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総務文教常任委員会 令和5年9月7日(木)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年7月6日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(徳田君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
教育部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(10:00)
1付託案件の審査、(1)議案第69号 江別市旧町村農場条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

生涯学習課長:議案第69号 江別市旧町村農場条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
資料1ページは、定例会初日に御説明いたしました提案理由説明書でありますので、御参照願います。
次に、資料2ページを御覧願います。
1改正理由でありますが、旧町村農場は老朽化が著しく、令和5年度に施設保全のため、大規模改修工事を行い、地域の活性化等に寄与する施設として整備し、多くの方から利活用されるよう管理運営の見直しを行うことから、施設の設置目的を改正するほか、新たに整備する多目的室に係る使用料等の規定を追加するなど、所要の改正を行うものであります。
2主な改正内容でありますが、(1)設置、公開・開館時間等の規定を見直しでは、江別市旧町村農場条例第1条で規定する設置の目的に、緑豊かな憩いと交流の場を提供する及び地域の活性化に寄与するとの字句を追加いたします。
次に、公開・開館時間等では、現在、公開時間は午前10時から午後5時まで、公開期間は4月29日から11月23日までとなっているところ、開館時間を午前9時から午後5時までと1時間拡大し、また、各施設のうち、旧町村邸については、通年で公開の上、資料記載のとおり休館日を設けます。
なお、第一牛舎と製酪室の公開期間は、これまでと同様となります。
次に、(2)使用料の規定を追加でありますが、大規模改修工事で新たに多目的に使用できるスペースを整備することから、使用料に係る規定を追加いたします。
次に、資料3ページを御覧ください。
使用料を設定することに伴い、使用の許可や使用料に関係する規定を追加いたします。
次に、3施行期日でありますが、令和6年度に予定する附帯設備等の工事や、施設整備が完了した後のリニューアルオープンとなる日からの施行とするため、公布の日から起算して12か月を超えない範囲内において、規則で定めたいと考えております。
次に、4参考図として、使用料を設定する多目的室の配置など、旧町村邸の改修イメージ図を記載しております。
次に、資料4ページから7ページまでは、条例改正の新旧対照表でありますので、御参照願います。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

高橋君:この間、リニューアルについて報告を頂いておりましたので、その点については一定程度理解しているところですけれども、今回、条例改正の議案として提案されましたので、改めて幾つか確認させていただきたいと思います。
まず、設置目的ですけれども、第1条に2項目変わるとされているうちの一つが地域の活性化という文言となっておりますが、その地域というのはどういう範囲を指して言っているのか、どのような活性化を想定されてこういう文言が加えられているのか、お伺いします。

生涯学習課長:今回の整備においては、先ほど御説明させていただきましたが、多目的に使えるスペースを用意しております。
現在も、一室、会議等に使える部屋がございましたので、そこで活動しているサークルや地域の団体などが一部おりましたが、このたびは、そのことも含めて多目的室を複数用意しまして、貸室を設けることによって、そういったサークルや地域の団体などの活動、例えば、発表または講演やセミナー、場合によっては、絵画や写真といった展示など、広く多彩に活用していただき、そのことでにぎわいを創出するということです。それは、地域の団体も含め、広く市内全体から御利用いただくことによって、人が集まってにぎわいが創出し、それを通じて地域の活性化に寄与できればと、そういう目的で改正をしたいと考えております。

高橋君:次に、第9条に使用料の減免の項目が加えられておりますが、減免対象をどのようにしようとしているのか、現時点で想定されていることがあればお伺いします。

生涯学習課長:使用料の減免については、条例改正の議決を頂いた後、規則において、基準などについて規定するところでございます。その際は、公民館など、他の貸室、貸し館を行っている施設の減免基準を参考として、例えば、学校や社会福祉法人だと何割とか、高齢者を含む団体ですと何割ということは、公民館や他の市の施設ではほぼ同じ基準で定められていますので、これを参考として、同様の規定を設けることになると考えております。

高橋君:今ほど幾つか例示いただいておりますけれども、社会教育施設ということですから、社会教育関係の団体という考え方が大本にあると理解してよろしいのかどうか、確認させてください。

生涯学習課長:生涯学習課が所管します社会教育施設であるということは基本的に変わりませんので、ただいま委員の御質疑にありましたとおり、そのように考えております。

高橋君:次々と確認のような質疑をさせていただいておりますが、気になったのが使用料に関わって備考に書かれている項目です。
別表第2に営利を目的として使用する場合の使用料について規定がされておりますが、営利を目的として使用する場合は、基本的に、途中は省きますけれども、10割増しということで、入場料等を徴収する場合は、20割増しというような規定になっております。この割増し率の判断については、どういう考え方でこのような割増し率になっているのか、確認させてください。

生涯学習課長:ただいまの御質疑にありました割増し率の10割や20割の基準ですが、何かの規定に基づいて明確に算定したものではございませんけれども、先ほど申しました公民館等、既にあります市の既存の他の施設と同じ割合、同様の規定とさせていただきたいと考えております。

高橋君:前もって勉強しようと思ってほかの条例等も確認してみたのですが、商工観光関係の施設においては、割増し率はもっと低いのですけれども、社会教育施設ということで、今回は社会教育施設の条例の中にある施設との比較でこういう割増し率の判断をしたということで理解させていただいてよろしいでしょうか。
商工観光施設のほうが使用料は高いのですけれども、そのせいか割増し率は低くなっているものですから、その辺りの加減を知っておきたいと思いまして、よろしくお願いいたします。

生涯学習課長:ただいま委員の御質疑にありましたとおりの考えで行っております。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
企画政策部入室のため、暫時休憩いたします。(10:10)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(10:11)
2企画政策部所管事項、(1)報告事項、アの野幌若葉町市有地の活用に向けたサウンディング型市場調査の結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

都市計画課長:資料1ページを御覧願います。
野幌若葉町市有地の活用に向けたサウンディング型市場調査の結果について御報告いたします。
1概要ですが、資料下部の位置図における野幌若葉町市有地、面積約2.8ヘクタールについての利活用の検討を進めるため、サウンディング型市場調査を実施しておりましたが、今回、その結果がまとまったので、報告するものであります。
なお、調査の実施に当たっては、令和4年10月17日に開催された当委員会において御説明させていただいたところであります。
2調査概要ですが、調査期間、事業者へのヒアリングの期間は、令和4年12月9日から令和5年8月21日まででございます。
特記事項と致しまして、当初の予定では、調査期間は令和4年12月16日まででございましたが、提案内容の精査や近年の建築資材高騰などの経済情勢の変動のほか、JR北海道が所有する鉄道林跡地の一部における活用仮定の変動等により、追加ヒアリングを実施することとしたため、約8か月間、期間を延長いたしました。
次に、基本方針は、子育て世代の定住促進に向けた特色ある土地利用を図るものであります。
主な条件は、地域に貢献できるまちづくり施設を配置する、鉄道林跡地は戸建て住宅を中心とした土地利用が行われると仮定する、鉄道高架下の一部は開発事業者による公園整備を行うなどとしております。
追加条件と致しまして、鉄道林跡地の一部であります白樺通りと9丁目通りの間及び鉄道高架下につきましては、商業系土地利用が行われることも仮定し、追加のヒアリングを行ったところでございます。
資料2ページを御覧願います。
3調査結果ですが、応募事業者は8グループ、11社からの応募がありました。
対話の概要ですが、事業の実現性については、近傍にJR駅、各教育施設の立地を踏まえると、子育て世代への需要が見込まれ、住宅需要は落ち着いてきているところでありますが、当該地の事業の実現性は高いとのことでございました。
地域のまちづくり施設につきましては、対象地だけではなく周辺地にも子育て世代の居住を促し、地域住民などが利用できる施設の提案がありましたが、具体の内容につきましては、企業のノウハウに関わることでございますから、事業者の意向により非公表とさせていただいております。
次に、対象地全体の活用については、地域まちづくり施設を除いたものとなりますが、戸建て住宅、低層集合住宅、日用品などを扱う商業施設の複合利用の提案がございました。
なお、事業者により、これらの組合せは異なるところでございます。
その他の意見と致しまして、近年の建築資材の高騰や周辺都市の大型事業による人手不足などにより、大型施設の建設は非常に難しい、近隣に幼稚園や保育園、小学校があるため、大勢の集客が見込まれる施設はふさわしくない、それと、対象地に接続する計画道路、資料1ページ目の位置図の市有地左側の計画道路と書かれている未接続部につきましては、対象地の土地利用上必要な道路である、そのほか、雪対策や地域コミュニティーなどのアイデアや意見がございました。
4今後の予定ですが、本市場調査の結果や所有者であるJR北海道の鉄道林跡地の活用の動き等を踏まえながら、公募型プロポーザル入札方式を基本に、市有地の利活用に向けた具体の検討や実施を行います。
なお、本市場調査の結果につきましては、ホームページ等で公表を行います。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

三吉君:今後の予定で、公募型プロポーザル入札方式を基本にとあるのですが、今後の大体のスケジュール感と市としての方向性を決まっている範囲で教えてください。

都市計画課長:今後の予定という御質疑でございましたが、市有地につきましては、まずはJR北海道所有の鉄道林跡地の土地の状況により変動するものと考えておりますけれども、現時点では、早くて次年度の売却を予定しているところでございます。
想定しているプロポーザル入札につきましては、今後、条件等を設定していきたいと考えております。
なお、市としての土地利用の方向性につきましては、今回のサウンディング型市場調査でもコンセプトを示しておりますとおり、子育て世代の定住促進と、町なか居住を基本とした土地利用をベースと致しまして、今回の調査の結果を踏まえながら検討していきたいと考えております。

三吉君:この場所はすごく立地的にもよい場所だと思いますけれども、この地域に今住んでいる方の実情だったり、また、理解というのがすごく大切だと思うので、その辺を踏まえた声を聞いていただきたいと思います。その辺りは、市として、そのような感じで、地域の方の理解を得たり、実情を聞くというところでは、どのようにお考えか、教えていただけますか。

都市計画課長:地域との接触という御質疑でありますけれども、現在のところ、本土地利用に大きく影響のある近傍者や、あとは、近隣自治会の役員の方には事前にこのようなサウンディング型市場調査を行うということと、中間報告のようなものをさせていただいております。
また、両サイドに幼稚園と保育園もございますことから、そちらについても、情報提供、意見交換などをしているところでございます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。

髙柳君:主な条件として、戸建て住宅を中心とした土地利用が仮定されているようですけれども、雪対策についてお伺いしたいです。
近年は、一つの区画を小さくしてしまうと雪捨て場に困ってしまうと言われているのですが、まさしく、資料2ページのヒアリングの項目のその他の意見等に雪対策についてもアイデアや意見があったとあるのですけれども、雪対策というものに対して主にどういうアイデアが出たのか、内容を教えてください。

都市計画課長:雪対策の具体的な中身という御質疑であります。
実は、こちらにつきましては、提案が幾つかございましたけれども、今後の公募型プロポーザル入札や企業のノウハウに関わる部分もありますことから、申し訳ございませんが、具体の内容については、非公表とさせていただいているところでございます。

髙柳君:承知いたしました。
今の内容でひとまず理解したのですけれども、江別市は雪が多い地域でありまして、雪捨て場の問題はずっと続いていくことでありますので、引き続き、このことも考慮していただいた上で、よく事業者の方々とも御相談いただきますようによろしくお願いいたします。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:まず一つに、今後の予定の中に、本市場調査の結果はホームページ等で公表を行うと書かれておりますが、その公表される範囲は今日頂いた資料くらいのものなのか、もう少し何か提案した側の内容が分かりやすく書かれているのか、その辺りはいかがでしょうか。

都市計画課長:ホームページでの公表につきましては、フォーマットは変えますけれども、今回の委員会資料と同レベルのものを想定しております。

高橋君:もう1点お伺いします。
資料1ページ目の調査概要の中に追加条件という記載がありますが、どのような経過からこういうふうな追加条件が出てきたのかを少し詳しく説明してください。

都市計画課長:こちらの追加条件につきましては、市有地ではなく、今、連携している鉄道林跡地によるところでございます。こちらにつきましては、現在、連携を図っておりますJR北海道との協議を通じて、JR北海道としても、こちらの鉄道林跡地のポテンシャルを見据えて、幅広い土地利用を検討するに至るといった中で、今回のサウンディング型市場調査では住宅系を中心とするということになりましたけれども、白樺通りと9丁目通りの部分については、そのポテンシャルもあるということで、商業系の土地利用も拡大で検討していきたいというお話があったことから、こういった形で追加条件を付することに至りました。

高橋君:議題外になって恐縮ですが、JR野幌駅周辺については、そういうお話があった際に、JR野幌駅の顔づくり事業の対象になっていた辺りについては、そういうときに何か情報がなかったのかどうか、もしその辺のお話があればお聞きしておきたいのですけれども、ここだけの話で終わりましたでしょうか。

都市計画課長:今回の追加条件の部分につきましては、JR北海道でも、この市有地と並行して検討してもらっている経過があり、実際のところは、顔づくり全体というよりも、今回の件に対してというところに近い状況でございます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:今の高橋委員の関連といいますか、追加条件の部分についてです。
当初、昨年のサウンディング型市場調査の実施要領の案を頂いたときには、高架下の利活用を検討しているという、面積はほぼ高架下の白樺通りから3分の1ぐらいのところの図面で、予定といいますか、検討中だということで御説明があったと思います。今回は、それよりも約3倍、白樺通りまで引き伸ばしたこのエリア全体の商業系土地利用が行われる仮定とするという御説明だったのです。
これは、多分、詳細な説明はできないと思いますが、商業系といっても解釈の仕方は非常に広いと思いますけれども、その辺りは、もう現実的にはある程度の目安といいますか、意図を持っているのでしょうか。当初は、利活用として、高架下公園計画のうちみたいな御説明もあった中で、こういった追加条件が加わったということは、かなり踏み込んだイメージをした商業系土地利用をするという感触なのかどうか、その辺りがもしもお話しできるようでしたらお聞きします。

都市計画課長:鉄道林跡地の土地利用については、JR北海道からは、土地利用を検討しているというような状況までしか御説明できるものはございません。今、委員がおっしゃいますとおり、当初のサウンディング型市場調査の要領では、住宅を中心として、なおかつ、それに関連して、鉄道高架下も何らかの利活用というようなことで要領を策定しているところでありますけれども、今回はそれとあくまでも並列というような考え方の中で、商業系土地利用についても踏み込んで検討していきたいといったお話があったことから、そのようにさせていただいているところでございます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、企画政策部所管事項を終結いたします。
企画政策部退室のため、暫時休憩いたします。(10:28)

※ 休憩中に、議案第69号の今後の審査方法等について協議

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(10:30)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第69号については、次回結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、9月7日木曜日の午前10時35分から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:30)