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総務文教常任委員会 平成30年9月26日(水)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月25日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 一括議題の確認

(開 会)

委員長(島田君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(14:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
教育部入室のため、暫時休憩いたします。(14:59)

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(15:00)
1教育部所管事項、(1)報告事項、アの本庁舎駐車場内で発生した物損事故についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

教育部長:このたび職員が起こした物損事故について御報告するに当たり、まず、私から概略を申し上げます。
職員には、日ごろから事故の防止と安全運転の励行について注意を喚起してまいりましたが、去る9月19日、本庁舎駐車場で、教育支援課職員が車両を駐車し、下車しようとドアを開けた際に、隣に駐車していた車両の左前部ドアに接触する事故を起こしたものでございます。
本日、ここに御報告するとともに、おわび申し上げます。申しわけございませんでした。
事故防止に向けては、周囲の状況を確認するとともに、車両の取り扱いについて、慎重に操作することが求められることから、今後、さらに指導してまいりますので、よろしくお願いいたします。
詳細につきましては、教育支援課長から報告いたします。

教育支援課長:本庁舎駐車場内で発生した物損事故につきまして、御報告いたします。
1ページをお開き願います。
今回の物損事故は、9月19日水曜日、午後2時ごろ、市役所本庁舎正面玄関駐車場内で教育委員会の公用車が駐車中の車に損傷を与えたものであります。
状況につきましては、教育部学校教育支援室教育支援課所属の第2種非常勤職員が、本庁舎で印刷物を受け取るため市役所正面玄関前駐車場に駐車し、停車後に運転席から下車するためドアを開けたところ、強風にあおられ、ドアの縁が右隣に駐車していた相手方の車両の左前部ドアに接触し損傷させたものであります。
損傷の状況は、相手方の車は、左前部ドアの一部に当方車のペイントが長さ10センチメートルほど付着し損傷ができたものです。
なお、当方の車は、ドア縁の一部の表層塗装に剥がれが生じましたが、他の損傷はありませんでした。
従前より、公用車の運転等には、十分な注意を払うよう指示しておりましたが、今回の事故は、初歩的なミスから起きたものでありまして、今後、再度、安全教育を実施し、安全な運転管理に努めてまいります。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第3回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

総務課長:第3回定例会最終日に追加で提出を予定しております一般会計補正予算のうち、教育部の所管分につきまして、一括して御説明申し上げます。
資料2ページ及び3ページの補正予算の概要をごらんください。
今次の補正予算は、台風21号による災害復旧事業費で、被害のあった各施設の復旧に対応していくものであります。
初めに、10款2項小学校費の台風21号災害復旧事業(小学校)でありますが、学校施設等の破損に伴う修繕費及び倒木等の処理経費として、大麻小学校遊具取りかえに221万円、校舎及び体育館屋根等補修に194万円、物置交換・掲揚塔撤去ほかに151万円、302本の倒木等処理に5,316万円の計5,882万円を増額するものであります。
次に、10款3項中学校費の台風21号災害復旧事業(中学校)でありますが、学校施設等の破損に伴う修繕費及び倒木等の処理経費として、テニスコートフェンス破損修繕に580万円、物置及び外周フェンス補修ほかに96万円、127本の倒木等処理に964万円の計1,640万円を増額するものであります。
次に、10款4項社会教育費でありますが、台風21号災害復旧事業(公民館)は、野幌公民館及び大麻公民館敷地内で発生した6本の倒木等の処理経費として101万1,000円を、台風21号災害復旧事業(旧町村農場)は、旧町村農場敷地内で発生した1本の倒木等の処理経費として25万3,000円を、台風21号災害復旧事業(情報図書館)は、情報図書館敷地内で発生した3本の倒木等の処理経費として37万円を、台風21号災害復旧事業(郷土資料館)は、郷土資料館、屯田資料館及び文化財整理室敷地内で発生した5本の倒木等の処理経費として43万2,000円を増額するものであります。
次に、10款5項保健体育費でありますが、台風21号災害復旧事業(市民体育館)は、市民体育館の車庫シャッター破損に伴う修繕費として24万9,000円、5本の倒木等の処理経費として64万8,000円の計89万7,000円を、台風21号災害復旧事業(屋外体育施設)は、森林キャンプ場の木柵破損に伴う修繕費として51万2,000円、森林キャンプ場で発生した135本の倒木等の処理経費として351万2,000円、はやぶさ運動広場で発生した3本の倒木等の処理経費として21万6,000円の計424万円を増額するものであります。
教育部補正額の合計は8,242万3,000円の増額となるものであります。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

相馬君:教育費の小学校費及び中学校費についてお聞きいたします。強風による倒木あるいは校舎の破損等に、何時ごろに気がついて、子供たちの安全管理のために教育委員会としてどのような対応をとられたかお伺いいたします。

総務課長:今回の台風に伴う小・中学校に対する対応ですが、9月4日火曜日午後の時点で、午後6時以降に暴風警報が発表されることを把握しておりましたので、事前に総務課から各学校に、物が飛ばないように注意喚起の文書を出しておりました。その後、午前3時30分ごろ、総務部危機対策室から私に電話があり、現在風が強く、江別第一小学校や第三中学校で倒木被害がある旨連絡が入ったところです。その情報を受けて、私から総務係長及び施設係長に、市内がそういう状況であるので、早目に出勤して、状況を把握する必要があるとの指示をしたところです。その後、私が出勤しましたけれども、それよりも早く施設係長が学校の施設業務員に連絡をとっており、施設業務員及び教頭等が状況を確認して、取り急ぎ被害状況について、9月5日の午後0時までに取りまとめをしたところです。

相馬君:私も近所の小学校や中学校を見て歩くと、教頭先生が午前7時前から通学路の点検を行っていらっしゃいました。子供たちへの注意喚起は何かされたのか。この日は普通登校でしたか。

総務課長:総務部危機対策室から午前3時30分ごろに連絡があったと答弁しましたが、倒木関係の対策にあわせまして、その日を一斉休校にするのか、繰り下げ登校にするのかという判断が教育委員会として求められますので、その後すぐに教育長と教育部長に連絡をとり、通学をどうするか協議しました。結果として、午前5時だったと思いますが、今後暴風警報が解除されて風が弱まってくるという気象情報の見込みを把握しておりましたことから、通常どおりに通学するという判断をしたところです。合わせて、そういった状況でしたので、各学校においては、学校長の判断により、通学路に先生が立つなどして対応をとったと聞いております。

委員長(島田君):ほかに質疑ありませんか。

干場君:全体的に今回の補正予算に係る金額を見ると、倒木等の処理がかなりの割合を占めていると思います。所管として、倒木処理に関する経費について、積算の根拠があるのであればお聞きします。緊急に対応するということで、詳細については伺いませんけれども、一定のものがあるのであれば、今の時点でこの金額を出した考え方をお伺いいたします。

総務課長:処理費の算出に当たって、急を要するということはもちろんありましたが、倒木を処理できる市内の業者からの聞き取りや、過去の実績等を勘案して、1本当たりの単価を積算した上で予算要求をしたところであります。5メートル以下の低木、5メートルから12メートル以下までの中木、12メートルを超える高木と、木の大きさによって処分単価が異なるので、それぞれに応じて補正予算の算出をしたところです。

委員長(島田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、教育部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(15:14)

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(15:15)
2総務部所管事項、(1)報告事項、アの台風21号に伴う対応等についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

危機対策・防災担当参事:それでは、台風21号に伴う対応等について、御報告申し上げます。
資料の1ページをごらん願います。
1の主な経過についてですが、台風21号の接近に伴い、9月4日午後6時34分に暴風警報が、翌5日午前0時17分に大雨警報(浸水害)が発表され、午前5時53分に大雨警報が解除、午前8時14分に暴風警報が解除されております。
なお、この間の風速及び雨量についてですが、気象庁のデータによりますと、江別太にあります観測地点で、最大瞬間風速が、午前3時16分に33.1メートル、最大風速は、午前3時50分に22.1メートルとなっており、雨量につきましては、24時間雨量で11ミリメートルとなっております。
参考といたしまして、消防本部では、午前2時50分に最大瞬間風速40.2メートル、最大風速17.5メートルを観測、土木事務所では、午前3時10分に最大瞬間風速28.3メートル、最大風速20.0メートルを観測しております。
災害対策本部設置時の本部員会議については、9月5日午前8時45分に1回目を開催し、その時点における市内の状況等について情報共有し、被害状況の取りまとめについて、市長から指示を受けております。
同日午後1時15分に2回目の本部員会議を開催し、午後1時現在での被害状況について各部から報告を受けております。
次に、2の被害の状況についてですが、市で把握している主なものといたしましては、人的被害が2件であります。
物的被害としては、住家被害の通報が消防本部に28件、被害届出証明申請は、9月19日現在で11件届け出されております。
市有施設としては、主なものとしてプール屋根等の破損が小学校に発生したほか、テニスコートフェンスの破損が、中学校で発生しております。
また、街路灯、大麻アンダーパス階段手すりなどに損害が発生しております。
被害額については、事業費ベースで6,562万5,000円であります。
倒木については、主に小・中学校敷地内、公園、街路樹、防風林などにおいて2,694本発生しております。
被害額については、倒木の撤去処分費が事業費ベースで2億5,698万5,000円であります。
農作物と次の営農施設については、9月12日開催の経済建設常任委員会で被害状況を報告しているところでございますが、9月10日現在で農作物の被害が50.6ヘクタール、被害額が3,176万5,000円、営農施設の被害は、ビニールハウス等が489棟で、被害額が1億2,083万円となっております。
停電は、最大で4,698戸発生、通行どめは10カ所となっております。
なお、本日は台風21号に伴う対応等について、御報告いたしましたが、北海道胆振東部地震につきましては、被害状況がまとまり次第、当委員会で報告する予定でございますので、御了承願います。
報告は以上でございます。

委員長(島田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

相馬君:2点お聞きいたします。1点目は、このような最大瞬間風速というのは、江別市で過去に観測されたことがあるのか。もう1点は、災害対策本部設置について、流れを簡単に説明いただきたいと思います。

危機対策・防災担当参事:最大瞬間風速は、江別市では平成20年から観測しており、今回が最大値となっております。
災害対策本部設置の流れですが、暴風の状況になっておりますので、その状態での参集は非常に危険です。そのため、まずは、各施設を管理する課長に連絡をします。教育部には午前3時30分に連絡し、その後、総務部総務課、企画政策部秘書課に連絡し、各部長にも連絡し、被害状況をまとめた上で、午前8時45分に会議を開催したということでございます。

相馬君:各部署に連絡をする危機対策室は、暴風の警報が出る前から待機をされていたのでしょうか。

危機対策・防災担当参事:危機対策室は交代で、24時間体制で待機しておりました。

相馬君:気象情報を見ながらの待機ということになるのでしょうが、台風21号については、いつくらいから待機するという判断をしていたのでしょうか。

危機対策・防災担当参事:危機対策室は、暴風警報が発令されたときに待機することとなっております。

委員長(島田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第3回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第3号)の概要について及びイの一般会計補正予算についてを一括議題といたします。
本件に対する一括説明を求めます。

財務室長:このたびの台風21号に伴う災害復旧事業費について、定例会最終日に補正予算の追加提案を予定しておりますので、その概要を御説明いたします。
初めに、資料の4ページをごらんください。
台風21号災害復旧事業予算概要でありますが、この資料は、このたびの台風21号に伴う災害復旧事業費を倒木処理と建物、構築物、その他の二つに分類したもので、また、実施時期などにより、緊急に対応が必要で軽微なものは既定予算で対応し、まとまった量の倒木処理や建物の補修工事などを今回の補正予算で対応しようとするものであり、さらに、公園の樹木や街路樹の補植、学校プールの屋根の補修など、今後順次対応すべきものについては、新年度予算対応として整理したものであります。
この結果、災害復旧事業費の合計は、事業費合計欄に記載のとおり3億2,261万円となり、内訳は、倒木処理が2,694本で2億5,698万5,000円、建物の補修などで6,562万5,000円となっております。また、予算対応区分別では、既定予算で794万2,000円、今次補正予算分で2億1,781万7,000円、新年度予算分が9,685万1,000円となりますが、新年度予算分は、現段階の計画額であり、新年度予算編成の中でさらに整理する予定であります。
そのうち今次補正に係る災害復旧事業の主なものを御説明いたしますと、倒木処理では、農林水産業費の防風林、土木費の公園の樹木や街路樹、教育費の小・中学校の学校林など合計で1億8,539万3,000円、建物の補修等では、土木費の障害物の除去など道路清掃や街路灯の取りかえ、教育費の学校のテニスコートフェンスの補修など、合計で3,242万4,000円となっており、その他詳細につきましては、資料を御参照いただきたいと存じます。
次に、2ページをごらんください。
一般会計補正予算(第3号)の概要でありますが、1の編成方針は、台風21号に伴う災害復旧事業費の措置であります。
2の予算規模でありますが、補正額は2億1,781万7,000円の追加となり、既定額の437億1,137万4,000円に加えますと、補正後の額は439億2,919万1,000円となるものであります。
3の今次補正の事業でありますが、事業名は台風21号災害復旧事業とし、括弧内に施設名等をあらわす形としております。1の市有財産は、旧岡田住宅等の屋根の修繕や市有地内の倒木処理経費として911万8,000円を、2の市営墓地は、やすらぎ苑等の倒木処理経費として85万7,000円を、3の環境クリーンセンターは、敷地内の倒木処理経費として73万5,000円を、4の農村広場は、案内看板や入口ゲートの修繕経費として59万7,000円を、5の防風林は、兵村防風林等の倒木処理経費として1,900万円を、6のRTNパーク分譲地は、敷地内の倒木処理経費として340万円を、それぞれ措置するものであります。
7の街路灯は、文教通りほかの街路灯の改修経費として385万6,000円を、8の道路等は、街路樹の倒木処理及び障害物の除去など道路清掃等に係る経費として3,643万7,000円を、9の公園は、遊具やフェンス等の改修費及び倒木処理経費として5,800万円を、10の市営住宅は、テレビアンテナの改修や敷地内の倒木処理経費として339万4,000円を、それぞれ措置するものであります。
11の小学校は、校舎及び体育館の屋根の補修、敷地内の倒木処理経費等として5,882万円を、12の中学校は、テニスコートフェンスの改修や、敷地内の倒木処理経費等として1,640万円を、13から16は、いずれも敷地内の倒木処理経費であり、13の郷土資料館は43万2,000円を、14の旧町村農場は25万3,000円を、15の公民館は101万1,000円を、16の情報図書館は37万円をそれぞれ措置するものであり、17の屋外体育施設は、森林キャンプ場の倒木処理経費等として424万円を、18の市民体育館は、車庫の補修及び敷地内の倒木処理経費として89万7,000円を、それぞれ措置するものであります。
以上18事業に係る財源として歳入については、特定財源として諸収入で保険料収入354万円を見込み、残りの2億1,427万7,000円は繰越金をもって措置いたしますが、特別交付税を初めとした国の財政支援の状況などが明らかとなり次第、今後の補正予算において、備荒資金の活用などを含め、歳入の組み替えを行いたいと考えております。
次に、3ページをごらんください。
4の一般会計款別事業概要でありますが、総務費は1事業で911万8,000円、衛生費は2事業で159万2,000円、農林水産業費は2事業で1,959万7,000円、商工費は1事業で340万円、土木費は4事業で1億168万7,000円、教育費は8事業で8,242万3,000円、合計で18事業、2億1,781万7,000円の追加となるものであります。
次に、下段の総務部所管分の補正予算の概要を御説明いたします。
2款1項総務管理費の台風21号災害復旧事業(市有財産)に911万8,000円を措置するもので、内訳は、旧岡田住宅等の屋根の補修に131万8,000円、普通財産等の敷地内の倒木処理経費に780万円となっております。
以上です。

委員長(島田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(15:32)

委員長(島田君):委員会を再開いたします。(15:33)
次に、3のその他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(15:33)