総務文教常任委員会 令和6年5月29日(水)
(開会前)
※ 日程確認
※ 一括議題の確認
(開 会)
委員長(徳田君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(9:58)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
教育部入室のため、暫時休憩いたします。(9:58)
委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(9:59)
1教育部所管事項、(1)報告事項、アの学校施設の暑さ対策についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
総務課長:学校施設の暑さ対策について御報告いたします。
現在、教育委員会では、市長部局と協議しながら学校施設の暑さ対策を進めているところであります。本報告は、令和5年度補正予算及び令和6年度当初予算に基づく対策事業の進捗などについて御説明するものでございます。
資料1ページを御覧ください。
初めに、1移動式冷房機器の購入でありますが、令和5年度補正予算に基づく対策事業であり、(1)事業概要と致しましては、学校内で気軽に涼を取ることができるスペースの整備を目的に、これに必要な移動式冷房機器を各学校の判断で購入、設置するものでございます。
(2)進捗状況でありますが、令和5年度予算で購入した機器は、学校への納品が完了しており、購入数は市内25校合計で、スポットクーラー48台、大型扇風機35台です。
(3)設置場所につきましては、今年の夏に向け、各学校において検討中でありますが、図書室、体育館、児童・生徒玄関などが予定されております。
次に、2保健室へのエアコン設置でありますが、令和5年度補正予算に基づく対策事業であり、(1)事業概要と致しましては、令和5年夏の記録的な暑さを受け、江別太小学校を除く市内24校の保健室にエアコンを設置するものでございます。
(2)進捗状況でありますが、令和6年2月に、市内を3つの地区、8校ずつに分けて設置工事を発注しており、現在、工事は順調に進んでおります。現時点では、6月末日までに全ての保健室にエアコンの設置が完了する予定です。
次に、3普通教室等へのエアコン設置に向けた実施設計でありますが、令和6年度当初予算に基づく事業であります。
(1)事業概要と致しましては、今後、市内25校の普通教室等にエアコンを整備していくに当たり、令和6年度は、小学校のうち、半数に当たる8校において実施設計を行います。この設計により、エアコン設置工事に必要な設計図、機器・部品の詳細のほか、費用見積り、工事工程、作業人工などを把握するものでございます。
(2)令和6年度対象校でありますが、今年度、実施設計を行うのは記載の8校です。
(3)対象校選定の考え方につきましては、小学校を優先することとし、エアコン設置による効果の視点から、校舎の古い学校、規模の大きな学校から進めるという考え方に加え、地区の均衡や中学校区を考慮し、総合的に検討したものでございます。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
三吉君:3普通教室等へのエアコン設置に向けた実施設計で、2件お伺いいたします。
まず、普通教室等の整備の実施設計で8校挙がっていると思うのですが、この8校の全ての教室にエアコンを設置されるという計画なのかということと、(3)の規模の大きな学校の規模の大きさをもう少し具体的に教えてください。
総務課長:まず、御質疑の前半は、普通教室等の等の部分ということだと受け止めました。
8校の実施設計の発注に向けまして、学校の暑さ対策としてどこまで実施するのがよいのかという検討を教育部の中で行いました。その結果、普通教室と同様に、日常的に利用頻度の高い部屋についても設置する方針としたところでございます。具体的には、職員室と校長室に設置する考えでございます。
また、ただいまの私の説明とは少し意図が異なるのですが、給食配膳室につきましても、給食の衛生管理という視点から、構造的に可能であれば設置することを考えているところでございます。
次に、後段の御質疑の判断基準としてなぜ学校規模を使用したかと申しますと、一般論としてですが、学校の規模が大きいほど低学年児童が多く、また、特別支援学級など、配慮を要する児童が多くなると考えているからでございます。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。
高橋君:既に準備がされているというか、納品が完了しているということで、移動式の冷房機器についてお伺いします。
移動式のスポットクーラーということなので大丈夫かとは思いますが、各学校での対応において、作業等で困難が生じているとか、電気の確保が課題になっているようなことはなくて、スムーズにいっているというふうに判断していいのか、状況をお聞かせください。
総務課長:まず、スポットクーラーを設置することについての学校側の課題でございますが、スポットクーラーは、排気口といいますか、排気するホースを窓から外に出す部分があるものですから、防犯上のこともありまして、帰るときに全て部屋に取り込んで、鍵をかけて帰る、そして、朝にまた出て来たら設置をするといったことで、どうしても手間がかかってしまうものですから、教職員あるいは学校業務主事の業務量が増えているというような課題はございます。
それから、学校中でスポットクーラーを使いますと、やはり使用する電気の容量が足りなくなってくる部分が実際にございます。そのため、数年前に設置しましたタブレット端末用のコンセントをスポットクーラーを使うのに流用する形で現在は対応しているところでございます。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別市学校給食の在り方検討委員会の設置についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
給食センター長:報告事項、イの江別市学校給食の在り方検討委員会の設置について御報告いたします。
資料の2ページをお開き願います。
初めに、1設置目的でございますが、これからも安全で安心な給食を安定的に提供し続けるために、江別市立小・中学校における学校給食の今後の在り方を検討することを目的とした検討委員会を設置し、当市が抱える課題を踏まえ、施設整備及び運営体制等について検討いたします。
次に、2委員について御説明いたします。
江別市学校給食の在り方検討委員会設置要綱第3条に基づき、関係団体等への推薦依頼を行ったほか、市民委員の公募により選考を進めた結果、下記の8名へ委員委嘱を行います。
なお、学識経験者については、学校給食や食育に精通されている方を推薦していただいております。
次に、3任期でございますが、第1回江別市学校給食の在り方検討委員会の開催日を委嘱日とし、令和7年9月30日までの任期となります。
最後に、4今後のスケジュール予定でございますが、第1回江別市学校給食の在り方検討委員会を令和6年6月5日に開催する予定です。
8月には、第2回江別市学校給食の在り方検討委員会を開催し、以降は、2か月ごとをめどに委員会を開催していきます。
令和6年度中に5回程度の開催を予定しております。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
藤城君:江別市学校給食の在り方検討委員会の委員の所属団体等の中に、出荷している生産者団体などが入っていない理由は何でしょうか。
給食センター長:今回の江別市学校給食の在り方検討委員会のメンバー構成については、学校関係者、保護者、学識経験者、市民公募委員で構成されております。
学校関係者と保護者については、現在の学校給食を把握しているということが、御意見を伺う上で非常に重要であると考えており、学識経験者については、学校給食に精通している方を選出しているところであります。
市民公募委員については、学校関係者、保護者だけではなく、様々な市民の方からの意見を伺うことも重要だと考えており、市民公募委員を加えました。
その中に、地元の生産者の方が入っていないことについてですけれども、まず江別市学校給食の在り方検討委員会設置要綱第6条第5項において、検討委員会は、必要があると認めるときは、委員以外の者に対し、会議への出席、意見、説明または資料の提出を求めることができると定めていることから、必要に応じて様々な方から御意見を伺っていきたいと考えております。
藤城君:そうであれば、生産者が入ってもいいような気もしますけれども、それはどうでしょうか。
給食センター長:江別市学校給食の在り方検討委員会の議論の内容によって、随時、生産者の方にも声かけをしていきたいと考えております。
藤城君:今回の中に、偶然ですけれども、生産者が1人入っております。これは、多分、偶然だと思いますけれども、今後そういった形で開催するに当たって、やはり出荷している生産者の声も取り入れた上でやっていただきたいと思っております。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。
干場君:まず、基本的なところからお伺いしたいと思います。
今回、市民公募枠も2名ということで8名が決まったわけですけれども、市民公募枠には、個人、団体を含めて何人応募されたのでしょうか。応募された方のうち、この2名に決定したということですけれども、その点についてお伺いします。
給食センター長:市民公募委員の応募については、4名の方から応募があり、2名を選考した形になります。
選考に当たっては、事前に作文を提出してもらい、審査の基準としては、学校給食の社会的知識とか問題意識、熱意、意欲、住民としての視点といったことを観点に選考いたしました。
干場君:審議会によって、定員よりも多く応募のあった場合の選出の仕方というのは、多分、それぞれの所管に任されていると思うのですけれども、あえて作文をして応募するということは、今、給食センター長からも御説明のあったとおり、それなりの考えや意欲のある人たちばかりだったのだろうと推測するところです。
実は、くじ引でやっている審議会もあるのですけれども、今回、教育委員会としては、どういった形でこの2名に絞り込んだのか。抽せんなのか、それとも、作文の内容を吟味して2名の方にお願いしたのか、その点についてお伺いします。
給食センター長:選考に当たっては、やはり学校給食の今後の在り方の検討という中で、作文の内容が非常に重要であると考えたことから、その内容を審査して選考した形であります。
干場君:了解いたしました。
今年1月1日に、この江別市学校給食の在り方検討委員会設置要綱を定めて進めているのですけれども、市のホームページには、いろいろな検討委員会、審議会等も含めて要綱が公開されています。今回、この委員会の要綱がホームページに掲載されていないのですけれども、掲載されていないということは公開されていないということだと思うのですが、公開していない理由があるのかどうか、あれば、その理由をお伺いします。
給食センター長:要綱のホームページの公開については、本来は公開すべきものであったと思いますけれども、大変申し訳ないのですが、公開することを忘れていたものですから、公開されていない状態となっております。
干場君:今後、掲載していくということでよろしいでしょうか。
給食センター長:掲載したいと考えております。
干場君:了解いたしました。
それで、昨年11月の第4回定例会前に江別市学校給食の在り方検討委員会を設置していくということで、課題についても3点ほど挙げられておりまして、検討内容については、2施設ある老朽化した給食センターの建て替え等を踏まえた在り方、正規調理員が減少する中で、今後の運営形態の在り方等ということで、非常に重たい重要な検討委員会だと受け止めております。
先ほど藤城委員からありましたが、江別市の学校給食は地元の生産者の方の協力なしには維持もできないですし、今後、いろいろな環境の変化で保護者や子供たちにとっての学校給食の在り方という質的な面を考えたとしても、たまたま農業関係者の方がいらっしゃるということですけれども、本来は、しっかりとそういった分野の方を入れていただくべきだと思っているのです。
どうも内容が重た過ぎて、行政として、現在どういう考え方を持ってこの江別市学校給食の在り方検討委員会を進めていこうとされているのかがよく分からないといいますか、例えば、これまでにも江別市学校給食用食器検討委員会を何度も開催されていますけれども、やはり、どちらかというと、現場の意見や状況が前面に出ています。それはそれで重要だと思うのですけれども、いろいろな意見を聴いて議論をした上で結論を導くというプロセスが非常に大事だと思っているのです。
そうした中で、この運営形態と建て替えのことをこの委員会で1年間話すというのは本当に重たい内容だと思っているのですけれども、基本的には、行政としてどういう考え方を持って江別市学校給食の在り方検討委員会を進めていこうと考えておられるのか、現時点でお考えがあればお伺いします。
給食センター長:今回の江別市学校給食の在り方検討委員会の役割というか、どのようなことを検討するのかというところでは、まずは学校給食の今後の運営形態、また、施設整備に関すること、この2つが大きな課題になると考えております。
そういった中で、学校給食の在り方について、担当部局としてはどのように考えているかというところだと思うのですけれども、現段階では、ほかの市町村の状況も踏まえて情報収集をしている段階ですから、どのような形が望ましいかというところがまだ明確になっていない状況であります。まずは、現状把握のための作業をしっかりと進めていく中で課題も見えてくると思いますので、課題を踏まえて、江別市学校給食の在り方検討委員会の中で様々な御意見をもらいながら検討を進めていきたいと考えております。
干場君:今の給食センター長の答弁ですが、同じような状況になっている他自治体もあろうかと思いますけれども、あくまでも情報収集をしながら、この江別市学校給食の在り方検討委員会の皆さんの御意見を聴いて、ここで最終的な結論というよりも、意見を聴いた上でまたしっかりともんで、決定していくということでよろしいでしょうか。
要するに、ストレートに言いますと、今は運営形態は直営ですけれども、民間委託も視野に入れるという言葉が出てこないので、今ここで申し上げますが、そういったことも含めて、行政として江別市学校給食の在り方検討委員会の中で検討するポイントとしていくということなのか、そこのところをもう少し御説明願います。
給食センター長:江別市学校給食の在り方検討委員会での検討に当たっては、まずは直営方式の継続、または人材派遣、運営の委託化、施設については、調理場の集約化、建物の改修など、様々な選択肢が考えられますことから、何かありきで検討するのではなくて、あらゆる可能性の中から江別市の学校給食の在り方を検討していきたいと考えております。
干場君:今、給食センター長から答弁があったように、情報収集を含めてあらゆることを想定して検討していくということですので、そこを丁寧にやっていただきたいと思っています。
やはり、現状、地元の農業者の皆さんには本当に御尽力いただいておりますし、これからの給食というのは、本当に質の維持・向上といったところが江別市全体の魅力アップにもつながる話ですので、そういったところも含めてしっかりと丁寧に議論をしていただきたいと思いますし、必要に応じて何か関係者の方の御意見が必要であれば、随時、そのようなことにも取り組んでいくことを求めて質疑を終わります。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの江別市旧町村農場リニューアルオープンについてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
生涯学習課長:ウの江別市旧町村農場リニューアルオープンについて御報告いたします。
資料3ページを御覧ください。
旧町村農場は、建築後90年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいることから、令和4年度に実施設計、令和5年度に大規模改修工事を実施し、江別の酪農の歴史、産業を伝える施設に加え、地域の活性化に寄与する施設として、装いも新たに令和6年度にリニューアルオープンいたします。
1経緯及び2改修の概要については、これまでの当委員会に御報告してきているところですが、資料に記載のとおりとなっております。
3開館時間等につきましては、令和5年第3回定例会において、江別市旧町村農場条例の一部を改正し、記載のとおり、開館時間、休館日を規定しておりますが、令和6年6月6日に行いますオープニングセレモニー終了後の午後12時から一般の公開を始めます。
4オープニングセレモニーでありますが、令和6年6月6日午前10時30分から関係者に御出席いただき、市長挨拶、来賓挨拶のほか、テープカットを行い、リニューアルオープンいたします。
このほか、指定管理者主催のアンサンブルグループによる演奏を予定しております。
御参考に、資料4ページには旧町村農場配置図を、5ページから6ページには、旧町村邸平面図と第一牛舎平面図を載せておりますので、御参照ください。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
髙柳君:リニューアルする旧町村農場の駐車スペースについて質疑させていただきたいのですけれども、前提として、リニューアル後の施設敷地内の駐車可能台数を改めて教えてください。
生涯学習課長:資料4ページの平面図にも記載しておりますけれども、このたびの改修では、4月から白線の引き直しを行いまして、今は数えていないのですが、ここの駐車場は、たしか三十六、七台が止められるように白線を引いております。
髙柳君:私もたしか37台だったかというふうに把握していたのですけれども、間違いないということで、三十六、七台ということで理解させていただきました。
私も今後の見通しは分からないですけれども、今後、スペースに不安が残ると、少し狭いのかというふうに思っていたのです。例えば、関係者の方の駐車場は、たしか江別第三中学校の敷地の一部を借りて、そちらに車を止めるという工夫があったかと認識していたのですけれども、こちらはその予定で変わりはなかったですか。
生涯学習課長:関係者の駐車場についてですが、以前、確かに委員会でそのように答弁をしております。
例えば、今回のオープニングセレモニーですと、平日に行いますので、江別第三中学校の場合ですと、当然、学校も開いておりますから、そこをお借りすることはできません。また、イベント等によっては、参加する関係者の荷物の搬入や搬出もございます。ですから、今回もそうですが、この平面図ですと、駐車場の反対側にも舗装された車両の出入口がありますので、関係者については、この旧町村邸の裏のほうに車を止めて、そこから中に荷物を運んだりするようなことで、敷地に関係者が止める分については、そのように利用することを考えております。
髙柳君:関係者の駐車スペースについての現状の考え方を教えていただきました。
そして、一般利用者の方の駐車についてですけれども、例えば、今後、駐車スペースに誘導員が入ったりする予定があるかを教えてください。
生涯学習課長:誘導員の配置についてでありますが、このたびのリニューアルオープンが6月6日ということで、平日ではありますけれども、いろいろとニュース等で見たり、現在もSNSとかで一般社団法人えべつ観光協会も情報発信をしておりますので、一定の来館者が見込まれることと、また、オープン直後の週末は多数の来場者が見込まれるし、期待もしておりますので、指定管理者において誘導員を雇用して複数名で誘導して案内する予定でおります。
髙柳君:オープン直後は来場者も見込まれることから、週末には誘導員の配置をしていただけるということですが、これは、この先ずっとということではなく、様子を見ながらしばらくはという理解でいいのか、確認させてください。
生涯学習課長:まず、今現在決まっている段階では、オープニングセレモニーをする日と週末です。
最初の週末、そこを見て、その次の週の週末も必要かということについては、平日も含めてやはり来場の状況を見て判断します。
いずれ落ち着いてくるとは思うのですが、例えば、ミニ収穫祭ですとか軽スポーツのイベントを既に企画しておりますので、そういったイベントをやって多くの方に来ていただくことが見込まれる、または、期待されるときには、その都度、そういった対応を取る考えでおります。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。
干場君:これまでも、事務事業評価表において来場者数をカウントしていると思うのですけれども、リニューアルする前はいわゆる社会教育施設として、この旧町村農場の歴史を知りたいといいますか、関係者など、結構な人数に来ていただいていたと思うのですが、今回は貸し館といった意味合いも盛り込まれた新しい旧町村農場に変わることによって、来場者数のカウントの仕方といいますか、例えば図面で言いますと、どこで来場者数をカウントするのか。展示室に行っても行かなくても休憩スペース側に来ただけの人も旧町村農場に来た方だとカウントするのか、その辺を分けずにするのか、来場者のカウントの仕方についてお伺いします。
生涯学習課長:旧町村農場への来場者数の把握ですが、リニューアルオープンする前、令和4年度までは、旧町村邸、事務所の前に受付があってアンケートを取っており、御来場した方に、市内から来た、江別市以外の北海道内から来た、本州から来たという簡単なアンケートを取っておりました。
そこで、過去の場合は、冬期は閉鎖しておりましたけれども、何年度に全体として何人の来場者数があったという統計を取っていたのですが、今後におきましても、旧町村邸の入ったところで同じようにアンケートを取ります。
したがいまして、人がいないものですから、敷地内に入って散策した方とか、牛舎だけ見て帰ったという方は、正確にはこれまでも人数を把握できておりませんし、今後も正確に把握はできないのですが、過去からの推移を比較する上で、同様の来場者数のカウントを取りたいと考えております。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会予定案件、アのスポーツ振興財団の決算に関する書類についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
教育部次長:スポーツ振興財団の決算に関する書類について御説明いたします。
別冊の資料を御覧願います。
一般財団法人江別市スポーツ振興財団の決算に関する書類につきましては、一般財団法人江別市スポーツ振興財団の理事会並びに評議員会において承認を得まして市に提出されたものであり、その概要につきまして御説明いたします。
一般財団法人江別市スポーツ振興財団の事業の状況及び処務の概要につきましては、別冊資料の1ページから4ページに記載されておりますので、御参照いただきたいと存じます。
次に、別冊資料の5ページをお開き願います。
第3計算書類等に関する事項、1令和5年度収支計算書につきまして、まず、収入の部でありますが、主なものとして、2事業収入は、指定管理事業収入等であり、3億631万502円となっております。
また、3補助金収入は、江別市からの補助金であり、3,978万417円、これに基本財産運用収入、寄附金収入及び雑収入を加えた当期収入合計は3億5,080万6,787円であり、前期繰越収支差額1,551万9,581円を合わせた収入合計は3億6,632万6,368円となったものであります。
次に、支出の部でありますが、別冊資料の6ページをお開き願います。
1補助事業費は、スポーツ大会開催等に要した経費であり、4,006万7,005円、2受託事業費は、屋外体育施設等の管理業務に要した経費であり、1,548万8,057円、3指定管理事業費は、指定管理施設の管理運営費等に要した経費であり、2億9,344万8,534円となったものであります。
次に、別冊資料の7ページを御覧願います。
その他、自主事業費等を加えた当期支出合計は、3億5,636万238円となったものであります。
この結果、当期収支差額はマイナス555万3,451円となり、前期繰越収支差額を含めた次期繰越収支差額は、996万6,130円となったものであります。
なお、別冊資料の8ページの2収支計算書に対する注記から13ページの監査報告書までは、それぞれ記載のとおりであります。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、教育部所管事項を終結いたします。
企画政策部入室のため、暫時休憩いたします。(10:37)
委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(10:38)
2企画政策部所管事項、(1)報告事項、アの江別市行政改革大綱(案)及び江別市行政改革推進計画(案)に係る意見公募(パブリックコメント)の実施についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
政策推進課長:それでは、私から、江別市行政改革大綱(案)及び江別市行政改革推進計画(案)に係る意見公募(パブリックコメント)の実施について御報告いたします。
資料の1ページを御覧願います。
1意見公募(パブリックコメント)の実施についてでありますが、えべつ未来づくりビジョン(第7次江別市総合計画)で掲げる将来都市像を実現するため、行財政運営に係る基本目標と取組方針を定めた江別市行政改革大綱及び大綱が掲げる基本目標等を達成するための具体的な取組項目を定めた江別市行政改革推進計画の案について、意見公募(パブリックコメント)を行おうとするものであります。
昨年7月の当委員会に御報告いたしましたとおり、江別市行政改革推進本部会議、同幹事会及び部会の庁内会議のほか、学識経験者、有識者、市民公募の委員で構成される江別市行政改革推進委員会で協議を行い、本年3月に新しい大綱及び推進計画の案を取りまとめたところであります。
ここで、新しい大綱及び推進計画の概要について御説明いたします。
別冊資料1江別市行政改革大綱(案)の1ページを御覧願います。
1行政改革の目的として、えべつ未来づくりビジョン(第7次江別市総合計画)の実現を目指し、効果的で効率的な行政運営と健全な財政基盤の確立を図るための指針として、江別市行政改革大綱を定めることを記載しております。
次に、別冊資料1の2ページに、これまでの行政改革の取組と致しまして、これまでの行政改革の歩みについて触れております。
次に、別冊資料1の3ページからは、3市を取り巻く環境と現状として、人口や財政の状況について記載しており、めくりまして、5ページの4行政改革の位置づけと進め方では、江別市行政改革大綱は第7次江別市総合計画の下に位置づけられる個別計画であることを明記いたしまして、中央の図では、江別市行政改革大綱と江別市行政改革推進計画の取組を行うことで、個々の事務事業が効率的に行われるようになることを示しています。
次に、別冊資料1の6ページを御覧ください。
5と致しまして、行政改革の基本目標とそれぞれの目標を実現するための取組方針を図示しており、基本目標を2つ、また、その下には取組方針として12の項目を挙げております。
別冊資料1の7ページ以降につきましては、その詳細になります。
基本目標、時代に即した効果的で効率的な行政運営では、1情報共有の推進から、めくっていただきまして、8ページの7業務効率化の推進までの全部で7つについて記載しております。
また、別冊資料1の9ページからは、健全で安定した財政運営と致しまして、8財源の確保から、10ページになりますけれども、12広域連携の推進まで、全部で5つについての説明を記載しております。
そして、別冊資料1の11ページには、江別市行政改革大綱の推進状況を把握するものとして、基本目標ごとに、1市政に関する情報・広報の提供に満足している市民割合のほか、全部で6つの指標を記載するとともに、それらを7体系図としてまとめております。
続きまして、別冊資料2江別市行政改革推進計画(案)を御覧ください。
この推進計画は、江別市行政改革大綱の示す方向性に合わせて具体的な取組項目を定めるもので、計画期間は令和6年度から令和10年度までの5年としております。
まず、別冊資料2の1ページを御覧ください。
1行政改革推進計画の目的として、ただいま申し上げた計画の目的を記載しており、2推進計画の進行管理では、推進体制のほか、それぞれの取組項目の所管課の役割、市民への公表等について図示しております。
次に、別冊資料2の2ページを御覧ください。
江別市行政改革大綱の基本目標、取組方針と江別市行政改革推進計画の取組項目の一覧となっております。
先ほど御説明いたしました江別市行政改革大綱の2つの基本目標にぶら下がる12の取組方針の一つ一つに、1から23の取組項目を挙げております。
別冊資料2の3ページ以降につきましては、その取組項目について、内容、数値目標などを記載しております。
基本目標1については、3ページから、めくっていただきまして、7ページまでに記載している16項目、基本目標2については、8ページから9ページまでの7項目を掲げておりまして、それぞれの取組項目ごとに進行状況を管理していこうというものであります。
別冊資料2の10ページを御覧ください。
4大綱の成果指標では、江別市行政改革大綱で定めている成果指標と5年後の目標値を記載しております。
改めまして、本編資料の1ページにお戻りください。
2のパブリックコメントの実施概要ですが、意見の募集期間は令和6年6月4日火曜日から7月4日木曜日まで、資料の公表場所は記載の13か所でありまして、このほか、広報えべつ及びホームページでの周知も考えております。
4策定までのスケジュールですが、パブリックコメント実施後の結果については、当委員会の御意見等も踏まえながら、8月までに江別市行政改革推進委員会、江別市行政改革推進本部会議及び当委員会に報告した後、江別市行政改革大綱及び江別市行政改革推進計画を正式に決定したいと考えております。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
干場君:1点お伺いしたいと思います。
まず、江別市行政改革大綱ですが、今の江別市にとって大変重要なのは、健全で安定した財政運営かと思っていまして、財源の確保とか公共施設の在り方の検討、事務事業の見直しなどが記載されています。
江別市行政改革推進計画の1ページの図の中では、江別市行政改革推進本部、市民、所管課、江別市行政改革推進委員会の図が描いてありますけれども、現行の江別市行政改革推進委員会は、今申し上げた事業の見直しといったところまで踏み込むような御意見を頂く場ではないので、実際、今回の江別市行政改革大綱の中に書いてある事業の見直しを実効性のあるものにしていくために、具体的にどういうことを考えているのかというのが、正直言ってこれまでもよく分からなかったし、多分、ほとんどが必要な事業ということで継続されてきたことも分かるのです。江別市にとって急激な歳入増が到底見込めないという中で、財政健全化を図っていくためには、やはり事業の組替えとか見直しといったことを行い、何とか財源を捻出していかなければなりません。しかしながら、外部で事業の見直しを図るといった御意見を頂けるような場ではなく、前は江別市行政評価外部評価委員会もありましたけれども、今は御意見を頂くという感じの委員会です。では、行政内部で、江別市行政改革大綱の9ページに書いてある、とりわけ事務事業の見直しをどういうふうに進めていくのかというのが正直言って疑問です。
それをどういうふうに、単年度もしくは3年、4年、5年というスパンで、現実的に打ち出していくのかということが今後は非常に大変だと思うのですけれども、重要なポイントだと思うので、現時点もしくは今後に向けて、それをきちんと着実に進めていくために必要なお考えがあれば、お伺いします。
政策推進課長:今、干場委員からも御指摘がありましたとおり、健全で安定した財政運営というものがこれからも求められており、新たな事務が増えていく中で、既存の事務が残っていくというような状況がこれまでも続いてきたところは、我々も認識しておりまして、今回、江別市行政改革推進計画に事業の統廃合というものをあえて載せているのは、そういった危機感から載せたという経過がございます。
手法については、これから検討していって、それぞれの部局に対して検討してもらうことになると思うのですけれども、それ自体が負担にならないような方法を検討してもらうと。そして、その内容を江別市行政改革推進委員会といったところにお諮りをして評価をしていただくと。もっと踏み込んだらいいのではないか、あるいは、これで頑張ってねという評価を頂くか、それは分かりませんけれども、そういったところで評価をしていただくことで、一つ一つ事業の統廃合、あるいは、作業工程の見直しに踏み込んでいければと考えております。
干場君:江別市行政改革大綱の7ページですが、進めていくためには、いずれにしても、行政側の丁寧な説明と市民理解を深めるといいますか、対話の場が必要で、この間、総合計画でも、市民協働や市民参加をずっとうたってきていると思うのです。
ここの取組、もしくは、職員の意識というものを所管を問わず全庁的にしっかりと捉えた上で進めていただくことが重要だと思うのですけれども、この点について、これまで以上に、職員意識といいますか、改めて再認識をしていただくことが重要だというふうに思うのですが、新たな総合計画がスタートしたところで、これまで以上に何かお考えがもしもあればお伺いします。
政策推進課長:市民との協働の意識とか、職員の意識についての御質疑かと思います。
まず、そういったことが重要であるという意識は、例えば、江別市行政改革大綱の7ページに書かれております情報共有の推進ですとか、市民参加機会の充実、あるいは、協働の推進というものを項目として取り上げたところで、職員もこういった意識を持ちましょうと。これは、職員にも、市民の皆さんにも公表される資料ですので、それがまず一つベースとしてあって、重要なものと認識しています。
それで、実際問題としまして、実は、この協働の関係は前の江別市行政改革大綱や江別市行政改革推進計画に載っておりまして、協働が進んでいる市民割合というのは、アンケート調査結果でも大体3割程度で推移してきたという経過があります。
この原因の一つになるかどうかというのは、所管課の生活環境部で議論させていただいた中では、やはり協働の担い手の原動力といいますか、メインエンジンと言われているものが自治会だったのですが、コロナ禍で自治会も思うような活動がなかなかできなくて、今、よくコロナ禍が明けたと表現されますけれども、5類感染症になって制限がなくなってきました。それでは、市役所、あるいは、市役所と自治会、市役所と市民の方で何かやりましょうといったときに、そのメインエンジンがなかなか動いていかない実態があるというような悩ましい話も聞いております。
新たな行政改革の項目に取り上げることで、この指標が向上していくようにこれからも努めていくわけですけれども、イベントへの職員派遣といったものも通じながら、我々市役所、あるいは、自治会、市民の方、それぞれが成功体験を積み重ねていくことによって、こういった意識というものが徐々に醸成されていくのかと考えております。そのような思いで、ここに取組の項目という形で挙げさせていただいたところです。
干場君:行政が市政運営を進めていく上でここは結構大きなポイントであると、私個人としては考えているのです。
当初、市民協働といいますか、江別市自治基本条例を制定するときには企画政策部からスタートして、条例制定後に生活環境部市民生活課に移管されたわけですけれども、職員の意識の醸成、意識啓発、さらなる意識を深めていただきたいということを過去にも申し上げております。企画政策部ではなく、生活環境部市民生活課にあるということであっても、これまでの総合計画、そして、新しい総合計画の中でも、この協働というところが結構大きな柱として打ち出されていますが、この考え方を進めていくことにおいて、何ら揺らぐことはないのでしょうか。
私の勘違いかもしれませんけれども、とかく、全庁的なことは企画政策部が発信というところがやはり大きい気がしていたものですから、そういうことは関係なく、しっかりと取り組んでいくのだという理解でよろしいのか、確認という意味でお伺いします。
政策推進課長:企画政策部と他の部局との関わりというお話につながるのかと思いますけれども、江別市行政改革大綱の5ページの図を見ていただきたいと思います。
こちらの図に込めた思いといいますか、我々企画政策部の関わり方ですけれども、行政改革を所管しているのは我々企画政策部です。今、干場委員から御指摘がありましたとおり、市民協働については生活環境部が所管しているのですけれども、この江別市行政改革大綱の項目に掲げて、それぞれの取組の内容を、我々からも横串で刺すという形になりますが、それぞれの事業に対して働きかけをしていくことによって、上にあります第7次江別市総合計画を達成していこうという考え方に基づいています。
そのため、組織のいわゆるセクショナリズムではなくて、組織横断的な形で我々も関わっていけるように、この江別市行政改革大綱の中に取組の方針を盛り込んでいったとお考えいただければと思います。
干場君:了解いたしました。よろしくお願いいたします。
最後に、もう1点だけお伺いしたいと思います。
江別市行政改革大綱の10ページの広域連携の推進ですけれども、これは、さっぽろ連携中枢都市圏などのと書いてありますが、さっぽろ連携中枢都市圏で一番活用しているのは公立夜間中学校だと思うのです。こうした分野にかかわらず、福祉的なところなど、いろいろとあると思うのです。江別市にはないけれども、札幌市にこういうところがあるというように実際に紹介されて、それは、そういう意味での連携といいますか、情報の提供ということだと思うのです。
さっぽろ連携中枢都市圏をもっと有効活用といいますか、積極的に取り組むことがすごく重要ではないかと思うのですけれども、ここは江別市だけが頑張っても何かできるものなのか、できないものなのかというのが、加減が分からないのです。その辺について、もっと積極的に取り組んでいかれたらいいかと思っているのですけれども、その辺についてのお考えがあればお伺いします。
政策推進課長:広域連携の推進というところですが、こちらは従前の江別市行政改革大綱に引き続き取り組むというものに触れております。
今、御指摘がありましたさっぽろ連携中枢都市圏ですとか、その他の自治体と連携ということが非常に重要だと思っていまして、これはコスト的な部分であったり、それ以外の今御指摘のありましたソフト的なものとかも含めてだと思っています。
そのため、ここの行政改革の取組という中で、様々な形で他自治体との連携などを深めていくことができればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。
高橋君:具体的なことですけれども、2点ほど確認させていただきたいと思います。
まず一つに、江別市行政改革大綱の7ページの市民参加機会の充実と協働の推進の項目で、これまでもそういう表現だったから、これが問題ということではないのですけれども、市民参加の機会として、意見公募や審議会等への参加と書かれております。これは、いずれも市民意見を行政運営に反映させようという枠組みだというのは理解するのですが、意見公募の際に市民が意見を応募してくださるのは一市民としての立場だと思うのですけれども、審議会等への参加の場合は市民機関の一員としての立場で参加していただくということになると思うのです。
これについては、行政側は十分に理解して対応されているかとは思うのですけれども、参加いただく市民の方もそういう理解を頂けるような、例えば、応募の際や審議会の初めの段階に十分な説明がされているのかどうか、確認させてください。
政策推進課長:審議会について、実は生活環境部から市民参加手続き職員ガイドラインというものが出ておりまして、その中で公募に当たっての留意事項が示されているところですので、そういったものに従って、各部局において適切に説明されていると考えております。
高橋君:もう1点、確認させていただきたいと思います。
同じく江別市行政改革大綱の8ページの7の業務効率化の推進の最後のところに、本庁舎の建て替えを見据えた保存文書の取扱いについて検討していきますと書かれていて、江別市本庁舎建設基本計画でも同様のことが書かれています。どういう性質の文書を保存して、どういう性質の文書はこの機会に廃棄するとか、その仕分けといいますか、判断基準みたいなものを説明いただくような機会というか、もしかしたら委員会の中でそういう項目が出てくるかとは思うのですけれども、そういうものが分かるような状態で示されるのかどうか、どのような想定をされているかをお伺いします。
政策推進課長:庁舎の建て替えにおける保存文書の仕分けの基準です。
庁舎の建て替えにつきましては、総務部を中心として検討が進められているところで、現在、パブリックコメントを経て、この後、総務部からも江別市本庁舎建設基本計画についての報告がなされると聞いておりますけれども、その内容に従って、文書の仕分けについても今後検討が進められると承知をしております。
その関係もありまして、江別市行政改革推進計画の7ページの16の庁舎建て替えに伴う保存文書の取扱いの検討という指標で検討・実施とさせていただいているのはそういった理由でして、毎年の検討実施の状況については、江別市行政改革推進委員会等に報告をして、その上でチェックをしていくというような形になろうかと思います。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの第3期江別市総合戦略(仮)の策定についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
総合計画・総合戦略担当参事:それでは、私から、第3期江別市総合戦略(仮)の策定について御報告いたします。
資料の2ページを御覧ください。
初めに、1策定趣旨についてですが、現行の第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略が令和6年度をもって終了することから、令和7年度を初年度とする第3期江別市総合戦略(仮)を策定するものであります。
策定に当たりましては、国が令和4年12月に現行のまち・ひと・しごと創生総合戦略を抜本的に改訂して策定しましたデジタル田園都市国家構想総合戦略の内容を踏まえ、現行の第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略における基本目標を踏襲しながら、デジタルの力を活用し、人口減少対策などの社会課題の解決に向けた取組を加速化、深化していくように留意してまいります。
なお、策定作業は、デジタル活用の視点が重要になりますことから、政策推進課参事(総合計画・総合戦略担当)とデジタル政策室参事(デジタル政策担当)が協力して進めることとしております。
続いて、2次期総合戦略の策定等に係る新たな会議体の設置についてですが、次期総合戦略にデジタルの要素を加える必要が生じたことから、策定に当たりましては、現行の総合戦略の進捗管理等を所管する江別市まち・ひと・しごと創生有識者会議を解散し、新たな会議体を設置して検討を進めることと致します。
また、江別市DX推進方針等の検討・推進を所管する江別市未来型政策検討委員会につきましても、発展的に解散し、次期総合戦略の策定に際して新たに設置される会議体に統合する予定であります。新たな会議体につきましては、令和6年8月頃をめどに設置し、次期総合戦略の策定作業を進めていく予定であります。
最後に、3策定スケジュール(予定)についてでありますが、6月から7月には、新たな会議体の委員選定及び市民公募委員の募集を行うとともに、市民ワークショップを4回程度開催します。
8月には、新たな会議体による第1回会議を開催するほか、次期総合戦略(骨子)の作成、10月から11月には、次期総合戦略(素案)の作成及び戦略構成事業の検討を行います。
12月から1月に、意見公募(パブリックコメント)を実施し、その結果確認を1月から2月に行った上で、次期総合戦略(最終案)を作成し、3月に次期総合戦略の策定を目指したいと考えております。
なお、策定に当たりましては、適宜、総務文教常任委員会に御報告の上、進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
三吉君:まず、2点確認させていただきます。
現在の第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略が令和6年度をもって終了するということですけれども、まず、これに関しての評価や検証は、改めて委員会に報告があるかどうかをお伺いします。
総合計画・総合戦略担当参事:現行の第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、令和6年度をもって終了ですけれども、現在はまだ進行中でありますし、毎年度、評価、検証を行っておりますので、そのように進めてまいりたいと考えております。
三吉君:もう1点お伺いさせていただきます。
今回の総合戦略に対してもう少し詳しくお伺いしたいのですけれども、国のどのような動きがあって、今回、市として新しい戦略を立てるに至ったのですか。
総合計画・総合戦略担当参事:国の動きと市の第3期の策定に係る方向性といいますか、考え方についてかと思います。
まず、国で、まち・ひと・しごと創生法という法律がございまして、この法律の趣旨が、人口減少問題に対応すること、それから、東京一極集中の問題を是正するため、それぞれの地方都市において魅力的な地方創生を行っていく、この2つが主な趣旨としてございます。
その趣旨を踏まえまして、令和4年度までになりますが、国では、まち・ひと・しごと創生総合戦略というものを、第1期、第2期と策定し、取組を行っております。市においても、国の総合戦略を踏まえた形で総合戦略を策定して取組を進めてきたところであります。
令和5年度になりまして、国では、デジタル田園都市国家構想戦略という、これまでのまち・ひと・しごと創生総合戦略を抜本的に改訂する形で、いわゆるデジタルの力を活用して地方創生の取組を進めるという形に方針を転換しております。
市におきましても、こうした国の流れを踏まえまして、第3期江別市総合戦略を策定する必要があると考えております。基本的には、当初説明いたしましたまち・ひと・しごと創生法が基になっておりますので、デジタルの力を活用するといえども、その趣旨自体が変わることはありませんので、第2期で市が掲げている4つの基本目標を踏襲する形で、社会課題解決、魅力向上に向けた様々なこれまでの取組を再検証し、かつ、デジタルの力を活用して、これらの取組を継承、発展させていきたいというようなものを第3期に盛り込んでいきたいと考えております。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、企画政策部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(11:11)
委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(11:12)
3総務部所管事項、(1)報告事項、アの交通事故についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
総務部長:交通事故について御報告させていただきます。
職員には、日頃から交通事故の防止と安全運転の励行について注意喚起してまいりましたが、去る5月16日、資産税課の職員が外勤中にコンビニエンスストアに立ち寄り、敷地内の駐車場に駐車しようとした際に、駐車スペースから出ようとした車に接触する事故を起こしましたので、御報告するとともに、おわびを申し上げます。
なお、事故の詳細につきましては、資産税課長から御報告いたします。
資産税課長:私から事故の詳細について御報告いたします。
資料の1ページをお開きください。
今回の事故でありますが、去る5月16日木曜日の午後4時35分頃、幸町3番地にあるコンビニエンスストア、ローソン江別幸町店敷地内の駐車場で発生したものでございます。
事故の内容ですが、固定資産税・都市計画税の納税通知書の返戻調査のため外勤した資産税課職員が運転する公用車がコンビニエンスストアに立ち寄った際に、駐車場内を走行中、バックで駐車スペースから出てきた車に気づき停車しましたが、そのまま相手方車両が後方左方向に転回し、相手方車両の右側前方部と当方車両の右側前方部が接触したものであります。
損害の程度については、当方の車両、相手側車両ともに右側前部の損傷であり、幸いにも人身事故には至りませんでしたが、今後におきましても、さらなる安全確認の徹底を図り、事故の防止に努めてまいります。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
干場君:今、状況を御説明いただいたことと、この図面を拝見しますと、やはり職員側の前方不注意というふうに見えます。
厳しい言い方ですが、外勤中にローソンに立ち寄ったということで、そもそも外勤に出て、これは戻り途中なのか、行く道すがらなのかは分かりませんけれども、基本的には、公用車で仕事に出て、戻って来るときには、直接用務先に行き、そして、よほど何か事情がない限りは真っすぐ庁舎に戻ってくるということだと思うのです。ローソンの敷地内で起きたということは、課内での外勤の基本的な行動の在り方といいますか、その辺をどのように周知されていたのか、その点についてお伺いします。
資産税課長:公務中のコンビニエンスストア利用についての御質疑だと聞いております。
長時間の外勤の場合は、トイレや水分補給などの利用はやむを得ないものと判断しておりますけれども、それも必要最低限の範囲で利用する場合のみでございます。
業務が終われば速やかに帰庁すること自体を基本として、職員に対して周知しているところでございます。
干場君:今、御説明がありましたとおり、この場所で言えば庁舎はすぐ近くですし、速やかに戻るべきで、もしも行く前に立ち寄ったのだとしたら、それはまたそれで、なかなか説明がしづらい状況かと思います。速やかに行うということを今後もさらに周知徹底していただきたいと思いますし、なるべくこういった事故が起きないような認識を持っていただくことが重要だと思いますので、さらなる周知徹底に努めていただきたいと思います。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。
髙柳君:確認をさせていただきたいのですけれども、この図面の状況で、事故の過失割合について分かれば教えてください。
資産税課長:まだ正式には出ておりません。
ただ、停車中の事故でありながらも、全くゼロというわけではないという形で先方と整理しているところでございます。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの本庁舎建設基本計画(案)に係る意見公募(パブリックコメント)の結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
庁舎耐震化担当参事:本庁舎建設基本計画(案)に係る意見公募(パブリックコメント)の結果について御報告いたします。
別冊でお配りしております資料の1ページを御覧願います。
記載の募集期間で意見公募(パブリックコメント)を実施した結果、11名の方から82件の御意見を頂きました。
意見に対する考え方の区分は、A意見を受けて計画に取り入れるものが1件あったほか、資料に記載のとおりで、寄せられた御意見に対する市の考え方は、別冊資料の2ページから24ページのとおりであります。
この結果については、当委員会の後、御意見を頂いた方に送付するとともに、市ホームページでの公開を予定しております。
意見を受けて計画に取り入れたものですが、別冊でお配りしております江別市本庁舎建設基本計画(最終案)の9ページをお開き願います。
SDGsの17のゴールを記載しておりましたが、御意見を受けて、ページの下部に、新庁舎の建設において特に関係が深い目標を大きく表示する修正をしております。
なお、4月17日に第5回江別市本庁舎建設基本計画検討委員会を開催し、パブリックコメントの結果を受けて、江別市本庁舎建設基本計画案を一部修正することについて御報告しております。
その後、5月20日に庁内検討委員会を開催し、別冊資料の江別市本庁舎建設基本計画案を最終案とすることを確認しており、本日の委員会報告の後、江別市本庁舎建設基本計画を決定したいと考えております。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの本庁舎建設に係る基本設計についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
庁舎耐震化担当参事:本庁舎建設に係る基本設計について御報告いたします。
お手元の資料の2ページをお開き願います。
1経過ですが、これまで検討を進めてきた江別市本庁舎建設基本計画が令和6年6月に策定を終える予定であることから、次の段階として、計画で整理した内容について基本的な図面や仕様を明らかにする基本設計を行います。
次に、2本庁舎建設基本設計業務委託に関する公募型プロポーザルの実施についてでありますが、(1)概要は、江別市本庁舎建設基本計画に基づき、基本設計を実施するに当たり、計画の理解度が高く、適切に設計に反映する豊富な経験や確実に実施する技術力、提案力のある設計者を選定する必要があるため、プロポーザル方式により、広く事業者を公募するものです。
(2)業務概要でありますが、業務名は、江別市本庁舎建設基本設計業務委託、業務内容は、本庁舎建設工事に係る基本設計、履行期間は契約締結日から令和7年6月末までであります。
(3)スケジュールは、公募開始が7月下旬、参加資格を審査する1次審査は8月中旬、プレゼンテーション及びヒアリングにより提案内容を審査する2次審査は10月上旬、審査結果通知・公表は10月中旬、契約締結は11月上旬を予定しております。
次に、3選定委員会の設置でありますが、所掌事項は、本庁舎建設基本設計の事業者選定に関する事項であり、委員構成は、外部から4名、内部から5名の計9名で構成し、任期は事業者が決定するまでを考えております。
4基本設計全体スケジュールとしましては、表に記載のとおり、10月に設計事業者が決定し、11月からは基本設計業務に着手し、約8か月間の業務期間を経て、来年6月に完成するように進めてまいりたいと考えており、当委員会にもその進捗を適宜、御報告させていただきたいと考えております。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
高橋君:今日頂いた報告は、主に基本設計の業務委託に関することと、選定委員会の設置ということを伺ったのですけれども、この機会ですので、お伺いしておきたいことが何点かあります。
一つには、江別市本庁舎建設基本計画に係る意見公募の結果を一通り拝見しましたけれども、寄せられた意見の中には、江別市本庁舎建設基本計画ではなくて、基本設計段階以降の内容の方が随分いらっしゃったとお見受けしました。やはり、市民として意見を言いたいのは、そういう段階になってからなのかと思って見ていたところです。
基本設計全体スケジュールの中で、市民の意見を取り入れるのは、いつ頃と想定されているのか、VRについても予算化されていたと思うのですけれども、それは基本設計段階で利用されるのかどうか、その辺りを説明してください。
庁舎耐震化担当参事:まず、VRの活用も含めた市民周知に関してでございますが、設計の成果を広く市民と共有することが必要であると考えておりますことから、開催時期は未定でございますけれども、説明会等の周知の機会を設けて、さらにホームページなどでも周知を図ってまいりたいと考えております。
次に、市民の意見を取り入れる部分についてでありますけれども、これまでも市民アンケートや市民ワークショップ、市民説明会や意見公募、そして、委員公募など、様々な機会において、若い方を含めてお話を聞いてきて、江別市本庁舎建設基本計画に反映させてきたところでございます。
この次の基本設計に関しましては、江別市本庁舎建設基本計画で整理した内容を基本的な図面や仕様に具体化していくところでございますので、市民意見の公募につきましては、現在未定ではございますけれども、何らかの形で意見を聴く機会を設けていきたいと考えております。
高橋君:特に気にかかっているのは、ユニバーサルデザインやバリアフリーに関してです。
よその自治体ですけれども、公共施設において、バリアフリートイレと言いながらも、当事者にとっては使いにくい設計だったりするということが指摘されているものですから、やはりそういうものを設計する際には、当事者御本人や関係団体などの意見を取り入れながら、よりよい設計にしていくという取組が必要ではないかと思いますが、そうしたことは可能かどうかお伺いします。
庁舎耐震化担当参事:委員の御指摘のとおり、使いやすい動線やトイレ等の設備、分かりやすいサインの形であったりとか、配色などのユニバーサルデザインにつきましては、設計の段階で市内関係団体への意見聴取を考えているところでございます。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。(11:28)
委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(11:28)
次に、エの令和6年度工事契約状況(5月14日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
契約管財課長:令和6年度工事契約の5月14日現在の状況につきまして御報告申し上げます。
当委員会には、水道・下水道工事を除く契約管財課所管の工事契約状況につきまして御報告をしているところであります。
資料の3ページを御覧願います。
今年度分を上段に、昨年度分を下段に、比較する形で表にしております。
まず、今年度の工事予定についてでありますが、土木工事は22億7,112万9,000円で、件数は46件を予定しております。
また、建築工事は、28億4,819万9,000円で、件数は43件を予定しており、合計で51億1,932万8,000円、件数は89件となっております。
次に、契約状況でありますが、土木工事は8件で、契約金額は5億9,220万1,720円、契約率は26.1%となっております。
建築工事は9件で、契約金額は1億9,191万7,000円、契約率は6.7%となっており、土木・建築工事の合計は、17件、7億8,411万8,720円、契約率は15.3%となっております。
次に、資料の4ページを御覧願います。
1工事当たり130万円を超えるものの契約状況を土木工事、建築工事に区分いたしまして、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名をそれぞれ記載しておりますので、御参照願います。
また、令和5年度に債務負担行為を設定した、いわゆるゼロ市債に係る工事につきましては、土木工事の表の上から4段目の路面凍上改修工事その1から路面凍上改修工事その6までの計6件で、2億8,736万4,000円となっております。
また、契約金額130万円以下の工事の契約は、建築工事の表、下から2段目に記載のとおり、1件、103万4,000円となっており、土木工事につきましてはございませんでした。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、オの指定管理者の更新等についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
契約管財課長:指定管理者の更新等につきまして、次年度に向けて更新の対象となる施設及びそのスケジュールを御報告申し上げます。
資料の5ページを御覧願います。
1令和6年度指定管理者更新施設でありますが、今年度末をもって指定期間が満了となる区画整理記念会館ほか、計3施設につきまして、施設名、所管課、前回の募集方法及び指定期間、現指定管理者、今回の募集方法及び指定期間を記載しております。
今回の募集は、公募施設が1施設、非公募施設が2施設となっております。
次に、2指定管理者の更新等に係るスケジュール予定でありますが、公募を行う施設につきましては、7月上旬に広報えべつ及び市ホームページで公募施設を公表した後、7月下旬から募集要項等の配布、説明会の開催などを実施いたします。
9月上旬に申込受付を締め切りまして、同月下旬から10月中旬の間に江別市指定管理者選定委員会を開催し、公開プレゼンテーションを行った上で指定管理者となるべき団体を選定いたします。
その後、公募施設、非公募施設ともに11月上旬に仮基本協定を締結し、12月の定例会に指定管理者の指定に係る議案を提案し、議決を頂いた場合は、指定管理者として指定いたします。
令和7年3月には年度協定を締結し、4月1日から新協定に基づく管理運営が開始される予定です。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会予定案件、アの財産の取得(大型除雪グレーダ)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております財産の取得につきまして御説明申し上げます。
資料の6ページを御覧願います。
大型除雪グレーダーの購入につきましては、予定価格が2,000万円以上の財産の取得となりますことから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、第2回定例会に提案しようとするものであります。
現在、市では、大型除雪グレーダー車を1台保有しておりますが、除排雪体制の強化のため、建設部において新たに1台を増強し、取得しようとするものであります。
取得車両の概要につきましては、9概要に記載のとおりであります。
入札と契約についてでありますが、去る5月9日に一般競争入札を行った結果、4,983万円で日本キャタピラー合同会社が落札し、納入期限を令和7年3月31日として、5月13日付で仮契約を締結したところであります。
なお、資料の7ページに車両の外観図を掲載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イないしエの財産の取得についてを一括議題と致します。
本件に対する一括説明を求めます。
契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております財産の取得につきまして、水槽つき消防ポンプ自動車の購入、消防ポンプ自動車の購入及び救急自動車の購入の3件を一括して御説明申し上げます。
資料は、8ページから10ページとなります。
これら3件の財産の取得につきましては、予定価格が2,000万円以上の財産の取得となりますことから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、第2回定例会に提案しようとするものであります。
資料の8ページを御覧願います。
初めに、水槽つき消防ポンプ自動車についてでありますが、現在、市が保有する平成20年度に取得した水槽つき消防ポンプ自動車1台を老朽化に伴い更新しようとするもので、取得車両の概要につきましては、9概要に記載のとおりであり、消火薬剤の混合が可能な消防ポンプを搭載しております。
また、更新車両の処分等については、納車後、公売を予定しております。
入札と契約についてでありますが、去る4月4日に指名競争入札を行った結果、8,119万3,050円で、株式会社二二商会が落札し、納入期限を令和7年3月31日として、4月10日付で仮契約を締結したところであります。
次に、資料の9ページを御覧願います。
消防ポンプ自動車についてでありますが、現在、市が保有する平成6年度に取得した消防ポンプ自動車1台を老朽化に伴い更新しようとするもので、取得車両の概要につきましては、9概要に記載のとおりであり、機動性に優れた可搬式の小型動力ポンプを積載しております。
また、更新車両の処分等については、納車後、公売を予定しております。
入札と契約についてでありますが、去る4月4日に指名競争入札を行った結果、3,576万2,760円で株式会社北海道モリタが落札し、納入期限を令和7年3月31日として、4月10日付で仮契約を締結したところであります。
次に、資料の10ページを御覧願います。
救急自動車の購入についてでありますが、現在、市が保有する平成25年度に取得した救急自動車1台を老朽化に伴い更新しようとするもので、取得車両の概要につきましては、9概要に記載のとおりであり、安全性の高い電動ストレッチャーを導入しております。
また、更新車両の処分等については、納車後、点検及び故障等に備え、予備車両としての使用を予定しております。
入札と契約についてでありますが、去る5月9日に指名競争入札を行った結果、3,338万6,230円で札幌日産自動車株式会社が落札し、納入期限を令和7年3月31日として、5月13日付で仮契約を締結したところであります。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、オの江別太南大通り整備工事請負契約の締結についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております工事請負契約の締結について御説明申し上げます。
資料の11ページを御覧願います。
江別太南大通り整備工事請負契約につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、第2回定例会に提案しようとするものであります。
入札と契約についてでありますが、去る5月9日に一般競争入札を行った結果、2億7,656万7,720円で協和八光建設株式会社を代表者とする協和八光・のっぽろ実業・中央緑化特定建設工事共同企業体が落札し、工期を議会の議決のあった日から令和7年2月20日までとして、5月14日に仮契約を締結したところであります。
資料の12ページを御覧願います。
工事の概要でありますが、1施工場所は、江別太地内であり、2工事内容は、昨年度に引き続き、国道337号に接続する江別太南大通りを振り返るための道路新設に伴う盛土工及び中層混合処理工を行うもので、道路延長等は記載のとおりであります。
なお、3として位置図を掲載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、カの訴えの提起についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております訴えの提起について御説明申し上げます。
資料の13ページを御覧願います。
1本件の概要でありますが、市が所有する土地に係る賃貸借契約について、土地賃貸料の未払いによる債務不履行を理由として、令和5年11月に相手方に対し、令和6年3月31日をもって契約を解除する旨の予告を行うとともに、相手方が本件土地上に所有する建物及び物置の収去並びに本件土地の明渡しを求めました。
その後、予告を行った期日に本件契約を解除したところであります。
しかしながら、相手方は、退去はしたものの、本件土地上に相手方が所有する建物及び物置の収去は、現時点において履行されておりません。
当該建物は築75年以上を経過し、老朽化が著しく、また、本件土地は通学路に面しており、降雪時には通学路への落雪のおそれがあるなど、安全性に問題があるため、速やかに収去を行う必要がありますことから、建物収去土地明渡等請求の訴えを提起しようとするものであります。
2訴えの相手方は、資料に記載のとおりであります。
3請求の趣旨でありますが、建物・物置の収去及び土地の明渡し並びに未払い土地賃貸料392万6,424円の支払いを請求するものであります。
4物件目録でありますが、本件訴えの提起に係る土地並びに建物及び物置の概要を記載したものであります。
5その他でありますが、上訴、和解その他本件の処理に関する事項について、市長に御一任いただくことにつきまして、併せて議決を求めるものであります。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。
高橋君:この案件はこれから定例会に上程が予定されていることですので、この内容自体は特に質疑するつもりはないですけれども、その前段というか、前提のこととして、市が所有する土地の上に民間の建物が建っているという状態が生まれた過去の経過について教えてください。
契約管財課長:本件の土地でありますが、昭和41年までは野幌屯田兵村財産区の管理地でございまして、記録によりますと、こちらは今回の訴えの相手方の叔父に当たる方が、御夫婦で昭和20年10月頃からお住まいであったということのようです。
野幌屯田兵村財産区の解散に先立ち、昭和41年に野幌屯田兵村財産区から市に寄附されたのが本件土地でございまして、同年に野幌屯田兵村財産区と相手方の叔父夫婦との賃貸借契約を引き継ぐような形で市と訴えの相手方の叔父に当たる方が契約を締結しております。
その後、昭和49年に訴えの相手方が契約上の地位を承継しているという状況で、初めからお住まいであった土地を寄附で頂いたというような経緯になっております。
委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、キの江別振興公社の決算に関する書類についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
契約管財課長:第2回定例会に御報告を予定しております株式会社江別振興公社の令和5年度決算に関する書類につきまして御説明申し上げます。
別冊資料の第55期令和5年度事業報告書を御覧願います。
令和5年度の事業報告につきましては、株式会社江別振興公社の取締役会及び株主総会の承認を得まして市に提出されたものであります。
別冊資料の1ページをお開き願います。
初めに、第1事業成績でありますが、江別市の指定管理者として公民館等の管理を主たる事業として行ってまいりました。また、生涯学習の推進のため、中段に記載の(1)から(5)までの事業を実施しております。
なお、過去3年間の事業成績及び財産の状況につきましては、下段の表に記載のとおりであります。
次に、別冊資料の2ページには、第2会社の概要と致しまして、株式の状況、従業員の状況等を、3ページには、第3処務概要と致しまして、株主総会及び取締役会の事項、役員人事、処務事項を記載しております。
次に、第4計算につきましては、別冊資料の4ページをお開き願います。
貸借対照表でありますが、資産の部は、現金及び預金などの流動資産が1億2,671万円、固定資産が10万円、資産合計では1億2,681万円となっております。
右側の負債及び純資産の部では、未払い費用などの流動負債が1,803万5,330円、資本金が5,000万円、利益剰余金が5,877万4,670円となり、負債及び純資産合計では1億2,681万円となるものであります。
次に、別冊資料の5ページの損益計算書でありますが、1売上高は、公民館等指定管理料収入等であり、1億8,086万655円となるものであります。
2売上原価は、保有地売上原価、公民館等の各施設の運営費であります受託事業原価及びその他事業原価で1億7,135万4,000円、3販売費及び一般管理費は974万1,273円となるものであります。
これらの営業収支に営業外収益を加え、法人税等を精算いたしますと、当期の純損益は52万2,449円の利益となるものであります。
次に、別冊資料の6ページをお開き願います。
株主資本等変動計算書でありますが、繰越利益剰余金の前期末残高は5,735万2,221円でありましたが、昨年5月22日に開催された株主総会におきまして、株主に対して50万円を株の保有数に応じて配当することが決議されたところであります。
この配当金50万円と利益準備金5万円を処分し、当期純利益52万2,449円を加えた当期末の繰越利益剰余金は5,732万4,670円となったものであります。
なお、別冊資料の7ページ以降につきましては、明細書等を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。
委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、クのその他について、説明を求めます。
総務部長:第2回定例会の予定案件につきましては、ただいま御説明申し上げましたほか、人事案件を予定しております。
総務部所管としましては、江別市教育委員会委員の任期満了に伴う任命及び江別市固定資産評価員の選任について、議会の同意をお願いすることとなりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
委員長(徳田君):各委員におかれましては、ただいま説明のありましたとおり、お含みおき願います。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(11:51)
委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(11:51)
次に、4協議事項、(1)教育活動等の調査についてを議題と致します。
当委員会では、教育活動の実態等を把握するため、毎年、児童生徒の夏休み前に実地調査を行っております。
今年度につきましては、次第に記載のとおり、7月11日木曜日の午前8時45分から実施したいと思いますが、委員の皆様、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、受入先学校等の都合により、やむを得ず日程変更となる場合につきましては、後日、事務局を通して各委員に通知することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
暫時休憩いたします。(11:52)
※ 休憩中に、第2回定例会の委員長報告の有無について協議
委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(11:53)
5第2回定例会の委員長報告の有無については、行わないことと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、6閉会中の所管事務調査(案)については、総務・企画行政について及び教育行政についての2件について議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、7その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:54)