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平成23年第3回江別市議会会議録(第1号)平成23年9月7日 4ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

認定第1号ないし認定第3号

議長(尾田善靖君)

 日程第15ないし第17 認定第1号 平成22年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて、認定第2号 平成22年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第3号 平成22年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、以上3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

水道部長(鈴木俊和君)

 ただいま上程になりました認定第1号 平成22年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成22年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、提案理由を一括してご説明申し上げます。
 初めに、水道事業会計決算についてご説明申し上げます。
 平成22年度水道事業の事業概況につきましては、お手元の決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成22年度の水道事業は、江別市水道事業中期経営計画(第10次水道事業財政計画)の4年目として、引き続き、災害に強く安定した給水と安全で良質な水道水を効率的に供給するため、老朽化した上江別浄水場の次亜塩素注入設備などの更新を実施いたしました。
 決算につきましては、収益的収支では、収益が予算額を若干下回りましたが、経費の節減など効率的な事業運営に努めた結果、23億8,255万7,072円の収入に対し、支出は20億5,396万2,271円の執行で、収支差引きでは3億2,859万4,801円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は3億131万8,355円となったものであります。
 また、資本的収支では、収入の1,559万2,482円に対し、支出は8億8,767万7,110円の執行となり、収支差引不足額8億7,208万4,628円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補塡いたしたものであります。
 次に、下水道事業会計決算についてご説明申し上げます。
 平成22年度下水道事業の事業概況につきましては、お手元の決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成22年度の下水道事業は、江別市下水道事業中期経営計画(第9次下水道事業財政計画)の4年目として、引き続き、安全で快適な生活環境を確保するため、管きょ整備と浄化センターの散気装置などの更新を実施いたしました。
 決算につきましては、収益的収支では、収益は予算額を上回り、効率的な事業運営に努めた結果、28億2,392万1,838円の収入に対し、支出は24億8,554万2,737円の執行で、収支差引きでは3億3,837万9,101円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は3億2,384万6,912円となったものであります。
 また、資本的収支では、収入の8億7,166万3,505円に対し、支出は21億8,611万4,121円の執行となり、収支差引不足額13億1,445万616円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補塡いたしたものであります。
 以上、水道事業会計決算及び下水道事業会計決算の概要を申し上げましたが、今後ともより一層安全な水道水の安定供給、快適な生活環境整備を進めるため、効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。
 なお、両事業会計に係る決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
 以上、2件を一括してご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。

病院事務長(斎木雅信君)

 ただいま上程になりました認定第3号 平成22年度江別市病院事業会計決算を認定に付することにつきまして、提案理由をご説明申し上げます。
 決算の概況につきましては、決算書の16ページから21ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成22年度は、江別市立病院経営健全化計画の3年目として、各種の取り組みを推進いたしました。
 まず、重要課題である医療体制の整備についてでありますが、4月に循環器科専門医3名が就任したことにより、循環器系疾患の救急患者の受入れや心臓カテーテルによる検査や治療を再開いたしました。また、3月には、産婦人科で体外受精などの高度生殖医療を開始したことにより、産婦人科の一層の充実を図ることができました。さらに、総合内科医育成のための北海道総合内科医教育センターを病院内に設置し、北海道の地域医療再生計画に基づいた研修センターとして指定を受けることができました。
 こうした取り組みの一方で、平成21年度に引き続き、不良債務解消に向けた措置として、一般会計から不良債務解消補助金1億5,000万円を繰り入れたところであります。
 経営的には、入院・外来を合わせた診療収益が、5年ぶりに50億円を超えることができました。前年度との比較では、当年度純損失は約2億6,300万円、単年度資金不足額は約1億1,900万円それぞれ減少いたしましたが、依然として単年度で資金不足が発生している状態にあり、不良債務残高は約5億5,800万円となったものであります。
 そこで、江別市立病院の利用状況でありますが、入院患者は8万5,614人、外来患者は19万2,113人、合計27万7,727人で、1日当たりでは1,025.2人となっております。
 次に、収益的収入及び支出でありますが、まず、収益では、前年度に比べ入院・外来収益共に増加し、一般会計からの臨時的な繰入れ措置も含め、決算額は63億222万7,396円で、予算額を7,777万2,396円上回り、101.2%の執行率となったものであります。
 一方、費用では、医療体制整備に伴う職員の増員や診療収益に連動した診療材料費の増加があったものの、決算額は64億3,925万6,305円で、4,658万695円の不用額を生じ、99.3%の執行率となったものであります。
 この結果、収支差引きでは、予算額と比較いたしまして、1億2,435万3,091円圧縮されたものの、損益計算における当年度純損失は1億4,509万2,034円となり、当(・)年(・)度(・)未(・)処(・)理(・)欠(・)損(・)金(・)は69億6,832万5,490円となったものであります。
 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入では、医療器械器具整備のための企業債、出資金などを合わせまして、決算額は4億5,359万2,000円、また、支出では、企業債の償還、医療器械器具の購入及び不妊治療室の整備などにより、決算額は7億4,887万2,294円となり、収支差引不足額2億9,528万294円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額806万3,125円で補塡し、なお不足する額2億8,721万7,169円は、一時借入金で措置したものであります。
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 以上が決算の概要でありますが、医療体制の整備や診療収益が増加した一方で、これらは経費の一定の増加を伴うものであり、収支状況は改善しているものの、単年度資金不足の解消までには至っていないことから、喫緊の課題である不良債務の解消に向け、引き続き、経営健全化に向けた各種の取り組みを推進していくことが重要であると考えているところであります。
 なお、決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
 以上、認定第3号につきましてご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。

議長(尾田善靖君)

 これより認定第1号ないし認定第3号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 ただいま上程中の認定第1号外2件については、10名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 ただいま設置されました決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、赤坂伸一議員、内山祥弘議員、岡英彦議員、岡村繁美議員、齊藤佐知子議員、島田泰美議員、相馬芳佳議員、高橋典子議員、野村尚志議員、山本由美子議員、以上10名を指名いたします。
 ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。

 午前11時08分 休憩
 午前11時23分 再開

議長(尾田善靖君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、報告いたします。
 先ほど設置されました決算特別委員会の委員長に赤坂伸一議員、副委員長に島田泰美議員が互選された旨の報告がありました。

議案第42号

議長(尾田善靖君)

 日程第18 議案第42号 江別市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

市長(三好昇君)

 ただいま上程になりました議案第42号 江別市公平委員会委員の選任について、提案理由をご説明申し上げます。
 江別市公平委員会は、地方公務員法第9条の2第1項の規定によりまして、3名の委員で組織しておりますが、このうち大塚久則さんから、一身上の都合により、本年9月30日をもって辞職したい旨の申出がありましたので、後任として浅野綱さんを公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定によりまして、議会の同意を求めようとするものであります。
 浅野綱さんは、昭和41年1月13日生まれの45歳で、江別市上江別南町1番地の9にお住まいであります。
 昭和59年に北海道札幌琴似工業高等学校を卒業され、現在、王子特殊紙株式会社江別工場に勤務するとともに、連合北海道江別地区連合会長代行として勤労者の生活福祉の向上に尽力されており、人事服務面において深い見識を持った方であります。
 以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。

議長(尾田善靖君)

 お諮りいたします。
 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 引き続き、議案第42号を採決いたします。
 議案第42号は、同意することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、議案第42号は同意することに決しました。

陳情第8号

議長(尾田善靖君)

 日程第19 陳情第8号 より一層の精神障害者の交通費助成を求めることについてを議題といたします。
 上程中の陳情第8号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

陳情第11号

議長(尾田善靖君)

 日程第20 陳情第11号 北海道電力泊発電所でのプルサーマル計画の中止を求めることについてを議題といたします。
 上程中の陳情第11号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

陳情第13号

議長(尾田善靖君)

 日程第21 陳情第13号 ポリオ不活化ワクチンの早急な導入について意見書提出を求めることについてを議題といたします。
 上程中の陳情第13号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

報告第22号ないし報告第24号

議長(尾田善靖君)

 日程第22ないし第24 報告第22号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について、 報告第23号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第24号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について、以上3件を一括議題といたします。
 本件に対する報告を求めます。

水道部長(鈴木俊和君)

 ただいま上程になりました報告第22号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第23号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について、一括してご報告申し上げます。
 本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付し、ご報告するものであります。
 水道事業会計の資金不足比率につきましては、平成22年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率についてはなしとなるものであります。
 次に、下水道事業会計の資金不足比率につきましても、平成22年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率についてはなしとなるものであります。
 以上、2件を一括してご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

病院事務長(斎木雅信君)

 ただいま上程になりました報告第24号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告につきまして、ご報告申し上げます。
 本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、資金不足比率について、監査委員の審査に付し、ご報告するものであります。
 平成22年度決算に基づく病院事業会計の資金不足比率は6.0%でありまして、政令で定められた経営健全化基準の20%を下回っております。
 なお、平成22年度は、前年度に引き続き単年度資金不足額が生じたことにより、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の定める資金の不足額が約2,300万円増加しましたが、一方で、医業収益が約8億7,900万円増加したことにより、前年度の資金不足比率6.6%より減少しているものであります。
 今後、資金不足の解消に向け、全力を挙げて病院経営の健全化を推進してまいりたいと考えております。
 以上、ご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

議長(尾田善靖君)

 これより報告第22号ないし報告第24号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、報告第22号ないし報告第24号を終結いたします。

散会宣告

議長(尾田善靖君)

 本日の議事日程は全部終了いたしました。
 これをもって散会いたします。
 午前11時31分 散会

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