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経済建設常任委員会 令和6年8月23日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年3月7日更新

​(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(石田君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
また、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので、報告いたします。
水道部及び傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:00)
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの令和6年度工事契約状況(8月2日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:令和6年度工事契約状況(8月2日現在)について御報告いたします。
資料1ページをお開き願います。
令和6年度の工事予定額は、水道工事が11億2,903万8,000円、下水道工事が11億203万5,860円、合計で22億3,107万3,860円を予定しております。
契約状況について、水道工事の契約金額は、12件、2億8,736万4,000円で、工事予定額に対する契約率は、25.5%であります。
下水道工事の契約金額は、15件、6億9,894万2,860円で、契約率は、63.4%であります。
全体では、契約金額は、27件、9億8,630万6,860円で、契約率は、44.2%となっております。
次に、資料2ページ、3ページをお開き願います。
契約金額が130万円を超える契約状況について、水道工事と下水道工事に区分し、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名を記載しておりますので、御参照願います。
なお、資料2ページの水道工事においては、契約金額が130万円以下の工事が1件ありました。
また、資料3ページの下水道工事において、9番目の江別市公共下水道浄化センター分流系最終沈殿池返送汚泥制御装置外更新工事につきましては、当初、年度内の工事完了を見込んでおりましたが、工事発注前に、再度、製造メーカーに確認したところ、製品の需要量が想定以上に増えており、年度内の納品が難しいおそれがあるとの報告を受けたため、工期を令和7年度まで延ばして発注したところであります。
なお、工事が年度内に完了しなかった場合は、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき、当該工事に係る建設改良費を翌年度に繰り越し執行する予定であります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:確認ですけれども、資料1ページの水道工事の契約率が例年に比べて低い要因についてお伺いします。

総務課長:当初、令和6年度に予定しておりました補助事業を、令和5年度に前倒して実施したため、契約率が下がっております。
前倒しした工事の事業費は約3億700万円であり、当初の予定どおり令和6年度に実施したと仮定した場合は、契約率は41%ほどとなります。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの大規模工事の概要についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

下水道施設課長:私から、江別市公共下水道浄化センター分流2系最終沈殿池汚泥掻寄機機械設備更新工事の概要について御報告申し上げます。
資料の4ページをお開き願います。
工事の概要でありますが、契約につきましては、6月5日に入札を執行しまして、青木工業・道央衛生共同企業体と税込み額2億3,430万円で6月7日に請負契約を締結したところであります。
工期につきましては、機械設備の製作に1年、据付け作業に4か月ほどかかりますので、令和6年6月7日から令和8年3月6日までの2か年工事となっております。
下水道施設の更新につきましては、点検整備や修繕により適切な維持管理を行いながら、順次進めているところでありますが、今回対象としているメインとクロスの2つの汚泥かき寄せ機は、平成8年に設置してから耐用年数の2倍近くとなる28年ほど経過しており、部品の腐食や摩耗が進んでいるため、更新するものであります。
資料の次のページをお開き願います。
資料上段は、江別浄化センターの汚水処理の流れをイメージ化したイラストであります。
江別市内で発生する汚水は江別浄化センターで処理しておりますが、まずは沈砂池で砂やごみを取り除いた後、最初沈殿池で沈みやすい汚れ、汚泥と言いますけれども、これを沈殿させて取り除いております。
最初沈殿池から出た少し濁りを含んだ上水は、反応槽で微生物処理を行いまして、最終沈殿池で微生物を含み沈みやすくなった汚泥を沈殿させて取り除いております。最終沈殿池から出たきれいになった上水は、滅菌施設で塩素消毒の上、石狩川に放流しております。
最初沈殿池と最終沈殿池で取り除かれた汚泥は、ポンプで引き抜いて、汚泥処理施設に送り処理をしております。
今回更新する汚泥かき寄せ機は、赤枠で囲った最終沈殿池の機械でありまして、沈殿池の底に沈んでたまった汚泥をポンプで引き抜きやすいように1か所に集めるための機械です。
汚泥かき寄せ機の構造としましては、資料下段にある写真1の地上にある電動機を動力として、写真2の水路内の両端にあるチェーンとフライトを使いまして、汚泥が舞い上がらないように、毎分30センチメートルというごくゆっくりとした速度で汚泥をかき寄せております。
最終沈殿池は、仕切られた水槽が横に3水路と縦に1水路あり、片仮名で表しますと、ヨの字のような形になっており、汚泥かき寄せ機の規格としては、幅6.6メートル、長さ40.2メートルの横の水路を3つ同時に処理するメインコレクターが1基、幅4.4メートル、長さ15メートルの縦の水路を1つ処理するクロスコレクターが1基ありまして、全てのチェーンの長さを合わせると500メートルに達する、江別浄化センターの中でも大型の機械設備であります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:工事名が更新工事ということですが、これは機械を入れ替えるという認識でよろしいでしょうか。

下水道施設課長:委員がおっしゃるとおり、機械を入れ替える工事でございます。

石川君:耐用年数のことで先ほど20年以上たったとおっしゃっていたのですけれども、これは20年後ぐらいにまた更新されていくという考えでよろしいですか。

下水道施設課長:今回更新する機械につきましては、適切に維持管理、修繕を行いながら耐用年数である20年、25年と、できるだけ長く使う予定をしております。

石川君:今の機械を入れ替えるということで、下水なのであまり影響はないかと思うのですけれども、市民への影響というのは特にないと考えてよろしいでしょうか。

下水道施設課長:資料5ページの上段のイラストにあります最初沈殿池から反応槽、最終沈殿池までを水処理施設と言いますけれども、江別浄化センターにはこの3つの水処理施設がありまして、工事中はほかの2つで対応したいと考えております。
また、工事の実施につきましては、汚水量の少ない時期を選びますので、市民生活に影響を及ぼすことはないと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの千歳市への半導体製造工場の立地に伴う影響への対応についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

浄水場長:私から、千歳市への半導体製造工場の立地に伴う影響への対応について御報告申し上げます。
資料の6ページをお開き願います。
本件につきましては、令和6年6月25日に当委員会へ文書により江別市の対応等を御報告させていただき、その後も関係機関と連携して対応してきました。
本日は、6月25日以降の対応等について御報告申し上げます。
1半導体製造工場をめぐるこれまでの動きについてでありますが、7月3日、北海道は、安平川を水源とする苫小牧地区工業用水道第2施設で水質調査を実施し、浄水前と浄水後の水から飲用水の暫定目標値である1リットル当たり50ナノグラムを超える、PFASの一種でありますPFOS、PFOAが検出されました。
7月16日には、安平川で水質調査を実施し、調査した8地点のうち1か所で暫定目標値を超えるPFASが検出されました。
7月26日に、北海道知事は定例記者会見で、安平川のPFAS問題について、まずは原因の特定に向けた調査を進めていきたい、原因が特定されれば、除去することを検討し、除去後も一定のモニタリングにより推移を見ていかなければならないと述べております。
8月1日、北海道は、安平川の水質調査で検出数値が高かった地域の追加調査を行い、調査した4地点全てでPFASが検出されましたが、いずれも暫定目標値以下でした。
8月8日に、千歳川水系水質保全連絡会議、以下、千水連と言いますが、総会が開催され、ラピダス株式会社及び北海道経済部産業振興局次世代半導体戦略室から説明があり、この総会には江別市も参加いたしました。
2千水連総会でのラピダス株式会社の説明、(1)排水処理方法についてでありますが、ラピダス株式会社は、PFASが含まれるレジスト剤を全量回収して処分するとしております。
工場排水は、再生装置により工場内で再利用し、再生できないものは、自社の活性炭処理を含む排水処理施設で処理し、千歳市下水道へ排出します。
(2)苫小牧地区工業用水道に含まれる可能性があるPFASの対策については、自社の活性炭処理施設でPFASを処理します。
また、工業用水道からの受水側と千歳市下水道への放流側の2か所で、定期的にPFASの一種でありますPFOS、PFOA、PFHxSの濃度を測定します。
工場用水道については、令和8年10月から受水する予定であります。
次に、3北海道の説明、(1)千歳川のPFAS調査についてでありますが、ラピダス株式会社の工場建設に伴う住民の関心の高まり等を受けて、北海道は千歳川の調査を本年9月に実施します。
来年度以降も実施する予定でありますが、時期、頻度は現在検討中であります。
(2)安平川のPFAS調査については、北海道は10月以降、四半期ごとに水質調査を行うこととしております。
周辺事業所の調査では、PFASの使用は確認できず原因特定に至りませんでした。
今後、北海道は、過去の企業立地や不法投棄にも対象を広げ、調査を継続する予定であります。
次に、4江別市の要望です。
千水連総会では、江別市から3つ要望しております。
北海道は、千歳川のPFAS調査を行う予定でありますが、この調査を継続的に行うことを要望いたしました。
安平川のPFASについては、発生源の特定や除去を行い、千歳川にPFASを流さないことを北海道へ要望しました。
北海道、千歳市及びラピダス株式会社は、PFAS対策について、それぞれ対策を行っているところでありますが、万が一、ラピダス株式会社の工場内や千歳川でPFASが検出された場合は、江別市へ確実に連絡が入る体制を整えるよう要望いたしました。
引き続き、PFASについて、千歳市や千歳川水系水質保全連絡会議など関係機関と連携し、安全で安心して使える水道水の安定供給を図るため、適切に対応してまいります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:江別市の要望の部分で、PFASが検出された場合は江別市に確実に連絡が入る体制を整えるというところでは、まず、どういう体制を想定しているのか、確認させてください。

浄水場長:万が一、千歳川にPFASが流れた場合、千歳市下水道終末処理場から上江別浄水場の取水源に流れ着くのは、約19時間かかります。早期に連絡を受けることによって、あらかじめきれいな川の水をためておくことができる施設の活用の準備ができます。
また、PFAS処理に効果がある粉末活性炭は、上江別浄水場で高度浄水処理として採用しております。この粉末活性炭の注入量を強化し、対応できるものと考えております。

石川君:万が一、PFASが検出された場合、市民への周知というのはどういうふうなことを考えているか、お聞かせください。

浄水場長:市民への広報についてですが、PFASだけ行うというのではなく、他の化学物質の流出事故同様に、水道水の供給に影響または影響のおそれのある場合に、江別市の水質事故対策マニュアルに沿って対応していきたいと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:私から確認ですけれども、先日も市のホームページでラピダス株式会社の関係の情報提供をされていると思います。
江別市でも独自にPFASの調査を令和2年度から行っているとのことですけれども、開始のきっかけが分かれば教えていただきたいです。

浄水場長:PFASの検査の経緯ですけれども、国が令和2年に水質管理設定項目にPFASを位置づけました。このとき暫定目標値である50ナノグラムという値が設定されました。
これに基づきまして、江別市でも、令和2年度から検査するといった対応を行いました。

内山君:分かりました。
江別市は浄水場で検査を行ったのだと思うのですけれども、安平川や千歳川の上流ではそういう浄水施設がなかったから、今まで調査をしていなかったということでしょうか。

浄水場長:安平川につきましては、ラピダス株式会社が受水する先である、北海道の工業用水道の浄水場がありまして、ラピダス株式会社が受水するに当たって、安平川の水質調査を要望いたしましたので、それを受けて北海道が水質調査を行っております。
千歳川につきましては、我々も北海道に調査を要望しておりますので、これからPFASについて調査を行う予定となっております。

内山君:この流れを踏まえて、今後行うということで理解しました。
最後に、先ほどの質疑ともかぶってしまうかもしれないですけれども、江別市の要望を行ったとのことですが、これに対して千歳川水系水質保全連絡会議の総会の中で何か回答はあったわけではないのでしょうか。

浄水場長:まだ回答は頂いておりません。

内山君:今後求めていくという理解でよろしいでしょうか。

浄水場長:江別市で出した要望に対して、北海道から回答が来るものと認識しております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

稲守君:PFASや、そういったものが検出されたときに市民に周知するということですけれども、その周知する基準というか、今現在は検出されていない、ゼロということでよろしいのでしょうか。

浄水場長:まず、千歳川の水質は江別市で検査しておりますが、検出されていません。

稲守君:検出されていないということで、そうなると、どの時点で周知をするようになるのかなというのが気になるのです。
例えば、ここにある飲料水用の暫定目標値50ナノグラムを超えた場合に市民に周知するのか、それとも、微量であっても検出されたら一旦周知しようという考えがあるのか、その辺はどういうふうになっているのか、教えていただきたいです。

浄水場長:一応、国で設定しております50ナノグラム以下であれば、人が飲み続けていても安全であるという値になっておりますので、これを超えた場合に市民に周知するという形にはなるかと思いますけれども、そういった場合は、取水、供給を停止するなど、何らかの対策等も考えられますので、適宜、対応していきたいと思います。

稲守君:現状でゼロ、検出されない状況で、この先、もし増えてきて50ナノグラムを超えた場合に報告となると、どの時点で増え出していたのかといったことが分からないと、対策のしようがないのかなと思うのです。
周知に関しては、市全体に対する周知とまではいかなくても、調査の中で検出された場合には何か報告を頂きたいなと思うのです。50ナノグラムになりましたという報告よりも、検出されていない現状から検出されているという状況になれば、やはり不安なことが考えられると思いますので、少し出てきていますというような報告を頂きたいと思います。
今後、委員会でこういった報告を頂くことは可能でしょうか。

浄水場長:現在、江別市で行っております水質検査は、原水である川の水と浄水処理後の水、この2つを年2回検査しております。
この検査値につきましては、市ホームページ等に掲載しておりますので、そのうちの原水の状況を見ていただければ、経年変化は分かるかと思います。

稲守君:微量でも値が出ている場合には、ホームページを見ると確認できるということでよろしいですか。

浄水場長:そのとおりです。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(10:28)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:29)
2経済部所管事項、(1)報告事項、アのスマート農業推進検討事業の進捗状況についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

農業振興課長:それでは、スマート農業推進検討事業の進捗状況について御報告いたします。
資料の1ページをお開き願います。
まず、1事業の概要でありますが、将来的な少子高齢化・人口減少の進行等による農業生産における労働力不足、農業農村インフラの維持管理体制の諸課題に係る対策として、スマート農業の地域実装推進、農業農村インフラの管理の省力化・高度化等に活用可能な情報通信環境の整備に向けた技術的検討、実機を用いた試行調査を行うほか、生産者及び農業関係機関等の利用ニーズ調査、ワークショップ等を行うものでございます。
次に、2公募型プロポーザルの募集結果でありますが、(1)公募期間は、本年4月26日から5月27日までとし、(2)応募事業者は、1事業者となったところでございます。
次に、(3)選定委員会の結果でありますが、本年6月4日に選定委員会を開催し、選定事業者として東日本電信電話株式会社を選定したところであります。
3選定理由と致しましては、業務提案内容は当市の営農形態・地形条件等を考慮したものであるとともに、高度な専門技術力と先行他地区の実績等に基づく内容であり、当該事業の高度化・充実化に寄与する点が優れているものとして選定に至ったものであります。
次に、4契約の相手方でありますが、東日本電信電話株式会社であります。
次に、5今後のスケジュール(予定)でありますが、本年9月までに、試行調査環境としてRTK基地局等の構築を行います。
10月から試行調査による技術的検討を進めるとともに、農業者及び農業分野関係機関等への利用ニーズ調査を実施し、11月からはワークショップも実施してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:5今後のスケジュール(予定)で、6月から9月まで、試行調査環境(RTK基地局等)の構築とあるのですが、具体的にどういうものを構築していくのかをお聞かせいただきたいです。

農業振興課長:6月から9月までの試行調査環境の構築でございますが、今回は自動操舵トラクターやドローン飛行の精度向上のために必要なRTK基地局、次に、農業者からの要望が多い気象観測装置、そして、農業農村インフラの管理省力化に資する水位観測装置、カメラ等、電波不感地帯となる圃場の通信環境改善のため、無線通信基地局に必要なデジタル機器をリース調達いたしまして設置するほか、それらに関するシステムの組立てを行うものでございます。

石川君:農家をお借りして建てるなど、イメージ的にはそういう感じですか。

農業振興課長:トラクターはそれぞれお持ちのものを実機として使用していただきます。そして、先ほど申し上げた中で、無線通信基地局というものがございます。こちらは、電波不感地帯となる原因としては防風林等が想定されているところですので、今回の事業では、通常の通信網以外に光回線に近いようなものを新たに敷設いたします。その結果、通信が届くように電柱等で構築しなければいけない場面もございますので、そちらについては、協力いただける生産者の方にお願いをして敷地の一部をお借りするなどの場合があり、今、調整を進めているところでございます。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イのRTNパーク内の用地取得事業者についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

企業立地課長:報告事項、イのRTNパーク内の用地取得事業者について御報告いたします。
RTNパークは、分譲地や民間所有の未利用地があることから、市が企業誘致に取り組んでいるところであり、これまでも企業が立地するなどの動きがあった際に、当委員会に御報告してきたところであります。
このたび、民間企業が所有する未利用地について、所有者の異動があったことから御報告をするものです。
それでは、資料2ページを御覧ください。
初めに、1取得事業者ですが、取得したのは、生活協同組合コープさっぽろです。
次に、2取得地について、(1)所在地及び(2)面積は資料記載のとおりであり、(3)取得年月日は、令和6年7月31日です。
(4)予定施設について、生活協同組合コープさっぽろでは、肉や魚などを加工し、パック詰めを行う生鮮センターなどを予定しているとのことです。
次に、3用地概略図につきましては、資料記載のとおりです。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

稲守君:以前、北海道はまなす食品株式会社が建てられたときに、セラミックアートセンターが近いので、臭いの問題に関する質疑がされていたと思うのですけれども、今の説明だと、お肉や魚のパック詰め、加工なので、特に臭いは出ないのかなと思うのですが、そういったことに関して何か聞いていることがあれば教えていただきたいです。

企業立地課長:設置される工場の臭い関係については、現時点で特に情報がないのですけれども、委員から御質問いただきましたとおり、その辺についても十分配慮して進めるように、事業者とはコミュニケーションを取っていきたいと思います。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの江別アンテナショップ管理運営事業者の公募結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

観光振興課長:江別アンテナショップ管理運営事業者の公募結果について御報告いたします。
資料の3ページを御覧願います。
初めに、1施設の概要でありますが、場所は江別市東野幌町3番地の3EBRI内、営業時間・休業日については、記載のとおりであります。
次に、2公募型プロポーザルの募集結果でありますが、公募期間は令和6年6月11日から7月26日とし、応募事業者は1者でありました。
次に、3選定結果についてでありますが、実施日は8月8日であり、外部有識者を含めた選定委員による選定の結果、選定事業者は一般社団法人えべつ観光協会となりました。
選定理由でありますが、選定事業者からは、観光案内業務として観光コーディネーターを配置するほか、観光ボランティアガイドが協力することで、市民の観光意識の向上につなげるという提案がありました。
提案に対し、観光案内の機能強化がなされるとともに、江別アンテナショップGET’Sに立ち寄った市民等が歴史や文化に関する知識を得る機会となることから、地域の人材育成に寄与するとの評価につながり、選定に至りました。
次に、4契約の相手方でありますが、選定結果に基づき、一般社団法人えべつ観光協会と9月中に契約の締結を行う予定であります。
次に、5今後のスケジュールでありますが、現管理運営事業者との契約は9月末までであり、10月は工事のため1か月閉館し、11月からリニューアルオープンを予定しております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:選定理由で確認ですけれども、市民や市内事業者の観光意識の向上につなげるという提案があったというふうにありましたが、具体的には何をしていくなど、どういう提案があったのか教えてください。

観光振興課長:企画提案では、観光案内に力を入れるということで、市の観光案内を行っている観光ボランティアガイドを週に複数回配置するという提案がありました。
通常、ボランティアガイドはイベント時におけるガイドが主でありますが、江別アンテナショップGET’Sに配置することで、活動の場が広がることや、江別アンテナショップGET’Sを訪れた方がガイドからの観光案内に加えて、歴史、文化などについても、より詳しく知る学びの機会につながるとの提案でありました。

石川君:ちなみに、江別アンテナショップGET’Sを訪れて観光案内をしてほしいという方はどれぐらいの人数がいらっしゃったのか、もし分かりましたら教えてください。

観光振興課長:令和5年度の数字になりますが、1年間で観光案内を受けた方々は、2,488人になります。

石川君:もう1点確認ですけれども、選定理由で、地域の人材育成に寄与する点が優れていると挙げられておりますが、この人材育成という部分はどういうものに対して行っていくのか、教えてください。

観光振興課長:ボランティアガイドを配置するという形になっておりまして、このガイドが大切にしているおもてなしの精神を目の当たりにすることで、立ち寄った市民等が改めて市の魅力を認識し、これをさらにホスピタリティーの醸成につなげていきたいという提案でありました。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:今後のスケジュールのところで、工事のため閉館し、リニューアルオープンするということですけれども、今回の提案の中で、リニューアルに向けて、施設の名称や新たな特徴的な設備などの提案があったのか伺います。

観光振興課長:名称については、変更するという提案はございませんでした。
設備につきましては、現状の観光案内を充実させるためのボランティアガイドが応対する部分と、物産販売については継続して行うということで提案がございました。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エのかわまちづくり事業の進捗状況についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

商工労働課長:報告事項、エのかわまちづくり事業の進捗状況について御報告いたします。
資料の4ページをお開き願います。
初めに、1旧岡田倉庫等保存・活用事業者についてでありますが、(1)公募型プロポーザルの募集結果は、令和6年5月15日水曜日から6月28日金曜日までの期間で募集を行ったところ、3事業者から応募がありました。
次に、(2)プロポーザルの選定結果ですが、アの令和6年7月12日金曜日に、応募事業者によるプレゼンテーション及び市内大学の学識経験者や関係団体等で構成する選定委員会による選定を実施しております。
イの第1位契約交渉権者として、市内事業者であるatelier kibaco株式会社が選定されております。
ウの提案概要としては、旧岡田倉庫は、主にデジタルアートを活用したカフェとして、また、附帯施設(旧岡田住宅)は、飲食店として運営する提案がありました。
エの選定理由としては、(ア)デジタルアートカフェという新しい事業内容で、にぎわい創出が期待できる。
(イ)附帯施設(旧岡田住宅)を飲食店として活用することで、旧岡田倉庫との相乗効果による集客が期待できる。
(ウ)建築事業者であり、文化財としての建物の適正な管理が期待できる。
(エ)事業の実現可能性が相対的に高く、安定的・継続的な事業実施が期待できる点で、総合的に他の提案より評価が高かった、以上の理由により選定されております。
次に、2今後のスケジュール(予定)ですが、令和6年9月に、かわまちづくり事業の進捗状況の市民説明会を予定しており、国の千歳川左岸堤防整備工事に係る市民説明会との共同開催を考えております。
また、令和6年第3回定例会へ旧岡田倉庫解体・移転復元工事請負契約の議決変更に係る議案を提出する予定です。
この件につきましては、後ほど、第3回定例会予定案件として御説明いたします。
同年12月には、このたび契約交渉権者として選定された事業者と旧岡田倉庫の土地及び建物の無償貸付けに係る仮契約を締結し、令和7年第1回定例会に、それに係る議案を提出する予定です。
議決が得られましたら、事業者による準備を経て、令和8年4月に旧岡田倉庫の運営を開始するスケジュールとなっております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:確認ですけれども、第1位契約交渉権者という位置づけは、運営事業者の決定ではなく、まずはatelier kibaco株式会社とこのかわまちづくり事業について進めていくという認識で大丈夫でしょうか。

商工労働課長:第1位契約交渉権者の位置づけに関する質疑でございますが、今回の事業者の選定に関しましては、契約しようとする1事業者を選定するのではなく、契約交渉の優先順位を審査による総合得点で決定したものであり、第1位契約交渉権者が最も優先的に契約交渉すべきとして選定された事業者となり、現在、契約締結に向けて交渉を始めたところでございます。

石川君:もう一つ、選定理由の(エ)に、他の提案より評価が高かったとあるのですが、ほかの事業者がどんな提案をしていたのか、教えていただける範囲で結構ですので教えてください。

商工労働課長:ほかの提案に関する質疑でございますが、公表している部分でのお答えになりますけれども、旧岡田倉庫において、カフェ、パンマルシェ、フリースクール、シェアサテライトオフィス等を実施するといった提案がございました。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

稲守君:旧岡田住宅を飲食店として活用というふうに書かれているのですけれども、相当な期間、何も手を入れていないような状況だと思うのです。耐震性があるのかどうかが気になるので、教えていただきたいのですけれども、どうでしょうか。

商工労働課長:旧岡田住宅でございますが、耐震性はございません。

稲守君:耐震性がないということで、そうすると、建物内の改修工事を相当していくのかなと思うのですけれども、その辺は何か聞いているのでしょうか。

商工労働課長:旧岡田住宅の改修に関してですが、このたび、旧岡田住宅を附帯施設として活用する提案がありましたことから、その方向で進めていくことになると考えておりますけれども、改修の内容に関しましては、事業者の具体的な活用方法や意向を確認した上で、安全面や費用面を総合的に判断し、方針を固めていく予定でございます。

稲守君:今、安全面という言葉が出たのですけれども、私もそれが気になっています。市でこうやって募集しているわけですから、飲食店をやるというのに中途半端な耐震工事で進めていくのは難しいし、万が一、事故が起こった場合などは責任問題になると思いますので、その辺はしっかりと対応していただきたいと思います。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

本間君:前回かその前の委員会で、プロポーザルに向けて進んでいる中で行う工事の中身の件で質疑をさせていただいた経緯がありますけれども、結果的に手を挙げていただける方がいてこのような形になったので、まずは一安心していますが、改めて確認をさせていただきます。
以前質疑しましたとおり、これからプロポーザルを開始するので、どのような方が手を挙げてくれるのか、どのような内容で手を挙げてくれるのか、または、手を挙げてくれる方がいないかもしれない、そのような中で、いわゆる飲食店が手を挙げたときに対応できるように、飲食店向けの厨房機器などの工事を追加で行うということを決めましたよね。
結果としては、飲食店を考えている方に手を挙げていただいて、予想どおり進んだなと思います。
改めて確認しますが、先ほどほかの委員の皆さんからの質疑の中でも、7月12日に事業者の選定を行ったけれども、あくまでも交渉権者ですと答弁がございました。そして、旧岡田住宅についてはどのような形になるのかという質疑もありまして、これから業者と詳しく打合せをしながら進めていくという答弁がありました。
それであれば、7月12日に選定が終わってから、どういう設備が必要なのか、どこまで工事を行えばいいか、こういう話をしていくのが筋だったのではないのかなと思うのです。なぜ、事業者の選定前に飲食店に対応できる形のものと決めたのか、それを説明いただけますか。

商工労働課長:今回のプロポーザルに関するスケジュールの質疑かと思いますが、旧岡田倉庫解体・移転復元工事につきましては、国の堤防整備のスケジュール上、早期に進める必要があり、移転先の検討などを優先した結果、今回、一部設備の整備内容について、追加が生じたという形となっております。

本間君:答弁になっていないので、もう1回確認します。
私が聞いている話は堤防と関係ありません。違う方が答弁してください。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(10:55)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:57)

経済部次長:今回のプロポーザルの募集を行うに当たって、江別市かわまちづくり協議会等での議論もありました。その中で、提案にはある程度の自由度が求められますが、旧岡田倉庫を運営していく上での事業の収益性というか、どういったものを柱とした提案を求めるのか、まず、市の考え方を示した上で募集すべきではないか、こういう議論がございまして、それに基づいて、今回は飲食をメインとしつつ、それ以外の提案も含めて公募するという形となったところであります。
それから、そうはいっても、厨房設備等々でどういう改修が必要なのか、提案を受けてからでも改修はよかったのではないかといった御質疑を頂きましたが、先ほど課長からも申し上げましたけれども、年内に移築工事を終わらせるという国との契約が当初からございました。
最終的に、この期間で終わらせなければならないというスケジュール感も踏まえて、今回、資料に記載にある内容と、それから、委員から御指摘のございました、どんな事業者が来ても対応できる最低限の厨房設備の設計変更を含んで、今回の契約変更を提案させていただく予定となっております。

本間君:私も、スケジュール的なことも含めていろいろな場面で市の考え方がどうなのかという話をしていますから、そういうことであればそれは理解を致します。
この後、第3回定例会予定案件のところで説明があるかもしれませんが、一定程度の対応ができる飲食店向けの工事の内訳が出ていないのですけれども、飲食店向けの工事の金額というのはお幾らですか。

商工労働課長:今回の追加工事のうち、キッチン機器に関しては256万円程度となっております。

本間君:先ほどの経済部次長の答弁でも、市としては飲食店を中心とした提案を頂きたい、ただ、飲食店に限定するものではないのだという中で、今回、250万円強のお金を使うことを先に決めたわけですけれども、蓋を開けてみれば、飲食店ではない方たちしか手を挙げなかった、もしくは、飲食店ではない提案が第1位契約交渉権者になったということも考えられるわけです。その際は、最初に決めていた250万円強の工事はどういうことになっていましたか。その工事はこれからやるわけですから、当然、必要のないお金になってきます。この間、それはどういうふうに考えてきましたか。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(11:01)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(11:02)

商工労働課長:飲食に関する提案がなかった場合の対応でございますが、市としましては、飲食を軸とした提案を募ったということであり、事業者へのヒアリングを行っていく中で、そういった提案が出てくると期待していたものでございます。
また、実際にプロポーザルをやってみて、飲食の提案がなかった場合の対応につきましては、改めて公募をかけるといったことも想定していたところでございます。

本間君:今の答弁の後段の、手を挙げる方がいなければ改めて公募をかける、そういうふうに公募を重ねていくと、だんだん間口が限られてくるのではないかと思うのです。市が飲食店向けに考えているということを示しているわけですから、そうすると、手を挙げるほうも、市は飲食店がいいのだなと考えていると分かるので、なかなか手を挙げづらくなります。
私は、入口の段階では広く間口を開ける、もしくは、市の考え方としては飲食店なのだということであれば、先に250万円強の工事を決定する必要はなくて、7月12日に事業者が決まってからすぐ打合せをすれば、堤防の工事の絡みのため、いつまでに移築しなければならないというところに全く影響しないスケジュールだと思うのです。
そうすると、今、256万円で一般的な飲食店向けの工事をすることになっているけれども、この第1位契約交渉権者との間で、飲食店に向けた追加の工事や、これは要らないという話はしないのですか。

商工労働課長:今回のキッチンに関する機器については、喫茶店程度の飲食提供ができるようにということで保健所にも相談して、保健所の営業許可が出るような最低限の機器を設置という形で設計したものでございます。
そのほか必要な機器については、事業者に整備していただくということで、今回、公募を行っております。

本間君:分かりましたが、一般的な喫茶店ができるような、何か特殊な時間のかかるようなものでもないのであれば、なおさら事業者が決まってからでもよかったのではないですか。

経済部次長:先ほどの私の答弁とも重複いたしますけれども、旧岡田倉庫の移築工事は当然にして年度内の完了が原則なので、まず、工事を終わらせなければならない、このスケジュールが一つございます。
それから、設計担当や建築関係の部署とも相談をして細かな設計等々をしますと、今度は、この工事に関しての契約手続等にも一定の期間を要する。そうすると、このプロポーザルが終わって第1位契約交渉権者の結果を踏まえてからでは、スケジュール的に間に合わないおそれがかなり高いということで、最低限のものを整備するという方針の下、この内容で進めてきたところでございます。

本間君:だとするならば、今後、こういった案件が出たら、それが飲食店なのか、ほかの業種なのか分かりませんけれども、市がこういう使い方をしてほしい、望ましいと考えた暁には、市が理想としているものに近づけるために、今回のように物件の改修内容を決めてから公募にかけるという考え方でいいですか。

経済部次長:今回はこういったスケジュール、提案の内容とさせていただきました。そこには、これまでの江別市かわまちづくり協議会の議論の結果、それから、国の堤防用地移転の補償の問題など、いろいろな背景があって、このスケジュールで進んできたところでございます。
仮に今後、募集を行うような案件があるならば、基本的には、市の考え方をある程度示しながら、物件、案件に応じて、何が一番適切なのかを総合的に判断しながら進めていく必要はあると考えております。

本間君:最後にしますけれども、部長が代わられてから、経済部の主体性が日に日に出てきている、市も変わってきている、こんなことを思っていますので、期待をして終わります。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第3回定例会予定案件、アの市営牧野設置及び管理に関する条例の廃止についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

農業振興課長:それでは、第3回定例会に提案を予定しております市営牧野設置及び管理に関する条例の廃止について御説明申し上げます。
資料5ページを御覧願います。
まず初めに、1廃止理由でありますけれども、江別市営牧野設置及び管理に関する条例は、畜産振興の基盤の確立を図り、農業経営の安定に寄与するため、市内河川敷地に放牧地等を設置し、使用することを目的に、昭和44年に制定されましたが、市営牧野の機能を集約して使用してきた深川地区の牧野用地を売却したことに伴い、条例に基づく運用の実態がなくなったことから、当該条例を廃止する条例を制定するものであります。
次に、2廃止までの経緯についてでありますが、昨年11月17日に開会された当委員会におきまして、深川地区牧野の売却に至るまでの経過について、御説明したところであり、本年3月に一般競争入札を実施し、売買契約を締結したところでございます。
また、今年度においては、市内各地区の牧野用地の現況把握等の確認作業を実施し、確認作業が終了したことから、当該条例を廃止しようとするものであります。
3今後のスケジュール(予定)でありますが、令和6年第3回定例会に条例の廃止に係る議案を提出する予定であり、施行期日は、公布の日からとするものであります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの契約締結の議決変更(旧岡田倉庫解体・移転復元工事請負契約)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

商工労働課長:それでは、第3回定例会に提案を予定しております契約締結の議決変更について御説明いたします。
資料の6ページをお開き願います。
本件は、令和5年6月2日に議決を頂いた旧岡田倉庫解体・移転復元工事請負契約の締結について、契約金額を変更するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
初めに、1原契約内容についてでありますが、(1)工事名は、旧岡田倉庫解体・移転復元工事、(2)工事場所は、江別市2条1丁目地内、(3)請負人は、アイグステック・津嶋工務店特定共同企業体であり、(4)契約金額は、3億8,390万円となっており、(5)工事期間は、議会の議決があった令和5年6月2日から令和7年1月31日までです。
次に、2変更内容ですが、(1)変更の理由、アの工事内容の追加は、間仕切り壁、照明設備、冷房設備等の追加です。
イの工事数量の確定等による変更は、復元に係る石材の補修など、工事数量の確定等による請負代金額の変更です。
(2)変更後の請負代金額については、3,317万6,000円を増額し、4億1,707万6,000円に変更するものです。
最後に、3変更仮契約日については、去る7月31日に行っております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(11:14)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(11:15)
3建設部所管事項、(1)報告事項、アの令和6年度工事契約状況(8月2日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:令和6年度の建設部に係る8月2日現在の工事契約状況について御報告いたします。
資料の1ページを御覧願います。
初めに、令和6年度の工事予定額でありますが、土木工事では、20億7,035万円、建築工事では、7億456万7,000円、総額で、27億7,491万7,000円であります。
このうち、8月2日現在の工事契約状況でありますが、土木工事は、契約件数が32件、契約金額は14億6,963万8,390円、工事予定額に対する契約率は、71%であります。
建築工事は、21件で、6億619万6,932円、契約率は、86%であります。
全体では、53件で、20億7,583万5,322円、契約率は、74.8%となっております。
契約済みの各工事名、契約金額等につきましては、資料2ページから3ページを御参照ください。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第3回定例会予定案件、アの市道路線の変更及び廃止についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

道路管理課長:それでは、私から、第3回定例会に提案を予定しております市道路線の変更及び廃止について御説明いたします。
本件は、令和6年に野幌団地が廃止されたことに伴い、関係する市道路線の変更及び廃止を行うものであります。
資料4ページから7ページが関係資料であります。
資料5ページをお開きください。
(2)変更路線につきましては、記載の2路線であります。
次に、(3)廃止路線につきましては、記載の1路線であります。
資料4ページにお戻りください。
このことから、(1)市道認定路線表の中段に記載しておりますとおり、変更路線が2路線、合計161.0メートルの減、廃止路線が1路線、80.0メートル、これらの増減の合計が1路線、241.0メートルの減となり、下段の表に記載の市道認定路線の総数は、2,424路線、延長が83万8,104.6メートルとなるものであります。
なお、各路線の詳細につきましては、資料6ページから7ページの位置図を御参照願います。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

内山君:野幌団地の廃止に伴う路線の再編ということですけれども、今後、民間に売った後に道路の形が変わるかもしれないということで、変わった段階で新たに認定するということでよろしいでしょうか。

道路管理課長:今の委員の御質疑ですが、もともと野幌団地の団地内道路の位置づけという役割が大きかったのですけれども、今回、野幌団地の廃止に伴う売却ということで、必要な路線を残すような形になっております。
今後の土地利用につきましては、私どもは把握しておりませんが、土地を購入された方が土地利用計画を示していただけると思いますので、現時点では将来の土地利用計画を反映した路線の再編ということではなく、あくまで野幌団地跡地の売却に向けた準備として、今回、変更及び廃止をするものでございます。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(11:21)

※ 休憩中に、第3回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(11:23)
次に、4第3回定例会の委員長報告の有無についてお諮りいたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、7月24日に実施いたしました農作物の生育状況調査、及び本日の委員会の中で報告がありました千歳市への半導体製造工場の立地に伴う影響への対応について、報告するということで確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、案文については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、5その他について、各委員からございませんか。

本間君:本庁舎建て替えに関する今後の質疑に関してですが、昨日の総務文教常任委員会の中でも、委員の方から、今後は各常任委員会で本庁舎建て替えに関する質疑が想定される、こんな質疑がありました。
当然、経済建設常任委員会としても本庁舎建て替えについて関わりが出てくるところがありますので、関係部局に対して、今後、いつ、どのようなタイミングで、どのような報告がなされる予定なのか、当委員会にお示しを頂きたいと思います。

委員長(石田君):ただいま、本間委員から、本庁舎建て替えに関する今後の報告について、経済建設常任委員会に対して、いつ、どのようなタイミングで、どのような報告がなされるのか、それぞれの部局から報告をしてほしいという御意見がありましたが、皆さんよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
では、委員会として要望するということで、取り計らっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
その他について、ほかの委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:26)