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総合計画特別委員会 平成30年11月15日(木)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月25日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(干場君):ただいまより、総合計画特別委員会を開会いたします。(13:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので、御報告いたします。
企画政策部入室のため、暫時休憩いたします。(13:30)

委員長(干場君):委員会を再開いたします。(13:31)
1企画政策部所管事項、(1)報告事項、アの第6次江別市総合計画についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

企画政策部長:第6次江別市総合計画改訂案につきましては、去る10月9日、12日の2日間にわたり所管部局から御説明させていただき、さまざまな質疑や御意見等を頂戴したところであります。
いただきました御意見等につきましては、庁内において改めて検討し、最終案に反映させるべきもの、具体的な施策や事業の中で検討させていただくものなどにまとめたところであります。
具体的には、後ほど担当参事から御説明させていただきますが、第6次江別市総合計画策定時以降の社会情勢等の変化を踏まえ、見直しが必要か否かという視点で検討してまいりました。
変化の激しい、先行き不透明な時代ではございますけれども、こういった検討の中で、引き続き、まちづくり未来構想に掲げた目指すまちの姿の実現のために、市といたしましても一丸となって取り組む必要があるものと考えておりますことから、本日も御協議をよろしくお願い申し上げます。

総合計画・総合戦略担当参事:去る10月9日、12日の2日間にわたり、総合計画改訂案について御説明申し上げ、委員各位から多くの貴重な御意見をいただいたところでありますが、このたびいただいた御意見を踏まえ最終案をまとめましたので、私から御報告いたします。
まず、資料1の4ページをお開き願います。
政策02産業、取り組みの基本方針02商工業の振興について、商店街の現状を踏まえ商店街の活性化について記載の変更が必要ではないかとの御意見をいただいたところです。
このことについて、検討の結果、右上の見直し案(総合計画の改訂内容)の欄をごらんいただきたいのですが、展開項目(5)商店街の活性化について、朱書き部分の商店街を取り巻く環境変化を捉えながら、という文言を加え、商店街を取り巻く環境変化を捉えながら、地域特性を踏まえた個性的で魅力ある商店街づくりを進め、地域住民の生活利便の向上や地域社会(コミュニティー)活動の拠点としての機能を高めていきます、と展開項目を変更したいと考えます。これは、商店街を取り巻く環境変化を踏まえながら、商店街の活性化を進めていくことを総合計画においても明確化しようとするものであります。
次に、7ページをお開き願います。
政策03福祉・保健・医療の取り組みの基本方針02健康づくりの推進と地域医療の安定についてですけれども、平成29年4月に江別市は健康都市宣言をしましたが、展開項目に健康都市宣言をしたことについて反映するものはないのかといった御意見をいただきました。
右上の見直し案(総合計画の改訂内容)の欄をごらんいただきたいのですが、展開項目(1)健康増進活動の推進について、朱書き部分の健康寿命を延ばし、誰もが健康で安心して暮らせるまちを目指して、という文言を追加して、健康寿命を延ばし、誰もが健康で安心して暮らせるまちを目指して、市民が家庭、学校、職域、地域などで、生涯を通して、積極的に健康づくりや健康増進のための活動を実践、継続できるよう推進します、と展開項目を変更したいと考えます。これは、江別市健康都市宣言の宣言文においても示されている、江別市が目指すところの健康寿命を延ばし、誰もが健康で安心して暮らせるまちを、総合計画においても明確化しようとするものであります。
次に、左下のDo(現在までの取り組み)の欄をごらんいただきたいのですが、展開項目(3)地域医療体制と市立病院経営の安定の取り組みについて、地域医療は決して市立病院だけの話ではなく全市的なものであることから、市立病院以外のことについても市民に説明する上で総合的な見地から記載したほうがよいのではないかという御意見をいただきました。
このことについて、検討の結果、朱書きの部分となりますが、市と江別医師会では、地域医療に関する意見交換等を行うため、江別市地域医療懇談会を開催しました。休日や夜間に安心して適正な医療サービスが受けられるようにするため、関係機関と連携を図り、内科小児科系の休日等急病医療対策事業や外科系の災害事故等救急医療対策事業を実施しました。(平成29年度休日当番対応医療機関数32、外科系救急対応医療機関数6)という記載を追加いたしました。
そして、さらに、右下のACT(計画後期の課題)の欄をごらんいただきたいのですが、朱書き部分の休日や夜間における医療体制を確保するため、引き続き関係機関と連携を図ります、という課題の記載を追加いたしました。
次に、10ページをお開きください。
政策03福祉・保健・医療の取り組みの基本方針05安定した社会保障制度運営の推進についてですが、右上の見直し案(総合計画の改訂内容)の欄をごらんください。展開項目(1)生活困窮者への支援についてですが、何と連携して支援を進めるのか、わかりやすい文章表現に改めたほうがよいとの御意見をいただきました。
このことについて、検討の結果、朱書き部分を変更いたしまして、法律に基づく健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、就労支援事業の充実等により、経済的に自立した生活を送れるように支援します。また、生活困窮者自立支援制度では他の福祉制度等と連携し、相談や支援プランを通じた支援を進めます、と変更し、生活保護制度を初めとした福祉制度などと連携を図りながら生活困窮者の自立支援を進めることとしたいと考えております。
次に、13ページをお開きください。
政策04安全・安心の取り組みの基本方針03消防・救急の充実では、展開項目(2)救急体制の充実と(3)火災予防対策の推進が変更に至った理由がわかる記載が右下のACT(計画後期の課題)の欄にないとの御指摘をいただいたところです。
消防と救急の充実に係る計画後期の課題を再度整理しまして、朱書きのとおり、救急出動件数は近年増加傾向が続いており、また高齢化の進展等により救急需要は今後ますます増大する可能性が高いことから、救急活動時間の延伸を防ぐとともに、救急隊の効率的な運用等の検討、救急車適正利用の意識啓発や地域医療機関との連携強化が必要です。平成18年の住宅用火災警報器(新築住宅)の設置義務化から12年がたちました。設置後10年以上経過した機器は使用期限(一部10年未満の機器あり)が切れており、本体の交換が必要となることから、適正な維持管理について意識啓発が必要です。少子高齢化や人口減少等の社会情勢の変化、甚大な被害をもたらす大規模自然災害の相次ぐ発生や住宅火災の被害の軽減等に対応するため、地域の防火意識の高揚、協力体制の強化を目的として、防火クラブなど民間防火組織の育成強化を図る必要があります、というふうに課題を整理いたしました。
これらの課題に対応するため、右上の見直し案(総合計画の改訂内容)のとおり、展開項目の(2)救急体制の充実と(3)火災予防対策の推進の内容を当初の記載のとおり変更したいと考えます。
次に、17ページをお開きください。
政策06子育て・教育、取り組みの基本方針02子どもの教育の充実では、右下、ACT(計画後期の課題)の欄をごらんいただきたいのですが、計画後期の課題と捉えている部分をわかりやすく記載してほしいとの御指摘をいただきました。
御指摘を受けて、子供の教育の充実に係る課題の記載を整理し、朱書きのとおり、子供たちの確かな学力を育成するため、引き続き、ティーム・ティーチングや少人数指導などの学習指導に取り組み、基礎・基本の確実な定着を図るほか、児童生徒のさらなる学習意欲の向上を図るため、ICT教育環境の整備を進める必要があります。市内小・中学校の耐震化は、平成28年度に完了していますが、今後も良好な教育環境を維持するため、老朽化対策を進める必要があります。いじめの認知件数は増加傾向にあることから、生徒指導や道徳教育の充実などにより、引き続き未然防止、早期発見・早期対応に向けた取り組みを進めていく必要があります。また、不登校児童生徒への対応として、今後も学校・家庭・関係機関との連携やスクールソーシャルワーカーによる支援などを進めていく必要があります、と記載を変更しました。
次に、18ページをお開きください。
政策07生涯学習・文化の取り組みの基本方針01生涯学習の充実では、左下のDo(現在までの取り組み)の欄をごらんいただきたいのですが、展開項目(2)生涯学習支援体制の推進について、教育委員会ではさまざまな取り組みをしているので、もっと記載内容を充実させてほしいとの御意見をいただきました。
これを受けて、現在までの取り組みを再度整理し、朱書きのとおり、江別市生涯学習推進協議会などの生涯学習の推進に取り組む社会教育関係団体等への支援、社会教育関係団体等に対する公民館等の使用料減免、社会教育関係団体等の実施事業に対する共催または後援と記載内容を変更しております。
また、右下のACT(計画後期の課題)の欄につきましても、いま一度課題を整理するとともに、わかりやすい記載へと変更しており、築後年数の経過とともに老朽化が進んでいる公民館等においては、今後も計画的な維持改修・整備を進め、全ての学習者が安全・安心に活動できる快適な施設の環境を整えることが必要です。生涯学習の推進に取り組む市民や団体等の主体性を尊重しつつ、引き続き活動の円滑化や活性化に向けた側面的支援に努める必要があります。社会情勢の変化に伴い、ライフステージごとに新たな知識や技能等の習得へのニーズは多様化しており、今後も市民の要望を的確に把握し、タイムリーな情報をさまざまな媒体を活用して、提供する必要があります、と課題を整理いたしました。
次に、19ページをお開きください。
政策07生涯学習・文化の取り組みの基本方針02ふるさと意識の醸成と地域文化の創造では、左下のDo(現在までの取り組み)の欄をごらんいただきたいのですが、展開項目(3)れんがの保存と活用の記載について、旧ヒダ工場の保存・活用に関する記載に重複した項目がありましたので、記載を整理したほうがよいとの御指摘をいただきました。
これを受けて、現在までの取り組みの記載を整理し、朱書きのとおり、旧ヒダ工場の保存・活用を目的に、民間事業者が平成28年3月に地元産品の販売やイベントが開催できる商業施設(EBRI)としてオープン、とまとめております。
また、右下のACT(計画後期の課題)の欄につきましても、いま一度課題を整理するとともに、わかりやすい記載へと変更し、文化、芸術に親しむことのできる環境の充実を図るためには、今後も関係機関との連携や、市民が主体的に取り組む活動への支援を充実させ、誰もが気軽に参加できる体制づくりが必要です。文化、歴史遺産を次世代に正しく継承していくためには、引き続き文化財に触れる学習機会の充実やさまざまな媒体による情報提供を進めることによって、市民の文化財に対する意識をさらに高めていく必要があります。EBRIには多くの人が訪れていますが、オープン効果にならないよう、数年後も人が訪れる取り組みが必要です、と課題を整理いたしました。
なお、ただいま御説明した計画案の変更内容を反映させた冊子を、本日、資料3としてお配りしていますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
引き続き、えべつ未来戦略について御説明いたします。
資料2の3ページをお開き願います。
えべつ未来戦略の全体像について、未来戦略の基盤、推進機能、各戦略の構成をわかりやすい絵図で示してほしいとの御意見をいただきました。
このことについて、検討の結果、(4)えべつ未来戦略全体像の図を差しかえました。
図の下の基盤である、ともにつくる協働のまちづくりのもと、中段に円で示した各戦略の取り組みを進め、上の矢印で示した推進機能のえべつの魅力発信シティプロモートで、戦略の取り組みの効果を高めていくことで、上の将来都市像である、みんなでつくる未来のまちえべつ実現に向けて取り組んでいこうという流れを表現いたしました。
さらに、ページ下段では、基盤である協働についての説明がなかったことから、現未来戦略同様に、わかりやすいよう用語解説を加え、江別市自治基本条例では、協働について、それぞれの役割や責任を理解し、互いに尊重しながら、地域社会の課題などを解決するために協力して取り組むことと定めています。このことから、本計画では市民、自治会、市民活動団体、企業、大学、行政など多様な主体やさまざまな世代が、それぞれの得意分野や経験・知識等を生かしながら、まちづくりにおいて事業の企画段階からかかわり、さまざまな取り組みを実践することにより、より大きな効果が期待できるものと考えています、という記載を追加したところでございます。
次に、7ページをお開きください。
戦略1にぎわいと活力を創出するまちづくりの下の戦略実現に向けての数値目標の上から二つ目、グリーンツーリズム関連施設の利用者数でございますが、この目標値はアンケート調査と農業委員会での審議を経て決定されることから、前回は空欄となっておりましたが、朱書きのとおり76万8,000人となりましたので、今回報告させていただきます。
次に、8ページをお開き願います。
ここで申しわけございませんが、具体的施策の(1)地域資源の発掘と活用の指標の数値に誤りがございましたので、朱書きのとおり訂正をお願いしたいと思います。
江別アンテナショップGET’S来客数でございますが、現状値が4万4,002人となっていたものは、3万2,486人の誤りでした。
また、目標値5万人となっていたものについては、3万7,000人に訂正させていただきます。
次に、9ページをお開き願います。
戦略2安心して子どもを産み育てることができるまちづくりは、保護者など大人にとっての取り巻く環境充実の記載が中心であると感じられるため、子供の視点からの記載も必要ではないかという御意見をいただきました。
このことについて、検討の結果、子供自身の育ちを支援するという考え方から、ページ中段の基本的方向に、子供が心身ともに健やかに成長していくことができるよう、主体的な子育ちを支援する環境の整備を進めます、という文言を追加いたしました。
次に、10ページをお開き願います。
中段の具体的施策、(2)教育内容の充実におきまして、重要業績評価指標に生きる力が身についた児童・生徒の割合とありますが、生きる力という言葉が抽象的なので、わかりにくいのではないかという御意見をいただきました。
このことについて、検討の結果、生きる力という文言について、計画中に用語解説を加え、ページ下の朱書きのとおり、学習指導要領で示されている変化の激しいこれからの社会を生きるための知・徳・体(確かな学力、豊かな人間性、健康・体力)のバランスのとれた力のこと、という記載を加えさせていただきました。
以上です。

委員長(干場君):ただいま報告をいただきましたが、初めに、資料1の取り組みの基本方針推進状況報告書について質疑ございませんか。

尾田君:今回、17ページの教育部の06-02子どもの教育の充実のACTの中段より下に、いじめの認知件数は増加傾向にあることから、生徒指導や道徳教育の充実などにより、引き続き未然防止、早期発見・早期対応に向けた取り組みを進めていく必要がありますと書かれました。果たして、生徒指導や道徳教育の充実だけでそういうことになるのか、これはいろいろと見解が分かれると思うのです。
生徒指導というのはどうしても上からの押しつけみたいになってしまうし、道徳教育にもいろいろな考え方があるわけですから、むしろ、ここは、などによりのところは削除して、増加傾向にあるから、さまざまな手法をとって未然防止、早期発見・早期対応を進めていく必要があるというような、ちょっと抽象的になるかもしれないけれども、そのほうがいいのではないかと思います。
もし私がここを具体的に書くのであれば、むしろ、いじめの対策としては仲間意識の向上あるいは学校内における情報収集を充実させることによって、未然防止、早期発見・早期対応につながっていくとすると思うのです。
考え方はいろいろありますから、ここにあえて指導とか道徳という言葉を入れないほうがいろいろな意味でやりやすいのではないかと思いますが、それについての見解を求めたいと思います。

総合計画・総合戦略担当参事:委員がおっしゃいましたとおり、いじめ・不登校対策につきましては、専任指導員が電話、面接相談を行ったり、スクールカウンセラーを配置したり、生徒指導、道徳教育などのさまざまな取り組みを行っているところでございます。
ここの記載では、生徒指導、道徳教育の充実の二つを事例として挙げさせていただいたところでございますが、さまざまな取り組みがありますので、公表するまでに、いま一度検討いたしまして、市民がわかりやすい表現に修正を加えたいと思います。

委員長(干場君):ほかに質疑ございませんか。

角田君:意味の確認をさせてください。
4ページの商店街の活性化の中で、例えば、江別市のCCRC構想の対象は大麻銀座商店街になろうかと思いますが、そういった構想もここに内包していると理解してよろしいでしょうか。それとも、あくまでも経済部の商店街・観光振興担当参事の枠の中になるのか、その辺はどういうふうに考えているのですか。
それから、江別市は、これまで、経済産業省が打ち出している魅力ある個店づくりの事業の補助金について、採択が少ないという現状ですが、そちらにシフトしていくという要素も含んでいるのか。これは経済部に聞くべきなのですけれども、そういったことも内包しているのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。

総合計画・総合戦略担当参事:まず、一つ目のCCRC構想とのかかわりでございます。
CCRCにつきましては、当然、地域のまちづくりという視点もあることから、商店街との何らかのかかわりは出てくると思いますが、こちらでは、商店街の活性化についてのみ記載させていただきまして、具体的な取り組みの中でそのような構想とも連動させながら進めていくことになろうかと思います。
二つ目の御質疑について、こちらの展開項目に記載された内容につきましては、具体的な事務事業や取り組みを進めていく中で、活用できるものは活用しながら取り組みを進めていくということになろうかと考えます。

角田君:全体を通してですけれども、やはり一つの事業のプランを立てる際に派生することがあると思います。CCRC構想に関しては、エリアには当然商店街ができています。そこに、魅力ある個店も含めて個性的で魅力ある商店街づくりをするというのは、CCRCの生涯活躍のまち構想の一部のブロックであるからこそ、経済部だけではなくて、福祉系の話も全部絡んでくるといった要素がここで読み取れます。また、派生する事業をどうつけ加えていくかも考えていかなければいけないのだろうと思います。
全ての質疑がそういうふうになりかねないので、意見として述べさせていただきまして、後日、別の場所でお話をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

委員長(干場君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
次に、資料2のえべつ未来戦略について質疑ございませんか。

角田君:全体を通してのKPIの考え方について、事務事業評価にも関係する部分ですが、今回のKPIに対する指摘で、例えば数値目標としてどうなのだろうという意見がたくさんあったかと思います。それについて、内部の議論はどういう形で行われたのか、あるいは、今後、企画政策部として部局に対してKPIの設定をどのような形で指導していくのか、考えを統一していくのかも議論されたと思いますので、お聞かせください。

総合計画・総合戦略担当参事:KPIですが、我々はこれまで成果指標という言い方をしまして、行政評価制度を通じて取り組んできたところでございます。この行政評価制度がスタートして20年弱になりますが、現在でも成果指標ないしKPIの設定というのは、毎回、一番頭を悩ませるところでございます。
今回も、成果指標、KPIの設定につきましては、所管とも議論を重ねてきたところでございます。ただ、大きな問題といたしまして、やはり集められる統計データの種類に限度があることや、技術的な面やコスト的な面から新たな指標をとることができないといったような課題に当たってしまうところがございます。
しかしながら、えべつ未来戦略については、毎年度、随時見直していくことになっておりますので、この計画ができたから終わりということではなくて、適切な指標がないかどうか、その設定については、今後も継続して研究をしていかなければならないと考えております。

角田君:要望になりますけれども、的確な数字を研究していただきたいと思います。
8ページの数字の間違いは別にしても、江別アンテナショップGET’Sの来客者数がKPIになっていることは疑問であります。例えば、農産物の加工品の認定数が全てなのか、本来の政策目標はその先にあり、最終的には売上高のはずです。
あるまちでは、外郭団体との連携事業の中でやっているのですけれども、1次産品の卸価格が幾らに上昇したかという数字を出しているところもあります。そういう形で、KPIの設定が実際にその事業が役立ったかどうかを評価する全てに近いものがありますので、最初から数字をこう設定してしまうと、恐らくこの数字だけをやっていればいいとなってしまいますので、企画政策部として、この政策目標はこうだからこうと事前に数字をとる作業、指導的な要素をきちんと進めていただきたいと思います。
そのことによって、取り組みの基本方針推進状況報告書も事務事業評価表もよくなっていくと思いますので、よろしくお願いいたします。

委員長(干場君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
最後に、全体を通して質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、企画政策部所管事項を終結いたします。
企画政策部退室のため、暫時休憩いたします。(14:08)

※ 休憩中に、第4回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(干場君):委員会を再開いたします。(14:09)
次に、2第4回定例会の委員長報告の有無についてでありますが、休憩中に協議いたしましたとおり、当特別委員会として所期の目的を達したものと考えますことから、次期定例会初日の本会議において委員長報告を行い、あわせて当特別委員会の廃止について申し添えたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
なお、委員長報告の内容につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を閉会いたします。(14:10)

※ 散会後、正副委員長より謝辞