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平成19年第3回江別市議会会議録(第1号)平成19年9月5日 3ページ

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 6 議事次第の続き

議案第46号

議長(星 秀雄君)

 日程第8 議案第46号 江別市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

総務部長(林 仁博君)

 ただいま上程になりました議案第46号 江別市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。 
 今回の一部改正は、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が平成19年10月1日から施行されることに伴い、条項の整理を行おうとするものであります。
 まず、議案中の第2条第2項の改正は、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が所有し、その業務の用に供する固定資産に対して課する都市計画税の課税標準を2分の1の額とするものであります。
 次に、附則第12項の改正は、郵便事業株式会社及び郵便局株式会社が所有し、その業務の用に供する固定資産に対して課する都市計画税の課税標準を平成20年度分から平成24年度分に限り2分の1とするものであります。
 最後に附則についてでありますが、施行期日を定めております。
 以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより議案第46号 江別市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第46号を採決いたします。
 議案第46号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

議案第47号

議長(星 秀雄君)

 日程第9 議案第47号 江別市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

水道部長(杉本英治君)

 ただいま上程になりました議案第47号 江別市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
 このたびの一部改正につきましては、平成17年10月21日に公布されました郵政民営化関連法に基づき、本年10月1日より日本郵政公社が民間会社になることから、江別市公共下水道条例の関係条文につきまして、改正しようとするものであります。
 改正条例の内容でありますが、公共下水道の敷地等に設けられた占有物件に係る占用料の減免対象物件について規定しております江別市公共下水道条例第18条第2項第3号の規定から郵政事業を削ろうとするものであります。
 なお、附則において、この条例の施行期日を日本郵政公社が民間会社となる10月1日としようとするものです。
 以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより議案第47号 江別市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第47号を採決いたします。
 議案第47号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

議案第48号

議長(星 秀雄君)

 日程第10 議案第48号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

消防長(佐々木一男君)

 ただいま上程になりました議案第48号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由をご説明申し上げます。
 このたびの改正は、建築物の耐震強度偽装の再発防止を図るため、平成19年6月20日に建築基準法施行令の一部が改正されたことに伴い、当該施行令の避難施設等の範囲を規定しております条項に繰上げが生じたことから、火災予防条例で引用しております条項の必要な整備を行おうとするものであります。
 なお、附則において、この条例の施行期日を公布の日からとするものであります。
 以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより議案第48号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第48号を採決いたします。
 議案第48号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

議案第42号

議長(星 秀雄君)

 日程第11 議案第42号 指定管理者の指定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

生活環境部長(富川 核君)

 ただいま上程になりました議案第42号 指定管理者の指定について、その提案理由をご説明申し上げます。
 住区会館の指定管理者については、平成18年度からの市の施設の指定管理者制度導入に当たり、公募によらずに地域の団体を指定管理者として指定を行うこととしてきたところであります。
 この議案は、江別市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第7条の規定に基づき、大麻東地区センターの指定管理者となるべき団体の選定を終えましたことから、地方自治法第244条の2第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を求めるものであります。
 指定管理者となる団体は、大麻第二住区自治連合会であり、所在地は大麻東町13番地、大麻第二住区会館内であります。
 また、指定する期間は、平成19年11月1日から平成24年3月31日までであります。
 以上、提案理由をご説明いたしましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 上程中の議案第42号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

議案第44号

議長(星 秀雄君)

 日程第12 議案第44号 財産の減額貸付についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

経済部長(久保泰雄君)

 ただいま上程になりました議案第44号 財産の減額貸付について、提案理由をご説明申し上げます。
 今回、減額して貸付けしようとする財産は、江別駅周辺地区活性化のための再開発事業用地として、事業主体の株式会社SPCみらいへ貸付けいたすものでございます。
 所在地、種類及び面積は、議案に記載のとおり江別市1条3丁目12番2ほか2筆、合計8,338平方メートル、減額貸付けする期間は、平成19年12月1日からの20年間、貸付料は1平方メートル当たり月額単価を30円とし、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
 なお、参考資料として貸付け用地の図面を添付いたしておりますのでご参照願います。
 以上、提案理由についてご説明いたしましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 上程中の議案第44号は、経済建設常任委員会に付託いたします。

議案第49号

議長(星 秀雄君)

 日程第13 議案第49号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

建設部長(鈴木俊和君)

 ただいま上程になりました議案第49号 江別市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由をご説明申し上げます。
 本条例は、都市計画決定された地区計画区域内における建築物の用途等を制限することにより、適正な都市機能と健全な都市環境を確保することを目的とするものであり、これまでいずみ野、元江別地区など10地区を地区整備区域に指定しております。
 今次の改正は、新たに市街化区域に編入を予定しております江別高校隣接地約8.2ヘクタールに、既存市街化区域である5丁目通り沿道の一部を加えた上江別高台地区について、都市計画として定める地区整備計画に基づき、当該地区の建築物等について必要な制限を加えるとともに、既存建築物の適切な改修などを推進する建築基準法の改正に伴い所要の改正を行おうとするものでございます。
 改正する条例の内容についてでありますが、第8条は新たに第2項として、公共事業による土地の収用、例えば、都市計画道路等の施行により土地が買収され、敷地面積が減少し規定に適合しなくなった場合、これまでは公共事業に協力しながらも違反として取り扱われてきましたが、これを是正し、既存不適格として取り扱われることとする建築基準法の改正に合わせ、規定の整備を行おうとするものでございます。
 次に、第9条は既存不適格建築物について、一定条件の下での増築等を行う場合においては、現行の用途制限規定に加え、外壁等位置制限規定及び高さ制限規定は適用しないこととする規定を設けるものでございます。
 次に、別表の改正でありますが、別表第1は、今回都市計画決定手続を進めております上江別高台地区を地区整備計画区域に加え、別表第2は、上江別高台地区を沿道利便施設A地区と生活利便施設地区に分け、商業及び業務系の土地利用を図るための建築物の用途制限及び敷地等の制限に関する事項を定めることにより、 地区計画の目的に沿ったまちづくりをしようとするものでございます。
 次に、附則についてでありますが、この条例の施行期日は、札幌圏都市計画上江別高台地区地区計画の決定に係る都市計画法第20条第1項の規定による告示のあった日からとし、第8条及び第9条の改正規定は、公布の日から施行しようとするものでございます。
 以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 上程中の議案第49号は、経済建設常任委員会に付託いたします。

議案第50号ないし議案第52号

議長(星 秀雄君)

 日程第14ないし第16 議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)、議案第51号 平成19年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第52号 平成19年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

副市長(佐々木雄二君)

 ただいま上程になりました議案第50号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第2号)及び議案第51号 平成19年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)並びに議案第52号 平成19年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
 今次補正に係る予算編成の基本的な考え方でありますが、第一に、国・道の補助負担金の確定に伴う措置、第二に、その他緊急を要するもの等への措置を行うものであります。
 以下、その内容に関してでありますが、まず、一般会計補正予算書の7ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
 3款民生費でありますが、1項2目老人福祉費は、後期高齢者医療制度への移行に伴い6月補正で措置しております電算システムの市独自仕様改修費として790万円を追加するものであります。
 2項1目児童福祉総務費は、子ども発達支援センターへの指定寄附に伴う訓練用器具等の購入に50万円を追加し、4目保育所費及び3項1目生活保護総務費は、平成18年度の国・道負担金の精算による返還金として218万5,000円及び6,938万8,000円をそれぞれ追加するものであります。
 次に、7款商工費、1項2目商業振興費の商工業近代化資金融資事業は、設備資金の利用件数等の増に伴い9,411万円を追加し、江別駅前再開発事業は、企業誘致のためのSPC事業への補助金、商業・業務棟の三、四階部分の賃借料、隣接する駐輪場等の再整備工事費等に4億4,139万7,000円を措置するものであります。
 次に、12款諸支出金でありますが、1項1目国民健康保険会計は、後期高齢者医療制度への移行に伴う国民健康保険関連の電算システム改修経費の一般会計負担分として3,670万円を追加するものであります。
 以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の6ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
 17款財産収入から19款繰入金及び21款諸収入並びに22款市債は、歳出の事務事業に対応する特定財源として、また、20款繰越金は、今次補正の一般財源として所要の措置を行うものであります。
 次に、諸表についてご説明申し上げます。4ページにお戻りいただきたいと存じます。
 第2表の債務負担行為補正は、江別駅前再開発事業において商業・業務棟の三、四階部分を、市が企業誘致のため20年にわたり賃借することに伴い追加するものであります。
 第3表の地方債補正でありますが、同じく江別駅前再開発事業の江別駅東側通路等の整備費として追加するものであります。
 次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。以上の結果、今次補正額は6億5,218万円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額384億1,161万9,000円に加えますと、その総額は390億6,379万9,000円になるものであります。
 次に、議案第51号 平成19年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。
 予算書の4ページをお開きいただきたいと存じます。
 ページの中ほど、3の歳出でありますが、1款総務費は、医療制度改革、とりわけ後期高齢者医療制度への移行に伴う電算システム改修費として3,970万円を追加するものであります。
 これに対応いたします歳入につきましては、ページの上段2の歳入にあります2款国庫支出金及び7款繰入金により措置するものであります。
 次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は3,970万円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額122億9,200万円に加えますと、その総額は123億3,170万円になるものであります。
 続きまして、議案第52号 平成19年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。
 予算書の4ページをお開きいただきたいと存じます。
 ページの中ほど、3の歳出でありますが、5款諸支出金については、平成18年度決算に基づく、国費等の返還金として9,596万7,000円を追加し、7款基金積立金は、平成18年度決算剰余金の基金への積立てに1,659万8,000円を措置するものであります。
 これに対応いたします歳入につきましては、ページの上段2の歳入にあります4款支払基金交付金及び6款繰越金により措置するものであります。
 次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。以上の結果、今次補正額は1億1,256万5,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額56億2,200万円に加えますと、その総額は57億3,456万5,000円になるものであります。
 以上、一般会計及び国民健康保険特別会計並びに介護保険特別会計の補正予算についてご説明を申し上げましたが、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより議案第50号ないし議案第52号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 上程中の議案第50号は、総務文教常任委員会、生活福祉常任委員会及び経済建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。
 お諮りいたします。
 議案第51号及び議案第52号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 上程中の議案第51号については、あらかじめ議会運営委員会と諮りました結果、討論及び採決の議事を延期いたします。
 次に、議案第52号 平成19年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第52号を採決いたします。
 議案第52号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

認定第1号ないし認定第3号

議長(星 秀雄君)

 日程第17ないし第19 認定第1号 平成18年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて、認定第2号 平成18年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第3号 平成18年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、以上3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

水道部長(杉本英治君)

 ただいま上程になりました認定第1号 平成18年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成18年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、以上2件につきまして、一括してご説明申し上げます。
 初めに、水道事業会計決算についてご説明申し上げます。
 平成18年度水道事業の概況につきましては、お手元の決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成18年度の水道事業は、災害に強く、安定した給水と安全で良質な水道水を効率的に供給するため、引き続き配水区域ブロック化事業や配水管整備事業を実施いたしました。
 また、平成17年度に引き続き上江別浄水場中央監視設備の更新や中央町流量測定所テレメーター更新など配水施設の更新を実施いたしました。
 さらに、経営改革の取り組みとして、上・下水道事業の財務・経理部門の一元化や営業センターの新設など、経営効率の向上を図るとともに、ワンストップサービスによるお客様サービスの向上とサーバ・ベース・コンピューティングシステムの導入によるお客様情報の保護にも努めました。
 決算につきましては、収益的収支では、給水収益が当初計画を若干下回ったものの経費の節減など効率的な事業運営に努めた結果、24億5,037万8,577円の収入に対し、支出は21億8,897万328円の執行で、収支差引きでは2億6,140万8,249円となり、消費税に係る経費を整理いたしました当年度純利益は2億3,245万7,734円となったものであります。
 また、資本的収支では、収入の6,739万9,104円に対し、支出は10億7,656万8,476円の執行となり、収支差引不足額10億916万9,372円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補てんいたしたものであります。
 以上、水道事業会計決算の概要を申し上げましたが、今後とも水道水の安定供給と、より一層安全な水道水の供給のために、水質管理の強化に意を注ぐとともに、効率的な事業運営による健全経営の確保に努めてまいりたいと考えております。
 次に、下水道事業会計決算につきましてご説明申し上げます。
 平成18年度下水道事業の概況につきましては、決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成18年度の下水道事業は、安全で快適な生活環境整備を進めるため、引き続き下水道施設の整備と下水道事業の普及促進に努めてまいりました。
 管きょ整備では、上江別地区で汚水管布設を行うとともに、雨水幹線整備では、大麻地区ほかで雨水管布設を実施いたしました。また、前年度に引き続き江別浄化センター濃縮槽機械設備更新ほかを実施し、老朽施設の更新整備を実施いたしました。
 また、水道事業会計と同様に、経営改革の取り組みとお客様サービスの向上を図るとともに、消化ガス発電によるグリーン電力発電受託など環境に配慮した下水道事業に努めてまいりました。
 決算につきましては、収益的収支では、効率的な事業運営に努めた結果、30億6,796万4,718円の収入に対し、支出は28億1,386万7,699円の執行となり、収支差引きでは2億5,409万7,019円となり、消費税に係る経費を整理いたしました当年度純利益は、2億3,019万9,671円となったものであります。
 また、資本的収支では12億4,897万5,542円の収入に対し、支出は26億7,328万4,733円の執行となり、収支差引不足額14億2,430万9,191円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補てんいたしたものであります。
 以上、下水道事業会計決算の概要を申し上げましたが、今後とも安全で快適な生活環境整備を進めるため、より効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。
 なお、両事業会計の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
 以上、認定第1号及び認定第2号を一括してご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。

病院事務長(藤田政典君)

 ただいま上程になりました認定第3号 平成18年度江別市病院事業会計決算を認定に付することにつきまして、その概要をご説明申し上げます。
 決算の概況につきましては、決算書の16ページから18ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成18年度は内科医師の退職により、年度途中から一般病棟を2病棟休止し、また、産婦人科医師の退職により出産の受入れを休止するなど、十分な診療体制が確保できず、市民の皆様にご不安とご迷惑をお掛けいたしました。
 市を挙げて医師の確保を最優先課題として取り組み、大学医局に加え社団法人地域医療振興協会への派遣要請を行うとともに、公募等を進める中で一定程度の診療体制を確保いたしました。
 さらに、医師の過重な勤務環境の緩和策として、院内に併設していた夜間急病診療所を分離・独立させたほか、全般的に医師の給与改善を行ったところであります。
 なお、経営改善に向けての取り組みといたしましては、精神病棟を1病棟59床に縮小し、精神科デイケアの拡充や新たな作業療法を導入したほか、一般病棟では亜急性期病床を4床増床いたしました。また、オーダリングシステムなどの更新を行い、患者サービスの向上にも努めたところであります。
 しかし、医師の退職等による患者数の大幅な減少により、診療収益の低下が著しく、極めて厳しい経営を強いられたものであります。
 まず、病院の利用状況でありますが、入院患者は6万4,748人、外来患者は21万3,370人、合計27万8,118人で、1日当たりでは1,055.5人となっております。
 次に、収益的収入及び支出でありますが、まず、事業収益では入院、外来とも患者数が大幅に減少したため、予算額を4,106万7,750円上回ったものの決算額は46億7,712万3,750円となったものであります。
 一方、事業費用では、職員の退職等により給与費が減少したほか診療収益の低下による影響から材料費も大きく減少し、決算額は59億3,188万3,636円で、1億49万5,364円の不用額を生じ、98.3%の執行となったものであります。
 この結果、収支差引きでは、予算額と比較いたしまして1億4,156万3,114円圧縮されたものの診療収益の低下が著しく、損益計算における当年度純損失は12億7,148万5,453円となり、当年度未処理欠損金は48億9,784万90円となったものであります。
 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入では医療器械器具購入のための企業債と出資金を合わせまして、決算額は5億9,171万円、また支出では、企業債の償還、医療器械器具の購入などにより、決算額は7億3,482万271円となり、収支差引不足額1億4,311万271円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに過年度分損益勘定留保資金をもって補てんしたものであります。
 以上が決算の概要でありますが、単年度収支では12億円を超える大幅な赤字決算となったため、平成18年度末において4,646万3,804円の不良債務が発生したものであります。
 平成18年度は、平成21年度収支均衡を目指す新たな江別市立病院経営健全化計画の初年度であり、病院全体で経営改善に取り組んでいたところでありましたが、内科医師をはじめとする医師の大量退職により、極めて厳しい経営状態に置かれました。このような状況を踏まえ、平成18年11月に地域医療確保の方策、その中での市立病院の役割、経営改善と在り方について、有識者からなる江別市立病院あり方検討委員会に諮問し、平成19年2月に答申を受けました。
 さらに、病院職員としての危機意識に立ち、院内横断的な組織として院内プロジェクト・チームが結成され、病院再建に向けた諸課題について検討がなされ、現在も課題別検討チームにおいて具体的な検討が進められているところであります。
 病院再建に向け、新たな経営再建計画を早急に策定し、一刻も早く市民の信頼を回復し、市民医療を確保すべく、職員一丸となって努力してまいる所存であります。
 なお、決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
 以上、認定第3号につきましてご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより認定第1号ないし認定第3号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 ただいま上程中の認定第1号ほか2件については、10名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 ただいま設置されました決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、岡村繁美議員、齊藤佐知子議員、坂下博幸議員、諏訪部容子議員、高橋典子議員、角田一議員、野村尚志議員、干場芳子議員、堀内進議員、山本由美子議員、以上10名を指名いたします。
 ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。

午前11時16分 休憩
午前11時33分 再開

議長(星 秀雄君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、報告いたします。
 先ほど設置されました決算特別委員会の委員長に岡村繁美議員、副委員長に角田一議員が互選された旨の報告がありました。

議案第41号

議長(星 秀雄君)

 日程第20 議案第41号 江別市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

市長(三好 昇君)

 ただいま上程になりました議案第41号 江別市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。
  現在、固定資産評価審査委員会の委員であります原陸郎さんは、平成19年12月2日をもって任期満了で退任となりますので、後任の委員に長内香さんを選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定によりまして、議会の同意を求めようとするものであります。
  長内香さんは、昭和41年11月1日生まれの40歳でありまして、現在、江別市東野幌本町7番地の1にお住まいであります。
  なお、長内香さんは、税理士を職業としており、固定資産の実態に熟知し、評価等に関して幅広い知識・経験を有する方でありますことから、今回の就任をお願い申し上げる次第でありますので、よろしくご審議、ご同意賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 お諮りいたします。
 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 引き続き、議案第41号を採決いたします。
 議案第41号は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、議案第41号は同意することに決しました。

請願第1号及び陳情第9号

議長(星 秀雄君)

 日程第21及び第22 請願第1号 精神障害者の交通費助成を求めることについて及び陳情第9号 障害者自立支援法のさらなる改善を求める意見書を国に提出することを求めることについて、以上2件を一括議題といたします。
 上程中の請願第1号ほか1件は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

報告第24号

議長(星 秀雄君)

 日程第23 報告第24号 専決処分についてを議題といたします。
 本件に対する報告を求めます。

総務部長(林 仁博君)

 ただいま上程になりました報告第24号 専決処分につきましてご報告申し上げます。
 本件は、交通事故による物的損害に係る賠償についてでございますが、 平成19年5月23日に相手方と示談が成立し、専決処分をいたしましたので、ご報告申し上げるものでございます。
 なお、事故内容につきましては、所管の常任委員会には報告済みでございますが、平成19年2月5日午前10時30分ころ、元野幌713番地地先の兵村6丁目通りを江別インター線から4番通りに向け走行中、左小路より一時停止線を越えて6丁目通りへ進入してきた車両を避けようと減速しましたがスリップし、中央線を越えてしまい、右前方から走行してきた相手方車両が自車を避けようとして雪山に接触し、事故となったものであります。
 この事故により相手方に賠償すべき額は3万9,988円、賠償する相手は議案に記載の方であります。
 幸い人身事故には至らず、自車にも損害はありませんでしたが、職員に対しましては、今後ともより一層の安全確認と安全運転指導の徹底を図ってまいる所存でございます。
 以上、専決処分についてご報告を申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、報告第24号を終結いたします。

散会宣告

議長(星 秀雄君)

 本日の議事日程は全部終了いたしました。
 これをもって散会いたします
午前11時38分 散会

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