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経済建設常任委員会 平成29年5月11日(木)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月22日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 議会事務局次長より人事異動に伴う職員紹介
※ 水道部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介
※ 建設部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介
※ 経済部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

(開 会)

委員長(野村君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(10:04)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1建設部及び経済部所管事項、(1)報告事項、アの石狩川・千歳川合流点における堤防整備についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

用地・渉外担当参事:石狩川・千歳川合流点における堤防整備について御説明いたします。
資料1ページをごらん願います。
1経過でありますが、石狩川・千歳川合流点の堤防整備につきましては、平成27年度に、北海道開発局が堤防整備の内容について平成27年11月から3回の地元説明会を行い、本委員会へは、平成28年2月及び3月に、その内容などについて御報告させていただきました。その後、平成28年8月には、北海道開発局に対して、地域の安全・安心の確保を第一とした整備を前提とし、歴史的建造物等への影響に対する配慮について要望書の提出を行いました。
また、旧岡田倉庫につきましては、平成29年1月に、江別市指定文化財に指定されたところであります。
要望書の提出と文化財指定に関しましては、本委員会において、経済部より平成28年9月及び平成29年2月に御報告しているところであります。また、北海道開発局では、用地測量を行い、昨年度末、江別市に測量結果の説明があったところであります。
次に、2用地測量結果の概要でありますが、北海道開発局からは、用地買収予定の総面積は約1万平方メートル、必要となる堤防用地の幅は最大で30メートル程度となっており、対象権利者数は現時点で約30名と聞いております。
次に、堤防整備に必要な用地につきまして、図面により説明させていただきます。
資料2ページの図面をごらんください。
この図は、条丁目地区の用地平面図であり、図面上部が千歳川、左側は国道12号、右側がJR函館本線です。図面中の青いラインは現在の河川用地ラインであり、堤防整備に必要な用地ラインは赤いラインで示しております。買収予定の用地は、青ラインと赤ラインで囲まれた区域となります。
資料1ページにお戻り願います。
3用地買収となる市有地(予定)としましては、黄色で塗り潰しているかわぎし公園と旧岡田倉庫のほか、緑色の市道などが該当しております。
かわぎし公園は、昭和45年に設置された公園であり、公園の一部は河川敷地を利用しております。公園全体の面積は約1,300平方メートルであり、用地買収予定の市有地面積は約390平方メートルであります。また、河川敷地内の公園には防火水槽が設置されており、河川敷地からの移設が求められることになりますが、担当課からは、水道管網の整備に伴う消火栓の設置が進んだことなどにより、現時点では消火活動への影響はないと伺っております。
次の旧岡田倉庫につきましては、後ほど経済部から説明いたします。
市道等につきましては、用地買収予定の市有地面積が約960平方メートル、市道7路線、道路延長約140メートルなどが対象となります。
次に、4今後の予定といたしまして、北海道開発局では、今年度に、補償費を算出するための物件調査を開始し、その後、用地取得に向けた地権者への説明、協議を行う予定とのことであり、民間地権者の協議を優先して進める予定と伺っております。
次に、公園については、利用実態や周辺の公園配置の状況、地域住民の意見や北海道の協議等を踏まえて、当該地区での公園の方針を検討してまいりたいと考えております。
次に、市道用地について、現時点では市道の利用に大きな影響はないものと考えておりますが、堤防への接続機能の確保などについて、今後、北海道開発局との協議、調整を進める予定であります。
以上です。

商工労働課長:続きまして、旧岡田倉庫につきまして、経済部商工労働課から御説明いたします。
資料1ページの3用地買収となる市有地をごらんください。
堤防用地となる旧岡田倉庫の敷地は、約1,170平方メートルであります。
資料2ページの図面をごらんください。
図面のほぼ中央部の黄色く塗り潰した部分が堤防用地となる旧岡田倉庫の敷地であります。
なお、旧岡田住宅につきましては、今回の堤防整備に必要な用地には含まれておりません。
資料1ページにお戻り願います。
4今後の予定でございますが、先ほど建設部から御説明申し上げましたとおり、北海道開発局としては、民間地権者との協議を優先して進める予定と伺っていることから、旧岡田倉庫の移転先につきましては、今後、随時、北海道開発局と情報交換を行い、また、他の地権者の動向にも注視しながら移転候補地を検討してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:何点か伺わせていただきますが、特に、今後の予定について伺いたいと思います。
公園については、関係機関との協議を踏まえてということですが、廃止、移設という変化が起きるときには市のいろいろな計画にかかわってくると思います。関係することとしてどんなことがあるのか、確認させてください。

用地・渉外担当参事:まず、都市公園法では、公益上、特別に必要がある場合を除き、原則、公園を廃止することはできないものとなっています。しかし、本件は、防災上、重要な公共事業が要因となっておりますので、今後、地域の意見を聞きながら北海道と相談してまいりたいと考えております。

高橋君:ここに書いてあるとおりの説明なのですが、ニュアンスとしてそのように酌み取っていいのでしょうか。そのほかに江別市都市計画マスタープランや江別市緑の基本計画も思い浮かぶのですが、影響が出るとしたらそのあたりの計画でしょうか。

建設部次長:公園の検討に関する関連計画等との整合という部分ですが、委員の御指摘のとおり、江別市都市計画マスタープラン、あるいは、公園でございますので、江別市緑の基本計画に関する方針等々について関係部局としっかり連携を図りながら進めてまいりたいと考えております。

高橋君:次に、今後の予定の4点目の堤防への接続機能の確保のところです。
ここは土提になる予定ですので、境界線まで斜面ですりつけられると理解しますが、普通に考えると、今ある市道の延長線上から堤防に入っていけるように見えますけれども、そんな考え方でいいのでしょうか。それから、堤防への上がり口や土提の部分も拝見しましたが、そのあたりはどのように考えて整備されるのか、基本的な考え方を教えてください。

用地・渉外担当参事:今回の堤防整備で堤防と市道が接続する部分に変化が生じますが、現在のところ、市道を利用して堤防の管理用道路に連絡していた道路は、整備後も同様に連絡することになると伺っております。

高橋君:管理用道路については同様ということですが、ここは土提でなだらかな斜面になっているので、市民が徒歩で上がろうと思えばどこからでも上がっていけます。それはそれでいいということなのか、堤防管理の基本的なところがわからないので、教えてください。

用地・渉外担当参事:今回、条丁目地区では主に土提が採用されておりまして、土提をつくる際には、まず、堤防をつくるときに盛り土がなされます。そして、のり面からの雨水を受ける排水路がありまして、その外側に管理用敷地が入ってきます。この管理用敷地は通路的なものですが、その管理用道路に市道が取りつくようなイメージになると思います。

委員長(野村君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部及び経済部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(10:18)

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(10:18)
2経済部所管事項、(1)報告事項、アの平成28年度江別市の観光入込客数についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

商店街・観光振興担当参事:平成28年度江別市の観光入り込み客数につきまして御報告いたします。
資料をごらんください。
1施設等別内訳ですが、平成26年度から平成28年度までの3カ年の内訳を記載しております。
平成28年度は、野幌森林公園が40万7,822人、野幌総合運動公園が15万3,257人、アースドリーム角山農場が5万4,260人、EBRIが20万5,546人など、合計104万6,102人となり、平成5年度以来23年ぶりに江別市の観光入り込み客数が100万人を突破しました。
また、平成27年度から平成28年度の増減の主な内訳ですが、増加した要因としては、EBRIの平成28年3月オープンなどで計20万9,000人の増、減少した要因としては、北海道博物館オープンの一段落で6万6,000人の減、やきもの市の天候不順で1万2,000人の減など計8万9,000人の減となり、合計では12万人の増加となりました。
2観光入り込み客数の推移ですが、平成24年度から平成28年度までの5カ年を記載しております。
平成24年度は84万5,601人でしたが、平成25年度は、石狩川ゴルフ場の閉鎖やリニューアル工事のための北海道開拓記念館閉館により減少して75万7,184人、平成26年度は、引き続きリニューアル工事のため北海道開拓記念館が閉館し、また、野幌総合運動公園の耐震工事による冬期間の合宿利用者減等により70万9,449人に減少しました。平成27年度は、北海道開拓記念館が北海道博物館として4月にリニューアルオープンし、同じく4月にアースドリーム角山農場のオープン等により92万6,114人に増加し、平成28年度はEBRIのオープン等で104万6,102人に増加しました。
以上です。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

諏訪部君:確認させていただきたいのですが、今の野幌森林公園の入り込み客数の中には北海道博物館の入場者数も入れているのですか。

商店街・観光振興担当参事:北海道博物館に入場された方の一定程度は江別市へ観光に来ていることを見込んでおりまして、全数ではございませんが、その人数も含めて観光入り込み客数として積算しております。

諏訪部君:その件につきましては理解しました。
EBRIにつきましては、平成28年3月にオープンしてから丸1年たつと思いますが、3月でも4月まででも構わないので、現在のEBRIの大体の状況をお知らせください。

商店街・観光振興担当参事:4月の数字は持ち合わせておりませんので、平成28年度の状況について御説明いたします。
平成28年3月にオープンして、平成28年4月から平成29年3月までに合計で42万7,065人の来場者がありました。このうち、市外からの観光入り込み客数は50%弱と積算しており、20万5,546人となっております。

諏訪部君:計算はなかなか難しいかもしれませんが、観光入り込み客数にかかわる経済効果はどのように考えているのでしょうか。

商店街・観光振興担当参事:具体的な数字は持ち合わせておりませんが、観光客が来ることによりまして江別市のPRにつながると考えられますし、その他、観光はいろいろなことにつながってきますので、その波及効果は大きいものと考えております。

諏訪部君:数字をどうのこうのと言うのは余り好きではありませんが、どのくらいの経済効果があったのか、経済部として一定程度は把握しておいたほうがいいと思いますけれども、いかがでしょうか。

商店街・観光振興担当参事:おっしゃるとおり、たくさんの人が来ている中で、数字を押さえないと江別市への波及効果も把握できないと思いますので、検討させていただきたいと思います。

委員長(野村君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:EBRIは、お客様の入り方も大体落ちついてきたと見ていますが、市外の私の知り合いなどからもいい評判を伺っております。
そういう中で、テナントとして入店されている方からは、構造上、冷気が通り抜けることもあって、冬場は少し厳しいと伺っています。また、イベントがあるとお客さんが来るけれども、冬期間はイベントがほとんどなかったという感じなので、経済部としてそうした状況を把握されているのでしょうか。

商店街・観光振興担当参事:1点目については、ああいう建物ですので、冬場は寒く、夏場は暑いという状況があります。現在、冷房工事を実施していますが、冷暖房の機器を設置しましたので、冬場の若干の暖房は確保できると思っております。
2点目のイベント等のお話については、4月にはパンフェア、ゴールデンウイークにはガーデニングフェアがありました。多分、夏場に向けてさらにイベントが開催されると思いますので、そちらも注視しながら我々もEBRIの入場者数を把握していきたいと思っております。

高橋君:EBRI自体を江別市が直接経営しているわけではありませんが、市の経済部としても、私たちとしても、あそこに成功してもらいたいという思いがあると思います。去年も夏場は次から次へとイベントが打たれていましたが、冬場にどう展開していくのかということは相談しながら知恵を絞る必要があるのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

商店街・観光振興担当参事:冬場は雪の影響で皆さんはどうしても家の中に閉じこもりがちになると思いますが、その間にイベントや特殊なことをやるとまたEBRIに人が集まってくると思いますので、運営会社と協議しながら検討していきたいと思っております。

委員長(野村君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
経済部退室のため、暫時休憩いたします。(10:28)

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(10:29)
最後に、3その他について、各委員から何かございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:29)