経済建設常任委員会 令和6年5月31日(金)
(開会前)
※ 日程確認
※ 議会事務局長より人事異動に伴う職員紹介
(開 会)
委員長(石田君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
水道部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)
委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:00)
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの令和6年度工事契約状況(5月14日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
総務課長:令和6年度工事契約状況(5月14日現在)について御報告いたします。
資料の1ページをお開き願います。
令和6年度の工事予定額は、水道工事が11億3,882万4,920円、下水道工事が11億1,860万8,240円、合計で22億5,743万3,160円を予定しております。
契約状況については、水道工事の契約金額は4件の1億856万6,920円で、工事予定額に対する契約率は9.5%であります。下水道工事の契約金額は6件の2億6,921万2,240円で、契約率は、24.1%であります。
全体では、契約金額は10件の3億7,777万9,160円で、契約率は16.7%となっております。
次に、資料の2ページをお開き願います。
契約金額が130万円を超える契約状況について、水道工事と下水道工事に区分し、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名を記載しておりますので、御参照願います。
なお、水道工事、下水道工事のいずれも、契約金額が130万円以下の工事はありませんでした。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの大規模工事の概要についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
水道整備課長:私から大規模工事の概要について御報告申し上げます。
資料の3ページをお開きください。
1工事概要でありますが、工事名は江別市水道施設整備事業大麻高区線外配水本管布設替工事2工区です。
契約につきましては、3月27日に入札を執行し、龍田・松浦共同企業体と税込み額2億7,005万円で3月29日に請負契約を締結したところであり、工期は令和7年3月14日までとなっております。
なお、当該工事は、当初、令和6年度の国庫補助事業として実施予定でありましたが、水道行政が厚生労働省から国土交通省に移管される際、省庁間の予算繰越しができないことから、確実に国からの財源を確保するため、事業を令和5年度に前倒しして実施し、年度内に工事が完了しないため、事業費を繰り越し、実施する工事であります。
次に、工事内容でありますが、布設する管種、口径、延長は記載のとおりであり、路線としましては、大麻地区一帯に配水している大麻高区線と、JR函館本線より北側野幌地区に配水している大麻低区線の配水本管を、江別市上下水道ビジョンの計画に基づき、耐震管へ布設替えするもので、工事箇所は、資料下段の位置図の中で施工位置と示している箇所であります。
次に、資料の4ページをお開きください。
これは、現江別市上下水道ビジョンの計画の中で進めている主要4路線の基幹管路(配水本管)の耐震管への布設替え状況を示したものであり、路線ごとに色分けして、緑色が大麻高区線、黄色が大麻低区線、水色が元江別線、紫色が江別線で、それぞれ実線が令和6年度末時点で耐震管となる管路、塗り潰しがその配水区域を示しています。
まず、緑色の大麻高区線についてですが、図の左下にある大麻低区配水池から伸びる緑色の実線が今回の工事で耐震管に布設替えする箇所であります。
次に、黄色の大麻低区線についてですが、今、御説明した大麻高区線の緑色の実線と並列する部分が今回の工事で布設替えする箇所であり、これにより、大麻低区配水池から野幌町までの配水本管が連続で耐震化されます。
また、水色の元江別線と紫色の江別線につきましても、昨年度末までに、上江別浄水場からJR函館本線の手前まで耐震化が進んでおります。
以上のとおり、現江別市上下水道ビジョンの中で進めている耐震管への布設替えは、各路線、配水池や浄水場に近い太い管が中心となっているため、施工延長に対し、工事費は高くなる傾向にあります。
また、広範囲に配水を継続しながらの工事となるため、施工方法、手順に制約があることなどから、現江別市上下水道ビジョンの計画期間内の耐震管延長は大幅に伸びていかない状況でありますが、安全で安心して使える水道水の安定供給を図るため、今後も計画的に耐震管への更新を進めてまいります。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
内山君:1点教えてもらいたいのですけれども、資料3ページの位置図に施工位置が書いてあり、大麻東駅通りのところに飛んで1か所あるのですが、こちらについてはどういう工事なのかを教えていただけますか。
水道整備課長:御質疑の兵村13丁目通りの工事でありますけれども、今回、大麻高区線と大麻低区線、2本の路線を布設替えするに当たりまして、その施工手順上、既設の2本の管を活用しながら工事を進める際に、大麻東駅通りの管を施工しやすいように改良する工事を先に行ってからこの工事を実施するという形で、大麻東駅通りの工事をする形となっております。
委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(10:07)
※ 経済部長より人事異動に伴う課長職以上の職員紹介
委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:09)
2経済部所管事項、(1)報告事項、アのスマート農業推進検討事業の進捗状況についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
農業振興課長:それでは、スマート農業推進検討事業の進捗状況について御報告いたします。
資料1ページをお開き願います。
まず、1事業概要と経緯の(1)概要でありますが、農業生産における労働力不足、農業農村インフラの維持管理体制の諸課題に係る対策として、情報通信環境の整備に向けた技術的検討、実機を用いた試行調査を行うほか、生産者及び農業関係機関等の利用ニーズ調査、ワークショップ等を行うものでございます。
次に、(2)令和6年度試行調査の概要でありますが、RTK基地局及び気象観測装置のほか、付随する無線通信環境を設置して行うものであります。
次に、(3)経過でありますが、3月25日に本年度の予算の議決を頂いた後、4月24日に国から令和6年度農山漁村振興交付金の予算割当通知があったところでございます。これを受けて、4月26日から公募型プロポーザル方式による業務発注手続を進めているところであります。
次に、2検討業務受注事業者に係る公募型プロポーザルの概要の(1)募集期間でありますが、令和6年4月26日から5月27日まで募集を実施したところであります。
次に、(2)提案要件でありますが、当市の営農形態、農作業繁忙期及び積雪寒冷地である気象条件等の諸要素を考慮の上、本業務の充実性を向上させるため、最適な内容を提案することとしております。
次に、(3)評価項目でありますが、業務計画、利用ニーズ調査、技術的検討に係る企画提案内容の妥当性のほか、全国先進地区における同種業務の業務実績などを評価項目としております。
次に、3今後のスケジュール(予定)についてでありますが、6月4日に事業者選定委員会を開催し、以降は資料に記載のとおり進めてまいりたいと考えております。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
石川君:私から1点御確認させてください。
概要欄に、生産者及び農業関係機関等の利用ニーズ調査、ワークショップ等を行うとあります。恐らく、これから詳しく決まっていくかとは思うのですけれども、この生産者、下には農業者となっておりますが、農業関係機関等というのはどういう形で決まっていくのか、利用ニーズ調査、ワークショップ等という部分、進捗状況も含めて、もう少し詳細を教えていただきたいです。
農業振興課長:こちらにつきましては、先ほど御説明しましたとおり、基本的には国の交付金という形であり、その中で想定されているものとして、農業者、いわゆる生産者と関係機関を対象としたアンケート調査のほか、対面形式での意見交換をもともと国として想定している形でございます。
また、もう一つのニーズ調査でございますけれども、農業はかなり広い分野があって、幅広いニーズの把握が必要ということで、対面形式を想定しております。
基本的には、令和5年度に第5次江別市農業振興計画を策定する際に、一旦、全農業者に対するスマート農業の調査も一度は行っておりますけれども、個別の各関係団体とのワークショップ等、そして市内であれば、農業協同組合や土地改良区などといった関係機関からの農業に関するニーズ調査も行いたいと考えております。
進捗状況でございますけれども、今、事業者の選定を行っているところであり、速やかに決定の後、当然、実機を用いてということになりますので、まずは実機のリースを予定しておりますので、その間に、いわゆる関係団体からのニーズ調査を行いたいと現状では考えております。
石川君:もう一つ、ワークショップに関しては、何かこういう形で想定しているというものがあれば教えていただきたいです。
農業振興課長:これまでも、先ほども言ったとおり、各生産者団体に区切って意見交換というものを行ってまいりました。
特に、アンケート調査を行った中での世代間の部分でも、やはり若い世代の方にスマート農業のニーズが非常に高いという結果を得ているところでございます。
それを踏まえて、これまでも様々な場面で意見交換をさせていただいた農業協同組合の青年部の方や、あとはほかの関係団体の方からワークショップという形で検討はしておりますけれども、最終的に事業者選定の後、その内容も加味しながら検討したいと現状では考えております。
委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別市鳥獣被害防止計画(第5期)の策定についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
農業振興課長:それでは、江別市鳥獣被害防止計画(第5期)の策定について御報告申し上げます。
資料2ページをお開き願います。
まず、1策定の根拠でありますが、鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律第4条第1項に基づきまして、国が定める基本方針に即して、鳥獣による農林水産業等に係る被害を防止するために策定するものであります。
次に、2計画の位置づけでありますが、国や北海道の指針等を参酌した上で、江別市総合計画のまちづくり政策に沿って策定される農業分野の個別計画として位置づけるものであります。
次に、3計画期間でありますが、現行の計画期間が令和6年度までとなっていることから、令和7年度から令和9年度までの3年間とします。
次に、4策定方法でありますが、江別市鳥獣被害防止対策協議会で素案の審議と計画案の作成を行い、関係機関からの意見聴取、北海道との計画案の協議を行います。その後、パブリックコメントによる市民意見を反映しつつ、計画の策定を進めてまいりたいと考えております。
次に、5策定スケジュール(予定)でありますが、8月から策定作業に着手し、おおむね3月に計画を決定する予定であり、詳細は資料を御参照願います。
なお、計画策定の進捗状況によりましては、各項目のスケジュールが前後する可能性がございますので、あらかじめお含み置きいただきたいと存じます。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの指定管理者の募集についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
農業振興課長:それでは、指定管理者の募集について御報告申し上げます。
資料3ページを御覧願います。
農業振興課が所管しております江別市都市と農村の交流センターは、地域資源を活用して都市と農村との交流を促進するとともに、地域農業の振興及び農業者の健康と福祉の増進を図るための施設として、美原1445番地に設置されております。
令和7年度からの指定管理者の指定期間は4年を予定しており、公募にて選定を行う予定となっております。
なお、現在の指定管理者は、特定非営利活動法人えべつ江北まちづくり会であり、令和3年度から令和6年度までの指定管理料の合計は9,163万2,000円を見込んでおります。
また、昨年度までの利用者数は8万686人、自主事業参加者は2,638人となっております。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの江別アンテナショップ管理運営事業者の公募についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
観光振興課長:江別アンテナショップ管理運営事業者の公募について御報告いたします。
資料の4ページを御覧願います。
1施設の概要と経緯でありますが、まず、(1)の概要については、場所は東野幌町3番地の3EBRI内、営業時間、休業日については記載のとおりであります。
次に、(2)経緯については、平成14年に江別グレシャムアンテナショップとして開設され、平成27年に江別アンテナショップGET’Sとしてリニューアルし、現在に至っております。
2公募目的でありますが、当該施設は、歴史的建造物である旧ヒダ工場内に開設しており、このたび策定した第2次江別市観光振興計画に基づき、観光拠点の機能強化を目的として、事業者から創意工夫のある意欲的な提案を受けられるよう公募いたします。
次に、3事業者公募の概要(予定)についてでありますが、選定方法は、公募型プロポーザル方式とします。
提案要件は、特産品や観光情報等、市の魅力を発信し、市民や観光客の情報収集の拠点として、また、友好都市、姉妹都市との交流推進等に配慮した施設利用を提案することとしております。
次に、評価項目としては、記載の項目等を評価基準として予定しており、現在、募集要項を作成中であります。
4今後のスケジュールですが、6月に募集要項を配布し、7月までを公募期間とします。8月に事業者選定委員会を開催し、優先契約交渉事業者を決定いたします。その後、当委員会への報告を経て、10月は工事のため1か月閉館し、11月からリニューアルオープンを予定しております。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
内山君:公募について直接関連しているか分からないですけれども、1点伺いたいと思います。
今回、事業者を募集してリニューアルオープンをすると。それに当たっては、観光の機能を強化して、観光に軸を置くということなのですけれども、この江別アンテナショップという名前について、これまでの経緯で言えば、グレシャム市や土佐市の物産を置くということで、アンテナショップというのは、まあ、いいかなと思うのです。これからの観光の拠点という意味では、このアンテナショップという名称が果たしていいのかどうかというか、観光の拠点になるのが理想ですけれども、市民や市外から来る方が、このアンテナショップという名称を見て、観光の情報が得られるのだという認識を得られるのかということ。あとは、ホームページで、江別、観光で検索したときに、アンテナショップGET’Sが出てくるのか、個人的には疑問に思うのです。
GET’Sという名称は、グレシャム市と江別市と土佐市ということで、これまで直せとは思わないですけれども、その辺り、もし現状でお考えがあれば伺いたいです。
観光振興課長:名称に関する対応についてでございますが、今回の公募の提案は、拠点施設の機能強化を目的として行うものですけれども、その強化の一つとして、ネーミングによるアピール効果などの提案を想定しておりまして、募集要項に名称変更の提案も可能として記載する予定であります。
委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、オのかわまちづくり事業の進捗状況についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
商工労働課長:報告事項、オのかわまちづくり事業の進捗状況について御報告いたします。
資料の5ページを御覧ください。
初めに、1事業目的ですが、旧岡田倉庫を拠点施設としたかわまちづくりの推進により、地域の歴史・文化の発信及びにぎわいの創出を目指すものです。
次に、2経過ですが、令和2年11月、江別市かわまちづくり協議会を設置し、かわまちづくり計画の策定に向けた検討を始めました。令和4年5月、江別市かわまちづくり計画を策定し、同年8月、本計画が国土交通省のかわまちづくり支援制度に登録されております。令和5年10月、江別市かわまちづくり協議会を改めて設置し、計画の具体化に向け、旧岡田倉庫及び千歳川堤防周辺の整備方針の検討を始めました。令和6年5月、「旧岡田倉庫等」保存・活用事業者の公募を開始しております。
次に、3「旧岡田倉庫等」保存・活用事業者に係る公募型プロポーザルの概要ですが、(1)募集期間は、令和6年5月15日から6月28日までとしております。
(2)主な活用方針は、雑穀等の農産物の集積地として繁栄した江別港の歴史性を生かし、カフェやマルシェなど食をメインとした活用を行い、江別の歴史・文化の発信及び地域のにぎわいの創出を目指すこととしております。
(3)評価項目は、アの活用方針に基づくものとして、地域のにぎわい創出や旧岡田倉庫の歴史性等の発信のほか、附帯施設の一体的な活用など、事業計画の内容と、イの安定的・継続的な運営が可能な事業体制及び収支計画、資金計画の妥当性など、施設の安定運営の大きく分けて2つの視点を評価項目としています。
(4)契約については、アの土地と建物の無償での使用貸借契約を締結します。
イの貸借契約期間は、10年以上20年以下とします。
ウの運営に係る維持・管理経費は、事業者が負担することとします。
(5)旧岡田倉庫の整備スケジュールにつきましては、令和6年度中に移転復元工事が完了し、令和7年度から使用可能となる予定です。内装工事等の準備期間を踏まえ、令和8年度末までの運用開始を目指していただきます。
次に、4今後のスケジュール(予定)ですが、令和6年7月、「旧岡田倉庫等」保存・活用事業者選定委員会を開催し、優先契約交渉事業者を選定いたします。8月には、かわまちづくり事業の進捗状況の市民説明会を予定しており、国の堤防工事のスケジュールに係る市民説明会との共同開催を考えております。9月には、令和6年第3回定例会に旧岡田倉庫解体・移転復元工事請負変更契約締結に係る議案を提出する予定でございます。これは、旧岡田倉庫の具体的な活用を想定して、設備等の追加が必要となる見込みであることによるものです。令和7年2月には、令和7年第1回定例会に、旧岡田倉庫の土地及び建物の無償貸付けに係る議案を提出する予定です。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
本間君:あえて冒頭にお伺いをさせていただきますけれども、公募型プロポーザルとは一体何ですか。公募型プロポーザルとは、どんな意義があって、今回、この公募型プロポーザルという手法を取るのか、御説明をお願いします。
商工労働課長:歴史的建造物の利活用に関しましては、これまで旧ヒダ工場、北海道林木育種場旧庁舎など、土地・建物を無償で貸付けして、民間のアイデア、力によって活用を図ってきたというような、これまでの実例、実績がございますので、旧岡田倉庫に関しましても、民間のアイデアにより効果的に活用していただきたいということで、公募型プロポーザルを実施することとしております。
本間君:もう少し具体的に、江別市の過去のEBRIだったり、北海道林木育種場旧庁舎だったり、これもそうだけれども、そういったものを活用するためには公募型プロポーザルを使ってきたというのは分かるのですが、一般的な話として、公募型プロポーザルは何のためにやるのですか。どういう意義を持ってやるのですか。もう一度、お願いします。
経済部次長:行政のみならずの発想という視点、より多くの視点からのアイデアを募集して、それを運営に生かしていく、こういう趣旨を持って実施するものと承知をしております。
本間君:そのとおりなのです。
つまり、幅広く活用の提案を頂くと、これが公募型プロポーザルだというふうに思っています。
それで、今回のこの資料の中でいくと、3の(2)主な活用方針、雑穀等の農産物の集積地としてということで、確かに歴史的経緯はこういうことなのでしょうが、この活用方針の中では、カフェやマルシェなど、食をメインとした活用を行うと。こういうふうに、ある程度限定されてしまっています。
先ほどの公募型プロポーザルというのは、幅広くいろいろな活用の方法を提案していただくということが前提でありますから、その中で、歴史的背景は分かりますけれども、こういったカフェやマルシェ、簡単に言ってしまえば飲食店のようなものに限定をしてしまうのはどうなのかなと思うのですが、どのようにお考えですか。
商工労働課長:活用方針にある食をメインとした活用に関しては、雑穀等の農産物が江別港に集積し、にぎわっていった歴史性を伝えていくことや、地域住民に愛され、観光客にも魅力的な施設として日常的なにぎわいを創出することを目指していることから、何らかの食の取組ができる施設として整備し、利活用を図っていくことが望ましいとの考えで活用方針としたものでございます。
本間君:今の歴史的背景を含めて、こういうふうに限定をしたと。それは私から言わせれば、いろいろな提案を頂いて、その中で食にまつわるものを選定する理由としてこれが初めて出てくれば納得感もあります。形から言えばですが、今の話でいけば、最初に答弁いただいた歴史的なものを考えれば、歴史的経緯を含めた活用方法を幅広く提案していただくということでいいのではないですか。なぜそこに限定してしまうのですか。
もう1回確認します。
いろいろな経過があると思うのです。江別市かわまちづくり協議会の中でも、イベント会場など、いろいろな提案がなされるだろうと意見が出たと思います。
もっと言えば、飲食店に限定されてしまったので、今回、提案ができなくなったという話が私のところに来ました。どう思いますか。もう一度お願いします。
商工労働課長:公募の条件に関しましては、様々な御意見があるとは思いますけれども、この公募を開始するまでに複数の事業者から当該事業に関する御意見や御助言を頂くなど、ヒアリングを実施してきましたが、その中で、どのような提案を望んでいるのか、市の方針を示したほうが事業者は提案しやすいのではないかといった御意見もございました。
そこで、かわまちづくり計画に位置づけている歴史・文化の発信や日常的なにぎわい創出を実現するものとして方針を示したものでございます。
本間君:少し角度を変えて、4今後のスケジュール(予定)です。
今年9月に、旧岡田倉庫解体・移転復元工事請負変更契約を結ぶと。この変更契約について、事業者がまだ確定していないのに、なぜこの変更契約を今の段階で公募型プロポーザルで募集することを決定したのか。はっきり言って、飲食店向けの工事を追加するということだと思うのです。活用方針も飲食店に限定をした。そして、まだ募集中で決まっていないのに、既に9月のところで工事の契約の中身に飲食店向けの工事を入れるということなのです。何が言いたいか大体分かってきたと思いますけれども、その辺の順序が逆ではないかとなります。
先ほども言ったとおり、ある方から飲食店に限定されたので出せなくなったと。しかも、どうやらこういう形で既に募集して、まだ期間も終わっていないのに、もう飲食店向けの設備の工事もやるという、これは何かちょっと、これ以上は言いませんけれども、経済部次長、このことについてはどうですか。
経済部次長:食に限定をしたということに対する御指摘でございますけれども、繰り返しの御説明になるのですが、これに一定の、何らかの方向性を軸として示したかった。これがまず一つにあります。
そうした理由には、そういった活用の方向性としてどんなことがあるのかということを、市内外を問わず、いろいろな施設をやっている事業者であったり、それこそ食の事業者であったり、それ以外の建築系の事業者であったり、そういったところに江別市として今後この施設を活用していくに当たり、考えているということでヒアリングをしてきた経過があります。
その中で、市として一体、これをどういうふうに活用していきたいと思っているのですかと。やはりこういうお話になります。そういったことを踏まえて、江別市かわまちづくり協議会と相談をしながら、正確な期間は把握しておりませんが、1年ぐらい時間をかけて議論をしてまいりました。
その中で、先ほどの商工労働課長の答弁でも申し上げましたけれども、あそこには外輪船という船が農産物の集積、積卸しをするといった歴史的な経過を踏まえて、この歴史を伝えていくために、何かしら農産物と食ということをテーマにして、この歴史を後世に伝えていくことが必要ではないかといった議論になって、今回の結論に至ったわけであります。
加えて、基本的には食をメインということで公募をかけさせていただいておりますが、メインという言い方をしておりますけれども、予算決算常任委員会でも御指摘を頂いて、今、この倉庫の隣にあります旧岡田住宅を附帯施設として活用することも含めて公募を申し受けている段階でございます。
そこの施設の活用につきましては、用途を限定しておりませんので、そういったことを踏まえて、広い公募を期待して、現在取り進めているところでございます。
本間君:次長の熱い思いというのは伝わってきました。
その上で、出し方がもう少しどうなのかなと本当に思うのです。
だから、この主な活用方針、市としては、そういう今までの歴史的経緯があるので、食をメインにしたというのは十分理解できるのですが、ただ1点、ここに、9月にそのための当初は予定していなかった工事をするということになってしまっているので、そうだとするならば、せめて、この変更契約を、この募集期間が終わって食にまつわる方が事業者として決まってから変更の契約を表に出すと。決まってもいないのにこのように既にやってしまうということは、最初からどなたかがいるのだろうな、そう思われても仕方がないのではないのかなと、本当にそのように思っています。
これは、いつも何かがあれば江別市かわまちづくり協議会で決めたことだと部局はよく言いますけれども、やはり土地・建物は市で持っているものですから、市としてしっかりと、考え方もそうですし、こういったふうに思われないような物事の出し方というのも江別市かわまちづくり協議会にアドバイスをするなり、後方支援するなり、江別市かわまちづくり協議会を守ってあげないと、何だこれは最初から出来レースではないかと、こうなってしまうわけなのです。
前経済部長は丁寧に仕事を進める方で、新しい経済部長も丁寧な仕事ぶりに定評のある方ですから、その辺は今後しっかりとやっていただきたいと思いますので、何かありませんか。
経済部長:まず、冒頭、委員から御案内のありました、ある事業者が興味を持っていただいたにもかかわらず、この市の公募状況を見て、ちゅうちょといいますか、そういったお考えになっているという点につきましては、私も少し残念に思っております。その辺り、公募条件等を既に示しておりますが、食をメインとしたという書き方になっているところも含めて、食だけではなく、イベントやコミュニティーなど、様々な活用方法も併せて御提案いただきたいと思っておりますので、今後そういったことを何らかの機会を通じて、まだ募集期間中でありますので、市としてはPRをしていきたいと思っております。
続いて、今後の進め方に関しまして、委員のおっしゃるとおり、市民の方から頂いた市の財産で、これをもってこの条丁目地区のにぎわいの創出に生かしていくというところで、市としても主体性を持って進めていきたいと思っておりますし、それに向けては、地域の方々ときめ細かな意見交換、御意見を頂き、対話を重ねながら進めていきたいと思っております。
これまで以上に丁寧に進めていくよう努めてまいりたいと考えております。
委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。
岩田君:ちなみに、公募が始まっていると思うのですけれども、何件か応募があったりするのですか。
商工労働課長:応募状況に関しましては、公平・公正な事業者選定の観点から、公表はできないものと考えておりますが、公募前にも幾つかの事業者から問合せがありましたことから、この事業に関心を持っている事業者がいるものと推察しております。
岩田君:この話を聞いたときに、私の知り合いの事業者2者ほどお声がけをしたら、既にそういうアプローチが少しあったみたいな話があり、その際に、ここの土地などを無償の賃借契約を締結すると思うのですけれども、古い建物だと光熱費などがこれから高騰もある中で、そこの維持費が結構きついような話があったのです。北海道林木育種場旧庁舎に関しても、やはり古い建物で電気代が結構かかるということを伺ったりもするのですけれども、その辺の補助といいますか、何か市からの助成みたいなものは今後あるのでしょうか。
商工労働課長:今回の公募の条件につきましては、土地・建物を無償で使用していただいて、ランニングコストは基本的には事業者に負担していただくというような考えの下で公募をかけておりますので、補助金等というのは現状では想定しておりません。
ただ、初期投資という部分で、例えば、附帯施設の工事等で補助金を活用されるという場合には補助制度を申請していただくことは可能ですので、そういった形で市では支援を考えているところでございます。
委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会予定案件、アのフラワーテクニカえべつの決算に関する書類についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
農業振興課長:第2回定例会に報告を予定しております株式会社フラワーテクニカえべつの令和5年度決算に関する書類につきまして御説明申し上げます。
右上に、別冊と書かれた資料、第31期令和5年度事業報告書の1ページをお開き願います。
まず、第1事業概要でありますが、令和5年度は、江別市花き・野菜栽培技術指導センターの指定管理業務のほか、花卉・野菜の育苗事業、黒ニンニク製造販売事業、ガーデニングフェアの実施などにより、生産者への苗の安定供給や市民への花卉の普及推進に努めてまいりました。
なお、過去3年間の事業成績及び財産の状況につきましては、下段の表に記載のとおりであります。
続いて、別冊資料2ページをお開き願います。
別冊資料2ページから3ページにかけましては、第2会社概要と致しまして、株式の状況、従業員の状況等を、別冊資料3ページの下段から4ページにかけましては、第3処務概要と致しまして、株主総会事項、取締役会事項等を記載しております。
次に、別冊資料5ページを御覧願います。
第4計算、1貸借対照表でありますが、資産の部につきましては、預金などの流動資産が7,921万259円、固定資産が7,106万823円となっており、資産合計では1億5,027万1,082円となっております。
右側の負債及び純資産の部では、未払い金などの流動負債が511万5,115円、固定負債が2,600万円、資本金が5,000万円、利益剰余金が6,915万5,967円となり、負債及び純資産合計で1億5,027万1,082円となるものであります。
次に、別冊資料6ページをお開き願います。
2損益計算書でありますが、営業損益の部では、売上高は野菜苗等の販売で9,126万2,385円、営業受託収入は指定管理料で761万2,000円、売上高合計では9,887万4,385円となるものであります。
次に、売上原価として、当期製造原価は4,015万1,466円、販売費及び一般管理費は5,809万3,168円となるものであります。
以上の結果、営業損益として76万8,201円の利益が生じまして、営業外損益、法人税等を清算した当期純損益は114万1,898円となるものであります。
次に、別冊資料7ページを御覧願います。
3株主資本等変動計算書でありますが、前期末残高として、利益剰余金のうち、繰越利益剰余金は4,275万1,295円でありましたが、昨年5月31日に開催された株主総会において、株主配当は行わないことが承認されたところであります。
その結果、利益準備金2万5,000円及び任意積立金49万9,726円を処分し、任意積立金から取崩しを行った200万円と当期純損益114万1,898円を加えた利益剰余金合計額は6,915万5,967円となったものであります。
なお、内訳として、別冊資料8ページ以降に明細書等を記載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(10:51)
※ 建設部長より人事異動に伴う課長職以上の職員紹介
委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:54)
3建設部所管事項、(1)報告事項、アの令和6年度工事契約状況(5月14日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
管理課長:令和6年度の建設部に係る5月14日現在の工事契約状況について御報告いたします。
資料1ページを御覧願います。
初めに、令和6年度の工事予定額でありますが、土木工事では、22億7,053万3,000円、建築工事では、7億7,091万6,000円、総額で30億4,144万9,000円であります。このうち、5月14日現在の工事契約状況でありますが、土木工事は契約件数が8件、契約金額は5億9,220万1,720円、工事予定額に対する契約率は26.1%であります。建築工事は4件で1億6,302万円、契約率は21.1%であります。全体では12件で7億5,522万1,720円、契約率は24.8%となっております。
契約済みの各工事名、契約金額等につきましては、資料2ページを御覧ください。
なお、令和5年度に債務負担行為を設定しました、いわゆるゼロ市債に係る工事につきましては、資料2ページの表の土木工事の欄の上から3件目から8件目にかけて記載の路面凍上改修工事その1から路面凍上改修工事その6までの6件であり、契約金額の合計は2億8,736万4,000円となっております。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
石川君:私から令和6年度の工事契約事業の資料2ページの土木工事にあります江別太南大通り整備工事(仮契約)の部分で、次の予定案件にも出てくるのですが、契約の内容というよりは、落札率で確認させていただきたいと思います。
全体的に見ていると、この契約の落札率だけ90.96%と少し低いのかなと思うのですが、工事内容に問題はないとは思うのですけれども、その辺の確認をしっかり取れた上での契約という内容で問題ないのか。南大通りというのは軟弱な地盤と聞いておりますし、通常よりも工事の期間がかかるとも聞いておりますので、少し心配になり確認だけさせてください。
都市建設課長:まず、落札率については、市の基準価額の範囲内でありますので、落札については特に問題ございません。
軟弱地盤であるということでの施工についてでございます。
軟弱地盤については、道路の整備後の沈下量というのは、指針等において基準値が定められております。その基準値内に収まるように盛土などにより軟弱地盤対策を進めるということで設計しておりまして、請負業者のほうで、それに基づき施工していく形になると思いますので、特に問題はないと考えております。
委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの大規模盛土造成地変動予測調査業務の結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
開発指導課長:大規模盛土造成地変動予測調査業務の結果について御報告いたします。
お手元の資料3ページには、本業務の経緯や調査結果等、資料4ページは位置図及び参考図を掲載しております。
それでは、お手元の資料3ページを御覧ください。
初めに、1経緯でありますが、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震などでは、谷や沢、傾斜地を大規模に盛土した造成地で、崖崩れや土砂が流出するなどの滑動崩落が発生し、大きな被害をもたらしました。国は、このような被害を未然に防止、軽減するため、宅地の安全対策を推進することを目的に、宅地造成等規制法の技術基準を強化するとともに、宅地耐震化推進事業を創設しました。
この事業につきましては、国が大規模盛土造成地の抽出及びマップの作成等を行い、その後の安全性を把握するための調査等については、地方自治体が行う制度であります。
2経過でありますが、令和元年度に、国は、全国の大規模盛土造成地の抽出及びマップの作成を行っており、江別市内においては25か所が抽出されました。
同年度に、江別市では、市民の皆さんに大規模盛土造成地の存在を知っていただくため、国から提供を受けたマップを市ホームページにて公表及び当課窓口にて閲覧可能としてきております。
令和4年度に、国が進める宅地耐震化推進事業として、江別市は詳細調査の要否を目的とした市内25か所の大規模盛土造成地について現地点検を行いました。この点検では、盛土全体の変状を示す兆候や痕跡等は確認されませんでしたが、資料4ページ位置図の3か所から湧水が確認され、翌年の詳細調査の対象としたところであります。詳細調査対象箇所については、国のガイドラインに基づく判定と、学識経験者の意見を踏まえて選定しました。令和5年度に、詳細調査により、この3か所の滑動崩落に対する安全性を確認したところであります。
次に、3調査結果でありますが、当該3か所の調査箇所について、記載のとおり、地震時の安全率は全て1.0以上であり、滑動崩落のおそれがないことを確認しました。
4今後の予定でありますが、今回の調査結果については、市のホームページに掲載を予定しており、25か所の大規模盛土造成地につきましては、当面の間、定期的に経過観察を行う予定であります。
なお、資料4ページ下段に、大規模盛土造成地や滑動崩落の解説を記載しておりますので、御参照願います。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
石川君:3調査結果で少し教えていただきたいのですけれども、地震時安全率というものが3か所それぞれで出ているのですが、この数字はずっと変わらないものなのか、常に変動していくものなのか、もう少し詳しく教えていただきたいです。
開発指導課長:こちらの地震時安全率の数字ですけれども、この箇所についての数字の変動ということに関しては、まず土質や土量、この当該箇所にさらに盛土をするということであればまた話は別なのですが、そういった大幅な変更がない限り、安全率というのは変動がないと考えます。
石川君:4今後の予定の定期的(5年に1回程度)経過観察を行うという部分にも関わってくるのかなと思いますが、変動がないとはおっしゃっていましたけれども、経過観察をするに当たって、何かあったときは回数を多くするのか、この経過観察という部分は具体的にどのような形で行うのか、そこら辺も踏まえて教えていただきたいです。
開発指導課長:まず、経過観察につきましては、盛土の状況として、新たな亀裂や盛土が膨れ上がったり、倒れてきたりというような変状、入水状況等があれば、そういったことの確認をメインに観察をすると考えております。
あと、何かあったというところにつきましては、当課で今考えているところでは、災害級の地震と大雨、豪雨等があれば、その都度、点検をすると考えております。
建設部次長:少し補足させていただきます。
経過観察につきましては、記載のとおり、5年に一度、市の職員が直接現地に出向いて行うことになっています。
その際に、亀裂、湧水等の状況が確認された場合には、再度、詳細調査をすることになりますが、その際には、先ほど申しました安全率は変化しているものと考えております。
この経過観察については、カルテを策定しまして、その都度、カルテに記載しまして、保存しながら経過観察を実施していきたいと考えております。
委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会予定案件、アの財産の取得(大型除雪グレーダ)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
雪対策課長:それでは、第2回定例会に提案を予定しております財産の取得について御説明いたします。
資料の5ページをお開き願います。
本件における大型除雪グレーダーの購入が、予定価格が2,000万円以上の財産の取得に該当することから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
現在、市では大型除雪グレーダーを1台保有しておりますが、除排雪体制を強化することを目的に、新たに1台を取得するものであります。
本件は、去る5月9日に公募による一般競争入札を経て、4,983万円で日本キャタピラー合同会社札幌南営業所が落札し、5月13日に売買に関する仮契約を締結したところであります。
取得する車両の諸元等につきましては、7主要諸元等及び資料の6ページの外観図を御参照願います。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別太南大通り整備工事請負契約の締結についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
都市建設課長:それでは、第2回定例会に提案を予定しております江別太南大通り整備工事請負契約の締結について御説明いたします。
資料の7ページをお開き願います。
本件は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、定例会に提案を予定しているものであります。
1工事概要でありますが、国道337号に接続する江別太南大通りを振り替えるため、道路延長985.9メートル、幅員10.5メートルの道路を新設する計画であり、工事内容としては、昨年に引き続き、軟弱地盤対策として、地盤の圧密沈下を図る盛土工、約6,000立方メートル、地中で土砂とセメントを混ぜ合わせて地盤を強固にする中層混合処理工、約1万3,500立方メートルの工事を行います。
中層混合処理工は、上下水道の埋設される既存道路との交差点付近において施工する予定であります。
2契約内容についてでありますが、契約の方法は、市内企業で構成されました共同企業体による一般競争入札であり、去る5月9日に入札を執行しております。
契約金額は、2億7,656万7,720円であります。
契約の相手方は、協和八光・のっぽろ実業・中央緑化特定建設工事共同企業体であり、構成員は、代表者、協和八光建設株式会社のほか、有限会社のっぽろ実業、中央緑化土木株式会社の3社であり、仮契約につきましては、5月14日に行っております。
工期につきましては、議会の議決のあった日から令和7年2月20日までであります。
なお、資料の8ページには、位置図と道路整備後の標準横断図を掲載しておりますので、御参照願います。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの市営住宅条例の一部改正についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。
建築住宅課長:第2回定例会に提案を予定しております市営住宅条例の一部改正について御説明いたします。
資料の9ページを御覧ください。
1改正理由ですが、江別市営住宅長寿命化計画に基づき、野幌団地の居住者の新栄団地への移転を令和3年から順次実施し、令和5年12月に居住者の移転が完了したことから、野幌団地の用途廃止に伴い、規定の整備を行おうとするものであります。
2改正内容ですが、別表第1から野幌団地の項を、別表第2から野幌団地会館の項を削除するものであり、3施行期日は、公布の日とするものであります。
続きまして、資料の10ページを御覧ください。
用途廃止予定の土地・建物概要等について御説明いたします。
(1)土地についてですが、所在地は野幌代々木町79番地の内、面積は約1万5,500平方メートル、地目は宅地で、用途地域は第二種中高層住居専用地域となります。
(2)建物についてですが、野幌団地ABCの3棟のほか、集会所及び受水槽ポンプ室を対象としており、構造、階数、延べ面積は記載のとおりでございます。
(3)現状等についてですが、江別市営住宅長寿命化計画において、野幌団地は用途廃止の予定と位置づけており、当該地につきましては、江別市公有地利活用基本方針に基づき、全庁的に調査を行った結果、利活用計画がないことを確認したことから、売却処分を予定しており、現在、用地確定測量を実施中であります。
以上です。
委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(11:13)
※ 休憩中に、第2回定例会の委員長報告の有無について協議
委員長(石田君):委員会を再開いたします。(11:15)
次に、4第2回定例会の委員長報告の有無についてお諮りいたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、委員長報告は行わないことと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、5その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:15)