平成12年第1回江別市議会臨時会会議録（第1号）平成12年8月15日

1　出席議員

　32名

2　欠席議員

　0名

3　説明のため出席した者の職氏名

市長　小川公人君、助役　伊東悠平君、収入役　嶋倉昭君、水道事業管理者　鎌田米一君、総務部長　小玉隆君、企画部長　笠羽範夫君、市民部長　武田信一君、経済部長　河上義之君、保健福祉部長　荻野文雄君、建設部長　高田末雄君、病院事務長　中川正志君、消防長　知野辰男君、水道部長　高波要君、総務課長　吉川敬造君、財政課長　林仁博君、企画課長　富川核君、市民生活課長　齋藤一雄君、福祉課長　小館一麿君、（建）管理課長　吉田弘行君、（病）管理課長　西川勉君、（消）庶務課長　小島満君、（水）総務課長　工藤憲一郎君、教育委員会委員長　安孫子建雄君、教育長　高橋侃君、教育部長　浦島忠勝君、（教）総務課長　星忠雄君、監査委員　岡本光直君、監査委員事務局長　古川日出男君、農業委員会会長　萩原雅司君、農業委員会事務局長　印牧靖孝君、選挙管理委員会委員長　八島壯之君、選挙管理委員会事務局長　高川一伸君

4　事務に従事した事務局員

事務局長　明孝一君、次長　佐賀井章君、庶務係長　前田優二君、議事係長　佐藤哲司君、書記　松井謙祐君、主任　原子直基君、書記　三上真一郎君、書記　野口貴行君、事務補助員　扇谷朝子君

5　議事日程

6　議事次第

開会宣告・開議宣告

議長（赤坂伸一君）

　これより平成12年第1回江別市議会臨時会を開会いたします。
　ただいまの出席議員は32名で定足数に達しております。
　直ちに本日の会議を開きます。

議事日程

議長（赤坂伸一君）

　本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長（赤坂伸一君）

　日程第1　会議録署名議員の指名を行います。
　会議規則第111条の規定により、稲垣議員、上野議員を指名いたします。

会期の決定

議長（赤坂伸一君）

　日程第2　会期の決定についてを議題といたします。
　お諮りいたします。
　今期臨時会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日1日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
　（「異議なし」の声あり）
　ご異議なしと認めます。
　よって、そのように決しました。

諸般の報告

議長（赤坂伸一君）

　日程第3　諸般の報告を事務局長をして報告いたさせます。

事務局長（明孝一君）

　ご報告申し上げます。
　今議会におきます地方自治法第121条の規定によります説明員は、別紙印刷物のとおりでございます。
　また、今議会に提出されました案件の数につきましても、印刷物に掲載のとおりでございます。
　以上でございます。

議案第67号

議長（赤坂伸一君）

　日程第4　議案第67号　故岩田政勝氏市葬執行に関し同意を求めることについてを議題といたします。
　提案理由の説明を求めます。

市長（小川公人君）

　提案理由を申し上げます前に、一言お礼を申し上げたいと存じます。
　江別市名誉市民岩田政勝氏のご逝去に当たりまして、市議会臨時会の招集をお願い申し上げましたところ、大変ご多用の中、本日議会を開会いただきましたことに、厚くお礼申し上げます。
　それでは、議案第67号　故岩田政勝氏市葬執行に関し同意を求めることについての提案理由をご説明申し上げます。
　江別市名誉市民岩田政勝氏は、来る本年10月16日、満100歳の誕生日を迎える目前にございましたが、本年2月上旬、健康を損なわれ、江別市立病院にて入院加療されておりました。しかし、その治療のかいなく、去る8月12日午前3時55分、肺炎のため逝去されました。誠に痛惜哀悼の極みであります。
　ここに謹んでご報告申し上げますとともに、市として生前のご功績をたたえるため、江別市葬を執行するに当たり、江別市名誉市民条例第5条第2項の規定に基づいて議会のご同意をいただきたく、ご提案申し上げる次第であります。
　議員各位におかれましては、岩田政勝氏のご経歴、ご功績については既にご高承のとおりでありますが、この機会にご功績の一端を申し上げ、在りし日の岩田氏をしのびたいと存じます。
　氏は、明治33年10月、江別にお生まれになりました。大正14年、慶応義塾大学を卒業後、東邦電力に就職されまして、昭和8年には現在の岩田醸造株式会社の前身である岩田合名会社に入社し、その後社長、会長を歴任され、顧問としてご活躍中でありました。
　岩田氏は、その半生を通して、特に郷土文化の振興とスポーツの発展に大きな功績を残されております。文化の振興につきましては、戦後の混とんとした中にあって、地域文化の育成に努め、文化人の創作活動を物心両面で支援され、江別の風土の中から生まれた作品の収集と保存に努められるとともに、江別市文化振興会を組織し、文化団体の育成を財政面から援助するなど、地域文化の土壌を作り、今日の市民文化活動の隆盛の礎を築かれたのであります。
　また、スポーツの振興におきましては、スポーツを愛好され、ご自身もホッケー選手の経験をお持ちで、戦後体育振興の機運が高まる中で、江別体育連盟の設立に参加されまして、初代会長として第1回町民体育大会を開催するなど、当時の青少年に希望を与え、市民スポーツ隆盛の基礎づくりに大きく貢献されました。
　一方、文化・スポーツのみならず、行政や産業経済の分野にありましても、各界・各層の市民を代表し、豊かな識見と高潔な人格及び優れた行動力をもって、半世紀を超えて指導的役割を果たされ、行政と経済の振興に並々ならぬご尽力を賜りました。
　これらの功績によりまして、昭和39年には江別市政功労者表彰を、昭和42年には藍綬褒章を、昭和48年には勲五等双光旭日章を受けられたのを初め、文部大臣表彰など数多くの栄誉に浴されました。さらに、平成10年、市議会のご決定をいただき、江別市名誉市民の称号をお贈りしたところであります。
　本市の文化・スポーツ、産業、行政における今日の発展は、氏の高まいなる識見とたゆまぬ情熱による偉大なご功績の上に成り立っているものであり、天寿を全うされた99歳のご高齢とはいえ、なお一層のご指導とお力添えをお願い申し上げているこのときに当たりまして、そのご逝去は誠に痛恨の極みであり、哀惜の念禁じ得ないものがあります。ここに私たちは市民各位とともに謹んで哀悼の意を表し、ごめい福をお祈りする次第であります。
　なお、市葬につきましてはご同意いただきますならば、8月21日月曜日午後2時、市民会館大ホールを予定しているところであります。
　以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご同意を賜りますようお願い申し上げます。

議長（赤坂伸一君）

　お諮りいたします。
　本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。
　これにご異議ありませんか。
　（「異議なし」の声あり）
　ご異議なしと認めます。
　よってそのように決しました。
　引き続き、議案第67号を採決いたします。
　議案第67号は、同意することにご異議ありませんか。
　（「異議なし」の声あり）
　ご異議なしと認めます。
　よって、議案第67号は同意することに決しました。

議案第68号

議長（赤坂伸一君）

　日程第5　議案第68号　平成12年度江別市一般会計補正予算（第2号）を議題といたします。
　提案理由の説明を求めます。

助役（伊東悠平君）

　上程になりました議案第68号　平成12年度江別市一般会計補正予算（第2号）につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
　今回の補正は、ただいまご同意を賜りました故岩田政勝氏の市葬執行にかかわる経費といたしまして、所要の措置を行うものであります。
　以下、予算の概要についてご説明申し上げます。
　4ページをお開きいただきたいと存じます。
　3の歳出でございますが、2款1項9目の諸費は、市葬執行に要する経費といたしまして、名誉市民である故人に対します弔慰金、新聞広告料及び祭壇設置費等を合わせまして429万1,000円を措置しようとするものであります。
　また、これに対応いたします歳入といたしましては、1款市税中、1項市民税1目個人をもって措置しようとするものであります。
　以上の結果、今次補正額は429万1,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算である465億8,695万6,000円に加えますと、その総額は465億9,124万7,000円になるものでございます。
　以上、一般会計に関する補正の内容につきまして、ご説明申し上げました。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

議長（赤坂伸一君）

　これより本件に対する質疑に入ります。
　質疑ありませんか。
　（「なし」の声あり）
　質疑なしと認めます。
　お諮りいたします。
　本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。
　これにご異議ありませんか。
　（「異議なし」の声あり）
　ご異議なしと認めます。
　よって、そのように決しました。
　これより議案第68号　平成12年度江別市一般会計補正予算（第2号）に対する討論に入ります。
　討論ありませんか。
　（「なし」の声あり）
　討論なしと認めます。
　引き続き、議案第68号を採決いたします。
　議案第68号は、原案のとおり決することにご異議あリませんか。
　（「異議なし」の声あり）
　ご異議なしと認めます。
　よって、原案のとおり決しました。

閉会宣告

議長（赤坂伸一君）

　今期臨時会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。
　平成12年第1回江別市議会臨時会はこれをもって閉会いたします。
　午後1時41分　閉会