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予算決算常任委員会 令和7年2月27日(木)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年10月31日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(本間君):ただいまより、予算決算常任委員会を開会いたします。(13:29)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1付託案件の審査、(1)議案第8号 江別市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
これより、議案第8号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第8号に対する討論に入ります。
討論ございませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第8号を挙手により採決いたします。
議案第8号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第8号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(2)議案第15号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第7号)を議題と致します。
これより、議案第15号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第15号に対する討論に入ります。
討論ございませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第15号を挙手により採決いたします。
議案第15号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第15号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(3)議案第19号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第3号)を議題と致します。
これより、議案第19号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第19号に対する討論に入ります。
討論ございませんか。

鈴木君:議案第19号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第3号)について、反対の立場で討論します。
令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第3号)は、純損益マイナス8億5,817万6,000円の赤字見込みとなり、令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)より約1億円の増額となっております。
その要因としては、人事院勧告に伴う給与費の増加が主な要因でありますが、江別市立病院経営強化プランは初年度から達成困難とのことであります。人事院勧告ですので、給与改定を実施することは原則的に理解するところですが、純損益がマイナス約8億5,000万円、一般会計からの長期借入金4億円の実態から、病院事業管理者等、経営責任のある職員については人事院勧告の実施見送りを検討すべきではなかったかと考えるものであります。
また、一時借入金の償還を目的とした、一般会計からの長期借入金4億円でありますが、既に未償還額約21億円があり、4億円の新規借入金と合わせて約25億円の巨額な借入金となるものであります。今後約25億円の償還財源の確保は可能なのかが最大の課題ですが、具体的な対策が示されることはありません。
償還が始まる令和12年度以降は、一般会計も新庁舎建設起債の償還が始まる時期と重なり、病院事業会計からの償還が遅れれば、一般会計の資金計画に大きな影響を及ぼすこととなります。
江別市立病院経営強化プランの見直しは、中間年から前倒しして、令和7年度に行うとの方向性が示されていますが、初年度から未達成となった結果の責任については何ら表明されておりません。新型コロナウイルス感染症に係る補助金の終了と、その後の患者数の減少など、コロナ禍後を見据えた対策はされてきたのでしょうか。結果的に何ら効果的な対応がされてこなかったことが明白となりました。
さらに、令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第3号)では、1日当たり入院患者は184名であり、現状に見合った職員配置をすることにより、病床を199床以下にすることによる診療報酬の増額、診療収益改善を図るなど、従来の考え方を見直すことも重要な課題であることを指摘させていただきます。
当面、認可病床337床から稼働病床267床へ、70床の減少はすぐにでもできる対応であります。既に、北海道内の他の自治体病院においても、厚生労働省の本年度補正予算に対応すべく、病床削減を行うなどの対策をしていることを踏まえ、抜本的な見直しを求めるところです。
以上を述べまして、議案第19号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第3号)についての反対の討論と致します。

委員長(本間君):ほかに討論ございませんか。

高橋君:議案第19号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第3号)について、賛成の立場で討論いたします。
本議案の補正予算の内容については、一般会計の補正予算(第7号)において、病院事業会計繰出金として、市立病院の資金不足への対応のため、長期貸付金として4億円を追加するものであり、病院事業会計としては、それを受ける形となる補正予算であります。
市立病院の経営状況については、令和6年度において、診療報酬改定の影響、コロナ禍からの需要動向の変化と患者数の減、人件費の増、物価高騰、医師不足などによる収支の悪化から、江別市立病院経営強化プランに基づく計画数値に対して経営実績が大きく下回り、非常に厳しい状況になっています。また、運転資金の不足については、一時借入金で対応している状況であり、その残高は、今年度末には21億円に達する見込みとなっていると説明されています。
この一時借入金は、年度末に一度借換えを行った後、新年度当初には返済をしなければならないものですが、現状では、その返済の原資を一般会計からの繰入金によらなければならない状況にあります。
このため、一般会計において新年度予算案として提案されている約17億円の病院事業会計繰出金との差額4億円を、令和6年度の資金不足への対応として、年度内に措置する必要があることから、今回の補正により対応するものと説明されております。
特に、この間の医療機関における経営の厳しさは、当市立病院のみならず、各地においても同様の状況と言われています。当市立病院においては、新型コロナウイルス感染症への対応から多くの教訓を得たとも考えるところです。北海道や市内の民間病院とも協力して地域住民の医療を守るとともに、公立病院として、小児医療や周産期医療、救急や精神科などのいわゆる不採算部門の医療を担うためにも、今後においても経営を維持していくことが求められます。また、江別市立病院経営強化プランの中間見直しを前倒しして行うとされており、検討の推移を見守らなければならないと考えるところです。
以上のことから、本議案は賛成すべきものであることを述べ、討論と致します。

委員長(本間君):ほかに討論ございませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、議案第19号を挙手により採決いたします。
議案第19号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。
よって、議案第19号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
本日結審を行いました議案に係る付議事件審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、2協議事項、(1)質疑項目(資料要求)の取りまとめについてを議題と致します。
事務局より、資料の説明をお願いいたします。

議事係主査:本日の朝にサイドブックスにアップロードいたしました資料について御説明申し上げます。
この資料は、2月21日午後3時までに提出のありました質疑通告書に基づいて、89件の質疑項目を審査日ごとに整理したものでございます。
あわせまして、要求資料についても記載しておりますので、内容等の御確認をお願い申し上げます。
以上です。

委員長(本間君):ただいま事務局から説明を受けましたが、質疑項目及び要求資料の内容等について、休憩の中で協議したいと思います。
暫時休憩いたします。(13:38)

※ 休憩中に、質疑項目及び要求資料の内容等について協議

委員長(本間君):委員会を再開いたします。(14:13)
質疑項目及び資料要求については、休憩中に協議いたしました内容で取りまとめることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、3付託案件の審査、(1)陳情第1号 市民に負担を強いる国民健康保険税の引上げに反対することについてを議題と致します。
本件につきましては、今後の審査方法について協議いたしたいと思います。
審査方法協議のため、暫時休憩いたします。(14:14)

※ 休憩中に、陳情の今後の審査方法等について協議

委員長(本間君):委員会を再開いたします。(14:19)
休憩中に協議いたしましたとおり、陳情第1号 市民に負担を強いる国民健康保険税の引上げに反対することについての審査方法については、モデルケースの新旧が分かる資料を改めて求め、審査を進めることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、4その他について、各委員からございませんか。(なし)
それでは、私から御連絡させていただきます。
さきの当委員会において、来年度の決算審査に関して、1決算書等の決算に関する資料や事務事業評価表などの政策等の推進に関する資料について、引き続き、紙での配付が必要か否か、2決算審査において、質疑通告の有無にかかわらず、全部局の出席を求め、決算に関する説明を受けること、3質疑通告の締切り前に、質疑通告の項目について委員間で共有することの3点について、協議を行うことが確認されておりました。
つきましては、3月17日月曜日に予定されております当委員会において、各会派の御見解をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、事務局からございませんか。(なし)
次回の委員会は、3月7日金曜日の午前10時から第1委員会室で開催いたしますので、御参集願います。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:22)