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経済建設常任委員会 平成30年9月26日(水)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月25日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(石田君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(13:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(13:30)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(13:30)
1経済部所管事項、(1)第3回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

商工労働課長:経済部所管の補正予算について御説明いたします。
資料1ページをごらんください。
1件目の6款農林水産業費、1項農業費の台風21号災害復旧事業(農村広場)についてでありますが、台風21号による農村広場のゲート及び看板の修繕費としまして、補正額は59万7,000円でございます。
次に、2件目の6款農林水産業費、2項林業費の台風21号災害復旧事業(防風林)についてでありますが、台風21号による防風林等の倒木の処理に係る経費としまして、補正額は1,900万円でございます。
次に、3件目の7款商工費、1項商工費の台風21号災害復旧事業(RTNパーク分譲地)についてでありますが、台風21号によるRTNパーク分譲地内の倒木の処理に係る経費としまして、補正額は340万円でございます。
資料2ページをごらんください。
倒木の位置と被害内容でありますが、農業振興課所管の倒木につきましては1番から8番、企業立地課所管の倒木につきましては9番でございます。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

宮川君:8番についてお伺いします。補正予算での対応は150本ということですが、残りの350本はどのようになるのかお伺いいたします。

農業振興課長:兵村防風林につきましては、倒木の本数が500本と多く、狭い範囲に倒木が集中していることから作業の難易度が高くなっております。また、作業環境の制約上、処理に相当の時間を要することが考えられるため、単年度での対応が困難な状況であります。
したがいまして、残りの350本については次年度以降対応するものとしております。そのような理由から、今年度の補正予算での対応につきましては150本の処理費用を計上しているところでございます。

宮川君:そうすると、150本以外は現状のまま置いておくということでしょうか。

農業振興課長:倒れ切っている木や危険性がないものについては新年度予算での対応を考えております。
緊急度の高いものとして、別の木にもたれかかっているものですとか、すぐに処理しなければならない危険性の高いものを補正予算で対応させていただきたいと考えております。

宮川君:具体的な倒木の処理方法についてお伺いします。

農業振興課長:倒木の処理につきましては、危険なものは切り倒して、チェーンソーで所定のサイズに切り、それを林地内に置いておく予定でおります。
ほかの所管ではすぐに撤去しなければならないことがありますが、防風林については、林地内に置いておけば新年度以降に運搬等が可能なので、まずは木を切り倒して、所定のサイズにして置いておく予定です。

宮川君:最終的な処理までというとどのような工程になるのでしょうか。

農業振興課長:最終的には産業廃棄物として業者に引き取ってもらうことになると考えております。

商工労働課長:補足いたしますと、基本的に産業廃棄物として処理する方向なのですが、処分料が相当な額になる見込みです。そのため、全庁的にその他の処理方法を検討しております。極力、処分料がかからない方法を検討しているところでございます。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

赤坂君:台風で相当数の倒木があったと思うのですが、どういう形で通報があったのか、全体の何割が通報だったのでしょうか。
住民の生活や交通等に支障があるものから優先的に対応されていると思います。業者に現地に行ってもらい、すぐに対応をするなり、見積もりをもらうなりしていると思いますが、業者からの見積もりは全てそろっているのでしょうか。
全部見積もりが出ていて、全額措置はできないため150本にしたということがあるかもしれませんが、その過程を教えてください。今回は、合い見積もりをとることは不可能に近いと思います。道路に倒れている樹木の処理を優先的に業者にお願いするという状況だったと思います。生活や交通等に支障があるものについては対応が完了していると理解しておりますが、今後、見積もりをとったものについて業者にお願いすることになります。処理をする上で、一時堆積場か処分地に置かれるまでが業者の責任になるのか、そのあたりの過程も含めて時系列で説明してください。

農業振興課長:台風発生直後に農家などから数件の通報がありました。それは、畑に木が倒れていて営農に支障があるですとか、電柱などにもたれかかっているものがあるという内容であり、そういったものにつきましては、至急、職員が現地に行き、状況を見て業者に対応を依頼しております。その経費については、補正予算ではなく、もともと緊急的に防風林の伐採等に対応する予算がありますので、そちらで対応いたしました。
今回の補正予算については、職員が倒木の本数を数えて計上しております。
今後の処理につきましては、ほかの部局等との兼ね合いもありますが、危険な箇所についてはテープなどを張って侵入禁止にしているものですから、優先すべき箇所から順次対応していきたいと考えております。

赤坂君:業者から見積もりは全て出てきたということでよろしいでしょうか。

農業振興課長:今回の補正予算の計上に当たりましては、今までの被害状況調査の結果に基づき、建設部など庁内の他部署で積算した単価を確認し、それに基づいて予算計上をしております。
特定の部分の見積もりをとっているわけではなく、相対的な本数にその単価を掛けて算出しているものでございます。

赤坂君:倒木でも、だいたいは根元から倒れていて、公園などについては子供たちや通行人に支障がないよう、最終的に根まで除去することになると思います。
根から除去して持って行く場合の1本当たりの単価は出ていますか。

農業振興課長:単価の設定については、大型のもので10万円程度、中型のもので6万円程度となっております。
農業振興課所管分については、所定のサイズに切って置いておくため、中型の単価で積算しております。

赤坂君:防風林ですから、他に支障がないので、根も置いておくのでしょうか。
また、大型と中型の違いは何でしょうか。

農業振興課長:大型は直径30センチメートルを超えるものとなっており、中型は直径30センチメートル以下となっております。根の部分につきまして、農業振興課所管分は、林地内に置いてありますので、今年度は処理しない予定でおります。

赤坂君:大型は直径30センチメートルを超えるものということですが、それ以上の七、八十センチメートルくらいのものもあると思います。農業振興課所管分については、直径30センチメートルを超えるものを大型としているのでしょうか。直径30センチメートルと直径70センチメートルでは重量などが大きく異なりますので、処理に係る金額も異なるのではないかと思いますが、建設部ではそれらも含めて同額で算出していいということだったのでしょうか。

農業振興課長:被害状況調査の結果に基づき、平均化するとそのような単価になるということでした。そのようなことから、今回の単価の設定をさせていただきました。

赤坂君:確かに、緊急性があるし、職員も専門家ではありません。業者もとにかく急いでやらなければならないということで、相当な御苦労があると思います。ほとんど徹夜に近い作業が行われていることを目の当たりにしています。
もう1点聞きたいのは、当然、地方交付税や特別交付税などの国の支援があると思います。今回の補正予算に出てくるのかわかりませんが、それはどのように聞いていますか。

農業振興課長:農業振興課所管の防風林に限ってお話をさせていただきますと、市有防風林の約9割が保安林に指定されており、治山事業による復旧支援ができないか北海道と協議をしているところです。北海道からの支援を得られるとしても、来年度以降になるため、北海道から緊急性の高いものについては補正予算で対応してほしいと言われております。

赤坂君:それは確定した段階で対応していただければいいと思います。
緊急性があるという意味では、業者も職員も対応を急がされた面があると思います。
そこで、二つお聞きします。
兵村防風林の中は遊歩道になっていますが、今回処理をする150本の中に遊歩道に係る部分が入っていると理解していいのでしょうか。それとも、ほかに危険なところがあるため、遊歩道の危険な箇所については立ち入らないようにテープを張るといった対応だけなのでしょうか。まだ雪が降るまでには若干時間があり、それまでは遊歩道を散策される方がいると思います。まず、そのことについてお聞きしたいと思います。
もう一つは、農村広場の関係はこの資料2ページの図面上は出ていないようですが、この農村広場というのは、西野幌にある農村広場のことでいいのでしょうか。

農業振興課長:兵村防風林の中は、確かに人が歩けるような遊歩道になっているところがありますが、作業の難易度が高く、なかなかすぐに対応できないところがあるものですから、そういった部分についてはテープを張って、立ち入らないようにし、次年度以降に業者が対応可能な状況になったときに対応する予定です。まずは、危険性が高いところで、すぐに木を切り倒して処理できるところから対応をしていき、作業が難しいところについてはテープを張るなどで立ち入らないようにしたいと思っております。
農村広場については倒木の関係ではなかったので、資料2ページの図面には載せていないのですが、西野幌にある農村広場のことです。

赤坂君:最終的には業者に一時堆積場あるいは処分地などに運んでもらうことが見積もりの条件になっていると思います。
聞くところによると、雪の堆積場に置いて、市民に持っていってもらうといううわさがありますが、それはどこかで協議しているのでしょうか。

経済部長:市民からも問い合わせが来ておりますので、現在、総務部、経済部、生活環境部、建設部で調整しながら、今後の対応について検討を始めた段階です。決まりましたら、改めてその内容についてお知らせしたいと思っております。

赤坂君:もし、そのように決まった場合、個人で持てる重量は限られていると思うので、持ち帰れるサイズに業者が切ってくれるのでしょうか、それとも各自が自己責任で切らなければならないのでしょうか。10年ほど前にもそのようなことがあったと思いますが、その辺はまだ決まってないのでしょうか。

経済部長:それについても現在検討しておりますので、詳細が決まり次第、御連絡いたします。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

野村君:倒木を林地内に仮置きするというお話がありましたけれども、仮置きについてはいつごろまでを考えているのでしょうか。

農業振興課長:倒木の全ての処理がどれくらいかかるのか、正直読めないところがありますが、今回の補正予算で150本の処理を行う予定ですので、残りの350本となると、2年以上かかるのではないかと考えております。

野村君:量が多いので、それくらいはかかると思います。何を言いたいのかというと、江別市内でも過去に公園のごみ箱に火をつけられるといったトラブルがありました。今、江別市ではそういったトラブルがないのかというと、そうではなく、壁に焦げた跡があったですとか、そういった事案が北海道警察のSNS等で配信されています。私はそういうトラブルを危惧しているものですから質疑しました。
補正予算で、伐採して小さく切ってある樹木を雪の堆積場などに持って行くことは検討されなかったのでしょうか。火事などのトラブルにならないようにするためには、そこまでしなければならないのではないかと考えております。数が多いことは十分承知しておりますので、今すぐにそのようにすることにはならないと思いますが、そのあたりについてどのように考えているのでしょうか。

経済部長:伐採した樹木をどこに保管するのか、そして、それを市民が取りに行けるようにするのかを含めて検討しております。
いずれにしても、雪が降ると雪の堆積場を確保しなければならないものですから、果たしてその場所が本当に適切なのかも含めて検討しなければならないと思っております。
市民が持っていける大きさも限られており、その点も含めて検討中でありますので、決まり次第、御連絡させていただきます。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(13:56)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(13:57)
2建設部所管事項、(1)第3回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

管理課長:建設部における補正予算(災害復旧分)の概要について御説明いたします。
資料をごらんください。
8款土木費、2項道路橋梁費でありますが、1段目の台風21号災害復旧事業(街路灯)は、文教通りほかのポール式街路灯4基の取りかえ費用で、補正額は385万6,000円であります。
2段目の台風21号災害復旧事業(道路等)は、街路樹ほか350本の倒木等処理費と鉄西線転落防護柵及び大麻アンダーパスの階段手すりの補修費で、補正額は3,643万7,000円であります。
3段目の4項都市計画費の台風21号災害復旧事業(公園)は、97公園で590本の倒木等処理費と公園灯及びフェンスなど7公園9施設の補修費で、補正額は5,800万円であります。
4段目の5項住宅費の台風21号災害復旧事業(市営住宅)は、野幌団地1棟、あけぼの団地12棟の住宅アンテナの補修、野幌団地1棟、あけぼの団地2棟の住宅屋根の補修等に係る経費で、補正額は339万4,000円であります。
なお、財源の内訳ですが、住宅費の補正額のうち、103万6,000円は公益社団法人全国市有物件災害共済会の災害共済金で、残りは全て一般財源であります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

宮川君:鉄西線転落防護柵と大麻アンダーパスの階段手すりは、台風でどのような状態になったのでしょうか。

道路管理課長:鉄西線転落防護柵及び大麻アンダーパスの階段手すりは、どちらも倒木の下敷きになったことにより破損したものでございます。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

山本君:ポール式街路灯4基の取りかえ費用が計上されています。文教通りはふだんでも暗く感じますので、早急に取りつけなければならないと思います。ポール式街路灯が設置されるまでの間は、仮の街路灯か何かをつけるのでしょうか。

道路管理課長:今後発注する街路灯の更新工事に含めてポール式街路灯も発注する予定でありまして、その間の処置については、今のところは行わない予定でおります。

山本君:ふだんでも暗いところがあり、先日、午後8時30分ごろに通ったらすごく暗かったので、このままの状態で大丈夫なのだろうかと思ったのですが、そのあたりはどのようにお考えなのでしょうか。

道路管理課長:現地を確認しておりますが、夜は歩いている方がほとんどいなかったため、今のところはポール式街路灯を設置するまでの処置は考えておりません。

山本君:余り人通りがないということで少し安心しました。ただ、安全確保のためのパトロールをしていただきたいと思いますが、それはお願いできますでしょうか。

道路管理課長:パトロールにより、安全を確保したいと思います。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

赤坂君:3点ほど確認があります。
台風21号災害復旧事業(道路等)の補正額は3,643万7,000円で、350本の倒木処理経費が含まれているということです。先ほど、農業振興課では、中型の倒木処理として1本当たり約6万円で積算したとのことでした。この350本の積算に当たってはどのように見積もったのでしょうか。

道路管理課長:倒木処理につきましては、緊急ですので、道路をあけることを優先にお願いし、台風の通過から3日間は、1日当たり大体40人工で、機械を使って、8班から10班の班編成をしております。倒木処理経費の見積もりについては、大小さまざまなものがありますので、作業員の人工と機械の使用時間で積算しております。

赤坂君:住民や通行者などからの通報等があったと思いますが、主にどのような形で倒木箇所等を発見されたのでしょうか。

道路管理課長:9月4日の業務終了後から2人態勢で交代しながら土木事務所に待機しており、台風が通過する9月5日の午前2時ごろには道路管理課の全職員が出勤し、台風通過に備えました。その間、4班に分かれて電話対応やパトロールを行い、夜通しパトロールをする中で倒木等を発見いたしました。

赤坂君:非常に迅速に対応されており、評価したいと思います。
例えば、3,643万7,000円のうち、350本の倒木処理と道路清掃に係る費用は幾らでしょうか。

道路管理課長:350本の倒木処理に係る見積もりについては、先ほど申し上げましたように、作業員の人工と機械の使用時間で積算しております。
道路清掃につきましては、路面清掃車で市内の幹線道路約200キロメートルを一巡する価格で積算しております。

赤坂君:350本の倒木処理の見積もり金額は幾らですか。

道路管理課長:倒木処理に係る見積もり金額は約2,509万7,000円です。

赤坂君:まだ根が残っているところがあり、通行に支障があったり、歩行者などから見えるところであったりするわけですが、そこは最終的にどんなふうに処理をされる予定でしょうか。
また、この倒木は、今どこに保管されているのでしょうか。

道路管理課長:現在残っている街路樹の根について、危険なものは順次処理しており、現在も処理作業中でございます。そのほか、根だけ残っているものについては、今後、植樹の際に撤去する予定でおります。
現在の倒木の保管場所ですが、13丁目雪堆積場に一括して仮置きしております。

赤坂君:雪が降るとそこも雪の堆積場になると思いますが、それは雪の堆積に支障がない範囲で仮置きしているということでよろしいですか。

道路管理課長:現在、13丁目雪堆積場にかなりの量の倒木を仮置きしており、庁内で倒木に係る資源の有効活用について検討しております。雪が降る11月ごろまでには全て片づけたいと思っております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:1点だけ確認させていただきたいのですけれども、第3回定例会5日目に議決した都市緑地の防風林に係る倒木処理費用は、市とJR北海道のどちらが負担することになるのでしょうか。

建設部次長:購入した用地の中では、道路側に20本の倒木がありましたが、それについては都市緑地の事業費で対応し、購入した用地の中に仮置きしている状況です。
購入した用地の中で倒れているものについては調査を予定しており、来年度に都市緑地の整備をする予定でありますので、その中で対応してまいりたいと考えております。

内山君:台風が来た当時はまだJR北海道の所有地だったと思いますが、費用負担をJR北海道に求める予定はないのでしょうか。

建設部次長:道路に倒れた木は緊急的な処理が必要であったため、市が一括処理をしたということでございます。

内山君:敷地内の倒木についても市が処理をするのでしょうか。

建設部次長:市が購入した用地以外の倒木については、支障があればJR北海道が対応されると思います。具体的にそういった話が出ているわけではありません。
基本的には、所有者が対応するものと考えております。

内山君:今回、第3回定例会5日目に議決したわけですが、契約前であるためJR北海道が対応するのでしょうか。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(14:11)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(14:11)

建設部次長:今回購入した用地の中では、敷地の中で倒れている木がございますので、それについてはこれから調査をするのですが、もともとゾーニング計画で保全すべきゾーンですとか、有効利用するなどが決まっておりますので、ゾーニング計画と整合がとれていないところがあるかを調査し、来年度の整備の中で伐採すべきところの木が倒れているのであれば処理しますし、補植が必要なところであれば別途対応しなければなりません。これは来年度の事業の中で対応するものと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

赤坂君:関連でお伺いします。
仮契約をしていて、議会の議決があったのは9月10日です。
9月5日に台風が来て、あくまで仮契約の段階でこのような事態になったわけですから、その辺についてはJR北海道と詰めてみる必要があるのではないでしょうか。議会で議決したのは9月10日で、その後に本契約をするわけですから、その権利関係について精査したほうがいいのではないでしょうか。つまり、災害に係る倒木処理費用についてはどこに帰属するかということです。

建設部次長:ただいま委員から御指摘のあったことを含めて、引き続きJR北海道と協議したいと思います。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:今回の補正予算で出されているものではないので、恐縮ですが、市営住宅の屋上に敷き詰めている砂利が台風の影響で飛んで、駐車場にとめていた車の窓ガラスが破損したとお聞きしました。
それぞれ入っている自動車保険で対応をお願いするという説明は受けているのですが、それで救済し切れない場合に、市のほうで何らかの救済措置はないのでしょうか。

建築住宅課長:自然災害に係るものについては救済制度がない状況です。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

赤坂君:今の関連ですが、石がどこのものか特定できないから救済できないということですか。少し詳しく説明いただきたいと思います。

建築住宅課長:今回、台風の影響で、市営住宅の屋上に敷き詰めております砂利が飛んだと思われ、駐車場にとめていた車が被害を受けたと聞いております。これにつきましては、こうした砂利が通常の風で飛ぶことは想定されておりませんので、想定を超える強風によるものであり、こうした自然災害については市で補償する制度がありません。

赤坂君:その石がどこのものか特定できないという意味ですか。

建築住宅課長:台風で飛ばされたものの中に市営住宅の屋上の砂利があったことは間違いないと思いますが、そのほかにもさまざまな飛来物があり、それが特定できないということがございます。
そういったことを含めて、自然災害について補償する制度がないということです。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(14:17)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(14:18)
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:18)