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総務文教常任委員会 令和5年5月23日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月30日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 教育部長より主幹職以上の職員紹介

(開 会)

委員長(徳田君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(10:03)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので、御報告いたします。
1教育部所管事項、(1)報告事項、アの江別市あけぼのパークゴルフ場増設コースの利用開始についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

スポーツ課長:(1)報告事項、アの江別市あけぼのパークゴルフ場増設コースの利用開始について御報告いたします。
あけぼのパークゴルフ場は、令和4年度に9ホールの増設工事を行い、既存のコースと合わせて36ホールのパークゴルフ場として、令和5年度より供用開始となる予定でありますが、増設コースにつきましては、1に記載のとおり、令和5年7月1日を利用開始日とするものであります。
なお、既存コースにつきましては、例年どおり5月1日から利用開始しております。
2利用開始日の設定理由ですが、本来であれば、既存のコースとの同時オープンが理想的でしたけれども、増設コースについて、指定管理者と芝生の生育状況を確認し、協議を行った結果、利用者の踏圧に耐え得るほどに芝生の根が伸びておらず、枯れてしまう可能性が高いことから、万全を期すため、5月から6月までを養生期間とし、7月1日を利用開始日としたものであります。
3増設コース利用開始に向けたスケジュールですが、4月から6月にかけて、栄養剤、肥料、目土の散布、灌水、転圧による芝生の定着を促進させる作業を行います。
5月には、広報えべつ及び市のホームページにより増設コースの利用開始日の市民周知を行い、第5回定例教育委員会において、使用料改定の施行期日に関する規則等の審議をお願いする予定でございます。
その後、6月に関係団体など利用者の声を聴く中で、コースやネットの位置取りなどについて決定し、7月1日から増設コースの利用を開始し、新料金が適用される予定です。
参考として、4月12日現在の芝生の状況と、次のページにコースの全体図を載せていますので、御参照ください。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:確認しておきたいと思います。
この対応の仕方自体は特に問題ないと思いますけれども、この間、芝生の定着状況は指定管理者側でチェックして、指定管理者から教育部に、こういう状況だというような協議が持ち込まれたということで理解していいのか、その辺りの経過を教えてください。

スポーツ課長:指定管理者であるエコ・グリーン事業協同組合から、雪解け後の芝生の状態が思わしくないため、5月1日のオープンは難しいということで市にお話がありました。市でも現地を見た結果、難しいということで、万全を期すため、7月1日で決定させていただいたところでございます。

高橋君:若干スタート時期が遅れるということで、収入に影響があると思いますが、それは指定管理の中でやりくりができる範囲ということになっているのか、それとも、何らかの手だてが必要なのか、その辺りの見込みはどうなっていますでしょうか。

スポーツ課長:ABCコースは、既に5月1日からオープンしておりまして、そこの部分については、既に収入がある状態でございます。
増設コースについては、2か月ほど遅れがあるのですけれども、そこについては、指定管理者と話し合う中で、今のところ、それほど影響がないということでしたので、既存の指定管理料で賄っていただくことを考えているところです。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会予定案件、アの財産の取得(給食搬送用コンテナー洗浄機)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

給食センター長:第2回定例会の予定案件であります財産の取得(給食搬送用コンテナー洗浄機)について御説明いたします。
資料の3ページを御覧ください。
この財産の取得は、児童生徒、教職員等の学校給食を搬送するために使用するコンテナの洗浄のため、平成12年度に江別市立学校給食センターに設置した給食搬送用コンテナ洗浄機について、取得後22年を経過し、老朽化が著しいことから、機器の更新を行うものです。
初めに、1給食搬送用コンテナ洗浄機の概要についてでありますが、納入先は、江別市立学校給食センターであり、数量、製品仕様等は、記載のとおりであります。
続きまして、給食搬送用コンテナ洗浄機の外観等につきまして御説明いたします。
次ページを御覧ください。
給食搬送用コンテナが、写真手前の入り口部、床面に設置されたコンベヤーにより機器内部を進行し、その間、機器上部及び左右から噴射される温水により洗浄されるものであり、今回更新となる機器についても、同様の稼働方式となります。
資料の3ページにお戻りください。
2参考につきましては、後ほど総務部から説明予定の財産の取得の議会の議決に付すべき内容となっています。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イのスポーツ振興財団の決算に関する書類についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

スポーツ課長:一般財団法人江別市スポーツ振興財団の令和4年度決算に関する書類について御説明申し上げます。
別冊資料を御覧ください。
これは、財団の理事会並びに評議員会において承認され、市に提出されたものであり、その概要につきまして御説明申し上げます。
財団の事業の状況及び処務の概要につきましては、第31期事業報告書の1ページから3ページに記載されておりますので、御参照いただきたいと存じます。
次に、別冊資料の4ページをお開き願います。
第3計算書類等に関する事項、1令和4年度収支計算書でありますが、収入の部では、1基本財産運用収入の決算額599円は、基本財産の預金利息収入であります。
2事業収入3億181万2,884円は、スポーツ大会参加料等の補助事業収入、屋外体育施設の維持管理業務等の受託事業収入、市民体育館をはじめとする屋内体育施設等の指定管理料や利用料金等の指定管理事業収入及び自主事業収入であります。
3補助金収入4,084万2,000円は、スポーツ大会等の事業運営に関する補助金であります。
4雑収入314万4,731円は、預金利息及び自動販売機設置手数料等であります。
この結果、当期収入合計は3億4,580万214円であり、前期繰越収支差額1,340万5,912円を合わせた収入合計は、3億5,920万6,126円となるものであります。
一方、支出の部でありますが、別冊資料の5ページを御覧願います。
支出の部では、1補助事業費の決算額4,235万5,511円は、スポーツ大会開催事業費、健康体力づくり指導相談事業費及びスポーツ指導者養成事業費等に要した経費であります。
2受託事業費1,417万6,543円は、屋外体育施設、大麻出張所庁舎等の管理運営に要した経費であります。
次に、別冊資料の6ページをお開き願います。
3指定管理事業費2億8,487万9,700円は、屋内体育施設、大麻集会所及び都市公園内の屋外体育施設の管理運営費等に要した経費であります。
4自主事業費227万4,791円は、自主事業に要した経費であり、当期支出合計は3億4,368万6,545円となるものであります。
この結果、当期収支差額は211万3,669円となり、前期繰越収支差額を含めた次期繰越収支差額は、1,551万9,581円となるものであります。
なお、別冊資料の7ページの2収支計算書に対する注記から12ページの監査報告書までは、それぞれ記載のとおりであります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、教育部所管事項を終結いたします。
企画政策部入室のため、暫時休憩いたします。(10:14)

※ 企画政策部長より主幹職以上の職員紹介

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(10:18)
2企画政策部所管事項、(1)報告事項、アのDX推進方針の策定についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

デジタル政策担当参事:DX推進方針の策定について御報告いたします。
資料の1ページを御覧願います。
1方針策定の目的でございますが、国において、令和2年12月に自治体DX推進計画が策定され、自治体が重点的に取り組むべき事項、内容が具体化されたことなどにより、当市においても、市民生活の利便性の向上に向け、地域社会や行政を取り巻く課題に対してデジタルを活用して解決していくため、DX推進方針を策定することと致しました。
次に、2これまでの経過についてでありますが、(1)の外部委員会である江別市未来型政策検討委員会では、令和4年10月に策定方針、これまでの取組状況等について御審議いただき、令和5年1月には、DX推進方針の骨子案について、令和5年4月には、DX推進方針の素案について審議をしております。
次に、(2)未来型政策庁内検討会議等(庁内委員会)での審議についてでありますが、令和4年11月16日から24日にかけて、実務担当者を対象に、各部局におけるデジタル化の取組状況や課題等についてヒアリングを実施したほか、令和5年4月には、特別職及び部長職から構成される庁内検討会議及び次長職から構成される庁内検討委員会を合同開催し、DX推進方針の素案について審議したところでございます。
3DX推進方針(素案)につきましては、配付しております別冊資料を御覧ください。
1ページめくっていただきまして、1背景と目的、2の(1)構成については、記載のとおりとなっております。
(2)期間につきましては、デジタル技術の進歩は非常に早く、目まぐるしく状況が変化するため、期間を定めず、国の動向等を注視しながら、必要に応じて、適宜、見直しをしていくこととしております。
次のページ上段では、策定の視点を示しており、1市民目線で考えるデジタル化、2行政サービスの見直しによる市民の利便性向上に資するデジタル化、3市職員の業務効率の向上、働き方改革に資するデジタル化、4地域全体で進めるデジタル化の4つの視点を盛り込んだ方針としております。
下段の4本方針の位置づけについては、記載のとおりです。
次のページ、上段の5ビジョンですが、DXの推進は、本市が抱える人口減少や少子高齢化、市民サービスの向上などの課題等を解決するために必要不可欠であり、デジタル化の恩恵を子供から高齢者まで受けられることを目指し、いつまでも暮らしやすく、便利で快適なまちをビジョンとして掲げております。
そのビジョンを実現するため、1市民の日常生活を豊かに、2市政業務の効率化、3新たな価値の創造、4DX推進に係る環境整備を基本方針に掲げ、地域全体のデジタル化を推進していくこととしております。
下段の6基本方針と取組事項では、4つの基本方針ごとに、国が定める重点取組事項や市独自の取組事項を整理しております。
詳細につきましては、次ページを御覧ください。
上段の7具体の取組事項と工程表1ですが、基本方針、市民の日常生活を豊かにでは、自治会活動のデジタル化、情報発信のデジタル化、公共交通のデジタル化、母子手帳のデジタル化、行政手続のオンライン化の5つを取組事項として、基本方針、市政業務の効率化では、情報システムの標準化・共通化、AI・RPAの推進、ペーパーレス化の3項目を取組事項と致しました。
下段の基本方針、新たな価値の創造では、オープンデータの推進、生涯健康プラットフォームの推進、スマート農業の3項目を取組事項として掲げており、生涯健康プラットフォームの推進につきましては、令和5年3月末から各サービスを開始しております。
今後、各サービスの進捗状況などにつきましては、当委員会にて、適宜、報告してまいります。
次の基本方針、DX推進に係る環境整備では、セキュリティー対策の徹底、テレワークの推進、デジタルデバイド対策の3項目を取組事項としております。
資料の右側には、令和5年度から令和7年度までの工程表を示しており、内容につきましては、各項目に関連する所管課と調整し、検討、実証、実施などの表現により、今後3年間のおおよそのスケジュールを記載しております。
次のページの上段を御覧ください。
8推進体制につきましては、ビジョンの実現に向けて、市は、本方針の推進に当たり、中心的な役割を担い、方針の具体の取組を率先して推進するとともに、江別市未来型政策検討委員会や外部人材と連携を図りながら取組を推進してまいります。
下段以降は、専門用語などを解説する用語集となっております。
委員会資料に戻っていただきまして、4今後のスケジュール(予定)についてでありますが、本日の報告後、5月26日から6月26日までパブリックコメントを実施した後、6月下旬から7月末にかけて江別市未来型政策検討委員会及び江別市未来型政策庁内検討会議を開催し、成案として取りまとめる予定であります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

干場君:これからパブリックコメントをされるということで、これまでいろいろと準備をされてきたと思っておりますが、DX化というのは、新たな総合計画の検討委員会の中でも結構大きな柱になっていると認識しているところですけれども、素案の中の目的というところは、大変重要だと思っております。
デジタルで実現できることというのは、この中にも書いてありますとおり重要な取組だと思いますけれども、住民を基点にして考えていくことが非常に重要で、江別市行政審議会の委員の中からも、分野によってはデジタル化できないものもあるというような丁寧な議論もあったと思います。その辺の認識は職員の中にもしっかりあってほしいと思いますけれども、今申し上げた重要性について、行政としての認識をお伺いします。

デジタル政策担当参事:本方針の目的というところでございますけれども、委員のおっしゃるとおり、こちらの方針は市民目線でつくってまいりました。目的には、市民生活の利便性向上という市民目線の部分と、職員の業務の効率化というような視点も忘れずに策定しているところであります。
外部委員会の中でも、市民目線でつくってほしい、分かりやすい言葉で表現してほしいという意見も頂いておりますので、そういった視点も踏まえながら、分かりやすい方針をつくっていきたいと思っております。

干場君:その点については理解を致しました。
もう1点ですけれども、本来は、人材育成を含めて、市民と相対する業務などの経験を積み重ねながら自治体職員として成長していくと思いますが、この3年間、コロナ禍ということで、この間に入庁された新しい職員の方というのは、このDX化とともに、今後は人材育成ということが非常に重要になってくるのではないかと思っています。分野が違うかもしれないのですけれども、ここも非常に重要なポイントだと考えますので、この点についてお考えがあればお伺いします。

デジタル政策担当参事:今後の人材育成という部分かと思いますけれども、まず、各職員に対する研修に関しましては、例えば、セキュリティーの部分で言いますと、新人職員に対して研修を行っております。また、取組事項にもありますが、各業務においていろいろなシステムを使っておりますので、各担当においては、これからもそのような知識が問われてくるものと思っております。
ですので、デジタル政策室としても、そういう情報提供やセキュリティーの部分も含めて、周知していきたいと考えております。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:私からは、もう少し具体的な視点でお伺いしたいと思います。
これからパブリックコメントを行うということですけれども、この間、江別市未来型政策検討委員会で議論され、庁内でも検討され、これからパブリックコメントで、市民目線でチェックしていただくということですが、かねてから少し疑問に思っていたことも含めてお伺いさせていただきます。
この間の江別市未来型政策検討委員会の会議録なども拝見してまいりましたけれども、その中での議論も非常に慎重にといいますか、デジタル化のメリット・デメリットも含めて、皆さん考えていただいていると理解いたしました。
一方で、自治体業務におけるデジタル化というのは、利便性や効率性を考えれば必要なことだとは思いますけれども、国が進めようとしているデジタルトランスフォーメーション、DXと言っておりますが、これまでのようなデジタル化やIT化、ICT化とは次元が違うことのようですので、この辺りがなかなか理解できません。その辺をよく考えながら対応していきたいと思っております。
この素案についてですけれども、市民の日常生活を豊かにということで、最初に自治会活動のデジタル化ということが項目として挙げられています。検討委員会の中でそうした発言が出されていたので、ここに注目が当たっていると思いますけれども、自治会というのは、結局、自治の組織です。自治会によっては対応の仕方がかなり違っていると思いますので、これを行政が支援していくという姿勢なのか、この辺がすごく難しいと思うのですけれども、これを読んだだけでは分かりにくいのですが、これは行政が支援していくというふうに理解していいのか、確認をさせてください。

デジタル政策室長:自治会活動のデジタル化でございますが、このテーマについては、外部委員に自治会役員の方も参画いただきまして、そういった中で先進事例という形で御紹介を頂いたところでございます。
高橋委員がおっしゃるとおり、自治会の中でもデジタル化に対する理解には大きな差がありまして、そこを一緒くたにして、デジタル化に一っ飛びということではございません。デジタル化に積極的に取り組んでいる自治会の情報提供から始めた中で、取り組めるものについては無理のない形で進めていただいて、そういった自治会に対しては市としても応援をしようという考え方かと思います。
これに取り組むには、人材の関係などいろいろな課題があることも承知しておりますけれども、そういったところも一つ一つ丁寧にお伺いをしながら、進められる部分から進めていく、そこを行政としても支援させていただきたいということで、テーマの一つとして挙げさせていただいたところでございます。

高橋君:直接的に対応するのは市民生活課だと思いますけれども、自治会活動の大切なところは、行政から配られる回覧などもありますが、それで効率化できる業務もあれば、地域の安全・安心や災害時の対応などを考えたときに、顔と顔を見合わせて、ふだんからつながりができていることの大切さもあると思います。自治会活動のデジタル化に合うものと合わないものがあると思いますけれども、その辺りはデジタル政策室側と所管がうまくすり合わせながら対応していくと理解していいのか、これを市民が見たときに驚いてしまうのではないかと思います。この素案の示し方も配慮が必要かと思っていますが、その辺りについて考え方をお伺いします。

デジタル政策担当参事:自治会活動のデジタル化でございますけれども、委員がおっしゃったとおり、デジタル化を進めるべき部分とそうではない部分があることは認識しております。
地域や自治体に合ったやり方というのもございますので、どのような手法が合っているのか、そういうところも含めて、所管課とデジタル政策室で連携を図って進めていきたいと考えております。

高橋君:具体の取組事項と工程表2のほうですけれども、デジタルトランスフォーメーション、DX推進に係る環境整備の中で、セキュリティー対策の徹底ということがあります。これは国との絡みもあると思いますけれども、今、個人情報の取扱いや漏えいの問題など、いろいろと出ておりますが、国の動きとともに、自治体がどのようにチェックしながら確実に対応していけるのかということが重要だと思います。その辺の市としての考え方、ここに覚悟が示されているということなのか、もう少し分かりやすく説明してください。

デジタル政策担当参事:セキュリティー対策の徹底についてですが、現在、総務省が示している地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインを参考にして、当市においても、適宜、情報セキュリティーポリシーを改定している状況でございます。
また、先ほど御説明いたしましたが、職員へのセキュリティー対策の徹底というところでは、まずは新人職員を対象としたセキュリティーに対する研修を実施いたしまして、職員の中でもそういうものを共有している状況でございます。

高橋君:これは答弁を求めませんけれども、この間のマイナンバーカードの利用をめぐる様々なトラブルや不具合について、デジタル大臣がシステムの問題だということを発言されていましたので、システムを改修すればよいということで済まされているように見えてしまいます。行政に携わる方であれば、そんなことで済む問題ではないということを理解されていると思いますので、行政の責任というものを、しっかりと職員の皆さんに伝えていっていただきたいと思います。
もう1件、デジタルディバイド対策についてお伺いします。
生涯健康プラットフォーム事業についても疑問に思っていたのですけれども、高齢者向けのスマートフォン教室を開催するなどして、市民がデジタル化の恩恵を広く受けられるようにするとありますが、デジタル化の恩恵を市民が受け取るというのは、市民がスマートフォンなどの機器を使って何らかのことを行うだけではなくて、例えば、行政側が提供するサービスがスムーズに行えるなど、いろいろな視点があると思います。
苦手意識を持っている人に使ってもらおうと努力するよりも、使わなくても快適に恩恵を享受できるようにする視点が必要だと思いますけれども、どうでしょうか。国もこういう書き方をしているので、違うのではないかと思っているのですけれども、その辺はいかがお考えでしょうか。

デジタル政策室長:スマートフォン教室につきましては、使いたいと御希望される方について、市としてサービスを提供させていただくということでございます。
今、委員がおっしゃった、使わなくても恩恵が受けられるような取組という点についても、申請の自動化などいろいろな分野で、スマートフォン以外のデジタル化を進めることによっても実現できたり、ほかの視点もあると思います。
スマートフォンの活用だけではないデジタルディバイド対策というのも御指摘のとおりかと思いますので、そういった具体的な取組について、今後、内部でも検討してまいりたいと考えております。

高橋君:市民の置かれている状況というのは様々だと思います。お仕事をされている方であれば、夜も手続できればすごく楽だということもあると思いますけれども、一方で、時間に余裕のある方であれば、あえて外出するとか人と会うことのほうが心身の健康維持にもよい影響がある、効果的だということもあると思いますので、その辺を見誤らないように対応していただきたいと思います。
また、デジタル技術によって本当に便利になっているのですけれども、それほどの便利さではなくても、行政がやらなければならないことをデジタル技術を使わない方にもきちんと提供されるということに配慮することのほうが、デジタルディバイド対策としては、行政が持つべき視点として必要だと思います。行政側の立場を確認させてください。

デジタル政策室長:デジタルディバイド対策として、もっと広い視野でという御指摘かと思います。
そこは具体的な取組という部分で1つ挙げさせていただいておりますけれども、幅広い視点で検討してまいりたいと考えております。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの第7次江別市総合計画策定に係る取組状況と今後のスケジュールについてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総合計画・総合戦略担当参事:私から、第7次江別市総合計画策定に係る取組状況と今後のスケジュールについて御報告申し上げます。
資料2ページをお開き願います。
次期の第7次江別市総合計画は、令和6年度の開始に向けて、令和3年度から策定作業を行っているところであり、その作業状況については、適宜、当委員会に報告しておりますことから、本日におきましても、これまでの取組状況と今後のスケジュールについて御報告申し上げます。
1これまでの主な取組でありますが、下の表に記載のとおり、令和3年度には、主に9月の策定方針の作成以降、市民アンケート調査やえべつの未来づくりミーティングなどの市民参加の取組を行ってまいりました。
また、令和4年度には、将来人口推計をはじめ、市民参加の取組で得られた様々な意見を踏まえながら、次期総合計画の骨子作成に向けた全庁的な作業を行い、現在は、昨年8月に設置した江別市行政審議会で審議いただいているところであり、これまでに、全体会5回と2つの専門部会をそれぞれ2回の計9回開催されたところであります。
資料3ページを御覧願います。
次に、2第7次江別市総合計画庁内検討会議の開催状況でありますが、総合計画は、市の最上位計画に位置づけられている重要な計画であることから、理事者及び部長職で構成する会議をはじめ、3つの会議を設置して、適宜、進捗状況を報告しながら、目指すまちの姿などの検討と協議を行ってまいりました。
なお、これまでの策定に向けた取組結果のほか、それぞれの会議での協議内容については、毎回、全職員に情報発信を行い、共有を図りながら策定作業を進めているところであります。
資料4ページを御覧願います。
次に、3総務文教常任委員会への報告等でありますが、次期総合計画の策定作業開始以降、適宜、状況報告などを行ってきたところであり、開催日と議題は、表に記載のとおりでございます。
次に、4令和5年5月以降のスケジュールでありますが、(1)江別市行政審議会における審議の継続では、今後も引き続き行政審議会に審議いただきながら、本年7月頃には答申を受けることができるよう策定作業を進めております。
(2)市民説明会の開催等でありますが、行政審議会からの答申を受けた後、8月に市民説明会を開催して、第7次江別市総合計画(案)の内容をお知らせするほか、意見公募を行うことを予定しております。
(3)議会提案でありますが、当市の総合計画は、平成25年に制定された江別市総合計画の策定等を議会の議決事件として定める条例により、議会の議決を要することから、令和6年4月のスタートを目指して、令和5年度に議案の提出を予定しております。
資料5ページを御覧願います。
次に、(4)参考でありますが、策定方針で示しております総合計画の策定スケジュールの概要を掲載しております。
また、最後に、別冊資料の第7次江別市総合計画の策定に向けた取組状況を御覧いただきたいと存じます。
本資料は、第7次江別市総合計画の策定に向けた取組状況をまとめたものであり、総合計画の説明をはじめ、令和3年度以降の取組などについて、写真などを用いながら分かりやすく紹介することを目的に作成しております。
なお、本資料は、市民や関係団体、行政審議会などに対して、総合計画の策定作業を説明する際に使用しており、今後も、これから行う取組を追加しながら作成を進め、計画策定が完了した際には、第7次江別市総合計画の策定経過の資料としてまとめ、あらゆる場面で活用してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

干場君:1点確認させていただきたいと思います。
資料4ページの市民説明会の開催等というところですけれども、総合計画ということですから、性別、年齢を問わず全ての市民ということになると思います。
多分、市民説明会の後にパブリックコメントという流れになると思いますけれども、対象は全ての市民で、性別を問わず子供から大人までということで考えた場合、説明会の開催の在り方やパブリックコメントの仕方は、丁寧に行っていただくことが肝要ではないかと思います。その辺は御配慮いただきたいと思っておりますけれども、現段階でイメージしていることがあればお伺いします。

総合計画・総合戦略担当参事:市民説明会でございますが、現在、庁内で作業を行いながら、江別市行政審議会での審議を頂き、素案の作成に向けて動いております。
その結果を市民説明会で一人でも多くの皆さんにお知らせする観点から、市民説明会は開催いたしますが、それと同時に、総合計画の素案を簡単に示す動画を作成いたしまして、ユーチューブで誰でも御覧いただけるような、そういった工夫を講じてまいりたいと考えております。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの歓迎塔の撤去についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

都市計画課長:私から、歓迎塔の撤去について御報告いたします。
資料の6ページをお開き願います。
1概要ですが、歓迎塔は、ランドマークプランという都市景観施設等創出事業により、昭和60年に市が設置した景観施設であります。
令和5年4月21日に設置場所の土地所有者から申出がなされたため、撤去を行うものでございます。
2施設概要ですが、所在地は、文京台66番4の内で、次ページの位置図のとおりでございます。
設置当初の所有者は、日本電信電話株式会社、現在のNTT東日本であり、令和5年3月の売却により、現在は、民間事業者の所有となっております。また、賃貸借契約により、次ページの区域図のとおり、当該地番面積276平方メートルの一部である16.81平方メートルを賃借しているものでございます。
設置年月日は昭和60年12月19日で、江別市が建設したものです。
構造等は、ステンレス製鋼管、下部はれんが積みで、高さは9.4メートルでございます。
設置の背景と致しましては、昭和60年から施行された、江別市の都市景観の向上と都市のイメージアップを図るため、幹線道路沿いに景観施設を配置するランドマークプランにより、平成元年開催の北海道はまなす国体開催に向けて設置されたものでございます。
なお、ランドマークプランにより、平成8年までに、れんがのバス待合所などの景観施設13施設を官民により設置しております。
3事業費につきましては、撤去にかかる費用約500万円であります。
なお、撤去の取扱いにつきましては、当該施設は景観施設でありますことから、江別市景観委員会の委員長、副委員長に報告いたしまして、契約上の理由というのが最大の理由ですが、加えて、38年の経過年数や市職員によるデザイン設計であること、また、都市景観賞の受賞に至っていないなどの要素を踏まえると、やむを得ないとの見解でございました。
4今後のスケジュールですけれども、現在、所有者と調整中でありますが、6月下旬に入札を行い、8月末頃に施工を予定しています。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

髙柳君:3事業費についてお伺いいたします。
撤去費用約500万円という金額は、一般的な住宅を1軒解体するよりも大変高額に感じたのですけれども、その具体的な理由や要因としては何が考えられるでしょうか、御答弁をお願いいたします。

都市計画課長:約500万円という撤去費用の件でございますけれども、資料の7ページの歓迎塔の画像を御覧いただきたいと思います。
高額になる理由の一つと致しましては、国道12号と当該地には高低差があること、また、作業場所が狭いということもありまして、重機や車両が進入したり、作業できるように盛土を行って足場を造るなどの仮設に費用がかかるところが大きい理由でございます。
また、図では見えませんが、基礎がかなり大きく、場所が狭いところもありますことから、土留めも必要になるため費用がかかるところでございます。

髙柳君:今回は、立地や基礎の事情があることを御説明いただきましたので承知いたしましたが、引き続き、費用の削減に努めていただきますようよろしくお願い申し上げます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、企画政策部所管事項を終結いたします。
暫時休憩いたします。(10:55)

※ 総務部長より主幹職以上の職員紹介

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(11:01)
3選挙管理委員会事務局所管事項、(1)報告事項、アの第20回統一地方選挙結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

選挙管理委員会事務局長:第20回統一地方選挙結果について御報告いたします。
資料の1ページを御覧ください。
初めに、1の令和5年4月9日に執行されました北海道知事選挙・北海道議会議員選挙について御報告いたします。
(1)投票結果についてでありますが、北海道知事選挙の結果は、当日有権者数が10万231人、投票者数が5万3,014人、投票率が52.89%となります。
次に、同日に執行されました北海道議会議員選挙の結果は、当日有権者数及び投票者数は資料のとおりで、投票率は52.35%となります。
次に、(2)投票率についてでありますが、全国、全道、石狩振興局管内の他市について掲載しております。
北海道知事選挙では、全国が46.78%、全道が51.70%、石狩振興局管内の他市の投票率は資料のとおりです。
北海道議会議員選挙では、全国が41.85%、全道が50.92%、石狩振興局管内の他市の投票率は資料のとおりです。
次に、(3)の北海道知事選挙における期日前投票についてでありますが、市民会館と市内1つの大学の計2か所に期日前投票所を設置しており、各投票所の投票者数と期日前投票全体の投票率は、資料のとおりです。
期日前投票所の期間については、市民会館が3月24日から4月8日までの16日間、大学は1日のみの実施となります。
資料の2ページを御覧ください。
(4)の北海道知事選挙における18歳、19歳の投票率についてでありますが、34.20%となっており、平成31年に行われました前回の北海道知事選挙と比較して7.44ポイントの減少となっております。
次に、2の令和5年4月23日に執行されました江別市長選挙・江別市議会議員選挙について御報告いたします。
(1)投票結果についてでありますが、江別市長選挙の結果は、当日有権者数が9万9,852人、投票者数が5万419人、投票率が50.49%となります。
次に、同日に執行されました江別市議会議員選挙の結果は、当日有権者数及び投票者数は資料のとおりで、投票率は50.49%となります。
次に、(2)投票率についてでありますが、全国、全道、石狩振興局管内の他市について掲載しております。
江別市長選挙では、全国が47.73%、全道が56.30%、石狩振興局管内の他市の投票率は資料のとおりです。
江別市議会議員選挙では、全国が44.26%、全道が47.52%、石狩振興局管内の他市の投票率は資料のとおりです。
次に、(3)の江別市長選挙における期日前投票についてでありますが、市民会館と市内2つの大学の計3か所に期日前投票所を設置しており、各投票所の投票者数と期日前投票全体の投票率は、資料のとおりです。
期日前投票所の期間については、市民会館が4月17日から4月22日までの6日間、各大学は1日のみの実施となります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

三吉君:全体的に前回よりも投票率が下がっていると思いますけれども、投票率を向上するために、市として何か動きはあったのでしょうか。

選挙管理委員会事務局長:まず、今回の統一地方選挙の江別市の投票率についてでございますけれども、前回、平成31年執行の統一地方選挙の投票率と比較すると、知事・道議、市長・市議、いずれの選挙でも、前回を下回る結果となっております。
全国の投票率と比較すると、いずれの選挙も全国よりは上回っており、全道との比較では、市長選挙で下回っておりますが、ほかの選挙では全道平均を上回っている状況でありまして、近隣の市と比較しましても、江別市だけが特に低いという結果ではありませんので、全国的に投票率が低い傾向にあったと言えるのではないかと思っております。
投票率向上に向けた取組につきましては、市では、選挙啓発が大きなものだと考えております。
市では、これまで、広報やホームページ、独自に作成しております広報臨時号の全戸配布をはじめとして、新しく有権者になられた方への啓発メッセージの送付や市内学校における出前講座の実施など、選挙啓発を行ってきたところであります。
なお、この出前講座につきましては、市が行っている選挙啓発事業の一つとして行っているものですけれども、今年度から事業を拡大して、市内公立全中学校を対象に実施する予定でありまして、今後、選挙についてより知っていただくために、実際に投票用紙を使っていただく、実際の記載台を使っていただく、実際の投票箱に模擬投票で投票していただくなど、選挙を身近に感じていただいて、選挙権を取得したときに投票につながるよう、そういった取組を行っていくことを考えております。

三吉君:中学生に向けた模擬投票は、とてもよい活動だと思っておりますので、ぜひ推進をお願いします。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、選挙管理委員会事務局所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(11:10)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(11:10)
4総務部所管事項、(1)報告事項、アの人事異動についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務部長:令和5年4月1日付人事異動について御報告いたします。
令和5年4月1日付の人事異動は、市長の改選期のため、退職などによる欠員の補充と新規採用職員の配置のほか、現行の総合計画を着実に進めるための組織体制の整備など、必要最小限としたところであります。
なお、えべつ未来戦略に掲げる施策の総仕上げと次期総合計画を見据えた組織体制の構築等のための人事異動は、改めて行う予定であります。
以下、詳細は職員課長から説明します。

職員課長:私から、お配りした資料により、異動規模等について説明いたします。
別冊資料2ページをお開き願います。
異動規模一覧についてでありますが、今回の医療職を除く異動は、表の区分欄上から7行目の計(医療職等を除く)の右端にあるとおり、全体で169名、組織改正等を除き、新規採用、昇任を含めた実異動は155名であります。
参考までに、令和4年度の異動規模は、表の中段、令和4年4月1日付の行にあるとおり、合計で290名であります。
次に、表の左から2列目の昇任者でありますが、合計15名であり、そのうち女性職員の昇任者は、係長職5名であります。
次に、左から5列目の新規採用でありますが、一般事務職などの新規採用職員は33名であります。また、左から6列目、7列目の再任用新規採用でありますが、フルタイム1名、短時間7名であります。
別冊資料3ページから4ページまでは、昇任者一覧を職位順に掲載しております。
別冊資料5ページから15ページまでは、係長職以上の職員配置図を、別冊資料16ページ、17ページは、機構図を掲載しております。
別冊資料18ページから33ページまでは、組織機構改編図であり、右側が令和5年4月1日現在の組織であり、ゴシック体または太枠で表記したところが今回変更となった部分であります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:タイミング的に最低限の異動にとどめたというのは理解いたします。今回、最低限の異動の中で伺うのもあまりふさわしくないかと思いますが、1点だけお伺いしておきたいと思います。
今ほど女性の昇任者の人数についても報告いただいたのですけれども、現行の江別市男女共同参画基本計画の現状と課題の中に、市の職員の中に占める女性管理職の割合について記載されていたと思います。市職員全体に占める女性職員の割合と管理職の割合に開きがあることが課題だと指摘されていると思いますけれども、所管課としては、その点について一定の配慮をしながら人材育成をされているのか、お聞かせください。

職員課長:女性職員の管理職等への登用の考え方についてでありますが、基本的には性別を問わず、能力の適正な評価によることが基本であると考えております。
一方で、江別市では、江別市特定事業主行動計画の中で目標数値を定めております。現在、管理職に占める女性の割合は15%という目標を定めておりますが、まだその数値には達していないのが現状であります。
そういったことがございますので、育児を行っている女性職員や仕事と育児を両立できるような職場環境の整備というものも必要と考えておりますので、引き続き、研修への派遣など、女性職員が活躍するための取組を今後も推進してまいりたいと考えております。

高橋君:基本的には理解いたしました。
男性職員も含めて、市の職員の働き方自体がどうであるのかということも、女性職員が管理職を目指そうと思えるかどうかということと大きく関わりがあると思いますので、その点についても注意を払っていただきたいということを申し上げておきます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの令和5年度工事契約状況(5月15日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

契約管財課長:令和5年度工事契約の5月15日現在の状況につきまして御報告いたします。
当委員会には、水道・下水道工事を除く契約管財課所管の工事契約状況につきまして、御報告をしているところであります。
資料の1ページを御覧願います。
今年度分を上段に、昨年度分を下段に、比較する形で表にしております。
まず、今年度の工事予定についてでありますが、土木工事につきましては18億7,093万8,000円で、件数としましては45件を予定しております。
また、建築工事は14億6,940万2,000円で、件数としましては37件を予定しており、合計で33億4,034万円、件数は82件です。
次に、契約状況でございますが、土木工事は9件で、契約額は5億8,712万5,000円、契約率は31.4%です。
建築工事は14件で、契約額は8億9,184万4,360円、契約率は60.7%となり、土木・建築工事の合計は23件、14億7,896万9,360円、契約率は44.3%です。
次に、資料の2ページを御覧願います。
1工事当たり130万円を超えるものの契約状況を、土木工事、建築工事に区分いたしまして、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名をそれぞれ記載しておりますので、御参照願います。
土木工事2段目の江別太南大通り整備工事につきましては、入札時の最低入札価格が低入札調査基準価格を下回る金額であったため、5月8日に最低価格の入札者に対して事情聴取を行い、その結果に基づき、5月11日開催の低入札価格調査委員会にて審議した結果、支障なく施工が可能であると判断し、落札業者を決定したものであります。
また、令和4年度に債務負担行為を設定した、いわゆるゼロ市債に係る工事につきましては、土木工事の表の4段目の路面凍上改修工事その1から路面凍上改修工事その7までの計7件で、2億8,187万5,000円となっております。
なお、契約金額130万円以下の工事の契約は、建築工事の資料一番下に記載のとおり、1件、88万円となっており、土木工事につきましては、ございませんでした。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会予定案件、アの財産の取得(大型ロータリ除雪車)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております財産の取得につきまして御説明いたします。
資料は、3ページから4ページとなります。
大型ロータリー除雪車の購入につきましては、予定価格が2,000万円以上の財産の取得となることから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、第2回定例会に提案しようとするものです。
資料の3ページを御覧願います。
現在、市では、大型ロータリー除雪車を9台保有しておりますが、令和3年度の大雪を踏まえ、除排雪体制の強化のため、建設部において1台を増強し、取得しようとするもので、取得車両の概要につきましては、車名はニッセキ、呼称はHTR308A、以下、記載のとおりであります。
入札と契約についてでありますが、去る4月27日に一般競争入札を行った結果、6,413万円で株式会社NICHIJOが落札し、納入期限を令和6年3月29日として、4月28日付で仮契約を締結したところであります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの財産の取得(給食搬送用コンテナー洗浄機)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております財産の取得につきまして御説明いたします。
資料は、5ページから6ページとなります。
給食搬送用コンテナ洗浄機の購入につきましては、予定価格が2,000万円以上の財産の取得となることから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、第2回定例会に提案しようとするものであります。
資料の5ページを御覧願います。
取得する財産の概要につきましては、資料下段の7概要に記載しているとおり、(1)納入場所は学校給食センター、(2)製品仕様等は記載のとおりであり、詳細につきましては、先ほど教育部から説明したとおりであります。
本件の購入につきましては、北海道市町村備荒資金組合の備荒資金を活用し、令和9年度までの5か年による債務負担行為により購入するもので、去る4月13日に4者による指名競争入札を行いました結果、日本調理器株式会社北海道支店が落札し、4月21日には、北海道市町村備荒資金組合と日本調理器株式会社北海道支店との間で仮契約が締結され、同日付で備荒資金組合から当市に譲渡決定通知がなされたところであります。
なお、契約金額は、年金利0.15%を加えた3,015万5,767円です。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの財産の取得(小型動力ポンプ付積載車)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております財産の取得につきまして御説明申し上げます。
資料は7ページとなります。
小型動力ポンプつき積載車の購入につきましては、予定価格が2,000万円以上の財産の取得となることから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、第2回定例会に提案しようとするものであります。
現在、市が保有する平成2年度に取得した小型動力ポンプつき積載車1台を、老朽化に伴い更新しようとするもので、取得車両の概要につきましては、主な仕様として、令和5年式のもので、車両は4.5トンクラスのトラックをベースとして、消防ポンプを積載するほか、主な附属品等は記載のとおりであり、更新車両の処分等については、納車後、公売を予定しております。
入札と契約についてでありますが、去る4月10日に指名競争入札を行った結果、2,223万50円で株式会社北海道モリタが落札し、納入期限を令和6年3月19日として、4月11日付で仮契約を締結したところであります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの旧岡田倉庫解体・移転復元工事請負契約の締結についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております工事請負契約の締結について御説明申し上げます。
資料は、8ページから9ページです。
旧岡田倉庫解体・移転復元工事請負契約につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、第2回定例会に提案しようとするものであります。
入札及び工事請負契約の締結についてでありますが、4月27日に一般競争入札を執行し、アイグステック株式会社を代表者とするアイグステック・津嶋工務店特定共同企業体が落札しました。
契約金額は3億8,390万円で、去る5月1日に仮契約を締結しており、工期は、議会の議決のあった日から令和7年1月31日までであります。
資料の9ページを御覧願います。
工事の概要でございますが、1施工場所は、江別市2条1丁目地内です。
2工事内容は、令和5年度から令和6年度の2か年の継続事業により、旧岡田倉庫を解体し、隣地への移転復元を行う工事であり、構造等は記載のとおりであり、3に位置図を掲載しております。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、オの江別太南大通り整備工事請負契約の締結についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

契約管財課長:第2回定例会に提案を予定しております工事請負契約の締結について御説明申し上げます。
資料は、10ページから11ページです。
江別太南大通り整備工事請負契約につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、第2回定例会に提案しようとするものであります。
入札及び工事請負契約の締結についてでありますが、4月27日に一般競争入札を執行し、協和八光建設株式会社を代表者とする協和八光・のっぽろ実業・山崎特定建設工事共同企業体が最低価格での入札となりました。
入札価格が低入札調査基準価格を下回る金額であったため、一旦、落札を保留し、5月8日に同共同企業体に事情聴取を行い、その結果に基づき、5月11日開催の低入札価格調査委員会にて審議した結果、支障なく施工が可能であると判断し、同共同企業体を落札者として、契約金額2億7,940万円で、去る5月15日に仮契約を締結しております。
工期は、議会の議決のあった日から令和6年2月29日までであります。
資料の11ページを御覧願います。
工事の概要でございますが、1施工場所は、江別市江別太地内です。
2工事内容は、国道337号に接続する江別太南大通りを振り替えるための道路新設に伴う盛土工事を行うもので、道路延長等は記載のとおりであり、3に位置図を掲載しております。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、カの江別振興公社の決算に関する書類についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

契約管財課長:第2回定例会に御報告いたします株式会社江別振興公社の令和4年度決算に関する書類につきまして御説明いたします。
別冊資料の第54期令和4年度事業報告書を御覧ください。
令和4年度の事業報告につきましては、江別振興公社の取締役会の議決を経て市に提出されたものであります。
なお、昨日の株主総会にて議決されております。
別冊資料の1ページをお開き願います。
初めに、第1事業成績でございますが、江別市の指定管理者として、公民館等の管理を主たる事業として行ってまいりました。
また、生涯学習推進のため、記載の(1)から(5)までの事業を実施しております。
なお、過去3年間の事業成績及び財産の状況につきましては、下段の表に記載のとおりであります。
次に、別冊資料の2ページをお開き願います。
第2会社の概要と致しまして、株式の状況、従業員の状況等を、別冊資料の3ページには、第3処務概要と致しまして、株主総会及び取締役会の事項、役員人事、処務事項を記載しております。
次に、第4計算につきましては、別冊資料の4ページをお開き願います。
貸借対照表でありますが、資産の部につきましては、現金及び預金などの流動資産が1億2,567万2,346円、固定資産が10万円、資産合計では1億2,577万2,346円となっております。
右側の負債及び純資産の部では、未払い費用などの流動負債が1,702万125円、資本金が5,000万円、利益剰余金が5,875万2,221円となり、負債及び純資産合計では1億2,577万2,346円となるものであります。
次に、別冊資料の5ページの損益計算書でありますが、1売上高は、公民館等指定管理料収入などで1億7,866万1,617円となるものであります。
2売上原価の保有地売上原価及び公民館等各施設の運営費であります受託事業原価は1億6,742万9,651円、3販売費及び一般管理費は933万3,248円となり、以上の結果、営業利益として9万9,437円が生じまして、営業外収益、法人税等を清算した当期の純損益は80万519円の黒字となるものであります。
次に、別冊資料の6ページをお開き願います。
株主資本等変動計算書でありますが、繰越利益剰余金の前期末残高は5,875万1,702円でありましたが、昨年5月24日に開催された株主総会において、株主に対して200万円を株の保有数に応じて配当することが決議されたところであります。
これにより、剰余金の配当として200万円を、また、剰余金の配当に伴う法定利益準備金として20万円をそれぞれ処分したことに加え、先ほどの当期純損益が80万519円と黒字となった結果、当期末の繰越利益剰余金は5,735万2,221円となったものであります。
なお、別冊資料の7ページ以降につきましては、明細書等を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、キのその他について、説明を求めます。

総務部長:第2回定例会の予定案件につきましては、ただいま御説明申し上げましたほか、人事案件を予定しております。
総務部所管としましては、副市長の選任、教育委員会委員の任命、監査委員の選任及び固定資産評価審査委員会委員の選任について、議会の同意をお願いすることとなりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(徳田君):各委員におかれましては、ただいま説明のありましたとおり、お含み置き願います。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(11:39)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(11:39)
次に、5協議事項、(1)先進地行政調査についてを議題と致します。
本件につきましては、副委員長から御報告申し上げます。

副委員長(岡君):それでは、私から御報告申し上げます。
御承知のとおり、本年は、常任委員会の先進地行政調査の実施年となっておりますが、去る5月16日に開催されました常任委員会委員長会議において、次第に記載のとおり、10月2日月曜日から同13日金曜日までの間の2泊3日で実施することが確認されました。
なお、調査項目及び調査市等につきましては、今後、8月中旬頃をめどに、委員会にお諮りしながら決定してまいりたいと考えております。
各委員の中で、希望する項目や調査先がありましたら、6月定例会の最終日までに、正副委員長または事務局へ御連絡いただきますようよろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(徳田君):ただいま、副委員長から報告を頂きましたが、確認等はございませんか。(なし)
それでは、本件につきましては、報告のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
暫時休憩いたします。(11:41)

※ 休憩中に、第2回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(11:42)
6第2回定例会の委員長報告の有無については、行わないことと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、7その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:42)