生活産業常任委員会 令和8年9月4日(金)
(開会前)
※ 日程確認
(開 会)
委員長(高間君):ただいまより、生活産業常任委員会を開会いたします。(13:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1付託案件の審査、(1)陳情第7号 合併処理浄化槽の普及拡大を図るため公共浄化槽として取り扱うことについてを議題と致します。
これより、陳情第7号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、陳情第7号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
長田君:陳情第7号 合併処理浄化槽の普及拡大を図るため公共浄化槽として取り扱うことについて、趣旨採択とすべき立場から討論いたします。
今回の陳情は、農村地域における合併処理浄化槽の普及を進めるとともに、公共浄化槽制度を導入し、浄化槽の設置や維持管理について行政が責任を持つことを求めるものであります。
また、その対象は、今後新たに設置する合併処理浄化槽だけではなく、既に設置されている浄化槽についても市が引き取り、管理することを求めるものであることを、今回の審査を通じて確認いたしました。
陳情者が指摘する農村地域の水環境については、水生生物の減少に加え、水質調査も行い、実際の状況を確認しながら問題提起されているとのことでありました。
水生生物の減少には様々な要因が考えられるものの、農村地域における生活排水処理の改善や水環境の保全、そして住民の維持管理にかかる負担の軽減という問題意識については、行政としても受け止めるべき課題であると認識しております。
審査における生活環境部環境室廃棄物対策課への質疑では、公共浄化槽制度を江別市で導入する場合、単に浄化槽を市が設置し、管理するということにとどまらず、様々な課題があることも明らかとなりました。
例えば、既存の浄化槽を市が引き取る場合には、所有権の移転などの手続が必要となること。また、新たに整備する場合の初期費用に加え、将来的な維持管理や更新にかかる費用についても考慮しなければなりません。
さらに、制度を導入するためには、公営企業への移行や独立採算の考え方、人員体制などについても、検討すべき課題があります。
また、一定の条件の下での試算ではありますが、既存の浄化槽等についても新設と仮定して整備した場合には、約14億円を超える費用が見込まれるとの答弁もありました。
もちろん、この金額をそのまま制度導入に必要となる最終的な費用と捉えるべきではありません。しかし、公共浄化槽制度の導入が相当規模の財政的、制度的な判断を伴うものであることは、認識しておく必要があります。
先般、当委員会として農業者の皆様と意見交換を行った際、農村地域における合併処理浄化槽についても、御意見を伺いました。
そこでは、農村地域でも高齢化が進み、世帯人数も減少する中で、新たに費用をかけて合併処理浄化槽を整備しようという意識につながりにくいという声とともに、設置後の維持管理費についても負担感があり、そこへの支援の必要性を感じているとの意見があったところです。
こうした声は、今回の陳情を考える上でも重要なものとして受け止めるべきであります。
つまり、農村地域の生活排水処理という課題に対しては、単純に合併処理浄化槽の設置率を上げるという視点だけではなく、人口減少や高齢化、世帯人数の減少といった地域の実情を踏まえ、既存の浄化槽をどのように維持していくのか、また、住民の維持管理負担をどのように軽減していくのかという視点も重要であります。
今回の陳情は、こうした課題を改めて考える契機となるものであります。
しかしながら、現時点において、陳情が求める公共浄化槽制度をそのまま導入することについては、財政負担、既存施設の取扱い、維持管理体制、人員体制、住民負担の在り方など、なお検討すべき課題が多く残されています。
陳情者が提起している、農村地域の生活排水処理の改善、水環境の保全、そして住民の負担軽減という趣旨については、十分に理解し、受け止めるべきでありますが、その具体的な解決策については、公共浄化槽制度の導入に限定することなく、江別市の農村地域における人口動態や地域の実情、既存施設の状況、将来的な財政負担などを総合的に勘案し、より現実的かつ効果的な方策を検討していくことが求められます。
こうしたことから、陳情者が提起された課題を市として受け止め、今後の検討につなげていくという意味において、本陳情については趣旨採択とすべきものと考えます。
以上を述べまして、陳情第7号 合併処理浄化槽の普及拡大を図るため公共浄化槽として取り扱うことについて、趣旨採択とすべき立場からの討論と致します。
委員長(高間君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、陳情第7号を挙手により採決いたします。
陳情第7号は、趣旨採択とすることに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、陳情第7号は、趣旨採択とすべきものと決しました。
ただいま結審を行いました陳情に係る付議事件審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、2協議事項、(1)政策形成サイクルについてを議題と致します。
本件につきましては、6月15日に開催した当委員会において、合併処理浄化槽の現状の取組と課題について、生活環境部から報告を受けたほか、8月12日に道央農業協同組合をはじめとする農業関係者との意見交換会を実施するなど、調査を進めてまいりました。
本日は、これまでの調査を踏まえて、政策形成サイクルの今後の進め方について協議したいと思います。
それでは、休憩中に協議いたしたいと思いますので、暫時休憩いたします。(13:38)
※ 休憩中に、政策形成サイクルの今後の進め方について協議
委員長(高間君):委員会を再開いたします。(13:44)
休憩中に協議いたしましたとおり、政策形成サイクルについては、先ほどの趣旨採択とすべき立場での討論内容をベースに、これまで調査を進めてきた合併処理浄化槽の普及促進をテーマとして政策提言を行うこと、政策提言書の素案の作成担当者は、稲守副委員長、長田委員、藤城委員とすること、素案に係る加筆修正等の協議は、ラインワークスで行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
また、政策形成サイクルとは別に、農業関係者との意見交換会で出された課題については、改選後の当委員会へ引継ぎを行うため、課題抽出を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、3閉会中の所管事務調査(案)についてでありますが、記載の5項目について、議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、4その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(13:46)

