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議会運営委員会 平成29年9月15日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月22日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(諏訪部君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(10:01)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可したので報告いたします。
傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(10:02)

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(10:02)
初めに、1付託案件の審査、(1)陳情第2号 江別市議会議員定数の削減を求めることについてを議題といたします。
提出資料についての説明を求めます。

事務局次長:それでは、要求のありました資料について御説明いたします。
資料の1ページをごらん願います。
これは、札幌市を除く人口10万人以上の道内主要都市と石狩管内の市議会における人口、議員定数、常任委員会数を一覧表にしたものであります。
単純に人口規模だけを比較すると、小樽市や北見市が本市とかなり近い数字となっていることがおわかりいただけるかと思います。
常任委員会数は、道内主要都市の議会では、函館市と釧路市が3で、それ以外の五つの市議会が4となっており、本市より人口も議員定数も少ない石狩管内の各市議会は、全て3となっております。
なお、本市では平成19年4月の改選に合わせて、議員定数を29人から27人に削減した際に、常任委員会数を4から3に減らしておりますが、これは3人の会派が全ての常任委員会に所属できるようにすることや、過去に4人会派から議長を選出した際に、4常任委員会制だと所属できない委員会が出てしまうことから、こうした問題を解消するために、3常任委員会制に変更した経緯がございます。
次に、最近の各市の議員定数削減に関する動向について、新聞報道等による知り得る範囲で御報告いたします。
函館市議会では、人口減や市の厳しい財政状況を踏まえ、議会の規模縮小と経費削減は避けられないなどの理由で、全5会派中3会派の賛同を得て、平成29年第1回定例会において、30人から3人削減して27人とする定数条例改正案を、賛成多数により可決しており、平成31年4月の統一地方選挙から施行することが決まっております。
千歳市議会では、議会改革の姿勢を示さなければ市民の批判を招きかねないという危機意識が議員の間に広がったほか、定数削減による経費の削減分を福祉の充実に回すべきなどの理由が挙げられたとのことであります。
平成28年第4回定例会において、25人から2人削減して23人とする条例改正案を賛成12、反対11の1票差で可決しており、平成29年5月の改選から施行されております。
なお、千歳市議会では複数の会派で、会派内の意見が割れたことから会派拘束を解いて、個々の議員がそれぞれの立場や考えで賛否の判断をされたとのことであります。
北見市議会では、平成29年第2回定例会において、市民団体から現行定数28人を20人に削減することを求める陳情書が提出されており、現在、付託審査が行われております。なお、参考までに北見市議会に提出された陳情書を2ページに添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。
石狩市議会では、現行定数22人から1人または2人減に向けて協議を進めているとのことであります。
次に、3ページをごらん願います。
これは、北海道市議会議長会において、道内35市の平成27年4月から平成28年3月までの本会議及び常任委員会の開会数や時間数等を取りまとめたものであります。
休憩時間を含む市と、含まない市が混在しているため、一概に比較はできませんが、常任委員会の時間数では本市は釧路市、千歳市に次ぐ3番目となっております。
次に、4ページをごらん願います。
これは、議員定数と常任委員会の構成比較を表したもので、現行の27人から20人までの定数における各常任委員会の構成比較を示したものであります。
議員定数の定め方につきましては、一般的には可否同数による議長裁決を避けるために奇数ではなく、偶数が望ましいとされております。
しかしながら、市によっては、過去からの選挙結果に鑑み、特定の政党や会派だけで単独過半数に達するところもありますことから、あえて奇数にしても問題ないと判断されているところもあると聞き及んでおります。
また、議員定数と常任委員会の構成の関係についてですが、当市議会では、3常任委員会制をとっているため、仮に定数を偶数にした場合でも、3常任委員会のうち、必ず一つは奇数になってしまいます。
議会の最終的な意思決定の場は、あくまで本会議となることを考えますと、常任委員会の構成よりも議員定数に重きを置いて検討されることが望ましいものと思われます。
なお、参考として、現行の議員定数27人となって以降、本会議で可否同数により議長裁決となった例を挙げておりますが、他市の議会では類を見ないような件数となっております。
次に、5ページをごらん願います。
これは、当市議会において、議員定数を削減した際の経過を時系列で示したものであります。
上段は、平成15年4月の改選に向けて、議員定数を32人から29人に削減した際の経過で、議会運営委員会で協議を続けたものの、意見の一致を見ることができなかったため、最終的には6会派中4会派の賛同を得て、議員提案により賛成多数で可決されております。
また、下段は、平成19年4月の改選に向けて、議員定数を29人から27人に削減した際の経過で、当初は議会運営委員会で協議を始めたものの、意見の一致を見なかったため、その後、会長会議や幹事長会議での協議を経て、再度、会長会議で協議した結果、最終的には5会派中4会派の賛同を得て、議員提案により賛成多数で可決されております。
資料の説明については、以上でございます。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

宮本君:1ページの議員定数等調べについて説明をいただきました。千歳市では議員定数を25人から23人に削減されたということで、平成29年5月の選挙から執行済みかと思います。そこで、会派の拘束を解いたという話がありましたが、そのあたりをもう少し詳しくお聞かせいただけますか。

事務局次長:あくまで新聞報道等で知り得る範囲ということで申し上げますと、自民党系の会派の中で議員定数削減を主張する方と現状維持を主張する方がいらっしゃったとのことです。また、民進党系の会派につきましても、そのような考えがあったと聞き及んでおります。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:1ページについてですけれども、これは基本的な常任委員会数であって、このほかに議会運営委員会や特別委員会などがあるという理解でよろしいか確認させてください。

事務局次長:こちらにつきましては、あくまでも常任委員会数であり、議会運営委員会や特別委員会の数は含まれておりません。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

角田君:私が把握してる中では、千歳市のみが前回の選挙のときに立候補者数が定数の25人ぎりぎりで無投票だったかと思います。ほかにも欠員が生じた、あるいは立候補者数が定数ぎりぎりで選挙が行われなかった事例はあったのでしょうか。
千歳市の場合は、その部分もあって議員定数削減の議論になったかと思いますが、ほかのまちの状況は把握されていますか。

事務局次長:申しわけございません。そこまでの状況については把握しておりません。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

齊藤佐知子君:1ページについてお伺いいたします。
それぞれ、議員定数削減の議論をされている中での常任委員会数となっておりますが、議員定数削減によって常任委員会数が変わったところがわかればお聞きしたいです。

事務局次長:常任委員会数につきましては各市議会の決めがありますので、議員定数削減にあわせて減らしたこととは特段関係ないものと思われます。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

角田君:会議日数・時間数の部分で、江別市は3番目に多いということです。長ければよいというわけではないと思うのですが、参考までに江別市議会の、特別委員会、議会運営委員会、可能であれば議会図書室運営委員会や議会広報広聴委員会の時間数も出せますか。

事務局次長:議会運営委員会や特別委員会等につきましては、今は提出できませんが、次回以降、提出することは可能です。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:細かいことで申し訳ないのですが、会議日数・時間数の資料について、休憩を含むと含まずに分かれておりますが、それぞれの市議会で当初からそのようなカウントの仕方になっているのか確認させてください。
また、休憩を含まずの場合、当市議会では委員会中に答弁調整のために小休憩を挟むことがありますが、そうしたときの休憩の時間のカウントはどのようになっているのでしょうか。
休憩の時間の扱い方に基本的なルールがあるのかどうかお聞かせください。

事務局次長:まず、こちらの表につきましては北海道市議会議長会で毎年取りまとめているものですが、おそらく経年の比較を見るということで、休憩を含む、含まないはそれぞれの市の任意であると考えております。
江別市議会につきましては休憩を含むという形でトータルの時間数をお示ししておりますが、議事録上は昼食休憩ですとかその他答弁調整等の休憩も独自にカウントしておりますので、細かく分けることも可能でございます。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

岡村君:今審査をしているこの課題は市民と一緒に考えなければならない課題だと思っております。
二元代表制のもとで議会の役割は定められておりまして、その中において議員の定数がどうあるべきか問われているのだと思っております。そうした意味では、議員だけでなく有権者であり、行政サービスを受ける市民の皆様とともにこの課題について考えていかなければならないと思っております。
提出いただいた皆様と一緒に考えていきたいのですけれども、その上で、審査をするに当たって議論を尽くして結論を出すということにどのように対応していくことが必要なのだろうかと考えております。
先ほど説明いただいた道内主要都市などの資料を含めて、最近、議員定数を削減した市議会の議論に当たって、どういった論点を確認しながらやってきたのでしょうか。
函館市や千歳市など直近で議論された市議会で結構ですから、どういう課題で議論されたのかわかりますか。
また、江別市でのこれまでの議論については資料も出していただき、説明もいただきました。この二つの議論には私もかかわっております。当時どのような議論をしたか思い出しております。
江別市も含めて、そういった論点がわかっていれば教えていただきたいと思います。

事務局次長:他市議会における議論の経過、内容についてのお話かと思います。これも新聞報道等で知る範囲ですが、議員定数を削減したほうがいいという議員については、市の財政状況の悪化ですとか、その分の予算で教育や福祉の充実を図るべきという考え方が主流のようです。一方、反対の立場の議員の主張といたしましては、丁寧な議会審査を行う上で、これ以上減らすべきではないというのが主だった意見だと理解しております。
江別市につきましては、これから皆様で議論をされていくことと思われますので、現時点では、私がお答えするのは難しいかと思います。過去の議論につきましては、今申し上げた他市と同様の意見が議事録を見る限りでは出されていると認識しております。

岡村君:実は、もっと聞きたかったのは、議員それぞれが判断した主張の部分ではなく、主張を導くために幾つかの論点があったのかどうかわかりませんが、例えば、二元代表制の一翼を担う議会として、江別市議会基本条例をつくってそこに書かれている責務を果たすために日々努力をしており、そういう仕事をする上で幾つかの課題があると思うのです。
例えば、常任委員会はどういう機能を果たすことが適正なのだろうかですとか、議員数が少なくても十分責務を果たせるのかなど、それは次の議論でいろいろな意見があると思っていますけれども、そういう議論のテーマや課題を浮き彫りにして結論を導いた経過があるのでしたら教えていただきたいと思います。
人口に対してどうなのかですとか、市民の負託を受けて責務を果たす上で委員会機能はどうあるべきかなど、さまざまな要因があるのだと思いますが、そうしたテーマを掲げながら議論した経過があるのかどうかです。
わからなければ、私も調べますが、事務局に資料を求めたいと思います。

事務局次長:現時点では把握できておりませんので、確認したいと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:4ページの下段にかかわって、江別市議会は議員定数が奇数ということで可否同数による議長裁決がたびたび行われてきております。会派構成のことなどもあって他市とは事情が違うような説明があったのですけれども、例えば、1ページにあるような道内主要都市の議会において、議長裁決が行われた例があるのか、資料を作成する際に調査、把握をされていれば教えていただきたいと思います。

事務局次長:道内主要都市ですとか管内都市の議事録をざっと見る限りでは、ここ二、三年の間に可否同数での議長裁決を見つけることはできませんでした。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ありませんか。

宮本君:2ページの北見市議会議員の定数削減を求める陳情について、陳情者の陳述機会はあったのでしょうか。特に予定はないのでしょうか。

事務局次長:北見市議会についてでございますが、ことしの6月の北見市議会定例会最終日に陳情が上程されております。北見市議会では陳情が提出される前から、議会改革等推進協議会の中で定数のあり方について議論が進められていたということでございますので、陳情は議会運営委員会に付託されているものの、実質的な協議の場は議会改革等推進協議会で行われており、こちらの協議会は非公開で行われていると伺っております。そのため、陳情者の陳述の機会は得られていないかと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、2協議事項、(1)議会運営に関する検討課題についてを議題といたします。
初めに、1議会の情報化についての研究・検討について、本日は、検討組織の設置に当たり、各会派から選出いただく方の氏名を報告いただきたいと思います。
初めに、自民クラブからお願いします。

角田君:私、角田です。

委員長(諏訪部君):次に、民主・市民の会からお願いします。

干場君:内山議員です。

委員長(諏訪部君):次に、公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:私、齊藤佐知子です。

委員長(諏訪部君):次に、江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:堀議員です。

委員長(諏訪部君):次に、日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:私、高橋です。

委員長(諏訪部君):ただいま報告いただいたメンバーに加え、議会運営委員会の相馬副委員長に座長として加わっていただき、検討組織を設置することとしたいと思いますがよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、検討組織の設置に当たり、2点について確認しておきたいと思います。
まず、これまでの議論から、検討組織への依頼事項として、議会の情報化に関する研究・検討を行い、江別市への導入計画のたたき台を作成していただくこととしたいと思いますが、いかがでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、検討組織への依頼事項については、議会の情報化に関する研究・検討を行い、江別市への導入計画のたたき台を作成することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、代理出席についてですが、会議に委員が出席できない場合でも、協議内容を各会派にきちんと伝えるため、代理出席を認めることとしたいと思いますが、いかがでしょうか。
例えば、会議を予定していたときに、委員の身内に不幸があった場合など、どうしても外せない事情が生じたときに、同じ会派から別の議員が代理で出席することが可能かどうかということです。

角田君:その場合、オブザーバーとしての代理になるのか、委員として発言ができるのかどうか確認させてください。

委員長(諏訪部君):それは当委員会で協議をして決めていただくことかと思います。

岡村君:委員長の話の意図であれば、発言ができるとしなければいけないと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに御意見等ございませんか。

高橋君:検討組織の位置づけにもよると思います。
会議録も残していくのであれば、通常の委員会と同様の扱いになるでしょうし、委員として発言できるとするのであれば非公式の会議と同様の扱いになると思いますので、どういう性格の組織にするのかを協議する必要があると思います。

委員長(諏訪部君):事務局に確認します。
会議の性質上、非公式の会議になるのでしょうか。

事務局次長:いわゆる諸会議の扱いになると思います。

岡村君:諸会議とはどういう扱いになるのでしょうか。

事務局次長:非公開の会議で正式な議事録は残さないものとされております。

委員長(諏訪部君):暫時休憩いたします。(10:35)

※ 休憩中に、代理出席の可否について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(10:43)
休憩中に協議いたしましたとおり、代理出席については認めることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、開催予定について、相馬副委員長から御連絡がございます。

相馬君:今後の日程調整を含め、一度、メンバーで集まりたいと思います。9月22日金曜日の午後2時から第2委員会室にお集まりいただきたいと思います。議会運営委員会の委員でない方には、その旨お伝えいただきますようお願いいたします。

委員長(諏訪部君):それでは今後、検討を進めていただき、適宜、議会運営委員会に報告いただくようお願いいたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2の議員報酬等・定数のあり方についての検討の場の設置については、議員定数の削減を求める陳情の審査方法が決定したことを受けて、一度、各会派にお持ち帰りいただいたところです。
それでは順に、検討の場の設置について、御見解をお聞かせいただきたいと思います。
初めに、自民クラブからお願いします。

角田君:検討の場につきましては、前回の議会運営委員会でも申し上げましたが、今回の議員定数の削減を求める陳情について、課題も整理した上できちんと議論することは、議員報酬等・定数のあり方の検討の多くの部分を占めることになります。
また、きちんと記録を残していただきたいという要請もさせていただきましたことから、検討の場の設置については不要という判断をさせていただきました。

委員長(諏訪部君):次に、民主・市民の会からお願いします。

岡村君:結論としては、検討の場については開店休業という言い方が正しいのかどうかは別にして、置いたままの状態にしてはどうかと考えております。
その理由については、前段で確認したように、陳情をしっかり審査し、一定の時期に結論を出していくわけですが、結論によっては検討の場が必要になるかもしれないので、そういう取り扱いにしていただきたいと思います。

委員長(諏訪部君):検討の場は設置するということでしょうか。

岡村君:そうです。

委員長(諏訪部君):次に、公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:陳情について誠意を持った審査を進めることで検討課題の議論にもつながると思いますので、検討の場の設置は不要と考えております。

委員長(諏訪部君):次に、江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:当会派としては、あくまで陳情について審査を進め、検討の場については前期の議会運営委員会から引き継がれたものでもありますので、一旦留保しながら検討していくことがよいのではないかという意見です。

委員長(諏訪部君):次に、日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:かねてから検討してきた経過の中で、検討の場をどのように想定するかという議論をさせていただきました。
当会派としては、こういう場所で市民参加や有識者の参加も期待したところでしたが、現状、陳情の審査を優先しなければならないということで、留保と言いたいところですけれども、事実上、設置は不可能という判断をさせていただきます。

委員長(諏訪部君):設置はしないということでしょうか。

高橋君:そうです。
機会があれば設置したいですが、現状においては難しいということです。

委員長(諏訪部君):各会派から御見解をお伺いいたしましたが、確認等はございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(10:49)

※ 休憩中に、検討の場の設置について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(10:58)
休憩中に協議いたしましたとおり、検討の場については、今回は設置しないこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、4の江別市議会基本条例の見直しですが、前回の議会運営委員会で、事務局から、前文から第2章までについて、現行の規定と整合がとれなくなっている箇所や修正が必要と思われる箇所などについて説明をいただきました。
本日は、各会派から、修正すべき点や加えるべき点等について御提案をいただきたいと思いますので、お願いいたします。
暫時休憩いたします。(10:59)

※ 休憩中に、協議の進め方について確認

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(10:59)
まず、現行の規定と整合がとれなくなっている箇所や修正が必要と思われる箇所などについて、事務局から説明があったものに関する御見解をお伺いいたします。
初めに、自民クラブからお願いします。

角田君:初めに言わせていただきたいのは、これは議員提案でつくった条例であり、委員長が指示して事務局が行っているという言葉があればまだしも、事務局から言われることについて引っかかっているという意見が会派内でありました。
その上で、会派での協議結果を報告いたします。
まず、地方公共団体と地方自治体につきましては、地方自治体は江別市を指すという意味合いです。憲法や地方自治法では地方公共団体という表現があるということです。その部分の使い分けを小委員会で検討した経緯がありますので、修正は不要だと考えます。
次に、条文に市民の定義を加えることにつきましては、江別市自治基本条例のように定義を記載したほうがわかりやすいので、記載すべきと考えます。
次に、第2条の解説にある地域の問題についてを市政全般に修正すべきということでしたが、市政全般でいいと思います。
地域の問題というのは、江別市全体という意味合いなのか、江別、大麻、野幌などの地域という意味なのかといった部分がありますので、そういった意味では、市政全般のほうがわかりやすいため、修正したほうがよいと考えます。
次に、市民と住民については、第1条で市民の定義を明確化していなかったため、混同してしまうかと思いますが、この市民という表現は基本的には江別市自治基本条例上の広い範囲での市民を指しています。この住民というのは江別市在住の方という意味合いで、市民と住民を使い分けている経緯がありますので、このままでいいと考えます。
次に、情報公開等により説明しますを情報公開等に努めますに見直しすることについてですが、これは議員の活動原則ということで、しなければいけないことを書いておりますので、このままでよろしいかと思います。努力義務にする必要はないと思います。
次に、第3条の解説の中の議会を議員に変更することについては、議員でよろしいと思います。

委員長(諏訪部君):第3条の解説文の市民と住民の文言の統一についてはいかがでしょうか。

角田君:住民と市民については使い分けていますので、統一する必要はありません。

委員長(諏訪部君):次に、民主・市民の会からお願いします。

岡村君:2ページ目の最初の前文ですけれども、自民クラブと同様の理由でこのままです。このままというのは、前文と解説の使い分けについてはこのままでよろしいということです。
次のページの第1条に市民の定義を加えることについては、解説で丁寧に説明しているので、このままでいいのではないかと考えています。
その下の第2章については、第2条の地域の問題は削除して、そこに市政全般にわたる課題等という文言を入れて文章をつくるということです。
市民と住民については、先ほど自民クラブからもありましたが、私も当時の小委員会の委員でしたから、そういう議論経過の記憶で言えば使い分けをしているということであります。ただ、問題はその考え方からいくと、他のところも含めて、例えば次の行の後ろにも住民という文言が出てきます。その使い分けが適切なのかということは少し整理する必要があるかと思っています。

委員長(諏訪部君):説明の途中に申しわけありません。
そうすると、使い分けをしているので、このままでいいという理解でよろしいでしょうか。

岡村君:そこまで深く議論をしていません。先ほど言ったような使い分けをしているのであれば、適切に使い分けをして使うべきだということです。そういう意味で、住民にかわってという狭い意味で書くことが、そこで求めている解説として適切なのかというところまで踏み込んだ結論は持っていません。それは委員の皆さんの意見を聞きながら判断させていただきたいと思っています。
次に、4ページの情報公開等により説明しますという部分については、事務局からの説明の解釈もありますけれども、私どもとしては、江別市議会基本条例の全てにおいて、議員の責務を書いているという認識でいますので、きちんと責任を明らかにするという意味では、努力しますというよりも説明しますということでよろしいかと思います。
第3条の市民と住民については、先ほど言ったとおりです。
次の、他の地方自治体の議会と相互に情報交換等を図りということについては、結論としてはこのままでよろしいのではないかということです。
事務局の説明では、ここは議員の活動原則を定めているところなので、議会という表現はどうなのかということですけれども、議会というのは広く表現しているという解釈で、この中には議員も議会事務局も含まれていると考えていますので、このままでよろしいと思います。

委員長(諏訪部君):次に、公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:当会派としましては、前文の地方自治体と地方公共団体の統一につきましては、事務局から前文を変えると条例改正が必要で、解説を変えるのであればそのままでよいという説明がありましたので、解説を前文に合わせるということになりました。
第1章の市民の定義を加えることについては、事務局の説明のとおりでよろしいです。

委員長(諏訪部君):市民の定義を条文に記載するということでしょうか。

齋藤佐知子君:そうです。
第2章第2条の議会の役割に係る内容の修正については、事務局から説明があったように、市政全般にわたることや地域の問題、課題等についてとするほうがわかりやすいという結論になりました。
市民と住民の文言を統一することについては、住民を市民に置きかえたほうがよいということです。
次の、情報公開等により説明しますという部分については、努めますのほうがよいという結論になりました。
第3条の市民と住民についても、市民に置きかえるということです。
第3条の解説の議会を議員に置きかえることについても置きかえるという結論になりました。

委員長(諏訪部君):次に、江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:前文に関しましては、憲法の文言どおりということでありますので、ここは使い分けるということです。
第1条の市民の定義を加えるか否かについては、解説にあるような内容の記載を条文に加えるべきということです。
第2条の地域の問題については、市政や地域の問題についてもしくは、市政全般や地域の問題についてのいずれかがよろしいかと思います。
市民と住民の統一につきましては、このままでいいということです。
解説の(5)説明しますを努めます等に見直すべきではないかということについても、このままでよろしいのではないかという意見です。
第3条の市民と住民に関しましても、このままで構わないということです。
他の自治体の議会を他の自治体の議員に直すべきということに関しましても、議会という文言が割と大きなものを包含しているということで、このままでいいということになりました。

委員長(諏訪部君):次に、日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派として必ずしも結論を導き出したものではないので、経過も含めて御報告いたします。
前文については、それぞれ地方公共団体と地方自治体の言葉を使い分けているのですが、市民がこの解説を見たときに混同するのではないかという懸念もあるので、できれば一言説明があればなおいいかと思います。どういう思いを持って地方自治体という言葉を使ったのかが触れられていればよろしいかと思います。
目的の第1条については、市民の定義を条例の条文に入れたほうがいいということです。
第2条の解説の地域の問題のところについては、議会の役割からして、地域の問題という言葉を使ったときに、どうしても江別市の場合、地区別の考え方が想像されかねないので、市政全般というか全体のことを考え、議員は地域や地区の代表ではないということを理解していただくためにも、ここの文言は修正するために協議したいと考えております。
ここのところと、第3条の解説にもかかわるのですが、住民という言葉と市民という言葉のそれぞれに使い分けをして、当初書かれたと思いますので、その視点に沿って適切な言葉が使われているかチェックしていけばいいかと思います。どこをどう修正すべきというところまでは至っておりません。
第2条の(5)情報公開等により説明しますということについてです。
この解説文は、条例の(5)の説明責任を果たすことを受けての解説ではありますが、やはり当市の場合、さまざまな課題があり、まだ途上にあると理解しますので、説明しますという言い切りではないほうがいいのではないかと考えております。
第3条の解説の他の地方自治体の議会と相互に情報交換等を図りのところの議会については、議員の権限において行う活動ですので、議員とするのがいいのかわからないのですが、議員個人で議会と相互にとはならないと思います。そのため、議会という言葉はふさわしくないと考えております。

委員長(諏訪部君):各会派から御意見をいただきましたが、確認等はございませんか。

岡村君:各会派で意見が違うところを浮き彫りにしたほうがよいのではないでしょうか。

委員長(諏訪部君):暫時休憩いたします。(11:20)

※ 休憩中に、協議の進め方について確認

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:26)
先ほど、各会派から御提案をいただきましたが、さらに加えるべき点等について確認したいと思います。
初めに、自民クラブからお願いします。

角田君:今のところはありません。

委員長(諏訪部君):次に、民主・市民の会からお願いします。

岡村君:この間、江別市議会基本条例をつくり、その中に書かれた目的を果たすために実践することが大事だと思っておりますので、当面は特に文章をつけ加えたり、削除したりということはございません。
ここに書かれている目的に向かって皆さんと力を合わせていきたいと思います。

委員長(諏訪部君):次に、公明党からお願いします。

齊藤佐知子君:今のところ、つけ加えるところは特にありません。

委員長(諏訪部君):次に、江別未来づくりの会からお願いします。

石田君:先ほど述べたこと以外につけ加えることはございません。

委員長(諏訪部君):次に、日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:特にありません。

委員長(諏訪部君):それでは次回は、本日、各会派から提案があった内容と前回事務局から説明があった修正等が必要な点について、各会派の御見解をお聞かせいただきたいと思いますので、それぞれ御協議いただきますようお願いいたします。
事務局には、本日の各会派の意見等を取りまとめたものを配付していただきたいと思いますが、可能でしょうか。

事務局次長:今ほど、各会派の御見解が示されましたので、事務局としては、来週早々に取りまとめたものを各会派の委員の皆様にお配りできるよう準備をしたいと思います。

委員長(諏訪部君):それでは、各会派で御協議をお願いします。
以上で、本件を終結いたします。
暫時休憩いたします。(11:30)

※ 休憩中に、陳情第2号の今後の取り扱いについて協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:53)
休憩中に確認いたしましたとおり、陳情第2号については、事務局に江別市議会の常任委員会以外の委員会等の開催回数や会議時間数について、議員定数削減の協議における議論のテーマについて、行政の事務量の変化について、議会費の実態について、市の特別職の報酬と議員報酬との比較について、議会費における地方交付税措置の算定額についての資料を求め、議員定数のあり方について、さらなる研究・検討の必要があるため、閉会中の継続審査とすることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
陳情第2号の次回の審査日程については、正副委員長と事務局で調整し、改めて委員の皆様に周知したいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、本会議への報告内容は正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、3その他について各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に、次回の委員会開催予定でありますが、第3回定例会の最終日を予定しております9月26日火曜日、午前10時より開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:56)