生活福祉常任委員会 令和6年4月26日(金)
(開会前)
※ 日程の確認
※ 議会事務局長より人事異動に伴う職員紹介
※ 消防長より人事異動に伴う課長職以上の職員紹介
(開 会)
委員長(鈴木君):ただいまより、生活福祉常任委員会を開会いたします。(13:38)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1付託案件の審査、(1)陳情第2号 国に「現行の健康保険証の存続を求める意見書」の提出を求めることについてを議題と致します。
本件につきましては、今後の審査方法について協議いたしたいと思います。
審査方法協議のため、暫時休憩いたします。(13:39)
※ 休憩中に、陳情の審査方法について協議
委員長(鈴木君):委員会を再開いたします。(13:51)
休憩中に協議いたしましたとおり、陳情第2号 国に「現行の健康保険証の存続を求める意見書」の提出を求めることについての審査方法については、おおむね6点の資料を求め審査を進めます。ただし、資料が、市としてまとめ切れないものもあると思いますので、事務局で各部局と調整した上で、正副委員長に資料の調整を御一任いただくということで、事前に御了承願いたいと思いますが、そのような取扱いをしてよろしいでしょうか。
佐々木君:協議した要求資料は、多分6点以上あると思うのですが、確認しなくていいですか。
委員長(鈴木君):出せない資料もあると思いますのでおおむね6点です。
佐々木君:はい、承知いたしました。
委員長(鈴木君):分類によっては、増えるかもしれません。その辺も含めて調整をさせていただくということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で本件を終結いたします。
市立病院入室のため、暫時休憩いたします。(13:54)
※ 病院事務長より人事異動に伴う課長職以上の職員紹介
委員長(鈴木君):委員会を再開いたします。(13:55)
2市立病院所管事項、(1)報告事項、アのペインクリニック麻酔科の診療終了予定についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
医事課長:ペインクリニック麻酔科の診療終了予定について御報告いたします。
1診療終了予定は、令和7年3月31日としております。
2現行診療体制は、会計年度任用職員医師1人(麻酔科)となっておりますが、継続的な医師の確保が望めない状況でありますことから、診療を終了するものであります。
3今後の対応でございますが、以下のスケジュールで診療内容を段階的に縮小してまいります。令和6年5月1日から、他の医療機関からの紹介患者の新規受入れと外来患者の新規受入れを中止いたします。
令和6年9月1日からは、入院患者の新規受入れを中止いたします。日程に従い、外来・入院の診療体制を段階的に縮小し、令和7年3月31日をもちまして、ペインクリニック麻酔科の診療が終了となるものです。
4その他でありますが、現在、外来受診・入院により治療されております患者につきましては、希望に応じ、患者支援センター等を通じて他の医療機関を御紹介させていただく予定です。
説明は以上でございます。
委員長(鈴木君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
佐々木君:ペインクリニック麻酔科の診療終了によって、現行の手術体制や緩和ケアチームなどへの影響の有無についてお伺いいたします。
医事課長:まず麻酔科の手術に関する影響でございますけれども、手術に関連する麻酔科医師とは別の麻酔科医師が、このペインクリニック麻酔科に従事しておりますので、基本的に他の診療科や手術には影響はないものと考えております。
それから、緩和ケアチームのことですけれども、緩和ケアにおける疼痛管理などは、研修を受けた外科ですとか、内科など他課の医師によるものが基本になるというふうに考えておりますので、がん診療連携指定病院の指定などへの影響もないものというふうに考えております。
委員長(鈴木君):ほかに質疑ございませんか。
芳賀君:診療報酬的なマイナス要因はどのぐらいでしょうか。
医事課長:これまでの実績からいきますと、年間の収益で、外来・入院に合わせて7,000万円ほどということになっていますので、そのぐらいは、診療報酬に影響するものと考えております。
芳賀君:平均患者数は、何人ぐらいで7,000万円ほどになるのでしょうか。
医事課長:昨年度の実績を見ますと、外来で400人弱の患者、その中から、入院につながって治療する患者が、年間で延べ70人から80人程度というふうに考えておりますので、1日平均でいきますと、昨年でいけば、入院で3.6人、外来でいきますと10.6人となっております。
芳賀君:来年度まで1年で段階的に診療を終了する予定という説明ですが、医師の募集はしていくということなのか、ペインクリニック麻酔科自体をもうなくしてしまうのか、お考えをお聞かせください。
病院事務長:ペインクリニック麻酔科といいますのは非常に独特の診療科であります。
大学医局でも、育成をしているようなところもないもので、なかなか人数が少ないということがございます。
今の医師は、定年退職後に延長してもらっているのですけれども、相当高齢になってきているということもありまして、来年3月をもって退職予定となっております。
やはり大学に赴いたり、あるいは人材紹介会社にも話を聞きますと、絶対数が非常に少ない、後任的な派遣は非常に難しいということでありました。
人材紹介会社で仮に一時採用ができたとしても、なかなか安定した体制が取れないと、すぐに医師が退職してしまったときに、行き場のない患者が生まれてしまうのではないかというところから、現状においては来年の3月をもって診療科については標榜を終了しようと考えているところであります。
以上であります。
芳賀君:現状はよく分かりました。
何というか結構大事なポイントの課でもあるというか、どこかしら痛くてもどこの課に行ってもよくならないとか、いろいろな痛みで苦しんでいる方にとっては、とても安心できる課であると思います。需要が、先ほど見て1日10人というのは少なくはないかなと思うので、もし誰かやってくれるという人がいたら、やるという考えでしょうか。世の中に、探せばいるんじゃないかなと私はちょっと思っていたりするのですが、いかがなところなのか、もう絶対やりませんと言っているわけではないのかどうか教えてください。
病院事務長:現状こういった方針で何とも言えないところはありますけれども、医師の招聘に関しましては、いろいろと状況が変化していく場合もあると考えますので、そういった状況がもし生まれたとしましたら、またその時点で検討するということになろうかと思います。
委員長(鈴木君):ほかに質疑ございませんか。
吉本君:1年間、令和7年3月31日で終了するということで、ちょっとまだ期間があるのですけれども、医師がお辞めになられて、病院のホームページのペインクリニック麻酔科のところを見ますと、医師の名前は1人だけです。
その医師が、この1年間ぐらいの間は新規ではない、ずっとかかってらっしゃる患者の診療を、その方がお1人で続けていかれるということになるのでしょうか。
それとも、どこかからサブというか、助けに来るような、そういうふうなシステムを今、検討されていらっしゃるのか、いかがでしょうか。
医事課長:今年度につきましても、ここに記載のとおり、会計年度任用職員医師の1名で診療に当たっていただく予定でございます。
吉本君:それともう1点、最後のその他のところに、他の医療機関を紹介するというふうになっておりますけれども、今までの市立病院と同程度とは言いませんが、こういうような外来や入院とかの治療をしてくださっているような医療機関は、江別市の中にはあるのでしょうか。紹介をされるとき、その辺は市内の医療機関との協力が必要になってくると思うのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。
医事課長:ペインクリニックと標榜している病院は、市内にはないのですけれども、これまでの協力関係を築けている病院で、患者の症状も様々でございますので、それに応じて治療に当たっていただける病院を御紹介する形で考えております。
吉本君:先ほど、芳賀委員もおっしゃっていましたけれども、いろいろなところを回って痛みの治療を希望されて、最後にここにたどり着いたという方が結構市立病院の患者にもいらっしゃるというのを私も聞いていますから、やっぱり遠くに行くのは本当にしんどいことだと思うのです。
その辺りは協力関係をきちんと取っていただいて、なるべく患者に負担がかからないよう、治療が継続できる形で患者支援センター等も活用していただきたいと思います。
委員長(鈴木君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、市立病院所管事項を終結いたします。
市立病院退室のため、暫時休憩いたします。(14:08)
委員長(鈴木君):委員会を再開いたします。(14:08)
休憩中に確認いたしましたとおり、次回の委員会は、5月17日金曜日の午後1時30分から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:09)