項1目基本財産基金費は、病院事業会計への貸付金の財源として2億5,000万円を追加する一方、葬斎場施設整備事業費の確定により、基金から一般会計への運用を予定していた繰出金について100万円を減額し、合計で2億4,900万円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入につきましては、2の歳入にありますように、2款繰入金をもって、措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は2億4,900万円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額3億8,700万円に加えますと、その総額は6億3,600万円となるものであります。
以上、一般会計及び3特別会計の補正予算につきまして、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

水道部長(菊谷英俊君)

ただいま上程になりました議案第28号 平成30年度江別市水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第29号 平成30年度江別市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。
今次補正は、両会計とも決算見込みに伴う整理を行うほか、水道事業会計では、北海道胆振東部地震に係る国からの災害救助費負担金が収入見込みとなったことから、所要の措置を行うものであります。
初めに、水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。
予算書の9ページをお開き願います。
まず、収益的収入の1款水道事業収益でありますが、1項2目の受託工事収益は1,600万円を減額し、1項3目のその他営業収益は、一般会計からの負担金153万1,000円を、2項2目の他会計補助金は、一般会計からの補助金35万6,000円を、2項4目の雑収益は、一般会計からの繰入金であり、災害救助費負担金のうち飲料水供給に要した経費分として1,071万8,000円をそれぞれ増額するものであります。
次に、収益的支出の1款水道事業費用でありますが、1項3目受託工事費は1,665万8,000円を減額し、2項2目消費税及び地方消費税は425万円を増額するものであります。
次に、10ページをお開き願います。
資本的収入の1款資本的収入でありますが、2項1目出資金は、一般会計からの出資金1,504万6,000円を増額するものであります。
次に、資本的支出の1款資本的支出でありますが、1項1目水道施設整備事業費は、道路改良等に伴う工事の減などにより4,600万円を、1項2目量水器費は1,000万円を、1項3目固定資産購入費は1,072万6,000円をそれぞれ減額するものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条収益的収入及び支出の水道事業収益は339万5,000円を減額し、総額を25億8,695万8,000円に、水道事業費用は1,240万8,000円を減額し、総額を22億4,666万3,000円に改めるものであります。
次に、第3条資本的収入及び支出の資本的収入は1,504万6,000円を増額し、総額を5億471万円に、資本的支出は6,672万6,000円を減額し、総額を14億4,261万8,000円に改めるもので、資本的収支で不足する額を9億3,790万8,000円に、補塡財源につきましても同額に改めるものであります。
続きまして、下水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。
予算書の9ページをお開き願います。
まず、収益的収入の1款下水道事業収益でありますが、1項2目一般会計負担金は1,360万2,000円を、2項2目一般会計補助金は274万6,000円をそれぞれ減額するものであります。
次に、10ページをお開き願います。
資本的収入の1款資本的収入でありますが、2項1目出資金は、一般会計からの出資金553万6,000円を増額し、3項1目国庫補助金は、補助事業費の確定により1,680万円を減額するものであります。
次に、資本的支出の1款資本的支出でありますが、1項2目固定資産購入費は1,614万5,000円を減額するものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条収益的収入及び支出の下水道事業収益は1,634万8,000円を減額し、総額を35億5,144万円に改めるものであります。
次に、第3条資本的収入及び支出の資本的収入は1,126万4,000円を減額し、総額を10億7,585万9,000円に、資本的支出は1,614万5,000円を減額し、総額を23億1,667万3,000円に改めるもので、資本的収支で不足する額を12億4,081万4,000円に、補塡財源につきましても同額に改めるものであります。
以上、水道及び下水道、両事業会計の補正予算につきまして、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

病院事務長(吉岡和彦君)

ただいま上程になりました議案第30号 平成30年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
今次補正は、収入、支出に係る決算見込みの確定により、既定予算に所要の増減調整を行い、本年度末の一時借入金の返済の一部として、一般会計から借り入れを行うものであります。
予算書の17ページをお開き願います。
まず、収益的収入でありますが、1款病院事業収益の1項1目の入院収益は、患者数の減少により8億1,918万5,000円を、2目の外来収益は、同じく患者数の減少により1億5,961万9,000円をそれぞれ減額し、決算見込みによる収入の減額により、3目の公衆衛生活動収益は129万円を、4目のその他医業収益は1,691万8,000円を、2項3目の補助金は104万6,000円を、5目の院内保育所収益は403万3,000円をそれぞれ減額するものであります。
次に、収益的支出でありますが、1款病院事業費用の1項1目の給与費は、人事院勧告に伴う給与改定などによる増額と職員の中途退職など決算見込みによる減額のほか、次年度清算見込みの退職給与引当金の計上等により335万2,000円を増額するものであります。
18ページに移りまして、2目の材料費は、診療収益の減額に伴う薬品費及び診療材料費の減等により2億2,658万円を減額し、決算見込みにより、3目の経費は6,572万4,000円を、4目の減価償却費は183万3,000円を、6目の研究研修費は48万8,000円を、2項1目の支払利息は126万1,000円を、2目の院内保育所運営費用は90万5,000円を、4目のその他医業外費用は637万5,000円を、5目の消費税及び地方消費税は101万9,000円をそれぞれ減額するものであります。
次に、予算書の19ページをお開き願います。
資本的収入でありますが、1款1項1目の企業債は、工事費及び医療器械等購入費の確定により1,810万円を減額し、3項1目の補助金は、院内照明のLED化更新工事に係るエネルギー使用合理化等事業者補助金の割り当てがなくなったことにより150万円全額を減額するものであります。
次に、資本的支出でありますが、1款1項1目の建物改良費は工事費の確定により972万1,000円を、2目の有形固定資産購入費は、医療器械器具及び什器備品の購入費の確定により613万1,000円をそれぞれ減額し、1款2項1目の長期貸付金は、修学資金貸付金の確定により24万円を減額するものであります。
以上の結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条に定めた業務の予定量につきまして、第2条1業務量(3)年間延べ入院患者数を7万3,344人に、(4)年間延べ外来患者数を15万5,466人に、(5)一日平均入院患者数を201人に、(6)一日平均外来患者数を637人に、2主要な建設改良事業の病院施設等整備事業を9,784万7,000円に、医療器械器具等整備事業を6,994万2,000円に改めるものであります。
次に、第3条収益的収入及び支出につきまして、一時借入金の返済の一部に充てるため、一般会計より6億円を借り入れることから、本文の次に、営業運転資金に充てるため、一般会計から長期借入金6億円を借り入れる、なお書きを加えるものであります。
この結果、病院事業収益は10億209万1,000円を減額し、総額を62億6,823万1,000円に、病院事業費用は3億83万3,000円を減額し、総額を70億3,942万9,000円に改めるものであります。
次に、2ページに移りまして、第4条資本的収入及び支出の資本的収入は1,960万円を減額し、総額を6億5,202万6,000円に、資本的支出は1,609万2,000円を減額し、総額を11億609万3,000円に改めるもので、資本的収支で不足する額を4億5,406万7,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額を44万1,000円に改めるものであります。
次に、第5条企業債は、病院施設等整備事業費に係る起債の限度額を9,310万円に、医療器械器具等整備事業費に係る起債の限度額を6,730万円に改めるものであります。
次に、第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費を35億6,975万4,000円に改めるものであります。
次に、第7条棚卸資産購入限度額は、棚卸資産の購入限度額を7億2,017万4,000円に改めるものであります。
以上、病院事業会計の補正予算につきまして、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより議案第24号ないし議案第30号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
上程中の議案第24号は、市立病院・地域医療検討特別委員会、総務文教常任委員会、生活福祉常任委員会及び経済建設常任委員会にそれぞれ付託いたしたいと思います。これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
お諮りいたします。
上程中の議案第30号は、市立病院・地域医療検討特別委員会に付託いたしたいと思います。これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
お諮りいたします。
議案第25号ないし議案第29号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第26号 平成30年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第26号を採決いたします。
議案第26号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
なお、上程中の議案第25号及び議案第27号ないし議案第29号については、あらかじめ議会運営委員会と諮りました結果、討論及び採決の議事を延期いたします。

◎ 議案第31号ないし議案第38号

議長(高間専逸君)

日程第22ないし第29 議案第31号 平成31年度江別市一般会計予算、議案第32号 平成31年度江別市国民健康保険特別会計予算、議案第33号 平成31年度江別市後期高齢者医療特別会計予算、議案第34号 平成31年度江別市介護保険特別会計予算、議案第35号 平成31年度江別市基本財産基金運用特別会計予算、議案第36号 平成31年度江別市水道事業会計予算、議案第37号 平成31年度江別市下水道事業会計予算及び議案第38号 平成31年度江別市病院事業会計予算、以上8件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

市長(三好 昇君)

ただいま上程されました平成31年度各会計予算案及びこれに関連する諸案件を御審議いただくに当たり、私の市政に関する基本的な考え方と予算の大綱について御説明申し上げます。
今年度、第6次江別市総合計画えべつ未来づくりビジョンの中間年を迎えた本市は、年少人口の転入超過に続き、課題であった生産年齢人口が、国が公表している統計調査において、初めて転入超過に転じたことなどにより、民間の宅地開発や商業施設の進出といった市内経済の動きにつながるなど、今、江別市の姿は変わりつつあるのではないでしょうか。
私は、これらの変化の兆しは、平成18年度から着手した、江別の顔づくり事業が進展してきたことによるものと考えております。
江別の顔づくり事業は、来年度、最終年次を迎え、これまで野幌駅の南北の広場において、環境に配慮した地中熱ヒートポンプ方式によるロードヒーティングを整備したほか、野幌駅北口駅前広場では、冬に、地元商業者などによりイルミネーションが飾られ、市民の皆さんが写真を撮る姿が見られるなど、にぎわいを見せております。
こうした整備により、平成27年の緑ヶ丘、平成30年の野幌若葉町の宅地開発、さらには、ことし12月にオープン予定のホテルと市民交流施設への民間投資につながったものと考えております。
また、野幌駅は、平成27年にオフィスビルが建設されたことにより、札幌市への通勤に利用する駅から、市内に勤務するために利用する駅に変わりつつあるとともに、ホテルのオープンが、市外から宿泊を伴う観光客などを受け入れることとなり、交流人口のさらなる増加が期待されております。
このような状況を踏まえ、間もなく終えることとなる第6次江別市総合計画えべつ未来づくりビジョンの前半5年間を振り返ってみますと、この間、進めてきた私の政策に対する思いは、ビジョン策定の際に、多くの市民の参画のもと、ともにつくり上げたという経過から、ビジョンに盛り込まれている市民の思いを大切にするということでありました。
えべつ未来づくりビジョンは、江別市自治基本条例制定後、初めての総合計画として、その策定段階のえべつ未来市民会議において、38名の市民公募委員による9カ月間、延べ34回にわたる議論や、中学生、高校生、大学生やNPO法人、各経済団体などとの17回にわたる意見交換の内容を反映したもので、人口減少下において、まさに市民主体でつくり上げた計画であります。
また、平成27年度の江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定当時、その人口ビジョンにおいて、本市の人口は、2060年には7万人程度まで減少すると推計されておりました。
そうした中で、本市は、総合計画におけるえべつ未来戦略と江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、将来にわたって一定の人口規模を確保するための対策を最優先に取り組んでまいりました。
そこで、まず、人口減少対策として、未来を担う子供たちが心豊かに成長するためには、安心して子供を産み育てられ、働くことを希望する親に、不安なく仕事に向かうことができるまちを目指していくことが重要であります。
そのため、保育所や認定こども園、放課後児童クラブを整備するなど、保育や放課後における待機児童対策に取り組んできたところであります。また、子ども・子育て支援新制度に合わせて実施したニーズ調査の結果を受け、保育料の独自軽減を行ってきたほか、江別市子育てひろばぽこあぽこを初めとした親子の交流や遊び場の充実に努めてまいりました。
さらに、子育てに関する不安を解消するため、スマートフォン用アプリによる子育て情報の配信などに取り組んでまいりました。
また、教育の面では、学習効果を高めるためのデジタル教科書やタブレット型パソコンの整備を進めてきたほか、本市が全道に先駆けて取り組んできた小学校1年生からの外国語教育では、指導助手を増員するなど、学力向上に向けた取り組みの充実を図った結果、その学力は、全国水準以上となっているところであります。
さらに、今年度より、子供のころから健康意識の醸成を図るため、市内の全中学校で生活習慣病予防の健康教室を開催し、食に対する意識の向上を図ってまいりました。
また、人口減少対策には、雇用の創出が重要であり、そのためには、市内経済を活性化し、活力あるまちを形成していく必要があります。
そうした考えのもと、平成28年にはEBRI、平成29年には江別市都市と農村の交流センターえみくるがオープンしたことを契機に、観光客などの交流人口の増加と地産地消にこだわった各種イベントの開催や6次産業化支援に取り組んでまいりました。
これらのこともあり、平成29年には、大型のホームセンターや地域の農業者みずからが新鮮な野菜を直売する野菜の駅、平成30年には、麦の里えべつならではの大型パン工房や、文教都市江別として待ち望んでいた大型複合書店のオープンにつながっているものと考えております。
本年12月には、野幌駅南口にホテルと市民交流施設がオープンする予定であり、こうした民間の投資が進むことにより、さらなる人の流れが生まれてくるものと考えております。
また、平成28年度から、住宅を求める人たちに、江別に関心を持ってもらえるよう実施した住宅取得支援事業は、昨年度218世帯に利用され、人口減少抑制の効果のみならず、親や子供、孫といった多世代の交流を進める結果となっております。
第6次江別市総合計画は、間もなく、前半の5年を終えることとなりますが、この1月に総務省から発表された住民基本台帳人口移動報告によりますと、昨年1年間における転入超過ランキングのうち、年少人口区分において、本市は441人の転入超過となり、全国12位にランクされました。
さらには、総務省が現在の形で統計を公表して以来、初めて、生産年齢人口が転入超過となったことにより、高齢者人口を含め、年齢3区分全てにおいて転入超過という状況となりました。
私は、市民とともにえべつ未来戦略を中心とした第6次江別市総合計画に基づき進めてきた、まちづくりの成果が数字としてあらわれたのではないかと考えております。
今後においても、こうした人の流れをとめることなく、一層加速させていくため、江別市自治基本条例の理念である、市民一人一人が自治の主役として市政に関する情報を共有し、みずからの責任において主体的に考え、積極的にまちづくりに参加・協働するなど、市民によるまちづくりをさらに進めていかなければならないと考えております。
一方で、現在の市における大きな課題は、市立病院の再建であります。
市立病院では、平成18年度に生じた内科医師の全員退職が契機となり、産婦人科も休止するなど、診療体制の立て直しが急務でありました。このため、高齢化に伴う医療対応として注目されていた総合内科を中心とした体制へ移行し、内科の充実を図るとともに、産婦人科を再開したところであります。
また、平成20年度には、江別市立病院公立病院改革プランを策定し、国から支援を受けたほか、平成28年度には、江別市立病院新公立病院改革プランに基づき、包括医療費支払い制度(DPC)を導入するなど、収益増加と経費削減に向けた取り組みを進めてまいりました。
このように、診療体制の充実と病院事業の収支改善に努めてきたところでありますが、その後の新専門医制度の影響などから、総合内科医師の確保が難しくなり、昨年10月からは病棟が休止に至るなど、市立病院の運営は極めて厳しい状況となっております。
高齢化が一層進行する中、市民に必要な医療を確保するためには市立病院の役割は、ますます重要になっていくものと考えておりますので、市民合意のもと、再建に向け、あらゆる角度から検討を進める必要があると考えております。
私は、この3期12年、市長として市政をお預かりし、協働のまちづくりを政策の基盤として、さまざまな施策に取り組んでまいりました。
中でも、平成26年には、江別市平和都市宣言を行い、恒久平和を願う平和の碑を建立いたしました。世界中の国、地域、人々と交流の輪を広げ、互いの個性や違いを理解し尊重し合うこと、さらに江別市民は、豊かな自然と先人が築いた歴史や文化を引き継ぎ、平和な社会をつくるため、家庭や地域において、一人一人が確かな意思を持って行動していくことなどを宣言いたしました。
また、平成29年には、市民一人一人の健康寿命の延伸のため、生涯を通じて学び、心と体の健康に関心を持ち続けること、地域とのつながりを大切にし、健康づくりの輪を広げることなどを盛り込んだ健康都市えべつを宣言いたしました。
いずれの宣言も、その策定の際には市民に参画いただき、ともにつくり上げたものであり、私は、宣言の中にある、地域や人々と交流の輪を広げ、互いの個性や違いを理解し尊重し合うこと、地域とのつながりを大切にし、健康の輪を広げることなどにより、政策の基盤である協働のまちづくり、今後のさらなる高齢化を見据えた共生のまちづくりにつながるものと考えております。
以上、市政に関する基本的な考え方や課題などを述べさせていただきましたが、これまでのまちづくりに関する課題の解決に当たっては、常に全力で取り組んできたところであります。
その過程においては、市民の皆様や議員各位の声をお聞きし、議論を重ね、御協力いただいたことにより、市政を進めることができたもので、皆様のまちづくりへの思いの深さを実感した12年間でありました。この間に皆様からいただいた温かい御支援、御協力に心から感謝申し上げます。
次に、平成31年度の江別市予算案の大綱について申し上げます。
本年4月は、市長及び市議会議員の改選期に当たりますことから、このたびの予算案は、第6次江別市総合計画を着実に進めるために基本となる経費を中心とした、いわゆる骨格予算として編成しております。
予算編成に当たりましては、市の厳しい財政事情や課題となっている市立病院の経営状況などを踏まえ、管理可能経費の5%削減を目標とした歳出削減の取り組みなどにより、基金からの繰り入れ抑制に努めたところでありますが、消費税率の引き上げや労務単価の上昇、燃油高騰などの影響もあり、歳出の所要一般財源は増加となったところであります。また、国の施策として各自治体で実施されるプレミアム付商品券事業や、教育・保育施設等給付費を初めとした扶助費の増加、社会保障費の自然増などもあり、総額では前年度を上回る予算となっております。
その結果、平成31年度の各会計予算規模と前年度当初予算との比較においては、一般会計は458億2,000万円、5.2%の増、特別会計は242億5,800万円、0.0%、300万円の増、企業会計は176億2,891万1,000円、1.9%の減、合計877億691万1,000円、2.2%の増となるものであります。
以下、平成31年度の予算案の概要について申し上げます。
第1に、自然・環境について申し上げます。
江別市の豊かな自然や地域の環境を次代に引き継いでいくため、地球温暖化対策、地域環境の保全、水と緑の保全、ごみの減量化・資源化などの課題に対応するとともに、市民・事業者・行政との協働により環境保全に取り組み、自然と調和した安全で快適な生活環境づくりを進めてまいります。
そこで、子供のころから環境問題に興味や関心が持てるよう、引き続き環境教育を積極的に実施するほか、市民植樹、都市緑地の整備などにより緑化を推進するとともに、美しい町並みを創出するため、自治会などが取り組む、花のある街並みづくりを支援してまいります。また、ごみの減量化・資源化などをさらに進めるため、引き続き、家庭からの生ごみ排出量を減らすための講習会を実施するほか、次期の江別市一般廃棄物処理基本計画の策定に向け、市民意識調査や事業系ごみの組成分析など基礎調査を進めてまいります。
第2に、産業について申し上げます。
地域における活発な産業活動は、雇用を創出して活気のあるまちをつくります。大都市に隣接している立地条件を生かした都市型農業の推進、地域の特性を生かした産業間連携や産学官連携等による商工業の振興と、地域資源を生かした観光振興を進めることにより、地域経済を活性化し、新しい産業振興策の展開に取り組んでまいります。
そこで、江別市観光振興計画に基づき、新たに農商工連携による新商品開発を支援するとともに、日帰り周遊型観光としてのサイクルツーリズムの推進による交流人口の創出を図るほか、観光振興を担う人材の育成や観光推進体制の検討を進めてまいります。また、EBRI内の江別アンテナショップGET’Sにおいて江別の観光・特産品の魅力を発信するほか、新たに作成する江別のPR写真集や留学生向けバスツアーの開催、地域おこし協力隊の活動などにより、さらなる観光誘客を目指してまいります。
次に、都市型農業の推進では、引き続き、江別市都市と農村の交流センターえみくるを拠点として、農業者が取り組む6次産業化を支援するとともに、江別産の農畜産物を使った新商品開発を支援してまいります。また、小・中学生の食育事業では、引き続き、農業体験や江別市都市と農村の交流センターえみくるでの調理体験、江別産の食材を使ったレシピコンテストなどを実施してまいります。
次に、北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区については、海外への展開に向けて、引き続き、市場開拓や商品開発を支援するとともに、機能性食品開発などを支援してまいります。また、地域経済の活性化のため、引き続き、地域イベント開催などへの補助を行うほか、江別市企業立地等の促進に関する条例に基づき、市内企業への支援や企業誘致を進めてまいります。
次に、雇用においては、大学生の就業体験や潜在的労働力の掘り起こしのため、引き続き、市内企業による大学生有給インターンシップの受け入れを支援するとともに、女性の就労支援として、実習を含めた有給研修のほか、ハローワークとの共催による就職支援セミナーを実施してまいります。
第3に、福祉・保健・医療について申し上げます。
全ての市民が生涯を通じて健康に過ごせるよう、健康意識の向上と健康づくりに努めるとともに、市民に必要な治療が迅速かつ適切に受けられるよう医療体制の安定的な運営を図ります。さらに、高齢者や障がい者の方々が、地域で生き生きと自立した生活を送ることができるよう、各種福祉サービスの充実を図るとともに、市民の地域福祉への理解を深め、人材を確保することで、地域全体で支え合う体制づくりを推進してまいります。
そこで、江別市健康都市宣言に基づき市民の健康意識の向上を図るため、引き続き、えべつ健康フェスタの開催や、スーパーマーケットや直売所と連携した野菜摂取推進の啓発活動など、生活習慣病予防に向けた取り組みを実施してまいります。また、子供たちの健康づくりを推進するため、引き続き、小・中学生を対象とした看護師による健康教育など、生活習慣病の予防や食生活の改善などの健康指導を実施してまいります。
さらに、策定中の江別市自殺対策計画に基づき、新たに自殺予防のための相談先窓口一覧カードを作成し、さまざまな悩みに対応した適切な相談先の周知に努めるとともに、自殺予防ゲートキーパー養成研修の実施回数を拡大するなど、心の健康づくりの取り組みを推進してまいります。また、国民健康保険事業については、引き続き、特定健康診査受診率や特定保健指導利用率の向上に向け、各種健診の受診に積極的に取り組む自治会を支援するとともに、データヘルス計画に基づき、保健事業の推進に努めてまいります。
次に、高齢者や障がい者の福祉においては、介護保険や後期高齢者医療制度、障がい者福祉制度などの安定的な運営に努め、江別市地域福祉計画や江別市高齢者総合計画、障がい者支援・えべつ21プランに基づき、高齢者や障がい者の生活を地域で支えるための取り組みを進めてまいります。また、住民主体の通いの場の活動を支援するため、引き続き、介護予防出前講話などを実施するとともに、新たに通いの場への保健師や歯科衛生士等の派遣による健康教育を実施し、地域における介護予防と健康づくりを一体的に推進してまいります。
さらに、江別市手話言語条例が本年4月に施行となることから、これまでの専任手話通訳者による相談対応に加え、相談窓口等にタブレット端末を設置するなど、環境整備に努めてまいります。また、消費税率の引き上げに合わせた低所得者や子育て世帯への支援として、国の制度によりプレミアムつき商品券の発行事業を実施してまいります。
次に、市立病院においては、引き続き、江別市立病院新公立病院改革プランに基づく収益の改善や経費の削減をより一層推進し、経営改善に努めるとともに、病院運営について積極的なPRを行い、さらなる市民理解の浸透を図ってまいります。
第4に、安全・安心について申し上げます。
交通安全や防犯活動の推進、安全で快適な社会環境を築いていくため、防災訓練や自主防災組織の拡充など、地域の防災力向上に向けた各施策を計画的に進めるとともに、消防・救急体制の充実を図り、災害に強く、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
そこで、地域防災力の強化を図るため、北海道胆振東部地震への対応などを踏まえ、引き続き、関係機関との連携により総合防災訓練や避難所運営訓練を実施するとともに、防災あんしんマップの全戸配布や、災害対応物品の整備など、防災対策を進めてまいります。また、消防・救急体制の充実では、水槽付消防ポンプ自動車や小型動力ポンプ付積載車の計画的な更新整備を進めるほか、火災予防や応急手当ての普及啓発に努めてまいります。
さらに、安定的な消防指令業務の実施のため、消防緊急情報システムの更新整備を実施してまいります。また、江別市耐震改修促進計画に基づく補助の実施により、民間住宅の耐震化を促進するとともに、江別市空家等対策計画に基づき、適切に管理されていない空き家の解消に努めてまいります。
さらに、自治会防犯灯のLED化を引き続き推進するため、LED灯の設置費補助や奨励金制度を継続するとともに、公共街路灯や市有施設の照明についてもLED化を進めてまいります。
第5に、都市基盤について申し上げます。
駅を中心としたにぎわいの創出や、誰もが安心して過ごすことのできるまちづくりを進めるため、市街地や道路環境の整備、公共交通の利便性向上などにより、暮らしやすさを実感できる都市基盤の形成を進めてまいります。
そこで、中心市街地の活性化とコンパクトなまちづくりを目指す江別の顔づくり事業については、事業の最終年次として、野幌駅南通りや都市緑地等の整備などを計画に基づき進めてまいります。また、安全で快適な道路環境を確保するため、生活道路の整備や改修を進めるとともに、自治会、除排雪事業者、市による3者懇談会の開催など市民との協働のもと、除排雪事業や自治会排雪支援事業など、引き続き、雪対策の充実に努めてまいります。
次に、市民の足である公共交通を持続可能なものとするため、情報提供の強化などにより利用促進に努めるとともに、江北地区におけるデマンド型交通への支援や、公共交通を支える路線バス事業者への運行費補助を継続してまいります。また、同居・近居・多子世帯の住宅取得等を引き続き支援するとともに、新たに東京圏からの移住者に対する支援金制度を、北海道を中心とした道内市町村との広域連携事業として実施することなどにより、定住・転入を促進してまいります。
次に、低廉で良質な市営住宅の供給では、引き続き、住環境の改善を図るための改修を進めるほか、高齢者や子育て世代などにも配慮した新栄団地D棟の完成に向け、工事を進めるとともに、E棟の実施設計を行ってまいります。また、次期の江別市営住宅長寿命化計画の策定に向け、現状把握調査などを進めてまいります。
次に、上下水道の整備においては、災害に強く安定した給水を行うため、基幹管路の耐震化や老朽配水管の布設がえ、上江別浄水場の設備更新等を計画的に進めるとともに、下水道管路の改築や更新、浄化センター・ポンプ場の設備更新など、安全で快適な生活環境の整備を進めてまいります。
第6に、子育て・教育について申し上げます。
子育てでは、引き続き、安心して子供を産み育てられ、就労と子育ての両立ができるまちづくりを進めてまいります。
そこで、年間を通じた待機児童ゼロを目指すため、認定こども園の施設整備への支援により、保育環境の充実を図るとともに、引き続き、企業主導型保育施設の開設に向けて、企業への働きかけやPRを実施してまいります。また、保育人材の確保のため、子育て支援員研修の実施や保育士等人材バンクの利用促進に努めてまいります。
さらに、えべつ・安心子育てプランに基づき、引き続き、保育料の独自軽減を実施するとともに、国の制度に基づく幼児教育・保育の無償化を平成31年10月から実施してまいります。また、児童の放課後対策として、公立放課後児童クラブの定員拡大や民間放課後児童クラブの拡充を支援するほか、児童クラブに併設する児童センターにおいて、引き続き、待機児童を対象とするランドセル来館による受け入れを行うことにより、子育てと就労の両立を支援してまいります。
さらに、地域での遊びや交流の場を提供するため、引き続き、江別市子育てひろばぽこあぽこの運営や、出前型のあそびのひろば事業を実施してまいります。
次に、教育では、それぞれの子供が持つ個性を尊重しつつ、確かな学力の定着に努め、子供たちが多様で変化の激しい社会を生き抜いていく力を養成し、次代を担う心身ともに健康な子供たちを育ててまいります。
そこで、学力の向上では、教育用パソコンの更新に合わせたタブレット型パソコンの全小・中学校への導入を完了させるほか、引き続き、ICT教育の推進に必要な教育環境の充実に努めてまいります。また、小中学校学習サポート事業による補充的学習や、新学習指導要領を見据えた小学校全学年での外国語教育を継続して実施するほか、特別な支援を必要とする児童生徒への対応のため、必要な設備や備品等を整備してまいります。
さらに、医療的ケアを必要とする児童生徒への教育支援として、学校への看護師の配置や、医療的ケア運営協議会の開催など、実施体制を整備してまいります。
第7に、生涯学習・文化について申し上げます。
市民が生涯にわたって、心身ともに健やかで充実した生活を営めるよう、学習・文化・スポーツを気軽に行える場を提供してまいります。また、長い歴史を持つれんが産業や文化・歴史遺産を通じて、市民のふるさと意識の醸成を図ってまいります。
そこで、多くの市民に学習機会を提供するため、引き続き、市内大学の自主公開講座とふるさと江別塾を合わせた、えべつ市民カレッジを実施してまいります。また、すぐれた芸術文化に触れる機会を提供するため、セラミックアートセンターにおいて、開館25周年を記念し、すぐれた陶磁器作品を鑑賞する企画展を開催するほか、市民ミュージカルの公演への補助などにより、引き続き、市民の主体的な芸術文化活動を支援してまいります。
さらに、ラグビーワールドカップ2019日本大会におけるオーストラリア代表チームの公認チームキャンプ地として、受け入れ態勢を整備するとともに、地域交流イベントの実施などにより、スポーツを通じた市民とアスリートとの交流を推進してまいります。
また、知的障がいのある人が参加する冬のスポーツ競技の全国大会、スペシャルオリンピックス冬季ナショナルゲームが北海道で開催され、競技の一部が本市で行われることから、ふるさと納税を活用した補助により、大会を支援してまいります。
第8に、協働について申し上げます。
江別市自治基本条例の理念に基づき、市政への市民参加を進めるとともに、市民、自治会、市民活動団体、企業、大学などの各種団体と連携して魅力ある協働のまちづくりを推進してまいります。
そこで、地域での交流や環境美化などの活動に取り組む自治会を引き続き支援するほか、自治会活動や協働を担う人材の育成に努めるとともに、協働のまちづくりを実践する市民活動団体等の取り組みを支援してまいります。また、未来のまちづくりを担う子供たちに協働の理念を知ってもらうため、引き続き、小・中学生向け啓発用パンフレットの配布や早朝ミニ講座の実施などにより、啓発に努めてまいります。
さらに、江別の知的資源である4大学との連携のもと、大学教員や学生による地域活性化への取り組みなどを引き続き支援してまいります。また、市内大学に通う学生の地域活動などへの参加を促進し、若者の地域定着を図るため、引き続き、道内8自治体の連携による取り組みを推進してまいります。
さらに、土佐市との友好都市提携40周年を記念した交流事業を実施してまいります。
第9に、これまでの八つの政策を支える計画推進について申し上げます。
まちづくり政策を実効あるものとして進めるためには、効率的な行政サービスの執行と健全な財政のもと、基礎自治体としての機能を充実させるとともに、よりわかりやすい広報誌やホームページづくりに努めるなど、市民との情報共有や市内外への情報発信を充実強化し、江別のまちの魅力を積極的にPRしていくことが必要であります。
そこで、江別のまちの魅力をより多くの人に知ってもらうため、転入促進パンフレットの配布や、大学生との連携により作成した江別プロモーション動画の活用のほか、市民ブロガーとの連携などにより、多様な情報発信に努めてまいります。また、子育て世代などの転入者の増加を目指すため、引き続き、江別の魅力である食をテーマとしたプロモーションなど、市民と行政が一体となった活動を進めてまいります。
さらに、市民が生涯にわたって安心して生活できるまちづくりを目指すため、生涯活躍のまち形成事業計画の策定を進めてまいります。また、ふるさと納税につきましては、寄附をいただいた方に対する返礼品のメニューの充実に努めるとともに、より多くの方に江別や江別産品のよさを知ってもらえるよう、ポータルサイトの拡充などにより、PRを強化してまいります。
さらに、住民情報システムのセキュリティーの向上を図るため、システムのクラウド化を進めてまいります。
以上が歳出予算の概要でありますが、次に、歳入の見通しの主なものにつきまして、御説明申し上げます。
まず、市税につきましては、個人市民税や固定資産税の増加などから、市税全体では前年度当初に比べ、1.9%増の126億2,100万円を見込んでおります。
次に、地方消費税交付金は、消費税率の引き上げにより3.7%増の22億6,000万円を見込んだほか、地方交付税は98億2,000万円と前年度当初に比べ2.1%の増、臨時財政対策債は16.1%減の12億円を見込んでおります。
その結果、一般財源総額では265億8,630万円となり、前年度より1.1%の増となったところであります。
また、赤字地方債の性格を持つ臨時財政対策債の借り入れは続いており、後年次に地方交付税で措置されるとはいえ、将来の財源確保には不透明な面もありますことから、今後とも市税等の自主財源の確保が課題であると考えております。
次に、市債の発行につきましては、臨時財政対策債のほか新栄団地建替事業や道路整備等の財源に充てるため、総額では30億3,470万円となりました。
市債の残高は、これまで進めてきた学校の耐震化事業の終了などにより、減少に転じる見込みとなっておりますが、今後とも市債残高や償還額の推移について、将来世代と現役世代との負担バランスに十分配慮しつつ、投資的事業の重点化・平準化などにより、計画的な発行に努めてまいりたいと考えております。また、使用料・手数料に関して、建築関連手数料など、法令改正等に伴う所要の改定を行うこととしたところであります。
以上、第6次江別市総合計画の施策体系に基づき、平成31年度予算の大綱について申し上げました。
本市の人口は、直近では、自然減を社会増でカバーしつつありますが、中・長期的には、人口減少は避けられないものと考えておりますことから、これに伴う消費の縮小、また、高齢化に伴う社会保障費の増大など、市政運営がますます厳しくなることが予想されます。
そうした中、行政は、今後、急速に進歩することが予想される情報通信機器を利用した仕事の手法であるテレワークや人工知能などの新たな分野について、臨機応変に対応できるよう準備を進めていく必要があるのではないかと考えております。また、市立病院につきましては、市民合意のもと、収益増加と経費削減に向け、あらゆる角度から検討を進め、再建を図っていかなければならないと考えております。
このような中にあっても、私たちは、先人たちが築き上げてきたふるさと江別を持続可能なまちとして、次の世代へ引き継いでいかなければなりません。そのため、市といたしましては、市民とともに策定した、第6次江別市総合計画えべつ未来づくりビジョンの後期を、市民、自治会、市民活動団体、企業、大学、行政を初め、多様な主体がそれぞれの役割分担のもと、得意分野や知識・経験などを生かして、ともに手を携え、みんなでつくる未来のまちえべつの実現に向け、着実に歩んでいかなければならないと考えております。
市民の皆様並びに議員各位の特段の御理解と御協力をお願い申し上げ、市政に関する基本的な考え方と予算大綱についての説明とさせていただきます。

議長(高間専逸君)

これより議案第31号ないし議案第38号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま上程中の議案第31号外7件については、8名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
ただいま設置されました予算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、裏君子議員、尾田善靖議員、清水直幸議員、鈴木真由美議員、相馬芳佳議員、角田一議員、本間憲一議員、山本由美子議員、以上8名を指名いたします。
ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長互選及び昼食のため暫時休憩いたします。
───────────────────
午後 0時07分 休憩
午後 1時10分 再開
───────────────────

議長(高間専逸君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、報告いたします。
先ほど設置されました予算特別委員会の委員長に山本由美子議員、副委員長に相馬芳佳議員が互選された旨の報告がありました。

◎ 議案第11号

議長(高間専逸君)

日程第30 議案第11号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

健康福祉部長(佐藤貴史君)

ただいま上程になりました議案第11号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、国は、平成30年3月に地方税法施行令を改正し、国民健康保険税の課税限度額を引き上げ、同年4月1日から施行しているところであります。
本市におきましては、被保険者間の負担の公平に配慮し、これまでと同様に、江別市国民健康保険運営協議会に諮り、その答申の内容を踏まえ、所要の改正を行おうとするものであります。
また、被用者保険の被保険者が後期高齢者医療制度へ移行することにより国民健康保険に加入する旧被扶養者に係る国民健康保険税について、国において、平成31年度から減免措置の期間の見直しを行うほか、解雇などの理由により離職し、国民健康保険に加入した特例対象被保険者等に係る申告手続について、雇用保険業務において番号制度の運用が開始されたことから、これらに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、基礎課税額の課税限度額を54万円から58万円に引き上げるものであります。また、旧被扶養者の減免措置について、平成31年度以降の国民健康保険税の均等割及び平等割に係る減免期間を2年間とするほか、特例対象被保険者等の申告手続の簡素化に係る規定の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするほか、経過措置を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
上程中の議案第11号は、予算特別委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。

◎ 議案第12号

議長(高間専逸君)

日程第31 議案第12号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

建設部長(中田正士君)

ただいま上程になりました議案第12号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成30年6月に建築基準法が一部改正され、敷地等と道路との関係について、敷地が幅員4メートル以上の農道等に2メートル以上接している一定の規模及び用途の建築物で、安全上などの面において支障がないと市が認定したものは、接道規制の適用除外となること、及び通常1年以内となる仮設興行場等の設置期間について、国際的な規模の会議等の用に供することなどの理由により、1年を超えて使用する特別の必要がある場合に、一定の要件のもとで建築を許可することができる特例が追加されたことから、これらに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、接道規制の適用除外に係る認定申請手数料及び1年を超えて使用する特別の必要がある仮設興行場等の建築許可申請手数料を追加するほか、字句及び引用条項の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
上程中の議案第12号は、予算特別委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。

◎ 議案第20号

議長(高間専逸君)

日程第32 議案第20号 江別市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

病院事務長(吉岡和彦君)

ただいま上程になりました議案第20号 江別市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、消費税及び地方消費税に係る関係法律の一部改正により、本年10月1日から消費税及び地方消費税の税率が引き上げられることから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、第3条第2項に規定する消費税の課税対象となる使用料及び手数料の税率を100分の108から100分の110に改めるものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年10月1日とするほか、経過措置を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
上程中の議案第20号は、予算特別委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。

◎ 議案第21号及び議案第22号

議長(高間専逸君)

日程第33及び第34 議案第21号 江別市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第22号 江別市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

水道部長(菊谷英俊君)

ただいま上程になりました議案第21号 江別市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第22号 江別市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、議案第20号と同様、消費税及び地方消費税に係る関係法律の一部改正により、本年10月1日から消費税及び地方消費税の税率が引き上げられることから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、各条例の改正の内容でありますが、まず、議案第21号は、課税対象となる水道料金等の税率を100分の108から100分の110に改めるほか、字句の整備を行うものであります。
次に、議案第22号は、課税対象となる下水道使用料等の税率を100分の108から100分の110に改めるものであります。
なお、それぞれの附則において、施行期日を平成31年10月1日とするほか、法律の制度に従い、改正条例の施行日前からの継続使用で、改正条例の施行日から平成31年10月31日までの間に料金及び使用料の支払いを受ける権利の確定されるものに係る水道料金及び下水道使用料については、改正前の税率を適用する経過措置を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより議案第21号及び議案第22号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
上程中の議案第21号外1件は、予算特別委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。

◎ 議案第4号

議長(高間専逸君)

日程第35 議案第4号 札幌市及び江別市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

企画政策部長(北川裕治君)

ただいま上程になりました議案第4号 札幌市及び江別市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結について、提案理由を御説明申し上げます。
連携中枢都市圏は、人口減少・少子高齢化社会にあっても、地域を活性化し、経済を持続可能とする目的で、総務省が平成26年に創設した新たな広域連携の制度であり、これまで、中心市である札幌市と、近隣の11市町村が圏域形成について協議してきたところであります。
本件は、当該圏域を形成するため、中心市と連携する市町村が1対1で協約を締結する必要があることから、地方自治法第252条の2第3項の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
別紙記載の協約の内容についてでありますが、協約は全6条と附則から成るものであり、第1条では連携協約の目的を、第2条では基本方針を、第3条では連携する取り組み等を、第4条では費用分担についてを、第5条では定期的に協議を行うことについてを、第6条では連携協約の変更等についてをそれぞれ定めるものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第4号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第5号及び議案第6号

議長(高間専逸君)

日程第36及び第37 議案第5号 札幌広域圏組合の解散及び解散に伴う財産処分について及び議案第6号 札幌広域圏組合規約の一部変更について、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

企画政策部長(北川裕治君)

ただいま上程になりました議案第5号 札幌広域圏組合の解散及び解散に伴う財産処分について及び議案第6号 札幌広域圏組合規約の一部変更について、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、議案第5号 札幌広域圏組合の解散及び解散に伴う財産処分についてでありますが、札幌広域圏組合は、石狩振興局管内の8市町村で構成する一部事務組合として平成9年2月に設立され、圏域にまたがる共同ソフト事業に取り組んできたところであります。
しかしながら、金利の低下により事業の原資となる基金運用益が減少しており、今後、圏域全体の振興を図ることが難しい状況にあることから、同組合の解散及び財産処分について、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
別紙記載の協議書についてでありますが、協議書は全4条から成るものであり、第1条では組合の解散についてを、第2条及び第3条では財産処分及び組合の事務の承継についてを、第4条では協議書に定めがない事項の取り扱いについてをそれぞれ定めるものであります。
次に、議案第6号 札幌広域圏組合規約の一部変更についてでありますが、札幌広域圏組合の解散に伴い、規約の一部を変更する必要が生じたことから、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
変更の内容でありますが、第16条を第17条に繰り下げ、第16条として組合の解散に伴う事務の承継に係る規定を追加するものであります。
なお、附則において、施行期日を地方自治法第286条第1項の規定による北海道知事の許可のあった日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより議案第5号及び議案第6号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第5号外1件は、総務文教常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第14号

議長(高間専逸君)

日程第38 議案第14号 江別市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

総務部長(後藤好人君)

ただいま上程になりました議案第14号 江別市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成30年6月に公布された、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第8次地方分権一括法により、災害弔慰金の支給等に関する法律が一部改正され、これまで法律で定められていた災害援護資金の償還に係る利率が、条例で定める事項となったこと、並びに災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部改正により、災害援護資金の貸し付けの際の保証人の要否が市町村の判断に委ねられたこと、及び被災者による償還を容易にするため、新たな償還方法が追加されたことから、これらに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、被災者の負担軽減を図るため、災害援護資金の償還に係る利率を年3%から無利子に改め、貸し付けの際の保証人については、債権管理を図るため、原則、保証人を必要とし、特別な理由があると認められるときは、保証人なしでの貸し付けを認めるものであります。
また、被災者が償還方法を選択できるよう、現行の半年賦償還に年賦償還及び月賦償還を加えるほか、字句及び引用条項の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするほか、改正後の利率及び保証人の規定は、施行日後に発生した災害に係る災害援護資金の貸し付けに適用する経過措置を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第14号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第19号

議長(高間専逸君)

日程第39 議案第19号 江別市立小学校及び中学校通学区域審議会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

教育部長(萬 直樹君)

ただいま上程になりました議案第19号 江別市立小学校及び中学校通学区域審議会条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、委員の任期満了に伴う新たな委員の選任を本年6月に実施するに当たり、江別市市民参加条例第7条第1項の規定に基づき、公募による委員の選任を可能とするため、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、第3条第2項に規定する委員の区分のうち、市職員を削り、新たに公募による者を追加するとともに、各委員区分における人数の上限を削るほか、字句の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を次期委員の任期開始日である平成31年6月14日とするほか、委員の委嘱に関する準備行為の規定を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第19号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第13号

議長(高間専逸君)

日程第40 議案第13号 江別市子ども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

健康福祉部長(佐藤貴史君)

ただいま上程になりました議案第13号 江別市子ども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律が、平成30年4月1日から施行され、重度の障がい等のために外出が著しく困難な状態にある障がい児の居宅を訪問して発達支援を行う居宅訪問型児童発達支援が新たに創設されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、本市においても、当該支援を実施するため、子ども発達支援センターで実施する障害児通所支援事業に、居宅訪問型児童発達支援を加えるものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第13号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第15号

議長(高間専逸君)

日程第41 議案第15号 江別市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

健康福祉部長(佐藤貴史君)

ただいま上程になりました議案第15号 江別市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、学校教育法の一部改正により専門職大学及び専門職短期大学の制度が創設されたことに伴い、厚生労働省令で定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が改正され、放課後児童支援員の資格要件が変更されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、放課後児童支援員の資格要件に、社会福祉学、心理学などの一定の学科または課程を修めて専門職大学の前期課程を修了した者を加えるものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第15号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第16号

議長(高間専逸君)

日程第42 議案第16号 江別市廃棄物の処理及び資源化・再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

生活環境部長(高橋孝也君)

ただいま上程になりました議案第16号 江別市廃棄物の処理及び資源化・再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、議案第15号と同様、学校教育法の一部改正により専門職大学及び専門職短期大学の制度が創設されたことに伴い、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則が改正され、市町村が設置する一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格要件が変更されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、技術管理者の資格要件に、理学、薬学などの一定の課程を修めて専門職大学の前期課程を修了した者を加えるほか、字句の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第16号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第17号

議長(高間専逸君)

日程第43 議案第17号 江別市経済審議会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

経済部長(渡部丈司君)

ただいま上程になりました議案第17号 江別市経済審議会条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、委員の任期満了に伴う新たな委員の選任を本年7月に実施するに当たり、江別市市民参加条例第7条第1項の規定に基づき、公募による委員の選任を可能とするため、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、第3条第2項に規定する委員の区分に、公募による者を追加するほか、字句の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年7月1日とするほか、委員の委嘱に関する準備行為の規定を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第17号は、経済建設常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第18号

議長(高間専逸君)

日程第44 議案第18号 江別市野幌駅周辺土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

建設部長(中田正士君)

ただいま上程になりました議案第18号 江別市野幌駅周辺土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、野幌駅周辺土地区画整理事業において、平成31年度から換地処分に係る清算金の徴収交付事務を開始するに当たり、清算金を分割徴収する場合に付すべき利子の利率について、現行の利率が近年の低金利の状況下において相対的に高いことから、現状に即した利率に改正しようとするものであります。
なお、分割徴収における利子相当額の徴収については、平成32年度から発生するものであります。
次に、改正の内容でありますが、清算金を分割徴収する場合に付すべき利子の利率を年2.65%から年1.00%に改めるものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第18号は、経済建設常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第23号

議長(高間専逸君)

日程第45 議案第23号 江別市水道事業に係る布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

水道部長(菊谷英俊君)

ただいま上程になりました議案第23号 江別市水道事業に係る布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、学校教育法の一部改正により専門職大学及び専門職短期大学の制度が創設されたこと及び技術士法施行規則の一部改正により上下水道部門の技術士第2次試験の選択科目が統合されたことに伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格基準を定める水道法施行令及び水道法施行規則が一部改正されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件に、土木科などの一定の課程を修めて専門職大学の前期課程を修了した者を加えるほか、資格要件の一つである技術士第2次試験の選択科目のうち、水道環境を削るものであります。
なお、附則において、施行期日を平成31年4月1日とするほか、技術士第2次試験の選択科目に係る経過措置を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第23号は、経済建設常任委員会に付託いたします。

◎ 報告第2号

議長(高間専逸君)

日程第46 報告第2号 専決処分についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

教育部長(萬 直樹君)

ただいま上程になりました報告第2号 専決処分について、御報告申し上げます。
本件は、交通事故による車両の物的損害に係る賠償額の決定でありまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づく、市長の専決処分事項の指定により、平成31年1月21日に専決処分を行い、相手方と示談をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき、御報告申し上げるものであります。
事故の内容につきましては、所管の常任委員会で報告済みでありますが、平成30年12月17日午前11時5分ごろ、給食センター駐車場内で職員が公用車を発進させた際、運転操作を誤り、向かい側に駐車していた相手方車両の前部に接触したものであります。
この事故により、相手方に賠償すべき額は18万7,544円で、賠償の相手方は議案に添付のとおりであります。
職員に対しましては、今後ともより一層の安全確認と安全運転指導の徹底を図ってまいる所存であります。
以上、専決処分について、御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第2号を終結いたします。

◎ 散会宣告

議長(高間専逸君)

本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午後 1時46分 散会