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予算決算常任委員会 令和6年12月2日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年5月30日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(本間君):ただいまより、予算決算常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1付託案件の審査、(1)議案第89号 江別市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
これより、議案第89号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第89号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第89号を挙手により採決いたします。
議案第89号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第89号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(2)議案第92号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)を議題と致します。
これより、議案第92号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第92号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

鈴木君:議案第92号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)に反対の立場で討論いたします。
今回の補正予算は、令和6年度からスタートした江別市立病院経営強化プランの1年目でありますが、当初計画での2億7,524万円の赤字から、7億4,880万円の赤字と大幅な純損失拡大となっています。
その要因は、当初計画が粗い計画だったことによる、各診療科目での大幅な診療収益の減少見込みであり、令和6年度上期の実績で、計画に対して外科でマイナス1億1,000万円ほど、整形外科でマイナス3,900万円ほど、消化器内科でマイナス3,400万円ほど、小児科でマイナス4,900万円ほど、産婦人科でマイナス6,200万円ほど、人工透析内科でマイナス4,700万円ほど、診療収益でマイナス3億4,000万円ほどとなっております。
この結果、年度末では純損失7億4,880万円、一時借入金予定額が19億円となる見込みであります。
純損失への対処方法及び一時借入金の返済方法について質疑しましたが、年度末及び新年度予算編成時に一般会計と協議するとの説明でありましたけれども、補正予算として提案するのであれば、これらもセットで示されるべきであり、到底容認できません。
病院事業会計には、既に一般会計からの21億5,000万円ほどの長期借入金があり、仮に、さらなる借入れを行うとすると、一般会計の財政計画にも大きな影響を及ぼすこととなります。
令和6年度を初年度とした江別市立病院経営強化プラン未達成の現状から、早期見直しが急務であり、診療体系の見直し、病床数の大幅な削減などを早急に判断し、現状の医療資源を生かした体制とすることにより、収支均衡を目指していくことが重要であります。
江別市立病院経営評価委員会においても、現状のままでの経営再建は困難との意見も出ており、市政に携わる者の多くもそのような認識でいると考えます。病院経営に改革を促すためにも、議会として厳しい判断を下すことが求められていると考えます。
以上申し上げ、議案第92号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)に反対の立場での討論と致します。

吉田君:議案第92号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論いたします。
本補正予算は、収益的収入において、医業収益の入院収益及び外来収益を、上期の実績に基づく決算見込みにより減額するほか、医業外収益の一般会計繰入金において、小児医療経費及び産科医療経費における収支不足額を再計算し増額を行う一方、収益的支出においては、医業費用の材料費は、薬品費が増加する一方、診療材料費が減少したことにより減額し、経費では、光熱水費等が減少したことにより減額するなどしたものであります。
その結果、当初予算では2億7,524万5,000円の純損失としていたところ、今次補正予算では、7億4,880万4,000円の純損失を予定するものとなっています。
令和6年度からスタートした江別市立病院経営強化プランの初年度にあって、診療収益が当初計画を下回り、純損失が拡大する結果となろうとしていることについては、大変厳しいものと言わざるを得ません。
また、今年度の残り期間において、診療収益の回復を期待するものではありますが、今後も人事院勧告による給与費の増なども見込まれ、最終的な資金不足も懸念されるところです。
しかしながら、患者数や診療収益の動向は、国の診療報酬改定や社会情勢などの外的環境によっても左右されることがあることや、市立病院の改革の取組の成果が必ずしもすぐに結果となって現れるわけではないことなどがあります。また、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症へ移行後、受診動向の変化により全国的にも赤字病院が拡大していると言われています。また、薬品費の増額なども、物価高騰の影響が想定以上と思われます。
このような状況を踏まえ、市立病院では、現在、江別市立病院経営強化プランの見直し時期の前倒しや、当初予算計画の立て方の見直しも検討しているとのことであります。
したがって、まずは、これから冬を迎える残りの期間も、しっかりと診療体制を維持し、市民の医療ニーズに応え、少しでも診療収益の回復に期待しつつ病院経営改革の取組や大変厳しい現状に対する対応策も、江別市立病院経営評価委員会と共に遅滞なく進めることを求め、議案第92号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第2号)について、賛成の立場での討論と致します。

委員長(本間君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、議案第92号を挙手により採決いたします。
議案第92号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。(鈴木委員、髙柳委員以外挙手)
よって、議案第92号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
本日結審を行いました議案に係る付議事件審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、2閉会中の所管事務調査(案)についてでありますが、財政運営についてを議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:07)