ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 江別市議会会議録 > 委 員 会 会 議 録 の 閲 覧 > 令和7年分の目次 > 経済建設常任委員会 令和7年9月4日(金)(1)

経済建設常任委員会 令和7年9月4日(金)(1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年12月19日更新

​(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(高間君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(10:00)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
水道部入室のため、暫時休憩いたします。(10:00)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:00)
1付託案件の審査、(1)議案第56号 江別市水道事業給水条例及び江別市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

総務課長:議案第56号 江別市水道事業給水条例及び江別市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
資料の1ページを御覧ください。
こちらが提案理由説明書となりますが、具体の改正内容につきましては、資料の2ページを御覧ください。
1改正理由でありますが、令和6年に発生した能登半島地震では、多くの家屋で給排水設備が破損したことや指定工事事業者等自身も被災したことにより、工事を行うことができる事業者が不足し、家庭で水を使用できない状況が長期化することになったため、これを踏まえ、災害その他非常の場合に、特例的に認めた事業者等による工事を可能とし、早期に復旧するため、規定の整備を行おうとするものであります。
次に、2改正内容でありますが、(1)第1条江別市水道事業給水条例の一部改正については、災害その他非常の場合において、管理者が認めるときは、他の市町村長等または他の市町村長等の指定を受けた者が給水装置に関する工事を行うことができるよう、規定の整備を行うものであります。
(2)第2条江別市公共下水道条例の一部改正については、災害その他非常の場合において、管理者が認めるときは、他の市町村長等の指定を受けた者が排水設備に関する工事を行うことができるよう、規定の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
資料の3ページ及び4ページに新旧対照表を添付しておりますので、御参照願います。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

徳田君:中身についてもう少し詳しく教えていただければと思うのですが、改正前と改正後の条文を見比べていくと、基本的に災害その他非常の場合というような表記になっています。
そもそも、能登半島地震の経験も踏まえて、法律の改正によってこうした対応を行うための一部改正であることは理解するのですが、特に非常の場合、災害時というのがある意味曖昧な部分ですけれども、どういうことになったらこの規定が適用されるのか、そのあたりの解釈や運用に当たっての基準についてお聞かせいただきたいです。

給排水指導担当参事:国からのガイドライン等はありませんので、具体的なものはないのですけれども、基準としましては、給排水設備に甚大な被害が出ていること、江別市が指定している給排水工事事業者が自らも被災していること、その指定工事業者がほかの工事事業に取られ、確保が困難なこと、主にこの3つが挙げられます。

徳田君:分かりました。そのときの実情を踏まえて、基本的には水道事業管理者が必要と認める場合は、この条例を適用するということで理解させていただきます。
実際に災害などの緊急事態が起こった場合、この条例改正が行われたことによって、他の市町村の指定業者にも工事をしていただくことができることになりますが、緊急時に他の市町村の指定業者にどう頼むのかなど、運用していく上ではいろいろ考えていかなければならないことがあると思うのですけれども、非常時になったときの具体的な運用について、今後どういうふうに環境整備をしていくのか、そのあたりのお考えがあればお伺いします。

給排水指導担当参事:大規模な災害ですと、江別市水道部においても業務が限定され、手が回らないような状況になると思います。
能登半島地震での対応を基に考えますと、国土交通省が宅内配管の修繕工事が可能な北海道内外の工事事業者に電話調査を実施して指定業者を募りまして、その情報を住民に提供することになろうかと思います。

徳田君:そういった非常時の場合は、国土交通省が取りまとめをしてくれて、情報提供していただけるということで理解させていただきました。
それと、今回の条例改正には直接関わらないのですけれども、特に給水の部分で、江別市は一定の給水を石狩東部広域水道企業団にお願いしていますが、仮に災害が起きたときに石狩東部広域水道企業団では手が回らないということになったら、向こうでも条例改正してこういう体制を整えなければできないということでよろしいですか、参考までにお聞かせいただきたいです。

給排水指導担当参事:石狩東部広域水道企業団に関しましては、そのような災害が起きて人員確保などが必要な場合におきましても、指定店制度には関わっていませんので、別な方法で対応されると思います。

徳田君:なかなか答えにくい部分だと思いますけれども、分かりました。
全体的には理解しましたので、これで結構です。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(10:08)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:09)
2建設部所管事項、(1)報告事項、アの除排雪事業の現状と課題等についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

雪対策課長:私から、除排雪事業の現状と課題等について御報告いたします。
資料の1ページを御覧ください。
初めに、1概要でありますが、除排雪事業は、冬季道路の安全性と円滑な交通を確保するため、市道の除排雪作業等を行うものであり、作業内容としては、主に市が事業者に委託する除雪作業や排雪作業及び市が自治会に支援を行う自治会排雪に分類されます。
(1)除雪作業でありますが、連続降雪による降雪量約10センチメートルを目安に、路面の凸凹やわだち、吹きだまりなどの状況、今後の見込みを踏まえ実施しております。
作業は車道除雪と歩道除雪に分類され、夜間から市民活動が活発化する午前7時までに行うことを基本としております。
次に、(2)排雪作業でありますが、幹線道路やバス路線など、不特定多数の車両や公共交通など、市民生活を支える重要な路線を対象に、今後の積雪による道路の狭隘化を踏まえ計画的に実施しております。
通常12月下旬から開始し、除雪作業同様、夜間から午前7時までに作業を完了することを基本としております。
次に、(3)自治会排雪でありますが、自治会が行う主に生活道路の排雪作業に対し、市がダンプトラックとロータリー除雪車を無償で貸し出すなどの支援を行うもので、昭和54年より実施しております。作業は、1月下旬から開始し、日中に行っております。
令和6年度は、市内163自治会のうち106自治会において、江別環境整備事業協同組合と契約して実施しております。
次に、資料の2ページを御覧ください。
2除排雪事業の現状、(1)除排雪延長でありますが、除雪路線は生活道路487キロメートル、幹線道路110キロメートル、歩道176キロメートルにおいて、排雪路線は幹線道路等123キロメートルにおいて実施しております。
なお、対象路線につきましては、資料4ページの除排雪路線図に表示されておりますので、併せて御覧ください。
次に、(2)実施内訳でありますが、令和2年度から令和6年度まで、5か年の除雪の出動回数や排雪量等の実績を記載しております。
次に、(3)市民からの問合せ状況でありますが、令和2年度から令和6年度まで、5か年の問合せ件数と全体件数に占める内容ごとの割合を記載しております。
大雪の発生した令和3年度は、ほかの年度に比べてたくさんの問合せを受けておりますが、おおむね2,000件台から3,000件台の受付となっております。
次に、資料の3ページを御覧ください。
3課題と取組についてでありますが、近年の予測しにくい気象状況や除排雪事業を取り巻く社会経済情勢の変動、令和3年度の大雪に関する検証結果報告書にまとめた課題等を踏まえ、継続的な取組を行っております。
(1)主な課題でありますが、1つ目、令和3年度の大雪や近年の暖気など、頻発する異常気象への対応、2つ目、事業者の人手不足や高齢化を踏まえた持続可能な除排雪体制の構築、3つ目、高齢化や共働き家庭の増加等による除排雪の市民ニーズの高まり、4つ目、厳しい財政状況の中、労務費上昇等による除排雪事業費の増大などがあります。
(2)課題に向けた主な取組と致しましては、これまで、委託事業者とのシーズン後の除排雪事業の検証、自治会連絡協議会との除排雪三者懇談会における意見交換による市民ニーズの把握、江別市雪対策庁内検討会議における庁内各部局との連携強化を踏まえた除排雪の検証や検討、交付金等を活用した除排雪機械の計画的な増強の推進、除排雪に係る交付金対象路線、いわゆる雪寒指定道路の増、通行の確保を優先する幹線道路を設定し、優先性を踏まえた計画的な除排雪の実施、LINEなどの市民への情報発信の強化などに取り組んでおり、直近の令和6年度は、オペレーター増員のための資格取得支援事業の開始やGPS機能を活用した歩道除雪の閲覧、ICT・GPS機能の活用による除排雪事業効率化を推進しております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

髙柳君:除排雪事業については、先日も委員会として江別環境整備事業協同組合に意見交換に行かせていただきまして、現状や課題について現場の声を聞かせていただきました。
その中では、重機の老朽化や人手不足など想定されるような課題もありましたが、私は、意見交換とは別に、オペレーターや近隣の除雪を受け持っている事業者などにヒアリングを致しました。
除雪や排雪など市の仕事を請け負うときの課題、その中では作業時間について御意見がありまして、資料にもあるとおり、江別市では、以前から、基本的に午前7時までに作業を完了するという体制を取っていると思うのですけれども、その経緯や理由については理解しているつもりなのですが、改めて市としての作業時間の考え方についてお示しいただけますでしょうか。

雪対策課長:除雪作業を日中にやるとなると、幹線道路等において交通障害が発生するという状況があります。市民の方々の日常の行動がおおむね終わった後ということで、深夜零時から開始し、行動が開始される明け方前に終わらせるため、午前7時までの完了ということで設定しているところでございます。

髙柳君:私もそのように理解はしているのですけれども、他の自治体では昼間に除排雪しているところもありまして、近隣市町村の除雪のオペレーター何名かに聞いたところ、江別市は朝7時までに終わらせなければいけないことがネックになって働きにくいのだと、実際にそういう現場の声を受けたのです。
江別市では、令和3年度の大雪を受けていろいろなことを分析し、いろいろなノウハウを蓄積して取り組んでいただいているところですが、作業時間について見直しの検討というのはあるのか、その有無をお伺いします。

雪対策課長:作業時間でございますけれども、江別市では、以前から午前零時から午前7時までという中で実施してきております。
今回提示した資料にもありますとおり、除雪を行う路線につきましては、生活道路、幹線道路それぞれ相当の距離数になっておりまして、それらを全て除雪するためには、日中ではなく、交通量の少ない深夜に一気に除雪をかけたほうがいいだろうということで、深夜除雪を実施しているところでございます。
また、除雪時間についてではないのですけれども、作業の効率化という部分では、先ほど御説明したとおり、GPS機能を活用した業務効率など、除雪に従事する職員の負担の軽減化、効率化に向け、別途検討しているところでございます。

髙柳君:GPS機能の活用など、負担軽減や効率化を図るための取組を行っていただいていることは理解するのですが、実際に現場の声を聞いたときに、この作業時間が人員不足という課題の大きなネックになっていることが分かったところです。深夜から朝方までに完了させなければいけない事情や効率化も分かるのですけれども、実際に人員不足という課題が解決できていないわけですから、現場の中で作業時間が大きなネックになっているという声が増えれば、直ちに見直すことはできないかもしれませんが、現状の作業時間に関するヒアリングの機会ぐらいはあったほうがいいのではないでしょうか。
既にやっているのかもしれませんが、そのあたりはどうでしょうか。

雪対策課長:事業者へのヒアリングというところでは、毎年度のシーズンが終わった後、そのシーズンの除排雪状況はどうだったかについて意見交換等を行っているところでございます。
人員不足でございますけれども、現状の除雪体制においては維持できていると認識しておりますが、今後に向けては、高齢化などによる人手不足が課題になってくると認識しております。
そういったことを踏まえまして、昨年度から、除雪車両に乗るオペレーターの新たな育成に向けた資格取得支援を進めているところでございます。
今はまだ進めているところなので、今後、事業者ともお話ししながら効果について見極めを行い、その在り方について意見交換していく必要があると認識しているところでございます。

髙柳君:市内で従事してくださっている皆さんからは、ヒアリングの中で作業時間に関する御意見などはあるのでしょうか。

土木事務所長:江別環境整備事業協同組合の方からは、日中は交通量が多いので、除排雪作業の安全性の面からも、また、人手不足という状況下においては、夜間除雪のほうが効率性が高いということもありますので、日中除雪を行いたいという御意見は特に聞こえておりません。

髙柳君:江別環境整備事業協同組合では、日中除雪をしたいという希望はないということで理解しました。
ただ、人手不足という課題に対して、近隣自治体で除雪に従事されている方からは、日中除雪ができるのなら江別市の除雪もやりたいという声があったので、このような提案をさせていただいたのですが、今日のところは一旦理解いたしました。また、別の機会に質疑させていただきたいと思います。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

長田君:私から、まず、課題に向けた主な取組のところで、1つ目の委託事業者とのシーズン後の除排雪事業の検証ですけれども、どんな検証をされているのか、もう少し具体的にお聞きします。

雪対策課長:除雪の手法というのは、毎年の降雪の状況によって、いろいろな選択肢の中で実施しなければならないという状況がございます。
そういったところを踏まえて、シーズン中にどんな課題があったのか、どうすればより効率的な除雪ができたのかなど、多岐にわたる内容について意見交換していると認識しております。

長田君:意見交換という形で情報共有されているということですが、そこではどのような意見が出て、検証の結果、その後どのように改善されたのか、何か具体的な例はございませんか。

土木事務所長:一例を挙げますと、朝方除雪の場所や対応について、朝方除雪というのは、本来であれば深夜の零時からやるのですけれども、朝方に結構な雪が降った場合、所定の重要な歩道だけをやるという路線もあるのですが、時間に余力があれば、それに加えてこのような場所もやってはどうだろうかといった意見があり、江別環境整備事業協同組合からは、できるだけ幅広くやっていきたいという御提案などがございました。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

藤城君:私からは、課題に向けた取組の中で、交付金を活用した除排雪機械の計画的な増強の推進とありますけれども、機械の価格が3倍以上にも上がっている中、増強するといっても財政的には厳しいのではないかと思います。
業者では、除雪のために年々新車を購入して、夏はほぼ使わないような機械を維持、保管するという状態が続いていると思うのですけれども、市として、機械を増強するというのであれば、何年に1台購入するといった入替えや更新計画はあるのでしょうか。

雪対策課長:除雪体制の維持ということで、除雪機械の増強計画についてでございますけれども、令和6年度に事業者から、除雪機械の高騰が続いている状況の中で、市のほうでも増車していただけないかという要望を受けたところでございます。
そういったところを踏まえまして、市としても、市の保有台数を増やすため、令和5年度から機械の増強をしているところでございます。
今年度については、増強計画の枠組みの中で新車を3台増やしておりまして、今後も、幹線道路除雪用の機械については保有していく計画でございます。

藤城君:今の答弁であれば、入替えではなく増車という形だと思いますが、現在は下取り価格もかなり高くなっていると思いますので、壊れやすい部品が緊急時にないというような場合もありますので、市が増車して機械を業者に貸与するような考えはないのでしょうか。

雪対策課長:基本的には更新計画と増強計画の2段構えで計画を持っております。
更新部分については、市として、償却期間が過ぎた除雪機械を新たに更新するのですが、もともとあった除雪機械については、市の除雪事業に関わる業者への売却を条件として、一般競争入札で売払いを行っているところでございます。

藤城君:次に、人員不足についてですけれども、作業する人員のほかに、苦情対応の人員が慢性的に不足しているということがあると思います。
農家の人でも、冬にそちらで就労する方もあまりいらっしゃらないということですので、そういう人たちを季節的に雇うのではなく、例えばコールセンターのような機能を使ってお任せしたほうがいいのではないかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。

土木事務所長:現在、苦情処理の主な部分に関しては、江別環境整備事業協同組合に委託している除雪センターで対応しておりますので、委員のおっしゃるとおり、そこの職員が対応しているような実態でございます。
苦情に関しては、現地に出向くこともありますし、事業者との調整など内容が多岐にわたりますので、現時点でコールセンターというものは考えてございません。

藤城君:多岐にわたるのかもしれませんが、この結果にも出ているとおり、令和3年度には物すごい件数の電話がかかってきたという実態もございますので、ワンストップではないですけれども、そこだけはほかの部分と切り離してコールセンターにお任せしないと、毎日の苦情だと、慣れている人でも大変な業務だと思いますので、御検討いただくよう要望して終わります。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

岡君:藤城委員の関連で、重機についてですけれども、何年か前にどこかの委員会で、市内で業者が持っている除雪の重機と市が持っているものをざっくり出してもらって、当時の資料だと、業者が持っている台数も相当多かったように思ったのですが、今の話では、江別環境整備事業協同組合でも重機が高くなって買うのが大変になってきたので、市側で増強していこうとしているとのお話でした。
ざっくりでいいのですが、市内全体では重機が何台あって、そのうち業者と市の内訳はどの程度なのか、今後それをどうしようとしているのか、その辺の感覚を教えていただきたいです。

雪対策課長:現状、市で保有する除雪機械と民間で保有している除雪機械、一斉除雪した場合に稼働できる車両としては、130台から140台ぐらい稼働している状況にございます。
その中で、市が保有している車両としては、今年度3台増えましたので、それも入れますと31台となりまして、今後、それを38台まで増やしていくという考え方でございます。

建設部長:除雪機械の今後の増強について補足したいと思います。
令和3年度の大雪を踏まえて、江別環境整備事業協同組合のほうから3台の増強要望がありまして、その3台については既に購入済みです。
先ほど交付金による増強について御説明しましたが、交付金の対象路線となる雪寒道路につきましては、平成25年度の46.7キロメートルから令和5年度には279キロメートルまで延びますので、交付金では279キロメートルに対応する除雪車の購入が可能となっております。
今後の展開につきましては、先ほど担当課長からも説明がありましたように、この交付金により38台まで増強しようと考えているところであります。

岡君:その点は了解しましたが、直近の物価高騰で、事業者側としても、計画より苦しい状況になっているのではないかと思っている次第です。
藤城委員からは人手の問題についてもお話がありましたけれども、事業者も人手不足で、江別環境整備事業協同組合としても、冬のシーズンの人手もなかなか確保できないような状況で、働き方を見せてもらいましたが、あれでは苦しいだろうと誰でも感じると思うのです。なおかつ、冬しか仕事がないとなると、それは無理だという話で、それをどうできるのかというのはなかなか難しいところがあると思うのです。
江別環境整備事業協同組合として、せめて夏冬合わせた形で人員を確保できるよう、何かしらの仕事をお願いできないかというようなことも思ったりするのですけれども、そのあたりでお考えがあれば伺いたいです。
今回は、政策形成サイクルの中での報告ということなので、意見交換したいという面もあり、あまりかっちりしたものでなくてもいいので、考えていることがあれば伺っておきたいです。

土木事務所長:これはあくまで一例としての考えでありますが、江別環境整備事業協同組合に対しては、冬の除雪だけでなく、夏場の道路維持や公園事業などの中で対応を考えることができるのではないか、可能性の話ですけれども、そういう対応ができる可能性はあるのかなというふうに考えているところでございます。

岡君:今後は、単に除排雪担当だけではなくて、土木事務所なり公園側も含めた手だてを考える必要があるのではないかと思うところです。
事業者も人手不足ということで、江別環境整備事業協同組合には組合の考えがあって構成メンバーなどを決めているので、それはそれでいいのでしょうけれども、江別市の場合は、江別環境整備事業協同組合に入っていなくても、雪の仕事をされている業者はそれなりにいらっしゃると思います。
江別環境整備事業協同組合の構成員をもっと増やすというのは、それはあくまで組合の話なので、市では難しいところがあるのかもしれませんが、市としても、そういうことを一定程度考えてはどうかと思うところもあるのですけれども、何かお考えがあれば伺っておきたいです。

土木事務所長:江別環境整備事業協同組合以外の事業者との連携など、公共除雪の在り方というような意味で承りましたけれども、公共除雪については、限られた時間と人手の中で対応していかなければならない難しい業務であると認識しておりますので、江別環境整備事業協同組合に入るということであれば、それなりの技術などを有していなければならないという認識がございます。
ですから、新たに参入しようとするのであれば、江別環境整備事業協同組合の指導などを強化しながら参入していくべきではないかと考えているところでございます。

岡君:了解しました。
次に、雪出しのマナーの件です。
実際に道路を見てみると、あそこの道路は常に雪が出ていてS字のようになっているというようなところもあります。せっかく幹線道路を排雪したのに、すぐ出されると本当に困るというようなことももっともな話だと思います。
出す気持ちも分からなくはないところもあるのですけれども、何でもかんでも出されると、それはそれで困りますということになりますので、この辺の市民に対する啓発の在り方、場合によっては今よりも強く注意するとか、単に広報に出しましたというレベル以上のものがあってもいいのではないかと思わなくもないのですが、その辺はどんなふうにお考えでしょうか。

雪対策課長:雪出しは、かねてより大きな問題であると認識しております。
御存じのように、これまでホームページや広報、さらには広報折り込みなど、いろいろ苦心しているところでございます。また、職員をはじめ、除雪事業者からの直接指導も行っております。
今すぐ飛躍的に変わることは難しいのかなとは思っておりますが、まさにこれから除排雪三者懇談会を3地区で予定しているところでございますので、その中で置き雪についても皆さんで話し合いながら、その改善策について考えていきたいと思っております。

岡君:これは我々としてもしっかり考えなければいけない課題だと思っているところです。
最後に、自治会排雪の話なのですけれども、江別環境整備事業協同組合とのお話の中では、単に効率ということだけを考えるのであれば、市で巻き取って全部組合に任せてもらったほうが効率的にできるのではないか。都市計画区域内の道路延長の排雪はほぼやっているので、そこを全部やること自体、それほど問題だとは思っていないというようなお話を頂いたのです。
それは私の認識と若干違うところもあったのですけれども、市としては、現時点で自治会排雪を市で巻き取ることについて考えているのか、お考えをお伺いします。

雪対策課長:自治会排雪は昭和54年に創設されており、まさに市民協働の観点から、地域と共に推進してきた有意義な制度であると認識しております。
今、詳細の資料は持っていないのですが、自治会排雪に要する事業費は約3億6,000万円かかっています。このうち市で負担している助成金は約2億7,000万円なので、自治会には9,000万円ぐらい負担していただいている状況でございます。
仮に、これを市の公共除雪として出す場合、予算の話になりますけれども、自治会負担の9,000万円は、市の予算ですと、恐らく1億5,000万円から2億円ぐらいになると思われます。
それと、現状、自治会排雪をやっているのは、163自治会のうち106自治会となっており、行っていない自治会が60弱あるという状況でございます。
平等性という観点で、これも同じように公共で排雪するとなった場合、恐らく3億円から3億5,000万円ぐらいは予算確保が必要な状況になってくると思われます。
ですから、全ての市街化区域内の自治会排雪を公共が担うとなると、市としては、5億円ぐらいの予算の持ち出しが出てくるであろうことを考えると、予算上はなかなかハードルが高いと思われます。
さらに、現在、自治会排雪をやっているスケジュールを見たときに、1月から開始しているのですが、スケジュール的には相当埋まっております。すごく密度の高いスケジュール感の中で実行しているところがありますので、それを今やっていない自治会も含めて、全て公共除雪の中で排雪するとなると、組織体制的にも難しいのではないかと感じているところです。これらの課題を踏まえると、公共でやっていくことは現実的ではないのかなという認識でおります。

岡君:私も現実的にはなかなか難しいと思っているのですが、自治会も本当に大変なところがあるのです。
今、これだけ物価が上がっていますけれども、自治会をやめる人がいるとか、入っていない人はどうするのかとか、自治会は自治会で大変なところがあります。
今後、他市の事例なども見ていく必要はありますけれども、巻き取れるのであれば巻き取るほうがいいのではないかという思いは漠然と持っているのですが、今、実際の金額なども出てきました。
現実には簡単ではないけれども、やるのであれば、例えば都市計画税に上乗せするとか、特別税みたいなものをつくるようなことも一つのアイデアとしてあるのではないかと思っておりますが、今日のところは理解させていただきました。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

藤城君:令和6年度から、ICT・GPS機能の活用による除排雪事業の効率化という形でやっているようですが、効果的にはまだ分かっていない部分もあるかと思います。
これから導入しようとする機械にはつけていかなければならないのかなと思っておりますが、どのぐらいの効果を見込んでいるのか、そういうものがあるのであればお聞かせ願います。

雪対策課長:ICT・GPS機能の効果について、まず、除排雪事業にGPSを導入した場合の効果でございます。
現在、除排雪事業は深夜零時から朝方7時までやっておりますけれども、今は除雪機械に稼働状況を記録するアナログのペーパーがありまして、除雪作業後、従事者が事務所に戻ってから日報を起こし、除雪作業距離数などの数量検収を行い業務終了という形になるのですが、これは除雪従事者にとって非常に業務効率が悪い状況でございます。
このため、GPS機能を活用することで、全ての位置情報を電子的に検収できるような形を目指しているところであり、これにより除雪従事者の労働環境の改善や除雪事業の効率化が図られることを目的に実施しているところでございます。
もう一つ、令和3年度の大雪により学校が休校となったことを踏まえ、教育委員会から、大雪時の通学路の除雪状況を判断したいという話を頂いたという経過がございます。
このため、現在、GPS機能を歩道除雪に取り込んで、小・中学校で除雪状況が把握できるよう情報提供し、その反応を伺っているところでございます。
このことにより、行く行くは学校において、子供たちの安全な通学路が確保できているのかどうかの判断基準になろうかなと思いますので、それも2つ目の目的として実施しているところでございます。

藤城君:そういったものにも活用していただきたいと思いますし、農業の部分でもGPSを使っておりますので、それを汎用的に使っていただければいいと思いますし、積雪などは市内各所で違うと思いますので、その把握といった部分にも大いに利用していただきたいと思います。
今、小学校の通学路についてもお話がありましたけれども、3番通りなどはすぐに埋まってしまいますので、主要道路の路線確保にも役立てばいいというふうに思っております。
今すぐ効果が現れるものではないと思うのですけれども、今言われたタコメーターではない部分の活用などもありますし、運転手の環境改善になればいいと思っております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

高間君:私からも申し上げますが、ここに出ているような問題点はそのとおりだと思うのです。労務費が上がっているのはどうしようもない話だと思います。今の予算の中でやれるのかということです。
先ほどから出ていますけれども、機械を持っている会社は、夜中に公共除雪に行って、終わったらすぐ自分で契約している駐車場除雪に入るのです。そういった形で取り組まないと、多分、機械を編成できないのだと思うのです。
パトロールも、24時間パトロールするということは、誰が考えても3交代なのです。3交代するということは、とてつもない金額がかかるという話です。
我々の業界もそうなのですけれども、レッカー応答サービスに誰が出ているかというと、社長、専務、常務が出ているのです。なぜかというと、この人たちには労働時間の制限がないので、24時間働かせても何の影響もないからなのです。
よほど大きな会社なら大丈夫かもしれませんが、通常、3交代などすれば、どこの会社も持たないのです。そこで起こるのが何かと言うと、今、話題のコンプライアンス違反です。それはコンプライアンス違反だ、働かせているでしょう、分かっていたでしょうということになるのです。この前、江別環境整備事業協同組合と話をしたのがそこなのです。今はそこが一番問題なのです。だから、今後どうするかということです。
先ほど岡委員が言いましたけれども、もし自治会排雪は大変だからとやらないというところが出てきたら、最終的には市の除雪ができなくなるでしょう。ただ除雪だけをしていったら、最終的には雪がたまって押せなくなるということだと思うのです。今、お金がないのは事実かもしれませんけれども、それをクリアするために、これからどういう知恵を絞ってやっていくかが大事なところなのです。
私は令和3年度の大雪のときも経済建設常任委員会の委員長でしたから、夜中の1時に排雪を見に行ったのですけれども、現場にはダンプトラックがいない。話を聞いたら、投げ場が決まっているからそこまで行かなければならないと。ということは、近くに雪を捨てる場所があれば、ダンプトラックが少なくても回転率がよくなるので、時間が節約できるとか、いろいろなことが起こりますよね。この間、江別環境整備事業協同組合と話したときもその話が出ましたし、それがいいことかどうかは別ですが、よその市町村では、遊水地に捨てているところもあるのです。
そういった中で、みんなで知恵を絞っていろいろなことをやっていかないと、この先5年後、10年後にはお手上げということにならないような形をつくっていかないと大変だという話です。
ですから、先ほど岡委員が言われたように、雪出しに対して、議会でも考えて条例をつくるとか、皆さんとしっかり意見交換をしながら、そして、市民の皆さん方の声も頂きながらやっていくというのが今回の政策形成サイクルの流れなので、今後もいろいろなことはあると思いますけれども、皆さん方がお持ちの知恵、江別環境整備事業協同組合がお持ちの知恵、我々議員が持っている知恵を絞って、この先どうすればいいかを考えていかなければならないと思っております。
10月には除排雪の件で山形県に視察に行きます。皆さん方のいろいろな御意見も頂いているところなので、向こうでもいろいろ調査してきたいと考えておりますし、その後に話し合いたいと思っております。
皆様方にもいいアイデアがあるのであれば、少しでも多くの皆さんの知恵を頂きながら、いい方向に持っていきたいと考えております。私たちは決して対峙しているわけではなく、少しでも市民サービスがよくなればというふうに考えておりますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。
皆さん方から出していただいている課題は、全くそのとおりだと思います。それを少しずつクリアしていかないと除排雪がやっていけなくなるだろうと思いますので、今後とも、いろいろなことをやっていきたいと考えております。よろしくお願いします。

副委員長(稲守君):以上で、本件に対する質疑を終結いたします。

委員長(高間君):これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(10:59)

※ 休憩中に、議案第56号の今後の審査方法等について協議

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(11:00)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第56号については、次回結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、9月4日木曜日の午前11時10分から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:01)