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平成17年第3回江別市議会会議録(第2号)平成17年9月21日 2ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

 6  議事次第

開議宣告

議長(岡村繁美君)

 これより平成17年第3回江別市議会定例会第9日目の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は28名で定足数に達しております。

議事日程

議長(岡村繁美君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長(岡村繁美君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、伊藤議員、鈴木議員を指名いたします。

一般質問

議長(岡村繁美君)

 日程第2 一般質問を順次行います。
 堀内城議員の市長の姿勢についてほか2件についての質問を許します。通告時間25分。

堀内城君

 本定例会の一般質問の今日はトップバッターということで、大変緊張しておりますが、どうぞよろしくお願いしたいと思います。順次、議長からお許しをいただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。
 第1点は、市長の姿勢について、3期目の折り返し点を過ぎてについてでございますが、小泉内閣の改革なくして成長なし、官から民へ、国から地方への下に進められている構造改革の真っただ中で、小川市長は市民協働による自立したふるさと江別の創造に向けてを唱え、第3期目をスタートいたしました。
 平成16年度には、21世紀初頭の江別市のまちづくりの指針として、人が輝く共生のまちを将来都市像とする第5次江別市総合計画をスタートさせたところでございます。この間、実現に向け、市民、NPO、事業者、行政が一体となってまちづくりの担い手となるべく、施策の展開を図っているものと思考するところであります。
 私としては、地方自治体を取り巻く厳しい環境の中で、行政評価など新たな行政手法を取り入れる一方で、市民との協働意識を高めるなど、より確かに市行政を担っているものと受け止めているものであります。
 本年度は、任期の折り返し点を過ぎ、市長にとっても任期内では最後の実質的な予算編成ということになります。小川市長は、この間の市行政を担うに当たり、市民の皆さんに教育、環境、健康を重点課題として、まちづくりに係る数々の約束をしているところであります。今、折り返し点を過ぎたときに、これらについて市長自らが、いかに検証、どのように評価しているのか、また、その下に、今後いかに行政を推し進めようとしているのか、市長の率直なお考えをお伺いいたしたいと思います。
 2番目に、生活環境についてでありますが、安全・安心な地域づくりについてを提案いたします。
 安全・安心な地域づくりについて、交通事故や軽犯罪等の防止の観点から、市長の基本的な考え方などを何点かお伺いいたします。
 近年、道路の整備や通信網の発展により、市民の行動範囲が広まり、また、家族構成やライフスタイルの変化、価値観の多様化などから、地域住民同士の共同活動や連帯意識が薄れていると言われているところでございます。新聞やテレビ、マスコミ等により、連日のように交通事故や振り込め詐欺、車上荒らしや空き巣ねらいなどの社会的な犯罪が多発し、真に憂慮すべき事態にあると存じます。
 刑法犯が増える一方で、警察当局では、日夜努力しているにもかかわらず、検挙率が低下していると言われております。つまり、増大する犯罪に対応が追い付かないという状況にあります。
 こうした中で、今、警察の検挙を中心とした対策だけではなく、予防を注視し、地域住民と連携しながら、広く安全なまちづくりを目指そうという試みが増えているところであります。すなわち、安全な暮らしへの不安が高まる中で、住民、行政、警察等が連帯して、地域での予防が重要であるとの考え方の下で、いろんな活動が増えているところであります。
 昨年からスタートした第5次総合計画の中に、政策として、安全で快適な都市生活の充実を掲げ、その推進施策として、安全な暮らしの確保を設け、市民の安全意識を高めることで事前に事故や犯罪等を防ぎ、安全な暮らしを確保していこうといたしているわけであります。これを受けて、行政、関係機関、団体、地域等でこれらの減少に向けて、いろんな取り組みをなされていることは承知いたしており、敬意を表するところであります。
 他の地域でも行っておりますが、私の住んでいる文京台地区では、ボランティアとして自治会や学生、PTAなどと連携して、今、夜間パトロールを行っており、その結果、地域の結束力が高まり、犯罪が減少しているだけでなく、他の地域活動に対しても波及し、効果が生じているところであります。
 しかし、全市的に見て一向に減少していないのは、私としては、一部の地域や団体等の活動だけでは解決しないのではないかと考えております。すなわち、こうした情報等が全市的に共有していないところにあり、また、市民意識の中で深刻に受け止められていないことが大きな要因の一つかと思っているところであります。
 そこで、何点か質問をいたします。
 1点目は、最近の市内で発生している交通事故や犯罪の傾向、不審者の出没状況と、これらの防止策について、具体的な施策や活動内容等についてお伺いいたしたいと思います。
 2点目は、警察署の機関や交通安全協会、防犯協会などの団体等も、絶滅に向けて努力しているわけでありますが、そのことを市民に伝え、協力を求めて、自分の生命、財産は自分で守るという意識を持たせることが大切であると考えるが、どのように市民意識を高め、PRしていかれるのか、お伺いいたしたいと思います。
 最後に3点目として、交通安全や防犯に取り組む地域や団体等に対し、どのような支援を考えているのか、お伺いいたします。
 いずれにしましても、防犯に強い地域をつくることが、ひいては福祉や環境などの課題をも改善し、結果として、住民が真に快適にして潤いのある、安全で安心して暮らすことのできる地域社会が実現されていくものと確信しているところであります。すなわち、安全なまちづくりの施策は、すべての施策の前提となる大きなテーマであると考えますので、市長の基本的な考え方をお示し願いたいと存じます。
 最後に、建設行政のアスベスト対策についてであります。
 アスベストによる健康被害問題は、6月末、機械メーカークボタの工場で退職者や出入り業者、従業員79人が、アスベストが原因と見られる中皮しゅなどで死亡したのが分かり、表面化したものであります。その後、連日のごとく報道され、より一層深刻な状況になっておるわけであります。中皮しゅで死亡した人は、2003年までの5年間で3,817人に上り、うち道内では233人だったことが、労働者団体の全国労働安全衛生センター連絡会議の調査で判明しているところであります。
 アスベスト問題については、昭和63年度においても問題になり、市として対策連絡会議を設置し、公共施設の吹き付けアスベストの使用状況を調査しているものでございます。当時の調査対象施設は30施設で、うち20施設に吹き付け材が露出施工されていたが、これらを分析した結果、8施設の吹き付け材にアスベスト含有していることが判明、優先度や危険度などを考慮しながら、昨年までにすべて対応を終えたとのことですが、その結果について明らかにしていただきたいと思います。
 また、市の調査は、市有施設である保育園、小中学校、地区センター、老人福祉施設、図書館、公民館、その他公共施設としており、既に調査を開始しているとのことでありますが、その調査の結果についても報告されたいと思うところであります。
 さらに、民間建築物における吹き付けアスベストに関する調査については、どうなっているのか。民間建築物のうち、室内又は屋外に露出している吹き付けアスベスト、その他アスベストを含有する吹き付け材の使用状況及び改善状況について把握するため、木造以外の建築物についても実態調査するよう、国土交通省より要請がなされているわけであります。江別市で該当する物件は、建物の所有者、管理者の数では204件、また、建物の棟数では366棟となっているようですが、これらの対象物についての状況の把握、調査について、どのようになっているのか、お尋ねいたします。
 特に、私立の幼稚園、私立各種学校、私立大学等のほか、20床以上の民間病院、さらには介護老人保健施設、デイサービスセンターなどが対象外となっていると聞きますが、市としてどのように対応を考えているのか。多くの市民が利用している私立の各施設の調査結果を、一刻も早く、市として対象建築物を把握いたしまして、利用者に対して知らせることが急務であり、その対策についてどうなっているのか、お伺いをいたす次第であります。
 以上、1回目の質問を終わりたいと思います。

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