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平成17年第3回江別市議会会議録(第4号)平成17年10月4日 2ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

 6 議事次第

開議宣告

議長(岡村繁美君)

 これより平成17年第3回江別市議会定例会第22日目の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は28名で定足数に達しております。

議事日程

議長(岡村繁美君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長(岡村繁美君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、尾田議員、塚本議員を指名いたします。

諸般の報告

議長(岡村繁美君)

 日程第2 諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(斎藤嘉孝君)

 ご報告申し上げます。
 本日までに市長提出案件6件、議会提出案件3件をそれぞれ受理いたしております。
 以上でございます。

認定第4号ないし認定第8号

議長(岡村繁美君)

 日程第3ないし第7 認定第4号 平成16年度江別市一般会計歳入歳出決算を認定に付することについて、認定第5号 平成16年度江別市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を認定に付することについて、認定第6号 平成16年度江別市老人保健特別会計歳入歳出決算を認定に付することについて、認定第7号 平成16年度江別市介護保険特別会計歳入歳出決算を認定に付することについて及び認定第8号 平成16年度江別市基本財産基金運用特別会計歳入歳出決算を認定に付することについて、以上5件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

助役(中川正志君)

 ただいま上程になりました平成16年度江別市一般会計歳入歳出決算ほか4特別会計歳入歳出決算を認定に付するに当たりまして、各会計決算説明書に従いまして一括してご説明申し上げます。
 説明書の2ページをお開きいただきたいと存じます。
 予算執行結果の概要でありますが、10か年にわたる第5次江別市総合計画のスタート年次に当たり、本計画をベースとして創造、うるおい、安全をまちづくりの基軸とし、市民と行政の協働を都市経営の基本として位置付けいたしました。
 さらに、行政評価、事務事業評価を実施することにより、第5次総合計画と予算の連動性を確保しながら、資源の有効配分の観点から一般財源の枠設定による概算要求方式を取り入れた予算編成とし、経費の効率的執行と財政の健全性確保等に留意しつつ、各種施策を実施してまいりました。
 このような方針を基本に運営してまいりました各会計の予算執行状況について、順次ご説明申し上げます。
 まず、一般会計でありますが、予算総額411億1,817万5,000円に対します決算額は、歳入では409億9,991万3,000円、歳出では406億9,077万8,000円となりました。その結果、歳入歳出差引の形式収支では3億913万5,000円の黒字となり、翌年度に繰り越すべき財源がなかったため実質収支も同額の黒字となったものであります。
 続きまして、歳入歳出決算額の主な内容につきまして、その概要をご説明申し上げます。
 初めに、歳入でありますが、歳入の根幹をなします市税は111億3,223万4,000円で、前年度と比較して0.6%の減少となり、もう一方の柱であります地方交付税も105億4,463万3,000円で2.2%の減少となりました。
 また、臨時収入の市債は、平成7年度、平成8年度発行の減税補てん債の借換えがあったことにより、前年度比3%増の44億840万円となりました。
 次に、財源を自主及び依存の別で見てみますと、財政の安定性・健全性の保持に不可欠な自主財源は181億6,372万3,000円で、基本財産基金運用特別会計からの繰入れの減などにより、前年度と比較し4.2%減少し、歳入全体に占める割合では44.3%となり、前年度に引き続き歳入の50%を上回る部分を依存財源に頼る結果となっております。
 続きまして、歳出の状況でありますが、性質別に見てまいりますと、人件費、扶助費及び公債費の義務的経費は210億5,910万1,000円で、減税補てん債の借換えによる公債費の増により、前年度比12.8%の増加、補助事業、単独事業及び災害復旧事業からなる投資的経費は23億8,445万円で、ごみ処理施設建設事業の終了や教職員住宅購入費繰上償還の減少により、前年度比52.8%の減少となりました。
 なお、投資的経費の主な事業といたしましては、市民会館空調設備の改修、あけぼのパークゴルフ場の整備、花き栽培技術指導センターの改修を行ったほか、農業生産基盤、道路、橋りょう、公園等の整備を実施するなど、住み良い地域社会を形成するために計画的な社会資本の充実に努めてまいりました。
 次に、地方債の状況でありますが、平成16年度末における地方債現在高は464億1,470万6,000円で、前年度比3.7%の減少となっております。これまで続いた市債残高の増加傾向は、平成16年度より減少に転じており、今後におきましても市債の活用につきましては発行の抑制を基本として、事業の重要度や緊急度に一層の配慮を行うとともに、後年次の償還額の推移を見極めつつ、財政措置の有利なメニューを極力選択するなど、将来的な財政運営を勘案し、慎重かつ計画的な発行に努めてまいります。
 以上が、一般会計に係る歳入歳出の概要であります。
 続きまして、国民健康保険特別会計でありますが、説明書の12ページをお開きいただきたいと存じます。
 本会計の予算総額99億6万7,000円に対します決算額は、歳入が95億7,397万8,000円、歳出が95億7,840万5,000円となりました。その結果、形式収支では442万7,000円の収支不足となり、翌年度の歳入を繰上充用することになりました。これは、歳入面では国保税の収納率は向上しているものの、景気の低迷などにより課税所得が伸び悩んでいること、また、歳出面では、医療費総体が増加したことなどによるものであります。
 次に、歳入歳出決算額の主な内容についてでありますが、まず歳入につきましては、保険税が被保険者の増加に伴い前年度比3.2%増の29億4,908万6,000円、国庫支出金も保険給付費等の増加に伴い前年度比0.9%増の30億8,574万6,000円となりました。療養給付費等交付金は退職被保険者等の医療費に対して支払基金から交付されるもので、退職者に係る給付費が伸びた結果、前年度比18.1%増の23億1,124万7,000円となりました。また、繰入金は一般会計から9億7,017万7,000円を繰り入れ、前年度比0.4%の増加となっております。
 次に、歳出の状況でありますが、保険給付費は被保険者数の増加により、前年度比10.5%増の63億4,793万4,000円となり、老人保健拠出金は平成14年10月の制度改正による保険者負担割合の段階的引下げ及び老人医療の受給対象年齢の引上げに伴い、前年度比10.6%減の24億3,159万1,000円となりました。また、介護納付金は前年度比21.2%増の4億3,835万円となり、共同事業拠出金は前年度比10%増の1億8,584万2,000円となっております。
 以上が国民健康保険特別会計決算の概要でありますが、今後とも安定化計画の推進に取り組み、医療費の適正化を図り、健全な国保事業の運営に努力してまいります。
 続きまして、老人保健特別会計でありますが、説明書の16ページをお開きいただきたいと存じます。
 本会計の予算総額114億8,139万4,000円に対します決算額は、歳入が113億1,082万円、歳出が114億7,730万6,000円となりました。その結果、形式収支では1億6,648万6,000円の収支不足となり、翌年度の歳入を繰上充用することになりました。これは、国庫及び道支出金並びに支払基金交付金の概算交付額が所要額に満たなかったためであります。
 また、医療費の動向は平成14年10月に実施された医療制度改正の影響により、受診件数は前年度を下回ったものの、1人当たり診療費は前年度比4.7%の増加になったことなどにより、医療費総額は0.6%の増加となっております。
 なお、今後ともレセプト点検や求償事務を強化し、医療費適正化対策に取り組むとともに、保健事業の推進により疾病予防に努力を重ねてまいります。
 続きまして、介護保険特別会計でありますが、説明書の19ページをお開きいただきたいと存じます。
 本会計の予算総額は、51億2,949万3,000円に対します決算額は、歳入が50億6,540万2,000円、歳出が50億201万7,000円となりました。その結果、形式収支では6,338万5,000円の黒字となり、翌年度に繰り越すことといたしました。
 次に、歳入歳出決算額の主な内容についてでありますが、まず、歳入につきましては、介護保険料が9億5,064万9,000円で2.3%、国庫支出金は12億903万6,000円で2.2%、道支出金は6億1,193万2,000円で5.6%、支払基金交付金は15億6,401万9,000円で6.7%と、保険給付費の伸びなどに伴っていずれも前年度より増加となっております。また、繰入金は一般会計からの繰入金6億7,109万3,000円で、前年度比7.7%の増加となっております。
 次に、歳出の状況でありますが、歳出総額の構成比で96.8%を占めます保険給付費は48億4,314万3,000円で、前年度比5.8%の増加となり、総務費は電算経費などの減少により、前年度比15.3%減の6,549万6,000円となり、保険給付費が計画を上回った場合の支出に備えた財政安定化基金拠出金は前年度とほぼ同額の520万3,000円となっております。また、平成15年度から17年度までの中期財政運営期間中の安定的な財政運営を図るための介護保険給付費準備基金積立金は、前年度比38.7%増の7,992万7,000円となっております。
 以上が介護保険特別会計決算の概要でありますが、介護保険事業計画に基づき今後も健全な運営に努めるとともに、社会保険としての目的に沿って被保険者の信頼を高めるよう努力を重ねてまいります。
 続きまして、基本財産基金運用特別会計でありますが、説明書の22ページをお開きいただきたいと存じます。
 本会計の予算総額2億6,396万円に対します決算額は、歳入が2億6,395万9,000円、歳出が2億6,361万1,000円となりました。その結果、形式収支では34万8,000円の黒字となっております。
 なお、歳入の主なものは、財産収入と一般会計及び基本財産基金からの繰入金で、歳出の主なものは土地改良事業償還負担金の繰上償還のための一般会計繰出金及び一般会計からの償還金等の基本財産基金繰出金であります。
 以上で、平成16年度の各会計決算の概要についてご説明申し上げました。それぞれの事業とも、予算計上事業につきましてはほぼ執行し、それぞれ所期の目的を達成できたものと考えております。
 なお、今後の行政運営に当たりましては、三位一体改革をはじめとする経済・財政構造改革や長引く不況などによる長期的な歳入不足の中にあって、第5次江別市総合計画のスタートを切ったところでありますことから、市民と行政の協働を基調としながら自主・自立のまちづくりを進めるために行財政運営への改革を着実に行い、さらには市税等の自主財源の確保に努めることにより、総合的・計画的な行政の推進に努力をしてまいる所存であります。
 なお、決算の詳細につきましては、それぞれの決算のほか、歳入歳出決算事項別明細書など関係書類及び決算審査意見書等を添付しておりますので、これらをご参照の上、ご審議、ご認定くださいますようお願い申し上げます。

議長(岡村繁美君)

 これより認定第4号ないし認定第8号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 上程中の認定第4号ほか4件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 なお、閉会中継続審査といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

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