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議会運営委員会 平成31年1月29日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月16日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(諏訪部君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(10:00)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)議会運営に関する検討課題についてを議題といたします。
初めに、8正副議長が一般質問をする場合の取り扱いについては、資料を参考に各会派で検討いただき、今期で結論をまとめるか、次期に申し送るかを含めて、御意見をお聞きすることとしておりましたので、順次、お伺いしてまいりたいと思います。
自民クラブからお願いいたします。

宮本君:当会派は、次期に申し送るべきと考えています。

委員長(諏訪部君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

岡村君:議会運営に関する申合せにおいて一般質問の取り扱いが定められています。そして、正副議長の職務を考慮した上でも、今のままですぐにできると考えています。当会派の意見に懸念があるとするなら、御指摘をいただければ、早急に結論を出せると思っていますので、そのようにお取り計らいをいただきますようお願いいたします。

委員長(諏訪部君):次に、公明党からお願いいたします。

齊藤君:当会派といたしましては、先日の当委員会で皆さんと協議したように、ルールを明確に決めるのであれば、正副議長の一般質問を認めます。
今回それができるかということを考えたとき、ほかの会派の皆さんからもお話があると思いますが、今期で結論をまとめるには時間がないことから、次期に詳しく検討しながら、正副議長が一般質問をすることができる体制をつくっていきたいと思います。

委員長(諏訪部君):次に、江別未来づくりの会からお願いいたします。

石田君:当会派は、ルールを明確にし、十分検討した上で、正副議長の一般質問を認めるべきではないかという意見と、今の段階ですぐに認めて、ふぐあいが生じたときに何らかの修正をしていくべきではないかという意見に分かれました。しかし、すぐに認めてしまうと正常な議会運営ができなくなる可能性がありますので、その辺はきちんと詰めてからのほうがいいという結論に達しました。
残念ながら、今期で結論をまとめるには時間がないことから、次回の定例会から即実施することは見送らせていただきたいと考えています。

委員長(諏訪部君):各会派から御意見をお聞きしましたが、確認等はございませんか。

岡村君:議会運営委員会の責務を果たすべきと考えますが、大変残念な発言を聞いています。
結論を出すのにそこまで時間が必要でしょうか。今の話を聞いていますと、ルールが必要だという極めて抽象的な意見です。当会派は、今のルールで支障なくできるという理由を言っているわけですから、現在のルールで支障があるのでしたら、その支障になる点を具体的に言ってもらわなければなりません。そうでなければ、この後の議論はできない、詰めていくことができないという結論を示していることに等しいです。時間がないから先延ばししようという理由のないお話を聞くことは、極めて残念に思います。
ですから、正副議長が一般質問を希望したときのことを想定しながら、今のルールで支障になる点を具体的に言ってください。どの会派からもそのことが一言も出てこないのは、極めて残念ですし、遺憾にさえ思いますので、はっきり言ってください。

三角君:現在、一般質問開催日の議事を、午前中は議長、午後は副議長が執り行っています。どうして午前と午後の交代制になったのかについては、先日の当委員会の中で確認されていると思います。そういった中で、副議長の一般質問が午後になった場合にどうするかについて協議しなければなりません。
それから、もし、正副議長に事故があった場合、誰が議事を執り行うのかというルールも明確にしなければなりません。
大きくこの2点が課題として挙げられると思っております。これをクリアできれば、歩み寄れる可能性はあると思います。以上の理由から、時期尚早ではないか、もう少し詰めなければならないのではないかと考えております。

岡村君:私も含めて、皆さんは合意形成を図る努力をすることが求められています。ですから、三角委員のように具体的に指摘していただかなければなりません。具体的な理由がないのに先送りにすることは、極めておかしな状況になりかねないと思いますので、他の会派の皆さんからも具体的に御指摘いただきたいと思います。
そこで、今、三角委員から御指摘いただいた件ですが、確かにそのとおりだと思います。
まず、1点目ですが、通例として、一般質問開催日の午後の議事は、副議長が執り行っていますけれども、一般質問の抽せんの結果で副議長の一般質問が午後に当たることはあると思います。ただ、基本的には、議長が議会における全ての権能を持っていると思いますし、このことは、地方自治法やその他の法令で明らかにされているはずです。ですから、副議長のかわりに他の議員が議事を執り行うこと、また、議長のかわりに副議長が議事を執り行うことなど、全ては議長の指示によって取り扱われると思います。今、一般質問開催日の午後からの議事は、副議長が執り行っていますが、本来は議長が行うべきだと思います。その基本に立って、江別市の方式をつくっていると捉えていますし、いろいろな法令を見ても、そのように解釈すべきだと思います。
そういう意味で、1点目の指摘については、仮に、午後からの一般質問に副議長が当たったとしても、議長が一日いっぱい議事を執り行うことが当然だと思いますし、議長が臨機応変に判断していくべきだと思います。
問題は、2点目の正副議長に事故があり、議長としての責務を果たせなくなったときにどうするかについてです。私も全国の事例を調べてみましたが、ほとんど見当たりませんでした。
ただ、仮にそうなった場合でも、今のやり方で大丈夫だと思います。議長が欠けた場合、副議長にかわるのが基本ですし、副議長も欠けた場合、仮議長を選任して、議長のかわりにその責務を果たしてもらうことができます。さらに、万が一、副議長が一般質問をしているときに、議長が何かの理由で倒れて、責務を果たせなくなる場合もあり得ると思います。しかし、そのような状況であれば、仮議長が議事を執り行うこともできると思います。議長が倒れたときに、副議長がそのまま一般質問を続けることは不見識ですから、副議長には発言を一旦とめていただいて、休憩するのか、副議長あるいは仮議長が議事を執り行うことができるようにするのか、その都度、合意形成をして決めていけばよいと思います。
ですから、今の2点については、長い時間をかけて結論を出さなければならない事由には当たらないと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。

齊藤君:当会派としては、ルールを明確にするため、次期に検討してはどうかと申し上げました。
今ほど、岡村委員から細かいお話がありましたが、そういったことは、これまで当委員会で議論してきた経過があると思います。きちんとルール化していくためには、今期内で結論を出すのは非常に難しいと感じます。なるべく、今期で結論を出すべきなのかもしれませんが、ルールを明確にするための日数が非常に短いので、次期に申し送りしてはどうかという見解を出させていただいているところです。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。

石田君:今ほど岡村委員が御説明になられた件に関しては、当会派の中でも十分話し合いましたけれども、慣習的とはいえ、今まで行ってきたことを尊重すべきであるし、変更を加えなければならないようであれば、慎重に行わなければいけないということが当会派の考え方です。この件に関しては、具体的なものを文章化していただき、それに基づいて各会派に持ち帰るなりして、検討を加えることが必要だと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。

角田君:当会派としては、疑問点について触れさせていただきましたし、岡村委員の考え方も聞かせていただきましたが、今回で結論を出すのではなく、慎重な協議と合意形成を図るべきだと思います。
当会派からお話しした1点目の課題については、議長が一日いっぱい議事を執り行う、あるいは、他の議員に交代するなど、恐らく当委員会に報告があればクリアできます。
ただ、2点目の課題については、地方自治法第106条において、仮議長を選挙し、議長の職務を行わせる。または、議会は、仮議長の選任を議長に委任することができると規定されています。そこで、正副議長に事故があった場合、どういうルールを設定するかについては、改めて各会派に持ち帰った上で議論していく必要があると思います。
ですから、本日、結論を出すのではなく、岡村委員の意見を踏まえながら、各会派で改めて議論させていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

岡村君:私は、きょう結論を出すとは言っていません。
この検討課題については、基本的には認めるというところまで来たわけですから、あとは実務的に支障のないよう、どのようなやり方がいいのかについて議論をしているのだと思います。そういう立場で、当会派は、今話した考え方を説明させていただいています。この点は支障があるということであれば、皆さんの意見をしっかりと聞いて、合意形成を図っていきたいと思います。
申しわけないですが、私の感覚では先延ばしにしたいとしか聞こえません。基本的には認めると決まったけれども、具体的な意見が出されたら、きょうはだめだから次にしましょう、今期は時間がないから次期の委員会で議論しましょうというような発言ばかりされると、この検討課題だけではなく、この後の検討課題も含めて、当委員会の機能としてどうなのかと心配になります。
そういう意味で、江別市議会基本条例に書かれている考え方のとおり、市民にきちんと説明して、議会と市民の距離を何とか縮めるため、努力をしている最中です。ですから、支障があるということであれば言ってください。石田委員から触れられたように、まずはやってみようということになるのかどうかなど、はっきり言って判断のしようがありません。建設的な議論をする雰囲気にならないことを大変残念に思いますので、その辺はぜひ委員長に仕切っていただきたいと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。

宮本君:もし、副議長が午後からの一般質問に当たった場合については、ルールを明確にすればクリアできるという印象を持っています。
正副議長に事故があったときの対応は、先ほど角田委員から地方自治法第106条についての発言がありましたとおり、議会は、仮議長の選任を議長に委任することができると規定されています。法律上は、あくまでも原則に関することしか規定されておりませんので、詳細については、当委員会としてルールを明確化することがいいのかどうかなど、その辺の整理には時間がかかるのではないかと思います。まず、この点について共通認識を持って議論していかなければならないと思います。
私は、会派内でこの点について話をしましたが、地方自治法第106条を見ますと、議長はとにかく全ての権限を持っているわけですから、そこまで踏み込んだルールの明確化が必要なのかどうかと考えています。この点について明確化できれば話は進んでいくと思いますが、難しいと感じております。

岡村君:当会派も、ルール化については疑問を持っておりますが、この件については次の課題だと思います。まずは、共通認識を整理する必要があり、それが今の意見交換の場だと思います。
ですから、意見交換をする中で、共通認識の合意形成はそんなに時間をかけなくてもできると、先ほどから説明しています。こういう支障があるというのであれば、ぜひ御指摘していただいて、その上で、この検討課題を解決するには時間が必要なのかどうかの議論をするべきです。議論をしないで次に先延ばしすることは極めて建設的ではないと思います。ぜひ、可能な時間の中で課題を浮き彫りにしていくべきだと思います。
先ほど、三角委員から二つの課題が挙げられましたが、私は、この二つの課題も現状で解決できると考えております。二つ目の課題に関しては、私が全国の事例を見た限り、そのことを想定して明文化している議会はほとんどありません。いつ起こるかわからない事故については、ルールを前提にしないで、その都度対応していくこととしています。宮本委員が言ったように、議長が全てを仕切るのが法令上の基本です。問題は、議長が欠けたときですが、私なりに先進事例をいろいろ調べた結果、それは明文化するものではなくて、万が一、そうなったときには、こういう対応をするのがいいのではないかという合意形成がなされている状況にあるようです。
そう考えると、今の二つの課題は解決できるので結論を出してもいいと思います。

石田君:先ほど、角田委員から、各会派に持ち帰り議論したいとの御発言がありましたが、今挙げられた点について、持ち帰って検討することはいけませんか。

委員長(諏訪部君):まず、課題として挙げられた1点目は、もし、副議長が午後からの一般質問に当たった場合にどうするかについてですが、民主・市民の会の岡村委員から、議長の判断で仕切っていくべきではないかとの御発言がありました。
2点目は、もし、正副議長に事故があった場合、誰が議事を執り行うのかというルールの明確化についてです。地方自治法第106条では、普通地方公共団体の議会の議長に事故があるとき、または議長が欠けたときは、副議長が議長の職務を行う。議長及び副議長ともに事故があるときは、仮議長を選挙し、議長の職務を行わせる。議会は、仮議長の選任を議長に委任することができると規定されています。このことについては、江別市議会として、この順番のとおりに行うのがいいのか、それとも、議長が事前に仮議長を選任するのがいいのかなど、いろいろな方法が考えられますので、各会派でどの方法がよいかを話し合ってきてもらうのがいいと思いましたが、いかがでしょうか。

宮本君:2点ありましたが、これらは全て議長の権限です。ですから、この点について各会派や当委員会で議論していいのでしょうか。
先ほど岡村委員がおっしゃったことは、議長権限ですから、地方自治法第106条のとおりの取り扱いでよいという発言だと理解しました。それを内々で、議長の判断においてルール化することはいいと思いますが、我々がそこまで議論する内容ではないと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。

角田君:先日、正副議長が二人ともインフルエンザにかかりましたが、そういうことも想定する必要があると思います。今、インフルエンザがはやっていますが、一般質問のときにそういうことがある可能性も想定しておく必要がありますので、今回は各会派に課題を持ち帰るべきだと江別未来づくりの会から御発言がありました。
地方自治法第106条を適用するという申し合わせをしておけば、正副議長に事故があったとき、その適用に基づいて進めればいいだけの話で、この確認ができれば、正副議長の一般質問は可能だと思います。
ただ、先ほど江別未来づくりの会から混乱をもたらすという話がありましたし、今は課題が明確になり、解決策も一定程度議論されましたので、改めて持ち帰っていただいて、江別未来づくりの会で議論していただければと思います。当会派も、改めて、きょうの意見を踏まえて議論したいと思いますし、ほかの会派もそういう形で進めていただければと思います。今回の議論は煮詰まったのではないかと思います。

委員長(諏訪部君):暫時休憩いたします。(10:35)

※ 休憩中に、正副議長が一般質問をする場合の取り扱いについて協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(10:57)
それでは、8正副議長が一般質問をする場合の取り扱いについて、正副議長の交代の慣例に関しては議長の判断に委ね、正副議長ともに事故があった場合は、地方自治法第106条の規定に従い対応してはどうかとの提案がありましたが、江別未来づくりの会の石田委員から、以上の点を会派で確認するために持ち帰りたいという御意見がありましたので、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、9予算・決算の審査方法については、資料を提出いただくこととなっておりましたので、事務局から説明願います。

事務局次長:予算・決算の審査方法についてですが、別紙資料をごらん願います。
予算・決算の審査を常任委員会形式で行っている北海道内の市議会は、記載のとおり、士別市議会、伊達市議会、登別市議会の3市議会でございます。
これら3市議会については、備考欄に記載のとおり、議長が委員会に加わっていないほか、議会選出監査委員も決算審査に加わらないこととしております。
なお、先般の当委員会で、函館市議会が予算決算常任委員会を新たに設置することが新聞報道されていた旨をお伝えしたところですが、函館市議会に改めて確認いたしましたところ、報道内容に誤りがあることが判明いたしました。同市議会では、常任委員会化に向けて協議を行ったものの、会派間での合意に至らず、常任委員会化には至らなかったとのことであります。
おわびして訂正させていただきたいと存じます。
以上です。

委員長(諏訪部君):説明をお聞きしましたが、確認等はございませんか。

角田君:分科会方式をとっているのか、全委員で審査しているのか、どのような審査の方法なのかなど、わかる範囲で結構ですので教えてください。

事務局次長:こちらの3市議会につきましては、全委員で審査しており、分科会方式はとっていないということでございます。

角田君:さらに細かくなるのですが、質疑は事前通告制なのでしょうか。また、質疑通告はどのくらい出てきているのでしょうか。江別市議会では、予算特別委員会における質疑通告は100件以上である場合が多いです。多分調べていないと思いますが、もし調べているようであればお聞かせください。

事務局次長:申しわけございませんが、質疑通告の件数までは調べておりません。
登別市議会につきましては、事前通告制をとっております。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(11:04)

※ 休憩中に、予算・決算の審査方法について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:23)
それでは、9予算・決算の審査方法については、江別市と人口規模が同程度の北海道外の類似都市のうち、予算・決算を常任委員会形式で行っている市議会の事例、江別市議会で過去に行っていた常任委員会持ち上げ方式に関する資料など、可能な限り提出をお願いするということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、11交渉会派のあり方については、資料を提出いただくこととなっておりましたので、事務局から説明願います。

事務局次長:交渉会派のあり方についてですが、別紙資料をごらん願います。
北海道内主要都市及び石狩管内市議会における非交渉会派の議員の参加の可否を会議別にまとめたものでございます。
まず、議会運営委員会については、千歳市議会を除く全ての市議会で、非交渉会派の議員の参加を認めておりませんでした。
次に、特別委員会については、釧路市議会では議会広報特別委員会、小樽市議会では、予算特別委員会、決算特別委員会、学校適正配置等調査特別委員会、石狩市議会では、予算特別委員会、決算特別委員会、議会改革特別委員会、議会広報特別委員会への非交渉会派の議員の参加を認めておりませんでしたが、それ以外の市議会では、非交渉会派の議員であっても特別委員会への参加を認めておりました。
次に、諸会議と協議または調整を行うための場については、資料に記載のとおり、各市議会において、会議ごとの取り扱いが大きく異なっておりました。
各市議会の概要については、今ほど申し上げたとおりですが、議会ごとの取り扱いルールが多岐にわたっておりますことから、当市議会で今後どのように取り扱うのが適切なのか、資料をもとに御検討をお願いしたいと存じます。
以上です。

委員長(諏訪部君):説明をお聞きしましたが、確認等はございませんか。

石田君:確認のためお伺いします。資料3ページの北見市議会では、予算審査(第1・第2)特別委員会がありますが、この第1と第2の区別について御説明いただければと思います。

事務局次長:第1、第2というのは、所管ごとに分けて審査を行っているということでございます。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(11:27)

※ 休憩中に、交渉会派のあり方について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:28)
それでは、11交渉会派のあり方につきましては、きょう提出されました資料をもとに各会派で協議いただくということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、12議会モニター制度については、資料を参考に各会派で検討いただき、今期で結論をまとめるか、次期に申し送るかを含めて、各会派の御意見を順次、お伺いしてまいりたいと思います。
自民クラブからお願いいたします。

角田君:この検討課題については、任期の残りが短いということもありますが、提出していただいた資料が不十分ですし、議会広報広聴委員会の役割を考えなければいけませんので、もう少し事例を研究していきたいと思います。
先送りという意味ではなく、江別市にふさわしいものを考えていきたいです。例えば、江別市議会では本会議のインターネット中継を行っていますが、本会議等のインターネット中継を行っている他市議会の事例を含めて、もう少し研究したいです。
制度そのものを導入することについては前向きですが、その中身を具体化する議論が必要であると考えています。ことしの1月から4月までの間で結論を出すことができるかどうかは、まだわかりませんが、具体的な資料をもとに、事例を研究すべきということが会派としての考え方です。

委員長(諏訪部君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

岡村君:先日の当委員会でお話しさせていただいたように、私どもは、江別市議会基本条例に則して、議会としてこの課題に取り組んでいく責務があると思います。
前段、自民クラブから、議会広報広聴委員会との関係についてお話がありましたが、当会派としては、当委員会の中で、議会モニター制度を導入することが決まった後、具体的な中身を議会広報広聴委員会で議論するのがいいかどうかについては、特にこだわっておりません。
全国の事例はたくさんありますから、私たちがみずから調べることも可能ですし、また、議会事務局にお願いすることもあると思います。具体的に懸念することがあるなら、次回以降、ぜひ建設的な議論をしたいと思っております。

委員長(諏訪部君):次に、公明党からお願いいたします。

齊藤君:当会派としては、以前から導入に賛成しております。先進的に取り組まれている自治体の資料を提出していただいていますので、江別市議会としてどのような手法が一番ふさわしいのか検討しながら進めていくことでよろしいと思います。

委員長(諏訪部君):次に、江別未来づくりの会からお願いいたします。

石田君:当会派も、従前から議会モニター制度の導入については、前向きに考えているとお話ししております。
この資料を拝見させていただき、詳しい内容については、今後、詰めていく形でいいと考えておりますが、先ほどお話があった議会広報広聴委員会との絡みに関しては、まだ検討しておりませんでした。

委員長(諏訪部君):各会派から御意見をお聞きしましたが、確認等はございませんか。

角田君:前回提出していただいた資料の中で、有識者に聞くような制度が出ていました。ただ、市民目線から議会運営についての改善点などを提案するという意味では、対象は基本的に市民であると思います。議会モニター制度を導入する目的は何なのか、できれば民主・市民の会が考えているイメージを改めて教えていただきたいと思います。議会モニターになっていただく方は、市民であるという前提で考えているのか確認させていただきたいと思います。

干場君:議会モニターになっていただく方は、あくまでも市民であると考えています。

角田君:江別市議会では、本会議のインターネット中継をしています。議会モニターになっていただく方は市民であるとのことですが、本会議等の傍聴ができなくても、インターネット中継の視聴による意見提出を認めている事例がほかの議会でも何カ所かあったかと思いますので、実際にどのように運用しているかなど、より詳しい資料を提出いただきたいと思います。
これは時間がかかっても結構ですので、よろしくお願いします。

委員長(諏訪部君):本会議等のインターネット中継をしている自治体議会の議会モニター制度の要綱などに関する資料を提出いただきたいという理解でよろしいですか。

角田君:江別市議会と同じような条件で、本会議等のインターネット中継をしている自治体議会の資料を提出いただきたいと思います。結局、本会議等のインターネット中継をしていない自治体議会の議会モニター制度を研究しても意味がないと思います。実際に本会議等を傍聴し、意見の提出を求めている事例がありますが、インターネット中継等の視聴による意見提出を認めている事例もあります。そういった議会の事例や経費がわかる資料があれば、それをもとに議論すべきだと思います。

事務局次長:可能な限り資料を収集いたします。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。

岡村君:議会モニター制度は、全国でいろいろな手法がありますが、基本とする考え方は大体共通しています。今、角田委員が言った議会モニター制度の詳細な内容については、今後議論することでいいと思います。
また、当会派から提案させていただいている内容でいいのか、悪いのか、さらにこういうふうにしたほうがいいのではないかということで、今、角田委員から御発言がありました。この点については、話を整理して進めたほうがよろしいと思います。議会モニター制度をよりよくするためには、こういう事例があるから取り入れたらどうかという建設的な意見はいいと思います。
問題は、現時点では、前段の合意形成ができていないと考えると、詳細な内容についての話は余りしないほうがよろしいと感じます。各会派に持ち帰るにしても、その辺の話の整理をしたほうがよろしいと感じますので、委員長におかれまして、お取り計らいをお願いいたします。

委員長(諏訪部君):暫時休憩いたします。(11:41)

※ 休憩中に、今後の進め方について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:54)
それでは、12議会モニター制度につきましては、次回、事務局から、本会議等のインターネット中継の有無、インターネット中継の視聴による意見提出を認めている事例などに関する資料を、また、提案会派の民主・市民の会から、具体的に議会モニター制度がイメージできる資料を提出していただくことでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。

事務局次長:委員会録のホームページ公開について御報告いたします。
先般の当委員会で、準備が整い次第、平成30年分から委員会録のホームページ公開を開始する旨を御説明し、御了承をいただいたところですが、去る1月25日からホームページ公開を開始いたしましたので、御確認の上、御活用いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(諏訪部君):報告をお聞きしましたが、確認等はございませんか。(なし)
本件については、事務局の報告のとおり御周知願います。
最後に、次回委員会開催予定でありますが、第1回定例会の議事運営について御協議いただくため、2月19日火曜日の午前10時から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:55)