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平成19年第3回江別市議会会議録(第5号)平成19年9月26日 4ページ

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 6 議事次第の続き

議案第44号及び議案第49号

議長(星 秀雄君)

 日程第14及び第15 議案第44号 財産の減額貸付について及び議案第49号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題といたします。
 経済建設常任委員長の報告を求めます。

 経済建設常任委員長(齊藤佐知子君)

 ただいま議題となりました議案第44号 財産の減額貸付について及び議案第49号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について、審査の経過及び結果をご報告申し上げます。
 委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
 初めに、議案第44号 財産の減額貸付について申し上げます。
 本件の趣旨は、事業の実施主体である株式会社SPCみらいに対し、市が事業用地を土地鑑定価格の半額となる1平方メートル当たり月額単価30円で、平成19年12月1日から同39年11月30日まで貸し付けようとするものであります。
 主な質疑の概要を申し上げますと、貸付け料の算定基準についての質疑があり、答弁では、本年4月に不動産鑑定を依頼し、その結果、土地の位置や形状等の諸条件を踏まえて、算定された額が60円50銭で、それを基準に半額減免したと述べられております。
 また、事業用地の賃料を20年間固定しているが、将来、景気の動向により土地の価格が変動した場合でも、固定賃料を継続するのかとの質疑では、賃料の固定化については、当初からリスクを負わないという意味で、事業者側からも固定化を望む要望が出されており、将来、地価の変動があった場合でも、SPC事業の採算面や経営安定化の観点から固定化したと答弁されております。
 次に、議案第49号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
 条例改正の趣旨は、現在、都市計画決定手続を進めている上江別高台地区を新たに市街化区域に編入するため、地区整備計画区域に指定するほか、既存建築物の適切な改修や維持管理等を目的とした建築基準法の一部改正に伴い、既存建築物に対する制限規定を緩和しようとするものであります。
 以上のような説明、質疑を踏まえ採決を行った結果、議案第44号及び議案第49号は、いずれも全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決したものであります。
 委員会の審査経過と結果につきましては以上のとおりでありますので、よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上で経済建設常任委員長報告を終結いたします。
 これより議案第44号 財産の減額貸付についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第44号を採決いたします。
 議案第44号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。
 次に、議案第49号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第49号を採決いたします。
 議案第49号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

議案第50号

議長(星 秀雄君)

 日程第16 議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件に関する総務文教常任委員長報告及び生活福祉常任委員長報告は、会議規則第37条第3項の規定により、省略することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 経済建設常任委員長の報告を求めます。

経済建設常任委員長(齊藤佐知子君)

 ただいま議題となりました議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)について、審査の経過及び結果をご報告申し上げます。
 委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
 今回、審査を行いました当委員会所管分の補正予算は、商業振興費の江別駅前再開発事業に係る4億4,139万7,000円であります。
 主な補正の概要でありますが、特別目的会社(SPC)が行う江別駅周辺地区の再開発事業は、地区の活性化を目的とした極めて公共性の高い事業と認められるため、建設補助による支援を行うほか、建設される商業・業務棟の三、四階を市が借り上げ、そこにコールセンターを誘致することで、地元雇用の拡大を図ろうとするものであります。
 また、商業・業務棟の三、四階部分については、市が企業誘致のため20年間にわたる債務負担行為により賃借しようとするものであります。
 なお、この事業における市とのかかわりにおいて、SPC事業とコールセンター進出に関連する20年間の市の総収支で約2億5,000万円が市の持ち出し負担となるものの、雇用創出などによる試算では、約126億8,000万円の経済波及効果が生じ、年当たりに換算すると約6億3,000万円になるとの報告がありました。
 初めに、主な質疑の概要を申し上げますと、コールセンターの職員の雇用形態や身分についての質疑に対し、答弁では、直接雇用するケースと人材派遣会社を通して雇用するケースがあり、日本ATM株式会社からは、正社員化率を段階的に引き上げ、最終的には50%を目標とするほか、市内の情報技術系大学の卒業生をシステムエンジニアとして採用することも視野に置いていると述べられています。
 次に、当初の計画と異なり入居するコールセンターが、なぜ1フロアのみの使用になったのかという質疑があり、金融機関からのアウトソーシングを受ける関係上、顧客との調整に時間が掛かり、2フロアを空けたままでは地元側の負担になることを配慮されたものであると答弁されております。
 また、入居先が未定の商業・業務棟の三階部分の企業誘致及び一、二階の商業テナントの満床に向けた今後の取り組み手法等についての質疑では、新たなコールセンターの誘致については、現在、北海道や関係各位からの紹介を受けながら複数の企業と接触しており、今後、さらなる企業誘致の促進に向けて、先進市で既に取り入れている報奨制度の効果についても検証していきたい。また、商業テナントの誘致については、SPCに対し市が情報提供をするなどバック・アップするほか、内定している店舗だけでは地域住民にとって不足する面もあることから、周辺商店街との協議や商工会議所の協力も得る中で、できる限り支援していきたいとの見解を示されております。
 さらに、女性の社会進出を促進する上で雇用確保と子育て支援の連動は不可欠であり、棟内に託児所を設置すべきではないかとの質疑に対し、答弁では、託児所の必要性を認識しつつも、一定数の児童の入所が確定しない段階では託児所の進出が見込めないため、社内的な対応や今後も民間事業者に参入してもらえるよう、市としても働き掛けていきたいとされております。
 次に、討論では、賛成の立場の委員からは、江別駅前の活性化は江別地区の多くの住民や商工関係者の長年の強い願望であり、シャッター街として全国的にも有名になった母町再生の起爆剤となるものである。コールセンターの進出時期の遅れや規模の縮小など多少残念な思いもあるが、関係者と行政が一丸となって取り組んでいくことを要望し、賛成する。
 同じく、賛成の立場の別な委員からは、コールセンターが入居するまでの家賃保障や11年目以降に家賃を10%減額するなど、コールセンターやSPCに損失をさせない手法に若干疑問を持つが、職員の正職員化や地元雇用率を高めるほか、早期に新たなコールセンターを誘致するなど一層の努力を期待し、賛成する。
 また、賛成の立場の別な委員からは、働く女性に対する職場環境への配慮は、様々な機会を通して訴えてきたところであり、時代の要請ともとらえるべきであるが、審査の過程でそのことが盛り込まれていない状況にあぜんとする。託児所の設置は人材確保にも大きな役割を果たすものと考え、行政による柔軟な対応を期待し、賛成する。
 さらに、賛成の立場の別な委員からは、江別駅前地区の再開発事業は山田市政以来、約30年に及び幾度となく計画を実現できずに今日まできた経緯があり、それがいよいよ実現されることは、市全体として大変歓迎するものである。市としても多額の投資をする以上、しっかりと地元やSPCに支援することを要望し、賛成する。
 最後に、賛成の立場の別な委員からは、今回の補正予算は、市の財政調整基金を取り崩して、建設事業の補助に充てるものであるが、江別のまちづくりのために活用してほしいとの願いで、指定寄附を受けたものであり、その目的に沿ったものであると理解する。江別駅前地区の活性化と雇用拡大による経済波及効果に期待し、賛成すると述べられています。
 以上のような質疑、討論を踏まえ、採決を行った結果、議案第50号は全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決したものであります。
 委員会の審査経過と結果につきましては以上のとおりでありますので、よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上で経済建設常任委員長報告を終結いたします。
 これより議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。

岡 英彦君

 議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論いたします。
 本討論は、江別駅前再開発事業についてのみ言及をいたします。
 賛成すべき理由は次の三点です。
 第一に、江別駅前再開発事業の目的は、江別駅前地区の経済活性化と江別市全体の雇用拡大を図るとなっています。経済活性化が何を意味するのかはよく分かりませんが、少なくとも雇用拡大の面では福祉関連施設で100名、コールセンターで将来的に750名程度の雇用を確保できる可能性があります。
 コールセンター企業の進出が当初予定に比べ遅れており、その交渉過程には問題が多いと感じますが、既に建物が完成しつつある現時点において予算案を否決した場合、事業全体が成り立たなくなってしまうため、雇用拡大の可能性に期待し、賛成したいと思います。
 第二に、商業・業務棟建設への補助金3億5,000万円は財政調整基金から繰り出すこととなっていますが、江別駅前地区のために使ってほしいとの寄附金が過去にあり、今回の補助金はその寄附金分を繰り出すということで妥当な理由と考えられること。
 第三に、コールセンター企業が進出するまでの間の賃借料は、江別市の負担となっており、現在の計画では江別市の持ち出しは20年間で約3億4,000万円となっていますが、企業誘致が遅れ更に負担が増えることは避けねばなりません。
 これについては、経済建設常任委員会において経済部長から現在の計画を必達目標と考え、経済部が責任を持って対応すると答弁いただいており、責任の所在が明確になっていること。
 理由としては以上のとおりですが、若干補足をいたします。当初計画では、事業スタートと同時にコールセンター企業が進出するとの前提で建物も建設されたと思います。しかしながら、コールセンター企業は一部しか決まっておらず、雇用拡大の目的に照らしても、またリスク管理の面でも商業・業務棟と福祉棟を一緒に建設した判断が正しかったのか否かは疑問が残ります。
 また、過去に委員会での報告は行われているものの、多額の補助金と債務負担行為を伴うにもかかわらず、しゅん工直前の事実上否決が不可能な時期になって、議会での議決を得るという形で事業計画が進むことにも疑問を感じます。
 コールセンター企業との交渉過程を確認すると、リスク管理や契約の在り方、また、企業との協力の在り方について、民間の感覚では考えられない部分も多く、担当部局に江別市が責任を持つ形でコールセンターの企業誘致を計画するスキルや経験があったのか疑問を感じずにはいられません。
 以上のように、このプロジェクトの行政としての進め方には大きな問題があったとはいえ、これまでの経緯を検証し、反省すべき点や改善しなければならない点をしっかりとご確認いただきたいと考えます。
 その上で、現時点においては、雇用拡大という所期の目的を達成できるようコールセンターの企業誘致に全力で取り組んでいただき、結果に対して責任を持っていただくと理解し、賛成の討論といたします。
 以上です。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。

高間専逸君

 議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論に参加いたします。
 当該補正予算は、江別駅前再開発事業に係る江別駅前活性化と企業誘致のためSPC事業補助として、商業・業務棟の三、四階部分を借り上げるための賃借料ほかであります。
 このうち主なものである3億5,000万円は、江別駅前地区の民間再開発事業を施行する株式会社SPCみらいに対しての負担金及び交付金等の建設補助金であります。
 補助金の額については、前計画でありました国の優良建築物等整備事業や市街地再開発事業等の補助制度での平均的な割合に相当する額をべ-スに市が負担することとしており、具体的には、商業・業務棟の建設事業費のうち、地質調査、基本設計、実施設計などの調査設計業務を含む事業実施工事費が約14億4,515万4,000円であり、これに対して市がおよそ4分の1に相当する額を補助するものです。
 江別駅前再開発事業による江別駅前活性化は江別地区の多くの住民の方々、商工関係者の長年の強い要望であり、シャッター街の先駆けとして全国的に有名になってしまった母町の再生への起爆剤としての事業であります。
 部局による経済波及効果の試算では、SPCの再開発事業に関する収支、コールセンター誘致に関する収支を説明する江別駅前再開発事業における20年間の市の収支一覧によりますと、市の総収支合計は、マイナス2億5,000万円ほどになるとのことでありますが、その経済波及効果は、仮定条件を組み合わせて、市内部で試算した結果、126億8,000万円ほどとなり、年当たりに換算しますと6億3,000万円ほどの額となるとのことであります。
 当初の予定にありましたような、コンビニ、飲食店舗等の未参入やコールセンター入居の時期的な遅れ、規模の縮小には、多少残念な思いも残るところではありますが、公共性の高い事業でもあり、長年の江別駅前地区の活性化の具現化、地域の雇用創出など、経済波及効果も強く期待できる事業であります。また、事業の収支予算は、甘めの目標ではなく必達であるとのことであります。
 最後に、今後も行政が一丸となり油断なき取り組みを要望し、議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)についての賛成討論とさせていただきます。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。

吉本和子君

 議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論を行います。
 今回の補正予算は、江別駅前再開発事業に係る4億4,000万円余を計上するもので、その主な内容はSPC事業である商業・業務棟の建設に対し、建設費約14億4,500万円余の4分の1相当額の3億5,000万円を補助すること。さらに、コールセンター用の建物賃借料、敷金等約7,800万円余などの財政支援を行うこととしています。
 委員会での説明では、三、四階部分については市が責任を持ち、入居までの家賃は市の負担とすること、また、11年目以降の家賃について市は10%減額と計画している一方、SPCへは当初の契約単価で家賃支出することになっていることなども含め、今後20年間で総収支合計約2億5,000万円のマイナスになると試算しています。
 その一方、市は現在、入居が未定である三階部分については複数の企業と交渉中であり、試算では新たな雇用として四階部分のコールセンターだけでも400名程度を見込み、経済波及効果は20年間で約126億円と想定しています。
 この江別駅前再開発事業の目的である江別駅前の活性化については、日本共産党議員団もかねてより、この地域に福祉関係の施設を造り、高齢化への対応と定住人口増加を図ることと同時に地元雇用の確保を求めてきたところであります。
 江別駅周辺地区の活性化に向けた事業化は、この間、うよ曲折があり、実現に至らなかったという経緯があるだけに、地元住民や商工業者の期待も大きいものがあります。
 しかし、補正予算にあるように、この事業には市民の大切な財産である財政調整基金を取り崩すなど、巨額の補助金が支出されることになります。だからこそ、事業主体であるSPCみらいや進出する企業に対しては、地域社会と共存する企業として経済合理性を追求するだけではなく、その社会的影響力に応じた社会的責任を果たすよう強く求めるべきと考えます。
 例えば雇用については、地元からの雇用を最大限優先させるようにすること、地域経済については、地元業者からの物品等の購入を働き掛けること、撤退などについては、地域経済や雇用への打撃を最小にするルールを確立することなど具体的に検討すべきです。
 以上申し上げ、議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)について、賛成の討論といたします。
 以上です。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。

宮川正子君

 議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)について討論に参加いたします。
 今回の補正予算は江別駅前再開発ビルの商業・業務棟の三、四階を市が借り上げることに伴う賃借料など、江別駅前再開発事業に4億4,139万7,000円を計上しているものです。
 市の試算では、コールセンター進出に伴う雇用創出などによる市内経済波及効果は、20年間で約126億8,000万円になるとして、年当たりでは約6億3,000万円になるとのことであります。
 江別市財政の現状と課題によると、江別市は石狩管内の他市と人口1人当たりの歳入や歳出などを比べると、大きな企業が少ないことにより特に法人市民税と固定資産税の割合が低く、市税収入が乏しい一方、歳出面では投資的経費が少なく扶助費や公債費が多いといった特徴があるとのことで、江別市の弱点として挙げています。
 このような弱点を克服していくためには、企業誘致を積極的に行い地域を活性化し、雇用の拡大を図っていくことが重要です。今回の補正は企業が少なく働く場所が少ない本市にとって、有効なものとして高く評価いたします。
 しかし、雇用の創出とともに女性の働きやすい環境整備も必要と考えます。働く女性にとって育児と仕事の両立が大変難しく、特に母子家庭の方より働きたいけれども、子供を預けるところがないとのご相談を多く受けます。
 働き方が多様化している現状に、市の保育環境が十分に対応し切れていないのが実情であり、これまでもフルタイムの8時間労働を中心に保育時間が考えられています。今後は、多様なニーズに対応していくことが必要であり、私ども公明党会派は24時間保育の必要性を訴えてまいりました。このことは、コールセンターの人材確保において、大きな役割を果たすものと考えております。
 今後、他の企業誘致にも大きな影響があるものと考えますことから、女性が子供を生み、育てやすい、そして、働きやすい環境整備を要望いたします。
 事業終結に向けてもう一歩、最後の総仕上げの段階にきていると思われますので、無事故の運営をと考えるところです。
 最後に、これまで江別駅前のコールセンター誘致等にご尽力いただいた関係者の方々に感謝を申し上げるとともに、当初の計画どおりに実現されることをご期待申し上げ、議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)の賛成討論といたします。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 これをもって討論を終結いたします。
 引き続き、議案第50号を採決いたします。
 議案第50号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

議案第51号

議長(星 秀雄君)

 日程第17 議案第51号 平成19年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 これより議案第51号 平成19年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第51号を採決いたします。
 議案第51号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

意見書案第6号

議長(星 秀雄君)

 日程第18 意見書案第6号 精神障がい者の交通費助成に関する意見書を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

山本由美子君

 ただいま上程になりました意見書案第6号 精神障がい者の交通費助成に関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
 提出者は、赤坂議員、岡村議員、諏訪部議員、角田議員、干場議員、宮川議員、宮本議員、吉本議員、そして私、山本でございます。
 以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 精神障がい者の交通費助成に関する意見書
 国は、障がい者の地域生活と就労を進め、自立を支援する観点から、平成18年4月に障害者自立支援法を施行し、これまで障がいの種別ごとに異なる法律に基づいて提供されてきた福祉サービス、公費負担医療等について、共通の制度の下で一元的に提供する仕組みを創設いたしました。
 しかしながら、精神障がい者については、他の障がいとは異なり、保健医療の面から施策が進められてきた歴史的経緯もあり、平成16年12月に総務省行政評価局が関係省庁に対し各種割引制度の適用についてあっせんしたにもかかわらず、身体及び知的障がい者と比べると相対的に交通費助成制度が不十分であると考えます。
 精神障がい者が地域社会で生活し、就労支援施設や作業所に通所しての訓練や、地域の行事に積極的に参加することなどを通して、生活範囲を広げていくことは、自立と社会復帰・社会参加にとって必要不可欠なことであります。
 また、精神障がい者の多くは経済的弱者であり、かつ定期的に医療機関を受診することが必要となりますが、その際も精神保健専門医療機関の偏在によって遠方への通院を余儀なくされているなど、交通費は大きな負担となっております。
 よって、国におかれましては、精神障がい者への交通費助成について、身体及び知的障がい者に対する交通費助成と同様に適用し、もって精神障がい者の自立を促進し、社会復帰・社会参加できる基盤を整備されますよう強く要望いたします。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成19年9月26日、北海道江別市議会。
 提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより意見書案第6号 精神障がい者の交通費助成に関する意見書に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、意見書案第6号を採決いたします。
 意見書案第6号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

各委員会所管事務調査について

議長(星 秀雄君)

 日程第19 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営についてを、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、生活福祉常任委員長より生活環境行政について、保健・福祉行政について、消防行政について、病院事業について、以上4件を、経済建設常任委員長より農業行政について、商工観光行政について、建設行政について、上・下水道事業について、以上4件を、それぞれ閉会中調査したいので承認されたい旨の申し出がありました。これを承認することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

閉会宣告

議長(星 秀雄君)

 今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
 平成19年第3回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後 4時19分 閉会

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