令和6年第2回江別市議会定例会会議録(第4号)令和6年6月25日
1 出席議員
25名
議長 | 島田 泰美 君 | 副議長 | 内山 祥弘 君 |
議員 | 岩田 優太 君 | 議員 | 高橋 典子 君 |
議員 | 吉本 和子 君 | 議員 | 佐々木 聖子 君 |
議員 | 稲守 耕司 君 | 議員 | 吉田 美幸 君 |
議員 | 干場 芳子 君 | 議員 | 長田 旭輝 君 |
議員 | 三吉 芳枝 君 | 議員 | 奥野 妙子 君 |
議員 | 石川 麻美 君 | 議員 | 徳田 哲 君 |
議員 | 芳賀 理己 君 | 議員 | 野村 和宏 君 |
議員 | 藤城 正興 君 | 議員 | 本間 憲一 君 |
議員 | 鈴木 誠 君 | 議員 | 髙柳 理紗 君 |
議員 | 猪股 美香 君 | 議員 | 岡 英彦 君 |
議員 | 高間 専逸 君 | 議員 | 野村 尚志 君 |
議員 | 石田 武史 君 |
2 欠席議員
0名
3 説明のため出席した者の職氏名
市長 | 後藤 好人 君 | 副市長 | 川上 誠一 君 |
水道事業管理者 | 渡部 丈司 君 | 総務部長 | 白崎 敬浩 君 |
総務部調整監 | 野口 貴行 君 | 企画政策部長 | 三上 真一郎 君 |
生活環境部長 | 近藤 澄人 君 | 経済部長 | 石田 賢治 君 |
健康福祉部長 | 岩渕 淑仁 君 | 子ども家庭部長 | 金子 武史 君 |
建設部長 | 佐藤 民雄 君 | 消防長 | 鈴木 拓 君 |
水道部長 | 廣木 誠 君 | 病院事務長 | 白石 陽一郎 君 |
会計管理者 | 宮沼 直之 君 | 総務部次長 | 東 嘉一 君 |
財務室長 | 柴田 佳典 君 | 教育委員会教育長 | 黒川 淳司 君 |
教育部長 | 佐藤 学 君 |
4 事務に従事した事務局員
事務局長 | 福島 和幸 君 | 次長兼 総務課長事務取扱 |
錦戸 康成 君 |
庶務係長 | 深見 亜優 君 | 議事係長 | 小川 和幸 君 |
主査 | 木村 明生 君 | 主任 | 櫛田 智幸 君 |
主任 | 赤田 竜哉 君 | 主任 | 横田 脩平 君 |
書記 | 阿部 八輝 君 | 事務補助員 | 佐藤 孝子 君 |
5 議事日程
日程第 1 | 会議録署名議員の指名 |
日程第 2 | 諸般の報告 |
日程第 3 | 議案第59号 江別市税条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 4 | 議案第60号 江別市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 5 | 議案第64号 江別市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 6 | 議案第61号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 7 | 陳情第3号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の引き上げを求めることについて |
日程第 8 | 議案第62号 江別市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について |
日程第 9 | 議案第65号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第2号) |
日程第10 | 意見書案第4号 聴覚補助機器等の積極的な活用への支援を求める意見書 |
日程第11 | 意見書案第5号 地方財政の充実・強化に関する意見書 |
日程第12 | 各委員会所管事務調査について |
6 議事次第
◎ 開議宣告
議長(島田泰美君)
これより令和6年第2回江別市議会定例会第16日目の会議を開きます。
ただいまの出席議員は25名で定足数に達しております。
◎ 議事日程
議長(島田泰美君)
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
◎ 会議録署名議員の指名
議長(島田泰美君)
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第111条の規定により、
石川議員
干場議員
を指名いたします。
◎ 諸般の報告
議長(島田泰美君)
日程第2 諸般の報告を事務局長に報告させます。
事務局長(福島和幸君)
御報告申し上げます。
本日までに市長提出案件1件、議会提出案件5件をそれぞれ受理いたしております。
以上でございます。
◎ 議案第59号、議案第60号及び議案第64号
議長(島田泰美君)
日程第3ないし第5 議案第59号 江別市税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第60号 江別市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第64号 江別市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、以上3件を一括議題と致します。
予算決算常任委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員長(本間憲一君)
ただいま上程されました議案3件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
初めに、議案第59号 江別市税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
改正の主な内容は、地方税法等の一部改正などに伴い、再生可能エネルギー発電設備に係る固定資産税の課税標準の特例措置のうち、一定のバイオマス発電設備について、条例で定める特例割合を見直すほか、企業主導型保育事業の用に供する固定資産に対する固定資産税の課税標準の特例措置を廃止するなど、所要の改正を行おうとするものであります。
主な質疑の状況について申し上げますと、企業主導型保育事業に係る課税標準の特例措置の廃止に伴う影響についての質疑があり、答弁では、市内には4つの企業主導型保育事業所があり、そのうち3つの事業所については、令和5年度で5年間の特例期間が終了するが、残り1つの事業所については、経過措置により令和8年度まで特例措置が継続されることから、改正による影響はないと述べられております。
以上の質疑を経て結審を行いましたところ、討論はなく、採決を行いました結果、議案第59号については、全員一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。
次に、議案第60号 江別市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
改正の主な内容は、議案第59号と同様に、地方税法等の一部改正に伴い、企業主導型保育事業の用に供する固定資産に対する都市計画税の課税標準の特例措置を廃止するなど、所要の改正を行おうとするものであります。
本件について、質疑、討論はなく、採決を行いました結果、議案第60号については、全員一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。
次に、議案第64号 江別市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
改正の主な内容は、児童手当法の一部改正により、児童手当の支給に係る所得制限が撤廃されることから、児童手当の所得制限に準拠している本市の条例においても所得制限を撤廃し、所得制限により助成対象外とされていた満15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子供を助成対象とするため、所要の改正を行おうとするものであります。
主な質疑の状況について申し上げます。
所得制限の撤廃により、新たに子供医療費の助成対象となる人数についての質疑があり、答弁では、所得制限の撤廃により対象となる方のほか、受給資格を有するが、申請されていない方を含め、令和6年5月31日現在で997人が対象となる見込みであると述べられております。
以上の質疑を経て結審を行いましたところ、討論はなく、採決を行いました結果、議案第64号については、全員一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。
当委員会に付託されました議案第59号、議案第60号及び議案第64号の審査の経過と結果については、以上のとおりであります。
よろしく御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(島田泰美君)
これより、予算決算常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、予算決算常任委員長報告を終結いたします。
これより議案第59号 江別市税条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第59号を採決いたします。
議案第59号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第60号 江別市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第60号を採決いたします。
議案第60号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第64号 江別市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第64号を採決いたします。
議案第64号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第61号及び陳情第3号
議長(島田泰美君)
日程第6及び第7 議案第61号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について及び陳情第3号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の引き上げを求めることについて、以上2件を一括議題と致します。
生活福祉常任委員長の報告を求めます。
生活福祉常任委員長(鈴木 誠君)
ただいま上程されました議案1件及び陳情1件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
初めに、議案第61号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本議案は、内閣府令で定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正により、小規模保育事業所等における職員の配置基準を満3歳以上満4歳に満たない児童については、20人につき1人を15人につき1人に、満4歳以上の児童については、30人につき1人を25人につき1人に改めるもので、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
主な質疑の状況について申し上げますと、職員の配置基準の改正に伴う影響についての質疑があり、答弁では、江別市の条例で対象となる小規模保育事業所等については、受入れ対象を2歳児までとしていることから、影響はないと述べられております。
以上の質疑を経て結審を行いましたところ、討論はなく、採決を行いました結果、議案第61号については、全員一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。
次に、陳情第3号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の引き上げを求めることについて申し上げます。
委員会では、陳情者からの意見陳述の後、議会事務局に対し、物価変動率と年金額改定率の推移のほか、年金生活者支援給付金について資料の提出を求め、審査を進めてまいりました。
討論の状況について申し上げますと、初めに、趣旨採択とすべき立場の委員からは、近年の物価高騰も相まって、厳しい生活を強いられている高齢者が多いのも事実だが、老齢基礎年金等の引上げを考えたときに、目をそらすわけにはいかないのが財源の問題であり、支え手となる現役世代の存在や今後の人口構成、働き方の多様化なども考えていく必要がある。政府は、本年の経済財政運営の基本方針である骨太の方針の原案をまとめ、その一つに年金制度の改革を挙げており、財政検証の結果も踏まえ、年末までに制度改正についての道筋をつけるとしていることから、現状においてはその経過を見守るべきと考え、趣旨採択とすべきと述べられております。
一方、採択すべきとの立場の委員からは、陳情者からの意見陳述では、近年の円安や物価高騰により、生活に欠かせない食料品、灯油、ガソリン、電気代等の値上げが年金生活者の大きな負担となっているほか、年金制度の問題点として、女性の低年金問題や生活保護世帯への移行の増加、多くの若者が年金制度に不安を持っていることなどを述べられている。少子高齢化による社会保障制度の課題も多いが、年金制度は人々の暮らしの安心を支えており、高齢者も若者も安心して老後の生活を送ることができるよう、より実態に即した生活に見合う持続可能な年金制度に改正することが必要と考えることから、採択すべきと述べられております。
以上の討論の後、採決を行いました結果、陳情第3号については、多数により趣旨採択とすべきものと決しております。
当委員会に付託されました議案第61号及び陳情第3号の審査の経過と結果については、以上のとおりであります。
よろしく御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(島田泰美君)
これより生活福祉常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、生活福祉常任委員長報告を終結いたします。
これより議案第61号 江別市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、認定第61号を採決いたします。
議案第61号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、陳情第3号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の引き上げを求めることについてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
石川麻美君
陳情第3号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の引き上げを求めることについて、趣旨採択の立場から討論いたします。
今回の陳情は、高齢者も安心して老後を暮らせるように、物価上昇に見合う老齢基礎年金等の支給額を引き上げることについて、国に意見書の提出を求めるものであります。
我が国の公的年金制度は、必要な財源を主に現役世代からの保険料で賄い、高齢世代を支える賦課方式が取られており、年金は、保険料の納付期間などに応じた額を亡くなるまで受給できる仕組みです。
この間、急速な少子高齢化によって現役世代の保険料負担が膨らみ、制度の維持が困難になるとの懸念が高まったため、2004年に大規模な年金制度改革が実施されております。
具体的には、持続可能な年金制度を構築するため、高齢世代の生活を支える年金額は維持しつつ、現役世代の負担も重くなり過ぎない範囲で上限を設ける給付と負担の抜本改革を行うと同時に、基礎年金の国庫負担を2分の1まで引き上げるものでした。その上で、所得代替率50%を上回ることが定められております。
さらに、年金財政のバランスを保つため、年金給付水準の伸びを賃金や物価の伸びよりも抑えるマクロ経済スライドの導入を行いました。ただし、これも年金額が減らない範囲とし、賃金や物価の伸びが不十分もしくはマイナスになる場合は、完全には実施しないこととしました。あわせて、少なくとも5年ごとに財政検証を行い、年金財政の健全性を定期的に確認することを国民年金法に規定しております。
今夏、新たな財政検証が公表され、その後、必要な制度改正が予定されておりますが、人口減少・少子高齢化が進む中で、持続可能な年金制度の構築に向けて大変重要な見直しとなります。
この財政検証を踏まえ、次期年金制度改正に向けて厚生労働省が挙げている論点の主なものは、1つ目に、被用者保険のさらなる適用拡大、2つ目に、基礎年金の拠出期間延長・給付増額、3つ目に、マクロ経済スライドの調整期間の一致、4つ目に、在職老齢年金制度の見直し、5つ目に、標準報酬月額の上限見直しの5点であり、賦課方式である現在の年金制度を維持していくためには、いずれも必要な改革であるものと考えます。
陳情にもあるとおり、2019年の財政検証で確認された基礎年金の給付水準の低下への対応は大きな課題であり、近年の物価上昇も相まって、厳しい生活を強いられている高齢者が多いのも事実であります。
こうした状況を踏まえ、消費税率引上げ分を活用し、公的年金等収入金額や所得が一定基準額以下の年金受給者の生活を支援するため、年金に上乗せして支給する年金生活者支援給付金制度がスタートしました。
また、物価高騰対策として、電気、ガス、ガソリンなどに対しての補助金、また、低所得者に対しての経済支援としての給付、さらに本年6月からは、低所得者層のみならず、多くの方が受けることができる定額減税も実施されているところです。
適宜、こうした施策が実施されているものの、年金制度維持の側面における制度上の制約から、物価上昇率に見合う年金額の改定には至っていないのも現実ではありますが、本陳情が求める老齢基礎年金等の引上げを考えたとき、目をそらすわけにはいかないのが財源の問題であり、その財源の支えとなる現役世代の存在や今後における人口構成、働き方の変化なども併せて考えていく必要があるものと考えます。
政府は、先週、来年度予算編成の基本方針となる骨太の方針を閣議決定しました。その1つに年金制度の改革を挙げており、さきに述べた財政検証の結果も踏まえ、年末までに制度改正についての道筋をつけるものとしています。こうした動きがあることを踏まえ、現状においては、その経過を見守るべきものと考えます。
今回の陳情に上げられたような声をしっかりと受け止め、全ての世代が安心して生活していける社会保障を実現していけるよう、国には、さらなる議論と取組を進めていただくことを期待し、陳情第3号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の引き上げを求めることについて、趣旨採択とすべき立場の討論と致します。
議長(島田泰美君)
ほかに討論ありませんか。
干場芳子君
陳情第3号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の引き上げを求めることについて、採択すべき立場で討論いたします。
本陳情では、高齢者も若者も安心して老後を暮らせるように、物価上昇に見合う老齢基礎年金等の支給額の引上げを求める国への意見書の提出を求めています。
意見陳述では、年金生活者の暮らしを圧迫している原因として、物価が上昇している中、年金額の減額改定や引上げ率が低く実質的な年金引下げになっていること、消費税、医療費、介護費用など公的負担が増えたこと、さらに、近年の円安・物価高騰による生活に欠かせない食料品、灯油、ガソリン、電気代等の値上げなどが大きな負担となり、生活していく上で大きな困難が生じていると話されました。
また、令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況では、女性の年金生活者の85.2%が月額10万円以下であり、女性の低年金問題が深刻化しています。生活保護世帯への移行の増加、多くの若者が持つ年金制度への不安なども挙げられています。
年金だけで暮らしている高齢者は、内閣府の令和2年度高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果によれば、57.2%となっており、この中には、老齢基礎年金だけで生活している高齢者もいます。納付期間25年以上で月平均5.2万円、25年未満で月約1.9万円では、冬の寒い北海道で暖房費を節約しながら衣食住全てを切り詰めても、生活することは不可能だとも訴えています。
現在、2025年に予定されている年金制度改正に向けて、厚生労働省の社会保障審議会年金部会の議論が始まっています。日本の年金制度は、社会経済や人口構造の変化に合わせて改正を重ねられてきました。年金制度は人々の暮らしの安心の支えです。制度としての持続性はもちろん、給付の十分性も含めて持続可能な制度でなければなりません。高齢化が進む中、就労や拠出期間も伸びてきています。
少子化による社会制度としての課題も山積していることから、高齢者も若者も安心して老後を暮らせるよう、より生活実態に即した年金制度改正を行うことを求め、採択すべき立場からの討論と致します。
議長(島田泰美君)
ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって討論を終結いたします。
これより陳情第3号を起立により採決いたします。
陳情第3号は、委員長報告のとおり、趣旨採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。
よって、趣旨採択とすることに決しました。
◎ 議案第62号
議長(島田泰美君)
日程第8 議案第62号 江別市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
経済建設常任委員長の報告を求めます。
経済建設常任委員長(石田武史君)
ただいま上程されました議案第62号 江別市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
本議案は、令和3年3月に策定した江別市営住宅長寿命化計画に基づき、野幌団地の廃止に際して、新栄団地への入居者の移転を順次進めてきたところでありますが、令和5年12月に移転が完了したことから、行政財産の用途廃止に伴う所要の改正を行おうとするものであります。
主な質疑の状況について申し上げますと、用途廃止後の土地の跡利用についての質疑があり、答弁では、当該土地は、土地計画法で用途地域の第2種中高層住居専用地域と定められており、住宅のほか一定規模の店舗や医療・福祉施設の立地が可能な土地であることから、江別市都市計画マスタープランの土地利用の方針に沿って利用展開が図られるべきものと考えていると述べられております。
以上の質疑を経て結審を行いましたところ、討論はなく、採決を行いました結果、議案第62号については、全員一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。
当委員会に付託されました議案第62号の審査の経過と結果については、以上のとおりであります。
よろしく御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(島田泰美君)
これより経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、経済建設常任委員長報告を終結いたします。
これより議案第62号 江別市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第62号を採決いたします。
議案第62号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 議案第65号
議長(島田泰美君)
日程第9 議案第65号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第2号)を議題と致します。
提案理由の説明を求めます。
副市長(川上誠一君)
ただいま上程になりました議案第65号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
今次補正は、予防接種健康被害救済制度による給付のために編成したものであります。
初めに、増額補正を行う理由について申し上げますと、予防接種法では、法に定める予防接種等を受けたことにより、健康被害が生じたことを国が認定した場合は、市町村が給付を行うと規定されており、このたび、新型コロナワクチンを接種した方の健康被害が予防接種によるものと認定されたことから、給付金を追加しようとするものであります。
以下、その概要につきまして御説明申し上げます。
予算書の4ページ下段、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
4款衛生費でありますが、1項3目予防接種費は、予防接種による健康被害に対する給付金として4,448万4,000円を追加するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、ページ上段、2の歳入にありますとおり、16款道支出金の追加をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は4,448万4,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額536億1,569万円に加えますと、その総額は536億6,017万4,000円となるものであります。
以上、一般会計補正予算につきまして提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(島田泰美君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第65号 令和6年度江別市一般会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第65号を採決いたします。
議案第65号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 意見書案第4号及び意見書案第5号
議長(島田泰美君)
日程第10及び第11 意見書案第4号 聴覚補助機器等の積極的な活用への支援を求める意見書及び意見書案第5号 地方財政の充実・強化に関する意見書、以上2件を一括議題と致します。
提出者は、野村尚志議員、稲守議員、猪股議員、奥野議員、高橋議員であります。
お諮りいたします。
上程中の意見書案第4号及び意見書案第5号については、あらかじめ議会運営委員会と諮り、提案理由説明、質疑、委員会付託、討論を省略することに致したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
引き続き、意見書案第4号及び意見書案第5号を一括採決いたします。
意見書案第4号及び意見書案第5号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
◎ 各委員会所管事務調査について
議長(島田泰美君)
日程第12 各委員会所管事務調査についてを議題と致します。
お諮りいたします。
閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営についてを、総務文教常任委員長より総務・企画行政について、教育行政について、以上2件を、生活福祉常任委員長より生活環境行政について、保健・福祉行政について、消防行政について、病院事業について、以上4件を、経済建設常任委員長より農業行政について、商工観光行政について、建設行政について、上・下水道事業について、以上4件を、予算決算常任委員長より財政運営についてを、それぞれ閉会中調査したいので承認されたい旨の申出がありました。これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
◎ 閉会宣告
議長(島田泰美君)
今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
令和6年第2回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後 2時03分 閉会