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総務文教常任委員会 令和5年7月11日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年6月11日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 議会事務局長より人事異動に伴う職員紹介
※ 教育部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介
※ 企画政策部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

(開 会)

委員長(徳田君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(8:55)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、本日の調査に、島田議長が同行いたしますので、御承知おき願います。
それでは、これより教育活動等の調査を実施いたしますので、各委員は、教育部から提出されております資料を御持参の上、市役所正面入り口に待機しているバスに移動願います。
暫時休憩いたします。(8:56)

※ 休憩中に、所管施設等調査を実施

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(12:17)
次に、(2)報告事項、アの旧町村農場に係る改修の概要及び管理運営方法についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

生涯学習課長:報告事項、アの旧町村農場に係る改修の概要及び管理運営方法について御報告いたします。
資料1ページを御覧ください。
旧町村農場は、昭和3年の建築後95年が経過し、老朽化が進んでいることから、令和5年度に、令和4年11月に策定しました江別市旧町村農場保存活用整備方針における施設整備の方向性に基づき、改修・施設整備を行い、併せて施設の管理運営の在り方について見直しするものです。
1改修の概要でありますが、老朽改修、展示施設の整備では、老朽化が進む建物を改修し、歴史的建造物を保全するほか、既存展示の再構築とWi-Fi環境を整備し、デジタルを活用した映像や音声による展示を新設いたします。
次に、新たな機能の付加では、1点目に、地域活性化を推進する施設として、地域住民や団体の会議、研修、講演、バター作り体験会など、また、陶芸や写真、絵画等の作品発表や展示、鑑賞など、誰もが利用でき、交流の場となる多目的室を整備いたします。
2点目に、集客機能の充実を図り、北海道林木育種場旧庁舎など、他の観光関連施設と連携し、乳製品や乳飲料等の提供の充実による利便性向上と休憩室兼飲食スペースを整備いたします。
次に、2管理運営方法でありますが、旧町村農場は、新たな機能を付加するなど、利活用の促進を図ることから、施設の管理運営について定める江別市旧町村農場条例の規定の見直しについて検討いたします。
設置目的では、条例において酪農の歴史を伝えること、市民文化及び福祉の向上を図ることと規定しており、これに新たな機能として、交流の場の提供や地域の活性化に寄与するといったことの追加を検討いたします。
次に、公開時間は、現行、午前10時から午後5時までのところ、公民館等、他の貸し館を参考に、午前9時からとすることを考えております。
次に、公開期間について、現在、全施設を冬期間は閉館しておりますが、旧町村邸については、断熱改修と暖房設備を整備して通年公開とし、年末年始など、休館日を設けることを検討いたします。
なお、第一牛舎については、建物の構造上、改修を行っても冬期間の公開に十分な室温を確保することが難しく、引き続き、冬期間は閉館の方向で考えております。
公開時間、公開期間ともに、教育委員会が必要に応じて変更や臨時に休館、閉鎖できる旨、規定されております。
次に、貸室について、現在、貸室は設けておりませんが、多目的に使える貸室を整備することから、使用料のほか、使用の許可や取消し、使用料の減免や還付などの規定の追加が必要となるものです。
また、指定管理者に管理を行わせる場合の利用料金に関する規定の追加が必要となるほか、字句の整備等についての見直しを行います。
資料2ページ、3ページは、1改修の概要における整備の方向性を示す改修イメージ図になります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:前の任期から継続しての検討だったかと思いますけれども、改めて、この施設整備の方向性の検討のこれまでの流れについて、どのような検討の場を立ち上げ、どのように検討してきたかということを、ざっくりで結構ですので教えていただけますか。

生涯学習課長:このたびの整備の方向性を定めるに当たっての検討の状況ですが、令和4年度に市民ワークショップを6月と7月に開催しています。
こちらは、旧町村農場がある地域の自治会と地域を校区とするいずみ野小学校及び江別第三小学校のPTAや、一般社団法人えべつ観光協会、江別商工会議所、江別消費者協会、酪農学園大学の学生、また、市民公募の方を加えた計10名で構成し、この旧町村農場の改修に当たっての意見や議論をしていただきました。
その後、ワークショップのメンバーにもおりました一般社団法人えべつ観光協会や江別商工会議所に、頂いた視点や意見の内容を踏まえて展開する内容について御相談したり、協議を重ねまして、昨年11月に江別市旧町村農場保存活用整備方針を策定したものです。
その整備方針に基づいて実施設計を行い、このたび、その設計内容に応じて工事を発注、着工しているところでございます。

高橋君:もう1点、お伺いしておきます。
昨年度といいますか、今年度の予算に関して、そのときは予算決算常任委員会だったと思いますけれども、委員会に提出していただいた資料の中に、施設の今後の方向ということで、立ち寄り周遊拠点となる施設というような文言もあって、そういうふうに整理されていたかと思います。今日頂いた資料には、そういうはっきりとした書き方はされていないですけれども、その考え方は含まれていると理解してよろしいのでしょうか。

生涯学習課長:その時点での答弁内容と、先ほどお渡しした資料の内容は全く同じつくりではないのですが、今日お配りした改修の概要の集客機能の充実は、先ほどの説明のときに北海道林木育種場旧庁舎などの観光関連施設との連携と言いましたけれども、そういう位置づけをして、市内の江別市ガラス工芸館やEBRIといった施設も含めて、周遊して立ち寄っていく施設を目指すという方向性は、今、委員が言いましたとおり、変わりはなく、そのまま継続しております。

高橋君:理解として、予算審査のときに提出された資料は検討過程で、今日頂いた資料が現時点での結論といいますか、こういうふうにまとまってきた状態、現時点での資料と理解してよろしいでしょうか。

生涯学習課長:時期的には、予算審査は3月の時点でありますし、今回は実際にもう工事も発注しておりますから、そのようになります。ただ、基本的な内容としましては、今年3月の予算要求のときにお示しした資料の内容とほぼ変わっていないというか、その時点ではまだ詳細に決まっていない部分が少しずつ確定したということで、基本的な方向や内容は、その時点と変わりないです。

高橋君:説明の中にもありました観光関連施設との連携ですけれども、どのような施設との連携なのかを具体的に示すようなものがどこかに示されているのかどうか、それは市が所有している施設なのか、あるいは、過去の経緯も含めて関連している施設なのか、民間の施設も含めての考え方なのか、その辺りが分かるようなものがありますか。

生涯学習課長:観光関連施設との連携を図って、具体的にどのような施策を取り組んでいくかということになりますと、当然、今後予定しています指定管理の公募要件や、指定管理者になられた方の自主事業も含めた活動にもよりますが、我々が企画する上で、市が直接持っています北海道林木育種場旧庁舎や江別市ガラス工芸館といったところでは、例えば、イベントを行うときの情報の提示ですとか連携して何かを行いやすいと思います。
ただ、多くの方に利用してもらうということを考えますと、例えば、この施設の近隣にあります大型商店などの民間施設も含めることも視野に入れていかなければならないとは思います。まだそこまで具体的に詰めて検討をしているわけではないですが、やはり多くの方に利用してもらうことを考えると、幅広く考えていく必要があると考えております。

高橋君:もう一つ気になっていたのが、現在のこの施設は社会教育施設ということで位置づけられていると理解しているのですけれども、この間の検討の状況なども見ますと、観光面での要素が強くなっていくと思います。そういう点で、この施設の性格については、当面は、あくまでも社会教育施設としてこれを取得したときの経緯も踏まえて管理していくということなのでしょうか。
教育部として管理するとか方向性を持つというところで、なかなか大変な部分もあるかと思って気になっているものですから、その辺りの考え方をお伺いします。

生涯学習課長:ただいま委員から質疑がありましたとおり、取得の経緯もございます。
旧町村農場は、社会教育施設が基本となりますことから、生涯学習課の所管する施設として、当課が主体となって引き続き担当していきますけれども、市民が集まり、利用される施設というものを目指しますので、経済部農業振興課や、経済部観光振興課などの関連部局に相談や助言を求めてきておりますし、今後も情報を共有して協力しながら連携して進めていく、そういう考えでおります。

高橋君:この後、指定管理者の募集という段階を迎えると思いますが、やはり大事なのは、指定管理者が管理運営の責任を持ってやっていただくことになるのですけれども、その際に方針を持つのはやはり市の側だと思います。教育部としてしっかりとした方針を持った上で、それに合致する提案をしてきた指定管理者を選定するという方向になると思いますので、その点はしっかりとした対応といいますか、練り上げて対応していただければと思っておりますので、それはよろしくお願いするということだけ申し上げておきます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの令和5年度全国高等学校総合体育大会の開催についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

高校総体推進担当参事:(2)報告事項、イの令和5年度全国高等学校総合体育大会の開催について御報告いたします。
資料4ページを御覧ください。
1大会概要について、全国高等学校総合体育大会は、高校生最大のスポーツの祭典であり、北海道では、昭和62年以来、36年ぶりの開催で、7月22日から8月21日まで、19の市町で28競技が開催されます。
2江別市開催競技は、ホッケーと水泳(競泳)の2種目です。
(1)ホッケーは、7月28日に江別市民会館で開会式を行い、29日から8月2日までの5日間、北海道立野幌総合運動公園人工芝ホッケー場など、3会場で競技が行われます。
来場見込数は、記載のとおりで、試合は自由に観戦することができます。
(2)水泳(競泳)は、8月17日から20日までの4日間、北海道立野幌総合運動公園水泳プールで行われます。
来場見込数は、記載のとおりです。
観戦方法について、1競技会場では、観覧席が少ないため、一般観覧者の入場制限を行います。競技会場で観戦できるのは、出場選手1名につき、保護者家族2名までとし、種目ごとの入替え制とします。
このほか、江別市民等を対象に、事前申込みでの観覧を受け付けており、午前、午後の入替え制で行います。
また、2パブリックビューイングでは、入場制限により観戦できない方や、多くの市民の方が観戦できるように、記載の時間で江別市セラミックアートセンターを会場に行います。
定員は100名程度、申込みは不要です。
続きまして、資料5ページを御覧ください。
3交通手段の確保について、(1)目的のとおり、競泳は参加選手が多く、ほとんどの選手は札幌市内に宿泊しますが、午前7時の受付開始に合わせて来場する際、レンタカー等での移動のほか、公共交通機関の利用も想定されることから、円滑な移動確保のため、必要な対策を講じます。
(2)移動支援として、1臨時列車をJR北海道の協力により、朝、始発よりも早い時間にJR札幌駅発の列車を運行していただきます。また、2シャトルバスでは、臨時列車のJR野幌駅到着に合わせ、JR野幌駅から会場までの無料シャトルバスを記載の出発時刻に各4台、延べ16台運行します。このほか、3タクシーについても、事業者等への情報提供や協力要請を行っております。
4PR活動では、大会の認知度向上や機運醸成のため、看板や横断幕、ポスター、広報誌などでPRしているほか、全国から来場する多くの方に市のPR物品の配布や、JR野幌駅での案内対応などを行います。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、教育部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(12:35)

※ 総務部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(12:37)
次に、2の総務部所管事項、(1)報告事項、アの人事異動についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務部長:令和5年7月1日付人事異動について御報告いたします。
今回の人事異動は、第6次江別市総合計画の施策の総仕上げに向けた組織体制を構築するとともに、国の動きと次期総合計画を見据えて、意欲と能力のある職員を積極的に登用し、組織機構と職員配置の適正化を図ることを目的として実施したところであります。
以下、詳細は、職員課長から説明します。

職員課長:私から、お配りした資料により、組織整備の主な内容及び異動規模等について説明いたします。
初めに、組織整備の主な内容について御説明します。
資料1ページをお開き願います。
総務部調整監付参事(庁舎耐震化担当)の実配置でありますが、本庁舎の建設に向けて技術的側面からの検討や具体的な機能設定、概算工事費の算出などを行うため、庁舎耐震化担当参事を1名実配置し、今年度着手予定の基本計画の策定に向け、体制を強化します。
次に、健康福祉部子育て施策推進監及び子育て支援課参事(事業調整担当)の新設でありますが、子育て施策推進監を新設し、部長職を1名配置して、こども家庭庁の設置に伴う制度改正等に適切に対応するとともに、子供への支援や子育て環境の充実を図り、安心して子供を産み、育てられる環境づくりを一層進めます。
また、事業調整担当参事を新設し、参事を1名配置して、子供に係る施策の事業調整などの検討を行うとともに、次期子ども・子育て支援事業計画の策定に向け、体制を強化します。
資料2ページをお開き願います。
市立病院事務局の体制整備でありますが、経営推進監及び経営改善担当参事を事務局に再編し、経営推進担当参事を1名、同主査を1名配置して、経営安定化に向けた取組を着実に進めていきます。
また、施設整備担当参事を新設し、参事を1名、同主査を1名配置して、施設整備に係る管理体制を強化します。
資料3ページをお開き願います。
異動規模一覧についてでありますが、今回の医療職を除く異動は、表の区分欄、上から7行目の計(医療職等除く)の右端にあるとおり、全体で155名、組織改正等を除いた実異動は109名であります。
また、表の左から2列目の昇任者でありますが、合計19名であります。
次に、資料4ページ、5ページは、昇任者一覧を職位順に掲載しております。
資料6ページから16ページまでは、係長職以上の職員配置図を、資料17ページ、18ページは、機構図を掲載しております。
資料19ページから34ページまでは、組織機構改編図であり、右側が令和5年7月1日現在の組織であり、ゴシック体または太枠で表記したところが今回変更となった部分であります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:今回の人事異動は、市長選挙後ということで、そうした市長の考え方だとか、今ほど説明していただいた政策的な取組への対応ということが現れているのかと思って拝見しておりました。
今回の異動自体とは違うかもしれませんが、今回の昇任者のお名前をざっと拝見しましても女性はいらっしゃらないということと、これまで配置されている方も含めて、女性の管理職の登用がかねてからの課題だったと思いますけれども、その動向について、概要で結構ですので御説明してください。

職員課長:先ほど御説明したとおり、今回の昇任者は19名であります。
19名のうち、今回、女性職員の人数はゼロ名でございます。
この主な要因と致しましては、19名のうち、男性が多い技術系の職員が13名を占めておりまして、このことが大きな原因であろうと考えております。
女性職員の管理職等への登用の動向ということでございますけれども、毎年、統計は取っておりまして、常に上昇傾向であります。
今回、7月1日付の人事異動での女性職員の昇任者はゼロ名ということではありますけれども、4月1日付の人事異動を合わせて計算いたしますと、例年どおりの女性職員の昇任者数というのが今回の特徴でございます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの本庁舎建設に係る基本計画についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

西島庁舎耐震化担当参事:私から、本庁舎建設に係る基本計画について御報告いたします。
1経過ですが、市では、令和5年3月に本庁舎建設基本構想を取りまとめており、令和5年度では、第2回定例会で補正予算の議決を頂きましたことから、基本構想で整理した基本的な機能について検討し、本庁舎の整備に係る基本計画を策定することとしております。
枠内には、基本構想で整理した主な事項について記載しております。
次に、2基本計画で検討を行う主な項目ですが、新庁舎に導入する機能、新庁舎の適正規模について、建物配置と敷地のゾーニング、概算事業費と事業手法、事業スケジュールなどを想定しております。
次に、3本庁舎建設基本計画検討委員会についてですが、(1)所掌事項は、基本計画についての検討に関する事項、その他、基本計画の策定に関して必要な事項としております。
(2)委員構成ですが、学識経験者4人は、基本構想をまとめる際に御協力いただいた市内大学の先生3人及び一般財団法人北海道建設技術センターの職員の方に御協力いただこうと考えております。
関係団体推薦者9人については、資料記載の団体に委員選出について依頼しており、御了承いただいているところでございます。
公募市民2人については、8月から公募を行い、9月に決定する予定であります。
(3)任期については、令和5年10月から令和6年6月までを予定しております。
4スケジュールですが、本庁舎建設基本計画検討委員会での検討と併せて、庁内検討委員会での検討、市民ワークショップの実施、素案完成後の市民説明会の開催を予定しており、令和6年6月までに基本計画を策定できるよう進めてまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(12:48)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(12:49)
次に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に、次回の委員会開催予定でありますが、7月25日火曜日の午前10時から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(12:49)