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平成19年第2回江別市議会会議録(第5号)平成19年6月21日 2ページ

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6 議事次第

開議宣告

議長(星 秀雄君)

  これより平成19年第2回江別市議会定例会第17日目の会議を開きます。
  ただいまの出席議員は27名で定足数に達しております。

議事日程

議長(星 秀雄君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長(星 秀雄君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、相馬議員、干場議員を指名いたします。

諸般の報告

議長(星 秀雄君)

 日程第2 諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(斎藤嘉孝君)

 ご報告申し上げます。
 本日までに市長提出案件1件、議会提出案件3件をそれぞれ受理いたしております。
 以上でございます。

議案第35号ないし議案第39号

議長(星 秀雄君)

 日程第3ないし第7 議案第35号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第1号)、議案第36号 平成19年度江別市老人保健特別会計補正予算(第1号)、議案第37号 平成19年度江別市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第38号 平成19年度江別市下水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第39号 平成19年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)、以上5件を一括議題といたします。
 予算特別委員長の報告を求めます。

予算特別委員長(清水直幸君)

 ただいま上程されました議案第35号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第1号)ほか4件の各会計補正予算案について、予算特別委員会における審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。
 委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
 初めに、審査結果を申し上げますと、いずれも全員一致により原案のとおり可決すべきものと決しております。
 審査に当たりましては、九つの質疑項目を事前通告し、精力的に質疑を行ってまいりました。
 次に、主な質疑の概要について申し上げます。
 初めに、一般会計補正予算についてでありますが、環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業では、委託料の積算根拠に関する質疑に対して、答弁では、市の積算額は、平成14年の稼働以降に要した経費の実績データを基礎としているが、14年6か月にわたる長期契約であることから設備の老朽化も考慮した点検整備費用と国の環境基準を順守し、安全かつ安定的にごみ焼却施設を運転するために欠かせない経費等を積み上げたものであると述べられております。
 また、委託事業者選定の第二次審査では1社の応募となり、この1社を優先交渉権者と決定したことの妥当性についての質疑に対しては、プラントメーカーの関連会社が有利となることを排除するため、これまでの管理・修繕実績はもとより、プラントメーカーの特許にかかわる情報も開示し、他の事業者が参入しやすい環境を整えた。第二次審査には1社のみの応募となったが、5人の委員で構成する選定委員会を設け、事業者の考え方について直接ヒアリングを行い、第一次審査と合わせ91の評価項目について評価し、決定に至ったものであると答弁されました。
 さらに、地域経済への配慮に関する質疑に対する答弁として、事業者の提案では、必要な資材などは可能な限り江別市内で調達することとなっており、今後も地元調達の対象とする資材などの拡大について事業者と協議していきたい。また、委託後の地元発注の確認については、経営状態などのモニタリングのために提出させる書類とともに、地元で調達していることを証する契約書等の提出などを求め、チェックしていきたいと述べられております。
 また、委託事業を管理・監督する市職員の体制等に関する質疑に対して、答弁では、委託後は実務経験のある者を含む5人を配置して、現場に入り焼却炉の運転状況などの指導・監督に当たり、類似施設を有する団体の情報収集や研修会の受講などにより、職員の技術の維持・向上に努めたいとしております。
 次に、農地・水・環境保全向上対策事業では、事業に取り組んでいる地域における課題を今後実施予定の地域へどのように反映させていくのかとの質疑に対して、答弁では、ノウハウの蓄積のため研修会等を開催し、情報を提供していきたいと述べられております。
 そのほか、ファミリーサポート事業、母子自立支援教育訓練給付事業、市立保育園のあり方計画策定事業、工業団地再整備手法等検討事業、子どもの可能性を伸ばす教育の充実について及びスポーツ施設整備事業に関する質疑が交わされております。
 次に、病院事業会計補正予算についてでありますが、研修研究費の増額による看護職員の意識改革に関する質疑があり、答弁では、市立病院の再建には、職員一人ひとりが経営状況を認識し、再建に取り組む姿勢が必要である。特に、患者に直接接する看護職員が先進病院の事例を研究するとともに、当院の現状を検証することで、患者サービスの根幹を成す看護の質を向上したいと述べられております。
 以上が主な質疑の概要でありますが、老人保健特別会計補正予算、水道事業会計補正予算及び下水道事業会計補正予算については、質疑の通告はありませんでした。
 次に、各議案の結審に当たり、討論があったものについて、要約し、ご報告いたします。
 まず、議案第35号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第1号)に対する討論でありますが、賛成の立場の委員からは、新市長による初めての政策予算であり、安心して子育てができ、健やかに暮らせ、もっと元気な江別をつくりたいとする市政執行方針に基づく予算である。限られた財源の中でも新規事業が多く、議会議論や経験・教訓を生かそうとする姿勢を評価し、賛成する。
 同じく、賛成の立場の別な委員からは、環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業の委託料積算について、安全で安定的な管理運営という性能発注に基づくものであり理解できるが、費用に関する情報公開や確実なモニタリングのため職員の技術継承が必要であるといった課題を指摘し、賛成する。
 また、同じく賛成の立場の別な委員からは、環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業の第二次審査で1社のみの応募となったが、委託料の積算根拠や今後の進行管理などの市の考え方について理解するほか、工業団地再整備手法等検討事業については、補正額が少額ではあるが、一定の努力が見られ、企業誘致による地域活性化に期待し、賛成する。
 さらに、同じく賛成の立場の別な委員からは、工業団地の再整備手法の検討に係る補正予算は、雇用拡大に対する市の積極的な姿勢と期待するものである。また、小学生の英会話活動の支援に関する事業において、日常的に外国人と接することは、子供にとって良い経験となるものであり、未来につながる方向性を持った補正予算であることから賛成すると述べられております。
 次に、議案第39号 平成19年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)に対する討論でありますが、賛成の立場の委員から、市立病院の改革には先進事例で学んだことを全職員で共有し、共通の問題意識を持つ必要がある。市民の病院、地域の病院としての再建に向け、組織や職種の枠を越え一丸となった職員の努力を要望し、賛成すると述べられております。
 以上が討論の概要でありますが、このほかの議案に対する討論はなく、採決に至っております。
 以上、予算特別委員会における審査の経過と結果を申し上げましたが、限られた日程の中、精力的に審査に当たられた委員各位に感謝を申し上げ、報告といたします。
 以上であります。

議長(星 秀雄君)

 これより予算特別委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上で予算特別委員長報告を終結いたします。
これより議案第35号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。

齊藤佐知子君

 議案第35号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第1号)について、討論に参加いたします。
 今回の補正予算は、3月定例会で成立した骨格予算に対して、三好市長がかかわった初めての肉付け予算であり、今後の市政運営の方向性を示す大切な補正予算であると考えます。
 循環型社会の構築では、現在稼働している環境クリーンセンター等のごみ処理施設について、安全で安定的に運用を行い、かつ効率的なごみ処理が可能となることを目的に、今後14年6か月にわたり施設運営などの包括委託を開始するための環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業の予算が計上されております。
 今年度は、年度途中であることから4億7,720万7,000円となっておりますが、固定費である管理経費、運転経費、保守点検経費等、変動費である薬品費、電気料等で、平成20年度より毎年9億5,441万円余の委託経費として市民の血税が支払われることになります。
 過去の同施設設備の修理状況、過去からの経緯を考えますと、管理委託費用面での縮減努力があってしかるべきとの感は残りますが、今後は、安全に同施設を運営していただくことを願うものであります。
 一方、地球環境を守る立場から、循環型社会を目指すことは重要なことと考えており、今後もごみ分別に対する努力と生ごみたい肥化への努力を市民へ周知するとともに、行政の立場で環境対策を加速すべきと考えます。
 工業の振興と産学官連携の推進については、工業団地再整備手法等検討事業として、企業誘致に向けた工業団地再配置等の調査・検討経費が計上されており、現在ある工業団地を再整備して、企業にとって活用しやすい環境整備を図るべきと考えます。安定的な税収確保のためには、市内に企業を増やすことが重要で、市民の雇用の促進を図るためにも同事業において、江別市の問題点を明らかにし、将来に向けた基盤づくりに積極的に取り組むべきであると期待するところです。
 子育て環境については、私たち会派として以前より事業の導入を訴えてまいりましたファミリーサポート事業が予算計上され、市民も心待ちにしております。子育てを終えた方と子育てを必要とする方が、事前に登録し、お互いにマッチングした同士で子供を預かっていただける環境となり、市民要望としても大変に多く、保育行政の透き間を埋める事業として全国的に広がっており、市民相互の援助活動として期待するところです。
 子どもの可能性を伸ばす教育の充実については、小学生英会話学習活動支援事業として、指導講師増員は今後の国際社会に対応できる子供たちの育成環境として必要であり、子どものための読書環境整備事業では、更に子供たちが本に慣れ親しむ環境を整えていく予算として評価するところです。
 また、少子化の進行に伴う余裕教室の有効な活用として、柔道練習場への改修は、子供たちの健全な育成の環境整備事業として評価するところであり、今後も様々なニーズにこたえていく活用検討策に期待するものです。
 以上、述べまして、議案第35号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第1号)は、賛成の立場での討論といたします。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。

森好 勇君

 議案第35号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第1号)について、消極的に賛成する立場で討論に参加します。
 補正予算の中で、4款衛生費の新規事業、環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業の4億7,720万7,000円について、何点か指摘しておきたいと思います。
 この委託料は、今年10月から来年3月までの6か月分の委託料であり、今後14年6か月にわたり毎年9億5,000万円余の運転・保守点検経費、管理運営費として支出することになります。平成33年度までの江別市では初めての長期契約です。全期間の委託料は、137億9,700万円を予定しており、この金額は江別の顔づくり事業の市負担分を超える大きな契約金額です。
 受注する企業は、三井造船の関連会社、三造環境エンジニアリングを代表企業に、構成企業として、地元の青木工業と江別リサイクル事業協同組合がSPC(特別目的会社)を設立し、運営するというものです。
 安全で安定的な管理運営を目的に委託することから選定委員会の役割が重要でした。性能発注ということからも、優先交渉権者決定基準、要求水準書の作成など、安全をどう確保するかが重要でしたが、問題は技術的な専門家が5人中1人であったことです。
 担当部局は、選定委員会以前にコンサルタントからアドバイス等を受け、調整したものを選定委員会で協議されていると思いますが、最終的に判断する選定委員に、技術的専門家が複数いることが望ましかったのではないかと考えるものです。
 最終事業提案には至らなかったタクマテクノス北海道、テスコは、要求水準が厳しくて降りたのか不明です。プラントメーカーと深い関連がある企業で、既に運転管理を委託している三造環境エンジニアリングには勝ち目がないと判断されたのか定かではありませんが、結果からは残念なことに競争性が発揮されませんでした。
 性能発注、いわゆる安全を担保とする価格をどう判断するかは、私自身も大変難しく、箱物のように積算した仕様書発注とは異なり、安全リスクと受注価格との関係は、今後の課題であると思います。しかし、8年前のプラントメーカーのプレゼン時のランニング・コストより高くなっていることも事実です。
 長期受注企業へのモニタリングの任務は、安全運転のための維持管理や経営管理とともに、第二次審査の定量化審査での点数配分でも地域経済への配慮を大きくしていることから、地元雇用、地元企業育成も指導・チェックして地域活性化につながる方向でも期待するものです。
 ごみ行政については、減量化、資源化の一層の具体化と有料化への低所得者対策、紙おむつへの助成などを要望し、議案第35号についての賛成討論といたします。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。

山本由美子君

 議案第35号 平成19年度江別市一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論に参加いたします。
 本年は、江別市にとって三好昇市長のスタートという大きな節目の年になります。
 国では、経済の先行きは明るい見通しであると言っておりますものの、江別市においては、いまだに企業も雇用も不安定な状況にあり、三好市長に対する期待が高まる中で提案されました補正予算だと思います。
 その大きな柱となりました環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業は、今後の市民生活に密着した重要な予算だと思います。しかしながら、この事業の二次審査に対して提案書を提出されたのは、わずか1グループのみであったことは、いささか残念な思いがいたします。
 部局からの説明によりますと、委託料の積算根拠、委託業者の選定条件と妥当性、今後の組織体制と進行管理の在り方及び責任負担の考え方などについては、それなりに理解できるものでした。
 今後は、モニタリングでの管理、安全性に最大限の留意をし、その進ちょく状況を議会に報告されることを要望いたします。
 そして、当該事業体の提案にありましたように、特殊部品を除く資材の購入につきましては、地元調達100%を目指して、地域経済活性化の起爆剤になるようにという配慮を強くご期待するものでございます。
 また、農地・水・環境保全向上対策事業の新たな取り組みや工業団地再整備手法等を検討する計画などの説明がありましたが、その他、市民から多くのニーズが寄せられており、いずれにしてもそれなりの自主財源を必要とするものです。厳しい財政状況等を考えますと行き着くところは、法人市民税、就労・経済の波及効果などを考え、他の自治体に先んじた積極的な企業誘致対策を具体的に展開するべきではと提言を申し上げるとともに、期待しているものでございます。
 さらに、子どもの可能性を伸ばす教育の充実につきましては、最近では大人でさえもパソコンなどの影響で、文字の読み書きが遠のいている中、最も大切な子供の時代に、しっかりとした国語を身に付けることをより充実させ、その上に立って、この小学生の英会話学習活動こそ、子供たちの将来にとってきっと役立つものと思われます。
 願わくば子供自身が英語に触れ、英語が楽しく、習ってみたいと意欲を持って取り組んでくれるような事業となりますよう期待しているものでございます。
 以上、上程されました議案第35号に対し、私のささやかな期待を添えて、賛成の討論といたします。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 これをもって討論を終結いたします。
 引き続き、議案第35号を採決いたします。
 議案第35号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。
 次に、議案第36号 平成19年度江別市老人保健特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第36号を採決いたします。
 議案第36号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。
 次に、議案第37号 平成19年度江別市水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第38号 平成19年度江別市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する一括討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第37号及び議案第38号を一括採決いたします。
 議案第37号及び議案第38号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。
 次に、議案第39号 平成19年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第39号を採決いたします。
 議案第39号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

議案第40号

議長(星 秀雄君)

 日程第8 議案第40号 江別市副市長の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。

市長(三好 昇君)

 ただいま上程になりました議案第40号 江別市副市長の選任について、提案理由をご説明申し上げます。
 副市長であります中川正志君から平成19年6月30日をもって退職したい旨の申出がありましたので、その後任として佐々木雄二君を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づきまして、議会の同意を得ようとするものであります。
 後任の選任に当たりましては、行財政を取り巻く環境が従来にも増して大きく変わりつつあること、市民が安心できる医療の確保や経済の振興など、迅速に対応しなければならない課題が山積していることから、市行政に精通した人望ある人材の登用を熟慮しまして、本日提案申し上げる次第であります。
 佐々木雄二君は、現在、教育部長を務めておりまして、昭和22年4月2日生まれの60歳で、市内中央町21番地の4に住んでおります。北海道立江別高等学校を卒業し、昭和42年4月に江別市に採用されて以来、保健福祉部高齢者対策課長、総務部納税課長、学校教育部給食センター長、経済部次長を経て、平成16年4月からは教育部長となり現在に至っております。勤続年数は40年を超え、この間行政の各分野において職務に精励し、人格、識見とも優れている方であります。
 以上の点から適任者と認め、江別市副市長に選任いたしたく、よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 お諮りいたします。
 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより議案第40号を採決いたします。
 この採決は無記名投票をもって行います。
 議場を閉鎖いたします。
(議場閉鎖)
 ただいまの出席議員は、当職を除いて26名であります。
 立会人に赤坂議員、坂下議員を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
 配付漏れなしと認めます。
 投票箱をあらためます。
(投票箱点検)
 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。
 本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、投票願います。
 なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。
 議席の順に従い、伊藤議員より順次投票願います。
(投  票)
 投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
 開票を行います。
 赤坂議員、坂下議員の立会いをお願いいたします。
(開  票)
 投票の結果を報告いたします。
 投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち、賛成 24票
 反対 2票
 以上のとおり、賛成多数であります。
 よって、議案第40号は同意することに決しました。

意見書案第3号

議長(星 秀雄君)

 日程第9 意見書案第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

堀内 進君

 ただいま上程になりました意見書案第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
 提出者は、尾田議員、坂下議員、清水議員、吉本議員、そして私、堀内でございます。
 以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書
 教育の機会均等と義務教育無償の原則は、憲法第26条で定められており、義務教育を保障することは、国の重要な責任でもあります。また、義務教育費国庫負担制度は、全国どの地域においても、すべての子供たちに無償で一定水準の教育機会を保障するために設けられているものです。
 しかし、国においては三位一体改革の議論の中で、義務教育費国庫負担制度の見直しが行われ、平成18年度に国庫負担割合は2分の1から3分の1に縮減されました。
 義務教育費国庫負担制度が廃止されると、深刻な財政難に陥っている中で、地方財政における義務教育費の確保が困難になり、教育水準の地域間格差が生じるおそれも出てきます。とりわけ北海道は広大な地域に小規模校が点在し、離島など多くのへき地校を有しており、市町村間での格差が拡大することがきぐされます。
 よって、国におかれましては、子供たちに教育の機会均等と教育水準を保障するために必要不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持するよう強く要望いたします。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成19年6月21日、北海道江別市議会。
 提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣あてであります。
 よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより意見書案第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、意見書案第3号を採決いたします。
 意見書案第3号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

意見書案第4号

議長(星 秀雄君)

 日程第10 意見書案第4号 最低賃金制度に関する意見書を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

吉本和子君

 ただいま上程になりました意見書案第4号 最低賃金制度に関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
 提出者は、尾田議員、坂下議員、清水議員、堀内議員、そして私、吉本でございます。
 以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 最低賃金制度に関する意見書
 最低賃金制度は、労働条件改善による労働者の生活の安定、地域経済の活性化及び企業間の公正な競争を確立する上で、重要な役割を担っています。北海道の最低賃金は、毎年、中央最低賃金審議会の答申を参考に、北海道地方最低賃金審議会の審議を経て改定されております。
 しかしながら、北海道の現在の改定額は、時間額644円と一般労働者の賃金に比べて低い水準にあり、その影響で、パート労働者等の非正規労働者の賃金も低く抑えられる傾向にあります。また、低賃金の労働者が増えることは、経済的自立が困難な若年層を増加させることにもなりかねず、ひいては国の社会基盤を弱体化させる一つの要因ともなり得ます。
 よって、国におかれましては、正規雇用の拡充を図るとともに、最低賃金制度の趣旨を踏まえ、適正な最低賃金水準を確保されるよう要望いたします。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成19年6月21日、北海道江別市議会。
 提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、北海道労働局長あてであります。
 よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより意見書案第4号 最低賃金制度に関する意見書に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、意見書案第4号を採決いたします。
 意見書案第4号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

意見書案第5号

議長(星 秀雄君)

 日程第11 意見書案第5号 道路整備に関する意見書を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

清水直幸君

 ただいま上程になりました意見書案第5号 道路整備に関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
 提出者は、尾田議員、坂下議員、堀内議員、吉本議員、そして私、清水でございます。
 以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 道路整備に関する意見書
 道路は、豊かな生活や活力ある経済・社会活動を支える基礎的な施設であり、北海道の道路網の整備に対する地域の期待と要望は極めて高いものがあり、中長期的な視点に立って体系的かつ計画的に整備されるべきものであります。
 特に、広大な面積を有し、都市間距離も長く、自動車交通の占める割合が高い北海道の道路整備は、広域的な生活圏の形成に必要な高規格幹線道路から日常生活に密着した市町村道の整備、さらには鉄道、港湾などの多様な輸送体系との連結の充実が着実に進んではいるものの、いまだ十分な水準とは言えません。
 このような背景の下、道路網の整備を一層推進することは、北海道内の圏域間交流による経済の活性化、我が国における安定した食料供給基地としての役割や観光振興、さらには活力ある地域づくりや快適な暮らしの実現にも大きく寄与するところであります。
 また、市民が安全で安心できる地域社会を実現するため、交通安全施設の整備や道路環境の改善、積雪寒冷地に適応した冬期間の除雪やアイスバーン対策、高齢者や体の不自由な方々に配慮したバリアフリー歩行空間の整備なども着実に推進しなければなりません。
 よって、国におかれましては、北海道の道路整備の実情を十分に踏まえ、引き続き、地域づくり・まちづくりの推進に向けて、道路整備を効果的かつ効率的に推進するため所要の事業費を確保されるとともに、地方が道路整備を円滑に実施できるよう、道路整備のための財源確保について強く要望いたします。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成19年6月21日、北海道江別市議会。
 提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣あてであります。
 よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより意見書案第5号 道路整備に関する意見書に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、意見書案第5号を採決いたします。
 意見書案第5号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

各委員会所管事務調査について

議長(星 秀雄君)

 日程第12 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営についてを、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、生活福祉常任委員長より生活環境行政について、保健・福祉行政について、消防行政について、病院事業について、以上4件を、経済建設常任委員長より農業行政について、商工観光行政について、建設行政について、上・下水道事業について、以上4件を、それぞれ閉会中調査したいので承認されたい旨の申し出がありました。これを承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

閉会宣告

議長(星 秀雄君)

 今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
 平成19年第2回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後 2時25分 閉会

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