平成27年第2回江別市議会定例会会議録(第1号)平成27年6月9日
1 出席議員
27名
議長 | 三角 芳明 君 | 副議長 | 干場 芳子 君 |
議員 | 吉本 和子 君 | 議員 | 齋藤 一 君 |
議員 | 高橋 典子 君 | 議員 | 高間 専逸 君 |
議員 | 星 克明 君 | 議員 | 島田 泰美 君 |
議員 | 諏訪部 容子 君 | 議員 | 堀 直人 君 |
議員 | 本間 憲一 君 | 議員 | 石田 武史 君 |
議員 | 清水 直幸 君 | 議員 | 角田 一 君 |
議員 | 山本 由美子 君 | 議員 | 宮本 忠明 君 |
議員 | 野村 尚志 君 | 議員 | 岡村 繁美 君 |
議員 | 鈴木 真由美 君 | 議員 | 赤坂 伸一 君 |
議員 | 内山 祥弘 君 | 議員 | 尾田 善靖 君 |
議員 | 齊藤 佐知子 君 | 議員 | 徳田 哲 君 |
議員 | 宮川 正子 君 | 議員 | 相馬 芳佳 君 |
議員 | 裏 君子 君 |
2 欠席議員
0名
3 説明のため出席した者の職氏名
市長 | 三好 昇 君 | 副市長 | 佐々木 雄二 君 |
水道事業管理者 | 藤田 政典 君 | 総務部長 | 佐藤 哲司 君 |
企画政策部長 | 山田 宗親 君 | 生活環境部長 | 後藤 好人 君 |
経済部長兼 総合特区推進監 | 北川 裕治 君 | 健康福祉部長 | 真屋 淳子 君 |
建設部長 | 安藤 明彦 君 | 病院長 | 梶井 直文 君 |
病院事務長 | 吉岡 和彦 君 | 消防長 | 田中 修一 君 |
水道部長 | 松田 俊樹 君 | 会計管理者 | 宮腰 明生 君 |
総務部次長 | 土屋 健 君 | 財政課長 | 野口 貴行 君 |
教育委員会委員長 | 長谷川 清明 君 | 教育長 | 月田 健二 君 |
教育部長 | 斉藤 俊彦 君 | 監査委員 | 松本 紀和 君 |
監査委員事務局長 | 小川 和夫 君 | 農業委員会会長 | 萩原 俊裕 君 |
農業委員会事務局長 | 出頭 一彦 君 | 選挙管理委員会 委員長 | 古石 允雄 君 |
選挙管理委員会 事務局長 | 長尾 整身 君 |
4 事務に従事した事務局員
事務局長 | 佐藤 貴史 君 | 次長 | 松井 謙祐 君 |
庶務係長 | 中村 正也 君 | 議事係長 | 阿部 昌史 君 |
主査 | 川合 正洋 君 | 主任 | 壽福 愛佳 君 |
主任 | 伊藤 みゆき 君 | 書記 | 丹羽 芳徳 君 |
事務補助員 | 北川 志菜子 君 |
5 議事日程
日程第 1 | 会議録署名議員の指名 |
日程第 2 | 会期の決定 |
日程第 3 | 諸般の報告 |
日程第 4 | 行政報告 |
日程第 5 | 議案第39号 財産の取得について |
日程第 6 | 議案第40号 江別市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 7 | 議案第41号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 8 | 議案第42号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 9 | 議案第43号 江別市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第10 | 議案第46号 平成27年度江別市一般会計補正予算(第1号) |
日程第11 | 議案第47号 平成27年度江別市病院事業会計補正予算(第1号) |
日程第12 | 議案第44号 江別市市民参加条例の制定について |
日程第13 | 議案第45号 江別市税条例等の一部を改正する条例の制定について |
日程第14 | 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について |
日程第15 | 議案第36号 江別市副市長の選任について |
日程第16 | 議案第37号 江別市教育委員会委員の任命について |
日程第17 | 議案第38号 江別市監査委員の選任について |
日程第18 | 請願第2号 「安全保障関連法案の徹底審議と国民への充分な説明責任を果たし、拙速に成立をさせないことを求める意見書」の提出について |
日程第19 | 陳情第2号 戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法、平和安全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択について |
日程第20 | 陳情第3号 戦争法案に反対する意見書を国に提出することを求めることについて |
日程第21 | 報告第13号 専決処分について |
日程第22 | 報告第14号 平成26年度江別市一般会計予算繰越明許費の繰越報告について |
日程第23 | 報告第15号 株式会社江別振興公社の平成26年度決算に関する書類 |
日程第24 | 報告第16号 一般財団法人江別市スポーツ振興財団の平成26年度決算に関する書類 |
日程第25 | 報告第17号 株式会社フラワーテクニカえべつの平成26年度決算に関する書類 |
6 議事次第
◎ 開会宣告・開議宣告
議長(三角芳明君)
これより平成27年第2回江別市議会定例会を開会いたします。
ただいまの出席議員は27名で定足数に達しております。
直ちに本日の会議を開きます。
◎ 議事日程
議長(三角芳明君)
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
◎ 会議録署名議員の指名
議長(三角芳明君)
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第111条の規定により、
相馬議員
堀議員
を指名いたします。
◎ 会期の決定
議長(三角芳明君)
日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日から29日までの21日間とし、10日から17日まで、20日及び21日並びに23日から28日までは委員会審査等のため、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
◎ 諸般の報告
議長(三角芳明君)
日程第3 諸般の報告を事務局長に報告させます。
事務局長(佐藤貴史君)
御報告申し上げます。
今議会におきます地方自治法第121条の規定によります説明員は、別紙印刷物のとおりでございます。
また、今議会に提出されました案件の数並びに閉会中の議長事務報告、第78回北海道市議会議長会定期総会の概要につきましても、印刷物に掲載のとおりでございます。
さらに、監査委員から報告のありました例月出納検査結果報告2月分ないし4月分につきましても、お手元に配付のとおりでございます。
以上でございます。
◎ 行政報告
議長(三角芳明君)
日程第4 行政報告を議題といたします。
行政報告を求めます。
市長(三好 昇君)
それでは、去る5月20日に登別市で開催されました平成27年春季北海道市長会定期総会について御報告申し上げます。
総会には、資料2ページの別紙の案件が付議され、まず、報告事項の全国市長会及び北海道市長会の会務報告をそれぞれ承認した後、審議事項である議案第1号の平成27年度北海道市長会事業計画(案)と議案第2号の平成27年度北海道市長会一般会計及び特別会計歳入歳出予算(案)を全会一致で承認いたしました。
次に、議案第3号の総会決議(案)につきましては、資料3ページの第1にありますとおり、自治体が当面する緊急かつ重要案件として、地方創生に関する決議、続いて、資料6ページの第2にありますとおり、地方行財政・社会保障制度改革・環太平洋連携協定・エネルギー政策と原子力発電所に関する決議を全会一致で採択いたしました。
次に、資料2ページの議案第4号の要請事項(案)につきましては、国宛てとしまして、総務省関係の交付税の算定方法の改善についてや地方債の充実及び改善等についてなどを初め、各関係省庁に対する57項目の要請事項と、北海道宛てとしまして、北海道の地域医療の確保についてや難病相談支援センターの設置についてなどを初め70項目、合わせて127項目の要請事項を全会一致で可決し、それぞれ国及び北海道に対し要請することといたしました。
次に、資料2ページの協議事項でありますが、まず、協議第1号の全国市長会議に提出する北海道支部議案につきましては、国宛て要請事項の中から、資料12ページにあります10件を提出することといたしました。
次に、資料2ページの協議第2号の北海道市長会役員の選出では、会長として、菊谷秀吉伊達市長を選任するとともに、副会長以下23名を選任いたしました。
さらに、協議第3号の全国市長会役員候補者の推薦では、副会長候補者として、能登芳昭富良野市長の推薦を初め、役員12名を推薦することといたしました。
以上、平成27年春季北海道市長会定期総会の概要について御報告申し上げ、行政報告を終わります。
議長(三角芳明君)
これより行政報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、行政報告を終結いたします。
◎ 議案第39号
議長(三角芳明君)
日程第5 議案第39号 財産の取得についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
消防長(田中修一君)
ただいま上程になりました議案第39号 財産の取得について、提案理由を御説明申し上げます。
現在、市では救助工作車を消防署に1台配置しておりますが、当該車両は、平成4年度に取得したもので、取得から22年が経過し、老朽化が著しいことから、更新しようとするものであります。
今回取得しようとする車両は、従来のものと比べ、車体のコンパクト化を図りながらも、資機材収納スペースの拡充やハイルーフキャビンの導入などにより、車内作業スペースが確保されているなど、災害活動の強化・充実が期待されるところであります。
本件につきましては、去る5月14日に指名競争入札を行った結果、山自動車株式会社が1億845万1,640円で落札し、翌15日に売買に関する仮契約を締結したもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第39号 財産の取得についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第39号を採決いたします。
議案第39号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第40号
議長(三角芳明君)
日程第6 議案第40号 江別市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部長(佐藤哲司君)
ただいま上程になりました議案第40号 江別市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、被用者年金制度の一元化により、公務員が加入する共済年金が厚生年金に統一されることから、これに伴う所要の改正を行うものであります。
次に、改正の内容でありますが、附則第2項で引用している地方公務員等共済組合法の規定を厚生年金保険法の規定に改めようとするものであります。
なお、附則において、施行期日を法律の施行期日である平成27年10月1日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第40号 江別市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第40号を採決いたします。
議案第40号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第41号
議長(三角芳明君)
日程第7 議案第41号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長(真屋淳子君)
ただいま上程になりました議案第41号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成25年の地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い、同年の第3回定例会において、江別市国民健康保険税条例の一部改正を行ったところでありますが、未施行である改正規定の一部について、地方税法等の施行期日に合わせる必要があることから、所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、施行期日を定める改正附則第1項に、ただし書きとして、制定附則第15項の配当所得を利子所得、配当所得及び雑所得に改める部分に限り、施行期日を平成28年1月1日とする旨の規定を加えようとするものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第41号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第41号を採決いたします。
議案第41号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第42号
議長(三角芳明君)
日程第8 議案第42号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長(真屋淳子君)
ただいま上程になりました議案第42号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成27年1月30日付で閣議決定された平成26年の地方からの提案等に関する対応方針を踏まえ、国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が改正されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、第29条第3項、第31条第3項、第44条第3項及び第47条第3項の規定は、小規模保育事業A型、B型及び事業所内保育事業に係る保育士の数の算定において、保健師または看護師を1人に限って保育士の数に算入することができる規定であり、これに准看護師を加えようとするものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第42号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第42号を採決いたします。
議案第42号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第43号
議長(三角芳明君)
日程第9 議案第43号 江別市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長(真屋淳子君)
ただいま上程になりました議案第43号 江別市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成22年度から平成26年度までの暫定措置となっていた市町村国民健康保険の財政基盤強化策の恒久化などを目的とする国民健康保険法の一部改正が行われたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、法改正により、低所得者の国保税軽減に係る国及び都道府県の費用負担に関する規定が新たに設けられたことから、これに伴う条の繰り下げが行われております。
そのため、保健事業について規定する第7条中、第72条の4を第72条の5に改めようとするものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第43号 江別市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第43号を採決いたします。
議案第43号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第46号及び議案第47号
議長(三角芳明君)
日程第10及び第11 議案第46号 平成27年度江別市一般会計補正予算(第1号)及び議案第47号 平成27年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好 昇君)
ただいま上程されました補正予算案を御審議願うに当たり、私の市政に対する基本的な考えと予算の大綱について御説明申し上げます。
市民の皆様並びに市議会議員の皆様、私は、去る4月の統一地方選挙において、市民の信任をいただき、引き続き市政の重責を担うことになりました。
3期目に向けた所信を述べるに当たり、初めに、時代認識について申し上げたいと思います。
我が国の経済は、金融緩和策を初めとする、デフレ脱却と需要の拡大に向けた取り組みを国が進める中、円安による好調な輸出と株価の値上がりにより、景気は緩やかな回復基調が続いている一方、道内の経済は緩やかな持ち直し基調が続いているものの、個人消費に弱い動きが見られ、先行きを注視する必要があると言われております。
また、2008年に始まった我が国の人口減少問題は、今後、加速度的に進むものと予測され、出生率が低下する自然減に加え、若い世代が都市部へ流出する社会減は、特に地方の経済に大きな影響を与えるものとされております。
このため、国は今年を地方創生元年と位置づけ、人口減少への対応と地域経済の維持のため、まち・ひと・しごと創生基本方針を策定し、地方主体の取り組みを推進するための新たな交付金制度の創設などにより、東京一極集中の是正や、若い世代の就労・結婚・子育て支援に向けた施策を実施することとしております。
江別市では、人口減少が明らかになった平成23年度より、市政運営における最大の課題は、少子高齢・人口減少への対応であるとの認識のもと、定住人口や交流人口の増加を目指し、各種施策を実施してきたところであります。
中でも、子育て世代の転入超過という市の人口動態の特徴から、子育て、教育環境のよさを理解してもらうことで、選ばれるまちになるとの思いのもと、子育てひろばぽこあぽこの開設など、交流人口拡大の取り組みのほか、食関連産業を江別の基幹産業に位置づけ、RTNパークに企業を誘致するなど、市内経済の活性化と雇用の確保に努めてまいりました。
さらに、平成26年度には、江別市自治基本条例制定後、初の総合計画として、えべつ未来づくりビジョンをスタートさせ、10年後の将来都市像みんなでつくる未来のまちえべつを実現するため、えべつまちづくり未来構想とえべつ未来戦略により、子育て支援や教育環境の整備、地域経済活性化のための施策を進めているところであります。
こうした中で、3期目の市政を担うこれからの4年間は、平成26年度からスタートしたえべつ未来づくりビジョンの前半と期間を同じくすることから、私は、江別市の将来を見据え、総合計画のスタートからの5年間を正念場と捉え、この重要な期間に市政運営を担う責任の大きさに身の引き締まる思いであります。
そして、市と市民との思いが一つとなり協働のまちづくりが進むことで、市民が生涯を通じ、心身ともに健康で安心して暮らせる人の健康、市内経済が活性化して雇用の場が確保され、安定した社会制度とそれを支える確かな財政基盤があるまちの健康、美しい自然や町並み、安全な住環境があり、道路などのインフラが整備された社会の健康、いわゆる人・まち・社会全てが健康なまち、健康都市えべつを実現してまいりたいと考えております。
そこで、市政を担当するに当たっての私の基本的な考えについて申し上げます。
第1に、人・心の健康こそ江別についてであります。
全ての市民が生涯を通じて健康に暮らせるよう、その意識の醸成に努めるとともに、地域医療体制の確保を図り、団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据え、健康寿命を延伸させる仕組みづくりが必要であります。
そこで、江別市地域福祉計画などに基づき、介護や障がいなどの各種福祉サービスを確実に実施するとともに、高齢者の在宅生活を支えるため、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムを構築してまいります。
また、えべつ市民健康づくりプラン21に基づき、健康意識の向上と健康づくりの支援に努め、介護や入院を必要としない健康寿命の延伸に努めてまいります。
さらに、市立病院においては、近隣自治体への医師派遣や地域医療の提供など、地域の中核病院としての役割を果たすほか、健康教育や在宅医療支援体制の拡充など、誰もが住みなれた地域で、安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
また、JR野幌駅周辺の健康ウォーキングマップにより、健康でおいしい江別をPRするほか、子供から高齢者まで、全ての市民の健康と体力の維持向上に努めてまいります。
第2に、子育て、教育のまち江別についてであります。
少子高齢化、人口減少社会において、まちの活力を維持していくためには、子供を産み、育てやすい環境、子供が健やかに育ち、心豊かに学ぶことができる環境を整備し、選ばれるまちづくりを進めていくことが必要であります。
そこで、小児医療体制、産科医療体制の充実を図るとともに、えべつ・安心子育てプランに基づき、認定こども園の普及や小規模保育事業等の拡充、また、白樺・若草乳児統合園の整備を進めるなど、年間を通じて待機児童ゼロを実現するための取り組みを進めてまいります。
また、子育て家庭の経済的負担軽減のため、保育料を引き下げたほか、放課後児童クラブの充実を図るなど、子育てと就労が両立でき、安心して子供を産み育てられる環境を整備してまいります。
さらに、学力向上のため、教員経験者による学習サポート事業を引き続き実施するとともに、英語などの外国語活動を、小学校の全学年で取り組むほか、児童・生徒のICT教育を推進してまいります。
また、市内大学との連携による、小学校低学年向けの朝運動プログラムや出前事業を実施するなど、引き続き体力の向上を図ってまいります。
さらに、特別支援学級の全校への拡大を図るとともに、江別太小学校の整備にあわせ、小・中学生の交流による中1ギャップの解消や、学校と地域の交流促進など、教育環境の充実に努めてまいります。
また、大麻地区をモデルとする高齢者などの住みかえ支援を進めるとともに、子育てと就労の両立を進めるため、2世代、3世代の同居や近くに親子が住む、いわゆる近住に向けた支援策について検討してまいります。
第3に、地元企業が輝き、成長する江別についてであります。
人口減少社会において、持続可能なまちづくりを進めるためには、地域の消費を拡大するとともに、市内企業の成長を図り、雇用の場の確保と人材の提供により、経済の好循環をつくる必要があります。
そこで、北海道フード特区や、市内企業と大学との連携による新商品の開発を支援するとともに、テスト販売などによる販路拡大や、食の機能性を生かしたブランド化、観光振興により、地域経済の活性化を図ってまいります。
また、江別市農業振興計画に基づき、江別らしい都市型農業を推進するとともに、都市と農村の交流拠点施設においてテストキッチンを整備するなど、農業と第2次産業としての加工、第3次産業としての販路拡大により、農畜産物の高付加価値化を図り、農業や食を中心とした産業の活性化を進めてまいります。
さらに、産業の担い手確保のため、アルバイトとインターンシップを兼ねる有給インターンシップ事業による大学生への就職支援のほか、働きたい女性や高校生への就労支援、介護分野への就労希望者に有給研修と資格取得支援を進めてまいります。
また、子育てと就労の両立を目指す女性のための相談窓口を設置するとともに、住まいを含めた総合的な相談支援を行う仕組みについて検討するほか、市内企業や団体と連携し、定期的な男女の出会いの場づくりについて検討してまいります。
さらに、江別市都市計画マスタープランに基づき、JR駅周辺を都市活動の拠点と位置づけし、コンパクトなまちづくりのため、野幌駅を中心としたバスの実証運行を行うとともに、東西インターチェンジ周辺の活用に取り組んでまいります。
なお、地方創生において、総合戦略の策定に先行して進めている、大学生を地域に定着させるための協議について、今後とも、市内大学や近隣自治体と連携し、進めてまいります。
第4に、環境のまち江別についてであります。
豊かな自然に恵まれた江別市は、太陽光発電所、バイオマス発電所が整備され、その発電見込み量は、市内家庭向け年間使用電力量の約7割を賄える環境のまちであります。この豊かな自然や地域の環境を次代に引き継ぐため、引き続き、低炭素型社会への取り組みを進めていく必要があります。
そこで、防犯灯のLED化を自治会と連携して進めるとともに、学校や公共施設への太陽光パネルの設置、電線の地中化、街路灯のLED化を推進し、あわせて、サイクルシェアリングなどの事業を実施してまいります。
また、環境への意識を高めるため、自然塾や環境学習の充実を図るとともに、廃棄物の発生抑制と資源化を進めてまいります。
第5に、協働のまち江別についてであります。
今後の人口減少社会や超高齢化社会においては、これまで以上に安全・安心への関心が高まるなど、地域が抱えるニーズや課題が複雑・多様化してまいります。
こうした中、地域の課題を的確に解決するためには、市民、自治会、市民活動団体、企業、大学など多様な主体やさまざまな世代が、それぞれの得意分野や特性を生かし、協力して取り組む協働のまちづくりを進めていくことが必要であります。
そこで、協働のまちづくりを実践している市民活動団体を支援するとともに、花のある街並みづくりや健診受診率向上などに取り組んでいる自治会を引き続き支援してまいります。
また、協働のまちづくりをさらに進めるため、自治会活動の担い手確保など、協働を担う人材の育成や、市職員が地域活動に参加しやすい環境づくりに努めるほか、自治会への支援のあり方や、まちづくりに関する新たな提案制度について検討してまいります。
さらに、地域で活躍する女性を支援するため、女性消防分団を新たに編成するほか、自治会などにおける女性の活動のあり方を関係団体等と協議してまいります。
以上、市政運営に当たっての私の基本的考え方を申し上げました。
次に、平成27年度の一般会計及び病院事業会計補正予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。
本年度は統一地方選挙の年でありますことから、当初予算の編成においては、いわゆる骨格予算とし編成してまいりましたが、今次御提案いたします補正予算は、先ほど申し上げました市政執行の基本方針に基づく政策予算等につきまして、それぞれ措置するものであります。
その結果、今次補正の歳出予算総額は、一般会計1億4,184万9,000円、病院事業会計700万円、計1億4,884万9,000円となり、これを当初予算に加えました各会計の総額は、一般会計460億5,184万9,000円、特別会計254億4,200万円、企業会計185億3,600万8,000円、計900億2,985万7,000円となるものであります。
以下、その概要につきまして、一般会計から順次御説明申し上げます。
まず、歳出でありますが、総務費の一般管理費では、災害時に市民に対し、電子メールやファクス等により迅速かつ確実に情報提供を行う環境を新たに整備するため、総合防災情報システムの機能強化に要する経費として81万円を、情報推進費では、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度関係システムの整備について、住民情報システムの改修費として1,368万4,000円を、市民活動費では、関係機関と連携して行う、特殊詐欺被害を予防するための啓発活動に要する経費として23万8,000円を、広報費では、民間及び庁内プロジェクトによるシティプロモート実践のための委託費及びPRのための広報経費等として322万円を、賦課徴収費では、マイナンバー制度に係る滞納整理システムの改修費として283万円をそれぞれ措置するものであります。
次に、民生費の老人福祉費では、今後の成年後見制度の需要拡大に対応するため、市民後見人の養成に係る経費として308万7,000円を、児童福祉総務費では、子育て中の親子などが子育てサービスを円滑に利用できるように、利用者支援専門員による相談・情報提供を行うなど、支援体制を強化するための経費として171万9,000円を、生活保護総務費では、生活保護基準の見直しに伴う生活保護システム及び中国残留邦人等支援給付システム改修経費として60万1,000円をそれぞれ措置するものであります。
次に、商工費の商業振興費では、江別の食のプロモーションとして、「美味しい江別・大人の食育」ブランド化プロジェクトin丸の内事業を支援するための補助金として160万円を措置するものであります。
次に、土木費の道路橋梁維持費では、老朽化した市道路線の路面凍上改修経費として1億140万円を、道路橋梁新設改良費では、高砂駅北側における送迎用停車場の整備に向けた測量調査費として320万円をそれぞれ措置するものであります。
次に、消防費の非常備消防費では、女性消防分団を新たに設置するための経費として231万円を措置するものであります。
次に、教育費の保健体育総務費では、野幌総合運動公園で開催される全日本9人制バレーボールクラブカップ女子選手権大会の開催地補助金として15万円を措置するものであります。
次に、諸支出金の病院事業会計では、病院事業の経営改善に向けたコンサルティング業務に対する一般会計負担分として700万円を措置するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、次に、歳入に関して御説明申し上げます。
主に必要な財源として、繰越金で3,619万2,000円、市債で9,000万円のほか、国・道の支出金をそれぞれ計上するものでございます。
次に、企業会計について御説明申し上げます。
病院事業会計につきましては、平成26年度の経営状況を踏まえ、経営改善に向けたコンサルティング業務に係る経費として、委託料1,400万円を措置し、費用の精査により修繕費700万円を減額するものであります。
以上、一般会計及び企業会計補正予算案の概要につきまして御説明申し上げました。
よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより議案第46号及び議案第47号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま上程中の議案第46号外1件については、9名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
ただいま設置されました予算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、石田武史議員、内山祥弘議員、裏君子議員、諏訪部容子議員、高間専逸議員、星克明議員、宮川正子議員、宮本忠明議員、吉本和子議員、以上9名を指名いたします。
ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長互選のため暫時休憩いたします。
───────────────────
午前10時44分 休憩
午前10時53分 再開
───────────────────
議長(三角芳明君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、報告いたします。
先ほど設置されました予算特別委員会の委員長に宮本忠明議員、副委員長に諏訪部容子議員が互選された旨の報告がありました。
◎ 議案第44号
議長(三角芳明君)
日程第12 議案第44号 江別市市民参加条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
企画政策部長(山田宗親君)
ただいま上程になりました議案第44号 江別市市民参加条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
本条例は、市民自治によるまちづくりを進めるための理念や基本的なルールなどを定めた江別市自治基本条例に基づき、まちづくりへの市民参加を推進するため、広く市民の意見を聞き、その意見を反映させる手続に必要な事項を定めようとするものであります。
本条例は、平成25年12月の江別市市民参加条例の制定を求める請願の採択を契機として、検討を進めてきたところです。
具体的には、市民アンケートやワークショップを実施し、市民参加に対する現状や課題を把握した上で、学識経験者、市民団体からの推薦者、市民委員で構成する江別市市民参加条例制定委員会において、条例案の検討を進めてまいりました。
その結果は、平成27年2月に江別市市民参加条例制定委員会報告書として提出され、本条例はこの報告書をもとに定めようとするものであります。
次に、条例の内容についてですが、この条例は全13条及び附則で構成しており、第1条では、この条例の趣旨を、第2条では、用語の定義を、第3条では、市民参加に関する基本原則を、第4条では、市民参加の対象となる条例や計画などを、第5条及び第6条では、市民参加の方法や実施時期を、第7条及び第8条では、附属機関等の委員の選任や会議の公開を、第9条では、パブリックコメントを実施する場合に公表する事項や意見を募集する期間などを、第10条及び第11条では、市民説明会及びワークショップを開催する場合、アンケート調査を実施する場合に公表する事項などを、第12条では、毎年度、市民参加の実施予定及び実施状況を公表することを、第13条では、条例の施行に関し必要な事項を規則で定める旨をそれぞれ規定するものであります。
なお、附則において、施行期日を平成27年10月1日とするほか、必要な経過措置を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第44号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
◎ 議案第45号
議長(三角芳明君)
日程第13 議案第45号 江別市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部長(佐藤哲司君)
ただいま上程になりました議案第45号 江別市税条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、平成27年3月31日に地方税法等の一部を改正する法律が公布されましたことから、これに伴う所要の改正を行うものであります。
今回の江別市税条例等の一部を改正する条例につきましては、全2条から成っており、第1条は、江別市税条例の一部改正について、第2条は、江別市税条例等の一部を改正する条例の一部改正となっております。
まず、1ページ上段、第1条江別市税条例の一部改正の内容でありますが、第2条の改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の施行に伴い、各税目の納付書等の記載事項に、個人番号、法人番号等を加えるものであります。
次に、第23条第2項の改正は、法人税法を引用していた外国法人の恒久的施設の定義を、地方税法からの引用に改めるものであります。
次に、第31条の改正は、法人市民税の均等割の税率区分の課税標準について、原則は資本金等の額としますが、資本金等の額が資本金に資本準備金を加えた額を下回る場合においては、資本金及び資本準備金を合算した額とするなど、法人事業税と同様の規定に改めるものであります。
次に、第33条第2項の改正は、所得税において、高額資産家に対する国外転出時の譲渡所得課税制度が創設されますが、同制度の個人市民税への導入については、国において、引き続き検討することとされたことから、個人市民税所得割の課税標準の算定において、当該譲渡所得については所得税法の計算の例によらないものとするものであります。
次に、第36条の2第8項から2ページ中段、附則第4条第1項までの改正は、それぞれ番号法の施行に伴う所要の改正のほか、引用条項及び字句の整備を行うものであります。
次に、附則第7条の3の2第1項の改正は、消費税10%への引き上げ時期が1年半延期されたことに伴い、住宅借入金等特別税額控除について、居住開始の対象期間が平成26年1月1日から平成29年12月31日までであったものを、平成31年6月30日まで1年半延長するものであります。
次に、附則第9条及び3ページ中段、第9条の2の改正は、ふるさと納税をより簡素な手続で行うことができるよう、確定申告が不要な給与所得者等について、確定申告をせずに寄附金税額控除が受けられる、いわゆるふるさと納税ワンストップ特例制度を創設するものであります。
次に、附則第10条の2の改正は、高齢者の生活を支援する住宅の供給を促進するため、新築のサービスつき高齢者向け賃貸住宅に係る固定資産税の課税標準の特例について、いわゆるわがまち特例とした上で、その割合を3分の2と定めるものであります。
次に、附則第10条の3第1項第1号から第9項第1号までの改正は、番号法の施行に伴う所要の改正のほか、引用条項の整備を行うものであります。
次に、同ページ下段から4ページの中段までの附則第16条の改正は、既に制度化されている自動車税と同様に、軽自動車税においてもグリーン化を進める観点から、一定の環境性能を有する3輪以上の軽自動車について、燃費基準値に応じて税負担を軽減するグリーン化特例を導入するものであります。
なお、この特例は、平成27年4月1日から平成28年3月31日までの間に初めて車両番号の指定を受けた3輪以上の軽自動車について、平成28年度分に限り軽減するものであります。
次に、附則第16条の2の改正は、本年の税制改正に当たり、厚生労働省から、国民の健康増進に資するため、たばこ税率の引き上げなどについて要望があったことから、紙巻たばこ旧3級品の特例税率を廃止するもので、激変緩和等の観点から、税率を4段階で引き上げるものであります。
次に、同ページ下段の第2条につきましては、江別市税条例等の一部を改正する条例の一部改正であります。
これは、昨年の第2回定例会で議決をいただきました江別市税条例等の一部を改正する条例の改正規定の一部を改正するもので、内容といたしましては、第1条の軽自動車税に関する規定の改正に伴い、条項の移動や字句の整備を行うものであります。
最後に、5ページの中段、改正附則についてですが、第1条はそれぞれ改正規定の施行期日を、第2条は市民税に関する経過措置を、6ページ中段、第3条は固定資産税に関する経過措置を、7ページ上段、第4条は軽自動車税に関する経過措置を、第5条は市たばこ税に関する経過措置を、12ページ下段、第6条は特別土地保有税に関する経過措置を、第7条は入湯税に関する経過措置をそれぞれ定めております。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第45号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
◎ 諮問第1号
議長(三角芳明君)
日程第14 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好 昇君)
ただいま上程になりました諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由を御説明申し上げます。
現在、当市の人権擁護委員であります常田京子さんは、本年9月30日をもって任期満了となりますが、引き続き常田京子さんを推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めようとするものであります。
常田京子さんは、昭和21年生まれの69歳で、美原にお住まいであります。
平成24年10月から現在まで人権擁護委員として御活躍されており、その使命を果たされてきた実績から、今後においても積極的な活動が期待されますので、引き続き推薦いたしたく、お願い申し上げる次第であります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
引き続き、諮問第1号を採決いたします。
諮問第1号は可と答申することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、諮問第1号は、可と答申することに決しました。
◎ 議案第36号
議長(三角芳明君)
日程第15 議案第36号 江別市副市長の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好 昇君)
ただいま上程になりました議案第36号 江別市副市長の選任について、提案理由を御説明申し上げます。
現在、副市長であります佐々木雄二さんは、本年6月30日をもって任期満了となりますが、引き続き佐々木雄二さんを副市長に選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
佐々木雄二さんは、昭和22年生まれの68歳であります。平成19年7月に副市長に就任し、在任中、公平公正な立場で十分にその能力を発揮し、市政の伸展に尽力し、現在に至っております。このたび再任をお願い申し上げる次第であります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第36号を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場を閉鎖いたします。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員は、当職を除いて26名であります。
立会人に高橋議員、野村議員を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
念のため申し上げます。
本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、投票願います。
なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。
投票箱を改めます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
議席の順に従い、吉本議員より順次投票願います。
(投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
高橋議員、野村議員の立ち会いをお願いいたします。
(開票)
投票の結果を報告いたします。
投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、賛成 24票
反対 2票
以上のとおり、賛成多数であります。
よって、議案第36号は同意することに決しました。
◎ 議案第37号
議長(三角芳明君)
日程第16 議案第37号 江別市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好 昇君)
ただいま上程になりました議案第37号 江別市教育委員会委員の任命について、提案理由を御説明申し上げます。
現在、教育委員会委員であります長谷川清明さんは、本年6月29日をもって任期満了となりますことから、後任として支部英孝さんを委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
支部英孝さんは、昭和24年生まれの65歳で、一番町にお住まいであります。
現在、学校法人の理事・監事を務められているほか、これまでも江別小学校・江別第三小学校適正配置地域協議会代表、江別小学校・江別第三小学校統合委員会委員長を務められるなど、教育にかかわりを持たれ、御活躍されております。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第37号を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場を閉鎖いたします。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員は、当職を除いて26名であります。
立会人に鈴木議員、山本議員を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
念のため申し上げます。
本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、投票願います。
なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。
投票箱を改めます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
議席の順に従い、吉本議員より順次投票願います。
(投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
鈴木議員、山本議員の立ち会いをお願いいたします。
(開票)
投票の結果を報告いたします。
投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、賛成 25票
反対 1票
以上のとおり、賛成多数であります。
よって、議案第37号は同意することに決しました。
◎ 議案第38号
議長(三角芳明君)
日程第17 議案第38号 江別市監査委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好 昇君)
ただいま上程になりました議案第38号 江別市監査委員の選任について、提案理由を御説明申し上げます。
現在、監査委員であります松本紀和さんは、本年6月30日をもって任期満了となりますことから、後任として中村秀春さんを委員に選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
中村秀春さんは、昭和25年生まれの64歳で、弥生町にお住まいであります。
現在、株式会社北海道互助サービスで専務取締役を務められておりますが、これまで、北海道職員として、監査委員事務局での職務経験を有するなど、人格、識見ともにすぐれている方であります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第38号を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場を閉鎖いたします。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員は、当職を除いて26名であります。
立会人に裏議員、本間議員を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
念のため申し上げます。
本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、投票願います。
なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。
投票箱を改めます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
議席の順に従い、吉本議員より順次投票願います。
(投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
裏議員、本間議員の立ち会いをお願いいたします。
(開票)
投票の結果を報告いたします。
投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、賛成 25票
反対 1票
以上のとおり、賛成多数であります。
よって、議案第38号は同意することに決しました。
◎ 請願第2号、陳情第2号及び陳情第3号
議長(三角芳明君)
日程第18ないし第20 請願第2号 「安全保障関連法案の徹底審議と国民への充分な説明責任を果たし、拙速に成立をさせないことを求める意見書」の提出について、陳情第2号 戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法、平和安全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択について及び陳情第3号 戦争法案に反対する意見書を国に提出することを求めることについて、以上3件を一括議題といたします。
上程中の請願第2号外2件は、総務文教常任委員会に付託いたします。
◎ 報告第13号
議長(三角芳明君)
日程第21 報告第13号 専決処分についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
教育部長(斉藤俊彦君)
ただいま上程になりました報告第13号 専決処分について、御報告申し上げます。
本件は、大麻体育館敷地内の外灯倒壊による車両の物的損害に係る賠償額の決定でありまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づく市長の専決処分事項の指定により、平成27年4月28日に専決処分を行い、相手方と示談をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき、御報告申し上げるものであります。
事故内容につきましては、所管の常任委員会でも報告しておりますが、平成27年4月5日の午前11時40分ごろ、大麻中町26番地の17、大麻体育館敷地内に設置された外灯が倒壊し、この破片が駐車場内に駐車していた車両1台の前部に当たり、損傷させたものであります。
この事故により相手方に賠償すべき額は10万7,093円で、賠償の相手方は議案に添付のとおりであります。
事故発生後、市内全公共施設の点検を実施したところであり、今後、安全管理をより一層徹底し、万全を期してまいります。
以上、専決処分について御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第13号を終結いたします。
◎ 報告第14号
議長(三角芳明君)
日程第22 報告第14号 平成26年度江別市一般会計予算繰越明許費の繰越報告についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
総務部長(佐藤哲司君)
ただいま上程になりました報告第14号 平成26年度江別市一般会計予算繰越明許費の繰越報告について、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、御報告申し上げます。
本件は、平成27年第1回定例会において議決をいただきました次世代災害対応力支援事業(緊急経済対策)などの国の緊急経済対策に伴う事業のほか、住民情報システム高度化事業(基幹系業務システム改修)など計24事業に関しまして、事業の進捗状況及び所要期間等を勘案して8億8,687万4,000円を繰越明許費繰越計算書のとおり平成27年度に繰り越しいたしましたので、御報告申し上げるものであります。
また、繰越計算書の未収入特定財源につきましては、平成27年度収入となりますことから、国庫補助金、道補助金及び市債を未収入として計上いたしております。
以上、報告第14号につきまして御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第14号を終結いたします。
◎ 報告第15号ないし報告第17号
議長(三角芳明君)
日程第23ないし第25報告第15号 株式会社江別振興公社の平成26年度決算に関する書類、報告第16号 一般財団法人江別市スポーツ振興財団の平成26年度決算に関する書類及び報告第17号 株式会社フラワーテクニカえべつの平成26年度決算に関する書類、以上3件を一括議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
総務部長(佐藤哲司君)
ただいま上程になりました報告第15号 株式会社江別振興公社の平成26年度決算に関する書類について、御説明申し上げます。
初めに、公社の決算に関する書類につきましては、取締役会及び株主総会の承認を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により、本議会に御報告するものであります。
事業報告書の1ページをお開き願います。
第1の事業概要でありますが、江別市の指定管理者として公民館等の管理運営業務を主たる事業として行ってまいりました。なお、過去3年間の事業成績及び財産の状況につきましては、記載のとおりとなっております。
次に、2ページには、第2の会社の概要といたしまして、株式の状況、従業員の状況等を、3ページには、第3の処務概要といたしまして、株主総会及び取締役会の事項、役員人事、処務事項を記載しております。
次に、第4の計算につきましては、4ページをお開きいただきたいと存じます。
貸借対照表でありますが、これにつきましては、12ページに附属明細書としてその内訳を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
戻りまして、5ページの損益計算書でありますが、1の売上高は、公民館等の指定管理に係る収入を初め、公民館等利用料収入のほか、公民館等自主事業収入は講習会等の受講料、雑入は印刷機の使用料等であります。2の売上原価の保有地売上原価の期末棚卸高につきましては、13ページの平成26年度末売却用土地(繰越)明細書のとおり繰り越すものであります。
次に、5ページに戻りまして、受託事業原価は各施設の運営費でありまして、内訳は7ページの各明細書のとおりであります。3の販売費及び一般管理費につきましても、8ページに明細書を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
5ページの損益計算書にお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、営業利益として244万9,785円が生じまして、4の営業外収益、5の営業外費用、法人税等を清算いたしますと、当期の純利益は237万9,366円となるものであります。この純利益につきましては、6ページの株主資本等変動計算書のとおり、繰越利益剰余金の前期末残高と合わせまして8,342万4,376円を次期繰越利益剰余金としております。
以上、御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
教育部長(斉藤俊彦君)
ただいま上程になりました報告第16号 一般財団法人江別市スポーツ振興財団の平成26年度決算に関する書類について、御説明申し上げます。
初めに、財団の決算に関する書類につきましては、理事会の議決を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により、本議会に御報告するものであります。
当財団の事業の状況及び処務の概要につきましては、第23期、平成26年度事業報告書の1ページから3ページにかけて記載のとおりでありますので、御参照いただきたいと存じます。
次に、4ページをお開き願います。
第3の計算書類等に関する事項、1の平成26年度収支計算書でありますが、収入の部では、1の基本財産運用収入の決算額7,657円は、基本財産3,000万円の預金利息であります。2の事業収入のうち、補助事業収入320万7,300円は、スポーツ大会参加料及び健康づくり・体力づくり受講料等であります。受託事業収入の1,357万7,080円は、屋外体育施設の管理運営等に係る収入であります。指定管理事業収入の2億4,416万2,506円は、市民体育館を初めとする体育施設等の指定管理料、スポーツ教室受講料、体育施設等の利用料であります。3の補助金収入4,453万5,000円は、スポーツ大会等の事業運営に関する補助金であります。4の雑収入510万5,331円は、預金利息及び自動販売機設置手数料等であります。
この結果、当期収入合計は3億1,059万4,874円であり、前期繰越収支差額839万8,445円を合わせた収入合計は3億1,899万3,319円となるものであります。
一方、支出の部でありますが、5ページをごらん願います。
1の補助事業費の決算額4,779万4,065円は、スポーツ大会開催事業費、健康体力づくり指導相談事業費及びスポーツ指導者養成事業費並びにこれらの事業の管理に要した経費であります。
次に、6ページをお開き願います。
2の受託事業費1,349万1,070円は、屋外体育施設等の管理運営に要した経費であります。3の指定管理事業費2億3,973万4,766円は、屋内体育施設指定管理運営費、大麻集会所指定管理運営費及び都市公園の屋外体育施設指定管理運営費並びにこれらの事業の管理運営に要した経費であります。4の自主事業費108万4,618円は、自主事業に要した経費であります。5の特定預金支出246万円は、財政調整引当預金であり、当期支出合計は3億456万4,519円となるものであります。
この結果、当期収支差額は603万355円となり、前期繰越収支差額を含めた次期繰越収支差額は1,442万8,800円となるものであります。
なお、7ページの2収支計算書に対する注記から12ページの監査報告書までは、それぞれ記載のとおりでありますので、御参照いただきたいと存じます。
以上、御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
経済部長(北川裕治君)
ただいま上程になりました報告第17号 株式会社フラワーテクニカえべつの平成26年度決算に関する書類につきまして、御説明申し上げます。
会社の決算に関する書類につきましては、取締役会及び株主総会の承認を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により、本議会に御報告するものであります。
事業報告書の1ページをお開き願います。
第1の事業概要でありますが、平成26年度は、江別市花き・野菜栽培技術指導センターの指定管理業務のほか、花卉苗、野菜苗の育苗事業、ガーデニングフェアの実施などにより、生産者への苗の安定供給や市民への花卉の普及推進に引き続き努めてまいりました。
なお、過去3年間の事業成績及び財産の状況につきましては、下段の表に記載のとおりであります。
次に、2ページから3ページにかけましては、第2の会社概要といたしまして株式の状況、従業員の状況等を、3ページの下段には、第3の処務概要といたしまして株主総会事項、取締役会事項を、4ページには、 引き続き取締役会事項のほか、役員人事等を記載しております。
次に、5ページをごらん願います。
第4の計算、1の貸借対照表でありますが、資産の部につきましては、預金などの流動資産が9,167万1,343円、固定資産が534万1,535円、資産合計では9,701万2,878円となっております。右側の負債及び純資産の部では、未払金などの流動負債が616万3,312円、資本金が5,000万円、利益剰余金が4,084万9,566円となり、負債及び純資産合計では9,701万2,878円となるものであります。なお、内訳として、10ページに固定資産取得明細書を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
次に、6ページをお開き願います。
2の損益計算書でありますが、営業損益の部では、売上高は野菜苗等の販売で5,429万4,608円、営業受託収入は指定管理料で966万2,000円、売上高合計では6,395万6,608円となったものであります。売上原価の当期製造原価は4,518万3,309円、販売費及び一般管理費は1,635万1,103円となり、内訳につきましては、8ページに製造原価明細書、販売費及び一般管理費明細書を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
6ページの損益計算書にお戻り願います。
以上の結果、営業利益として242万2,196円が生じまして、営業外収益、法人税を清算した当期純利益は201万7,615円となるものであります。
この純利益につきましては、7ページの株主資本等変動計算書のとおり、繰越利益剰余金の前期末残高と合わせまして4,084万9,566円を次期繰越利益剰余金としております。
以上、御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
議長(三角芳明君)
これより報告第15号ないし報告第17号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
赤坂伸一君
1点だけお伺いいたします。
株式会社江別振興公社です。様式の問題なのかどうかよくわからないのですが、8ページに、上記のとおり報告いたします。平成27年5月20日となっています。当然、社長以下新たな役員によって提出されたとなると、株主総会が前段行われていたという前提で上がってきていると思われるわけです。旧年度の事項について新年度にこういう形で出されたとすると、株主総会がいつ行われたのかということになります。当然、株主総会が行われてこれが提出されたと見るわけですが、様式の問題があるのかもしれませんけれども、ぜひこのことについてお伺いしたいと思います。株主総会がいつ行われたかということです。
議長(三角芳明君)
暫時休憩いたします。
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午前11時53分 休憩
午前11時54分 再開
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議長(三角芳明君)
再開いたします。
議事を続行いたします。
総務部長(佐藤哲司君)
ただいまの赤坂議員の質疑に御答弁申し上げます。
平成27年度ということになりますが、定時株主総会として5月20日に開催されております。
赤坂伸一君
これは様式の問題なのかもしれませんけれど、この役員の方々がかわったということが、何らかの形で示されていいのではないかと。年度が違えばやむを得ないということになるのかもしれませんけれど、そういう意味で聞いているのです。いつかわったかというのは聞いてみないとわからないけれど、それもしっかりと報告があったかということになるわけです。その点についてお伺いいたします。
総務部長(佐藤哲司君)
私どもが報告を受けております内容といたしまして、4月2日に臨時株主総会が開催され、取締役、監査役の選任が行われたと承っております。
議長(三角芳明君)
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって質疑を終結いたします。
以上をもって、報告第15号ないし報告第17号を終結いたします。
◎ 散会宣告
議長(三角芳明君)
本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午前11時56分 散会