ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 江別市議会会議録 > 委 員 会 会 議 録 の 閲 覧 > 令和5年分の目次 > 経済建設常任委員会 令和5年11月17日(金)

経済建設常任委員会 令和5年11月17日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月3日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(石田君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(10:00)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
水道部入室のため、暫時休憩いたします。(10:00)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:01)
委員会を再開いたします。
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの令和5年度工事契約状況(11月2日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:令和5年度工事契約状況(11月2日現在)について御報告いたします。
資料1ページをお開き願います。
令和5年度の工事予定額は、水道工事が9億5,098万580円、下水道工事が10億7,379万1,440円、合計で20億2,477万2,020円を予定しております。
契約状況については、水道工事の契約金額は、22件の7億6,214万3,580円で、工事予定額に対する契約率は80.1%であります。
下水道工事の契約金額は、30件の7億3,056万5,440円で、契約率は68.0%であります。
全体では、契約金額は52件の14億9,270万9,020円で、契約率は73.7%となっております。
次に、資料2ページをお開き願います。
契約金額が130万円を超える契約状況について、水道工事と下水道工事に区分し、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名を記載しておりますので、御参照願います。
なお、下水道工事において、契約金額が130万円以下の工事が1件ありました。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別市上下水道ビジョン中間見直し(案)に対する意見公募(パブリックコメント)の結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:江別市上下水道ビジョン中間見直し(案)に対する意見公募(パブリックコメント)の結果について御報告いたします。
資料の4ページを御覧ください。
1意見募集結果につきましては、記載の募集期間でパブリックコメントを実施した結果、1人の方から1件の御意見を頂きました。
頂いた御意見の反映状況は、2に記載のとおり、取扱い区分Bの中間見直し(案)と趣旨が同様と考えられるものであります。
寄せられた御意見とそれに対する市の考え方は、3に記載のとおりであり、結果については、当委員会の後、御意見を頂いた方に送付するとともに、市ホームページ等での公開を予定しております。
なお、パブリックコメントの結果を踏まえ、江別市上下水道ビジョン中間見直し版を原案どおり策定することとし、策定次第市ホームページ等で公表し、江別市上下水道ビジョン中間見直し版の冊子を配布させていただきます。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:今回のパブリックコメントの件数が1人、1件ということでございました。市民の意識ということにはつながっていってしまうかと思うのですが、過去にも様々なパブリックコメントを取られている中で、パブリックコメントを少しでも多く取ろうというふうに何か工夫されていた点などがあれば確認させてください。

総務課長:この江別市上下水道ビジョンも、当初作成したときのパブリックコメントにおいては、意見がゼロ件だったのですけれども、今回は御意見を1件頂いております。
また、中間見直しにおいてパブリックコメントを実施したのも今回からでありますので、そういった意味でも、一定の効果はあったのかなというふうに判断します。
今後につきましても、引き続き、より情報提供を適切にできるように検討してまいりたいと思います。

石川君:もう一つ確認だったのですけれども、このパブリックコメント以外で、ふだん、今回の江別市上下水道ビジョンに関連して、水道料金が上がることなどに対して水道部に何か御意見とか御連絡を頂いたということはありますか。

総務課長:料金の改定等に関する御意見は、直接頂いたことはございません。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(10:06)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:08)
2経済部所管事項、(1)報告事項、アのえべつみらいビルの事業期間終了後の検討状況についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

企業立地課長:(1)報告事項、アのえべつみらいビルの事業期間終了後の検討状況について御報告いたします。
お手元の資料1ページを御覧ください。
初めに、1目的につきまして、えべつみらいビルが20年間の事業用定期借地契約の期限を令和9年11月に迎えることから、借地権満了後の事業手法を検討するため、当該地の可能性を委託業務により調査、検討しようとするものです。
次に、2内容につきまして、(1)前提条件の整理から(6)事業者選定手法及びスケジュール作成までの内容について、調査、検討することとしております。
次に、3現在までの調査結果について、先ほどの内容のうち、(3)事業者意識調査が先頃終了しましたことから、その調査状況について御説明いたします。
まず、(1)アンケート調査について、調査対象は、駅前開発実績を有する事業者4社及び複合施設運営実績を有する事業者5社、計9社に対し、えべつみらいビルの利活用の可能性などについて、アンケート用紙を送付し、回答を得ました。
次に、(2)ヒアリング調査で、アンケート調査の結果を踏まえ、駅前開発実績を有する事業者4社及び複合施設運営実績を有する事業者2社、計6社を直接訪問し、対面によるヒアリング調査を実施しております。
次に、(3)調査結果について、えべつみらいビル運営への参画に当たり、どのような手法であれば実現の可能性があるかについて、手法ごとの企業からの回答を整理しております。
手法としては、表の上段に記載のとおりであり、左から、建物譲渡は、事業者が建物を市から譲り受け、事業実施する手法ですが、借地権付建物の取得はハードルが高い、固定資産税等の支払いを含めると事業者の採算が取れないということで、実現可能性は低いと評価しております。
マスターリースは、事業者が建物1棟全てを市から借り受け、テナントに転貸する手法であり、市は事業者から賃料を徴収しますが、事業者に対して、マスターリースフィーという形で一定程度の手数料を払う必要があり、それを踏まえると、市としては採算が取れない可能性が高いということで、実現可能性は低いという評価です。
PM業務委託は、表の下に米印で注釈がありますが、不動産経営の管理業務で、建物の維持管理と合わせて、テナントの入退去、家賃徴収などのテナント管理、いわゆるリーシングと言われる業務も含む手法であり、市は、委託料として固定費プラス家賃の数%のフィー、いわゆる手数料を支払う形が想定され、実現可能性はありと評価しています。
BM業務委託は、同じく表の下の注釈のとおり、物件自体の管理業務、いわゆる一般的なビル管理業務であり、ビル管理業務を行っている事業者であれば可能で、実現可能性も高いという評価ですが、建物管理のみの委託業務となるため、リーシング業務は市が自ら行うことになります。
最後に、除却・再開発は、当該地を更地化した上で新たな建物を建設する手法ですが、いずれの事業者からも可能性はないという回答であり、評価としては、市による相応の支援が必要、また、分譲マンションを検討した場合、建築費高騰のため、マーケットアウト、事業者の採算が取れないという評価でした。
次に、資料2ページをお開き願います。
今回の調査業務では、参考として、JR江別駅前にある公有地の活用についてのアンケートやヒアリングを実施しておりますので、その概要を記載したものです。
頭出しとして、旧江別小学校跡地、旧萩ヶ岡職員住宅、旧萩ヶ岡教職員住宅、その他それ以外のJR江別駅周辺地区の公有地という形で結果を整理しています。
いずれも活用可能性ありと回答している事業者がありますが、活用方法としては記載のとおりで、商業地プラス住宅地、あるいは、市の主導により公共施設の設置や集客が期待できる施設の誘致を期待するという意見がありました。
評価としては、JR江別駅前は市域の端に位置していることから開発需要度が低い、駅前であるということでは、アクセス面で一定のポテンシャルがあるといった評価がされています。
最後に、4現時点での見解ですが、えべつみらいビルにつきましては、除却・再開発には相応の支援が必要、ビル存続とする場合は、PM業務委託とBM業務委託の可能性がありますが、公共側で担うことの難しいテナントリーシングを含んだ業務委託の可能性を模索することが有効との見解が示されており、これらの点も踏まえ、引き続き委託業務の中で事業スキームを検討していくこととしております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:資料1ページの3現在までの調査結果、(3)調査結果に対するえべつみらいビル運営の民間事業者の参画についてということなのですが、アンケート結果に対して実現可能性が低いとか、可能性あり、高いというふうにつけられているのですけれども、これはどのような判断基準でつけたのか、確認させてください。

企業立地課長:この実現可能性の評価は、今、調査を行っている委託事業者、委託業務を受託している事業者の評価ということになります。
実現可能性の評価につきましては、アンケート結果で、建物譲渡であれば可能性ありというところにゼロ社、マスターリースも同じくゼロ社、PM業務委託、BM業務委託であれば、活用可能性ありと回答している事業者が1社ないし3社ある、そのような状況や、ヒアリングを受けて、聞き取った内容も踏まえて、委託を受けている調査事業者のほうで判断しているものです。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

本間君:このえべつみらいビルの委託調査をしたみたいですけれども、この結果はもう当たり前で、やる前からこんな結果になるのは分かっているのです。
資料1ページ、(3)調査結果、建物譲渡の可能性が低いは、当たり前です。だから、市がお荷物になるのだということを話したとおり、誰も建物譲渡でもらう人なんていないのです。そして、マスターリースもそうです。業務委託は、管理だけだから、それは業者もやります。店子が入ろうが、入るまいが、管理料は入ってくるのだから、それは高いに決まっています。こんなものはやる前から当たり前です。だから、言っていたのです。それで、除却・再開発が低いとなっていますが、これも当たり前です。市による相応の支援が必要も当たり前です。
根本にもう1回戻りますけれども、なぜ契約どおり解体して更地にして戻してもらわないのですか。もう1回確認します。この結果を見たら、それが一番いいでしょう。当初の契約どおり、更地にして返してもらいなさい。なぜ、それをしようとしないのですか、答弁を求めます。

企業立地課長:今回の調査の中では、この調査結果にあるとおり、除却・再開発の部分で、更地化して、そこに新たに何か事業をする場合の可能性ということで聞いたときに、このえべつみらいビル跡地のところで何か事業ができる可能性があるかということに対して、ここにも記載しておりますが、マンションであれば、建築費の高騰などで事業採算性が取れないといった意見などがあって、事業実施の実現が低いということで、更地化してもその後に続かないというふうに考えているところです。

本間君:何を言っているのですか。当たり前です。えべつみらいビルを更地にして、もう一回同じようなものを建てたり、マンションにしたり、それは無理です。
何度も言うように、参考で資料2ページに出ていますけれども、旧江別小学校跡地も含めて、あの地域をどうするかという中の一つで考えていけばいいわけであって、あのビルを壊した後に、またそこに何かを建てるのは、それは低いと出るのは当たり前です。
もう1回確認します。
契約どおり、更地にして返してもらって、そして、旧江別小学校跡地も含めて、JR江別駅前の再開発として一体となって考える、これでいいではないですか。なぜできないのですか、答弁を求めます。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(10:19)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:20)
答弁を求めます。

企業立地課長:今、御指摘いただきましたJR江別駅周辺全体でどのようにしていくかというところについては、企画政策部を中心に庁内で検討しているところです。
こちらの調査結果も、現時点では事業者からの中間報告という形ですので、最終的な報告を受けて、えべつみらいビルについてもその方向性を検討することとしておりますし、その情報も企画政策部と共有しながら進めているところです。

本間君:そこは逃げないでほしいので、もう一回確認します。
企画政策部が中心となってやるのは分かります。分かるけれども、だとするならば、経済部としては、契約どおり解体して更地にして戻してもらうということをしないで、えべつみらいビル側からそのまま戻したいと言われたことを進めるような感じです。
更地にして返してもらうという前提というか、それが決まりだから、約束事なのだから、それでJR江別駅前の再開発をどうするかという議論を進めていく気はないのですか。

経済部長:JR江別駅周辺全体としましては、今もえべつみらいビルの更地、あるいは、そのまま存続も含めて、また、旧江別小学校跡地、その他の公共施設を含めてどういった形がいいかというのは、今も検討を続けているところです。
その中で、やはり既存の住宅、建っている施設をどうするかという部分もありますし、旧江別小学校跡地等は更地になっていますので、それは今後の開発をどうするかというのを、ずっと検討を続けている状況ですが、なかなか結論が出ないような形で今進んでおります。
その上で、えべつみらいビルに関しては、令和9年までということで、それに向けて更地にするか、あるいは、存続するかも含めて、今、委託業務を出している部分も含めて検討はしております。ただ、時期としましては、今入っているテナントの部分もありますし、また除却して、その後一体となって考えるという部分はありますし、あるいは、今のテナントが入っているというところで、えべつみらいビルに関しては、いつまでも検討できる旧江別小学校跡地とかとは少し違うという部分があります。それを含めて、こちらは少し時期を早めた上で、検討結果を示さなければならないと考えております。

本間君:経済部長にもう一回聞くのは申し訳ないですけれども、早く結論を出さなければならない、旧江別小学校跡地は時間がかかってもいい、何か言っていることがおかしくないですか。
JR江別駅前の再開発なんて、これは時間がかかります。今、水道庁舎だって、本庁舎に来るか、来ないかという、そこの議論もこれから始まります。これは黙っていると、令和9年まですぐにたちます。
今の答弁だと、建物を残すことありきのような話ではないですか。えべつみらいビルを残して活用方法を探るみたいな話になっていませんか、もう一回、答弁を求めます。どうですか。
時間がかかるのだから、いっそ黙っていてもいいのです。無理して、急いで建物を残す方向で考えていませんか、申し訳ないですけれども、もう一回聞きます。

経済部長:今時点では、完全に残すという方向で結論づけたわけではないのですが、もし残すとすれば、テナントさんとの関係もありますので、その結論は令和9年まで待たずに何らかの結論は出さなければならないと考えております。

本間君:何回も言いますけれども、この調査結果でも分かるとおり、年数も年数だし、この建物は誰ももう必要としていないのです。
その中で、市が業務委託で無償譲渡でもらっても、店子は入らない、維持費はかかる、前から言っているとおり、お荷物になるわけです。これは明らかなのです。
だから、約束どおり、当初の計画どおり、20年たったから、更地にして返してもらって、経済部長が言った旧江別小学校跡地や水道庁舎も含めて、じっくり時間をかけてJR江別駅前の再開発をしてもいいのです。なぜそこに持っていこうとしないのか。これなら無償でもらうのを前提として考えているようなものではないですか。今まで何回もこのことを言ってきました。全然響いていないですね。まだ無償でもらおうとしているのですか。
この辺にしておきますけれども、これは、一応、報告ということで理解はしますが、存続は絶対にまずいです。建物を無償譲渡でもらうわけにいかないです。
私は聞きませんけれども、経済部長が答えたいなら答えてください。

経済部長:委員のおっしゃるような考えもあるかと思いますが、このえべつみらいビルは、20年はたっていますが、通常のこの形のビルであれば、約50年持つと言われておりますし、メンテナンスもかなり大規模に入れておりますので、この後、20年や30年はしっかりと持つというような形では考えております。
それを含めて、今、テナントも50%以上、70%近く入っているような状況ですし、このテナントとして入っている事業者を外に出して改めて考えるというような考えと、今のテナントに入っているのを維持しながら、もっと増やすような活用というのも、やはり考えなければならないと考えているところであります。

本間君:何だか先ほどよりも経済部長の答弁を聞いていると、建物を無償譲渡でもらって残す方向で考えている意見が強くなった気がしますので、本音が出たのかなと思います。今後注視していきたいと思います。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの第2次江別市観光振興計画の策定に係るパブリックコメントの実施についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

観光振興課長:それでは、(1)報告事項、イの第2次江別市観光振興計画の策定に係るパブリックコメントの実施について御報告いたします。
資料の3ページを御覧ください。
まず、1策定経過でありますが、令和5年2月開催の経済建設常任委員会において、計画策定について御報告した後、7月から10月までに3回の第2次江別市観光振興計画策定委員会を開催し、計画内容を協議しましたほか、7月と10月に開催の江別市経済審議会におきまして、計画策定及び進捗状況について報告しております。
次に、2計画の概要でありますが、(1)新たな観光像につきましては、江別の魅力をより身近に、より満喫してもらいたいという考えの下、訪れるたび近くなるまち江別と致しました。
(2)基本方針につきましては、新たな観光像を実現するため、記載のとおり、具体的な戦略の柱となる3つの基本方針を設定しております。
次に、3第2次江別市観光振興計画(案)ですが、別冊資料1の1ページをお開き願います。
第1章は、計画の策定に当たっての背景や目的、計画の位置づけ等について記載しております。
次に、別冊資料1の2ページを御覧ください。
第2章では、江別市の観光動向としまして、2ページから5ページでは、国内や北海道内の観光市場の概観について、6ページから8ページでは、江別市の観光市場の概観や課題等を記載しております。
次に、別冊資料1の9ページをお開き願います。
第3章では、江別市観光振興計画の振り返りとしまして、現計画の評価や市民アンケート調査及び事業者ヒアリングについて記載しております。
次に、別冊資料1の12ページをお開き願います。
第4章では、江別市観光の目指す姿として、江別市の魅力・資源、観光課題について触れました後、次の13ページ、14ページをお開きいただきまして、先ほど御説明いたしました観光像と基本方針について記載しております。
次に、別冊資料1の15ページをお開き願います。
第5章では、江別市観光の戦略として、観光像、基本方針に基づく、基本施策や取組案から成るアクションプランを、16ページから20ページまでは、アクションプランの内容を、21ページから22ページまでは、アクションプランのロードマップを、23ページでは、アクションプランの成果指標を記載しております。
最後に、別冊資料1の24ページをお開き願います。
第6章では、江別市観光の推進体制として、各主体の役割と進捗管理について記載しております。
それでは、委員会資料の3ページにお戻りください。
次に、4パブリックコメントの実施でありますが、募集期間は令和5年12月4日月曜日から令和6年1月5日金曜日までを予定しており、配置場所等及び提出方法は記載のとおりです。
最後に、5今後の予定でありますが、パブリックコメントの実施を経まして、令和6年1月に開催予定の策定委員会で計画の最終案をまとめ、2月の本委員会でパブリックコメントの実施結果を御報告しました後、3月に計画を確定したいと考えております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:別冊1の第2次江別市観光振興計画(案)の6ページにあります江別市の観光市場概観の中で、コロナ禍において、周辺自治体の観光入り込み客数が一様に減少する中となっておりまして、最終的には、特にコロナ禍だったけれども、江別市の入り込み客数は大きな変化が見られなかったというふうになっているのです。
一方で、別冊1の8ページの江別市観光市場の現況と課題の中の真ん中ぐらいの表の江別市の観光に強みと弱みが書かれているのですが、今回の計画の中で、その弱みの部分というのも含めて、どのようなお考えの下で進めていく予定があるのか、確認させてください。

観光振興課長:弱みというところで、1から7まで記載しております。
例えば、1で申し上げますと、突出して秀でた魅力が少ないと。有名な景勝地があるわけでもございません。リゾートのような施設があるわけでもございません。そういった中でどういったことができるのかというところで申し上げますと、観光スポットの点在ということもありますけれども、ある資源を生かす、あとは、今、いろいろなところでイベントをやってみようというような機運もございますので、そういった人だったり、まちだったりというものを魅力として発信していくというような視点で計画がつくられております。
また、札幌市からのアクセスはいいのですけれども、江別市に来てからのアクセスがあまりよろしくないということで、公共交通機関の御案内をもう少し充実させたり、レンタサイクルの活用をもう少し検討したいというようなところも計画の中に盛り込んでおります。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

石田君:ただいまお話があったような、突出して秀でた魅力が少ないということなのですが、個人的には、少ないというのは甘い、逆に言ったら、現状ではないのではないかなというぐらいに思っています。
おっしゃるように、例えば、近郊の札幌市であれば、定山渓があって、ダムがあって、スキー場があってとか、そういう施設があります。江別市にも民間事業者がやられているところもありまして、頑張っていますが、比較してそこまでのものかなと。
先ほどおっしゃったような形で、イベントをやれば、確かに、そのときは来ます。でも、イベントが1日、2日で終わったら、またお客さんが来なくなる。突発的にぽんぽんと単発でやる形です。そうではなくて、もう少し長い目で、せっかく旅館もホテルもできて、宿泊施設ができたのですから、そういうところを利用して、宿泊して、お客さんに江別市でお金を落としてもらって経済効果を生む、それがやはり必要なのではないかなと思うのですけれども、まず、そういうお考えについてはどうなのでしょうか。

観光振興課長:確かに、秀でた魅力がないと言われるのも理解しておりますが、第2次江別市観光振興計画策定委員会の中では、ないのだけれども、やはり歴史だったり、景観だったり、見ていただける部分はあると。掘り出し方とか見せ方がやはりまだうまくないのではないかという御意見も頂きましたので、そこについては、引き続き進めてまいりたいと考えております。
また、イベントに関しましても、確かに、大きいお祭りですとか、観光振興課が一般社団法人えべつ観光協会と実施しておりますイベントも単発で、1日で終わってしまうようなものも多いですし、また、えべつやきもの市のような、お金もかかりますし、1日で終わってしまうものもあります。ただ、地域の方々が自分たちで手づくりしているイベントというものが、市外の方にどこまでというのはまだ難しい部分がありますが、そういったイベントをやっていくことで、まちに活気があるような、少し細く長くというようなイベントもできないかというのも、実際のところは分かりませんけれども、検討しなければならないと考えております。
せっかくホテルもできましたので、お泊まりいただいた方にどう回っていただくかというところも課題かと思っておりますので、関係者と協力しながらこの第2次江別市観光振興計画を策定しましたので、うまく進めていきたいと考えております。

石田君:そこの部分は、仮にそうだとしまして、市の経済部は、観光振興に関して、こういうものがあるとか、新たなものがあるという発掘とか、いろいろなことを検討されてきていると思うのです。
昔、私が一般質問でもしたのですけれども、最後のところで、その当時の市長には、まだまだ隠れた資源があるのは間違いないから、ぜひ生かしてほしいということで締めくくった経緯もあります。
そういう部分に関して、今般、他の振興局ではありますけれども、そういうところと協力しながら、いろいろな活動を進めるようにお願いしてきたところでございます。
別件ですけれども、先ほどの本間委員の質疑にもあった条丁目に対する江別市の考え方、江別市に対する観光の分野での江別市の考え方など、何か大きな分かりやすいものが欠けているように思うのです。こんなものがあるのに、ここに全然気づいていないのでは、本当にもったいないと私は思います。その辺についてはどうですか。

副委員長(奥野君):暫時休憩いたします。(10:41)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

副委員長(奥野君):委員会を再開いたします。(10:42)

経済部次長:御指摘いただきました点、要は、見せ方という問題が非常に大きいのかなと。これは第2次江別市観光振興計画策定委員会の中でも御指摘が多くありました。条丁目の関連もそうですし、ほかのいわゆる地域資源といいますか、見せれば、見せ方によってはまだまだポテンシャルが高いといったような御指摘がかなり多くありました。
条丁目の経済部の所管で言えば、旧岡田倉庫のお話など、経済部の所管にかかわらず、道立野幌総合運動公園もあります。あそこは北海道であったり、教育部スポーツ課であったりとか、いろいろな資源というものがあるかと思います。
まずは全体のPR、見せ方、広報、この辺に少し重点的に取り組まないと、せっかくあるものも何だろうと何も分からないまま寂れていくというか、見えなくなってしまう危険性があるので、まずは、次期計画の中でも見せ方、広報、周知をより積極的に力を入れてやっていきたいと。そういった意味からすれば、点であったものを線にして面に広げる、こういった視点を強く意識してやってまいりたいと。
これは第2次江別市観光振興計画策定委員会の意見も踏まえて、この計画を成案化いたしましたならば、そういう考え方の下、強くやってまいりたいと考えております。

石田君:今、いいお言葉があって、点から線、面にするということで、まさにそういう考え方で、せっかくあるものを本当に大事にして、今がチャンスだと思いますので、これからやっていっていただきたいというふうに思っております。
それに際しましても、やはり市というのは、ある程度の方向性、先ほどから言っていますけれども、このまちをどういう方向に持っていくのかという方向性をきちんと自分なりに持った上で、それを民間と一緒になって、ブラッシュアップして実現していってほしいというふうに要望して、終わります。

副委員長(奥野君):ほかに質疑ございませんか。

岩田君:質疑というよりは要望に近くなってしまうのですけれども、私も事業をやっていて思うのですが、観光だったり、ツーリズムで考えると、やはり難しいところがすごくあります。先ほど、えべつみらいビルの話もありましたけれども、多分、外の企業から見ると、JR江別駅前の開発というのはすごく難しいように感じると思うのですが、観光というのを少し置いた上で、一般的な日常的に使えるような施設といったものを多くして、人口が減っているわけなので、近隣市町村から毎日来られるような、毎日活用するような施設として考えたほうがいいのかなと思いました。観光という大きな鳥瞰的な部分で考え出すと結構難しいと思うところがあります。
意見になってしまうのですけれども、弱みの中にも、今、石田委員がおっしゃったように、イベントをやれば幾らか人が来るとは思うのですが、イベントという考え方よりも、利活用のところで言うと、もう少し近隣市町村から人が来るような、人がまず動き出すような取組があってもいいのかなと個人的に思いました。
観光で宿泊してもらうというところと並行してでもいいので、近隣市町村から人を呼ぶような取組があってもいいのかなというふうには感じていますが、その辺はどうお考えですか。

観光振興課長:第1次計画のときのコンセプトもそうなのですけれども、遠くからというよりは、ターゲットとしては道央圏の方ということで設定しております。
本当は、観光は非日常というのがコンセプトにはなるのですけれども、江別市として申し上げますと、日常の延長に近い形で違うまちに行ってみるというところでの視点で、道央圏の方に来ていただくようなことを考えての計画となっております。
札幌市からおいでいただく方も、例えば、食べ物、農産物を買いにいらっしゃっている層もいるというふうに把握しております。そういった方たちは、日常の延長で来ていただいて、かつ、先ほど申し上げたように、来ていただいたからにはもう少し回っていただけるような施策をこの計画の中に盛り込んでいますので、今、委員がおっしゃっていただいたようなことも含めて進めてまいりたいと思います。

岩田君:SWOT分析の中で、強みと弱みがありますけれども、結構、どっちかでもいいのかなと思うのです。弱みを省いて強みだけを特化してもいいと思うし、弱みを重点的にフォローしていくという考えもあると思うのですけれども、どちらでお考えなのかがあれば、お聞かせいただけますでしょうか。

観光振興課長:強みを生かすというところと、弱みをフォローしていくというところで、市の計画としては、やはり両面で進めていくことになろうかなと思っております。
進めていく中でこっちを伸ばしたほうがいいとか、諦めるという言葉はあれですけれども、あまり気にしなくていいということも出てくるのかもしれないので、コロナ禍も明けましたし、状況に応じまして、関係機関と一緒に進めてまいりたいと考えております。

副委員長(奥野君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。

委員長(石田君):次に、ウの第5次江別市農業振興計画の策定に係るパブリックコメントの実施についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

経済部次長:それでは、ウの第5次江別市農業振興計画の策定に係るパブリックコメントの実施について御報告いたします。
資料の4ページをお開きください。
まず、1策定経過でございますが、令和5年2月開催の経済建設常任委員会における御報告の後、7月の江別市経済審議会において策定方針等を確認し、8月に市内農業者を対象として意識調査を実施しております。この結果に基づきまして、計画案を作成し、10月まで、2回の江別市経済審議会において計画内容について協議してまいりました。
次に、2計画の概要でございますが、(1)農業者意識調査に基づく方向性の検討につきまして、市内農業者を対象に意識調査を実施し、江別市の農業の現状を踏まえ、今後の方向性を整理してまいりました。
(2)社会情勢の変化への対応については、世界的な動きであるSDGsの達成目標との関連のほか、スマート農業の推進など、新たな社会課題への対応について記載しております。
(3)計画の進捗管理と致しまして、進捗管理の目安として、基本方針の展開項目に対応した成果指標を設定しております。
次に、3第5次江別市農業振興計画(案)についてでありますが、計画案の概略を御説明いたします。
別冊資料2の2ページをお開き願います。
第1章では、計画策定の趣旨や計画の内容と期間、計画の位置づけのほか、4ページには、農業とSDGsについて、5ページには、前期計画の目標達成状況について掲載しております。
続いて、別冊資料2の8ページをお開きください。
第2章では、江別市の農業の概要について、9ページから15ページまでにかけ、江別市の農業の現況について掲載しております。
続いて、別冊資料2の18ページをお開きください。
第3章では、江別市の農業の目指す姿、基本方針の体系について掲載し、20ページから39ページにかけましては、それぞれの展開項目に応じて、現状と課題の整理及びこれに対応した今後の方向性について述べております。
続いて、別冊資料2の40ページをお開きください。
計画の進捗状況の管理のため、指標に応じた目標値を設定しております。
41ページ以降につきましては、意識調査の集計結果など、資料を掲載しております。
引き続き、本編資料の4ページにお戻り願います。
4パブリックコメントの実施についてでありますが、募集期間は、令和5年12月4日から令和6年1月5日までを予定し、配置場所等及び提出方法は、記載のとおりですので、御参照をお願いいたします。
最後に、今後の予定でありますが、パブリックコメントの実施を経て、令和6年2月開催予定の江別市経済審議会で計画の最終案を取りまとめ、2月の本経済建設常任委員会にてパブリックコメントの実施結果を御報告を申し上げ、3月に計画を確定したいと考えております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの第4次江別市食育推進計画の策定に係るパブリックコメントの実施についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

経済部次長:それでは、エの第4次江別市食育推進計画の策定に係るパブリックコメントの実施について御説明申し上げます。
資料の5ページをお開きください。
まず、1策定経過でありますが、令和5年2月開催の経済建設常任委員会における御報告の後、2回の庁内連絡会議を開催し、計画案について協議しましたほか、10月までに3回の江別市食育推進計画策定委員会を開催し、計画内容を協議してまいりました。
次に、計画の概要でありますが、(1)国の食育推進基本計画に合わせた更新につきまして、国の第4次食育推進基本計画における食育推進に係る目標の追加項目を反映し、また、SDGsの視点を取り入れたほか、新たに環境分野を新設し、食品ロスの取組などについて掲載しております。
(2)庁内における食育に関連した取組につきまして、各分野の取組として、庁内関係部署において実施する事業を見直したほか、(3)計画の進捗管理につきましては、進捗管理の目安として、ライフステージに合わせた各分野の成果目標を設定しております。
次に、3第4次江別市食育推進計画(案)についてでありますが、計画案の概略を御説明を申し上げます。
別冊資料3の1ページをお開きください。
第1章では、計画の策定に当たっての経緯や食育の説明、計画の位置づけのほか、食育の推進とSDGsの関連等について述べております。
続いて、別冊資料3の4ページをお開きください。
第2章では、国及び江別市の現状として、12ページまでは、国の各種調査結果に基づいた食生活の状況を、13ページからは、江別市の現状として、食生活と食育推進の現状について、それぞれ掲載しております。
続いて、別冊資料3の16ページをお開きください。
第3章では、第4次食育推進計画について、食育推進の基本理念と目標のほか推進体制を、18ページには、食育推進の方針を、20ページ以降29ページまでは、取組の方向性として、分野別の目標と対応する事業について掲載しております。
続いて、別冊資料3の31ページには、計画推進の指標を定め、計画の進捗管理及び啓発手法について掲載しております。
別冊資料3の32ページ以降は、資料編と致しまして、前計画期間における活動状況などについて掲載しております。
引き続き、委員会資料の5ページにお戻りください。
4パブリックコメントの実施でありますが、募集期間は令和5年12月4日から令和6年1月5日までを予定しており、配置場所等及び提出方法は、記載のとおりですので、御参照ください。
最後に、5今後の予定でございますが、パブリックコメントの実施を経て、令和6年2月開催予定の江別市食育推進計画策定委員会で計画の最終案を取りまとめ、2月の本経済建設常任委員会でパブリックコメントの実施結果を御報告申し上げた後、3月に計画を確定したいと考えております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:今、御説明いただいた資料の5ページにある2計画の概要の(2)庁内における食育に関連した取組の中で、各分野の目標を実現するための取組として、各関係部署において実施する事業の見直しとあるのですけれども、別冊3の第4次江別市教育推進計画の14ページから15ページにかけて、それぞれ今後に向けてということで、現状と今後に向けての取組というものが記載されています。この事業の見直しについては、20ページに、5取組の方向性という部分にも取組の例というものが記載されているのですけれども、参考までにどのような見直しをして取り組んでいくのか、もう少し詳しく教えてください。

経済部次長:具体の内容の前に、庁内のいわゆる食育に関連する関係部署を集めて、今後の方向性と現状を含めて議論をさせていただいております。
その中で、特にこの江別市食育推進計画策定委員会の中でもいろいろと御指摘いただいた中では、江別市食育推進計画策定委員会の委員の皆様からは、最近の傾向としては、いわゆる高齢者等のフレイル予防ですとか、要は、食から介護になる前の元気なうちからというお話を重点的に取り組むべきではないかというような御指摘も頂いております。
そういった視点を計画の中に反映できるよう健康福祉部門と調整をさせていただいたり、もしくは、具体には、最近はコンビニに行けば何でも買えますし、チンすればできるといったような状況もありますけれども、実際の食材、それこそ食と農といった江別のまちの特性を考えれば、食材に触れて、赤ちゃんの頃から食育を進めていくといった視点も取り入れてほしいといった御意見も頂いております。
具体の取組は各所管の中で今後実施してまいりますが、そういった視点を取り入れて食育について進めてまいりたい、このように考えてございます。

委員長(石田):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、オの農村滞在型余暇活動機能整備計画(第4期)の策定に係るパブリックコメントの実施についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

経済部次長:農村滞在型余暇活動機能整備計画(第4期)の策定に係るパブリックコメントの実施について御報告を申し上げます。
資料の6ページをお開きください。
まず、1策定経過でありますが、令和5年2月開催の経済建設常任委員会における御報告の後、市内農業者への意向調査を行い、調査結果を反映した計画案を取りまとめ、10月開催の江別市農業委員会総会において、計画案に対する意見聴取を行っております。
次に、2計画の概要でありますが、(1)農業者の意向に基づく施設等の整備計画につきまして、本計画は、市内農業者を対象に余暇活動施設設置に係る意向調査を実施し、実施主体である農業者の意向を反映する形で更新し、策定するものであり、本計画を定めることによって、本来、利用規制の強い農地について、柔軟な取扱いが可能となるものでございます。
(2)市内の体験・観光施設等の状況につきましては、前期計画策定以降に変動のあった当該施設の状況を更新しております。
(3)交流人口等の具体的な達成目標につきましては、現行の施設配置状況及び農業者意向調査の結果を反映し、目標を設定しております。
次に、3農村滞在型余暇活動機能整備計画(第4期)(案)についてでございますが、本計画は、農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律に基づき策定するもので、市の計画は、北海道が示す基本方針に沿って作成されるものであります。
別冊資料4で御説明を申し上げてまいります。
まずは、別冊資料4の1ページをお開きください。
第1に、まず、計画の策定に係る基本的な考え方を示し、第2に、農村滞在型余暇活動に資するための機能の整備に関する事項として、整備地区の区域を記載のとおり設定しております。
続いて、2整備地区における農村滞在型余暇活動に資するための機能の整備に関する方針と致しまして、地区の現況等について掲載し、4ページに移りまして、3農用地その他の農業資源の保健機能の増進を図るための農用地等その他の土地の利用に関する事項について、原則、北海道の基本方針に沿って定め、続いて、5ページでは、4農作業体験施設等の整備に関する事項及び5その他の機能の整備に関し、必要な事項について掲載しております。
続いて、別冊資料4の7ページをお開きください。
別表と致しまして、農作業体験施設等の整備計画一覧を掲載しているほか、8ページ以降は、土地利用計画図、施設等の現況図及び施設等の整備計画図を掲載しております。
引き続き、委員会資料6ページにお戻りください。
4パブリックコメントの実施についてでありますが、募集期間は令和5年12月4日から令和6年1月5日までを予定し、配置場所等及び提出方法は記載のとおりでございます。
最後に、5今後の予定でありますが、パブリックコメントの実施を経て、最終案を取りまとめ、2月の本委員会にてパブリックコメントの実施結果を御報告申し上げ、3月に計画を確定したいと考えております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、カの行政財産の用途廃止についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

経済部次長:それでは、行政財産の用途廃止について御報告申し上げます。
資料の7ページをお開きください。
まず、1用途廃止する行政財産でありますが、表に記載のとおり、深川市音江町字吉住209番地の1をはじめとする市営牧野用地で、総面積はおよそ95万3,000平方メートルでございます。
なお、対象地の位置図等につきましては、資料8ページに記載しておりますので、御参照ください。
次に、当該財産の取得から今日までの経過につきまして、昭和56年に発生した江別市内の水害を契機と致しまして、昭和60年度に当該地を取得した後、昭和61年度に市営牧野として開設いたしました。
以降、平成17年度までは使用されてまいりましたが、畜産業におきましては、肉用牛の繁殖方法が、それまでの自然交配から人工授精による繁殖が一般的になっていった流れの中で、市内生産者の放牧飼養のニーズが減少いたしまして、平成18年度からは使用を休止しておりました。
その後、平成21年度から、深川市内の生産者に貸出しをしておりましたが、今年度に入りまして、来年度、令和6年度以降は使用しない旨の申出を受けたところでございます。
続きまして、2処理方針についてでありますが、深川市の生産者の使用予定がなくなってしまったことを受けまして、改めて江別市内の生産者に対し、今後の利用見込み等について照会を致しましたが、利用予定意向が全くないことが確認されましたことから、牧野としての用途を廃止し、普通財産の管理及び処分に関することを所管する総務部に引き継いだ上、江別市公有地利活用基本方針に基づき、売却手続を進めてまいりたいと考えております。
最後に、3今後のスケジュール(予定)につきましては、今月下旬に行政財産の用途を廃止した上で、3月下旬の入札執行に向けて事務手続を進めてまいる予定でございます。
なお、対象となる財産の多くが農地でありますことから、農地法上、取得できる者は、原則として農業者に限定されることとなります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、キの都市と農村の交流センター(体育室)における小中学生使用料の検討についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

経済部次長:それでは、私から都市と農村の交流センター(体育室)における小中学生使用料の検討について御報告いたします。
資料の9ページをお開きください。
本件は、子供たちがスポーツを楽しめる環境を提供し、運動能力の向上、健康増進を図ることを目的に、体育施設使用料の在り方につきまして協議を進めているものであります。
1理由についてでありますが、コロナ禍後の令和4年度市内小・中学生の体力調査の結果によりますと、いずれの年代・性別においても、コロナ禍前、平成30年度の評価点数を下回る結果となっており、子供たちの体力向上を図る必要があるとして、教育委員会から、教育部所管の体育施設に係る使用料金の検討に併せて、経済部所管施設においても同様の検討をするよう、協力要請があったものでございます。
参考として、全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果及び都市と農村の交流センター(体育室)における小中学生個人利用者数の推移を記載しております。
次に、2検討案についてでありますが、(1)料金につきましては、教育部が所管する体育施設に係る使用料金の検討に合わせて、都市と農村の交流センター(体育室)においても小・中学生の個人使用料金を無料にすることを検討しております。
(2)影響額については、無料化をすることで、対象施設の令和4年度実績ベースの小・中学生個人使用料金、約8万3,000円が使用料収入から減るものと想定しております。
(3)今後のスケジュールについては、令和6年第1回市議会定例会に都市と農村の交流センター条例の一部改正に係る議案を提出する予定でございます。施行日は、準備期間を設け、令和6年5月1日を予定しております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:昨日の総務文教常任委員会でも出ていたのですけれども、現状で無料ということは、対象の小・中学生の子たちにはすごくありがたいお話ではあるかと思うのですが、今後、無料となってしまうと、また対象金額を改定することができなかったり、何かの影響で料金を見直しするときに、小・中学生以外のところで極力金額を上げないというふうにするためにも、慎重な判断をしなければいけないと感じているのです。
今回、影響額が8万3,440円と、少ない金額ではあるのですけれども、令和4年度の全体の収入に対して、この8万3,440円という金額はどの程度の影響があるのかと、影響額程度の使い道に関する影響について確認させていただきたいです。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(11:16)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(11:17)

経済部次長:まず、前段の占める割合のお話でございますが、今、確認しましたところ、全体の利用料収入としては、230万円程度、このうちの8万円程度が減る見込みになるということになります。
都市と農村の交流センターの指定管理者とも議論、検討をさせていただきましたが、8万円程度といえども、影響としては、金額、割合的には多くはないですが、全体の運営に対して何かしら支障が出てくるのか、そういった点では支障はないものと考えてございます。
ただ、一方で、影響という意味では、今、混んでいる施設のうちの一つでもありますので、子供たちの無料化を実施することによって、その混み合い具合がどういうふうに影響してくるか、これは注視していかなければならない問題なのかなと考えております。

石川君:もし混んだときの対応策というのは、何か現状でお考えのものはありますか。

経済部次長:現状で、今こうしましょうと結論づけたものはございません。
ただ、議論している中では、例えば、こういう人たちが使う日ですとか、何かしらの申込み、利用者を調整する策を検討しなければならない可能性も出てきます。その辺は、利用の実態を見ながら改善策等を検討していくということで、指定管理者と協議をしているところでございます。

石川君:調整をするとなると、イコール、使えなくなる方も出てくるというふうに、今、答弁を聞いて思ったのですが、その点に関しては問題ないのでしょうか。

経済部次長:考え方によるかと思うのですが、使えなくなる方が出てくるというよりも、より均等に皆さんが使える状況をどういうふうに模索していくか、こういった視点で、仮に影響が大きく出た場合につきましては、何らかの調整等を検討してまいりたいと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(11:20)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(11:22)
3建設部所管事項、(1)報告事項、アの令和5年度工事契約状況(11月2日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:令和5年度の建設部に係る11月2日現在の工事契約状況について御報告いたします。
資料の1ページを御覧ください。
初めに、令和5年度の工事予定額でありますが、土木工事は16億9,326万4,000円、建築工事は13億3,887万7,947円、工事予定額の総額は30億3,214万1,947円となっております。
このうち、11月2日現在の工事契約状況でありますが、土木工事の契約件数が44件、契約金額は16億8,746万4,680円、工事予定額に対する契約率は99.7%、また、建築工事は27件で、13億3,887万7,947円、契約率は100%となっており、全体では、71件、契約金額が30億2,634万2,627円、契約率は99.8%となっております。
なお、それぞれの工事名、契約金額等につきましては、資料の2ページを御参照ください。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの都市公園(屋外体育施設)における小中学生使用料の検討についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

都市建設課長:それでは、報告事項、イの都市公園(屋外体育施設)における小中学生使用料の検討について御報告いたします。
資料の3ページを御覧ください。
本件につきましては、子供が気軽にスポーツに親しめる場を提供することで、子供の運動能力の向上、健康増進を図ることを目的に、屋外体育施設使用料の在り方について、財政当局と協議を進めることについて御報告するものです。
初めに、1理由でありますが、コロナ禍前の平成30年度とコロナ禍後の令和4年度の市内小・中学生の体力調査の結果を比較すると、どの年代、性別においてもコロナ禍前を下回る結果となっていることから、子供の体力・運動能力の向上を図る必要があるため、教育部より、建設部所管の屋外体育施設について協力要請があったところであります。
参考に、全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果と、都市公園(屋外体育施設)における小・中学生個人使用者の推移を表にして記載しております。
なお、個人使用料該当施設は、テニスコートのみとなります。
次に、2検討案でありますが、(1)料金につきましては、テニスコートの小・中学生の個人使用料金を無料にすることを考えております。
(2)影響額については、令和4年度実績で1万8,560円が施設収入から減ることになりますが、減少分は指定管理料として補?することを予定しております。
(3)今後のスケジュールについては、令和6年第1回定例会に江別市都市公園条例の一部改正の議案を提出予定であります。
なお、施行日につきましては、条例改正後、準備期間を設け、令和6年5月1日を予定しております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:今の件は経済部にもお伺いしたのですけれども、利用料金のことについて、ここでも確認させてください。
この検討の影響額について、1万8,560円と、とても少額ではあるのですが、少額とはいえ、やはり無料にすると、元に戻せなかったり、今後、料金改定をしたときにほかの部分で影響が出ないためにも、慎重な判断をしなければいけないと感じております。
ただ、1万8,560円なので、それほど影響はないのかなとは思うのですけれども、この影響額が令和4年度の全体収入に対してどのくらいの影響があるのかと、今までの影響額程度の使い道と、その使い道に関する影響といいますか、もし確認できるものがありましたら教えてください。

都市建設課長:まずは、収入という部分でございますけれども、令和4年度実績でいきますと、利用料金として、全体収入として57万6,882円でございます。そのうち、小・中学生の今回のテニスコートの無料化ということでの影響額としては、1万8,560円でございますので、パーセンテージでいきますと、3%から4%の範囲内というところでございます。
この影響額の部分の利用についてでございますが、当該施設を管理するに当たっては、指定管理者制度で実施しているのですが、窓口等の業務であったり、また、施設の維持修繕等々で、指定管理者で管理していただいておりますので、その金額に収入分としては充てられているものだというふうに捉えております。

石川君:もう一つ確認なのですけれども、今回、個人利用料該当施設はテニスコートのみとなっているのですが、テニスコートのネットというか、消耗する物が恐らくあると思うのです。消耗する物に幾らぐらいかかっているという金額等が分かりましたら教えていただきたいです。

都市建設課長:具体的にネット等の細かい数字というのは、本日は持ち合わせていないのですが、令和4年度の支出の実績と致しまして、施設修繕費等々に充てられる費用ということで37万円ぐらいを見込んでおります。その中にそういった費用も含まれているものと認識しております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの第2次江別市空家等対策計画(案)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

建築指導課長:それでは、(1)報告事項、ウの第2次江別市空家等対策計画(案)について御報告いたします。
資料の4ページをお開き願います。
(1)計画策定の背景と計画期間ですが、平成30年3月に策定した第1次計画が今年度で終了することから、令和10年度までを計画期間とする第2次計画を策定するものであります。
(2)空き家等の現状ですが、国が実施した住宅・土地統計調査では、全国の空き家率の推移は増加傾向にありますが、江別市の場合は、平成25年と平成30年を比較すると減少しており、また、空き家種別では、賃貸または売却用の住宅の占める割合が全国と比較して高い傾向を示す結果となっております。
(3)空き家等の所有者意向調査でありますが、第2次計画の策定に当たり、空き家等の実態把握や課題整理、施策検討の基礎資料とすることを目的として、既にデータベース上で空き家等として把握している建物や、水道が閉栓されている建物などを所有・管理されている方、309件に対して調査票を配付し、143件から回答を頂いております。
(4)市内の空き家数ですが、所有者意向調査の結果やデータベース、水道閉栓情報等から算出いたしまして、250棟を市内の空き家数としております。
資料の5ページをお開き願います。
(5)空き家等に関する課題でありますが、第1次計画におけるこれまでの取組の結果等を踏まえ、第2次計画においては、第1次計画に肉づけする形で、適正管理の周知・啓発、適切に管理されていない空き家等への対応と特定空家等の除却支援、利活用への支援・空き家等の流通促進の3つを課題として設定し、その解消につながる取組を実施することとしております。
(6)空き家等対策に係る基本的な方針、具体的対応策では、3つの基本方針と11の施策を掲げております。
基本方針1発生抑制・適正管理の推進では、空き家等の未然防止、所有者等への管理意識の醸成を図るため、(1)効果的な情報発信、相談体制の充実、(2)空き家化の予防、(3)空き家等のデータベースの充実を掲げております。
基本方針2適切に管理されていない空き家等への対応では、所有者等が必要な措置を講ずるよう促すため、(1)定期的な現地調査による適切に管理されていない空き家等の実態把握、(2)特定空き家等及び管理不全空き家等への措置、(3)特定空家等への除却支援、(4)緊急時の迅速かつ適切な対応、(5)所有者不在空き家等への対応を掲げております。
基本方針3利活用・流通の推進では、空き家等の流通促進が図られるよう、効果的な施策の検討に向け、(1)空き家等及び跡地の利活用に対する支援、(2)需要と供給のマッチングの推進、(3)多様な主体による利活用策の推進を掲げております。
(7)計画の進捗管理では、成果指標としまして、1空き家等の所有者等からの管理や利活用に関する相談件数を5年間で150件、2適切に管理されていない空き家等の解消件数を5年間で100棟としております。
(8)今後の予定につきましては、12月8日から1月9日までパブリックコメントを実施し、お寄せいただきました御意見などを踏まえまして、江別市空家等対策協議会での協議を経て、来年2月に本委員会へ実施結果等を御報告させていただき、3月に計画策定・公表を予定しております。
なお、第2次江別市空家等対策計画(案)を別冊で配付しておりますので、御参照願います。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:別冊資料のところで少し確認させてください。
26ページの計画の進捗管理の(3)成果指標の空き家等の所有者等からの管理や利活用に関する相談件数ですが、令和4年度の相談件数が24件と、2)適切に管理されていない空き家等の対象件数で、平成30年度から令和4年度の累計が94棟と書かれているのですけれども、これに対する内容を、分かる範囲で結構ですので、確認させてください。

建築指導課長:まず、成果指標の一つに挙げております所有者からの相談件数につきましては、今、空き家を所有しているけれども、適切に管理するためにはどういう業者がありますかとか、親の相続の関係で、相談先はどこかございますかといったような相談がある中で、札幌司法書士会と連携協定を結んでいる中で、そういう適切な窓口の御紹介をしたりというような対応を進めているところです。
また、2)適切に管理されていない空き家の解消件数につきましては、年に1回、市内の管理不全の空き家の定期パトロールを実施しておりまして、その結果を踏まえて、前年度管理不全だった空き家が、我々の文書なり口頭での注意、管理意識の醸成という文書の中で対応していただいた解消件数が、この5年間で94棟ということで、解消されている実数を記載している状況です。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

石川君:もう一つ、資料5ページの(5)空き家等に関する課題の中に、新たに生じている問題もあることからという文面があるのですが、これは具体的にどういう問題が出ているのか、もし分かりましたらお聞かせください。

建築指導課長:第1次計画を作成するときは、特に空き家対策をこれから進めるというところで、空き家対策の基本的な方向性というものを定めて、この5年間で管理不全な空き家についての解消を試みたという中で、やはり一定の利活用という部分では、江別不動産業協会と連携協定を結ぶ中でも、流通が進むような施策というのが少し時間がかかるというところがございました。そういった部分は、これから江別不動産業協会と連携協定を結んでいる中で、いろいろな会合に出席して情報共有をさせていただきながら、御相談させていただいて、利活用の推進を図っていく必要があるというふうに考えているところが大きな課題の一つと捉えています。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの令和5年度除排雪事業計画についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

雪対策課長:私から、令和5年度の除排雪事業計画の概要について御報告いたします。
資料の6ページをお開きください。
まず初めに、1計画概要でありますが、この表は除排雪事業に係る最近5か年の実績と、本年度の計画概要を示したものであります。
まず、表の一番上、除雪でありますが、生活道路は延長486キロメートル、幹線道路は延長110キロメートルにおいて実施いたします。
なお、対象路線につきましては、資料7ページの除排雪路線図に表示しておりますので、併せて御覧ください。
その下の歩道除雪でありますが、通勤通学に利用される路線など、延長176キロメートルにおいて実施いたします。
次に、排雪作業でありますが、除排雪路線図に緑色で表示されている幹線道路やバス路線など、延長123キロメートルにおいて実施いたします。
排雪作業につきましては、雪堆積場への運搬路やバス路線等を優先して実施するほか、引き続き、3番通りや2番通りなどの主要幹線道路の早期排雪や、幹線道路の交差点における円滑な右左折や、見通しを確保するための排雪について重点的に実施いたします。
その下の人道橋等除雪及び融雪剤散布でありますが、JR跨線人道橋などの除雪のほか、主要交差点や急勾配箇所に、スリップ防止のための融雪剤散布を実施いたします。
その下の農村地区除雪につきましては、延長192キロメートルにおいて実施し、その下の雪堆積場につきましては、除排雪路線図に黒丸で表示した9か所に開設する予定であり、このうち、一般に開放する雪堆積場は、図に記載の4か所となっております。
続きまして、出動回数と排雪量でありますが、過去の実績等を踏まえた計画数量としております。
次に、自治会排雪でありますが、前年度実績と同じ105自治会の実施を見込んでおります。
なお、これらの除排雪に係る委託業務につきましては、10月に契約を完了しております。
続きまして、2令和5年度の取組についてでありますが、市では、昨年度、令和3年度の大雪に関する検証を実施し、通行の確保を優先する路線の明確化や早期排雪の実施、朝方降雪への対応などによる除排雪体制強化のほか、LINEによる除排雪情報などのプッシュ型通知による情報発信強化に取り組みました。
令和5年度におきましては、これらの取組を継続して実施するとともに、令和4年度の道路状況やバス事業者からの聞き取り実績を踏まえ、元江別地区のバス路線1路線を通行の確保を優先する路線として新たに追加する見直しを実施いたしました。
また、デジタル技術の活用による進捗状況の把握や、業務効率化に向けた検討や、インターネット通信環境がない方々への情報発信の手段として、地デジ広報による緊急時の情報発信の実施など、さらなる除排雪体制の強化に取り組んでまいります。
本年度におきましても、引き続き除雪センターと連携して、市民の皆様のお問合せに対応するとともに、国道、道道の道路管理者とも連携を取りながら、安全で快適な冬の暮らしに向け、適切な除排雪に努めてまいります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:私から、資料6ページの2令和5年度の取組みの中の、地デジのデータ放送に関して確認させてください。
緊急時の情報発信とあるのですけれども、LINEでは除雪の情報ですとかリアルタイムに出てきているのですが、地デジによる緊急情報発信というのは具体的にどのようなことを想定しているのか、もし今現在分かりましたら教えてください。

雪対策課長:地デジ広報による緊急時の情報発信でありますが、現時点では、暴風雪などの緊急時における通行止めの情報ですとか、不要不急の外出自粛要請といったものの発信を考えております。

石川君:この地デジの発信の部分で、もちろん通勤する前に結構見ている方もいらっしゃると思いますし、日中の時間帯等は、なかなかスマートフォンとかを使えない高齢の方がテレビを見て情報を入手するというふうに捉えるのです。幹線道路とか生活道路に関してはもちろんなのですが、自治体の排雪という部分に切り替わっていくと、そういった部分でのお問合せが除雪センターで多いというふうに確認がされているのですけれども、自治体の排雪状況というものに関して、今現在、情報発信していくというお考えというのはないのでしょうか。

雪対策課長:自治会排雪の情報発信につきましては、現在、事業者、江別環境整備事業協同組合のホームページにおいて、予定と実績については公表しております。
今回の地デジ広報につきましては、公表できる項目が5件、文字数に関しては180文字以内ということで、発表できる内容に限りがありますことから、地デジ広報だけで全ての情報を発信していくのはなかなか難しいものと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

本間君:いよいよこのシーズンがやってきましたけれども、この雪対策課の課長に上田課長が異動されてこられて、すごく力が入っていると。万全の体制をもってシーズンを迎える、こんな話を聞いておりますので、せっかくの機会ですからお伺いします。除排雪計画の全体としては、令和4年度の実績とほぼ横ばいというか同じです。
これはそれでいいのですが、分かっていて聞きますけれども、江別環境整備事業協同組合に入っている、いわゆる除雪に携わる業者、また、除雪作業に従事される方々というのは、やはり年々少なくなってきているのだろうと思っています。改めてその辺りの認識からお伺いします。

雪対策課長:除雪事業に従事するオペレーターの方々というのは、おっしゃるように、年々高齢化、人手不足というのは全道的な課題であると認識しております。

本間君:これは分かっていて聞いていますけれども、そうなのです。
そういった中で、ここは今言ったように、令和4年度の実績と横ばい、令和3年度を見ても、実績としては、さほど大きく上下に数字が振れたりということがないので、そうすると、今お話がありましたとおり、年々、生活道路、幹線道路、歩道だとか、やらなければならない計画の距離だとか、回数はほとんど変わらないはずですから、その中で、今言ったような形になっています。私もいろいろと聞くと、業者たちも特にオペレーター不足ということで苦労されて、去年より何台足りないですとか、そんな話をちらほらと聞くものですから、果たして、この中でどういった工夫をするか、工夫をしなければならないと思うのです。
その辺り、シーズンを迎える前に雪対策課長が随分と準備されているようですけれども、効率化といいますか、年々従事される方々が少なくなっても大丈夫なように、同じようにできるように効率化を図っているというふうに聞いていますが、その辺りの御説明をお願いします。

雪対策課長:人手不足への対応ですが、現状で事業者からは、急激に人が足りないという課題についてはお聞きしておりません。
ただ、委員がおっしゃるように、将来的な人手不足というのは大きな課題であると認識しておりますので、資料の2の下から2つ目でも書いておりますが、今後はデジタル技術を活用した業務効率化を将来的な課題の解決に向けて取り組んでいきたいと考えておりますとともに、人手不足対策として、行政としても何かしらの支援ができないかということについては、今後検討していきたいと考えております。

本間君:他の自治体では、除雪車にGPSをつけて、より効率的な除排雪をやられているようです。その辺も当然検討されていると思いますけれども、ひとつよろしくお願いします。
その上で、歩道除雪についてお伺いをします。
今回、いわゆる通学路については、この176キロメートルに入っていますか、入っていませんか。

雪対策課長:176キロメートルに全てが入っているかと言いますと、申し訳ございませんが、今、手元に資料がないのですけれども、通学路であっても、道路の幅員等で片側しか除雪ができないという歩道も多々あります。そういった意味では、通学路の両側の歩道が確保できているかというと、そこまではできていない現状があると思います。

本間君:確認しますけれども、いわゆる小型のロータリーで通学路を空ける作業に今日は入る、入らないは、どういった指揮系統で決めることになっていますか。

雪対策課長:通学路に限らず、歩道ないし車道の除雪につきましては、江別除雪センターで降雪状況を確認した上、市の当番、担当者と情報共有を図った上で、市が出動について承認をするという形を取っております。

本間君:そうすると、通学路の除雪については、教育部もしくはその地区の学校長の考え方は影響していないと。あくまでも市の建設部を中心として、江別環境整備事業協同組合なり江別除雪センターのほうで判断をする、こういうことでよろしいですか。

雪対策課長:出動に関する判断は建設部となるのですけれども、庁内検討会議の中で、学校周辺の一部の通学路とか、どうしても朝方降雪というものは全て対応できない場合においても、学校周辺のこういったところについては対応していこうということで、箇所については、情報をお聞きしながら一緒にやっている状況でございます。

本間君:一緒にやられているということで、そこの部分についてですけれども、以前にもお話ししたかもしれませんが、この前、私は自治会の役員として、江別環境整備事業協同組合の方々と、業者と、毎年やっているシーズン前の意見交換会に参加しました。
その中でもお話ししましたし、過去の委員会でも質疑していると思うのですけれども、いわゆる歩道を除雪する業者と、その地域の生活道路を除雪する業者は違うわけです。
それで、何が起こったかは、前にもお話ししましたが、改めて言うと、先に歩道の小型ロータリーが入りました。その後に、生活道路のドーザーが入った。そのときの雪の量だったり、歩道に積まれている雪の量の状況にもよるけれども、それが結局押されて、歩道をまた潰してしまって、子供たちが雪山をかいていったり、迂回して道路を歩いている。近所の人たちがこれは危ないと言って、慌てて歩道を空けたというケースがありました。
これは本当に難しいのですけれども、例えば、今日は通学路の歩道の除雪が入ると分かった段階で、地元の業者に対して、今日は歩道が入る、もしくは、もう入ったからという連絡は、業者から言わせると、今はないらしいのです。
歩道の除雪が終わっているということが分かれば、ある一定以上のスピードでドーザーは持っていかなければならないかもしれないけれども、少しスピードを落としたり、羽根を少し変えてみたりということもできるのかなと。ただ、いかんせん、業者には、入ったか、入っていないかは何も連絡がないのですと。この前、こんなことを話し合いました。
この連携は、非常に難しいと思うのですが、現状はどう考えているのか。無理にああしてくれ、こうしてくれということを言うつもりはないですけれども、この件について、現状はどう考えているのか、お答えをお願いします。

雪対策課長:委員がおっしゃられた話は、我々も除排雪三者懇談会等の中で、自治会からお聞きをしているところがございます。
おっしゃられるように、午前7時ぐらいまでをめどに、市内全路線の歩道、車道の除雪をするということで、業者のほうでは、できるだけ効率的、かつ効果的な除雪の順路でありますとか、やり方をしているところではあります。ただ、現状として、除雪をしたのに歩道が埋まっていて子供が車道を歩くという現状は非常に危険でありますし、望ましい状況ではありませんので、今年度実施をしていく中で、そういった状況が見受けられる箇所については、できることと、できないことがあるかとは思うのですけれども、ある程度、場所や区間が限られるのであれば、そういったことが起きているので、今後はそういうときにはこういう配慮をしていこうというところを、市と江別環境整備事業協同組合と業者が情報を共有しながら、可能な対応について検討していきたいなと考えております。

本間君:今のお話だと、また同じことがあったら対応を考えるというような話に聞こえるのですけれども、今、私が言っているのは、そうならないように何か方法はないのですかということです。

土木事務所長:今の質疑なのですけれども、先ほどの自治会等の除排雪三者懇談会の中でも、そういうお話がありました。
まず、除雪に出るときは、車道も歩道も一斉に除雪に出ることが多いです。ただ、今言われている歩道が先に入って、その後に車道の除雪が入るといった場合に、歩道に雪が入ったときが確かにあったというふうに聞いております。
その対策としては、まず歩道が入った後に車道が入るのであれば、車道の除雪のときにスピードを上げると、どうしても車道の除雪の雪が歩道に入ってしまいますので、スピードを極力ゆっくり行きながら、歩道に入らないような対策というようなことを考えております。それも業者には周知しておりますので、今後はそういったことを徹底していきたいと思っております。

本間君:雪対策課長、土木事務所長から答弁を頂きましたので理解します。
ただ、これは難しいらしいです。業者から言わせると、スピードを落とせば、今度は路面の整正がなかなか難しいと言っていましたから、なかなか難しいとは思います。これといった解決策がないかもしれませんが、土木事務所長が言われたように、そういう情報が伝われば、また少しは変わるのかなと思っていますので、引き続き大変な時期が来ますけれども、雪対策課長のことなので大丈夫だと思っていますから、今シーズンもひとつよろしくお願いいたします。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第4回定例会予定案件、アの契約締結の議決変更(江別太南大通り整備工事請負契約)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

都市建設課長:第4回定例会に提案を予定しております契約締結の議決変更について御説明いたします。
資料の8ページをお開き願います。
本件は、令和5年6月2日に議決を頂いた江別太南大通り整備工事請負契約の締結について、契約金額の変更をするため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
初めに、1原契約内容でありますが、(1)工事名は、江別太南大通り整備工事、(2)施工場所は、江別市江別太地内、(3)請負人は、協和八光・のっぽろ実業・山崎特定建設工事共同企業体であり、(4)請負代金額は、2億7,940万円となっており、(5)工事期間は、議会の議決のあった令和5年6月2日から令和6年2月29日までとなっております。
次に、2変更内容でございますが、(1)変更の理由は、概数で発注する工事数量の確定等による請負代金額の変更となります。
主な内容と致しましては、本工事の主要工種である盛土工の材料には、購入土とほかの工事からの流用土を利用する計画としており、それぞれ記載する数量に変更しております。
(2)変更後の請負代金額については、673万2,000円を減額し、請負代金2億7,266万8,000円に変更するものです。
最後に、3変更仮契約については、去る10月27日に行っております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの空家等対策協議会条例の一部改正についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

建築指導課長:それでは、第4回定例会に提案を予定しております空家等対策協議会条例の一部改正について御説明いたします。
資料の9ページ目をお開き願います。
1改正理由でありますが、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部が改正され、引用条項の条ずれが生じたことから、条例の一部を改正するものであります。
2改正内容でありますが、江別市空家等対策協議会の設置及び所掌事務の規定における引用条項を整備するものであります。
3施行期日については、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律の施行の日または本条例の公布の日のいずれか遅い日とするものであります。
なお、改正内容の詳細は、資料10ページに新旧対照表を添付しておりますので、御参照願います。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(12:00)

※ 休憩中に、第4回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(12:01)
次に、4第4回定例会の委員長報告の有無については、先進地行政調査結果について報告することと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、案文については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、5その他についてですが、私から皆様にお諮りいたします。
建設部が実施している新栄団地建替事業において、最後の棟となるF棟が10月末に完成し、12月中旬から入居が始まる予定となっております。
そこで、当委員会で新栄団地F棟の現地調査を行いたいと考えますが、委員の皆様、いかがでしょうか。(異議なし)
それでは、所管施設の現地調査として、完成した新栄団地F棟の調査を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
日程につきましては、事務局を通して所管する部局と事前に調整を致しました結果、12月4日月曜日午前10時から実施いたしたいと思いますが、委員の皆様、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
そのほか、各委員から、何かございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(12:03)