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経済建設常任委員会 平成29年11月29日(水)(1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月22日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 一括議題の確認

(開 会)

委員長(石田君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(13:31)
本日の日程は、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(13:32)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(13:32)
1付託案件の審査、(1)議案第79号及び(2)議案第80号の指定管理者の指定について、以上2件を一括議題といたします。
本件に対する一括説明を求めます。

都市建設課長:私から、議案第79号 指定管理者の指定についてを御説明申し上げます。
建設部都市建設課が所管しております飛烏山公園、石狩川河川敷緑地、及び大麻中央公園ほか4公園内に設置している野球場、テニスコートの屋外体育施設につきましては、江別市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第7条の規定に基づき、公募によらずに、平成30年4月1日から施設の管理を行う指定管理者となるべき団体の選定を終えたことから、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、当該被選定者を指定管理者として指定するため、あらかじめ議会の議決を求めるものであります。
なお、指定の期間でありますが、平成30年4月から平成34年3月までとするものであります。
それでは、提出資料について御説明申し上げます。
資料の3ページをお開き願います。
選定された団体からの提案概要でございます。
上から申込者、管理実績業務名、提案指定管理料、利用料金制の採用の有無、自主事業、特記事項について記載しておりますので、御参照願います。
なお、別冊の参考資料の1ページから48ページは、選定されました当該団体からの申込書類の写しでございます。選定に関連した参考資料として御参照ください。
説明は以上でございます。

道路管理課長:引き続き、私から、議案第80号 指定管理者の指定についてを御説明申し上げます。
建設部土木事務所道路管理課が所管しております江別市大麻中町駐車場につきましては、江別市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の規定に基づき、平成30年4月1日から施設の管理を行う指定管理者となるべき団体の公募及び選定を終えたことから、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、当該被選定者を指定管理者として指定するため、あらかじめ議会の議決を求めるものであります。
なお、指定の期間でありますが、平成30年4月から平成34年3月までとするものであります。
それでは、提出資料について御説明申し上げます。
資料の4ページをお開き願います。
4ページは、江別市大麻中町駐車場の公募に係る申込者からの提案概要でございます。
上から申込者、管理実績業務名、提案指定管理料、利用料金制の採用の有無、自主事業、特記事項について記載していますので、御参照願います。
次に、5ページをお開き願います。
5ページから8ページは、江別市指定管理者選定委員会からの選定結果報告書でございます。
今回指定管理者として指定しようとする団体の選定理由等について記載されております。
記載のとおり、提案内容、プレゼンテーション、質疑等から、当該団体はこれまで蓄積してきた実績や経験に基づき、管理運営及び利用者サービスを実施する旨の提案がなされたことから、当該団体が選定されております。
なお、別冊の参考資料の49ページから66ページは、選定されました当該団体からの申込書類の写しでございます。選定結果報告書に関連した参考資料として御参照ください。説明は以上でございます。

委員長(石田君):初めに、議案第79号の飛烏山公園、石狩川河川敷緑地及び屋外体育施設(大麻中央公園外計5公園)についての質疑に入ります。
質疑ありませんか。
         
宮川君:自主事業のところですが、以前から行っていたことを、そのまま継続して行っているのか、何か新しい事業が入ったのか、お聞きいたします。

都市建設課長:自主事業に関しては、以前から行っている事業が主でありまして、新しい事業につきましては、スポーツ用具の無料貸し出しを行う事業となっております。

宮川君:今、御説明がありましたスポーツ用具の無料貸し出しは、今までは有料だったのか、お聞きいたします。

都市建設課長:今までも無料で貸し出していましたが、新規に事業として記載されたものであります。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:今の質疑の関連でお伺いします。
スポーツ用具の無料貸し出しの用具の品目についてです。
クロスカントリースキーは存じ上げているのですけれども、ほかにあるのか、お伺いいたします。

都市建設課長:別冊資料の12ページをお開き願います。
スポーツ用具の無料貸し出しにつきましては、歩くスキー以外にグリーンボールの用具の貸し出しも行っております。

高橋君:いずれもこれまで行っていたけれども、項目として書いていなかったことを今回書いたというだけのことですか。

都市建設課長:そのとおりでございます。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

尾田君:指定管理者の選考等については特段問題ないと思いますが、一つだけ確認したいのは、別冊資料の19ページの飛烏山公園のところで、冬場の歩くスキーなどの利用者に配慮してトイレを通年開放するとあります。これはいいことだと思います。もちろん、市民に親しまれて、市民が利用しやすい施設を目指すということで言えば、施設そのもののあり方については市のほうで責任を持たなければならないからです。
トイレは和式しかないと記憶しています。特に冬場にトイレでしゃがむといったら大変だと思いますが、利用者から洋式にしてほしいというような要望は指定管理者側に出ていないのでしょうか。どこが窓口になっているかわからないけれども、市民の声や利用者の声がどちらかに届いていないのでしょうか。

都市建設課長:トイレの洋式化については、江別市体育協会より要望は来ております。現状では、洋式化するには少し面積が狭いものですから、難しいと考えております。
平成26年3月に策定の江別市公園施設長寿命化計画に基づきまして、優先順位は、古いトイレから行う形で考えておりますが、現状としては、まだトイレの改修は市民参加による公園づくり事業以外では行っていない状況でございます。

尾田君:そうやって利用者から要望の声が上がっていて、市のほうもそれを押さえているということです。それは今すぐということではないけれども、将来に向けて検討していくという押さえでよろしいでしょうか。そういうことで私は期待しているものだから、市のほうで要望があることを踏まえて十分に検討していくと理解してよろしいでしょうか。

都市建設課長:そのように考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
次に、議案第80号の江別市大麻中町駐車場についての質疑に入りたいと思います。
質疑ございませんか。

宮川君:資料の8ページ、2施設の効用発揮、(1)駐車料金・回数券・定期券の管理は適切に行われているかの得点についてです。7.1点だから低くはないのですが、ここの部分は、本来はもっと高くなければいけないのではないかと思いますけれども、この数字をどのように考えられているか、お聞きいたします。

道路管理課長:こちらの点数のつけ方ですが、あくまでも5点が標準ということになっていますので、7.1点はかなり高い点数であると理解しております。

宮川君:もちろん低いとは思っていませんが、この駐車料金・回数券・定期券の管理が適切に行われているかという選定基準はどういったことなのか、お聞きいたします。

道路管理課長:先ほど申しましたが、7.1点という数値はややすぐれているものという評価になりますので、基本的に管理はきちんと行っていると認識しております。

宮川君:それぞれの得点の平均が大体5点から6点なので、もちろん低くはないと思うのですけれども、これについては、やはり10点でなければいけないのではないかと思いますが、そうではないのですか。この管理については適切に100%行われていなければいけないのではないかと思いますが、点数のつけ方がよくわからないので、もう少し詳しく教えていただきたいです。

道路管理課長:まず、こちらの7.1点という数値ですが、江別市指定管理者選定委員が7人おりまして、7人の平均をとった数値が7.1点ということでございます。
10点満点でなければいけないのではないかというお話であったかと思いますが、先ほど申しましたとおり、あくまでも5点が標準で、5点を超えていれば問題ないだろうという判断でございます。7点はややすぐれているという評価ですから、ほかと比べると低いのかもしれないですけれども、それほど低い点数ではないと認識しております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

山本君:今の質疑の関連でお伺いします。
駐車料金・回数券・定期券の管理というのはお金に関する取り扱いです。先ほど宮川委員もおっしゃっていたように、やはり、ここは満点の10点に近いほうがいいのではないかという考えを私も持っています。そこのところをどのように考えていますか。
また、平均が7.1点ということですが、いいほうの点数が幾らで、悪いほうの点数が幾らだったのか、伺います。

建設部長:確かに10点満点であるべきだと思いますが、この7.1点という得点は、プレゼンテーションを受けた委員がそれぞれの主観で判断された点数を合計して割り返した点数であるということを御理解いただきたいと思います。

山本君:それはわかりますが、よかった点数は何点で、悪かった点数は何点だったのでしょうか。

建設部長:個別の点数は公表しないということになっています。あくまでも平均点での公表ということになります。

山本君:この集計表からいくと配点の50%以上の点数ということなので、よしとされていますが、平均で60%弱ぐらいです。それは、見た感じでは決していいとは思えません。
やはり10点満点、30点満点という点数があるので、その配分点に近いほうがいいと思います。指定管理者に選定された方も努力していただかなければならないと思います。
例えば、5.6点や6.1点という結果がありますけれども、指定管理者に指定された時点で、市のほうから指導や要望などをして、受けていただくということになるのですか。

土木事務所長:今後においてということになろうかと思いますが、その辺については、しっかりと管理監督しながら、指導を進めていきたいと思っております。

山本君:やはり100%により近い70%、80%ぐらいの点数となるように、1年間に1回は指定管理者に資料を請求するなど、指導していただきたいと思います。そのようなことは今までもされていると思いますが、成果があらわれていないと私は思います。そのことに対してはどう考えていますか。

土木事務所長:今までもそうでしたが、今後におきましても、運営状況の把握などに努め、市民サービスの向上のため、市としてしっかりと指導、管理監督をしていきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。

山本君:先ほどの飛烏山公園、石狩川河川敷緑地及び屋外体育施設(大麻中央公園外計5公園)の指定管理者の指定について、被選定者の業務計画書にサービスやスピードなど、八つのSを心がけ、施設の管理運営に取り組むということが記載されておりました。そのような取り組みはすごくいいものだと思いました。他の指定管理者のことですが、いい見本だと思いますので、そのようなことをきちんと指導していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:資料の6、7ページの江別市大麻中町駐車場指定管理者選定結果報告書の選定理由の中で、管理経費については、縮減する余地があると考えられるとあるのですが、縮減する余地があるというのは、どういう部分について言われているのでしょうか。

道路管理課長:こちらの管理経費についてですが、指定管理料全体を指しております。

内山君:縮減する余地があるというのは、どういう理由からですか。

道路管理課長:今回、提案された指定管理料は、現在の指定管理料と比べ、約180万円増額になっていることから、全体的に縮減したほうがいいのではないかという総評になったと考えております。

内山君:この選定の途中経過では、指定管理料が前回から比べて約180万円上がったことについて、選定団体に対して、説明などを求めたことはあったのでしょうか。

道路管理課長:指定管理料が前回から比べて約180万円上がったことについてでありますが、人件費のベースアップのほか、駐車場の除排雪回数を実情に合わせて増加させるための費用や、サービス向上のため、管理人の研修等を行う費用が計上されているということです。説明の中では、今までの実績を踏まえて必要最低限の金額を上げているということでございました。

内山君:選定団体からの提案では、必要な経費として見積もられておりますけれども、今後、所管部局と協議して、縮減する余地があれば、選定された後でもやりとりの中で縮減していくという考え方でよろしいでしょうか。

道路管理課長:今後は、来年3月ごろに年度協定を結びますので、それに向けて経費の縮減について話し合いを続けていきたいと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

宮川君:資料の8ページの採点についてです。
先ほどのお話とも重なりますが、収支計画書の積算根拠を具体的かつ妥当なものであるかという項目などが平均点以上の得点なのでよしとしたというお考えはいいのですが、こういった採点が終わったときに、委員から、何かしら御意見があったのでしょうか。
要するに、最高点である満点まで行っていない理由などをお聞きになっているのでしょうか。

道路管理課長:こちらの採点結果につきましては、個別に被選定者のほうにはお知らせしないで、議決後にホームページ等で公表されることになっています。
点数が低かった項目の内容に関して、今後、被選定者と改善できるか、また、経費の縮減はできるかということについて検討していきたいと考えております。

宮川君:そうではなくて、要するに、委員の方々が満点ではない点数をつけられていますが、どうしてそのような点数にしたのかということです。例えば、収支計画書の積算根拠は具体的かつ妥当なものであるかという項目について、得点が低過ぎるのか高過ぎるのか、どういったところでこういう評価になっているのかといったことはお聞きになっているのですか。

道路管理課長:そちらに関しては、江別市指定管理者選定委員に個別には聞いておりません。
ただ、低い採点結果となっていますので、先ほど申したとおり、被選定者と今後協議して、少しでもそこを解消できるようにしていきたいと考えています。

宮川君:低い点数となっている項目について、被選定者と協議するとおっしゃっているのですけれども、要するに、委員の皆様がこういった採点をされたときに、どうしてこういった採点だったのかというのは、一切聞くことができないということなのですか。

道路管理課長:私どもは、江別市指定管理者選定委員会を傍聴しておりますが、そこで傍聴者が聞くという形にはなっておりません。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

尾田君:結果論から言えばやむを得ないのだろうし、適正に対応されていると理解しています。
流れ的には問題ないと思います。
ただ、少し腑に落ちないのは、指定管理者制度ができた中で、応募してくれるところが二、三者あって、お互いに自主事業やサービス向上の面で工夫した提案があって、最終的に選ばれるのであれば納得もいくのですが、今回の場合は、応募団体が1者ですから、ここが適切に対応してくれるのかを審査して決めたということになった点です。
また、受け付け業務のほとんどは公益社団法人江別市シルバー人材センターに任せております。ベテランばかりいるから、安心で、私も実際に利用して何ら問題を感じていないのですが、別の角度から見れば、駐車場の仕事は受け付け業務がメーンだということです。雪が降るのは冬だけだから、雪が降ったときだけ、どこかの業者に除雪、排雪を委託すればいいから、何で公益社団法人江別市シルバー人材センターが応募してこないのかと思ってしまいますが、これは先方の勝手ですから余計なことは言えません。そういうところで建設部として、サービス向上の部分をより発展させたり、利用者の皆さんに喜んでもらうために、この1者しかいない業者に対して、ふだんはどのような形で連携をとっていますか。例えばクレームが来たときは、どう対応しているのか。受け付けの職員に直接苦情が来たときに、この江別環境整備事業協同組合と市との間でどのように連携しているのかというところが心配なのですが、何か過去に事例があったら教えていただけますか。

道路管理課長:江別環境整備事業協同組合と公益社団法人江別市シルバー人材センターとの関係ですが、そういった苦情に関しては、やはり制度上、公益社団法人江別市シルバー人材センターの方では判断ができません。
江別市大麻中町駐車場の管理には何かしらの苦情がありますが、あくまでも江別環境整備事業協同組合の判断をもとにしないといけないということで、苦情があった場合は、江別環境整備事業協同組合のほうで対応している状況であります。

尾田君:第三者委託業務について伺います。
高齢者対策、高齢者の雇用確保の観点から行うということだと思います。それはそれで一つの判断ですけれども、江別環境整備事業協同組合だけでも結構人がいるので、自分のところで雇えば、やってやれないことはないということでしょうか。それをあえて自分のところで直接雇わないで、高齢者の雇用確保の面から、公益社団法人江別市シルバー人材センターに仕事を回してあげようという考えだと理解してよろしいですか。その辺の現状について、どう理解すればいいのでしょうか。
何となく、受け付け業務を丸投げしているのではないかと思ってしまいます。本来は自分たちのところで全部できるのだけれども、高齢者の雇用対策のことを考えて委託しているということなのかと思ったものですから、その辺の御見解を伺います。

道路管理課長:おっしゃるとおり、高齢者の活用ということで公益社団法人江別市シルバー人材センターに委託していると思います。公益社団法人江別市シルバー人材センターは8人体制で委託された業務を行っているのですが、その人員体制については、江別環境整備事業協同組合のほうで年間8人を雇用するのが難しいというところもあります。その辺も含めて、公益社団法人江別市シルバー人材センターのほうにお願いしているところでございます。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

赤坂君:別冊資料の63ページです。
指定管理料予定額が1,026万9,000円で、支出総額の課税対象金額が890万6,000円です。今、尾田委員が質疑したのは、そのうちの事業費としての駐車場管理委託費621万1,000円の部分だと思いますが、約1,000万円のうち、半分以上の約600万円も公益社団法人江別市シルバー人材センターに委託しているということです。これは法律的には問題ないのですか。
事実として、良好に管理運営されているのですけれども、半分以上を再委託しているということについて、法律的な面だけお伺いしたいと思います。

道路管理課長:公益社団法人江別市シルバー人材センターには、第三者委託という形で委託していますが、これは指定管理者の制度の中で認められております。

赤坂君:それは知っているのですが、事業費の半分以上を占めているということが許されるかどうかということです。

道路管理課長:問題ないというふうになっております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

宮川君:人件費についてですけれども、例えば、収支計画書に、職員が5人で幾らとあるのですが、ずっと5人分となると、この人数に関して減ろうがふえようが、それでいいという考えなのでしょうか。その辺についてお聞きいたします。
要するに、こういう収支計画を立てるときに、例えば、職員が何人という形にして、途中で人数が変わったりしても、その辺は指定管理者にお任せしているので、何人分ということでお支払いするのか、人数と料金にかかわりがあるのかということです。
8人で1日4交代となっているのを、例えば4人で1日2交代になったとしても、その辺はいいのかということをお聞きいたします。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(14:09)

※ 休憩中に、質疑の趣旨を確認。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(14:10)
宮川委員の質疑に対する答弁を求めます。

道路管理課長:この施設の管理人業務は、1人体制で午前6時から翌日の午前0時30分までを、4交代で行っています。こちらはその勤務時間に対してお金を払いますので、働く人が8人いたとしても、あくまでも、勤務時間のみの金額をお支払いするという考えです。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:以前、この江別市大麻中町駐車場の指定管理者の自主事業か何かで災害対応の訓練などが提案されていたと思いますが、いかがだったのかお聞きします。
また、今回は、自主事業は要件に含まれていないということから何も書かれていないということですが、そのあたりの考え方はどうなっているのでしょうか。
前にも質疑をさせていただいたように、駐車場の管理に関しては、この江別市大麻中町駐車場の管理のみですから、なぜ指定管理者制度とするのか、また、指定管理者制度を利用することで、この江別市大麻中町駐車場の管理がどのように改善されるのか、どのようにサービスの向上につながるのかということが説明されなければならないと思いますが、いかがでしょうか。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(14:12)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(14:13)
高橋委員の質疑に対する答弁を求めます。

道路管理課長:私どものほうでは、災害訓練はこれまでやっていないという認識なのですが、今後におきましては、新たな提案として、災害時に家屋等の倒壊に対する援助に役立つ道具を救助設備格納庫という施設内に置いて、市民の方に有効利用していただくことを検討しているようです。
また、指定管理者制度とするメリットについてですが、例えば、急な降雪などの場合は駐車場内の出動が容易になったり、JRがおくれた場合などは臨機応変に対応できるというメリットがあると思っております。

高橋君:冬期間の管理ですが、今回、除排雪の関係の予算がふえているということです。
江別市大麻中町駐車場は、雪をためておいて定期的に運び出すという方法がとられております。ただ、江別市大麻中町駐車場は通勤で利用される方が多いので、少なくとも定期利用者の駐車スペースを確保する必要があると思いますが、それだけの体制で除排雪ができるということなのでしょうか。
過去には、行ったけれども駐車場にとめられなかったというお話を伺っております。時間に余裕があるときならいいのですけれども、やはり朝の通勤時間帯の駐車スペースは確実に確保されなければならないと思います。そのあたりはどんな考え方で管理しようとされているのか、お聞きしたいと思います。

道路管理課長:駐車場に雪が堆積するときの考え方ですが、雪置き場として10台分のスペースを目安にしておりまして、それ以上のスペースが潰れる場合に排雪を行うということを決めて行っております。今回は、新たに排雪回数をふやしておりますので、雪により駐車スペースが潰れる問題は、これまでより解消されるのではないかと考えております。
また、定期券に関して、夏の定期券と冬の定期券で発行数を変えております。冬のほうは駐車場のスペースが若干少なくなることを考えて、定期券の割合を少し落として対応しております。

高橋君:利用者が確実に利用できるように、部局としても報告をきめ細かに受けるようにお願いしたいと思います。
あともう1点ですが、隣接している各種の建物でイベントがあるときに、入り切らない方たちが江別市大麻中町駐車場を利用するというニーズがあります。そういうイベントと排雪の作業のための駐車場の閉鎖がぶつかるケースが過去にありました。そういった大がかりなイベントの情報を得ながら管理はされているのでしょうか。それこそ、指定管理者としての腕の見せどころかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

道路管理課長:排雪に関しては基本的に夜間に行っておりますので、イベントの開催時間にぶつかるということはないのですけれども、10台ぐらいのスペースがなくなりかけて、もうそろそろ排雪しなければいけないというぎりぎりのときに、そういう行事などと重なった場合には、10台分ぐらい埋まっておりますので、駐車台数は少なくなる状況です。
その辺については、今後、被選定者と話をしながら、効率よく、うまくできるように検討していきたいと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(14:18)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(14:19)
次に、(3)議案第77号及び(4)議案第78号の指定管理者の指定について、以上2件を一括議題といたします。
本件に対する一括説明を求めます。

地域雇用・産業連携担当参事:それでは、私から、議案第77号 指定管理者の指定について御説明申し上げます。
説明の前に、資料に誤りがございましたので、大変恐縮ですが、訂正をお願いします。
誤りがあった箇所は、資料の3ページです。
提案概要につきまして、3段目の総事業費及び5段目の提案指定管理料の括弧書きで29年度と記載されておりますが、30年度となりますので、大変申しわけございませんが、訂正をお願いいたします。
それでは、経済部商工労働課が所管しております江別市勤労者研修センターにつきまして、江別市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の規定に基づき、平成30年4月1日から施設の管理を行う指定管理者となるべき団体の公募及び選定を終えたことから、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、当該被選定者を指定管理者として指定するため、あらかじめ議会の議決を求めるものであります。
なお、指定の期間でありますが、平成30年4月から平成34年3月までとするものであります。
それでは、提出資料について御説明申し上げます。
資料の3ページをお開き願います。
3ページは、江別市勤労者研修センターの公募に係る各申込者からの提案概要でございます。上から申込者、管理実績業務名、提案指定管理料、利用料金制の採用の有無、自主事業、特記事項について記載しておりますので、御参照願います。
次に4ページをお開き願います。
4ページから7ページは、江別市指定管理者選定委員会からの江別市勤労者研修センター指定管理者選定結果報告書でございます。
今回指定管理者として指定しようとする団体の選定理由等について記載されております。
6ページに記載のとおり、提案内容、プレゼンテーション、質疑等から、これまでの自主事業を含めた管理運営実績が評価され、競合団体より総合的に得点が高かったという理由で当該団体が選定されております。
なお、8ページから28ページは、選定されました当該団体からの申込書類の写しでございます。報告書に関連した参考資料として御参照願います。
以上でございます。

農業振興課長:私から、議案第78号 指定管理者の指定について御説明申し上げます。
経済部農業振興課が所管しております江別市花き・野菜栽培技術指導センターにつきましては、江別市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第7条の規定に基づき、公募によらずに、平成30年4月1日から施設の管理を行う指定管理者となるべき団体の選定を終えたことから、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、当該被選定者を指定管理者として指定するため、あらかじめ議会の議決を求めるものであります。
なお、指定の期間でありますが、平成30年4月1日から平成38年3月31日までとするものであります。
それでは、提出資料について御説明申し上げます。
資料の1ページをお開き願います。
1ページ及び2ページは、昨日の定例会初日に御提案いたしました江別市花き・野菜栽培技術指導センターほかの指定管理者の指定に係る提案理由説明書であります。
次に、29ページをお開き願います。
江別市花き・野菜栽培技術指導センターの指定管理者に選定された株式会社フラワーテクニカえべつから提出されました業務計画書に基づき、その概要をまとめたものでございます。
上から、申込者名、管理実績業務名、総事業費、提案指定管理料、利用料金制の採用の有無、自主事業の内容及び特記事項について記載していますので、御参照願います。
また、30ページから54ページまでは、株式会社フラワーテクニカえべつからの申込書類の写しを添付しておりますので、こちらについても御参照願います。
説明は以上でございます。

委員長(石田君):初めに、議案第77号の江別市勤労者研修センターについての質疑に入ります。
質疑ございませんか。

内山君:今回は2団体からの応募がありまして選定となりました。指定管理者制度により民間の競争性を生かして、公の施設を効率的に管理していくということだと思います。
今回の選定結果では、点数を見ても結構拮抗しているのですが、資料の6ページの選定理由によると、この特定非営利活動法人江別IT技術者協会に決まったことについては、総合的に得点が高かったからということです。
担当部署では、もう1者の特定非営利活動法人やきもの二十一ではなく、特定非営利活動法人江別IT技術者協会に選定されたのは、主にどのような優位性があって、どのような点が評価されたと考えていますでしょうか。

地域雇用・産業連携担当参事:提案内容の違いについての御質疑だと思います。
特定非営利活動法人江別IT技術者協会の提案内容につきましては、従前から、指定管理業務を行っているという実績を踏まえて提案されておりまして、その提案についての評価ということになります。特定非営利活動法人やきもの二十一は、今回新しく応募した団体でございまして、施設の管理に際し、どのように行うのかという提案についてそれぞれ書いてありました。
全体の点数をトータルで見た場合、それぞれの内訳に違いはありますが、特定非営利活動法人江別IT技術者協会のほうが最終的な採点結果として得点が高く、総合的にすぐれていると判断をされたというふうに理解しております。

内山君:今の御説明では、従前にこの施設管理の実績があるからということでした。
確かに実績は加味されるのでしょうが、そこを余り強く評価されると、新たに提案したところがどうしても不利になってしまうと思います。
安定した管理運営ができて、特に問題がなければいいと言えばそれまでなのかもしれませんが、そうなると新しいところが提案したくなくなるといいますか、言葉が悪いかもしれませんが、する気がなくなるという気がします。
本当の意味での競争性が発揮されるのかということです。
それはそれぞれの考え方なのですが、もしもお答えができればお願いいたします。

地域雇用・産業連携担当参事:新規参入が難しいのではないかという御質疑でございました。
資料の7ページの採点結果をごらんいただくと、項目としては全部で23項目ございますが、そのうち、特定非営利活動法人やきもの二十一が7項目で、特定非営利活動法人江別IT技術者協会の得点を上回っているということでございました。ですので、必ずしも新規参入を阻んでいるものではなく、提案内容、プレゼンテーション、質疑応答等の結果に基づいて選定しているということになっております。

内山君:細かい部分ですが、今の指定管理者被選定者採点集計表の収支計画書の積算根拠は具体的かつ妥当なものであるかというところで、特定非営利活動法人やきもの二十一のほうが極端に点数が低いようだったのですけれども、そのあたりはどういう事情があったのでしょうか。もし、おわかりであればお伺いしたいと思います。

地域雇用・産業連携担当参事:今、お尋ねがございました収支計画書の積算根拠は具体的かつ妥当なものであるかという項目の特定非営利活動法人やきもの二十一の評価が3.3点であった理由でございますが、採点そのものは、江別市指定管理者選定委員会の委員がされているので、私の憶測として申し上げます。
資料の6ページになりますが、選定理由の総評に、特定非営利活動法人やきもの二十一からは、団体の活動実績を生かし、新規自主事業や施設環境の整備についての提案がなされたとあります。この施設環境の整備については、いろいろな機器を充実させて、施設整備を行うということで、積極的な提案がなされておりましたが、その積極的な提案内容に相当する支出部分の計画が欠けていたということです。
採点結果については、恐らくその辺のところから委員の皆様が3.3点と判断されたのではないかと担当として考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

山本君:今の質疑の関連でお伺いいたします。
指定管理者に選定されなかった団体には、選定された団体より得点が上回っている項目が幾つかありますが、そのよいところというのは、これから指定管理をする方に対してどのように持っていこうとされているのですか。

地域雇用・産業連携担当参事:選定されなかった団体の評価が高かった部分について、管理運営にどのように反映させるのかという質疑でございます。
こちらも資料の6ページを見ていただきたいと思います。選定理由の総評の最後の段落に、管理に当たっては、経営改善に向けたPDCAサイクルを実現するとともに、ホームページ等による広報活動の改善及び駐車場等の施設整備を図りとあります。
選定されなかった団体の提案ではありますが、その内容を選定された団体へ、附帯意見として江別市指定管理者選定委員会のほうからいただいておりますので、その内容について、鋭意対応していきたいと考えております。

山本君:選定された団体は、前回の指定管理者の指定をするときにも、駐車場や駐車場の回りの環境整備について、雑草などの草刈りが指摘されているのですが、私はこれを見て、それらのことが改善されていなかったのかと思いました。
そのあたりに対して、市の指導としてどのようなことをされていたのですか。

地域雇用・産業連携担当参事:ただいま御指摘いただきました草刈りの件ですが、委員がおっしゃったとおり、過去には、その部分について苦情があったものと伺っております。
資料の12ページの施設の安定運営にも、駐車場及び外構の草刈りについて書いてあるのですが、現在指定管理を行っている特定非営利活動法人江別IT技術者協会のほうで、草刈りについては、降雨の状況によっても変わってくるのですけれども、計画的に美観を損ねないように努力しているということで伺っておりますので、今は、その状況は改善されたものと理解しております。

山本君:この近くに江別市青年センターがあります。そこを通ると、いつもきれいに管理されているのですが、江別市勤労者研修センターは中には入っていないのですけれども、道路から見た感じはよくないです。ですから、市の担当部署はそういうものは見ていないのかと思いました。
駐車場等の施設整備について書かれているのですが、言っているだけで終わっているのかという思いで今お話ししています。そこのところについて、実際はどうなのでしょうか。

地域雇用・産業連携担当参事:私どもは当然所管として江別市勤労者研修センターの指定管理者とは定期的に事務連絡等を行っておりまして、委員が御懸念されている草刈りの部分についても見ていますが、おおむね適切に行っていると理解しております。
ただ、そういう御意見がございましたので、今後の指定管理に当たっては、委員がおっしゃった件について、より注意して施設の管理を行うように指定管理者に求めていきたいと思っております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:駐車場等の施設整備について、草刈りだけではなくて、駐車場の使い勝手にかかわってお伺いいたします。
記憶が曖昧なのですが、駐車場のラインについても指摘されていたのではなかったかと思いますが、いかがでしょうか。
市役所の東側駐車場でさえ、ラインが消えていて危ない状況ですが、もしも整備するとなると費用がかかると思います。そのときに、どこの予算でやるのかということがひっかかってくると思います。市側でやるのか、それとも、指定管理料にプラスするのか、あるいは、もう既にそれだけの指定管理料がこの中に組み込まれているのか、そのあたりはどのようになっているのでしょうか。

地域雇用・産業連携担当参事:ただいま、委員から御指摘のありました件につきましては、選定理由の総評で、駐車場等の施設整備を図りという江別市指定管理者選定委員会からの附帯意見がございますので、それらについて、施設を所有する江別市が駐車場の白線を整備する必要があると判断しております。所管として予算要求に向けて努めていきたいと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:人件費について伺います。
恐らく、最低賃金を参考にしながら決めているとお見受けいたしましたが、最低賃金が上がった場合の指定管理料はどうなるのでしょうか。
今回提案した指定管理料でやりくりするのか、そのあたりの取り扱いはどうだったでしょうか。
そもそも指定管理者制度自体の問題かもしれませんが、確認させてください。

地域雇用・産業連携担当参事:今、委員がお尋ねになった人件費についてですけれども、これは、当然基本的な事柄となりますので、数年前から指定管理者に対して、パートも含めて、実際にどのぐらいの報酬が支払われているのかということをモニタリングしております。
したがいまして、提案内容では毎年度の時給は同額になっているのですけれども、年度協定を結ぶ際には、少なくとも、その年度の最低賃金を下回らない金額で、年度協定を結ぶことになると理解しております。

高橋君:その場合、指定管理料はどのようになりますか。

地域雇用・産業連携担当参事:提案された内容よりも人件費の最低賃金が上がった分、指定管理料は上昇するものと理解しております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
次に、議案第78号の江別市花き・野菜栽培技術指導センターについての質疑に入ります。
質疑ありませんか。

山本君:資料の29ページの提案概要のところに、総事業費の平成30年度分の金額と、8年分の合計総事業費が書かれていますが、これは平成30年度の総事業費掛ける8年分ではないと思いますが、そこのところについて説明をお願いできますか。

農業振興課長:今の御質疑にありました8年分の合計総事業費につきましては、単年度の947万9,000円掛ける8年分の総額ということで記載しております。

山本君:そうすると、もし上がったときには、毎年度請求できるという理解でよろしいですか。

農業振興課長:今後8年間の中で、著しい物価上昇があった場合は、農業振興課所管の施設にかかわらず、どこの施設においても指定管理者と協議をする場面がありますが、基本的には、この合計金額で指定管理業務を担っていただくと、担当としては考えています。

山本君:総事業費の内訳ですが、人件費は、毎年度のベースアップについて計算しながら8年分が請求されないのでしょうか。

農業振興課長:人件費の部分については、基本的に1年ごとにベースアップする可能性はありますけれども、今後どうなるかはわからないというところもありますので、今回の提案者においては、毎年度同額という形で8年間の提案が出ているものと認識しているところです。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
経済部退室のため、暫時休憩いたします。(14:44)

※ 休憩中に、議案第77号ないし議案第80号の今後の審査方法等について協議

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(14:47)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第77号ないし議案第80号については、次回結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、結審単位については、議案第77号及び議案第78号、議案第79号及び議案第80号をそれぞれ一括で行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、本日午後3時より開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、2その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:48)