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平成29年第3回江別市議会定例会会議録(第1号)平成29年9月5日

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月28日更新

1 出席議員

27名

議長 高間 専逸 君 副議長 宮川 正子 君 
議員 吉本 和子 君 議員 齋藤 一 君
議員 高橋 典子 君 議員 三角 芳明 君
議員 星 克明 君 議員 島田 泰美 君
議員 干場 芳子 君 議員 内山 祥弘 君
議員 堀 直人 君 議員 本間 憲一 君
議員 石田 武史 君 議員 清水 直幸 君
議員 宮本 忠明 君 議員 角田 一 君
議員 山本 由美子 君 議員 野村 尚志 君
議員 岡村 繁美 君 議員 鈴木 真由美 君
議員 赤坂 伸一 君 議員 諏訪部 容子 君
議員 尾田 善靖 君 議員 齊藤 佐知子 君
議員 徳田 哲 君 議員 相馬 芳佳 君
議員 裏 君子 君    

2 欠席議員

0名

3 説明のため出席した者の職氏名

市長 三好 昇 君 副市長 佐々木 雄二 君
水道事業管理者 佐藤 哲司 君 総務部長 齊藤 俊彦 君
企画政策部長  北川 裕治 君 生活環境部長 高橋 孝也 君
経済部長兼
総合特区推進監
後藤 好人 君 健康福祉部長 真屋 淳子 君
建設部長 安藤 明彦 君 病院長 梶井 直文 君
病院事務長 吉岡 和彦 君 消防長 永嶋 司 君
水道部長 安井 國雄 君 会計管理者 宮腰 明生 君
総務部次長 土屋 健 君 財政課長 野口 貴行 君
教育委員会教育長 月田 健二 君 教育部長 渡部 丈司 君
監査委員 中村 秀春 君 監査委員事務局長 近藤 政彦 君
農業委員会会長 萩原 俊裕 君 農業委員会事務局長 川上 誠一 君
選挙管理委員会
委員長
中井 悦子 君 選挙管理委員会
事務局長
金内 隆浩 君

4 事務に従事した事務局員

事務局長 佐藤 貴史 君 次長 錦戸 康成 君
庶務係長 土谷 晶子 君 議事係長 阿部 昌史 君
主査 水口 武 君 主任 丹羽 芳徳 君
主任 伊藤 みゆき 君 書記 海谷 祐二朗 君
事務補助員 唐木 由美 君    

5 議事日程

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 行政報告
日程第 5 市立病院・地域医療検討特別委員会所管事務調査報告
日程第 6 経済建設常任委員会所管事務調査報告
日程第 7 議案第57号 財産の取得について
日程第 8 議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更について
日程第 9 議案第59号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更について
日程第10 議案第60号 江別市企業立地促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第11 議案第61号 江別市高齢者福祉施設条例の一部を改正する条例の制定について
日程第12 議案第62号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
日程第13 議案第63号 平成29年度江別市一般会計補正予算(第2号)
日程第14 議案第64号 平成29年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第15 認定第1号 平成28年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて
日程第16 認定第2号 平成28年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて
日程第17 認定第3号 平成28年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて
日程第18 請願第1号 「改正組織的犯罪処罰法」(共謀罪法)廃止の意見書提出を求めることについて
日程第19 陳情第2号 江別市議会議員定数の削減を求めることについて
日程第20 陳情第3号 日本政府に「核兵器禁止条約に参加することを求める」意見書の提出を求めることについて
日程第21 陳情第4号 江別市による家庭生ごみ等のアミノ酸肥料化事業導入に関することについて
日程第22 陳情第5号 江別市による下水道汚泥アミノ酸肥料化事業導入に関することについて
日程第23 陳情第6号 江別市の精神障害者の為の交通費助成を求めることについて
日程第24 報告第16号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について
日程第25 報告第17号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について
日程第26 報告第18号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について

 6 議事次第

◎ 開会宣告・開議宣告

議長(高間専逸君)

これより平成29年第3回江別市議会定例会を開会いたします。
ただいまの出席議員は27名で定足数に達しております。
直ちに本日の会議を開きます。

◎ 議事日程

議長(高間専逸君)

本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

◎ 会議録署名議員の指名

議長(高間専逸君)

日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第111条の規定により、
鈴木 議員
山本 議員
を指名いたします。

◎ 会期の決定

議長(高間専逸君)

日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日から26日までの22日間とし、6日から12日まで、及び16日から25日までは委員会審査等のため、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。

◎ 諸般の報告

議長(高間専逸君)

日程第3 諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(佐藤貴史君)

御報告申し上げます。
今議会におきます地方自治法第121条の規定によります説明員は、別紙印刷物のとおりでございます。
また、今議会に提出されました案件の数並びに閉会中の議長事務報告につきましても、印刷物に掲載のとおりでございます。
さらに、監査委員から報告のありました平成29年度定期監査前期の報告、及び例月出納検査結果報告5月分ないし7月分につきましても、お手元に配付のとおりでございます。
以上でございます。

◎ 行政報告

議長(高間専逸君)

日程第4 行政報告を議題といたします。
行政報告を求めます。

市長(三好 昇君)

私から行政報告を申し上げます。
初めに、8月2日に恵庭市で開催されました石狩東部広域水道企業団構成団体長会議について御報告申し上げます。
この会議は、8月16日に開催されました第2回企業団議会定例会に先立ち、予定議案について協議を行ったものであります。
協議事項は、資料1ページ上段に記載の平成28年度石狩東部広域水道企業団水道用水供給事業剰余金の処分及び決算認定について外6件でございます。
初めに、平成28年度石狩東部広域水道企業団水道用水供給事業剰余金の処分及び決算認定についてでありますが、資料3ページ、別紙1の(3)決算の状況にありますとおり、1の収益的収支では、当年度純利益として、決算額の欄ですが4億2,965万9,391円を計上しており、2の資本的収支における収支不足額18億5,462万9,706円につきましては、建設改良積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補塡したものでございます。
なお、事業決算に基づく資金不足比率につきましては、資料4ページの(5)のとおり、資金不足額がないことから、資金不足比率はない旨の報告がありました。
次に、第10次財政計画の改定及び水道用水供給条例の一部改正についてでありますが、資料4ページのとおり、直近の経営実績を踏まえ見直しを行ったところ、平成30年度から供給料金を改定することが適当であるとのことから、それに伴う計画の改定と条例改正を行うものでございます。
そのほか、同企業団が加盟する一部事務組合の北海道市町村総合事務組合、北海道町村議会議員公務災害補償等組合及び北海道市町村職員退職手当組合の各規約において、西胆振消防組合が処理する事務の追加による名称変更、及び江差町ほか2町学校給食組合を構成する町の脱退による名称変更に伴い、各規約の一部をそれぞれ変更することについて協議する議案の説明がありました。
なお、これらの議案については、企業団議会定例会において、提案どおり議決された旨、企業長より報告があったところでございます。
次に、8月22日に北広島市で開催されました平成29年石狩教育研修センター組合議会第2回定例会について御報告申し上げます。
付議されましたのは、資料1ページ中ほどに記載の石狩教育研修センター組合議会議長の選挙について外6件でございます。
初めに、同組合議会議長及び組合長の選挙についてですが、議長には、石狩市議会議員の阿部裕美子氏が、また、組合長には北広島市長の上野正三氏が、それぞれ当選されております。
次に、同組合監査委員の選任では、当市市議会議員の島田泰美氏が選任されております。
続きまして、今ほど申し上げました石狩東部広域水道企業団構成団体長会議と同様に、同組合が加盟する一部事務組合の各規約の一部を変更することについて協議するための議案が提案され、全会一致で可決されております。
次に、平成28年度石狩教育研修センター組合一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、資料5ページの別紙2のとおり、歳入は、当組合を構成する市町村からの負担金のほか、使用料、繰越金、道補助金など、収入済み額は3,362万1,997円でありました。また、歳出は、議会費、総務費及び教育費で、支出済み額は3,043万627円となりました。その結果、歳入歳出差し引き残額は319万1,370円となり、次年度予算に繰り越され、決算報告のとおり認定されました。
次に、平成29年度石狩教育研修センター組合一般会計補正予算についてでありますが、資料6ページの別紙3のとおり、歳入歳出ともに314万1,000円の増額補正を行い、総額を歳入歳出それぞれ3,353万3,000円とすることで可決されました。
次に、8月31日に札幌市で開催されました平成29年第2回札幌広域圏組合議会定例会について御報告申し上げます。
付議されましたのは、資料2ページ上段に記載の北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の一部を変更する規約に関する協議案について外3件でございます。
まず、今ほど申し上げました石狩東部広域水道企業団構成団体長会議と同様に同組合が加盟する一部事務組合の各規約の一部を変更する規約に関する協議案については、全会一致で可決されました。
次に、平成28年度札幌広域圏組合一般会計歳入歳出決算認定については、資料7ページの別紙4のとおり、歳入は、当組合を構成する市町村からの負担金、繰越金、及び諸収入であり、収入済み額は4,658万9,980円でありました。また、歳出は、議会費、総務費など、支出済み額は3,203万5,307円となりました。その結果、歳入歳出差し引き残額は1,455万4,673円となり、全額が次年度予算に繰り越され、決算報告のとおり認定されたところでございます。
次に、平成28年度札幌ふるさと市町村圏基金事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、資料8ページの別紙5のとおり、歳入は、財産運用収入のほか、道補助金など、収入済み額は3,290万435円でありました。また、歳出は、研修事業や圏域交流促進事業など、ふるさと市町村圏事業費で、支出済み額は2,619万218円となりました。その結果、歳入歳出差し引き残額は671万217円となり、全額が次年度予算に繰り越され、決算報告のとおり認定されたところでございます。
続きまして、国費予算要望について御報告申し上げます。
去る、8月9日、管内市町村で構成しております石狩地方開発促進期成会及び、関係8市町で構成しております道央圏連絡道路整備促進期成会が連携いたしまして、それぞれ事業予算の確保等につきまして、国土交通省など関係省庁、関係国会議員等に対し、要望を行ってきたところでございます。なお、石狩地方開発促進期成会の平成30年度開発関係予算に関する要望項目につきましては、資料9ページの別紙6に記載の計13項目でございます。
次に、平成29年度工事契約状況についてでありますが、資料10ページの別紙7のとおり、8月15日現在におきまして、総務部契約関連では、土木工事、建築工事合わせて、契約件数70件、契約率74.6%、水道部契約関連では、水道工事、下水道工事合わせて、契約件数35件、契約率49.6%となっております。
詳細につきましては、資料をごらんいただきたいと存じます。
以上をもちまして、行政報告を終わります。

議長(高間専逸君)

これより行政報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、行政報告を終結いたします。

◎ 市立病院・地域医療検討特別委員会所管事務調査報告

議長(高間専逸君)

日程第5 市立病院・地域医療検討特別委員会所管事務調査報告を議題といたします。
市立病院・地域医療検討特別委員長の報告を求めます。

市立病院・地域医療検討特別委員長(清水直幸君)

当委員会における閉会中の所管事務調査として、市立病院の経営状況について、及び市立病院の現状について御報告申し上げます。
初めに、市立病院の経営状況についてですが、平成29年4月から6月までの3カ月の経営状況は、入院患者数の実績合計は延べ2万813人、1日平均にいたしますと229人となり、計画の262人に対し33人少なくなっております。
また、外来患者数は、実績が延べ4万968人、1日平均661人で、同じく計画を74人下回っているほか、病床利用率は、一般病棟が74.4%、地域包括ケア病棟が61.9%、精神病棟が46.5%で、全体では67.9%となっております。
診療収益は、入院、外来合わせて13億8,862万1,000円で、計画を1億7,919万7,000円下回っており、医業費用では、計画より9,297万7,000円少ない14億5,256万3,000円となっております。
その結果、一般会計繰入金などのその他医業収益を含めた医業収支差し引きでは、当初、4億858万8,000円の収入超過と見込んでいたところ、計画より8,973万6,000円少ない3億1,885万2,000円となったとのことであります。
次に、市立病院の現状についてですが、平成18年の医師の大量退職を初め、市立病院を取り巻く環境変化など、これまでの経緯について報告を受けたほか、病院事業の具体的な運営経過として、資料に基づき、決算、患者数、診療単価、医師数、病床数、一般会計繰入金などの推移について検証してまいりました。このほか、市立病院の今後の方向性を模索する上で、道内他市の市立病院における経営状況や経営形態の見直し状況のほか、医療機器等の更新計画についても報告を受けたところであります。
現在の市立病院は、全国の公立病院や民間病院と同様に、患者数の伸び悩みが続く傾向にあるほか、内科医の減少の影響などにより、依然として厳しい経営状況にあると言えます。一方、平成28年4月に導入したDPC制度や、同年5月に設置した地域包括ケア病棟の効果により、入院の診療単価が上昇傾向にあることから、今後の推移を見守る必要があります。
また、地域の中核病院として良質な医療を提供しながら、診療体制の強化や経営改善に向けたさらなる取り組みを続けておりますことから、今後も引き続き、鋭意、調査を進めてまいりたいと考えております。
以上、申し上げまして、閉会中における当委員会の所管事務調査報告とさせていただきます。

議長(高間専逸君)

これより、市立病院・地域医療検討特別委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、市立病院・地域医療検討特別委員会所管事務調査報告を終結いたします。

◎ 経済建設常任委員会所管事務調査報告

議長(高間専逸君)

日程第6 経済建設常任委員会所管事務調査報告を議題といたします。
経済建設常任委員長の報告を求めます。

経済建設常任委員長(石田武史君)

それでは、当委員会の閉会中の所管事務調査のうち、農作物生育状況調査について、御報告申し上げます。
去る7月18日に石狩農業改良普及センターの御協力をいただき、篠津地区において水稲の調査を、東野幌地区において春まき小麦の調査を、また、美原地区においてブロッコリーの調査をそれぞれ実施いたしました。
まず、調査時点における市内の水稲、秋まき小麦及び初冬まきのハルユタカを含む春まき小麦の生育状況を申し上げますと、本年は融雪が早く、作業をスムーズに進められたことで、春先は例年よりも早く生育したものの、6月の天候不順や低温の影響により、それぞれ平年並みで生育しているとのことであります。
以下、現地調査を行った農作物の概要を順次申し上げます。
水稲については、播種期は平年より1日早く、育苗中の好天で生育が進み、育苗日数はやや短い傾向となったものの、6月の天候不順が響き、茎数確保が十分ではない圃場も見られたとのことであります。その後の天候の回復や、7月上旬に気温の高い日が続いたことにより、おおむね平年どおりに生育が進んでおり、収穫までの間、引き続き、いもち病の発生などに警戒していくとのことであります。
水稲は、含まれるタンパク質の成分値が食味に影響を与えるため、それぞれの生産者が収量をふやすことだけではなく、食味の向上と収量確保のバランスを考え、品種ごとに肥料の量を調整して、毎年安定した収量を確保できるよう取り組んでいるとの説明を受けました。
次に、初冬まきのハルユタカに代表される春まき小麦は、融雪が早かったことから順調に生育が進み、春先に1平方メートル当たり400本以上の茎数が確保できたとのことであります。その後、6月の天候不順などの影響により、一部で倒伏が見られたものの、平年並みで生育しているとの説明を受けました。
また、生産体制を確立するための取り組みとして、大豆など他の作物と輪作体系を構築して、連作障害を防いでいるほか、収穫が重なる繁忙期に対応できるよう、JA道央が行っている人材雇用確保のためのアグリサポート事業以外にも、みずから臨時雇用者を募集するなど、労働力の確保に努めているとのお話を伺っております。
次に、ブロッコリーにつきましては、春先の低温や6月の天候不順の影響により、霜や病害虫などによる被害が一部で見られたものの、生産者の徹底した管理により、良質なものが生産できているとのことであります。また、計画的に作付時期をずらして栽培しているものの、ことしは7月上旬に気温の高い日が続いたことから、収穫時期が重なり、出荷作業に追われる日々が続いたとのお話も伺っております。
当市は、道内だけでなく、全国的にも有数の産地となっており、夏場における供給地として需要が高くなっていることから、市内外の消費者に届けられるよう、今後も安定した収穫を目指していきたいとのことであります。
調査の概要は以上のとおりであります。
これから実りの秋を迎えるに当たり、生産農家の日々の努力と苦労が実を結ぶことを祈念しながら、当委員会といたしましても今後の推移を注視してまいりたいと思います。
以上、申し上げまして、当委員会の閉会中における所管事務調査報告といたします。

議長(高間専逸君)

これより経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、経済建設常任委員会所管事務調査報告を終結いたします。

◎ 議案第57号

議長(高間専逸君)

日程第7 議案第57号 財産の取得についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

教育部長(渡部丈司君)

ただいま上程になりました議案第57号 財産の取得について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、中学校の情報教育の環境整備を図るため、平成22年度に、江別第一中学校、江別第二中学校、江別第三中学校、野幌中学校及び中央中学校の計5校に配置した教育用コンピューター機器を更新するものであり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
取得しようとする機器は215台で、購入予定価格は6,153万1,377円であり、購入に当たりましては、北海道市町村備荒資金組合の資金を活用し、平成33年度までの債務負担行為により取得するもので、去る7月18日、同組合が落札業者と仮契約を取り交わし、同日付で同組合から当市に譲渡決定通知があったところであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第57号 財産の取得についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第57号を採決いたします。
議案第57号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第58号

議長(高間専逸君)

日程第8 議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

総務部長(齊藤俊彦君)

ただいま上程になりました議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更について、提案理由を御説明申し上げます。
北海道市町村職員退職手当組合は、組合を組織する市町村等の職員に対する退職手当の支給に関する事務を共同処理することにより、当該職員の福祉の増進及び市町村財政の安定と健全化に寄与することを目的に設立された地方自治法上の一部事務組合であります。
初めに、変更の理由でありますが、当該組合を構成する団体のうち、西胆振消防組合が共同処理する事務の追加により平成29年6月1日付で、また、江差町ほか2町学校給食組合が厚沢部町の脱退により平成29年8月1日付で、それぞれ名称を変更したことに伴い、規約の一部を変更する必要が生じたことから、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
次に、変更の内容でありますが、規約別表中、江差町ほか2町学校給食組合を江差町・上ノ国町学校給食組合に、西胆振消防組合を西胆振行政事務組合に、それぞれ改めるものであります。
なお、附則において、施行期日を地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第58号を採決いたします。
議案第58号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第59号

議長(高間専逸君)

日程第9 議案第59号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

消防長(永嶋 司君)

ただいま上程になりました議案第59号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更について、提案理由を御説明申し上げます。
北海道市町村総合事務組合は、組合を組織する北海道内の市町村及び一部事務組合の消防団員や、非常勤職員等の公務災害補償などに係る事務を共同処理しており、当市もこの組合に加入し、組合員である消防団員の公務災害補償などに係る事務を委託しております。
初めに、変更の理由でありますが、当該組合を構成する団体のうち、西胆振消防組合が共同処理する事務の追加により平成29年6月1日付で、また、江差町ほか2町学校給食組合が厚沢部町の脱退により平成29年8月1日付で、それぞれ名称を変更したことに伴い、規約の一部を変更する必要が生じたことから、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
次に、変更の内容でありますが、規約別表第1及び別表第2中、江差町ほか2町学校給食組合を江差町・上ノ国町学校給食組合に、西胆振消防組合を西胆振行政事務組合に、それぞれ改めるものであります。
なお、附則において、施行期日を地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第59号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第59号を採決いたします。
議案第59号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第60号

議長(高間専逸君)

日程第10 議案第60号 江別市企業立地促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

総務部長(齊藤俊彦君)

ただいま上程になりました議案第60号 江別市企業立地促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者に対する経済的波及効果を及ぼす地域経済を牽引する事業の立地を促進し、支援することで、地域の成長発展の基盤強化を図ることを目的として、平成29年7月31日に企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、条例で引用する法律及び省令の題名、条項、用語を改めるなど、字句の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするほか、経過措置を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第60号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第61号

議長(高間専逸君)

日程第11 議案第61号 江別市高齢者福祉施設条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

健康福祉部長(真屋淳子君)

ただいま上程になりました議案第61号 江別市高齢者福祉施設条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、本市におきましては、介護保険法の改正に伴い、同法に基づく地域支援事業として、介護予防・日常生活支援総合事業を実施しており、要支援認定の有効期間が満了した要支援被保険者等から、段階的に当該総合事業へ移行しているところであります。
こうした中、当該総合事業が平成30年度から本格実施となることに加え、高齢者福祉施設の指定管理の更新についても同年度に予定されていることから、高齢者福祉施設として実施する事業を明確にするため、所要の改正を行うものであります。
次に、改正の内容でありますが、これまで包括的に規定していた地域支援事業を、第1号通所事業、第1号介護予防支援事業、一般介護予防事業等の個別の事業に区分するとともに、これに伴う使用者の範囲及び使用料に関する規定を改めるほか、字句の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日からとするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第61号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第62号

議長(高間専逸君)

日程第12 議案第62号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

消防長(永嶋 司君)

ただいま上程になりました議案第62号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成24年に広島県福山市で発生したホテル火災、平成25年に長崎県長崎市で発生したグループホーム火災など、多数の死傷者が出た建物において消防用設備等の未設置など重大な法令違反があったことを踏まえ、違反のある防火対象物に係る公表制度の実施について、総務省消防庁から自治体宛てに通知が出されております。
当該公表制度は、重大な違反のある建物について、その違反の内容を公表することにより、利用者の防火安全に対する認識を高め火災被害の軽減を図るとともに、関係者による防火管理業務の適正化及び消防用設備等の適正な設置を促進することを目的とするものであります。
全国の主要な都市のうち、政令指定都市においては平成27年4月までに実施されており、その他の都市においても同様に実施するよう国から要請があったことから、当市におきましても当該公表制度を実施するため、所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、防火対象物の消防用設備等の状況が法令に違反する場合はその旨を公表することができることを、公表する場合は関係者に通知することを、並びに公表対象となる防火対象物、違反の内容及び公表の手続に関して市長が定める旨を、それぞれ追加するほか、字句の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を平成30年4月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第62号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第63号及び議案第64号

議長(高間専逸君)

日程第13及び第14 議案第63号 平成29年度江別市一般会計補正予算(第2号)及び議案第64号 平成29年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

副市長(佐々木雄二君)

ただいま上程になりました議案第63号 平成29年度江別市一般会計補正予算(第2号)及び議案第64号 平成29年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、一般会計でありますが、今次補正は、第1に、国等の予算動向による変更等の措置、第2に、国・道補助負担金の確定に伴う措置、第3に、その他緊急を要するものへの措置を行うものであります。
以下、その概要につきまして、御説明申し上げます。
予算書の5ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
まず、3款民生費でありますが、1項1目社会福祉総務費は、生活困窮者自立支援事業に係る平成28年度分の国庫負担金等の精算返還金として63万2,000円を追加するものであり、3目障害福祉費は、障害者自立支援給付費に係る平成28年度分の国・道負担金の精算返還金として1,215万9,000円を追加するものであり、5目臨時福祉給付費は、年金生活者等支援臨時福祉給付金に係る平成28年度分の国庫補助金の精算返還金として351万円を措置するものであります。
2項4目保育所費は、北海道の補助制度を活用した多子世帯の保育料軽減を図るための給付費として、待機児童解消対策事業は464万7,000円を、教育・保育施設給付事業は1,407万1,000円をそれぞれ追加するものであり、7目乳幼児医療費は、北海道が実施する医療給付事業の自己負担限度額の変更に伴う電算システム改修費として153万円を追加するものであります。
3項1目生活保護総務費は、平成28年度分の生活保護費国庫負担金等の精算返還金として8,654万円を追加するものであります。
次に、8款土木費でありますが、5項3目建築指導費は、住宅取得支援事業の申請数の増加に伴う補助金として1,340万円を追加するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、4ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
13款分担金及び負担金、及び16款道支出金は、歳出の事務事業に対応する特定財源として、また、20款繰越金は、今次補正の一般財源として所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は1億3,648万9,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額439億7,157万7,000円に加えますと、その総額は441億806万6,000円となるものであります。
次に、議案第64号 平成29年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
4款1項1目償還金及び還付加算金は、平成28年度決算に基づく国庫支出金、道支出金及び支払基金交付金の精算返還金として1億8,494万6,000円を追加するものであります。
次に、5款1項1目基金積立金は、平成28年度の決算剰余金などを基金に積み立てるため1億2,573万2,000円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入につきましては、4ページ上段、2の歳入にありますように、4款支払基金交付金及び6款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は3億1,067万8,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額95億5,600万円に加えますと、その総額は98億6,667万8,000円となるものであります。
以上、一般会計及び介護保険特別会計に係る補正の内容につきまして御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより議案第63号及び議案第64号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議案第63号及び議案第64号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第63号 平成29年度江別市一般会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第63号を採決いたします。
議案第63号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第64号 平成29年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第64号を採決いたします。
議案第64号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 認定第1号ないし認定第3号

議長(高間専逸君)

日程第15ないし第17 認定第1号 平成28年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて、認定第2号 平成28年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第3号 平成28年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、以上3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

水道部長(安井國雄君)

ただいま上程になりました認定第1号 平成28年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成28年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、水道事業会計決算について御説明申し上げます。
平成28年度水道事業の事業概況につきましては、決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
平成28年度の水道事業は、江別市水道事業中期経営計画(第11次水道事業財政計画)の3年目として、災害に強く安定した給水を行うため、基幹管路の耐震化や老朽化した配水管の布設がえ等による管網整備を引き続き実施したほか、上江別浄水場の老朽化した配水ポンプの更新等を実施いたしました。
決算につきましては、収益的収支では、収益が予算額を上回るとともに、管理運営費の節減にも努めた結果、25億7,002万5,381円の収入に対し、支出は21億7,546万8,575円の執行で、収支差し引きでは3億9,455万6,806円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は3億3,150万9,596円となったものであります。また、資本的収支では、収入の4億819万6,029円に対し、支出は12億3,279万7,105円の執行となり、収支差し引き不足額8億2,460万1,076円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補塡いたしたものであります。
次に、下水道事業会計決算について御説明申し上げます。
平成28年度下水道事業の事業概況につきましては、決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
平成28年度の下水道事業は、江別市下水道事業中期経営計画(第10次下水道事業財政計画)の3年目として、安全で快適な生活環境を確保するため、管路整備や老朽施設の更新を実施するとともに、処理場施設耐震診断調査を実施いたしました。
決算につきましては、収益的収支では、収益は予算額を下回りましたが、効率的な事業運営に努めた結果、35億9,066万5,579円の収入に対し、支出は33億2,529万794円の執行で、収支差し引きでは2億6,537万4,785円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は2億1,965万5,945円となったものであります。また、資本的収支では、収入の10億7,644万4,746円に対し、支出は23億4,633万5,168円の執行となり、収支差し引き不足額12億6,989万422円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補塡いたしたものであります。
以上、水道事業会計決算及び下水道事業会計決算の概要を申し上げましたが、今後ともより一層安全な水道水の安定供給、快適な生活環境整備を進めるため、効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。
なお、両事業会計に係る決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。

病院事務長(吉岡和彦君)

ただいま上程になりました認定第3号 平成28年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、提案理由を御説明申し上げます。
決算の概況につきましては、決算書の18ページから23ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
平成28年度は、抜本的な経営改革として、診断群分類包括評価方式、いわゆるDPC制度と地域包括ケア病棟を導入し、これらを効果的に運用することで、良質な医療の効率的な提供と在宅復帰に向けた支援を行うとともに、収益の改善に向け努力してまいりました。
重要課題である医療体制の整備については、総合内科医を中心とした診療体制を維持し、各分野の専門診療科との連携強化を図るほか、看護師の安定的な確保、さらには地域包括ケア病棟を効果的に運用するため、理学療法士や作業療法士を増員するなど、医療提供体制の充実に努めてまいりました。
また、高齢者や退院患者等が自宅で安心して療養できるよう在宅診療を進めるとともに、周辺自治体への医師派遣の継続など、引き続き地域医療支援に取り組んでまいりました。
これらのほか、平成28年度末には、国が示す新公立病院改革ガイドラインに沿って、北海道が策定した北海道地域医療構想と整合性を図り、これまでの取り組みを着実に進め、さらなる経営改善を進めるため、江別市立病院新公立病院改革プランを策定いたしました。
経営面においては、入院及び外来の診療単価は前年度を上回ったことなどから、診療収益は前年度より0.6%、約3,470万円増加したものの、病院事業収益全体では、前年度より0.2%、約1,340万円の減少となり、この結果、平成28年度は約4億6,000万円の純損失を計上することになりました。
そこで、病院の利用状況でありますが、入院患者は9万369人、外来患者は17万725人、合計26万1,094人で、1日当たりでは950人となっております。
次に、収益的収支でありますが、まず、収益では、前年度に比べ外来収益は減少したものの、入院収益は増加し、決算額は69億2,784万98円となり、予算額を4億3,227万3,902円下回り、94.1%の執行率となったものであります。
一方、費用では、給与改定による引き上げの影響などにより給与費が増加したほか、医療器械や建物施設に係る修繕費が増加したものの、薬価改定や後発医薬品への切りかえ、診療材料の切りかえや価格交渉により材料費が減少したことから、決算額は73億8,796万876円で、96.9%の執行率となったものであります。
次に、資本的収支でありますが、収入では、医療器械器具等整備のための企業債、出資金などを合わせまして、決算額は7億630万9,008円、また、支出では、企業債の償還、医療器械器具の購入などにより、決算額は9億9,706万4,990円となり、収支差し引き不足額2億9,075万5,982円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額58万9,172円で補塡し、なお不足する額2億9,016万6,810円は、一時借入金で措置したものであります。
以上が決算の概要であります。
平成28年度は、DPC制度や地域包括ケア病棟を導入したほか、新公立病院改革プランを策定するなど、抜本的な経営改善に向けた取り組みを進めてきたところでありますが、患者数の減少に伴う収益の減、職員確保や給与改定に伴う人件費の増等による影響が大きく、平成27年度において解消した不良債務が再び発生することとなったところであります。
さらに、平成29年度からは、平成27年度末に一般会計から借り入れた7億5,000万円の元金償還が始まり、今後6年間は、毎年度約1億2,500万円を返済していかなければならないことから、病院みずからの経営努力で目標に近づけるよう、さらなる経営改善に向けた取り組みを、職員一丸となって進めているところであります。
なお、決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。
以上、認定第3号につきまして、御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより認定第1号ないし認定第3号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。

赤坂伸一君

市立病院と監査委員にお伺いしたいと思います。
市立病院の関係者は、本当に連日大変頑張ってきていることは承知のことでありますけれども、決算書の22ページ、職員に関する事項についてです。江別市職員定数条例では372名ですけれども、375名となっております。これは、産前産後休暇ですとか、そういった方々のことも含めて弾力条項を適用しているということで推移してきているわけです。これは承知しています。いわゆる372名を超えて採用している、あるいは職員がいるという実態であります。
そこで、市立病院関係者にお伺いしますけれども、この弾力条項を超えて、さらに職員がいるような実態があったのか、なかったのかについてお伺いいたしたいと思います。
次に、監査委員にお伺いいたしますが、実は内部のことで、そこまではわからないかと思います。ましてや、6月に鈴木議員が監査委員に就任しました。去年のことだから、実務までは審査していない、しかし、今年度は平成29年度前期の監査を実施しているし、収支比率についても判をついたということであります。
そこで、この弾力条項がかなり微妙、怪しいと私は認識しているわけであります。決めつけているわけではないですけれども、怪しいと。この弾力条項と人数の関係について、監査委員に聞くのは大変失礼なのですけれども、実務の中で職員に調べてもらった、あるいは確認したという経緯があるかどうかだけお伺いしたいと思います。
できれば、つぶさに調査をしていただきたいと思うわけであります。なぜかと言えば、この江別市職員定数条例の372名ぎちぎちに運用しているからこそ弾力性がない、ましてや人的加算もとれない、本当に市立病院職員が苦労しているところなのです。それが正常なスタイルならば、もっと弾力性を発揮できると私は思っていますので、そのことについてあるかないかだけお伺いしたいと思います。

病院事務長(吉岡和彦君)

赤坂議員の御質疑にお答え申し上げます。
決算書22ページに記載のとおり、在籍の総人数につきましては年度末において375名となっていることは事実でありますが、手元に具体的な人数がございませんので、明確な人数の詳細につきましては申し上げることができません。赤坂議員の御質疑にある372名を超えて現に稼動している職員がいた事実はない、そのように認識しております。ただ、在籍上、病気休暇あるいは産前産後休暇等、実際に勤務ができない状態にいる職員を合わせまして372名の職員の定数を超過していると認識しているところでございます。
以上であります。

監査委員(中村秀春君)

赤坂議員の御質疑にお答えいたします。
私ども監査委員では例月出納検査を実施しているところでございます。そのほかに、年に一度でございますけれども、定期監査を実施しているところでございます。この監査の中身につきましては、御承知のように、財務的な面から適正な執行がなされているかどうかに主眼を置きながら実施しているところでございます。
先ほど、御質疑がございました定数や職員の配置等に係る弾力条項についてですが、その部分につきましては、ある意味では経済性や効率性につながるのかもしれませんけれども、私が承知している限りにおきましては、これまでその部分について監査を実施したことはなかったと承知しております。
以上でございます。

議長(高間専逸君)

ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま上程中の認定第1号外2件については、9名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
ただいま設置されました決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、裏君子議員、齋藤一議員、諏訪部容子議員、角田一議員、徳田哲議員、星克明議員、干場芳子議員、本間憲一議員、山本由美子議員、以上9名を指名いたします。
ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。
───────────────────
午前11時06分 休憩
午前11時28分 再開
───────────────────

議長(高間専逸君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、報告いたします。
先ほど設置されました決算特別委員会の委員長に角田一議員、副委員長に干場芳子議員が互選された旨の報告がありました。

◎ 請願第1号

議長(高間専逸君)

日程第18 請願第1号 「改正組織的犯罪処罰法」(共謀罪法)廃止の意見書提出を求めることについてを議題といたします。
上程中の請願第1号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

◎ 陳情第2号

議長(高間専逸君)

日程第19 陳情第2号 江別市議会議員定数の削減を求めることについてを議題といたします。
上程中の陳情第2号は、議会運営委員会に付託いたします。

◎ 陳情第3号

議長(高間専逸君)

日程第20 陳情第3号 日本政府に「核兵器禁止条約に参加することを求める」意見書の提出を求めることについてを議題といたします。
上程中の陳情第3号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

◎ 陳情第4号

議長(高間専逸君)

日程第21 陳情第4号 江別市による家庭生ごみ等のアミノ酸肥料化事業導入に関することについてを議題といたします。
上程中の陳情第4号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 陳情第5号

議長(高間専逸君)

日程第22 陳情第5号 江別市による下水道汚泥アミノ酸肥料化事業導入に関することについてを議題といたします。
上程中の陳情第5号は、経済建設常任委員会に付託いたします。

◎ 陳情第6号

議長(高間専逸君)

日程第23 陳情第6号 江別市の精神障害者の為の交通費助成を求めることについてを議題といたします。
上程中の陳情第6号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 報告第16号ないし報告第18号

議長(高間専逸君)

日程第24ないし第26 報告第16号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について、報告第17号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第18号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について、以上3件を一括議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

水道部長(安井國雄君)

ただいま上程になりました報告第16号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第17号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について、一括して御報告申し上げます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付し御報告するものであります。
初めに、水道事業会計の資金不足比率につきましては、平成28年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率についてはなしとなるものであります。
次に、下水道事業会計の資金不足比率につきましても、平成28年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率についてはなしとなるものであります。
以上、一括して御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

病院事務長(吉岡和彦君)

ただいま上程になりました報告第18号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について、御報告申し上げます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付し御報告するものであります。
病院事業会計の資金不足比率につきましては、平成28年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率についてはなしとなるものであります。
以上、御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

議長(高間専逸君)

これより報告第16号ないし報告第18号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第16号ないし報告第18号を終結いたします。

◎ 散会宣告

議長(高間専逸君)

本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午前11時33分 散会