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市立病院・地域医療検討特別委員会 平成31年2月12日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年5月10日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(清水君):ただいまより、市立病院・地域医療検討特別委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので報告いたします。
市立病院及び傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(10:00)
1市立病院所管事項、(1)報告事項、アの江別市立病院シンポジウムの開催結果についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:それでは、江別市立病院シンポジウムの開催結果について御報告申し上げます。
本件につきましては、昨年12月21日に開催された当委員会において、開催予定として御報告申し上げたものでございます。
別冊資料をごらん願います。
別冊資料は、江別市立病院シンポジウムの開催に際し、周知に使用したチラシと、当日、会場で配布した資料でございます。
まず、江別市立病院シンポジウムの当日配布資料をごらん願います。
開催日時と会場につきましては、本年1月21日月曜日の午後7時から市立病院2階の講義室において開催したところでございます。
次に、開催内容でございますが、お手元の資料の2枚目になりますけれども、右上に資料と記載された江別市立病院の現状についての資料を用いまして、江別市の人口動態、市内病院・診療所における診療科目の状況、医師数の状況、診療収益の状況、病院事業収益・費用の推移、経常収支比率・医業収支比率の推移について、病院事務局から御説明し、その後、登壇された4人の出席者から2025年以降における江別市の地域医療の状況、医師の働き方改革、これからの時代に求められる看護、市立病院の医療提供体制などについて、それぞれ御発言をいただいたところであります。
それから、会場に来られた方との意見交換の後、出席者から感想をいただき、最後に総括をして、予定していた終了時間を過ぎた午後9時20分ごろに終了いたしました。
なお、当日の来場者数は129人で、そのうち、約30人の病院職員が傍聴していたところでございます。
今回の江別市立病院シンポジウムの会議録については、現在、作成しているところであり、特に意見交換の部分については精査中であります。
会議録が完成次第、市立病院ホームページなどに公表するとともに、参加された方々からの御意見を踏まえ、今後の市立病院の役割などについて検討してまいりたいと考えております。
最後に、江別市立病院シンポジウムの開催に際し、多くの市民の皆様と議員の皆様に御参加いただきましたことに、この場をおかりいたしましてお礼を申し上げます。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

齊藤君:現在、江別市立病院シンポジウムの会議録を作成中で、作成後にホームページで公表し、今後の市立病院の役割について検討するということです。非常に厳しい経営状況の中、今回の市民の声を江別市立病院新公立病院改革プランの中で検討していくのか、新たに市立病院の経営形態も含めた検討をしていくのか、お聞きします。

事務局次長:江別市立病院シンポジウムにおいて、会場にお越しいただいた方からさまざまな御意見をいただきました。多様な御意見をいただきましたが、具体的にそれをどのような形で実現、具体化させていくかについて、今、市立病院として方策を持っているわけではございません。さまざまな意見を受けてどのような形で進めていくのがいいか、それを含めて検討したいと思っているところです。

齊藤君:市民の皆様の声を受けて、どのように具体化していくのかについては、今後考えていくと受けとめてよろしいでしょうか。

事務局次長:そのとおりです。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。

島田君:今後のことは、これから検討するということですが、江別市立病院シンポジウムを今後も継続して行う予定はあるのですか。

管理課長:江別市立病院シンポジウムにおいて、参加者から、今後、江別市立病院シンポジウムや検討会のように、市民が参加して市立病院について考えるための会を開催すべきという御意見をいただいております。その辺については、新年度に入りまして、実際にどのような形で実施するかも含めて検討させていただきたいと考えております。

島田君:江別市立病院シンポジウムは、最終的な目的をきちんと持っているのですか。やはり、行う以上は、目的に向かって日程をきちんと組みながら進めていかないと、ただ江別市立病院シンポジウムを開いて市民の声をお聞きしましたというわけにはいかないと思います。その辺はどのように考えていますか。

事務局次長:江別市立病院シンポジウムでいただいた多様な意見を踏まえ、今後について検討していきたいという考えでございます。現時点でどのような形に持っていくか、あるいは、いろいろな意見を聞くということが江別市立病院シンポジウムの当初の目的でしたので、いただいた意見を踏まえて、どのような形がいいか検討していきたい、現時点ではそのように思っているところでございます。

島田君:今の答弁からは、危機感を持っているように全く感じません。もう少し危機感を持ち、このような目的で、このような方向に進んでいくということを、ある程度市民に知らせるような形にしなければならないのではないでしょうか。その辺がどうも納得できませんが、そんなことでいいのですか。以前、会派説明で聞いた財政の問題もそうですが、今、厳しい経営状況に置かれている中ですので、もう少し危機感を持って取り組んでほしいと思います。

事務局次長:もちろん、今回の江別市立病院シンポジウムの中で、市立病院の経営に対して非常に厳しい御意見をいただいておりますし、多様な意見を聞く場をつくるべきという御意見もいただいたところです。経営に関しての厳しい御意見を受けて、当然、我々も危機感を十分持っているところでございますし、経営の問題、あるいは、市民からいただいた意見の反映に向けて十分検討しなければならないと思っておりますので、危機感を持って取り組んでいきたい、そのように考えているところです。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。

宮本君:関連でお聞きしますが、1月21日に開催された江別市立病院シンポジウムは、もともと、市長のお考えに基づいて開催されたと受けとめております。先ほど、会議録をつくるというお話がありましたが、江別市立病院シンポジウムの後、市長から何か指示などはありましたか。

事務局次長:江別市立病院シンポジウムの中でも、最後に、皆さんの御意見を聞いた上で市長が発言をしておりました。いただいたさまざまな御意見、御提案を踏まえて、どのような形がいいか、市立病院と一緒に検討していきたい、そのように発言しておりました。市立病院に対する指示についてもこれと同じで、いただいた御意見を踏まえて十分検討していく、このように申しておりましたので、市立病院としてもそのように受けとめているところでございます。

宮本君:先ほど、島田委員からも質疑がありましたとおり、やはり今後の市立病院の経営にかかわる問題ですし、市長からいつまでにまとめなさいという指示があるということですから、ある程度の期間を決めて、その段階で話し合うようにすべきだと思います。また、庁内検討ももちろんそうですが、外部組織を設置するべきなど、いろいろな市民意見がありましたので、市民の皆さんにも具体的に返答するといいますか、早急に市長の考え方を示す機会をつくらなければならないと思います。
その辺については、非常にタイトな時間ですから、何か考えがあれば示していただきたいし、なければ結構です。

病院事務長:市長みずからの意思表明という御質疑かと思いますが、現時点では、市長が対外的にどのタイミングで、どのように申し上げるかについての調整、打ち合わせはしておりません。ただ、事務局次長からも答弁いたしましたとおり、今後の市立病院の経営あるいはあり方の問題、ひいては、経営形態の問題等については、幅広く意見を聞きながら進めたいと申しております。私が市長の心の中を推しはかって話すわけにはいきませんが、新年度予算を次の議会で御審議いただくことになりますので、その流れの中で考えれば、そういった場面が近々来ると予想しているところでございます。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。

赤坂君:市長に伝えていただきたいのですが、私は、昨年3月の予算特別委員会の理事者質疑で、検討委員会のようなものをつくったらいいのではないかと申し上げましたけれども、結果的に市長はそれを拒否したような形になりました。江別市立病院経営健全化評価委員会をもとにしてつくるのがいいと思っていたのですけれども、市長はその提案から逃げてきた形です。それから、一般質問でも、決算特別委員会でも聞きました。しかし、考え方がまとまった段階で議会に相談したいという答弁でした。ずっと、考えているという答弁で、いまだにまとまっていません。
ただ、昨年9月の補正予算のときに、市立病院再編の予算として相談がありました。つまり、予算編成ぎりぎりになって提案して、相談するというやり方です。今度の相談は、恐らく補正予算のときとなり、それまでの間、考えが全く固まっていません。
江別市立病院シンポジウムの中でも、市長は検討する場をつくるというようなことを言っていましたが、遅きに失しています。そして、江別市立病院シンポジウムの中でも、市立病院のことは語られましたけれども、比較的、市立病院に都合のいい資料が出されており、一般会計のことは一切問われていません。これまで、市立病院はどれだけの支援を受けてきたかについても一部しか資料が出されていない状況だったと思っています。それらのことをしっかりと市長に伝えていただきたい。
答弁は要りません。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第1回定例会予定案件、アの市立病院使用料及び手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

医事課長:私から、第1回定例会予定案件、アの市立病院使用料及び手数料条例の一部改正について御説明いたします。
資料1ページをごらんください。
初めに、1改正理由でございますが、社会保障の安定財源の確保と財政健全化の同時達成を図るため、消費税率の引き上げ等を内容とする消費税法、地方税法及び地方交付税法の一部改正法が平成28年11月28日に公布され、平成31年10月1日から消費税と地方消費税を合わせた税率が10%に引き上げられることから、これに伴う関係条文の改正を行うものであります。
次に、2改正内容でございますが、消費税が課されない診療等以外の診療等を受けるときの使用料及び手数料に係る消費税率100分の108を100分の110に改めます。
また、改正条例の施行期日以後の診療等に係る使用料及び手数料について適用し、同日より前の診療等に係る使用料及び手数料については、なお、従前の例によるとの経過措置を設けるものであります。
最後に、3施行期日は、平成31年10月1日でございます。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの病院事業会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

管理課長:それでは、病院事業会計補正予算(第2号)の概要について御説明申し上げます。
資料2ページをお開き願います。
まず、1編成方針でございますが、今次補正は、収益では診療収益等の収入の減少見込みにより、費用では給与改定及び退職給与引当金の計上に伴う給与費の追加や材料費等の決算見込みによる増減調整などを行うほか、平成30年度中の一時借入金総額20億円の返済の一部を一般会計からの借り入れにより対処しようとするものであります。
次に、2業務予定量等の変更でありますが、患者数につきましては、入院は1万7,541人を、外来は1万3,382人をそれぞれ減じ、変更後の患者数は、入院は7万3,344人で1日平均201人、外来は15万5,466人で1日平均637人、入院・外来合計は22万8,810人で1日平均838人に変更しようとするものであります。
次に、3一般会計からの借り入れでありますが、平成30年度末に一時借入金総額20億円を返済しなければならないところ、この返済の一部について、一般会計から6億円を借り入れることで対応しようとするものであります。
なお、この借入金は、現在の予定としては、償還期間を7年として一般会計に償還する予定であります。
次に、4予算規模の変更でありますが、まず、収益的収入及び支出において、収入では患者数の減及び決算見込み等により各収益を減額するもので、1款病院事業収益全体で10億209万1,000円減額しようとするものであります。
また、支出では、給与改定のほか、退職給与引当金の計上などにより、給与費を335万2,000円増額する一方、患者数の減に伴う診療材料等使用数の減により、材料費を2億2,658万円減額するほか、決算見込みにより各費用を減額するもので、1款病院事業費用全体で3億83万3,000円減額しようとするものであります。
なお、一般会計から借り入れる6億円は、病院事業の活動に伴って発生する収益ではないことから、予算科目の収入として計上するものではなく、帳簿上の固定負債として仕分けることになるものであります。
次に、資料3ページをお開き願います。
資本的収入及び支出において、収入では、工事費及び医療器械等購入費の確定により、企業債を1,810万円減額するほか、病院内照明のLED化更新工事に係るエネルギー使用合理化等事業者補助金の割り当てがなくなったことにより補助金を150万円減額し、1款資本的収入全体で1,960万円減額しようとするものであります。
また、支出では、収入と同様に、工事費及び医療器械等購入費の確定により、1款資本的支出、1項建設改良費、1目建物改良費は972万1,000円を、1款、1項、2目有形固定資産購入費は613万1,000円をそれぞれ減額し、建設改良費全体で1,585万2,000円減額しようとするものであります。
また、修学資金貸付金の決算見込みにより、長期貸付金を24万円減額し、1款資本的支出全体で1,609万2,000円減額しようとするものであります。
次に、5企業債の変更でありますが、当初予算第5条において、企業債については、限度額を合計で1億7,850万円と定めており、今次補正において、企業債を1,810万円減額することに伴い、限度額合計で1億6,040万円に変更するものであります。
次に、6議会の議決を経なければ流用することのできない経費の変更についてでありますが、当初予算第8条において、職員給与費及び交際費については、議会の議決を経なければ流用することができないと定められており、今次補正において、職員給与費を減額することから、議会にお諮りするものであります。
なお、資料2ページで御説明した収益的収入及び支出の中での給与費の既決予定額と補正予定額及び計の額は、6議会の議決を経なければ流用することのできない経費のそれぞれの額と異なっております。これは地方公営企業法のルール上、議会の議決を必要とする職員給与費は、給与総額から児童手当額、退職手当納付額、災害補償費を除いたものとされております。今次補正において退職手当納付額を計上することとなったことなどから、収益的収入及び支出の給与費は増額補正、6議会の議決を経なければ流用することのできない経費の変更の職員給与費は減額補正となるものであります。
次に、7棚卸資産購入限度額の変更についてでありますが、当初予算第10条において、棚卸資産の購入限度額は7億8,873万5,000円と定めており、今次補正において、材料費等の減額に伴い、6,856万1,000円減額し、限度額を7億2,017万4,000円に変更しようとするものであります。
次に、8当年度純損益等の見込みについてでありますが、当初見込みとして、第1号補正時には当年度純損益については、7,248万8,000円の損失と見込んでいたところ、今次補正においては、患者数の減等に伴う収支悪化により、7億103万6,000円収支差が開き、マイナス7億7,352万4,000円となるものであります。これにより、累積欠損金も7億103万6,000円増加し、97億4,242万6,000円となるものであります。
また、単年度資金収支額を4,188万3,000円減額して99万6,000円に、不良債務残高を5,499万3,000円増額して10億4,732万1,000円にするものであります。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

赤坂君:補正予算で、入院収益、外来収益をそれぞれ減額していますが、当初計画である年間約56億円の医業収益に対して、入院収益は約33億円、外来収益は約19億円となり、これらを足すと約52億円になります。しかし、今までの推移から言うと、今の状態では約52億円の年間診療収益を到底望めません。年間約52億円の診療収益を見込めるという明確な根拠を説明できるのでしょうか。恐らく、この議案は付託審査になると思いますが、そうなった場合、しっかり説明できるような資料を出してほしいと思います。
それから、これも付託審査になった場合ですが、補助金を含めて今まで一般会計から市立病院に支出していた繰入金、貸付金が、平成21年度、平成22年度にもありますので、金額を整理してほしいと思います。一般会計から6億円を長期に借り入れると言っていますが、一般会計についてもしっかり見る必要があります。ですから、付託審査になった場合には、一般会計の基金残高や基本財産基金の残高などの経過が説明できるようなもの、そして、最終的に市立病院はこうなるのだという説明ができるような資料をぜひ出していただきたいと思います。
もちろん、一般会計のことを病院事務局に聞くつもりはありませんが、どのような状態か、やはり見る必要があると考えています。付託審査になった場合にそのような資料を提出していただくという前提のもとに、入院収益が約33億円、外来収益が約19億円になるのだということ、それが可能だということをお聞きしたいと思います。これまでの数字を参酌し、1月、2月、3月の診療収益がこれまでどのような状況なのかというのは、頭に入っています。しかし、そんなにうまくいくのかという疑問と不安がありますので、この際、ぜひ説明していただきたいと思います。

管理課長:積算根拠の患者数、実際の入院・外来の収益、そして、現時点ではまだはっきりしていない1月、2月、3月分の診療収益については、厳しい経営状況の中、各診療現場にも頑張ってほしいという期待を込めています。ただ、達成が不可能な数字といいますか、全然根拠のない数字ではありませんから、その部分については今後お示ししたいと思います。
現状は、先週金曜日の時点で、一般病棟の病床利用率は約78%になっております。患者数は、例年、冬に増加しますが、目下、1人当たりの診療単価がどのくらいになるのか、また、それによって最終的な診療収益がどのくらいになるか、我々としても非常に見込みにくい状況が続いております。まだ2月の途中ですので、2月、3月と各診療現場にもお願いしつつ頑張りますが、そのような状況の中で積算したという状況です。

赤坂君:昨年の9月以降、診療収益が月4億円を行ったり来たり、むしろ3億円台の後半に位置しています。非常に気になっていたのですが、確かに12月、1月はインフルエンザがはやったり、急性期の患者がふえたりしているのかもしれませんけれども、月4億5,000万円を超えるのは至難のわざです。
入院・外来収益で約52億円を見込むというのは、今までの推移から言うと非常に厳しいのではないでしょうか。つまり、1月以降、コンスタントに月4億5,000万円にならないと予想しています。その辺の数値は、本当にかたい予測をしたものなのか。予測できることはいいことですが、不安要素もありますから、あえて聞かせていただきます。

管理課長:今回は、患者数と診療単価の計算結果で積算しております。
赤坂委員の懸念については、我々も今まで内科医の不足により内科病棟の診療収益がかなり厳しいというお話をしてきましたが、内科、消化器内科、循環器内科と個別の試算がありますけれども、患者数については、相当無理をして積算したというものではありません。今、手元に資料はありませんが、どちらかといいますと、過去の答弁で外科系の医師については、ある程度充実していると御説明してきましたし、特に、冬場の整形外科のほか、眼科については、ほぼ1年通して1人の医師ですが、診療単価は相当上がっている状況です。
結論としては、外科系の診療単価をある程度、現状に合わせて、しかも、これから多少伸びるという予想も含めており、単純に患者数をふやしたというよりも、診療単価を精査して、このような予算を組んだところでございます。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、市立病院所管事項を終結いたします。
市立病院退室のため、暫時休憩いたします。(10:36)

※ 休憩中に、第1回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(10:40)
2第1回定例会の委員長報告の有無については、市立病院の経営状況及び江別市立病院シンポジウムの開催結果について、委員長報告を行うことと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、案文については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、3その他について、皆様にお諮りいたします。
去る1月30日に開催された当委員会において、まとめに盛り込むべき内容を各会派から御発言いただいたところであります。
正副委員長において、各会派からいただいた御意見を一覧表にまとめ、事前に各委員に参考資料として配付しておりますので、各会派から一覧表に対する補足の発言をいただいた後、当委員会のまとめの内容について協議いたしたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、前回御発言いただいた御意見に補足があれば、お伺いいたします。
最初に、自民クラブからお願いいたします。

宮本君:前回、私は、提言書という意味合いでお話ししましたけれども、この中で、1番目の専門家会議といいますと、いろいろなことが考えられますから、あえて加えてお話ししたつもりですが、確認の意味でもう一度言います。
市立病院再建のための専門家会議を設置することはよろしいのですが、第三者による諮問機関として市長が答申を受ける形で行ってほしいということであります。
あとの内容については、このとおりでよろしいと思います。

委員長(清水君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

岡村君:私からは、結果責任の明確化について、正確にお伝えするために少し触れさせていただきます。
ここに、一般会計からの繰り入れなどを行っても経営改善の結果が出ない場合と書かれております。私どもとしては、市立病院には市民の医療機関、とりわけ地域の中核病院としての責務があると考えております。今まで、その責務に基づいて提供されていた医療行為を提供できない状態になったとしたら、例えば、昨年10月の病棟休止ですが、説明では職員に対して直接的に影響するものではないと説明されていますけれども、必ずしも職員の首を切ったり、職員給与の削減を伴ったりしていないからといって、責任がないとは思っていません。ですから、そのような提案をされるときには、提案側として、今回こうせざるを得なくなったことに対し、市立病院の設置者である市長の責任をきちんと明らかにする必要がある、そのような意味で挙げさせていただいています。
細かいことについては触れませんが、そういった形で受けとめていただければと思います。

委員長(清水君):今の岡村委員の御発言は、市立病院の経営改善の結果が出ない場合、市立病院の役割を果たせない場合の責任の明確化という意味ですか。

岡村君:今、議論されている項目の中にも、経営状況がどんどん悪くなることに対して手を打たなければならない、そのような課題が各会派から幾つか出されています。ただ、そういったことをやると決断するとき、その中身によっては、今までどおりの医療を市民に提供できなくなることにつながったり、また、他の自治体病院でも行われているように職員の皆さんの給与を減額したりするような場合には、そのような提案をする責任についてみずから明らかにしなければだめだと思います。そのことなしに、問題を先送りにするとしたら、私は、経営者として、行政の長として問題ありだと思っており、そのような意味で、結果責任を明確化すべきだと考えております。
前回、私は、市長と特別職はそのような立ち位置にあると思って特別職という言い方をしましたが、そのような意味合いも含めて発言させていただいております。

委員長(清水君):次に、公明党からお願いいたします。

齊藤君:特にございません。

委員長(清水君):次に、江別未来づくりの会からお願いいたします。

本間君:特にございません。

委員長(清水君):それでは、次に、当委員会のまとめの内容について協議いたしたいと思います。
暫時休憩いたします。(10:49)

※ 休憩中に、当委員会のまとめに盛り込む内容について協議

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(12:48)
休憩中に協議いたしましたとおり、各会派から出された、当委員会のまとめに盛り込む事項について持ち帰り協議いただき、次回、再度協議することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
そのほか、各委員から何かございませんか。(なし)
事務局から何かございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(12:49)