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令和6年第3回江別市議会定例会会議録(第1号)令和6年9月3日

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月27日更新

1 出席議員

25名

議長 島田 泰美 君 副議長 内山 祥弘 君 
議員 岩田 優太 君 議員 高橋 典子 君
議員 吉本 和子 君 議員 佐々木 聖子 君
議員 稲守 耕司 君 議員 吉田 美幸 君
議員 干場 芳子 君 議員 長田 旭輝 君
議員 三吉 芳枝 君 議員 奥野 妙子 君
議員 石川 麻美 君 議員 徳田 哲 君
議員 芳賀 理己 君 議員 野村 和宏 君
議員 藤城 正興 君 議員 本間 憲一 君
議員 鈴木 誠 君 議員 髙柳 理紗 君
議員 猪股 美香 君 議員 岡 英彦 君
議員 高間 専逸 君 議員 野村 尚志 君
議員 石田 武史 君    

2 欠席議員

0名

3 説明のため出席した者の職氏名

市長 後藤 好人 君 副市長 川上 誠一 君
水道事業管理者 渡部 丈司 君 病院事業管理者 長谷部 直幸 君
総務部長 白崎 敬浩 君 総務部調整監 野口 貴行 君
企画政策部長 三上 真一郎 君 生活環境部長 近藤 澄人 君
経済部長 石田 賢治 君 健康福祉部長 岩渕 淑仁 君
子ども家庭部長 金子 武史 君 建設部長 佐藤 民雄 君
消防長 鈴木 拓 君 水道部長 廣木 誠 君
病院事務長 白石 陽一郎 君 会計管理者 宮沼 直之 君
総務部次長 東 嘉一 君 財務室長 柴田 佳典 君
教育委員会教育長 黒川 淳司 君 教育部長 佐藤 学 君

4 事務に従事した事務局員

事務局長 福島 和幸 君 次長兼
総務課長事務取扱
錦戸 康成 君
庶務係長 深見 亜優 君 議事係長 小川   和幸   君
主査 木村   明生   君 主任 櫛田 智幸 君
主任 赤田   竜哉   君 主任 横田 脩平 君
事務補助員 佐藤 孝子 君    

5 議事日程

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 行政報告
日程第 5 各常任委員会所管事務調査報告
日程第 6 議案第66号 次期最終処分場浸出水処理施設建設工事請負契約の締結について
日程第 7 議案第67号 契約締結の議決変更について
日程第 8 議案第68号 調停及び損害賠償の額の決定について
日程第 9 議案第69号 市道路線の変更及び廃止について
日程第10 議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について
日程第11 議案第71号 江別市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第12 議案第72号 江別市子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について
日程第13 議案第73号 江別市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
日程第14 ​​議案第74号 江別市営牧野設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について
日程第15 議案第75号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第3号)
日程第16 議案第76号 令和6年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第17 議案第77号 令和6年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第18 議案第78号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)
日程第19 議案第79号 江別市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
日程第20 陳情第4号 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度を求めることについて
日程第21 報告第23号 専決処分について

6 議事次第

◎ 開会宣告・開議宣告

議長(島田泰美君)

これより令和6年第3回江別市議会定例会を開会いたします。
ただいまの出席議員は25名で定足数に達しております。
直ちに本日の会議を開きます。

◎ 議事日程

議長(島田泰美君)

本日の議事日程は、配付いたしましたとおりであります。

◎ 会議録署名議員の指名

議長(島田泰美君)

日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第111条の規定により、
稲守議員
徳田議員
を指名いたします。

◎ 会期の決定

議長(島田泰美君)

日程第2 会期の決定についてを議題と致します。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日から19日までの17日間とし、4日から10日まで及び14日から18日までは委員会審査等のため、本会議を休会と致したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。

◎ 諸般の報告

議長(島田泰美君)

日程第3 諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(福島和幸君)

御報告申し上げます。
今議会におきます地方自治法第121条の規定によります説明員は、配付のとおりでございます。
また、今議会に提出されました案件の数並びに閉会中の議長事務報告につきましても、配付のとおりでございます。
さらに、監査委員から報告のありました令和6年度定期監査前期の報告、及び例月出納検査結果報告5月分ないし7月分につきましても、配付のとおりでございます。
以上でございます。

◎ 行政報告

議長(島田泰美君)

日程第4 行政報告を議題と致します。
行政報告を求めます。

市長(後藤好人君)

私から行政報告を申し上げます。
初めに、8月29日に北広島市で開催されました令和6年石狩教育研修センター組合議会第2回定例会について御報告申し上げます。
付議されました案件は、資料1ページ、1会議(1)に記載の石狩教育研修センター組合教育委員会委員の任命についてほか2件で、いずれも承認、可決されております。
案件1、教育委員会委員の任命についてでありますが、当市教育長の黒川淳司氏が任命されております。
次に、案件2、令和6年度石狩教育研修センター組合一般会計補正予算(第1号)についてでありますが、資料2ページ、別紙1上段、歳入の補正額のとおり、前年度繰越金として270万6,000円を増額し、下段、歳出におきまして、トイレボイラーの修繕及び施設営繕基金の積立てに要した経費等として270万6,000円を増額したことにより、歳入・歳出ともに増額補正となり、それぞれの総額を3,280万8,000円としております。
次に、案件3、令和5年度石狩教育研修センター組合一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、資料3ページ、別紙2のとおり、歳入は、当組合を構成する市町村からの負担金のほか、使用料、繰越金、道補助金などにより、収入済額3,160万4,303円、歳出は、議会費、総務管理費、教育総務費などにより、支出済額2,849万8,062円となっております。
その結果、歳入歳出差引き残額310万6,241円は、次年度へ繰越しとなり、決算につきましては、全て認定されております。
次に、国費予算要望について御報告申し上げます。
去る7月18日から19日に石狩管内8市町村で構成しております石狩地方開発促進期成会及び関係8市町で構成しております道央圏連絡道路整備促進期成会の合同により、それぞれ必要な事業予算の確保等について、国土交通省など関係省庁、関係国会議員等に対し、要望活動を行ってきたところでございます。
石狩地方開発促進期成会の令和7年度開発関係予算に関する要望項目につきましては、資料4ページ、別紙3に丸数字で記載の計17項目となっております。
次に、令和6年度工事契約状況について御報告申し上げます。
資料5ページ、別紙4のとおり、8月2日現在におきまして、総務部契約関連では、土木工事、建築工事を合わせて、契約件数68件、契約率84.3%、水道部契約関連では、水道工事、下水道工事を合わせて、契約件数27件、契約率44.2%となっております。
詳細につきましては、資料6ページから9ページまでに記載のとおりでございます。
以上をもちまして、私からの行政報告を終わります。

議長(島田泰美君)

これより行政報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、行政報告を終結いたします。

◎ 各常任委員会所管事務調査報告

議長(島田泰美君)

日程第5 各常任委員会所管事務調査報告を議題と致します。
初めに、生活福祉常任委員長の報告を求めます。

生活福祉常任委員長(鈴木 誠君)

当委員会の閉会中の所管事務調査のうち、電子たばこの収集方法の変更等について及び使用済みペットボトルの水平リサイクルについて御報告申し上げます。
初めに、電子たばこの収集方法の変更等についてでありますが、現在、電子たばこは、市内にメーカーの回収拠点がないため、不燃ごみとして収集しているところですけれども、収集や処理時に火災のおそれがあることから、令和6年10月以降、危険ごみとして収集するとのことであります。
また、電気式かみそりや電動歯ブラシ等の充電式小型家電は、本体から充電式電池を外した上で不燃ごみとして収集しているところですが、本体から充電式電池を外すことが難しい場合は、指定ごみ袋に充電池入りなど、充電式電池が入っていることを明記していただくよう分別の手引き等で周知するとのことであります。
次に、使用済みペットボトルの水平リサイクルについてですが、使用済みペットボトルを新たなペットボトルとして再生する水平リサイクルは、化石由来の原料からペットボトルを作ることに比べて二酸化炭素の削減と資源循環が期待されていることから、本市においても、ゼロカーボンに向けた取組として使用済みペットボトルの水平リサイクルを令和7年4月から始める予定とのことであります。
以上2件について御報告申し上げ、閉会中における当委員会の所管事務調査報告と致します。

議長(島田泰美君)

これより生活福祉常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、生活福祉常任委員長報告を終結いたします。
次に、経済建設常任委員長の報告を求めます。

経済建設常任委員長(石田武史君)

それでは、当委員会の閉会中の所管事務調査のうち、農作物生育状況調査について及び千歳市への半導体製造工場の立地に伴う影響への対応について御報告申し上げます。
まず、農作物生育状況調査について御報告申し上げます。
去る7月24日に、石狩農業改良普及センターの御協力を頂き、篠津地区において水稲及び春まき小麦の調査を、八幡地区においてナスの調査を、それぞれ実施いたしました。
調査時点における市内の水稲、秋まき小麦及び初冬まきのハルユタカを含む春まき小麦の生育状況を申し上げますと、本年は、4月から6月までの積算気温が過去最も高くなったことによる影響もあり、それぞれ平年より早く生育しているとのことでありました。
以下、現地調査を行った農作物の概要を順次申し上げます。
水稲については、好天で平年より2日生育が進んでおり、穂の数が多いことから多収が見込めるとのことであり、収穫までの間、引き続き病気の発生などに警戒していくとのことでありました。
次に、春まき小麦の春よ恋については、融雪に合わせて4月中旬から播種が行われ、気温が高温で推移した影響を受け、生育は平年より6日ほど早く、生育量は平年並みに推移しているとの説明を受けました。
最後に、ナスでありますが、温暖化に対応した高収益作物として、一昨年よりナスの養液隔離床栽培を始めております。
これは、暑さに強く高単価であるものの、土壌病害に非常に弱いナスの栽培を効果的に行うための栽培方法であり、袋の中に入っている培地で養液等を使用して栽培を行うため、周囲の土からの土壌病害を防ぐことができるものであります。また、本年からは、ICT農業と生物農薬の利用により、農薬使用回数を減らす取組も行っております。
現在、道内市場での北海道産ナスの取扱い量が1%以下となっている中で、江別市の令和5年の収量は、北海道が示す基準を大きく上回っており、収量を今後増やし、地産地消を進めることで、北海道の養液栽培ナスの代表産地となることを目指すとのことでありました。
調査の概要は、以上のとおりであります。
これから実りの秋を迎えるに当たり、生産農家の日々の努力と苦労が実を結ぶことを祈念しながら、当委員会と致しましても、今後の推移を注視してまいりたいと思います。
次に、千歳市への半導体製造工場の立地に伴う影響への対応について御報告申し上げます。
まず、半導体製造工場をめぐるこれまでの水質に関する動きでございますが、本年7月に、安平川を水源とする苫小牧地区工業用水道第2施設で、国が示す暫定目標値を超えるPFASが検出されたことから、北海道が安平川で水質調査を実施したところ、調査地点のうち1か所で暫定目標値を超えるPFASが検出されております。
その後、8月1日に実施された追加調査では、調査地点全てでPFASが検出されたものの、いずれも暫定目標値以下であったとのことであります。
また、8月8日には、千歳川水系水質保全連絡会議が開催され、ラピダス株式会社からは、PFASが含まれるレジスト剤は全量回収し処分するほか、工場排水は再生装置により工場内で再利用し、再生できないものは自社の排水処理施設で処理した後に千歳市下水道へ排出とし、工業用水道は、令和8年10月から受水を予定しているとの説明があったほか、北海道からは、住民の関心の高まりを受け、千歳川の水質調査を9月に実施すると説明があったとのことであります。
江別市としては、千歳川水系水質保全連絡会議において千歳川での水質調査を継続実施すること、安平川でのPFAS発生源の特定や除去を行い、千歳川にPFASを流さないこと、万が一ラピダス株式会社の工場内や千歳川でPFASが検出された場合は、江別市へ確実に連絡が入る体制を整えるよう要望したとのことであります。
千歳川の水質につきましては、市民の健康に直結する重大な問題であることから、当委員会と致しましても、今後の動向を注視してまいりたいと考えております。
以上2件について御報告申し上げ、閉会中における当委員会の所管事務調査報告と致します。

議長(島田泰美君)

これより経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、経済建設常任委員長報告を終結いたします。
これをもって、各常任委員会所管事務調査報告を終結いたします。

◎ 議案第66号

議長(島田泰美君)

日程第6 議案第66号 次期最終処分場浸出水処理施設建設工事請負契約の締結についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

生活環境部長(近藤澄人君)

ただいま上程になりました議案第66号 次期最終処分場浸出水処理施設建設工事請負契約の締結について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、次期一般廃棄物最終処分場で発生する浸出水の処理施設を建設するもので、工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
まず、工事の概要でありますが、雨水等により廃棄物と接触して発生した浸出水を集水・浄化・処理し河川に放流するため、生物処理設備、凝集沈殿処理設備、砂ろ過処理設備、消毒設備、汚泥処理設備などを有する浸出水処理施設を建設するもので、場所は、現在の一般廃棄物最終処分場南側の隣接地を予定しております。
次に、工事請負契約の概要についてでありますが、去る7月11日に一般競争入札を行った結果、17億900万4,000円で日立造船株式会社北海道支社を代表とする日立造船・アイグステック共同企業体が落札し、7月29日に仮契約を締結したところであります。
本工事は、議会の議決を頂きました後、令和6年度から令和9年度までの4か年で設計・施工しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、添付の参考資料を御参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第66号 次期最終処分場浸出水処理施設建設工事請負契約の締結についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第66号を採決いたします。
議案第66号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第67号

議長(島田泰美君)

日程第7 議案第67号 契約締結の議決変更についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

経済部長(石田賢治君)

ただいま上程になりました議案第67号 契約締結の議決変更について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、令和5年6月2日に議決を頂いた旧岡田倉庫解体・移転復元工事請負契約の締結について、契約金額を変更するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
変更の概要でありますが、工事内容の追加、概数で発注した工事数量の確定等により、7月31日に工事請負変更仮契約を締結し、契約金額を3億8,390万円から4億1,707万6,000円に変更するものであります。
なお、詳細につきましては、添付の参考資料を御参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第67号 契約締結の議決変更についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第67号を採決いたします。
議案第67号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第68号

議長(島田泰美君)

日程第8 議案第68号 調停及び損害賠償の額の決定についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

教育部長(佐藤 学君)

ただいま上程になりました議案第68号 調停及び損害賠償の額の決定について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、市が管理する教職員住宅で発生した漏水により、入居者の家財等を汚損した事故に係る調停及び損害賠償の額の決定でありまして、令和6年7月18日付で札幌簡易裁判所から調停案が提示されましたことから、これに応じ調停を成立させるとともに、損害賠償の額を決定したいので、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
初めに、賠償の金額は123万2,423円であり、賠償の相手方である調停の申立人は、議案に記載のとおりであります。
次に、事故及び調停の経過概要を申し上げます。
本件は、令和5年2月8日、大麻栄町に所在する大麻栄町教職員住宅B棟において、4階未入居住戸の水道メーターの凍結破裂に伴う漏水により、階下の住戸に浸水被害が発生し、事故当時1階に入居していた申立人の家財等を汚損したものであります。
事故後、市と申立人の間で直接示談交渉を行っておりましたが、令和5年12月に当該者が調停を申し立てたことから、以降は裁判所を介して交渉を続けてきたものであり、この結果、本年7月に裁判所から調停案が提示されたところでございます。
今回の事故につきましては、入居者が退去した際、市による設備点検に不備があったことが原因であると認識しており、当該住宅を所有、管理する市の責任を大変重く受け止めているところでございます。
市と致しましては、今後このような事故が再び発生することのないよう、管理する教職員住宅の施設及び設備の点検を徹底してまいる所存でございます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第68号 調停及び損害賠償の額の決定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第68号を採決いたします。
議案第68号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第69号

議長(島田泰美君)

日程第9 議案第69号 市道路線の変更及び廃止についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

建設部長(佐藤民雄君)

ただいま上程になりました議案第69号 市道路線の変更及び廃止について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、本年6月に野幌団地が廃止されたことに伴い、関係する市道路線の変更及び廃止を行おうとするものであり、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
初めに、変更する路線につきましては、路線の再編によるものが2路線、延長161メートルが変更となるものであります。
次に、廃止する路線につきましても、路線再編によるものであり、1路線、延長80メートルが廃止となるものであります。
以上のことから、市道路線の総数は2,424路線、総延長は83万8,104メートルとなるものであります。
なお、路線の延長、位置などの詳細につきましては、議案及び図面を御参照くださいますようお願い申し上げます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第69号 市道路線の変更及び廃止についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第69号を採決いたします。
議案第69号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第70号

議長(島田泰美君)

日程第10 議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

健康福祉部長(岩渕淑仁君)

ただいま上程になりました議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、提案理由を御説明申し上げます。
北海道後期高齢者医療広域連合は、今後さらに高齢化が進み、高齢者の医療費増大が見込まれる中で、安定した財政運営を行っていくため、北海道内の全市町村により組織され、後期高齢者医療制度を運営する主体として設けられているものであります。
規約の変更理由につきましては、昨年6月に公布されました行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律によるマイナンバーカードと被保険者証の一体化に伴い、北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する必要が生じましたことから、地方自治法第291条の3第1項及び第291条の11の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
規約の変更内容でありますが、現行の被保険者証の廃止に伴う規定の整備を行うほか、字句の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を、地方自治法第291条の3第1項の規定による北海道知事の許可の日からとするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。

吉本和子君

ただいま御説明いただきました変更内容については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行により、マイナンバーカードと被保険者証の一体化によって、現行の被保険者証が廃止されることに伴う規定の整備だと、このような御説明をお受けいたしました。
しかし、そもそも行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法は、マイナンバーカードの取得は任意だとしています。本議案は、後期高齢者に対し、任意であるマイナンバーカードに被保険者情報をひもづけたマイナ保険証の取得を前提としたものと受け止められると思いますが、御見解を改めてお聞きいたします。

健康福祉部長(岩渕淑仁君)

本議案は、マイナ保険証の取得を前提としたものと受け止められるとのことでございますが、北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更につきましては、マイナ保険証の取得を前提としたものではなく、法律の改正に伴い、被保険者証という文言が使用できなくなることによる規定の整備を行うものと承知しております。
なお、北海道後期高齢者医療広域連合においては、マイナンバーカードをお持ちでない方及びマイナ保険証として使用するための被保険者情報のひもづけを行っていない方が、医療機関の受診等をする際に支障が出ないよう、被保険者証の代わりとなる資格確認書を御本人の申請によらず交付することとしていることから、これまでと変わらず、被保険者の皆様が安心して保険診療を受けられることとなっております。
市と致しましても、北海道後期高齢者医療広域連合と連携しながら、令和6年12月2日以降も円滑な運営ができるよう努めてまいります。
以上であります。

吉本和子君

御説明をお受けいたしました。
任意だというところについては、具体的な御回答はなかったかのように思いますけれども、お考えはお聞きを致しましたので、これで質疑を終わらせていただきます。

議長(島田泰美君)

ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。

高橋典子君

議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、反対の立場から討論いたします。
今ほどの質疑でも明らかなように、このたびの変更内容は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行により、北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更に対し当市議会としての議決が求められているものであり、その変更内容は法の改正を根拠とするものです。
この法改正により、国民皆保険制度の下にありながら被保険者証を廃止することが決められたこと、マイナンバーカードを保有していない方及びマイナ保険証として使用するための被保険者情報のひもづけを行っていない方に対し、被保険者証に代わって資格確認書が交付されることになると説明されております。
つまり、資格確認書は被保険者証の代わりであって、被保険者証ではないこと、また、資格確認書の有効期限は最大で5年と説明されており、その後においては不確定な状態にあること、さらには、この間の国の広報によって、少なくない方が被保険者証がなくなると不安を感じるなど、多くの問題が指摘されているところであります。
以上のことから、北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更には反対すべきであることを申し上げ、反対の立場からの討論と致します。

議長(島田泰美君)

ほかに討論ありませんか。

徳田 哲君

議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、賛成の立場で討論をさせていただきます。
本議案は、マイナンバーカードと被保険者証の一体化に伴い、高齢者の医療の確保に関する法律第54条に規定する被保険者証等の引渡し、返還等の事務がなくなることから、後期高齢者医療の事務及びそれに付随する事務を改めることに伴いまして、北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更するものであり、北海道後期高齢者医療広域連合の規約変更については、地方自治法の規定によって議会の議決を経る必要があることから、今回、所要の手続を行おうとするものであります。
この規約の変更は、法改正によってこれまでの被保険者証が発行されなくなることに伴うものでありまして、事務的に必要なものであり、規約の変更ができなければ、12月の移行に向けた事務に支障を来すだけではなく、マイナ保険証を取得されていない方等への対応である資格確認書の発行にも影響を及ぼすおそれがあるものであります。
マイナンバーカードと被保険者証の一体化について様々な議論があることは承知しておりますが、本議案における規約変更の内容自体に全く問題はなく、むしろ変更されないことによる市民への影響を考えれば、速やかに議決を行い必要な手続に入るべきです。
以上を申し上げまして、議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、賛成の立場での討論と致します。

議長(島田泰美君)

ほかに討論ありませんか。

稲守耕司君

議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、反対の立場から討論いたします。
本議案は、北海道後期高齢者医療広域連合の規約変更に当たって、地方自治法第291条の3第1項の規定において、関係地方公共団体の協議によりこれを定め、北海道知事の許可を受けなければならないとされており、同法第291条の11の規定において、関係地方公共団体の議会の議決を経なければならないため、上程されているところであります。
規約の変更内容は、マイナンバーカードと健康保険証を一体化した、いわゆるマイナ保険証に係り、現行の被保険者証が廃止されることに伴う変更を行おうとするものであります。
政府は、マイナンバーカードと健康保険証の一体化を進めるため、健康保険証を令和6年12月2日に廃止することを閣議決定しました。
しかし、マイナ保険証をめぐっては、マイナ保険証に他人の情報がひもづけられていた、無保険者扱いで10割負担を患者に請求した、他人の医療情報が閲覧された、表示される負担割合と健康保険の負担割合が異なっていたなど、様々なトラブルが発生しています。
こうしたトラブルにより、昨年12月に行われた新聞社等の世論調査では、健康保険証の廃止について、延期や撤回を求める声が7割を超えています。個人情報に対するセキュリティーの甘さや高齢者施設等でのマイナンバーカード管理の問題、診療情報等の活用が患者にメリットをもたらすかどうか分からないなど、マイナ保険証への移行に対する国民の不安や疑問がいまだに払拭されていないことは明らかです。
医療分野も含めたデジタル化の推進が日本の喫緊の課題であることは十分に理解しておりますが、国民の不安を置き去りにして強引に突き進むことは、かえってデジタル化の後退につながりかねないと懸念をします。
マイナ保険証の在り方等については、1点目として一定の条件が整うまで現在の保険証を存続させること、2点目としてマイナンバーカードの取得が申請主義であることを踏まえ、マイナ保険証の利用はリスクと便益を自分で判断すべきであり、本人の選択制とすること、3点目として令和6年12月の健康保険証の廃止は延期するべきと考えます。
政府は、マイナ保険証を持たない人向けに発行する資格確認書について、保険者が有効期間を5年以内で設定し、当分の間、マイナ保険証を保有していない全ての人に交付する方針を示しています。
このような資格確認書が今の健康保険証と何が違うのか理解できません。資格確認書の交付には事務負担やコストが伴い、初めての資格確認書の事務作業では、ミスの発生や混乱が予想されます。
江別市としても、市民の不安を払拭するために、政府に対して、一旦立ち止まって考え方の総点検を行うとともに、令和6年12月の健康保険証の廃止を延期し、一定の条件が整うまで今の健康保険証を存続させるよう求めるべきであると考えます。
以上を述べ、議案第70号 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、反対の立場での討論と致します。

議長(島田泰美君)

ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって、討論を終結いたします。
これより議案第70号を起立により採決いたします。
議案第70号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第71号

議長(島田泰美君)

日程第11 議案第71号 江別市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

健康福祉部長(岩渕淑仁君)

ただいま上程になりました議案第71号 江別市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、昨年6月に公布されました行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律により、主務省令で定める事務に個人番号を利用することができることとされ、デジタル庁・総務省令において、生活保護法に準じて行う生活に困窮する外国人に対する保護の措置に関する事務が定められましたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、条例で定める個人番号の利用事務に、当該外国人に対する生活保護の措置に関する事務を規定する必要がなくなったことから、当該規定を削除するものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第71号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第72号及び議案第73号

議長(島田泰美君)

日程第12及び第13 議案第72号 江別市子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について及び議案第73号 江別市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

健康福祉部長(岩渕淑仁君)

ただいま上程になりました議案第72号 江別市子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について及び議案第73号 江別市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、昨年6月に公布されました行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律により、現行の被保険者証が廃止されることから、これに伴う所要の改正を行うものであります。
次に、各条例の改正の内容でありますが、まず、議案第72号は、第1条の江別市子ども医療費助成条例の一部改正、第2条の江別市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正及び第3条の江別市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正の全3条と附則から成っており、それぞれの条におきまして、被保険者証または組合員証の提示に係る字句を削除するものであります。
次に、議案第73号は、被保険者証の返還に係る字句を削除するほか、引用条項の整備を行うものであります。
なお、それぞれの附則において、施行期日を令和6年12月2日とするものであり、議案第73号は、罰則の適用に係る経過措置を設けるものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより議案第72号及び議案第73号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第72号外1件は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第74号

議長(島田泰美君)

日程第14 議案第74号 江別市営牧野設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

経済部長(石田賢治君)

ただいま上程になりました議案第74号 江別市営牧野設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
本条例は、畜産振興の基盤の確立を図り、農業経営の安定に寄与するため、市内河川敷地に放牧地等を設置し使用することを目的に、昭和44年に制定されました。
その後、昭和56年の水害時に、石狩川河川敷地に放牧していた多くの牛が被害を受けたことを契機に、畜産農家と農業協同組合からの強い要望を受け、昭和60年に深川市内の用地を新たに取得し、放牧地及び採草地として使用してまいりました。
平成16年には、市営牧野の機能を深川市に集約しましたが、放牧牛の減少などから、深川牧野についても平成18年から平成21年まで放牧を休止しておりました。
その後、平成22年から、深川市の農業者の利用を認めることによって、深川牧野用地の維持保全を図ってまいりましたが、令和6年度以降は利用希望者もいないことから、本年3月に同用地を売却したところであります。
以上のとおり、条例に基づく運用の実態がなくなったことから、本条例を廃止しようとするものであります。
なお、附則において、廃止条例の施行期日を、公布の日からとするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第74号は、経済建設常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第75号ないし議案第78号

議長(島田泰美君)

日程第15ないし第18 議案第75号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第3号)、議案第76号 令和6年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第77号 令和6年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第78号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)、以上4件を一括議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

副市長(川上誠一君)

ただいま上程になりました議案第75号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第3号)外2特別会計の補正予算につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、一般会計でありますが、今次補正は、第1に、国・道補助負担金の確定に伴う措置、第2に、その他緊急を要するものへの措置を行うことを方針として編成したものであります。
以下、その概要につきまして御説明申し上げます。
予算書の8ページ、3の歳出を御覧いただきたいと存じます。
まず、2款総務費でありますが、1項1目一般管理費は、教職員住宅の漏水事故による損害賠償に係る経費として123万3,000円を追加するものであります。
7目大麻出張所費は、大麻出張所車庫のシャッター修繕費として249万円を追加するものであります。
2項1目市民活動費は、大麻東地区センター給水給湯配管の改修費として365万円を追加するものであります。
次に、3款民生費でありますが、1項1目社会福祉総務費は、物価高騰対応生活者支援給付金について、国の算定ツールにより給付金額を算定したところ、既定予算を上回る金額が算定されたことから、支援給付金として1億2,931万円を追加するものであります。
2項1目児童福祉総務費は、子育て世帯生活支援特別給付金等の精算返還金として1,307万円を追加するものであり、3目保育所費は、子ども・子育て支援交付金等の精算返還金として1,261万2,000円を追加するものであります。
3項1目生活保護総務費は、制度改正に伴うシステム改修費及び生活保護費等の精算返還金として524万5,000円を追加するものであります。
次に、4款衛生費でありますが、1項3目予防接種費は、新型コロナウイルスワクチンの単価見直しに伴い、委託料として6,954万4,000円を追加するものであります。
9ページに移りまして、2項3目焼却処理場費は、物価高騰を受けたスライド条項適用に伴う環境クリーンセンター基幹的設備改良事業の工事費として1,891万7,000円を追加するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、7ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
15款国庫支出金、16款道支出金、19款繰入金及び22款市債は、歳出の事務事業に対応する特定財源として、また、20款繰越金は、今次補正の一般財源として、所要の措置を行うものであります。
次に、諸表について御説明申し上げます。
4ページにお戻りいただきたいと存じます。
第2表の継続費補正でありますが、環境クリーンセンター基幹的設備改良事業につきまして、スライド条項の適用に伴い、総額及び年割額を変更するものであります。
また、第3表の地方債補正でありますが、事業費の変更等に伴う調整として、限度額を変更するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は2億5,607万1,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額536億6,017万4,000円に加えますと、その総額は539億1,624万5,000円となるものであります。
次に、議案第76号 令和6年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出を御覧いただきたいと存じます。
1款1項1目一般管理費は、加入者情報の確認通知に係る郵送費として333万円を追加するものであります。
6款1項1目基金積立金は、令和5年度の決算剰余金を基金に積み立てるため3,492万円を追加するものであります。
7款1項3目償還金は、令和5年度決算に基づく国・道支出金の精算返還金として4万8,000円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入につきましては、上段の2の歳入にありますように、2款国庫支出金、6款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は3,829万8,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額122億円に加えますと、その総額は122億3,829万8,000円となるものであります。
次に、議案第77号 令和6年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出を御覧いただきたいと存じます。
4款1項1目償還金及び還付加算金は、令和5年度決算に基づく国庫負担金等の精算返還金として7,524万6,000円を追加するものであり、5款1項1目基金積立金は、令和5年度の決算剰余金を基金に積み立てるため8,083万9,000円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入につきましては、上段の2の歳入にありますように、4款支払基金交付金及び6款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は1億5,608万5,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額111億1,200万円に加えますと、その総額は112億6,808万5,000円となるものであります。
以上、一般会計及び2特別会計の補正予算につきまして、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

病院事務長(白石陽一郎君)

ただいま上程になりました議案第78号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
今次補正は、北海道の補助事業である地域医療勤務環境改善体制整備事業補助金について、当該事業の補助要件を満たしていないことが判明し、令和4年度及び令和5年度に係る補助金の返還額等が確定したことから、所要の措置を行うものであります。
以下、その概要につきまして御説明申し上げます。
予算書の8ページを御覧ください。
収益的支出、1款病院事業費用、3項2目のその他特別損失について、補助金返還額等の確定により2,979万2,000円を増額するものであります。
以上の結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条収益的収入及び支出につきまして、病院事業費用を2,979万2,000円増額し、総額を75億6,259万3,000円に改めるものであります。
以上、病院事業会計の補正予算につきまして、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより議案第75号ないし議案第78号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議案第75号ないし議案第78号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第75号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第3号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第75号を採決いたします。
議案第75号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第76号 令和6年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第76号を採決いたします。
議案第76号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第77号 令和6年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第77号を採決いたします。
議案第77号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第78号 令和6年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第78号を採決いたします。
議案第78号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 議案第79号

議長(島田泰美君)

日程第19 議案第79号 江別市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

議会運営委員長(野村尚志君)

ただいま上程されました議案第79号 江別市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、地方自治法第109条第6項に基づき、江別市議会会議規則第13条第2項の規定により、議会運営委員会として提出するものでございます。
初めに、改正の理由でありますけれども、これまで、議案や委員会資料等は、タブレット端末と紙ベースのものを試行運用として併用してまいりましたが、今定例会から、原則としてタブレット端末のみを使用することが先般開催された当委員会で確認されたところであります。そのため、試行運用から本格運用に切り替えるに際して、所要の改正を行おうとするものであります。
また、併せて、全国市議会議長会で示されました標準市議会会議規則の一部改正に準じた所要の改正を行おうとするものであります。
次に、主な改正の概要でありますが、タブレット端末の本格運用に伴い、改正後の第113条として、議長が議員に配布すべき文書の配布に代えて、議員がタブレット端末を使用して同一の情報を閲覧することができるときは、当該配布をしたものとみなす旨の規定を追加するものであります。
また、標準市議会会議規則の一部改正に準じた規定の整備として、第82条第6項で、議員が請願の紹介を取り消そうとするときの手続を明記するほか、第84条第1項及び第2項において、常任委員会に係る請願は、議会の議決で特別委員会に付託することができることや、議案と同様に議会の議決により委員会付託を省略することができる旨を規定するものであります。
このほか、第104条の2として、議員が自己に関する懲罰動議等について、病気等で弁明をすることが不可能な場合は、代理による弁明の機会を設けることができる旨を追加するものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
これより議案第79号 江別市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第79号を採決いたします。
議案第79号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 陳情第4号

議長(島田泰美君)

日程第20 陳情第4号 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度を求めることについてを議題と致します。
上程中の陳情第4号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。

◎ 報告第23号

議長(島田泰美君)

日程第21 報告第23号 専決処分についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

生活環境部長(近藤澄人君)

ただいま上程になりました報告第23号 専決処分について御報告申し上げます。
本件は、交通事故による物的損害に係る賠償額の決定でありまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づく市長の専決処分事項の指定により、令和6年8月6日に専決処分を行い、相手方と示談を致しましたので、同条第2項の規定に基づき、御報告申し上げるものであります。
事故の内容につきましては、所管の常任委員会で報告済みでありますが、令和6年6月27日午前10時30分頃、江別市工栄町14番地の1、江別市リサイクルセンター駐車場において、敷地内での枝払い作業のため公用車トラックを移動しようとした際、後方確認が不十分であったことから、駐車中の相手方車両後部に当方車両の後部が接触し、損傷させたものであります。
この事故により、相手方に賠償すべき額は46万5,208円で、賠償の相手方は、議案に添付のとおりであります。
職員に対しましては、日頃から事故の防止と安全運転の励行について注意喚起してまいりましたが、再発防止のため、今後とも、より一層の安全確認と安全運転指導の徹底を図ってまいる所存であります。
以上、専決処分について御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

議長(島田泰美君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第23号を終結いたします。

◎ 散会宣告

議長(島田泰美君)

本日の議事日程は、全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午前11時10分 散会