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市立病院・地域医療検討特別委員会 平成30年2月13日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月25日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(清水君):ただいまより、市立病院・地域医療検討特別委員会を開会いたします。(13:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので、報告いたします。
市立病院及び傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(13:30)

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(13:31)
1市立病院所管事項、(1)報告事項、アの病院事業経営状況(12月分)についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:平成29年12月分の病院事業経営状況について御説明いたします。
なお、本年1月22日に開催された当委員会におきまして、10月分及び11月分の経営状況について御報告申し上げており、資料の2ページ及び3ページの10月分及び11月分の各月の資料については、既に御報告したものと同じ資料になりますことから、説明を省略させていただきますことを御了承願います。
それでは、資料の1ページをお開き願います。
まず、診療収益の状況ですが、グラフの太い実線に丸印のついているものが平成29年度の4月から12月までの実績でございます。
実績額は、下段の表の合計欄に記載のとおり、4月から12月までの9カ月間の合計では41億2,747万1,000円となり、同期間の計画より12.6%、5億9,758万7,000円の減となっております。また、前年度の同期間の実績より4.3%、1億8,526万8,000円の減となっております。
次に、資料の4ページをお開き願います。
こちらが12月分の経営状況となっております。
まず、1患者数及び診療収益の状況のうち、表の左側の患者数については、計の欄のとおり、入院実績は7,235人、外来実績は1万3,504人で、計画より、入院で781人の減、1日平均で26人の減、外来では1,359人の減、1日平均で68人の減となったものであります。
次に、表の右側の診療収益については、計の欄のとおり、入院・外来合計実績は4億9,040万3,000円で、計画より3,659万円の減となっております。
次に、資料の左下の2医業費用の状況は、実績額8億1,205万1,000円で、計画より732万4,000円の減となっております。
この結果、3収支の状況では、実績で3億959万円の収支不足となったものであります。
次に、4病床利用率ですが、一般病棟が76.0%、地域包括ケア病棟が75.3%、一般病棟と地域包括ケア病棟を合わせた病床利用率は75.9%となっております。また、精神病棟は38.1%、全体では69.3%となっております。
次に、資料の5ページをごらんください。
4月から12月までの9カ月間の経営状況について御説明いたします。
1患者数及び診療収益の状況のうち、表の左側の患者数については、計の欄のとおり、入院実績は6万791人、外来実績は12万4,862人で、計画より、入院で1万1,489人の減、1日平均では42人の減であり、外来で1万749人の減、1日平均では58人の減となったものであります。
次に、表の右側の診療収益については、計の欄のとおり、入院・外来合計実績は41億2,747万1,000円で、計画より5億9,758万7,000円の減となっております。
次に、資料の左下の2医業費用の状況は、実績額47億922万5,000円で、計画より2億261万3,000円の減となっております。
この結果、3収支の状況では、医業収益と医業費用との差し引きにおいて、1億4,439万2,000円の収支不足となったものであります。
次に、4病床利用率ですが、一般病棟が71.7%、地域包括ケア病棟が65.3%、一般病棟と地域包括ケア病棟を合わせた病床利用率は70.7%となっております。また、精神病棟は41.5%、全体では65.6%となっております。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:12月分の病院事業経営状況について、診療収益が大きく上昇している要因をお伺いします。

管理課長:主なものとしましては、外科系の診療科について、各診療科とも手術件数と入院患者数の実績がよく、これらに伴いまして、全体として診療収益が底上げされたものと考えております。

内山君:これまでに比べて手術件数や外科系の入院患者がふえたというのは、何かが変わってそうなったのか、その要因についても伺いたいと思います。

管理課長:委員の皆様御承知のとおり、本年度に外科系の副院長が病院長代理に就任しております。その中で、診療のみならず、今年度の経営について、医師からの観点ということで、病床利用率の上昇や診療収益に寄与するような考え方を持って取り組んでいただいております。
その中で、現在の入院基本料7対1を堅持している大きな要素としては、手術等をすることによる重症患者の受け入れの数値が必要となってきますので、病院長代理が中心となって、各手術を担当する診療の医師に働きかけていただき、また、御自身も外科医ですから、手術の執刀をかなりされているということから、手術件数がある程度伸びているのだと思います。
また、今年度からは、泌尿器科の医師も2人体制になり、手術を安定的に応需できることから、12月についてはそのように実施しております。また、これは要因がまだわからないのですが、12月の産婦人科における出産数がかなり多く、その部分も診療収益の上昇に寄与している要因と考えております。

内山君:今の説明によると、季節的な要因よりも、これまで病院長代理がやってきたものがようやく結果になってあらわれてきたという捉え方でよいのでしょうか。また、今回だけ診療収益が上がったのではなくて、今後も継続されていくようなものなのか、伺いたいと思います。

管理課長:内山委員の御指摘ですけれども、季節的な要因として、例年、こういった経営状況の御説明の中では、特に冬期間については高齢者の転倒等が多いことから、整形外科の手術件数がかなりふえる時期でございます。それは、例年どおりの傾向ということで押さえていただければと思います。
また、本年は、内科系について、特に感染症による受診が多いということで、これらの部分は、内科や小児科等に影響するのですけれども、具体的な数の動向には余りあらわれていませんが、全体的な患者数の増には一定程度寄与しているものと考えております。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。

吉本君:ただいまの御説明では、手術件数が、整形外科、泌尿器科、産婦人科でふえているということです。その一方で、材料費の計画で約10億円だったものが、4月から12月の9カ月では1億3,000万円くらい減になっています。そのあたりは直接的に関係ないのかどうか。当然、診療収益に比例してふえてくると思っていたものですから、その辺についてお聞きします。

管理課長:材料費につきましては、従前も御説明しているのですが、医薬品については、今、強力にジェネリック化を推し進めておりますので、まずはこの部分の材料費の減少が考えられます。
また、本年に入り、主に手術に使うような診療材料を含め、全国的な共同購入の仕組みに加入させていただきまして、その中で、全国共通の単価を使うことにより材料費の単価の引き下げに寄与しているものと考えられることから、これらを合わせた結果として執行額がかなり落ちていると考えております。

吉本君:全国共通の単価を使うということで、共同購入をすることのメリットはわかりました。そうすると、全国的な動向に左右されると思います。材料費が一定程度減額されたままでずっと推移すると想定していいのか、それとも、ほかの動向によって価格の増減があるのかどうか、その辺のリスクについて、お聞きします。

病院事務長:民間事業者による在庫管理と一部共同購入につきましては、平成23年度から一部始めて、平成29年度に全国レベルの単価を視野に入れるということで委託事業者との契約を変更して進めています。今、委員からの御指摘は、全国的に価格が上がった場合に同様の影響を受けるのではないかという御指摘だと思います。今の受託業者はいろいろな情報を持っていまして、例えば、全体的に原材料費が上がって、全国の全ての材料費が上がるようなときには抗えません。しかし、個別のメーカーの事由で単価を何%上げますという際には、即時に類似メーカーの見積もりをとり、価格交渉をして、その価格交渉により値上げを抑えたり、値上げがやむを得ない場合については、病院内の試験を経て、支障がなければ安い材料に切りかえたりするという工夫を随時行っておりますことから、余り御心配はいらないと思っております。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第1回定例会予定案件、アの病院事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

管理課長:それでは、私から、病院事業会計補正予算(第1号)の概要につきまして御説明申し上げます。
資料6ページをお開き願います。
1編成方針についてでございますが、今次補正は、人事院勧告に伴う給与条例改正等による給与費の増減調整を行うものでございます。
次に、2予算実施計画の変更についてでありますが、収益的収入及び支出のうち、支出において、人事院勧告に伴う給与改定及びその他給与費に係る決算見込みにより給与費を算出した結果、2,629万2,000円増額し、この増額分について、1病院事業費用の1医業費用の項目にあります材料費を同額で減額しようとするもので、補正後の医業費用全体の金額は72億7,095万7,000円となり、既決予定額の変更はございません。
また、同様に病院事業費用総額の変更はないものであります。
次に、3議会の議決を経なければ流用することのできない経費の変更についてでありますが、当初予算において、職員給与費及び交際費については、議会の議決を経なければ流用することができないものと定めており、今次補正において、材料費から給与費へ流用と同じような増減調整をしようとすることから、議会にお諮りするものでございます。
金額については、職員給与費の既決予定額36億7,857万8,000円を2,799万2,000円増額し、37億657万円とするものであります。
次に、4給与費補正の内容についてですが、主なものを御説明申し上げますと、まず、一番上の項目の給与改定に伴う増2,033万3,000円は、給与改定に伴う給料・勤勉手当の増のほか、期末手当や時間外手当へのはね返り分、さらには、法定福利費や賞与引当金の増等に対応するものであります。
次の項目の医師特勤・宿日直の減及び時間外手当の減については、それぞれ決算見込み額を算定した結果、合計で2,880万6,000円の減額をするものでございます。
次の項目の報酬の増4,149万9,000円は、出張医師の報酬の増加分を見込んだものでございまして、主な要因といたしましては、説明欄に記載のとおり、小児科常勤医の育休取得に伴う新たな出張医師の増加及び産婦人科医師の異動に対応するための出張医師の増加などにより、出張医師の報酬を増額補正するものでございます。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

赤坂君:報酬増の説明に関して、小児科と産婦人科の医師の招聘はどこにお願いするのかということが一つです。
それから、産婦人科の常勤医は2人いたと思うのですけれども、去年は3人体制でした。その辺の経過を含めて説明いただきたいと思います。

病院事務長:まず、どこに医師の招聘をお願いするのかということにつきましては、小児科及び産婦人科の両診療科ともに北海道大学の関係教室、いわゆる医局でございますので、それ以外はございません。
産婦人科につきましては、副委員長が御案内のとおり、平成29年度の予算要求時には3人体制を見込んでおりました。事実、平成29年度当初は3人おりました。これが7月1日に大学医局の人事がありまして、1人が苫小牧市にある王子総合病院に異動しております。後継者については、病院長も入りまして相当打ち合わせをしたのですけれども、報道等にありますように天使病院の人事の関係があり、道内の産婦人科の医師の異動に臨時的な異動の要素が入ったため、残念ながら、年度内の招聘はかなわず、常勤医につきましては2人体制の確保にしか至らなかったという経過です。

赤坂君:そうしますと、今は2人体制ですが、今後は1人体制になるということですか。

病院事務長:常勤医2人に加え、出張医という体制です。

赤坂君:そうしますと、来年度以降の話になるのですが、引き続き医師を要請しているということで、その辺の目算というか、マスコミ等でほかの大学のいろいろな話が出ておりました。いろいろあったと思うのですけれども、その辺の事情も説明いただければと思います。

病院事務長:まず、対外的な要素としましては、大学の産婦人科の教室の教授選がつい先日まで行われておりまして、情報では、結果が出たと聞いております。ちなみに、これは先週の話でございます。
新年度の具体的な人事は、それまで何も発表されなかったということでございます。通常ですと、1月ぐらいに内々にお話が来るのがほとんどですが、産婦人科につきましては、先ほど申し上げた理由により延び延びになっているということです。
確定的なことは言えないのですけれども、3人体制の実現の可能性が高いという感触を得ております。ただし、過去の経験から言いますと、産婦人科の人事に関しましては非常に流動的な状況です。というのも、何年か前から話題になっております産婦人科の集約という問題がございます。特に、数年前の訴訟問題と相まって、複数の産婦人科医がいない病院では、出産時の安全を確保が難しいので、なるべく分娩を行わないという大学の基本方針がございます。産婦人科医がたくさんいるところに集約するという考え方で人事をしておりますことから、当院は、一時閉鎖の憂き目にも遭いましたけれども、梶井病院長を初めとする産婦人科系の人脈を使いまして、平成21年度の再開につながっております。一旦、再開したものの、やはり供給がなかなか安定せず、医師が3人になったり2人になったりということを繰り返しております。
ですから、まだ明示的なことは言えないのですけれども、新年度については、増員を強力にお願いしている段階ということでございます。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、市立病院所管事項を終結いたします。
市立病院退室のため、暫時休憩いたします。(13:55)

※ 休憩中に、第1回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(14:20)
2第1回定例会の委員長報告の有無については、委員長報告を行うことで確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、案文については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
内容については、一つ目は、病院事業経営状況について、二つ目は、当委員会として第1段階の調査を終えて第2段階の調査に移行することについて、三つ目は、市民団体から提言を受けたことについて、四つ目は、本年1月の記者会見における市長の市立病院に関する発言についてということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、3その他について、皆様にお諮りいたします。
前回に引き続き、当委員会の今後の進め方について協議させていただきたいと思います。
前回の当委員会で、各委員から御意見をいただき、第1段階の現状把握を終え、第2段階の課題への対応に向けた調査を進めていくことが確認されました。
一方、市立病院・地域医療検討特別委員会の設置に関する決議において、委員会は、江別市立病院の所管に属する事項の調査及び関連議案等の審査を行うこととされているため、これまで、ほかの所管に属する事項の調査はできないこととしてきました。
正副委員長において、前回の当委員会で全委員の意向がおおむね一致したことなどを踏まえ、再度検討した結果、設置決議にある江別市立病院の所管に属する事項を基本としつつも、市立病院だけでは答弁できず、他部局に及ぶ質疑が必要であると当委員会の中で確認された場合は、他部局に出席を求めて質疑できることとしたいと思います。
これについて、各委員から確認等ございませんか。(なし)
それでは、他部局に及ぶ質疑が必要となった場合、他部局に出席を求めて質疑できることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、他部局に及ぶ質疑が必要となった場合の当委員会での確認方法についてですが、正副委員長協議の上、皆様に案をお示ししたいと思います。
正副委員長の案は、2会派以上の賛同としたいと思います。
これについて、各委員から確認等はございませんか。(なし)
それでは、他部局に及ぶ質疑が必要となった場合の当委員会での確認方法については、2会派以上の賛同とすることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、第2段階の進め方について皆様にお諮りいたします。
前回の当委員会では、第2段階の課題への対応は、江別市立病院新公立病院改革プランを用いて進めていくことと確認されましたが、具体的にどのように進めるかについて、正副委員長の案をお示ししたいと思います。
今後の進め方としては、江別市立病院新公立病院改革プランを分割して各委員から質疑する方式とし、過去に当委員会に提出された資料の数値等を用いて現状との乖離等について質疑することを可としたいと思います。
これについて、各委員から確認等ございませんか。

相馬君:現状と乖離があるということを導き出すような質疑でないとだめなのでしょうか。
単純に江別市立病院新公立病院改革プランを分割して、この項目についてはどうなのだろうということだけではなく、現状との乖離がはっきりするような質疑でないとだめなのでしょうか。

委員長(清水君):暫時休憩いたします。(14:25)

※ 休憩中に、委員会の今後の進め方について協議

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(14:30)
それでは、第2段階の進め方については、先ほど確認したとおり、江別市立病院新公立病院改革プランを分割して各委員から質疑していくことといたします。
なお、平成30年度の診療報酬改定の状況により江別市立病院新公立病院改革プランが修正される可能性があるため、そうなった場合の対応については、適宜、当委員会で協議することとしたいと思います。
次に、要求資料についてお諮りいたします。
前回までに、第2段階の調査を進めるに当たり、資料要求がありました。
これについて、正副委員長において事前に病院事務局に確認したところ、作成が難しい項目があるため、改めて正副委員長において整理し、資料を要求した各委員と個別に調整させていただきたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、本日確認されました他部局に関連する事項の要求資料について、皆様にお諮りしたいと思います。
一つ目は、病院別救急搬送の人員、二つ目は、江別市医療介護連携推進協議会の現状と動きについてですが、いずれも他の部局に及ぶ事項であることから、資料要求の詳細について、休憩の中で改めてお聞きしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
暫時休憩いたします。(14:33)

※ 休憩中に、要求資料について協議

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(14:38)
ただいま、それぞれ御説明いただいた内容を踏まえ、改めて正副委員長において病院事務局と協議させていただきたいと思います。本件については、正副委員長に御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、当委員会の今後の進め方に関して、全体を通して各委員から何かございませんか。

宮本君:今後のスケジュール、つまり、いつまでに何をやるのかというものが必要です。市立病院の動きもありますし、市長の判断もあるでしょうから、その辺について各委員と認識を一致させた中でやっていければいいと思います。
この間も市長と話をした中で、これから始めることを検討するのですから、すぐにこれをやる、あれをやるという具体的な方針は出せないと思います。何を根拠に、どのような計画で実施していくのか見えない状態で、江別市立病院新公立病院改革プランを修正しながら、また、いろいろな資料を見ながら調査していくのはいいのですが、非常に気になるところです。
3月には新年度予算案が出てきますから、その審査は予算特別委員会ですけれども、それについても、現在の江別市立病院新公立病院改革プラン、あるいは江別市立病院経営健全化計画に基づいた中での予算案になりますので、新たな取り組みを予算案に盛り込むのは間に合わないと思います。しかし、市長の具体的な考え方は出てくると思いますので、イメージとしてどれぐらいをめどにしてこの委員会を進めていって調査を終えるのか、これは常に意識しておかなければならないと思います。
その辺について、皆様方から御意見があれば参考にさせていただきたいと思います。

委員長(清水君):ただいまの宮本委員からの御発言について、ほかの委員から御意見等ございませんか。

岡村君:今の段階でスケジュールをお話しする時期ではないと思います。スタートのときから自分の中で課題別に展開しながら、最後はこの辺で終わるというものは描いていますけれども、今、いよいよ第2段階に入ろうとしているときなので、まずは、次回以降にやってみて、その後、一、二度なのかどうかわかりませんが、迅速に調査を行っていくことも念頭に置きながら、スケジュールを明確にしていければいいと思っています。

委員長(清水君):ほかに御意見等ございませんか。

吉本君:私も、この委員会がどういう形で終わるのが一番いいのか、ずっと考えていました。今度、具体的な計画をもう一回見直して、これは生活福祉常任委員会に提出されている計画ですから、そこでも見ていますけれども、緊迫した病院経営状況の中で具体的にどこをどうすれば改善の余地があるのか、本当に現実的な問題でこの計画を見ていかなければなりません。ですから、今、岡村委員がおっしゃったような形で終着点を見つけていければいいと思っております。今の段階では、いつまでとは言えません。

委員長(清水君):ほかに御意見等ございませんか。

齊藤佐知子君:今の段階で、いつまでに何をどうするか決めるというのは難しいと思いますが、市民団体の方からのいろいろな提言等もございますし、市としても、現状をしっかり受けとめながら、議会としても、スピーディーに一つ一つ協議をしながら、ある一定の期間までに調査を終えるという意識を持ってスケジュールを考えていきたいと思います。しかし、今の段階では、具体的なことを決めるのはなかなか難しいと思っております。

委員長(清水君):ほかに御意見等ございませんか。

内山君:基本的には岡村委員の考えと同じですけれども、今、新年度予算に向けて江別市立病院新公立病院改革プランの修正はないということです。新年度に入ってからは、先ほど委員長がおっしゃったように、診療報酬改定等に伴って、病院事務局が江別市立病院新公立病院改革プランを修正すると思うので、江別市立病院新公立病院改革プランの検討はそれより前に終えて、江別市立病院新公立病院改革プランの変更には議会の議論が反映されるようにしなければいけないと思います。ですから、スケジュール感としては、変更案が出される前までにはこの委員会の中での検討を終わらせていなければいけないと思います。

委員長(清水君):ほかに御意見等ございませんか。

島田君:今、内山委員がおっしゃったように、診療報酬改定が4月にはっきり見えます。今でもある程度見えているのですけれども、はっきり出るのは4月ですから、それまでに江別市立病院新公立病院改革プランを整理しておけば、その後、すぐに取り組みやすいのではないかと思います。

委員長(清水君):ほかに御意見等ございませんか。

本間君:まずは、皆さんからお話がありましたように、調査を迅速に進めていくべきだと思っていますが、今の段階ではスケジュールをなかなか想定できないと思っています。今後、第2段階に入っていきますので、恐らく、第2段階の調査が進めばその辺のスケジュールも見えてくると思います。

委員長(清水君):ほかに御意見等ございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(14:45)

※ 休憩中に、委員会の今後の進め方について協議

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(14:49)
本日、皆様からいただいた御意見等を踏まえまして、今後、江別市立病院新公立病院改革プランの内容確認等を進めていくことといたしますので、よろしくお願いいたします。
そのほか、各委員から何かございませんか。(なし)
事務局から何かございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:50)