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議会運営委員会 平成29年12月13日(水)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月22日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 議長より、議会運営等について挨拶

(開 会)

委員長(諏訪部君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(10:02)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)平成29年第4回定例会最終日の議事運営についてを議題といたします。
アの提出案件及び議決形態(案)についての説明を求めます。

事務局長:それでは、アの提出案件及び議決形態(案)について御説明いたします。
今期定例会最終日の提出案件は、議会提出案件が2件、審査報告が19件の計21件であります。
資料NO.1から順次御説明いたします。
議会提出案件一覧(追加)でありますが、意見書案第9号 義務教育費国庫負担制度の充実と教育予算の確保・拡充を求める意見書及び意見書案第10号 診療報酬の適正水準の確保及び地域医療を守ることを求める意見書の2件は、幹事長会議において協議がなされたもので、提出者は記載のとおりであります。
これら意見書案2件につきましては、即決でお願いいたそうとするものです。
また、各委員会所管事務調査については、議会運営委員会及び3常任委員会の閉会中の所管事務調査につきまして、承認を得ようとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
意見書案第9号、意見書案第10号及び各委員会所管事務調査については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、説明をお願いいたします。

事務局長:次のページの資料NO.2をごらんください。
審査報告でありますが、陳情第2号 江別市議会議員定数の削減を求めることについては、審査結果の欄に記載のとおり、なお審査の必要があるため継続審査とされたい旨の報告が、議会運営委員長よりなされるものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
陳情第2号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、説明をお願いいたします。

事務局長:議案第65号 指定管理者の指定について(江別市中央公民館外計5施設)ないし議案第68号 指定管理者の指定について(江別市森林キャンプ場)の4件及び議案第82号 江別市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、いずれも12月4日に結審し、それぞれ全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した旨の報告が、総務文教常任委員長よりなされるものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
議案第65号ないし議案第68号及び議案第82号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、説明をお願いいたします。

事務局長:議案第69号 指定管理者の指定について(野幌鉄南地区センター)ないし議案第73号 指定管理者の指定について(江別市大麻集会所)の5件、及び議案第74号 指定管理者の指定について(江別市ふれあいワークセンター)ないし議案第76号 指定管理者の指定について(江別市いきいきセンターさわまち外計5施設)の3件並びに議案第83号 江別市児童福祉施設設置条例の一部を改正する条例の制定については、いずれも11月30日に結審し、それぞれ全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した旨の報告が、生活福祉常任委員長よりなされるものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
議案第69号ないし議案第76号及び議案第83号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、説明をお願いいたします。

事務局長:次のページの資料NO.3をごらんください。
議案第77号 指定管理者の指定について(江別市勤労者研修センター)及び議案第78号 指定管理者の指定について(江別市花き・野菜栽培技術指導センター)の2件並びに議案第79号 指定管理者の指定について(飛烏山公園、石狩川河川敷緑地及び屋外体育施設(大麻中央公園外計5公園))及び議案第80号 指定管理者の指定について(江別市大麻中町駐車場)の2件は、いずれも11月29日に結審し、それぞれ全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した旨の報告が、経済建設常任委員長よりなされるものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
議案第77号ないし議案第80号については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
引き続き、イの議事日程(案)についての説明を求めます。

事務局長:見開きとなりますが、資料NO.4をごらんください。
平成29年第4回江別市議会定例会議事日程(第5号)ですが、本日、第16日目となります最終日は午後1時30分の開議とするものであります。
日程第1及び日程第2につきましては、記載のとおりであり、説明を省略いたします。
日程第3の陳情第2号は、上程、報告、質疑の後、閉会中の継続審査を諮ろうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第1ないし日程第3については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き説明をお願いいたします。

事務局長:日程第4の議案第65号ないし日程第8の議案第82号の5件は、一括上程、一括報告、一括質疑の後、日程第4の議案第65号ないし日程第7の議案第68号の4件は、一括討論の後、一括簡易採決を、日程第8の議案第82号は、討論の後、簡易採決をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第4ないし日程第8については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、説明をお願いいたします。

事務局長:日程第9の議案第69号ないし、次のページの資料NO.5になりますが、日程第17の議案第83号の9件は、一括上程、一括報告、一括質疑の後、前のページの資料NO.4にお戻りいただきまして、日程第9の議案第69号ないし日程第13の議案第73号の5件及び日程第14の議案第74号ないし、次のページの資料NO.5になりますが、日程第16の議案第76号の3件は、それぞれ一括討論の後、一括簡易採決を、日程第17の議案第83号は、討論の後、簡易採決をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第9ないし日程第17については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、説明をお願いいたします。

事務局長:日程第18の議案第77号ないし日程第21の議案第80号の4件は、一括上程、一括報告、一括質疑の後、日程第18の議案第77号及び日程第19の議案第78号の2件並びに日程第20の議案第79号及び日程第21の議案第80号の2件は、それぞれ、一括討論の後、一括簡易採決をお願いいたそうとするものであります。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第18ないし日程第21については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
引き続き、説明をお願いいたします。

事務局長:日程第22の意見書案第9号及び日程第23の意見書案第10号の2件は、一括上程の後、説明、質疑、委員会付託、討論を省略した後、一括して簡易採決をお願いいたそうとするものであります。
また、日程第24の各委員会所管事務調査につきましては、上程し、承認を諮るものであります。
以上の議事を議了した後、定例会の閉会を宣告しようとするものであります。
なお、病院長につきましては、議会運営に関する申合せに従いまして、本日の会議には出席を要しない扱いとなりますので、御承知おき願います。
御確認をお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
日程第22ないし日程第24及び病院長の本会議欠席については、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)次期定例会の会議日程(予定案)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

事務局次長:次期定例会の会議日程(予定案)についてですが、資料NO.6をごらん願います。
平成30年第1回定例会は、2月26日を初日、翌2月27日から3月2日までを委員会の開催日、6日から8日までの3日間を一般質問、9日から19日までを予算特別委員会の開催日、23日を最終日の予定としております。
また、定例会前の各委員会の予定は、記載のとおりでございます。
なお、日程につきましては、第1回定例会初日の1カ月前にホームページへ掲載するほか、議会フェイスブックでも周知する予定でございます。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

干場君:大変細かいことで恐縮ですが、日程について確認させてください。
予算特別委員会の日程で、3月13日があいているのはどういう理由でしょうか。

事務局次長:学校の卒業式が予定されているとのことでございますので、議員の皆様におかれましては、地域の学校のほうから御招待があるのではないかと思い、そうした配慮のもとにあけております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:これまで、そういう対応をしたことはなかったと認識しておりますが、いかがでしょうか。

事務局次長:昨年は卒業式が土曜日だったため、議会の日程とは重複しなかったのですが、その前の年につきましてはあけております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
本件については、事務局の説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(3)閉会中の所管事務調査(案)についてを議題といたします。
本件については、次第に記載のとおり、次期議会の会期等運営についてを議長に申し出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(4)議会運営に関する検討課題についてを議題といたします。
アの江別市議会基本条例の見直しについてでありますが、第5条の解説のうち、市政についての説明会を開催するなどという文言を市政についてとする意見について、会派に持ち帰り、協議いただいたと思いますので、各会派から御見解をお聞きしてまいりたいと思います。

岡村君:各会派に聞く必要はないと思います。前回からの議論経過からすると、各会派のお話を聞かせていただいた結果、会派に持ち帰ってさらに検討したいという会派があったため、当委員会として了承しましたので、その会派から協議結果についてお話をいただいて、その後、必要があれば私も発言させていただきます。

委員長(諏訪部君):各会派から意見を伺いたいと思いますので、会派の意見が今までと変わらないのであれば、そのように言っていただきたいと思います。
自民クラブからお願いします。

角田君:前回と変わりません。

委員長(諏訪部君):民主・市民の会からお願いします。

岡村君:改めて言うことはありません。

委員長(諏訪部君):公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:前回と変わりません。

委員長(諏訪部君):江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:会派に持ち帰り協議しましたが、結果としては記載を変更しないということで一致しております。

委員長(諏訪部君):日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派は、説明会などを省略して、市政についてとするということです。

委員長(諏訪部君):暫時休憩いたします。(10:18)

※ 休憩中に、江別市議会基本条例第5条の解説の記載変更について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(10:20)
第5条の解説については、現在の記載から変更しないこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、第6条の解説について、自民クラブから修正案を提出いただき、皆様に配付させていただきました。自民クラブから補足等があれば、御説明をお願いいたします。

角田君:特にありません。

委員長(諏訪部君):それでは、修正案について、各会派から御見解をお聞きしてまいりたいと思います。
民主・市民の会からお願いします。

岡村君:自民クラブの方々には、わかりやすく文書にしていただいたことに感謝申し上げたいと思います。
会派で協議させていただきましたけれども、前回も少しお話をしたように、あくまでも条文に書かれている意図がわかるような解説がよろしいのではないかと思います。
特に今、情報化時代で、我々が考えもつかないようなことがどんどん生まれてくる可能性がありますので、そういう可能性を包含するような表現でまとめるのが一番いいだろうというのが当会派の考え方です。
しかしながら、自民クラブから文書でお示しいただきましたから、このことの重みを考えながら、そのことを受けとめる用意があることを申し上げて、他の会派の状況を聞かせていただきたいと思います。

委員長(諏訪部君):公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:当会派としては、自民クラブの修正案でよろしいと思います。

委員長(諏訪部君):江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:当会派もこの修正案で結構です。

委員長(諏訪部君):日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派も、提出いただいた修正案でいいということになりました。

委員長(諏訪部君):各会派から御見解をお聞きしましたが、確認等はございませんか。(なし)
他会派は自民クラブの修正案に賛成とのことですが、民主・市民の会はいかがでしょうか。

岡村君:改めて、委員長から確認がありましたので、申し上げます。
先ほど申し上げましたように、ほとんどの会派の皆さんはお示しいただいた修正案でよろしいということですから、それを受けとめ、理解したいと思っております。

委員長(諏訪部君):それでは、第6条の解説につきましては、自民クラブから提出された修正案のとおり修正することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、条文の第8条と第11条の見直し項目として、試行で行っている反問のあり方及び自由討議の運用が挙がっておりますので、順次協議してまいりたいと思います。
初めに、反問のあり方について、各会派から御見解をお伺いしてまいりたいと思います。
自民クラブからお願いします。

角田君:反問につきましては、当初確認した内容は変更しなくていいと思っております。
ただ、改めて、部局側、議員側それぞれが反問についての範囲を確認する必要があると考えております。答弁をする前に、反問というか趣旨確認に近い質問内容の確認を行うことがありますが、趣旨確認そのものも委員長の許可が必要な反問の範囲にあります。最近の委員会等では委員長の許可を得ずに趣旨確認が行われているので、改めて、この規定について部局側にきちんと示す必要があると思っております。

委員長(諏訪部君):試行として行われていることに関してはいかがですか。
暫時休憩いたします。(10:25)

※ 休憩中に、協議の進め方について確認

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(10:26)

角田君:本格実施で構わないと考えます。

委員長(諏訪部君):確認ですが、反問の範囲を部局側、議員側が再度確認する必要があるということで、あとは本格実施で構わないということでよろしいでしょうか。

角田君:そうです。

委員長(諏訪部君):民主・市民の会からお願いします。

岡村君:私どもは、条文と解説については、前回、全体の合意形成ができたと理解していますので、現状のままでよろしいということを再度申し上げたいと思っております。
実態論として、やり方を含めたところは、まだ一度も実施された事例がないという段階で、先走る必要はないと思います。まず事例が出てきて、その実態として、こういうふうにやったほうがいいのではないかということがあれば、議会運営委員会の中で協議する必要があると思います。
試行か本格実施かの考え方としては、実施してみて、必要だということが確認された段階で試行を解くということなのだと思います。
私どもの目安としては、1年間試行してみて、それなりに必要だということであれば、すぐに本格実施すべきだと思います。
そういう意味で、反問で言えば、実際に事例がないということも含めて、基本的な考え方として、条文と解説はこのままということを確認していますから、本格実施して、実際に事例が出てきたときに支障があれば直せばいいと考えております。

委員長(諏訪部君):公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:当会派としましては、反問については、本格実施でよろしいと思います。

委員長(諏訪部君):特に問題点や課題、見直しする点はないということでよろしいでしょうか。

齊藤佐知子君:そうです。

委員長(諏訪部君):江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:当会派も同じで、条文、解説ともにこのままでよく、本格実施で構わないという結論です。

委員長(諏訪部君):日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派では、条文、解説ともに現在のままでよいということになりましたが、試行のままとするか本格実施するかについては、委員会での部局側の反問の仕方、あるいは、委員会での委員長の裁き方など、もう少し習練する必要があるのではないかということと、本会議においては実績がないということで、本格実施には移行せず、当面は試行の状態を継続すべきという意見でまとまりました。

委員長(諏訪部君):各会派から御見解をお聞きしましたが、確認等はございませんか。

岡村君:日本共産党議員団から考え方が述べられましたけれども、今の話からすると、先ほど私が言いましたように、実態としてこれまで反問は行われていませんので、実際に行われるまでは試行でいくべきであるということでしょうか。

高橋君:実際に反問が行われて、これで大丈夫という確認がとれた段階で本格実施すべきと考えております。

委員長(諏訪部君):ほかに確認等はございませんか。(なし)
全会派一致とならなかったため、反問については試行のままとしてよろしいでしょうか。

岡村君:試行の項目全体にかかわる基本的な考え方について、見解を一致させる必要があるのではないかと思います。
そういう意味で、先ほど、基本的な考え方をお話しいたしましたが、試行と本格実施の考え方を違ったままで進めてしまうと、結果として意見が違ってくるのは当たり前ですから、意見交換の必要性があると感じました。きょうではなく、別な機会で結構ですから、委員長のほうで考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

委員長(諏訪部君):ほかに御意見等はございませんか。

石田君:日本共産党議員団に確認しますが、反問権の行使ということで何らかのアクションが行われたけれども、反問権はもう必要ないという結論に至るかもしれないという趣旨でしょうか。

高橋君:そういうことです。反問権の濫用ということも危惧されますので、当市での実施状況を見た上で検証するという段取りを踏まえて本格実施に移るべきだと考えております。

委員長(諏訪部君):ほかに御意見等はございませんか。

岡村君:今、私がお願いしたことの論点が石田委員から提起されて少し具体的になり、それに対して高橋委員からもお話しいただきました。
そういう意味では、先ほど別な機会でと言いましたけれども、もしすぐに一致できるのでしたら、本格実施と試行の基本的な考え方だけでも一致させて、それぞれのところで具体的に判断をいただいてはいかがでしょうか。
私は、今、高橋委員の言ったことでいいと思います。私が先ほど言ったことの趣旨は、結果的には高橋委員がおっしゃったことと同じです。要するに、江別市議会基本条例で規定して反問ができるようになったけれども、実際にやってみたら、江別市議会基本条例に規定した意味合いと違うですとか、必要ないということが確認された段階で規定を削除すべきですし、逆に、規定したとおり必要だということがわかれば、本格実施ということでいいと思います。技術的なことは、本格実施してから皆さんでベストな環境をつくっていくということでいいと思います。本格実施と試行のその分け目は、必要か、必要ではないかの判断ができたときでよいのではないかと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに御意見等はございませんか。(なし)
それでは、反問のあり方については、意見の一致を見なかったため、試行のままとして、条文及び解説については変更しないこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、自由討議の運用に係る問題点や課題について、各会派から御見解をお聞きしてまいりたいと思います。
自民クラブからお願いします。

角田君:自由討議の実施要領につきましては、1と3はこのままでいいと思いますが、2の実施する時期は、原則として、質疑終了後結審までの間に行うものとするという言葉の意味が曖昧だと考えております。
例えば、予算特別委員会や決算特別委員会は、その日ごとに自由討議が行われていますが、常任委員会などは議案の質疑終了後に一括して行われており、運用の基準がはっきりしていないと思います。
自由討議については委員会の最後に確認するという作業も、どういう基準になっているのか明確ではありません。質疑終了後という意味は、議案に対する質疑は終了していないけれども、部局単位の質疑終了後に自由討議を行っている事例と、条例等、議案に対する質疑が全て終わり、その日の日程が終わらないと自由討議ができないという事例があります。二重の基準になっている状況ですから、そこは見直す必要があると思います。
自由討議については、質疑終了後、希望者の確認をしなくても、動議をかける形で自由討議の要望をしてもよいのではないかと思います。そのようにシステム自体を変えたほうがいいと思っております。そういう意味では、実施要領そのものを見直し、このまま試行という形になろうかと思います。

委員長(諏訪部君):民主・市民の会からお願いします。

岡村君:私どもとしては、江別市議会基本条例に規定したことも大変重要視していますし、その効果をきちんと発揮することで議会と市民との距離感が近くなり、議会でどういう議論がされているのか、見える化することも含めて、大変意義深い条項だと思っています。
先進地の議会改革の課題としても、自由討議や議員間討議が大変重要視されており、積極的に実施している事例を参考にさせていただいて、この間、みずから実践することを心がけてきました。そういう意味では、実際に実施させていただきながら、改めてここに書かれていることの意味合いをきちんと理解することが必要なのだと思います。
ですから、基本的には、解説の意味合いに照らして、前段に角田委員から出された課題も含めて、皆さんで合意形成されたものをきちんとした形で、最低でも自由討議の要綱をつくる段階にきていると考えております。
基本的には、実施要領に示されている3項目で全く構わないと思います。あとは、これに今の実態をどう合わせていくかという課題がありますが、それについては、角田委員から指摘があったように、予算特別委員会や決算特別委員会の形はまずいと思います。あくまでも、結論を出すに至る審査が終了した後に討論、結審という作業がありますから、討論までの間に委員長の判断、または動議という形になろうかと思いますが、自由討議をすべきだと思います。委員からの発議で行っていることについては了としています。
そこで、私が先ほど言ったような基本的な考え方からすれば、試行ではなく本格実施にすべきだと思っております。

委員長(諏訪部君):確認ですが、実施要領はこのままでいいという御意見でしょうか。

岡村君:そうです。

委員長(諏訪部君):要綱の話もされましたが、要綱をつくるべきという提案でしょうか。

岡村君:私は、実施要領の3項目には、本当に基本的なことが書かれていると思っています。さまざまな先進地を見ると、要綱に詳しい手順が書かれています。自由討議、発議をする場合の方法とか、発議した後に自由討議をする論点となる項目とか、一般質問と同じように1人30分までというように細かく規定している議会もありますが、スムーズな進行のために合意形成できたものを要綱としてきちんと定めるべきだと思います。

委員長(諏訪部君):公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:当会派としては、本格実施という方向で議論を終えています。

委員長(諏訪部君):江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:当会派も本格実施でいいと思っておりましたが、先ほど、角田委員から、委員会によって運用に差異があるというか、一定の基準がないため、それについてはしっかり検討すべきという御意見がありましたので、それについて会派に持ち帰って協議したいと思います。

委員長(諏訪部君):本格実施の前に基準について検討すべきということでしょうか。

石田君:当初は、本格実施でよいと思ったのですが、保留させてください。

委員長(諏訪部君):日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派では、自由討議という手法を生かすために、取り扱いや、先ほど角田委員からもありましたように、その効果を発揮するためにさらに検討する必要があると考えておりますので、実施要領の2について、さらに改善していく必要があるのではないかと考えます。そのため、本格実施はまだ先であると考えております。

委員長(諏訪部君):暫時休憩いたします。(10:47)

※ 休憩中に、自由討議の運用について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:17)
それでは、自由討議の運用については試行のままとし、実施要領については江別市議会基本条例の見直し終了後に検討を継続することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
第3章から第5章までの全ての項目の協議を終えましたので、次回は第6章から第8章までの協議に入りたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(5)予算特別委員会についてを議題といたします。
本件については、各会派での御検討をお願いしておりますので、まず、人数についてそれぞれ御意見をお聞かせいただきたいと思います。
自民クラブからお願いします。

角田君:議会運営に関する申合せを適用する場合の9名でお願いします。

委員長(諏訪部君):民主・市民の会からお願いします。

岡村君:予定されている予算特別委員会の任務は、年度の予算を決める大変大事な審査ですが、さらに言えば、現市長の最後の本格予算という中身になるため、その重要な意味合いも考えるべきだと思います。ですから、皆さんの御了解を得られましたら、今言ったことを考慮して、議会運営に関する申合せを適用した9名に1名プラスして、10名での審査を希望いたします。

委員長(諏訪部君):公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:当会派としては、9名でよろしいです。

委員長(諏訪部君):江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:当会派としては、議会運営に関する申合せを適用する形で9名でいいと思っておりますが、岡村委員のおっしゃられた10名にふやすことについて、もう少し詳しく趣旨を確認させていただきたいと思います。

委員長(諏訪部君):日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派も、議会運営に関する申合せを適用した9名で考えております。

委員長(諏訪部君):暫時休憩いたします。(11:21)

※ 休憩中に、予算特別委員会の委員数について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:26)

石田君:先ほど、岡村委員の発言に対して、趣旨を確認したいということでお話をしましたが、それについては撤回させていただき、当会派としては、議会運営に関する申合せを適用した9名で構わないという結論です。

委員長(諏訪部君):民主・市民の会は10名を希望されるということですが、追加で説明することはありませんか。

岡村君:私は、先ほど申し上げた理由で10名にふやしていただきたいというお話をさせていただきました。ただ、全体で合意形成を図る必要がありますので、それ以外の皆さんで私の発言に同調いただける方がいるのか、その辺を確認していただきたいと思います。

委員長(諏訪部君):御意見等はございませんか。(なし)
それでは、幹事長会議申合せにより、議会運営に関する申合せに準じて、予算特別委員会の人数は9名とすることを確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、会派の構成員数などについて確認したいと思います。
事務局から説明をお願いいたします。

海谷議事係書記:ただいま、委員数は9名ということで御確認いただきましたが、幹事長会議申合せにより、議会運営に関する申合せに従いますと、自民クラブが3名、民主・市民の会が2名、公明党が2名、江別未来づくりの会が1名、日本共産党議員団が1名となります。
なお、委員の選出等につきましては、江別市議会会派及び諸会議規程に基づき幹事長会議で改めて行うこととなりますので、お含みおきをお願い申し上げます。
以上です。

委員長(諏訪部君):事務局から説明がありましたが、このことについて御意見はございませんか。(なし)
予算特別委員会は9名の委員で構成し、会派ごとの内訳は、自民クラブは3名、民主・市民の会は2名、公明党は2名、江別未来づくりの会は1名、日本共産党議員団は1名ということで確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2その他、(1)陳情第2号の審査についてを議題といたします。
12月6日の議会運営委員会において、陳情第2号の今後の審査方法と、自由討議を希望する場合にはその項目について各会派で協議することが確認されておりますので、それぞれ御見解をお聞かせいただきたいと思います。
まず、今後の審査方法について、自民クラブからお願いします。

角田君:追加資料等は必要ないと考えておりますので、次回結審でよろしいと思います。

委員長(諏訪部君):民主・市民の会からお願いします。

岡村君:当会派ではいろいろ検討しまして、これまで議会運営委員会で審査した経過をそれぞれ検証した結果、これで結論を出すに当たっての十分な審査ができたと考えますので、審査についてはこれで終えてよろしいと思います。よって、この後については、所定の手続で結審に向かっていただければと思います。

委員長(諏訪部君):公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:当会派といたしましても、資料等の要求はありませんので、次回結審でよろしいです。

委員長(諏訪部君):江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:当会派も追加資料はございません。審査を終えて構わないと考えております。

委員長(諏訪部君):日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派もこれ以上の資料要求はありません。審査終了ということで結構です。

委員長(諏訪部君):各会派から御意見をお聞きしましたが、確認等はございませんか。(なし)
それでは、陳情第2号の取り扱いについては、次回結審ということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、自由討議について確認したいと思います。
自由討議を希望される会派はありますか。

角田君:賛同いただければということになりますが、さまざまな要求資料を踏まえ、改めて皆さんの御意見を聞かせていただきたいと思います。多様な意見が出ると思いますが、この陳情に対して、それぞれの委員がどのように考えたのかということがわかるよう議事録に残すため、開会中に自由討議を希望したいと思います。
まず、項目として、1点目に、議員定数の決定要因についてどう考えるかということです。さまざまな資料を提出していただいておりますが、例えば、その考え方としては、人口や人口密度、面積等があります。また、議会の機能と役割に基づいて議員定数を導き出す考え方があります。あるいは、多様な声を聞くという市民の代表としての議会と決定を行うための合議体としての機能という考え方です。これは、12月6日に提出された自治体議員定数と報酬の「適正水準」を考察するという論文の中にも記載されている事項です。
そういう視点から、議員定数の決定要因について、各委員の御見解を確認させていただきたいと思います。
2点目としては、陳情者も参考人招致の際におっしゃっておりましたが、定数削減により議員の存在意義が増すという考え方についてです。議員定数を削減したら議員の存在意義が増すということで、これは、陳情書にも記載されておりますし、実際に参考人招致の際にも質疑をしました。言いかえれば、議員の資質向上につながる部分があると思いますが、そういう部分をどのように捉えているかについて意見交換をさせていただきたいと考えております。
3点目としては、江別市議会に議員定数削減が求められたことについてどう捉えているかです。まず、集まった市民の意見を各委員はどのように捉えているかということと、なぜ議員定数削減が求められたのかということです。これは、今後の議会改革も含めて、さまざまな視点で検討が必要なことかと思いますが、どのように捉えているのかについて意見交換をさせていただきたいと思います。
以上、3点です。

委員長(諏訪部君):ほかに自由討議を希望される会派はありますか。

岡村君:この間、審査をさせていただく中で、先進地のいろいろな事例やさまざまな有識者の議員定数に関する考え方などをお聞きし、大変参考になりました。そこでトータルとして感じたのは、はっきり言うと、議員定数は何人がいいという絶対的な根拠がない課題なのだろうということです。
私どもとしては、今、角田委員から具体的に整理した項目をお話しいただきましたので、それと重なるかと思いますが、議会が果たすべき役割と機能ということを前提にして、議員定数は何人が適正なのかということが問われていると思います。陳情は、そういう視点も含めて3人以上減らすよう求める内容になっていますが、先ほど角田委員が言ったような幾つかの項目について自由討議できればいいと思っています。
項目としては、余り細かく何点も挙げないほうがいいと思います。そして、陳情の課題について、最終的には自由討議の意義を明確にして、最適な結論を導くことが自由討議に求められている目的、課題ですから、委員長には御苦労をかけますが、私ども委員も協力しながら到達点に導いていきたいと思っています。
項目としては、先ほど言ったような、議会の役割、機能を果たすための議員定数を考えるに当たって、適正な議員定数を決めるには、誰がどのように決めることがいいのかということが今求められている論点なのだろうと思っています。
そういう意味では、角田委員が言われた具体的な項目でほとんどが網羅されるのだろうと思いますし、そういう道筋で自由討議に参加していきたいと思っております。
最終的には、私たち江別市議会の適正な議員定数は何人なのか、そして、それはどういう検討の結果、そこに到達するのかが整理できるような自由討議になればいいと思っております。

委員長(諏訪部君):それでは、2会派の賛同が得られましたので、自由討議を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
さらに、今、自由討議の項目は角田委員と岡村委員から発言がありましたが、そのほかに御意見はございませんか。

干場君:今、自民クラブの角田委員と当会派の岡村委員から何点か項目が出されたのですが、私の希望としては、項目に沿って発言することが全体的な自由討議になると思いますけれども、例えば、この項目に沿っていないこととか、いろいろな事柄が微妙に関連するようなことがあると思います。ですから、その辺をがちがちにして、この項目に沿うとか沿わないという細かい話になってしまうと、自由討議がしにくいですし、非常に難しくなると思います。その辺は、一定程度の自由度といいますか、裁量みたいなものを皆さんと共有するために、ここで意見交換させていただきたいと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに御意見はございませんか。

宮本君:干場委員の提案については、そのとおりでよろしいと思います。いろいろと関連があると思いますので、そのようにしていただきたいと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに御意見はございませんか。(なし)
角田委員から開会中に行いたいという希望がありましたが、開会中に行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
自由討議を行う日程ですが、直ちに行うか、結審前の別の日に行うか、結審の日に行うかについて確認したいと思います。

岡村君:前回、事務局から今後の議会運営委員会にかかわる日程の話があったと思います。私は、そこで示された日程で皆さんの都合がよければ、その日に自由討議を実施するということでよろしいと思います。私の記憶違いでなければ、1月24日というスケジュールが一つの案として示されたと思いますので、その日に自由討議を実施したいと思います。

委員長(諏訪部君):結審前の別の日ということでよろしいでしょうか。

岡村君:そうです。

委員長(諏訪部君):日程については後ほど確認しますが、結審前の別の日に実施することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、先ほど角田委員から提案がありました、議員定数の決定要因について、定数削減による議員の存在意義向上の捉え方について、江別市議会に議員定数削減が求められたことをどのように捉えるかについて、また、岡村委員から提案がありました、議員定数は誰がどのように決めるべきかについて自由討議を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
自由討議につきましては、1月24日水曜日の午前10時より行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。

石田君:その日は都合が悪いので、できれば日程を変えていただきたいです。

委員長(諏訪部君):暫時休憩いたします。(11:45)

※ 休憩中に、陳情第2号に係る自由討議の日程について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:47)
陳情第2号に係る自由討議につきましては、1月25日木曜日の午前10時より行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
したがいまして、陳情第2号につきましては、1月25日に自由討議を行い、後日、結審することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)本会議閉会後の委員会についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

事務局次長:本会議閉会後の委員会についてですが、本日の本会議閉会後に、議会広報広聴委員会を第2委員会室で開催する予定となっております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
本件については、事務局の説明のとおり御周知願います。
次に、(3)第2委員会室の使用についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

事務局次長:第2委員会室の使用についてですが、平成30年度予算編成業務のため、総務部財務室財政課が明日14日から明年2月13日まで使用する予定であります。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
本件については、事務局の説明のとおり御周知願います。
次に、(4)その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に念のため確認いたしますが、次回の委員会は、1月25日水曜日の午前10時より開催いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:49)