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生活福祉常任委員会 平成30年3月19日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月25日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(齊藤佐知子君):ただいまより、生活福祉常任委員会を開会いたします。(13:29)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
健康福祉部入室のため、暫時休憩いたします。(13:30)

委員長(齊藤佐知子君):委員会を再開いたします。(13:30)
1健康福祉部所管事項、(1)報告事項、アのあかしや保育園における灯油漏れ事故についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

健康福祉部長:御報告申し上げます前に、私から一言おわびを申し上げたいと存じます。公設民営方式で社会福祉法人江別わかば福祉会が運営しておりますあかしや保育園で灯油漏れ事故が発生いたしました。発見後、速やかに漏えい箇所を特定し、改修、土壌中和処理などの対応を行っております。これらの対応によりまして、灯油臭による園児への影響や、水道・下水道施設への流入などの大事には至っておりませんが、多くのお子さんをお預かりする保育施設を所管する健康福祉部といたしまして、この場をかりておわびを申し上げたいと存じます。申しわけございませんでした。
今後の施設維持管理に当たりましては、今まで以上に細心の注意を払ってまいりたいと考えております。
本件の詳細につきましては、子ども育成課長より御報告いたします。

子ども育成課長:私から、(1)あかしや保育園における灯油漏れ事故について御報告申し上げます。
資料1ページをお開き願います。
1灯油漏れの発生場所は、あかしや保育園敷地内であります。
2灯油漏れの状況でありますが、灯油漏れを確認したのは平成30年2月28日であり、灯油漏れ箇所は幼児保育室暖房機等につながる埋設灯油配管であります。
資料2ページをお開き願います。
図の下のほうのバツ印が埋設灯油配管の破損箇所であります。また、破線が灯油配管となっており、記載の灯油タンクから灯油配管が埋設されております。
資料1ページにお戻り願います。
2の(3)灯油漏れ原因は、灯油漏れ確認日の前日に行った園庭の排雪作業の際に通過した重機の荷重により、埋設灯油配管の丁字接続部分が破損したものと推定されます。
灯油の種類は白灯油であり、流出量は約270リットルと想定されます。
3経過でありますが、2月28日午前6時ごろにあかしや保育園の清掃担当職員が園舎内のストーブにエラー表示が出ていることを発見したため、原因を調査した結果、当該箇所での灯油漏れを確認いたしました。
午前7時30分ごろから、消防等の立ち会いにより現地調査を行いましたが、この時点で敷地外への拡散がないことを確認したところであります。
その後、灯油配管の復旧作業を開始し、午後0時ごろに完了しております。また、油吸着マットで灯油を除去するほか、流出灯油消臭処理剤を使用して土壌中和作業を行いながら埋め戻しを行っております。
4灯油漏れによる影響でありますが、におい等による園児への影響はなく、あかしや保育園の運営にも大きな支障は出ておりません。また、隣地及び水道・下水道施設への影響も出ておりません。
5今後の対応でありますが、融雪による影響も想定されますことから、3月21日に土壌入れかえ作業を行うとともに、同様の事故が発生しないように埋設灯油配管の敷設がえを行う予定です。
また、積雪時には灯油配管が埋設されている旨の看板等を設置し、除排雪時の作業に対する注意喚起を行ってまいります。
以上でございます。

委員長(齊藤佐知子君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

裏君:灯油漏れの原因についてですが、排雪作業をする重機の荷重を受けたことによるものだということです。
このバツ印の灯油配管の破損は、重機が灯油配管の前を通ったから破損したということなのかどうか。
また、ふだんとは異なる大きな重機だったのか、お聞きしたいと思います。

子ども育成課長:排雪の状況でありますが、資料2ページの図に灯油タンク1基と記載されている部分が園庭になっているのですが、そこの排雪作業を行う際にバツ印の上を重機が通過したことによる影響であると想定されまして、昨年度まではこの配管はなく、平成29年度に新たに埋設工事をして設置した配管となっております。

裏君:それでは、排雪業者は、灯油配管が埋設してあったことを知らなかったということでしょうか。

子ども育成課長:埋設されていること自体は承知していたと思うのですけれども、大きな重機が通ることで影響が生じることを認識していなかったのではないかと考えております。

裏君:これからも大きな重機が通ることを考えると、今後、灯油配管の敷設がえをする際に埋設する深さなどを考えていくということでよろしいでしょうか。

子ども育成課長:灯油配管の敷設がえについてですけれども、現在、埋設された箇所は来年度以降も排雪作業がございますので、重機が通っても影響がないように、現在の箇所には埋設せずに園舎の壁にはわせる形の工事を考えております。

委員長(齊藤佐知子君):ほかに質疑ございませんか。

諏訪部君:資料2ページの図を見ると、灯油タンクは1基です。灯油漏れを確認したのは水曜日ですので、園児が登園すると思うのですけれども、そのときの暖房はどのように対応したのでしょうか。

子ども育成課長:資料2ページの図の破線の部分は、灯油タンクから各部屋までの灯油配管を示したものです。午前中は設置されているストーブが使用できませんでしたので、電気ストーブ等を配置して園児に影響の少ない形をとっており、午後0時ごろに復旧作業が完了しましたので、試運転後に正常運転をしております。

諏訪部君:確認ですけれども、園児に特に影響はなかったということでよろしいでしょうか。

子ども育成課長:園長から影響がなかったことを確認し、また、保護者からも影響があったという声は伺っておりません。

委員長(齊藤佐知子君):ほかに質疑ございませんか。

裏君:あかしや保育園では、平成29年度に灯油配管を埋設したということですけれども、ほかの施設では、そのような確認をしているのでしょうか。

子ども育成課長:公立保育園で言いますと、やよい保育園がございますけれども、この保育園には車両が通るようなところはございません。
民間保育園につきましては、詳細を把握しておりませんが、こういった事故が起きたことを踏まえて、周知を行っていきたいと考えております。

裏君:灯油配管の敷設がえに要する費用負担について、お伺いいたします。

子ども育成課長:費用負担についてですけれども、市が所有する公共施設であり、また、事故の経緯を踏まえ、工事費用については市が負担したいと考えております。

裏君:工事費用はどれぐらいかかるのでしょうか。

子ども育成課長:現段階では概算ですけれども、当日の復旧工事を含めて総額100万円ぐらいかかると考えております。

委員長(齊藤佐知子君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

健康福祉部長:国民健康保険税条例の一部改正について、前段、私から御説明申し上げます。
現在、国会において平成30年度予算や、地方税法等の一部を改正する法律案が審議中であります。
この法律案が成立し、公布された後、関係する政令の改正が予定されており、地方税法施行令等の一部を改正する政令案には、国民健康保険税の負担軽減に関する事項が含まれているため、同政令の改正を受けて、当市の国民健康保険税条例を改正する必要がございます。
しかしながら、政令改正の公布が予算成立後となる可能性がありますことから、今般の制度改正を平成30年4月1日から適用するため、改正政令の公布に合わせて、本条例に係る必要最小限の改正について、市長において専決処分させていただきたいと考えております。
なお、改正内容等の詳細につきまして、国保年金課長より御説明いたします。

国保年金課長:私から、専決処分の対象となります国民健康保険税条例の一部改正について御説明いたします。
資料3ページをごらん願います。
まず、改正理由でありますが、地方税法施行令の一部改正に伴い、低所得者に対する国民健康保険税の軽減措置のうち5割及び2割軽減について、軽減判定所得の引き上げにより軽減対象が拡大するよう所要の改正を行うものであります。
次に、改正内容でありますが、軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずる金額を5割軽減では27万円から27万5,000円に、2割軽減では49万円から50万円にそれぞれ改めるもので、平成30年度以後の国民健康保険税について適用するものです。
なお、資料4ページは軽減判定所得の見直しの概要であります。
以上です。

委員長(齊藤佐知子君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

裏君:このたびの改正による当市への影響について、お伺いいたします。

国保年金課長:このたびの軽減判定所得の引き上げによりまして、新たに5割軽減の対象となる世帯は55世帯で、軽減額は231万6,617円と見込み、新たに2割軽減の対象となる世帯は48世帯で、軽減額は81万6,887円と見込んでおります。

委員長(齊藤佐知子君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、健康福祉部所管事項を終結いたします。
健康福祉部退室のため、暫時休憩いたします。(13:44)

委員長(齊藤佐知子君):委員会を再開いたします。(13:44)
最後に、2その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(13:45)