経済建設常任委員会 令和8年2月27日(金)
(開会前)
※ 日程確認
(開 会)
委員長(高間君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1付託案件の審査、(1)陳情第2号 ラピダス社排水の千歳川放流に対する市民不安の軽減を求めることについてを議題と致します。
これより、陳情第2号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、陳情第2号に対する討論に入ります。
討論ございませんか。
長田君:陳情第2号 ラピダス社排水の千歳川放流に対する市民不安の軽減を求めることについて、一部採択とすべき立場で討論いたします。
本陳情は、現在稼働しているラピダス株式会社の排水が千歳川に放流されることに伴い、市民の抱く不安を軽減し、安心して水道水を利用できるよう、ハード面の基盤整備及び水質検査体制の強化を求めるものであります。
以下、本委員会における審査の経過に基づき、一部採択とすべき立場より意見を述べさせていただきます。
初めに、陳情項目1及び陳情項目2の上江別浄水場系及び石狩東部広域水道企業団系、以下、石狩東部系と略しますが、いずれかにおいて取水困難な事態が生じた際の対応についてであります。
本市においては、既に両系統間での相互融通を可能とする送水管が布設されており、耐震化や送水能力向上のための管径拡大も段階的に進められております。また、貯留機能の強化を目的とした配水池の増設も着実に図られており、現在進行中である大麻高区配水池の増設工事を含め、陳情者が危惧される緊急時体制は、現時点において一定の水準に達しているものと考えます。
もっとも、季節や時間帯による需要変動に鑑みれば、1系統のみで1日平均給水量の全量を完全に充足させるまでには至っていないのが実情であります。しかしながら、その完全補完の実現には巨額の財政投入を伴う大規模施設整備を要することから、将来的な給水人口の減少や既存管路の更新需要を見据えた慎重な判断が不可欠であるものと考えます。
次に、陳情項目3の札幌市との連携協力に関する基本協定に基づく緊急連絡管のエリア拡大、強化についてであります。
これについては、令和元年における札幌市との協議結果に示されたとおり、本市への配水増加が札幌市内の水圧低下を招く懸念や、地形的高低差に起因する新たな施設整備の必要性など、物理的、運用上の制約から、現時点での受水量増加は極めて困難と言わざるを得ません。当面は、現行協定に基づく緊密な連携を維持し、相互補完体制の質的向上に努めるべきであります。
最後に、陳情項目4のPFOS、PFOA等の水質検査体制についてであります。
現行の検査頻度は、本市で年2回、石狩東部広域水道企業団で年1回となっておりますが、関係省令の改正により、令和8年4月からは双方において年4回の検査実施が決定しております。これにより、検査頻度に関する陳情者の願意は実質的に満たされるものと判断いたします。今後、関係省令に基づいた厳格な検査を実施することはもとより、その結果を市民に対し、平易かつ透明性を持って公表していく真摯な姿勢が求められます。
本市は、平成26年の集中豪雨や平成30年の北海道胆振東部地震という未曽有の災害を教訓に、水道水の安定供給という大きな使命の下、不断の努力を重ねてまいりました。
しかしながら、陳情者が委員会において安全を一つ一つ積み重ねた結果が安心へとつながると切実に訴えられたその思いは、我々が重く受け止めねばならない真理であります。
行政に求められるのは、単なる数値上の安全基準の充足にとどまらず、その安全を安心という実感として市民に届けるための誠実な対応の継続にほかなりません。水道水の安全確保に終わりはありません。今後も、市民が心から信頼し、安心して利用できる水道インフラの維持・発展に向けた取組が継続されることを強く期待するものであります。
以上のことから、陳情項目1及び陳情項目2については既に願意がおおむね満たされており、項目4についても今後の検査体制拡充によって願意がかなえられるとの判断から採択すべきものとし、項目3については現状での対応が困難であることから不採択とすべきものであり、よって、陳情第2号は、一部採択とすべき立場での討論と致します。
委員長(高間君):ほかに討論ございませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、陳情第2号を挙手により採決いたします。
陳情第2号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手ございません。
次に、陳情項目のうち1、2及び4については、一部採択とすべきとの討論がございましたので、陳情第2号は、陳情項目のうち1、2及び4は採択、3は不採択とすることに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、陳情第2号は、一部採択とすべきものと決しました。
ただいま結審を行いました議案に係る付議事件審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2閉会中の所管事務調査(案)についてを議題と致します。
これまで、当委員会の閉会中の所管事務調査は、農業行政について、商工観光行政について、建設行政について及び上・下水道事業についての4件について、議長に申出いたしておりましたが、本定例会最終日に江別市議会委員会条例の一部改正の提案が予定されており、4月1日から生活環境部が新たに当委員会の所管となる見込みとなっております。
議決前ではございますが、前例に基づき、当委員会の閉会中の所管事務調査項目について、生活環境行政についてとする調査項目の追加をすることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、閉会中の所管事務調査(案)については、生活環境行政について、農業行政について、商工観光行政について、建設行政について及び上・下水道事業についての5件について、議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:08)

